JPH081655A - コンクリート等の切断装置におけるブレードカバー - Google Patents
コンクリート等の切断装置におけるブレードカバーInfo
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- JPH081655A JPH081655A JP16588694A JP16588694A JPH081655A JP H081655 A JPH081655 A JP H081655A JP 16588694 A JP16588694 A JP 16588694A JP 16588694 A JP16588694 A JP 16588694A JP H081655 A JPH081655 A JP H081655A
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Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を減少して重量の低減を図り、軸逃
げ部と回転軸との間に生ずる隙間の存在に伴うバキュー
ム装置の吸引力の低下を防止するコンクリート等の切断
装置におけるブレードカバーを提供する。 【構成】 本発明のブレードカバー2は、下部フレーム
20と、この下部フレーム20の上方に設けられるカバ
ー本体25とを一体に構成し、更にこれら下部フレーム
20及びカバー本体25の本体フレーム10側の一部に
ブレードBの回転軸12との干渉を回避し、ブレードB
とブレードカバー2との相対位置の変化を許容する軸逃
げ部24、29が形成されていることを特徴としてい
る。
げ部と回転軸との間に生ずる隙間の存在に伴うバキュー
ム装置の吸引力の低下を防止するコンクリート等の切断
装置におけるブレードカバーを提供する。 【構成】 本発明のブレードカバー2は、下部フレーム
20と、この下部フレーム20の上方に設けられるカバ
ー本体25とを一体に構成し、更にこれら下部フレーム
20及びカバー本体25の本体フレーム10側の一部に
ブレードBの回転軸12との干渉を回避し、ブレードB
とブレードカバー2との相対位置の変化を許容する軸逃
げ部24、29が形成されていることを特徴としてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばコンクリート、ア
スファルト等による路面を切断する切断装置に設けられ
るブレード保護用のカバーに関するものである。
スファルト等による路面を切断する切断装置に設けられ
るブレード保護用のカバーに関するものである。
【0002】
【発明の背景】コンクリート、アスファルト等により一
旦舗装した路面を爾後生じた水道工事やガス工事等によ
り切断するにあたっては、ブレードと呼ばれる円板状の
刃物を具えた切断装置が使用される。この切断装置とし
ては前記ブレードのほか、下部に走行輪を有する台車状
の本体フレームに対し、前記ブレードの駆動源である原
動機を搭載するとともに、前記本体フレームの上部には
操作ハンドルが設けられ、この操作ハンドルを手に持っ
て作業を行う手動走行式の切断装置がある。
旦舗装した路面を爾後生じた水道工事やガス工事等によ
り切断するにあたっては、ブレードと呼ばれる円板状の
刃物を具えた切断装置が使用される。この切断装置とし
ては前記ブレードのほか、下部に走行輪を有する台車状
の本体フレームに対し、前記ブレードの駆動源である原
動機を搭載するとともに、前記本体フレームの上部には
操作ハンドルが設けられ、この操作ハンドルを手に持っ
て作業を行う手動走行式の切断装置がある。
【0003】更にこのものを改良し、作業性を向上させ
たものとして、前記走行輪に動力を伝達して自走式とし
たものや、バキューム装置を搭載し、切粉や汚泥等を吸
引するようにした切断装置がある。そしてこのような切
断装置には、ブレードBを保護するとともに加工中、高
速回転しているブレードBに作業者が触れることのない
ようにするブレードカバー2′が設けられている。
たものとして、前記走行輪に動力を伝達して自走式とし
たものや、バキューム装置を搭載し、切粉や汚泥等を吸
引するようにした切断装置がある。そしてこのような切
断装置には、ブレードBを保護するとともに加工中、高
速回転しているブレードBに作業者が触れることのない
ようにするブレードカバー2′が設けられている。
【0004】従来のブレードカバーの構造は、図11に
示すようにブレードBのほぼ上半分を覆い隠すカバー本
体25′と、このカバー本体25′を本体フレーム1
0′に固定する固定ブラケット80と、前記カバー本体
25′の下方に設けられ、ブレードBの水平横断面方向
の周囲に設けられる下部フレーム20′と、前記カバー
本体25′と下部フレーム20′とを接近離反可能に接
続する蛇腹状のベローズ81とを具えて成っており、こ
のうちカバー本体25′には、更に本体フレーム10′
に設けられている規制板13′に外嵌合する受入金具2
8′が設けられている。
示すようにブレードBのほぼ上半分を覆い隠すカバー本
体25′と、このカバー本体25′を本体フレーム1
0′に固定する固定ブラケット80と、前記カバー本体
25′の下方に設けられ、ブレードBの水平横断面方向
の周囲に設けられる下部フレーム20′と、前記カバー
本体25′と下部フレーム20′とを接近離反可能に接
続する蛇腹状のベローズ81とを具えて成っており、こ
のうちカバー本体25′には、更に本体フレーム10′
に設けられている規制板13′に外嵌合する受入金具2
8′が設けられている。
【0005】そしてこのようなブレードカバー2′を切
断装置1′に取り付けるにあたっては、まずブレードB
を被加工面Aである路面より充分上に上げておき、ブレ
ードBとその下方の路面との間に前記下部フレーム2
0′を位置させる。次いでこの下部フレーム20′上面
に設けられるベローズ81を固定ブラケット80を介
し、本体フレーム10′にボルト締めにより固定する。
そして上方よりカバー本体25′をブレードBに被せな
がら、前記受入金具28′を規制板13′に嵌め込む。
そして最後にカバー本体25′を前記固定ブラケット8
0に固定することによりブレードカバー2′の取り付け
が完了する。
断装置1′に取り付けるにあたっては、まずブレードB
を被加工面Aである路面より充分上に上げておき、ブレ
ードBとその下方の路面との間に前記下部フレーム2
0′を位置させる。次いでこの下部フレーム20′上面
に設けられるベローズ81を固定ブラケット80を介
し、本体フレーム10′にボルト締めにより固定する。
そして上方よりカバー本体25′をブレードBに被せな
がら、前記受入金具28′を規制板13′に嵌め込む。
そして最後にカバー本体25′を前記固定ブラケット8
0に固定することによりブレードカバー2′の取り付け
が完了する。
【0006】因みにこのようにしてブレードカバー2′
の取り付けられた切断装置1′が凹凸のある路面や傾斜
のある路面に差しかかると、前記カバー本体25′とブ
レードBとの相対位置は構造上変わらないが、前記ベロ
ーズ81が路面の形状に合わせて適宜伸縮することで、
下部フレーム20′が常に路面に沿うように位置し、こ
れにより図示しないバキューム装置の吸引力の低下を防
いでいる。
の取り付けられた切断装置1′が凹凸のある路面や傾斜
のある路面に差しかかると、前記カバー本体25′とブ
レードBとの相対位置は構造上変わらないが、前記ベロ
ーズ81が路面の形状に合わせて適宜伸縮することで、
下部フレーム20′が常に路面に沿うように位置し、こ
れにより図示しないバキューム装置の吸引力の低下を防
いでいる。
【0007】しかしこのような構成をとった場合には、
部品点数が多くなり、ブレードカバー2′全体の重量の
増大、延いては切断装置1′の重量増大につながってし
まう。またこのようなブレードカバー2′は上述のよう
に多数の部品より成り、これら部品を適宜組み立てるこ
とにより構成されるため、ブレードBの交換等の際に生
ずるブレードカバー2′の着脱作業の能率を著しく低い
ものとしていた。また前述したこのようなブレードカバ
ー2′にあっては、ブレードBの回転軸12′との干渉
を避け、カバー本体25′の上方からの着脱を可能とす
る軸逃げ部24′が構造上必要となるが、この軸逃げ部
24′と回転軸12′との間には、必然的に隙間が生
じ、この隙間の存在がバキューム装置の吸引力の低下を
もたらしていた。
部品点数が多くなり、ブレードカバー2′全体の重量の
増大、延いては切断装置1′の重量増大につながってし
まう。またこのようなブレードカバー2′は上述のよう
に多数の部品より成り、これら部品を適宜組み立てるこ
とにより構成されるため、ブレードBの交換等の際に生
ずるブレードカバー2′の着脱作業の能率を著しく低い
ものとしていた。また前述したこのようなブレードカバ
ー2′にあっては、ブレードBの回転軸12′との干渉
を避け、カバー本体25′の上方からの着脱を可能とす
る軸逃げ部24′が構造上必要となるが、この軸逃げ部
24′と回転軸12′との間には、必然的に隙間が生
じ、この隙間の存在がバキューム装置の吸引力の低下を
もたらしていた。
【0008】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景の
認識に立って案出されたものであって、部品点数の減少
を図ることによって重量の低減及び作業性の向上を図
