JPH08164163A - 使いすておむつ - Google Patents
使いすておむつInfo
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- JPH08164163A JPH08164163A JP6310779A JP31077994A JPH08164163A JP H08164163 A JPH08164163 A JP H08164163A JP 6310779 A JP6310779 A JP 6310779A JP 31077994 A JP31077994 A JP 31077994A JP H08164163 A JPH08164163 A JP H08164163A
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- liquid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】使いすておむつの吸収体において、尿を素早く
吸収し、逆戻りを抑えることによって、使用者の不快感
を軽減し、皮膚かぶれの発生原因を減らすおむつを提供
する。 【構成】液透過性の表面シートと液不透過性の裏面シー
トの間に吸収体を有する使いすておむつにおいて、前記
吸収体が、液透過性の表面シ−ト側に配置する第一吸収
体層と液不透過性の裏面シ−ト側に配置する第二吸収体
層からなり、少なくとも前記第一吸収体層に、異型断面
繊維が5〜60重量%配合されている。またさらに前記
第二吸収体層中に高吸水性高分子物質が配合されてい
る。
吸収し、逆戻りを抑えることによって、使用者の不快感
を軽減し、皮膚かぶれの発生原因を減らすおむつを提供
する。 【構成】液透過性の表面シートと液不透過性の裏面シー
トの間に吸収体を有する使いすておむつにおいて、前記
吸収体が、液透過性の表面シ−ト側に配置する第一吸収
体層と液不透過性の裏面シ−ト側に配置する第二吸収体
層からなり、少なくとも前記第一吸収体層に、異型断面
繊維が5〜60重量%配合されている。またさらに前記
第二吸収体層中に高吸水性高分子物質が配合されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使いすておむつに関
し、さらに詳しくは尿等の吸収性および保持性に優れた
使いすておむつに関する。
し、さらに詳しくは尿等の吸収性および保持性に優れた
使いすておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】使いすておむつは液透過性の表面シ−ト
と液不透過性の裏面シ−トの間に、綿状パルプ、高吸水
性高分子物質等からなる吸収体を配置した構成になって
おり、尿は表面シートを通って吸収体に吸収される。こ
の時吸収体は尿の迅速な受け取り(以下、吸収速度とよ
ぶ場合がある)を求められるが、これを満たすには吸収
体に多量のパルプが必要となる。しかしその結果吸収体
が厚くなることにより皮膚を逆に再び濡らすことなく保
持する性質(以下、ウエットバックとよぶ場合がある)
に劣り、フィット感も損なわれる。またパルプの増量に
より最初の吸収速度は向上するが、繰り返して使用する
とパルプにへたりが生じ、数回使用した後の吸収速度
(以下、繰り返し吸収速度とよぶ場合がある)が遅くな
る。これは使用者に不快感を与え、皮膚かぶれの一因と
もなっている。
と液不透過性の裏面シ−トの間に、綿状パルプ、高吸水
性高分子物質等からなる吸収体を配置した構成になって
おり、尿は表面シートを通って吸収体に吸収される。こ
の時吸収体は尿の迅速な受け取り(以下、吸収速度とよ
ぶ場合がある)を求められるが、これを満たすには吸収
体に多量のパルプが必要となる。しかしその結果吸収体
が厚くなることにより皮膚を逆に再び濡らすことなく保
持する性質(以下、ウエットバックとよぶ場合がある)
に劣り、フィット感も損なわれる。またパルプの増量に
より最初の吸収速度は向上するが、繰り返して使用する
とパルプにへたりが生じ、数回使用した後の吸収速度
(以下、繰り返し吸収速度とよぶ場合がある)が遅くな
る。これは使用者に不快感を与え、皮膚かぶれの一因と
もなっている。
【0003】これらの問題点を解決するために公知のお
むつについては、さまざまなものが提案されてきた。例
えば吸収速度については、上面液透過性シートをできる
だけ親水化する、薄くするあるいは細孔を施すことによ
り、また上部綿状パルプの密度をできるだけ下げ0.08〜
0.1g/cm3に調整するか、あるいは綿状パルプの表面の性
質をできるだけ親水性とすることが知られている。ウエ
ットバックを少なくするためには、多孔性液透過性シー
トをできるだけ疎水化したりある程度の厚みをもたせる
などし、さらに綿状パルプの層中での液の拡散を速める
工夫により実施されており、具体的にはフラッフパルプ
間に有孔仕切層を配置することなどが提案されている
(特開昭61-186505号公報)。 上記の性質に関する提案
についてはそのほかに有孔構造体を上面シートと裏面シ
ートの間に配置する(特開昭60-253447号公報)、上部