り、ベローズに代わる被加工面の起伏や凹凸の変化に対
応する下部フレームの他の追従機構及び軸逃げ部と回転
軸との間に生ずる隙間の閉塞機構を採用することによ
り、バキューム装置の吸引力の低下を防止するようにし
た新規なコンクリート等の切断装置におけるブレードカ
バーの開発を試みたものである。
認識に立って案出されたものであって、部品点数の減少
を図ることによって重量の低減及び作業性の向上を図
り、ベローズに代わる被加工面の起伏や凹凸の変化に対
応する下部フレームの他の追従機構及び軸逃げ部と回転
軸との間に生ずる隙間の閉塞機構を採用することによ
り、バキューム装置の吸引力の低下を防止するようにし
た新規なコンクリート等の切断装置におけるブレードカ
バーの開発を試みたものである。
【0009】
【目的達成の手段】すなわち請求項1記載のコンクリー
ト等の切断装置におけるブレードカバーは、本体フレー
ム下部に、直接被加工物に作用して、これを切断するブ
レードと、このブレードを含む切断装置を進行方向に移
動させ、または移動させる際の補助となる走行機構とを
設けるとともに、更に前記本体フレームには、前記ブレ
ード等の駆動源となる原動機とが少なくとも搭載されて
成るコンクリート等の切断装置において、前記ブレード
の保護部材は被加工面に対して一定の間隙を隔てて上方
に位置し、前記ブレードの水平横断面方向の周囲を囲む
下部フレームと、この下部フレームに対し、その上方に
一体に設けられるカバー本体とを具えて成り、なお且つ
前記下部フレーム及びカバー本体の本体フレーム側の一
部には、前記ブレードの回転軸との干渉を回避し、ブレ
ードとブレードカバーとの相対位置の変化を許容する軸
逃げ部が形成されていることを特徴として成るものであ
る。
ト等の切断装置におけるブレードカバーは、本体フレー
ム下部に、直接被加工物に作用して、これを切断するブ
レードと、このブレードを含む切断装置を進行方向に移
動させ、または移動させる際の補助となる走行機構とを
設けるとともに、更に前記本体フレームには、前記ブレ
ード等の駆動源となる原動機とが少なくとも搭載されて
成るコンクリート等の切断装置において、前記ブレード
の保護部材は被加工面に対して一定の間隙を隔てて上方
に位置し、前記ブレードの水平横断面方向の周囲を囲む
下部フレームと、この下部フレームに対し、その上方に
一体に設けられるカバー本体とを具えて成り、なお且つ
前記下部フレーム及びカバー本体の本体フレーム側の一
部には、前記ブレードの回転軸との干渉を回避し、ブレ
ードとブレードカバーとの相対位置の変化を許容する軸
逃げ部が形成されていることを特徴として成るものであ
る。
【0010】また請求項2記載のコンクリート等の切断
装置におけるブレードカバーは、前記要件に加え、前記
カバー本体における本体フレーム側の側板には、これと
対向する本体フレームの端辺部に設けられる規制板の進
入を受け入れ、緩く外嵌合する受入金具が設けられると
ともに、前記下部フレームにおける進行方向後方の端辺
部には係合ロッドが設けられ、なお且つこの係合ロッド
における回動軸部は、前記本体フレームに対して設けら
れる係合フックに係合し、この回動軸部を中心として前
記ブレードカバーを一定角度の範囲にわたって回動し得
るように構成したことを特徴として成るものである。
装置におけるブレードカバーは、前記要件に加え、前記
カバー本体における本体フレーム側の側板には、これと
対向する本体フレームの端辺部に設けられる規制板の進
入を受け入れ、緩く外嵌合する受入金具が設けられると
ともに、前記下部フレームにおける進行方向後方の端辺
部には係合ロッドが設けられ、なお且つこの係合ロッド
における回動軸部は、前記本体フレームに対して設けら
れる係合フックに係合し、この回動軸部を中心として前
記ブレードカバーを一定角度の範囲にわたって回動し得
るように構成したことを特徴として成るものである。
【0011】更にまた請求項3記載のコンクリート等の
切断装置におけるブレードカバーは、前記要件に加え、
前記ブレードカバーと本体フレームとの間には、前記バ
キューム装置による吸引を受けて、前記軸逃げ部を閉塞
する閉塞シャッタが設けられていることを特徴として成
るものである。
切断装置におけるブレードカバーは、前記要件に加え、
前記ブレードカバーと本体フレームとの間には、前記バ
キューム装置による吸引を受けて、前記軸逃げ部を閉塞
する閉塞シャッタが設けられていることを特徴として成
るものである。
【0012】更にまた請求項4記載のコンクリート等の
切断装置におけるブレードカバーは、前記請求項3記載
の要件に加え、前記閉塞シャッタは、前記規制板の両側
面に設けられる係合ピンに係合する係合長穴を上部に有
し、なお且つ前記ブレードの回転軸より幾分大きめの直
径を有する回避穴を下部に有するとともに、この回避穴
周辺には少なくとも前記軸逃げ部をすべて覆い隠す閉塞
面が形成されていることを特徴として成るものである。
これら発明により前記目的を達成しようとするものであ
る。
切断装置におけるブレードカバーは、前記請求項3記載
の要件に加え、前記閉塞シャッタは、前記規制板の両側
面に設けられる係合ピンに係合する係合長穴を上部に有
し、なお且つ前記ブレードの回転軸より幾分大きめの直
径を有する回避穴を下部に有するとともに、この回避穴
周辺には少なくとも前記軸逃げ部をすべて覆い隠す閉塞
面が形成されていることを特徴として成るものである。
これら発明により前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0013】
【発明の作用】請求項1記載のコンクリート等の切断装
置におけるブレードカバーは、ブレードカバーを下部フ
レームと、これと一体に設けられるカバー本体とにより
構成し、なお且つ下部フレーム及びカバー本体の本体フ
レーム側の一部にはブレードの回転軸との干渉を回避
し、ブレードとブレードカバーとの相対位置の変化を許
容する軸逃げ部を形成している。これによりカバー本体
と下部フレームとを切り離すことなく、一体として本体
フレームに着脱可能となり、作業性を向上させるほか、
軸逃げ部の存在によりブレードの回転軸との干渉が防止
され、ブレードとブレードカバーとの相対位置の変化に
も対応できるようになる。
置におけるブレードカバーは、ブレードカバーを下部フ
レームと、これと一体に設けられるカバー本体とにより
構成し、なお且つ下部フレーム及びカバー本体の本体フ
レーム側の一部にはブレードの回転軸との干渉を回避
し、ブレードとブレードカバーとの相対位置の変化を許
容する軸逃げ部を形成している。これによりカバー本体
と下部フレームとを切り離すことなく、一体として本体
フレームに着脱可能となり、作業性を向上させるほか、
軸逃げ部の存在によりブレードの回転軸との干渉が防止
され、ブレードとブレードカバーとの相対位置の変化に
も対応できるようになる。
【0014】請求項2記載のコンクリート等の切断装置
におけるブレードカバーは、カバー本体における本体フ
レーム側の側面に本体フレームに設けられる規制板に緩
く外嵌合する受入金具を設けるとともに、下部フレーム
における進行方向後方の端辺部には回動軸部を有する係
合ロッドを設けている。これによりブレードカバーを取
り付けるにあたっては、受入金具に規制板が嵌まるよう
に上方よりブレードカバーをブレードに被せ、なお且つ
係合ロッドを本体フレームに対して設けられる係合フッ
クに係合させるように取り付けるだけで完了し、作業性
を著しく向上させるほか、規制板と受入金具との嵌合を
緩く設定したことにより、回動軸部を中心としたブレー
ドカバーの一定角度の範囲にわたる回動を可能にする。
におけるブレードカバーは、カバー本体における本体フ
レーム側の側面に本体フレームに設けられる規制板に緩
く外嵌合する受入金具を設けるとともに、下部フレーム
における進行方向後方の端辺部には回動軸部を有する係
合ロッドを設けている。これによりブレードカバーを取
り付けるにあたっては、受入金具に規制板が嵌まるよう
に上方よりブレードカバーをブレードに被せ、なお且つ
係合ロッドを本体フレームに対して設けられる係合フッ
クに係合させるように取り付けるだけで完了し、作業性
を著しく向上させるほか、規制板と受入金具との嵌合を
緩く設定したことにより、回動軸部を中心としたブレー
ドカバーの一定角度の範囲にわたる回動を可能にする。
【0015】請求項3記載のコンクリート等の切断装置
におけるブレードカバーは、ブレードカバーと本体フレ
ームとの間にバキューム装置による吸引を受けて、軸逃
げ部を閉塞する閉塞シャッタを設けるという構成をと
る。これによりバキューム装置の非駆動時はブレードカ
バーは閉塞シャッタから何らの規制も受けず、容易に着
脱できるとともに、バキューム装置の駆動時は閉塞シャ
ッタにより軸逃げ部は閉塞されるから、バキューム装置
の吸引力の低下も生じない。更に別段、閉塞シャッタの
駆動機構を必要としないから重量増大にもつながらな
い。
におけるブレードカバーは、ブレードカバーと本体フレ
ームとの間にバキューム装置による吸引を受けて、軸逃
げ部を閉塞する閉塞シャッタを設けるという構成をと
る。これによりバキューム装置の非駆動時はブレードカ
バーは閉塞シャッタから何らの規制も受けず、容易に着
脱できるとともに、バキューム装置の駆動時は閉塞シャ
ッタにより軸逃げ部は閉塞されるから、バキューム装置
の吸引力の低下も生じない。更に別段、閉塞シャッタの
駆動機構を必要としないから重量増大にもつながらな
い。
【0016】請求項4記載のコンクリート等の切断装置
におけるブレードカバーは、閉塞シャッタの構成を上部
に係合長穴、下部に回避穴を設け、回避穴周辺に少なく
とも軸逃げ部をすべて覆い隠す閉塞面を形成するという
構成としている。これにより閉塞シャッタは、バキュー
ム装置の吸引力によってブレードの回転軸に沿うように
カバー本体側に移動することが可能になり、その閉塞面
により軸逃げ部は完全に閉塞され、バキューム装置の吸
引力の低下は防止される。
におけるブレードカバーは、閉塞シャッタの構成を上部
に係合長穴、下部に回避穴を設け、回避穴周辺に少なく
とも軸逃げ部をすべて覆い隠す閉塞面を形成するという
構成としている。これにより閉塞シャッタは、バキュー
ム装置の吸引力によってブレードの回転軸に沿うように
カバー本体側に移動することが可能になり、その閉塞面
により軸逃げ部は完全に閉塞され、バキューム装置の吸
引力の低下は防止される。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいて本発明のコンクリート等
の切断装置におけるブレードカバーについて具体的に説
明する。なお以下の説明にあたっては、本発明のブレー
ドカバーが適用されるコンクリート等の切断装置として
コンクリートやアスファルト等により舗装された路面切
断用の切断装置を例にとり、この切断装置全体の構成を
説明する中で、本発明のブレードカバーの構成について
触れていく。
の切断装置におけるブレードカバーについて具体的に説
明する。なお以下の説明にあたっては、本発明のブレー
ドカバーが適用されるコンクリート等の切断装置として
コンクリートやアスファルト等により舗装された路面切
断用の切断装置を例にとり、この切断装置全体の構成を
説明する中で、本発明のブレードカバーの構成について
触れていく。
【0018】図1中、符号1に示すものが、本発明のブ
レードカバー2が適用される切断装置であって、このも
のは例えば金属製の角パイプ、アングル材等を適宜の枠
形状に組み立てることにより形成されるとともに、以下
述べる諸部材の支承部材として作用する本体フレーム1
0を具える。すなわちこの本体フレーム10に対して
は、直接被加工物W(本実施例では舗装路面となる。な
お本明細書において舗装路面という場合には舗装された
一定厚みのコンクリートあるいはアスファルト等から成
る層を意味するものとする)に作用して被加工物Wを切
断する円板状のブレードBが取り付けられる。具体的に
は本体フレーム10の進行方向(ブレードBにより被加
工物Wを切断していく方向)前方寄りの下面にシャフト
ホルダ11が設けられ、このシャフトホルダ11に回転
軸12を内嵌合し、この回転軸12の一方の端部に前記
ブレードBを取り付けることにより構成される。
レードカバー2が適用される切断装置であって、このも
のは例えば金属製の角パイプ、アングル材等を適宜の枠
形状に組み立てることにより形成されるとともに、以下
述べる諸部材の支承部材として作用する本体フレーム1
0を具える。すなわちこの本体フレーム10に対して
は、直接被加工物W(本実施例では舗装路面となる。な
お本明細書において舗装路面という場合には舗装された
一定厚みのコンクリートあるいはアスファルト等から成
る層を意味するものとする)に作用して被加工物Wを切
断する円板状のブレードBが取り付けられる。具体的に
は本体フレーム10の進行方向(ブレードBにより被加
工物Wを切断していく方向)前方寄りの下面にシャフト
ホルダ11が設けられ、このシャフトホルダ11に回転
軸12を内嵌合し、この回転軸12の一方の端部に前記
ブレードBを取り付けることにより構成される。
【0019】更に本体フレーム10の下部には、前記諸
部材及び以下述べる諸部材を搭載した本体フレーム10
を前進及び後退させる走行機構3が設けられる。なお本
実施例では走行駆動輪30と補助輪31とにより走行機
構3を構成し、このうち走行駆動輪30は、本体フレー
ム10の進行方向後方寄りに配置され、原動機5から動
力が変速機32を介して伝達されて駆動するという構成
となっている。一方、補助輪31は、非駆動であり、前
記ブレードBと走行駆動輪30との中間付近に配置さ
れ、被加工面Aの起伏や形状によることなく常に補助輪
31が被加工面Aに当接し、遊転するように付勢アーム
33により被加工面A側に常時付勢されている。この
他、前記走行機構3は例えば非駆動の走行輪のみにより
構成することも可能である。この場合には作業者が操作
ハンドル70を手に持って、これを押しながら切断加工
を行う手押し式の切断装置1となる。また前記原動機5
には、内燃機であるエンジンはもちろんのこと、電動モ
ータや油圧モータ等、他の駆動手段も包含するものであ
る。
部材及び以下述べる諸部材を搭載した本体フレーム10
を前進及び後退させる走行機構3が設けられる。なお本
実施例では走行駆動輪30と補助輪31とにより走行機
構3を構成し、このうち走行駆動輪30は、本体フレー
ム10の進行方向後方寄りに配置され、原動機5から動
力が変速機32を介して伝達されて駆動するという構成
となっている。一方、補助輪31は、非駆動であり、前
記ブレードBと走行駆動輪30との中間付近に配置さ
れ、被加工面Aの起伏や形状によることなく常に補助輪
31が被加工面Aに当接し、遊転するように付勢アーム
33により被加工面A側に常時付勢されている。この
他、前記走行機構3は例えば非駆動の走行輪のみにより
構成することも可能である。この場合には作業者が操作
ハンドル70を手に持って、これを押しながら切断加工
を行う手押し式の切断装置1となる。また前記原動機5
には、内燃機であるエンジンはもちろんのこと、電動モ
ータや油圧モータ等、他の駆動手段も包含するものであ
る。
【0020】この他、本体フレーム10の下部には後述
する本発明のブレードカバー2との係合部材となる規制
板13及び係合フック14が設けられるほか、本体フレ
ーム10には本発明のブレードカバー2内のエア、水、
泥、あるいは切断に伴って生ずる切粉等を吸引するバキ
ューム装置4や前記ブレードB等の駆動源となる原動機
5、更には切断作業に際してブレードBの加工案内とな
るゲージ6が少なくとも搭載される。
する本発明のブレードカバー2との係合部材となる規制
板13及び係合フック14が設けられるほか、本体フレ
ーム10には本発明のブレードカバー2内のエア、水、
泥、あるいは切断に伴って生ずる切粉等を吸引するバキ
ューム装置4や前記ブレードB等の駆動源となる原動機
5、更には切断作業に際してブレードBの加工案内とな
るゲージ6が少なくとも搭載される。
【0021】以下これら諸部材のうち主要なものの構成
を更に具体的に説明する。まず前記ブレードBを保護
し、加工中のブレードBに作業者が触れることのないよ
うにする本発明のブレードカバー2について説明する。
本発明のブレードカバー2は被加工面Aに対して一定の
間隙を隔てて上方に位置し、前記ブレードBの水平横断
面方向の周囲に設けられる下部フレーム20と、この下
部フレーム20に対しその上方に一体に設けられるカバ
ー本体25とを基本的に具えて成る。
を更に具体的に説明する。まず前記ブレードBを保護
し、加工中のブレードBに作業者が触れることのないよ
うにする本発明のブレードカバー2について説明する。
本発明のブレードカバー2は被加工面Aに対して一定の
間隙を隔てて上方に位置し、前記ブレードBの水平横断
面方向の周囲に設けられる下部フレーム20と、この下
部フレーム20に対しその上方に一体に設けられるカバ
ー本体25とを基本的に具えて成る。
【0022】そしてこのうち下部フレーム20は、一例
として金属製の角パイプを平面矩形状に接続して成るも
のであり、この下部フレーム20の上面には後述するバ
キューム装置4からの連絡管路45との接続口20aが
設けられ、下部フレーム20の底面にはバキューム装置
4により吸引されるエア、水、泥等の吸引口20bが設
けられる。また下部フレーム20の下方の外周縁には、
ブラシ21が設けられ、これによりブレードカバー2内
の密閉性が保たれている。
として金属製の角パイプを平面矩形状に接続して成るも
のであり、この下部フレーム20の上面には後述するバ
キューム装置4からの連絡管路45との接続口20aが
設けられ、下部フレーム20の底面にはバキューム装置
4により吸引されるエア、水、泥等の吸引口20bが設
けられる。また下部フレーム20の下方の外周縁には、
ブラシ21が設けられ、これによりブレードカバー2内
の密閉性が保たれている。
【0023】更に下部フレーム20の進行方向前方及び
後方の端辺部には把手22が設けられ、本発明のブレー
ドカバー2の着脱はこの把手22によって行われる。下
部フレーム20にはこの他、進行方向後方の端辺部に係
合ロッド23が設けられる。この係合ロッド23は一例
として二本の丸棒を互いに直交するように接続し、平面
T字形としたものである。そしてこのうち切断装置1の
幅方向に位置するのが回動軸部23aであり、本体フレ
ーム10に対して設けられる前述の係合フック14に係
合し、この回動軸部23aを中心として本発明のブレー
ドカバー2を一定角度の範囲にわたって回動し得るよう
な構成となっている。
後方の端辺部には把手22が設けられ、本発明のブレー
ドカバー2の着脱はこの把手22によって行われる。下
部フレーム20にはこの他、進行方向後方の端辺部に係