綿状パルプの密度を0.03〜O.07g/cm3にまで下げる(特
開昭56-85401号公報)などが挙げられるが、これらのも
のの最大の欠点は、前記要素のうち、とくに吸収速度が
遅いことであり、実用上、吸収せず漏れでる等の現象が
観察される。
むつについては、さまざまなものが提案されてきた。例
えば吸収速度については、上面液透過性シートをできる
だけ親水化する、薄くするあるいは細孔を施すことによ
り、また上部綿状パルプの密度をできるだけ下げ0.08〜
0.1g/cm3に調整するか、あるいは綿状パルプの表面の性
質をできるだけ親水性とすることが知られている。ウエ
ットバックを少なくするためには、多孔性液透過性シー
トをできるだけ疎水化したりある程度の厚みをもたせる
などし、さらに綿状パルプの層中での液の拡散を速める
工夫により実施されており、具体的にはフラッフパルプ
間に有孔仕切層を配置することなどが提案されている
(特開昭61-186505号公報)。 上記の性質に関する提案
についてはそのほかに有孔構造体を上面シートと裏面シ
ートの間に配置する(特開昭60-253447号公報)、上部
綿状パルプの密度を0.03〜O.07g/cm3にまで下げる(特
開昭56-85401号公報)などが挙げられるが、これらのも
のの最大の欠点は、前記要素のうち、とくに吸収速度が
遅いことであり、実用上、吸収せず漏れでる等の現象が
観察される。
【0004】これに対し例えば、綿状パルプにポリエス
テル中空繊維と熱溶融性繊維を含む混綿を第一吸収体層
に用いた提案がある(特開昭57-10334号公報)。一般に
販売されているポリエステル中空繊維の断面は円形であ
る。この吸収体では中空繊維が表面シートを通過した尿
を保持しにくいために吸収速度はある程度改善されるも
のの、中空繊維の中空部分に尿は入りにくく、あるいは
断面は円形であるため繊維上に尿は残留しにくく、した
がって中空繊維に沿っての尿の拡散は生じにくい。その
結果、第二吸収体層を有効に活用できなくなり、吸収体
の吸収能力が低くなり、ウエットバックはほとんど改善
されないことになる。また熱溶融性繊維を含むためにコ
ストが上がる。
テル中空繊維と熱溶融性繊維を含む混綿を第一吸収体層
に用いた提案がある(特開昭57-10334号公報)。一般に
販売されているポリエステル中空繊維の断面は円形であ
る。この吸収体では中空繊維が表面シートを通過した尿
を保持しにくいために吸収速度はある程度改善されるも
のの、中空繊維の中空部分に尿は入りにくく、あるいは
断面は円形であるため繊維上に尿は残留しにくく、した
がって中空繊維に沿っての尿の拡散は生じにくい。その
結果、第二吸収体層を有効に活用できなくなり、吸収体
の吸収能力が低くなり、ウエットバックはほとんど改善
されないことになる。また熱溶融性繊維を含むためにコ
ストが上がる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は吸収体の吸収
速度を向上させつつ、前記の欠点を改善した吸収体を有
する使いすておむつを提供するものである。
速度を向上させつつ、前記の欠点を改善した吸収体を有
する使いすておむつを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シートと液不透過性の裏面シートの間に吸収体を有す
る使いすておむつにおいて、前記吸収体が、前記液透過
性の表面シ−ト側に配置された第一吸収体層と、前記液
不透過性の裏面シ−ト側に配置された第二吸収体層から
なり、少なくとも前記第一吸収体層に、異型断面繊維が
5〜60重量%配合されていることを特徴とする使いす
ておむつに存する。さらに、本発明は前記第二吸収体層
中に高吸水性高分子物質が配合されていることを特徴と
する使いすておむつに存する。以下、図面によって本発
明の使いすておむつをより詳細に説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
面シートと液不透過性の裏面シートの間に吸収体を有す
る使いすておむつにおいて、前記吸収体が、前記液透過
性の表面シ−ト側に配置された第一吸収体層と、前記液
不透過性の裏面シ−ト側に配置された第二吸収体層から
なり、少なくとも前記第一吸収体層に、異型断面繊維が
5〜60重量%配合されていることを特徴とする使いす
ておむつに存する。さらに、本発明は前記第二吸収体層
中に高吸水性高分子物質が配合されていることを特徴と
する使いすておむつに存する。以下、図面によって本発
明の使いすておむつをより詳細に説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
【0007】図1は、本発明の使いすておむつの切り欠
き平面図を示しており、図2は、異型断面繊維の断面形
状を示している。本発明に使用する吸収体は、図3(図
1のX―X’線断面図)に示すように液透過性の表面シ
−ト側に配置された第一吸収体層と、液不透過性の裏面
シ−ト側に配置された第二吸収体層を有し、少なくとも
第一吸収体層に異型断面繊維が配合されている構成のも