合ロッド23が設けられる。この係合ロッド23は一例
として二本の丸棒を互いに直交するように接続し、平面
T字形としたものである。そしてこのうち切断装置1の
幅方向に位置するのが回動軸部23aであり、本体フレ
ーム10に対して設けられる前述の係合フック14に係
合し、この回動軸部23aを中心として本発明のブレー
ドカバー2を一定角度の範囲にわたって回動し得るよう
な構成となっている。
【0024】そしてこのような下部フレーム20に対
し、その上方に設けられるカバー本体25は、半円状の
二枚の側板26を対向するように配し、その円弧状の周
縁のみを当該円弧に合わせて湾曲させた矩形状の胴板2
7によって閉塞して成るものであって、ブレードBのほ
ぼ上半分を覆うように設けられる。このようなカバー本
体25における本体フレーム10側の側板26には、前
記規制板13の進入を受け入れ、緩く外嵌合する受入金
具28が設けられる。
し、その上方に設けられるカバー本体25は、半円状の
二枚の側板26を対向するように配し、その円弧状の周
縁のみを当該円弧に合わせて湾曲させた矩形状の胴板2
7によって閉塞して成るものであって、ブレードBのほ
ぼ上半分を覆うように設けられる。このようなカバー本
体25における本体フレーム10側の側板26には、前
記規制板13の進入を受け入れ、緩く外嵌合する受入金
具28が設けられる。
【0025】すなわちカバー本体25と対向する本体フ
レーム10の端辺部には、一例として矩形平板状の規制
板13が上方に向けて立ち上げられており、本発明のブ
レードカバー2をブレードBに装着した状態において、
前記受入金具28が前記規制板13の上端付近を保持す
るような位置関係に設定されている。また規制板13と
受入金具28の嵌合は図1、4、5でもわかるようにか
なり緩めに設定されているが、これは被加工面Aの起伏
や傾斜の大小に応じてブレードカバー2が回動軸部23
aを中心として一定角度の範囲にわたって回動し得るよ
うにするとともに、ブレードカバー2のブレードBへの
装着を容易にするためである。
レーム10の端辺部には、一例として矩形平板状の規制
板13が上方に向けて立ち上げられており、本発明のブ
レードカバー2をブレードBに装着した状態において、
前記受入金具28が前記規制板13の上端付近を保持す
るような位置関係に設定されている。また規制板13と
受入金具28の嵌合は図1、4、5でもわかるようにか
なり緩めに設定されているが、これは被加工面Aの起伏
や傾斜の大小に応じてブレードカバー2が回動軸部23
aを中心として一定角度の範囲にわたって回動し得るよ
うにするとともに、ブレードカバー2のブレードBへの
装着を容易にするためである。
【0026】更に規制板13には係止ピン13aが設け
られているが、これは前記受入金具28の下面に当接す
ることでブレードカバー2の下限位置を設定しているの
である。更にまた本発明のブレードカバー2には、図
1、4、5に示すように下部フレーム20及びカバー本
体25の本体フレーム10側の一部が切り欠かれてお
り、これがブレードBの回転軸12との干渉を回避し、
ブレードBとブレードカバー2との相対位置の変化を許
容する軸逃げ部24、29となる。
られているが、これは前記受入金具28の下面に当接す
ることでブレードカバー2の下限位置を設定しているの
である。更にまた本発明のブレードカバー2には、図
1、4、5に示すように下部フレーム20及びカバー本
体25の本体フレーム10側の一部が切り欠かれてお
り、これがブレードBの回転軸12との干渉を回避し、
ブレードBとブレードカバー2との相対位置の変化を許
容する軸逃げ部24、29となる。
【0027】更にまたブレードカバー2と本体フレーム
10との間には、後述するバキューム装置4による吸引
を受けて前記軸逃げ部24、29を閉塞する閉塞シャッ
タ15が設けられる。この閉塞シャッタ15は、図1、
4、5では一例として矩形状を成し、その上部の両側縁
は90°折り曲げられ、耳部16が形成されている。更
にこの耳部16には図4、5に示すように係合長穴17
が刻設されており、この係合長穴17に前記規制板13
の両側面に設けられる係合ピン13bが係合するという
構成となっている。
10との間には、後述するバキューム装置4による吸引
を受けて前記軸逃げ部24、29を閉塞する閉塞シャッ
タ15が設けられる。この閉塞シャッタ15は、図1、
4、5では一例として矩形状を成し、その上部の両側縁
は90°折り曲げられ、耳部16が形成されている。更
にこの耳部16には図4、5に示すように係合長穴17
が刻設されており、この係合長穴17に前記規制板13
の両側面に設けられる係合ピン13bが係合するという
構成となっている。
【0028】因みに前記係合長穴17は、閉塞シャッタ
15のブレードBの回転軸12に沿う動きを許容するも
のであり、更に図4、5においては、閉塞シャッタ15
のカバー本体25側への移動を促すために幾分かカバー
本体25側が低くなるように係合長穴17を傾斜させて
設けている。
15のブレードBの回転軸12に沿う動きを許容するも
のであり、更に図4、5においては、閉塞シャッタ15
のカバー本体25側への移動を促すために幾分かカバー
本体25側が低くなるように係合長穴17を傾斜させて
設けている。
【0029】更にまた閉塞シャッタ15の下部にはブレ
ードBの回転軸12を受け入れ、両者の干渉を回避する
回避穴18が設けられている。この回避穴18は閉塞シ
ャッタ15がブレードBの回転軸12に沿って円滑に移
動し得るようにブレードBの回転軸12の軸径より幾分
大きめの直径に設定されている。因みにこの回避穴18
の径を必要以上に大きくするとブレードカバー2内の密
閉性が損なわれ、バキューム装置4による吸引力の低下
につながる。
ードBの回転軸12を受け入れ、両者の干渉を回避する
回避穴18が設けられている。この回避穴18は閉塞シ
ャッタ15がブレードBの回転軸12に沿って円滑に移
動し得るようにブレードBの回転軸12の軸径より幾分
大きめの直径に設定されている。因みにこの回避穴18
の径を必要以上に大きくするとブレードカバー2内の密
閉性が損なわれ、バキューム装置4による吸引力の低下
につながる。
【0030】更に本発明にあっては、このような回避穴
18の周辺には少なくとも前記カバー本体25における
軸逃げ部29をすべて覆い隠すことのできる閉塞面19
が形成されていることを特徴とする。なお図1、4、5
に示す本実施例にあっては、耳部16を除く閉塞シャッ
タ15のブレードカバー2側のすべての面が閉塞面19
となっている。
18の周辺には少なくとも前記カバー本体25における
軸逃げ部29をすべて覆い隠すことのできる閉塞面19
が形成されていることを特徴とする。なお図1、4、5
に示す本実施例にあっては、耳部16を除く閉塞シャッ
タ15のブレードカバー2側のすべての面が閉塞面19
となっている。
【0031】以下このような本発明のブレードカバー2
の着脱作業の手順及びバキューム装置4の駆動時、非駆
動時における閉塞シャッタ15の作動状態について説明
する。まずブレードカバー2をブレードBに取り付ける
にあたっては、下部フレーム20とカバー本体25とが
一体となったブレードカバー2における把手22を持
ち、上方からブレードBに被せる。この際、本発明にあ
っては受入金具28内に規制板13を挿入するととも
に、係合ロッド23における回動軸部23aを係合フッ
ク14に係合させるように位置合わせするだけでよく、
従来行ったボルト締め等の作業は不要である。
の着脱作業の手順及びバキューム装置4の駆動時、非駆
動時における閉塞シャッタ15の作動状態について説明
する。まずブレードカバー2をブレードBに取り付ける
にあたっては、下部フレーム20とカバー本体25とが
一体となったブレードカバー2における把手22を持
ち、上方からブレードBに被せる。この際、本発明にあ
っては受入金具28内に規制板13を挿入するととも
に、係合ロッド23における回動軸部23aを係合フッ
ク14に係合させるように位置合わせするだけでよく、
従来行ったボルト締め等の作業は不要である。
【0032】そしてこのようにして取り付けられたブレ
ードカバー2は、前記回動軸部23aを中心として一定
角度の範囲にわたって回動するものであって、被加工面
Aの起伏や傾斜に応動し、下部フレーム20の下部に設
けられるブラシ21を常に被加工面Aに接地させてい
る。
ードカバー2は、前記回動軸部23aを中心として一定
角度の範囲にわたって回動するものであって、被加工面
Aの起伏や傾斜に応動し、下部フレーム20の下部に設
けられるブラシ21を常に被加工面Aに接地させてい
る。
【0033】このような状態でバキューム装置4を駆動
すると、本発明のブレードカバー2内は減圧され、当
初、本体フレーム10側に位置していた閉塞シャッタ1
5は、ブレードBの回転軸12に沿うようにして徐々に
移動し、最終的に下部フレーム20及びカバー本体25
における側板26に密着して軸逃げ部24、29を閉塞
するのである。またブレードカバー2を取り外す場合に
は、前記取り付けの場合と同様に把手22を持って、係
合ロッド23の係合フック14に対する係合を解除しな
がら上方にブレードカバー2を引き上げるだけでよい。
すると、本発明のブレードカバー2内は減圧され、当
初、本体フレーム10側に位置していた閉塞シャッタ1
5は、ブレードBの回転軸12に沿うようにして徐々に
移動し、最終的に下部フレーム20及びカバー本体25
における側板26に密着して軸逃げ部24、29を閉塞
するのである。またブレードカバー2を取り外す場合に
は、前記取り付けの場合と同様に把手22を持って、係
合ロッド23の係合フック14に対する係合を解除しな
がら上方にブレードカバー2を引き上げるだけでよい。
【0034】次に前記走行機構3を駆動式とした場合に
安定した走行及び確実な停止を保障する目的で設けられ
る走行操作機構3Aについて説明する。走行操作機構3
Aは、前記変速機32における制御軸34の前進、停
止、後退の各位置の保持の確実性を高める役割をするも
のであり、切断装置1の進行方向後方の上部に設けられ
る操作レバー35と、この操作レバー35の回動軸35
aに対して設けられるレバー位置保持機構36と、前記
回動軸35aの先端に設けられるロックバー37と、こ
のロックバー37の先端に接続されるレバー戻り防止機
構38と、このレバー戻り防止機構38に一端が接続さ
れ、他端が他のレバー戻り防止機構38に接続される連
結杆39と前記他のレバー戻り防止機構38に一端が接
続され、他端が前記制御軸34に接続される他の連結杆
39とを具えることにより成っている。
安定した走行及び確実な停止を保障する目的で設けられ
る走行操作機構3Aについて説明する。走行操作機構3
Aは、前記変速機32における制御軸34の前進、停
止、後退の各位置の保持の確実性を高める役割をするも
のであり、切断装置1の進行方向後方の上部に設けられ
る操作レバー35と、この操作レバー35の回動軸35
aに対して設けられるレバー位置保持機構36と、前記
回動軸35aの先端に設けられるロックバー37と、こ
のロックバー37の先端に接続されるレバー戻り防止機
構38と、このレバー戻り防止機構38に一端が接続さ
れ、他端が他のレバー戻り防止機構38に接続される連
結杆39と前記他のレバー戻り防止機構38に一端が接
続され、他端が前記制御軸34に接続される他の連結杆
39とを具えることにより成っている。
【0035】以下これら諸部材の幾つかを更に具体的に
説明する。まずレバー位置保持機構36は、図7(a)
(b)に示すように逆U字状の保持ブラケット36aに
対し、前記操作レバー35の回動軸35aを受け入れる
嵌合穴36bを貫通状態に二つ形成するとともに、この
うち回動軸35aを挿入した状態において回動軸35a
の先端側(操作レバー35を取り付けた側と反対側)に
位置する嵌合穴36bに対しては、少なくともロックバ
ー37の一部が係合できる深さの係合溝36cがこれと
交わるように保持ブラケット36aの全幅にわたって形
成されている。
説明する。まずレバー位置保持機構36は、図7(a)
(b)に示すように逆U字状の保持ブラケット36aに
対し、前記操作レバー35の回動軸35aを受け入れる
嵌合穴36bを貫通状態に二つ形成するとともに、この
うち回動軸35aを挿入した状態において回動軸35a
の先端側(操作レバー35を取り付けた側と反対側)に
位置する嵌合穴36bに対しては、少なくともロックバ
ー37の一部が係合できる深さの係合溝36cがこれと
交わるように保持ブラケット36aの全幅にわたって形
成されている。
【0036】更に保持ブラケット36aにおける内部空
間には、前記回動軸35aに外嵌めされ、止めネジ等に
より回動軸35aに取り付けられる筒状のスプリングホ
ルダ36dが設けられる。そしてこのスプリングホルダ
36dの内周面と回動軸35aとの間の隙間に前記回動
軸35aを操作レバー35側、すなわちロックバー37
を係合溝36cに係合させる方向に付勢させる付勢スプ
リングS1の一部が内包されるように配置される。
間には、前記回動軸35aに外嵌めされ、止めネジ等に
より回動軸35aに取り付けられる筒状のスプリングホ
ルダ36dが設けられる。そしてこのスプリングホルダ
36dの内周面と回動軸35aとの間の隙間に前記回動
軸35aを操作レバー35側、すなわちロックバー37
を係合溝36cに係合させる方向に付勢させる付勢スプ
リングS1の一部が内包されるように配置される。
【0037】更にまた前記係合溝36cが形成される保
持ブラケット36aの外側面には、ロックバー37の回
動角度を設定するストッパ36eが設けられる。因みに
このストッパ36eは図7(b)に示すように走行機構
3の前進位置及び後退位置を決めるものであり、前記係
合溝36cは走行機構3の停止位置を決めるとともに、
その停止位置を保持する役割をするものである。
持ブラケット36aの外側面には、ロックバー37の回
動角度を設定するストッパ36eが設けられる。因みに
このストッパ36eは図7(b)に示すように走行機構
3の前進位置及び後退位置を決めるものであり、前記係
合溝36cは走行機構3の停止位置を決めるとともに、
その停止位置を保持する役割をするものである。
【0038】次にレバー戻り防止機構38について説明
する。レバー戻り防止機構38は、図6に示すように前
記ロックバー37または連結杆39の先端に取り付けら
れる外側円板38aの間に摩擦円板38bを設け、更に
これら外側円板38a及び摩擦円板38bの中心に回動
軸となるボルト38cを貫通状態に設けるとともに、こ
のボルト38cの頭部と一方の外側円板38aとの間に
は、前記摩擦円板38bと外側円板38aとの密着力を
増大させる押圧バネS2が設けられる。なお図6に示す
実施例にあっては、押圧バネS2として、さらバネを使
用した。
する。レバー戻り防止機構38は、図6に示すように前
記ロックバー37または連結杆39の先端に取り付けら
れる外側円板38aの間に摩擦円板38bを設け、更に
これら外側円板38a及び摩擦円板38bの中心に回動
軸となるボルト38cを貫通状態に設けるとともに、こ
のボルト38cの頭部と一方の外側円板38aとの間に
は、前記摩擦円板38bと外側円板38aとの密着力を
増大させる押圧バネS2が設けられる。なお図6に示す
実施例にあっては、押圧バネS2として、さらバネを使
用した。
【0039】次にこのようにして構成される走行操作機
構3Aの作動状態について説明する。まず出発状態にお
いて操作レバー35が停止位置にある場合について説明
する。この場合にはロックバー37は図2中、実線で示
すように係合溝36cに係合した状態にあり、変速機3
2における制御軸34は確実に停止位置に保持されてい
る。そしてこのような状態から制御軸34を前進位置あ
るいは後退位置に切り替えるには、操作レバー35を手
に持って回動軸35aを付勢スプリングS1を圧縮させ
る方向に押し込み、回動軸35aの先端に設けられるロ
ックバー37と係合溝36cとの係合を解除する。
構3Aの作動状態について説明する。まず出発状態にお
いて操作レバー35が停止位置にある場合について説明
する。この場合にはロックバー37は図2中、実線で示
すように係合溝36cに係合した状態にあり、変速機3
2における制御軸34は確実に停止位置に保持されてい
る。そしてこのような状態から制御軸34を前進位置あ
るいは後退位置に切り替えるには、操作レバー35を手
に持って回動軸35aを付勢スプリングS1を圧縮させ
る方向に押し込み、回動軸35aの先端に設けられるロ
ックバー37と係合溝36cとの係合を解除する。
【0040】次に操作レバー35を前進位置あるいは後
退位置に至るまで回動させる。なお前進位置及び後退位
置は前記ストッパ36eにロックバー37が当接するこ
とで定まるので、特に厳密な位置調整は必要としない。
またこの際、レバー戻り防止機構38が作用し、押圧バ
ネS2の押圧力と、これに伴う外側円板38aと、摩擦
円板38bとの摩擦力により前記制御軸34は前進位置
あるいは後退位置に保持されており、制御軸34の微動
に伴う走行機構3の速度のバラツキも生じない。
退位置に至るまで回動させる。なお前進位置及び後退位
置は前記ストッパ36eにロックバー37が当接するこ
とで定まるので、特に厳密な位置調整は必要としない。
またこの際、レバー戻り防止機構38が作用し、押圧バ
ネS2の押圧力と、これに伴う外側円板38aと、摩擦
円板38bとの摩擦力により前記制御軸34は前進位置
あるいは後退位置に保持されており、制御軸34の微動
に伴う走行機構3の速度のバラツキも生じない。
【0041】この他、図2中、符号Tに示すものはトル
クリミッタであり、図3に示すように変速機32は原動
機5に対しVベルト等を介して接続されているが、走行
駆動輪30に大きな抵抗がかかった場合に原動機5の出
力が変速機32の許容入力を上回って、変速機32を破
損することも予想されるので、このトルクリミッタTを
設けたものである。また図2中、符号Fに示すものは変
速機32を冷却するための冷却ファンである。
クリミッタであり、図3に示すように変速機32は原動
機5に対しVベルト等を介して接続されているが、走行
駆動輪30に大きな抵抗がかかった場合に原動機5の出
力が変速機32の許容入力を上回って、変速機32を破
損することも予想されるので、このトルクリミッタTを
設けたものである。また図2中、符号Fに示すものは変
速機32を冷却するための冷却ファンである。
【0042】次にバキューム装置4について説明する。
バキューム装置4は適宜のハウジングH内に吐出ポンプ
41及び吸引ブロア42を具えて成るバキュームユニッ
ト40と、吸引したエア、水、泥、切粉等をエアAi と
液分Li と固形分So とに分けるバキュームタンク43
と、これらバキュームユニット40とバキュームタンク
43との間、及びバキュームタンク43と本発明のブレ
ードカバー2との間に設けられる連絡管路45とを具え
ることにより構成される。
バキューム装置4は適宜のハウジングH内に吐出ポンプ
41及び吸引ブロア42を具えて成るバキュームユニッ
ト40と、吸引したエア、水、泥、切粉等をエアAi と
液分Li と固形分So とに分けるバキュームタンク43
と、これらバキュームユニット40とバキュームタンク
43との間、及びバキュームタンク43と本発明のブレ
ードカバー2との間に設けられる連絡管路45とを具え
ることにより構成される。
【0043】そしてこのようなバキューム装置4は、以
下述べるような駆動伝達機構46によって駆動される。
すなわち駆動源である原動機5の動力は原動機5の主力
軸に対して取り付けられる出力プーリ50により外部に
出力され、この出力プーリ50及びバキュームユニット
40におけるハウジングHに対して設けられる中間軸プ
ーリ47と、減速機プーリ48との間に伝達ベルトBV
を巻回することによりバキューム装置4に動力が伝達さ
れる。
下述べるような駆動伝達機構46によって駆動される。
すなわち駆動源である原動機5の動力は原動機5の主力
軸に対して取り付けられる出力プーリ50により外部に
出力され、この出力プーリ50及びバキュームユニット
40におけるハウジングHに対して設けられる中間軸プ
ーリ47と、減速機プーリ48との間に伝達ベルトBV
を巻回することによりバキューム装置4に動力が伝達さ
れる。
【0044】また前記中間軸プーリ47に伝達された動
力は、更に同一の軸に設けられる従動プーリ47aとブ
ロア駆動プーリ49との間に巻回される伝達平ベルトB
F によって吸引ブロア42にも伝達される。更に前記減
速機プーリ48に伝達された動力は図示しない減速機に
より減速され、この減速機の出力軸に対して接続される
吐出ポンプ41にも伝達され、これらにより駆動伝達機
構46は構成されているのである。なお図8中、符号P
T に示すものは伝達ベルトBV あるいは伝達平ベルトB
F の張り調整用のテンションプーリである。
力は、更に同一の軸に設けられる従動プーリ47aとブ
ロア駆動プーリ49との間に巻回される伝達平ベルトB
F によって吸引ブロア42にも伝達される。更に前記減
速機プーリ48に伝達された動力は図示しない減速機に
より減速され、この減速機の出力軸に対して接続される
吐出ポンプ41にも伝達され、これらにより駆動伝達機
構46は構成されているのである。なお図8中、符号P
T に示すものは伝達ベルトBV あるいは伝達平ベルトB
F の張り調整用のテンションプーリである。
【0045】また連絡管路45は、前記下部フレーム2
0における接続口20aとバキュームタンク43とを結
ぶ吸引管路45aと、バキュームタンク43と吸引ブロ
ア42とを結ぶ排気管路45bと、バキュームタンク4
3と吐出ポンプ41とを結ぶ排液管路45cとにより構
成され、バキュームタンク43内には固形分So 回収用
の集塵カゴ44が設けられる。
0における接続口20aとバキュームタンク43とを結
ぶ吸引管路45aと、バキュームタンク43と吸引ブロ
ア42とを結ぶ排気管路45bと、バキュームタンク4
3と吐出ポンプ41とを結ぶ排液管路45cとにより構
成され、バキュームタンク43内には固形分So 回収用
の集塵カゴ44が設けられる。
【0046】次にこのようにして成るバキューム装置4
の作動状態について説明する。まず原動機5を起動させ
ると、伝達ベルトBV を介して減速機プーリ48に伝え
られた動力は図示しない減速機により減速された状態で
吐出ポンプ41に伝達され、吐出ポンプ41が駆動する
ようになる。また中間軸プーリ47に伝えられた動力
は、従動プーリ47a、そして伝達平ベルトBF を介し
てブロア駆動プーリ49に伝達され、吸引ブロア42を
駆動する。
の作動状態について説明する。まず原動機5を起動させ
ると、伝達ベルトBV を介して減速機プーリ48に伝え
られた動力は図示しない減速機により減速された状態で
吐出ポンプ41に伝達され、吐出ポンプ41が駆動する
ようになる。また中間軸プーリ47に伝えられた動力
は、従動プーリ47a、そして伝達平ベルトBF を介し
てブロア駆動プーリ49に伝達され、吸引ブロア42を
駆動する。
【0047】これにより排液管路45c及び排気管路4
5bからバキュームタンク43を介して吸引管路45a
へと接続される連絡管路45内に吸引力が生じ、前記本
発明のブレードカバー2内のエア、水、泥、切粉等を吸
引し、バキュームタンク43内へ至らせる。更にこれら
はバキュームタンク43内において、エアAi と液分L
i と固形分So とに分類され、このうちエアAi は排気
管路45bを経由して吸引ブロア42に送られ、排気口
42aから切断装置1の下方に向けて排気される。
5bからバキュームタンク43を介して吸引管路45a
へと接続される連絡管路45内に吸引力が生じ、前記本
発明のブレードカバー2内のエア、水、泥、切粉等を吸
引し、バキュームタンク43内へ至らせる。更にこれら
はバキュームタンク43内において、エアAi と液分L
i と固形分So とに分類され、このうちエアAi は排気
管路45bを経由して吸引ブロア42に送られ、排気口
42aから切断装置1の下方に向けて排気される。
【0048】また液分Li は排液管路45cを経由して
吐出ポンプ41に送られ、清水として外部に排出される
か、図示しない別途の回収タンクに貯留回収される。更
に固形分So は透水構造の集塵カゴ44により回収さ
れ、バキュームタンク43の上蓋を開け、ここから集塵
カゴ44を取り出して廃棄する。
吐出ポンプ41に送られ、清水として外部に排出される
か、図示しない別途の回収タンクに貯留回収される。更
に固形分So は透水構造の集塵カゴ44により回収さ
れ、バキュームタンク43の上蓋を開け、ここから集塵
カゴ44を取り出して廃棄する。
【0049】因みにこのような構成とすれば、バキュー
ム装置4の構成を簡略化でき、組立作業の容易化、装置
の小型・軽量化に寄与し得るほか、伝達平ベルトBF の
脱落、破損、更には吐出ポンプ41と吸引ブロア42と
の同調がとれて、両者の能力バランスもとれるようにな
る。
ム装置4の構成を簡略化でき、組立作業の容易化、装置
の小型・軽量化に寄与し得るほか、伝達平ベルトBF の
脱落、破損、更には吐出ポンプ41と吸引ブロア42と
の同調がとれて、両者の能力バランスもとれるようにな
る。
【0050】次にゲージ6及びゲージ6の昇降駆動機構
60について説明する。ゲージ6は前述のようにブレー
ドBが被加工面Aに記された図示しない切断案内線に沿
って被加工物Wたる舗装路面を切断し得るようにする加
工案内部材である。そしてその構成は先端を斜めにカッ
トした短冊状のゲージ片6aに対し、その基端側に回動
軸受部6bを設けて成るものであって、以下述べるよう
な昇降駆動機構60によって昇降駆動され、案内作用位
置P1 と格納位置P2 との間を移動するように構成され
ている。
60について説明する。ゲージ6は前述のようにブレー
ドBが被加工面Aに記された図示しない切断案内線に沿
って被加工物Wたる舗装路面を切断し得るようにする加
工案内部材である。そしてその構成は先端を斜めにカッ
トした短冊状のゲージ片6aに対し、その基端側に回動
軸受部6bを設けて成るものであって、以下述べるよう
な昇降駆動機構60によって昇降駆動され、案内作用位
置P1 と格納位置P2 との間を移動するように構成され
ている。
【0051】昇降駆動機構60は、前記ゲージ6におけ
る回動軸受部6bに内嵌めし、ゲージ6を回動自在に保
持する回動軸61を先端に設けて成る回動アーム62
と、この回動アーム62の基端側に設けられ、この回動
アーム62と共に本体フレーム10に対し回動自在に取
り付けられる自在ブラケット63と、この自在ブラケッ
ト63に対して設けられ、前記回動アーム62に当接す
ることでゲージ6の下限位置を決めるストッパ64と、
一端を前記自在ブラケット63に固定し、他端を回動ア
ーム62に固定して成る復帰スプリングS3と、基端を
本体フレーム10に対し回動自在に軸支し、その摺動子
65aの先端を前記自在ブラケット63に回動自在に軸
支して成る例えば電動シリンダ等の昇降シフタ65とを
具えることにより構成されている。
る回動軸受部6bに内嵌めし、ゲージ6を回動自在に保
持する回動軸61を先端に設けて成る回動アーム62
と、この回動アーム62の基端側に設けられ、この回動
アーム62と共に本体フレーム10に対し回動自在に取
り付けられる自在ブラケット63と、この自在ブラケッ
ト63に対して設けられ、前記回動アーム62に当接す
ることでゲージ6の下限位置を決めるストッパ64と、
一端を前記自在ブラケット63に固定し、他端を回動ア
ーム62に固定して成る復帰スプリングS3と、基端を
本体フレーム10に対し回動自在に軸支し、その摺動子
65aの先端を前記自在ブラケット63に回動自在に軸
支して成る例えば電動シリンダ等の昇降シフタ65とを
具えることにより構成されている。
【0052】そしてこのような昇降駆動機構60により
ゲージ6を昇降駆動する様子を切断装置1による被加工
物Wたる舗装路面の切断作業の実際に照らして説明す
る。まず切断しようとする舗装路面の表面(すなわち被
加工面A)に切断案内線を画く。次にブレードBがこの
切断案内線上に位置するように位置合わせし、続いて昇
降シフタ65の摺動子65aを伸長させ、自在ブラケッ
ト63をほぼ90°回転させてゲージ6を案内作用位置
P1 に至らせる。因みにこの状態ではゲージ6の下端は
被加工面Aよりわずかに上方に位置している。
ゲージ6を昇降駆動する様子を切断装置1による被加工
物Wたる舗装路面の切断作業の実際に照らして説明す
る。まず切断しようとする舗装路面の表面(すなわち被
加工面A)に切断案内線を画く。次にブレードBがこの
切断案内線上に位置するように位置合わせし、続いて昇
降シフタ65の摺動子65aを伸長させ、自在ブラケッ
ト63をほぼ90°回転させてゲージ6を案内作用位置
P1 に至らせる。因みにこの状態ではゲージ6の下端は
被加工面Aよりわずかに上方に位置している。
【0053】そして作業者は操作ハンドル70を手に持
って上記ゲージ6が常に切断案内線上に位置するように
操作し、ブレードBにより舗装路面を切断していく。こ
の際、途中で切断案内線上に起伏の変化や異物による凹
凸が現れたとしても、それが小さいものであればゲージ
6が回動軸61を中心として回動するため、特に走行に
支障はない。
って上記ゲージ6が常に切断案内線上に位置するように
操作し、ブレードBにより舗装路面を切断していく。こ
の際、途中で切断案内線上に起伏の変化や異物による凹
凸が現れたとしても、それが小さいものであればゲージ
6が回動軸61を中心として回動するため、特に走行に
支障はない。
【0054】また前記起伏または凹凸が更に大きくな
り、前記ゲージ6の回動だけでは対処できない場合に
は、昇降シフタ65の摺動子65aを収縮させ、自在ブ
ラケット63及び回動アーム62を回動させてゲージ6
を大きく上方に回避させる。そして前記起伏または凹凸
を通過した後は、再び昇降シフタ65の摺動子65aを
伸長し、回動アーム62の先端に設けられるゲージ6を
案内作用位置P1 まで下降させる。
り、前記ゲージ6の回動だけでは対処できない場合に
は、昇降シフタ65の摺動子65aを収縮させ、自在ブ
ラケット63及び回動アーム62を回動させてゲージ6
を大きく上方に回避させる。そして前記起伏または凹凸
を通過した後は、再び昇降シフタ65の摺動子65aを
伸長し、回動アーム62の先端に設けられるゲージ6を
案内作用位置P1 まで下降させる。
【0055】そしてブレードBによる加工が終了した後
は、昇降シフタ65の摺動子65aをいっぱいまで収縮
させて、ゲージ6を格納位置P2 に至らせるのである。
なお回動アーム62の先端寄りには係止リング66が設
けられているが、これは必要に応じて、この係止リング
66にロープ等の一端を係止し、このロープ等の他端を
操作ハンドル70側まで延長して設けることにより前記
昇降シフタ65によるゲージ6の昇降駆動に加えて、こ
のロープ等を手元に引っ張り、そして緩めることによる
ゲージ6の昇降動をも併せて行えるようにしたものであ
る。
は、昇降シフタ65の摺動子65aをいっぱいまで収縮
させて、ゲージ6を格納位置P2 に至らせるのである。
なお回動アーム62の先端寄りには係止リング66が設
けられているが、これは必要に応じて、この係止リング
66にロープ等の一端を係止し、このロープ等の他端を
操作ハンドル70側まで延長して設けることにより前記
昇降シフタ65によるゲージ6の昇降駆動に加えて、こ
のロープ等を手元に引っ張り、そして緩めることによる
ゲージ6の昇降動をも併せて行えるようにしたものであ
る。
【0056】以上が本発明のブレードカバー2及びこれ
を具えた切断装置1をコンクリートやアスファルト等に
より舗装された路面切断用に使用する場合の実施例であ
るが、本発明のブレードカバー2及びこれを具えた切断
装置1は、これに限らずコンクリート製の基礎やブロッ
クの切断、あるいは前記走行駆動輪30及び補助輪31
に代えてガイドレールによって本体フレーム10を支承
し、これを例えばボールネジや台形ネジの刻設されたス
クリューシャフト及びこれに螺合するメネジブロックに
より駆動するとともに、ブレードBに代えて丸鋸刃や円
板状の砥石を取り付けることにより、木材や金属素材の
切断用の切断装置1として使用することも可能である。
を具えた切断装置1をコンクリートやアスファルト等に
より舗装された路面切断用に使用する場合の実施例であ
るが、本発明のブレードカバー2及びこれを具えた切断
装置1は、これに限らずコンクリート製の基礎やブロッ
クの切断、あるいは前記走行駆動輪30及び補助輪31
に代えてガイドレールによって本体フレーム10を支承
し、これを例えばボールネジや台形ネジの刻設されたス
クリューシャフト及びこれに螺合するメネジブロックに
より駆動するとともに、ブレードBに代えて丸鋸刃や円
板状の砥石を取り付けることにより、木材や金属素材の
切断用の切断装置1として使用することも可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明のコンクリート等の切断装置にお
けるブレードカバーは以上述べたような構成を有するこ
とにより成るものであって、このような構成を有するこ
とによって以下のような効果が発揮される。まず請求項
1記載のコンクリート等の切断装置におけるブレードカ
バーは、ブレードカバー2を下部フレーム20と、これ
と一体に設けられるカバー本体25とにより構成し、な
お且つ下部フレーム20及びカバー本体25の本体フレ
ーム10側の一部にはブレードBの回転軸12との干渉
を回避し、ブレードBとブレードカバー2との相対位置
の変化を許容する軸逃げ部24、29を形成している。
これによりカバー本体25と下部フレーム20とを切り
離すことなく、一体として本体フレーム10に着脱可能
となり、作業性を向上させるほか、軸逃げ部24、29
の存在によりブレードBの回転軸12との干渉が防止さ
れ、ブレードBとブレードカバー2との相対位置の変化
にも対応できるようになる。
けるブレードカバーは以上述べたような構成を有するこ
とにより成るものであって、このような構成を有するこ
とによって以下のような効果が発揮される。まず請求項
1記載のコンクリート等の切断装置におけるブレードカ
バーは、ブレードカバー2を下部フレーム20と、これ
と一体に設けられるカバー本体25とにより構成し、な
お且つ下部フレーム20及びカバー本体25の本体フレ
ーム10側の一部にはブレードBの回転軸12との干渉
を回避し、ブレードBとブレードカバー2との相対位置
の変化を許容する軸逃げ部24、29を形成している。
これによりカバー本体25と下部フレーム20とを切り
離すことなく、一体として本体フレーム10に着脱可能
となり、作業性を向上させるほか、軸逃げ部24、29
の存在によりブレードBの回転軸12との干渉が防止さ
れ、ブレードBとブレードカバー2との相対位置の変化
にも対応できるようになる。
【0058】請求項2記載のコンクリート等の切断装置
におけるブレードカバーは、カバー本体2における本体
フレーム10側の側面に本体フレーム10に設けられる
規制板13に緩く外嵌合する受入金具28を設けるとと
もに、下部フレーム20における進行方向後方の端辺部
には回動軸部23aを有する係合ロッド23を設けてい
る。これによりブレードカバー2を取り付けるにあたっ
ては、受入金具28に規制板13が嵌まるように上方よ
りブレードカバー2をブレードBに被せ、なお且つ係合
ロッド23を本体フレーム10に対して設けられる係合
フック14に係合させるように取り付けるだけで完了
し、作業性を著しく向上させるほか、規制板13と受入
金具28との嵌合を緩く設定したことにより、回動軸部
23aを中心としたブレードカバー2の一定角度の範囲
にわたる回動を可能にする。
におけるブレードカバーは、カバー本体2における本体
フレーム10側の側面に本体フレーム10に設けられる
規制板13に緩く外嵌合する受入金具28を設けるとと
もに、下部フレーム20における進行方向後方の端辺部
には回動軸部23aを有する係合ロッド23を設けてい
る。これによりブレードカバー2を取り付けるにあたっ
ては、受入金具28に規制板13が嵌まるように上方よ
りブレードカバー2をブレードBに被せ、なお且つ係合
ロッド23を本体フレーム10に対して設けられる係合
フック14に係合させるように取り付けるだけで完了
し、作業性を著しく向上させるほか、規制板13と受入
金具28との嵌合を緩く設定したことにより、回動軸部
23aを中心としたブレードカバー2の一定角度の範囲
にわたる回動を可能にする。
【0059】請求項3記載のコンクリート等の切断装置
におけるブレードカバーは、ブレードカバー2と本体フ
レーム10との間にバキューム装置4による吸引を受け
て、軸逃げ部24、29を閉塞する閉塞シャッタ15を
設けるという構成をとる。これによりバキューム装置4
の非駆動時はブレードカバー2は閉塞シャッタ15から
何らの規制も受けず、容易に着脱できるとともに、バキ
ューム装置4の駆動時は閉塞シャッタ15により軸逃げ
部24、29は閉塞されるから、バキューム装置4の吸
引力の低下も生じない。更に別段、閉塞シャッタ15の
駆動機構を必要としないから重量増大にもつながらな
い。
におけるブレードカバーは、ブレードカバー2と本体フ
レーム10との間にバキューム装置4による吸引を受け
て、軸逃げ部24、29を閉塞する閉塞シャッタ15を
設けるという構成をとる。これによりバキューム装置4
の非駆動時はブレードカバー2は閉塞シャッタ15から
何らの規制も受けず、容易に着脱できるとともに、バキ
ューム装置4の駆動時は閉塞シャッタ15により軸逃げ
部24、29は閉塞されるから、バキューム装置4の吸
引力の低下も生じない。更に別段、閉塞シャッタ15の
駆動機構を必要としないから重量増大にもつながらな
い。
【0060】請求項4記載のコンクリート等の切断装置
におけるブレードカバーは、閉塞シャッタ15の構成を
上部に係合長穴17、下部に回避穴18を設け、回避穴
18周辺に少なくとも軸逃げ部24、29をすべて覆い
隠す閉塞面19を形成するという構成としている。これ
により閉塞シャッタ15は、バキューム装置4の吸引力
によってブレードBの回転軸12に沿うようにカバー本
体25側に移動することが可能になり、その閉塞面19
により軸逃げ部24、29は完全に閉塞され、バキュー
ム装置4の吸引力の低下は防止される。
におけるブレードカバーは、閉塞シャッタ15の構成を
上部に係合長穴17、下部に回避穴18を設け、回避穴
18周辺に少なくとも軸逃げ部24、29をすべて覆い
隠す閉塞面19を形成するという構成としている。これ
により閉塞シャッタ15は、バキューム装置4の吸引力
によってブレードBの回転軸12に沿うようにカバー本
体25側に移動することが可能になり、その閉塞面19
により軸逃げ部24、29は完全に閉塞され、バキュー
ム装置4の吸引力の低下は防止される。
【図1】本発明のブレードカバーを適用したコンクリー
ト等の切断装置を示す縦断側面図である。
ト等の切断装置を示す縦断側面図である。
【図2】同上背面図である。
【図3】同上原動機と変速機との伝達機構及び走行操作
機構を透視して示す側面図である。
機構を透視して示す側面図である。
【図4】本発明のブレードカバー取付部位周辺を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図5】同上縦断正面図である。
【図6】レバー戻り防止機構を示す縦断側面図である。
【図7】操作レバー及びレバー位置保持機構を拡大して
示す縦断側面図並びに正面図である。
示す縦断側面図並びに正面図である。
【図8】バキューム装置の駆動伝達機構を示す側面図で
ある。
ある。
【図9】ゲージ及びその昇降駆動機構を示す分解斜視図
である。
である。
【図10】同上側面図である。
【図11】従来のブレードカバーの構造を示す縦断側面
図である。
図である。
1 切断装置 2 ブレードカバー 3 走行機構 3A 走行操作機構 4 バキューム装置 5 原動機 6 ゲージ 6a ゲージ片 6b 回動軸受部 10 本体フレーム 11 シャフトホルダ 12 回転軸 13 規制板 13a 係止ピン 13b 係合ピン 14 係合フック 15 閉塞シャッタ 16 耳部 17 係合長穴 18 回避穴 19 閉塞面 20 下部フレーム 20a 接続口 20b 吸引口 21 ブラシ 22 把手 23 係合ロッド 23a 回動軸部 24 軸逃げ部 25 カバー本体 26 側板 27 胴板 28 受入金具 29 軸逃げ部 30 走行駆動輪 31 補助輪 32 変速機 33 付勢アーム 34 制御軸 35 操作レバー 35a 回動軸 36 レバー位置保持機構 36a 保持ブラケット 36b 嵌合穴 36c 係合溝 36d スプリングホルダ 36e ストッパ 37 ロックバー 38 レバー戻り防止機構 38a 外側円板 38b 摩擦円板 38c ボルト 39 連結杆 40 バキュームユニット 41 吐出ポンプ 42 吸引ブロア 42a 排気口 43 バキュームタンク 44 集塵カゴ 45 連絡管路 45a 吸引管路 45b 排気管路 45c 排液管路 46 駆動伝達機構 47 中間軸プーリ 47a 従動プーリ 48 減速機プーリ 49 ブロア駆動プーリ 50 出力プーリ 60 昇降駆動機構 61 回動軸 62 回動アーム 63 自在ブラケット 64 ストッパ 65 昇降シフタ 65a 摺動子 66 係止リング 70 操作ハンドル 80 固定ブラケット 81 ベローズ A 被加工面 Ai エア B ブレード BF 伝達平ベルト BV 伝達ベルト F 冷却ファン H ハウジング Li 液分 P1 案内作用位置 P2 格納位置 PT テンションプーリ S1 付勢スプリング S2 押圧バネ S3 復帰スプリング SO 固形分 T トルクリミッタ W 被加工物
Claims (4)
- 【請求項1】 本体フレーム下部に、直接被加工物に作
用して、これを切断するブレードと、このブレードを含
む切断装置を進行方向に移動させ、または移動させる際
の補助となる走行機構とを設けるとともに、更に前記本
体フレームには、前記ブレード等の駆動源となる原動機
とが少なくとも搭載されて成るコンクリート等の切断装
置において、前記ブレードの保護部材は被加工面に対し
て一定の間隙を隔てて上方に位置し、前記ブレードの水
平横断面方向の周囲を囲む下部フレームと、この下部フ
レームに対し、その上方に一体に設けられるカバー本体
とを具えて成り、なお且つ前記下部フレーム及びカバー
本体の本体フレーム側の一部には、前記ブレードの回転
軸との干渉を回避し、ブレードとブレードカバーとの相
対位置の変化を許容する軸逃げ部が形成されていること
を特徴とするコンクリート等の切断装置におけるブレー
ドカバー。 - 【請求項2】 前記カバー本体における本体フレーム側
の側板には、これと対向する本体フレームの端辺部に設
けられる規制板の進入を受け入れ、緩く外嵌合する受入
金具が設けられるとともに、前記下部フレームにおける
進行方向後方の端辺部には係合ロッドが設けられ、なお
且つこの係合ロッドにおける回動軸部は、前記本体フレ
ームに対して設けられる係合フックに係合し、この回動
軸部を中心として前記ブレードカバーを一定角度の範囲
にわたって回動し得るように構成したことを特徴とする
請求項1記載のコンクリート等の切断装置におけるブレ
ードカバー。 - 【請求項3】 前記ブレードカバーと本体フレームとの
間には、前記バキューム装置による吸引を受けて、前記
軸逃げ部を閉塞する閉塞シャッタが設けられていること
を特徴とする請求項1または2記載のコンクリート等の
切断装置におけるブレードカバー。 - 【請求項4】 前記閉塞シャッタは、前記規制板の両側
面に設けられる係合ピンに係合する係合長穴を上部に有
し、なお且つ前記ブレードの回転軸より幾分大きめの直
径を有する回避穴を下部に有するとともに、この回避穴
周辺には少なくとも前記軸逃げ部をすべて覆い隠す閉塞
面が形成されていることを特徴とする請求項3記載のコ
ンクリート等の切断装置におけるブレードカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16588694A JPH081655A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | コンクリート等の切断装置におけるブレードカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16588694A JPH081655A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | コンクリート等の切断装置におけるブレードカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081655A true JPH081655A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15820850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16588694A Pending JPH081655A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | コンクリート等の切断装置におけるブレードカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081655A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4949372A (en) * | 1988-11-09 | 1990-08-14 | Moose Products, Inc. | Remote actuated command circuit for seizing telephone lines |
| JP2012162939A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Mikasa Sangyo Co Ltd | コンクリート等の切削装置 |
| JP2015014153A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 東京瓦斯株式会社 | 路面切断機、および、路面切断機の粉塵飛散防止装置 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16588694A patent/JPH081655A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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