のが好ましい。また各々の前記吸収体層あるいは前記吸
収体は、ティシュのような吸水シートで包まれていても
良い。また、符号1は液透過性の表面シート(以下、表
面シートとよぶ場合がある)、2は液不透過性の裏面シ
ート(以下、裏面シートとよぶ場合がある)、3は吸収
体、4は吸収体のマット層、5は高吸収性高分子物質
(以下、SAPとよぶ場合がある)、6は綿状パルプ、
7は異型断面繊維、8は第一吸収体層、9は第二吸収体
層をそれぞれ示している。
き平面図を示しており、図2は、異型断面繊維の断面形
状を示している。本発明に使用する吸収体は、図3(図
1のX―X’線断面図)に示すように液透過性の表面シ
−ト側に配置された第一吸収体層と、液不透過性の裏面
シ−ト側に配置された第二吸収体層を有し、少なくとも
第一吸収体層に異型断面繊維が配合されている構成のも
のが好ましい。また各々の前記吸収体層あるいは前記吸
収体は、ティシュのような吸水シートで包まれていても
良い。また、符号1は液透過性の表面シート(以下、表
面シートとよぶ場合がある)、2は液不透過性の裏面シ
ート(以下、裏面シートとよぶ場合がある)、3は吸収
体、4は吸収体のマット層、5は高吸収性高分子物質
(以下、SAPとよぶ場合がある)、6は綿状パルプ、
7は異型断面繊維、8は第一吸収体層、9は第二吸収体
層をそれぞれ示している。
【0008】本発明の使いすておむつは、図1に示すよ
うに、表面シ−ト1及び裏面シ−ト2とその間に吸収体
3を有する。表面シ−ト1は、ポリエステル、ポリプロ
ピレン等からなる液透過性の不織布、織布、多孔性プラ
スチックフィルム等が用いられる。また裏面シ−ト2
は、ポリエチレン等の液不透過性フィルム、液不透過性
のフィルムに不織布、織布等を張り合わせている素材等
からなる。吸収体3は、表面シ−ト1と裏面シ−ト2の
間に挟まれ、第一吸収体層8は図3(図1のX−X’断
面図)に示すように、綿状パルプ6、異型断面繊維7等
からなり、第二吸収体層9はSAP5、綿状パルプ6等
からなる。
うに、表面シ−ト1及び裏面シ−ト2とその間に吸収体
3を有する。表面シ−ト1は、ポリエステル、ポリプロ
ピレン等からなる液透過性の不織布、織布、多孔性プラ
スチックフィルム等が用いられる。また裏面シ−ト2
は、ポリエチレン等の液不透過性フィルム、液不透過性
のフィルムに不織布、織布等を張り合わせている素材等
からなる。吸収体3は、表面シ−ト1と裏面シ−ト2の
間に挟まれ、第一吸収体層8は図3(図1のX−X’断
面図)に示すように、綿状パルプ6、異型断面繊維7等
からなり、第二吸収体層9はSAP5、綿状パルプ6等
からなる。
【0009】本発明において、第一吸収体層8は綿状パ
ルプ6と異型断面繊維7より構成されている。異型断面
繊維7は、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、アクリル樹脂、ナイロン樹脂等があげられ、その断
面形状は図2に示すようにT型、菱型、W型、H型、ア
メーバ状等があげられる。繊維径は3デニ−ル〜30デ
ニ−ル程度が好ましく、繊維長は5mm〜50mmのも
のが、綿状パルプ6と混合するのに好適であるが、特に
制限をうけるものではない。これら第一吸収体層8を第
二吸収体層9の上に積層することによって、吸収速度を
向上しつつ、ウエットバックを減らすことが可能とな
る。
ルプ6と異型断面繊維7より構成されている。異型断面
繊維7は、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、アクリル樹脂、ナイロン樹脂等があげられ、その断
面形状は図2に示すようにT型、菱型、W型、H型、ア
メーバ状等があげられる。繊維径は3デニ−ル〜30デ
ニ−ル程度が好ましく、繊維長は5mm〜50mmのも
のが、綿状パルプ6と混合するのに好適であるが、特に
制限をうけるものではない。これら第一吸収体層8を第
二吸収体層9の上に積層することによって、吸収速度を
向上しつつ、ウエットバックを減らすことが可能とな
る。
【0010】本発明において使用される綿状パルプ6
は、化学パルプ、機械パルプあるいはケミメカニカルパ
ルプのシ−トを粉砕機で綿状にしたものである。パルプ
原料としては針葉樹に限らず、広葉樹、わら、竹、バガ
スおよびケナフも適用される。SAP5としては、デン
プン重合体、アクリル酸系重合体、セルロ−ス系等、自
重の30倍以上の水、尿、体液を吸収するもので、ポリ
アクリル酸ナトリウム等のポリアクリル酸系のものが吸
収性能の点から最も適当である。
は、化学パルプ、機械パルプあるいはケミメカニカルパ
ルプのシ−トを粉砕機で綿状にしたものである。パルプ
原料としては針葉樹に限らず、広葉樹、わら、竹、バガ
スおよびケナフも適用される。SAP5としては、デン
プン重合体、アクリル酸系重合体、セルロ−ス系等、自
重の30倍以上の水、尿、体液を吸収するもので、ポリ
アクリル酸ナトリウム等のポリアクリル酸系のものが吸
収性能の点から最も適当である。
【0011】本発明において、前記第一吸収体層8に
は、異型断面繊維7が第一吸収体層の5〜60重量%を
占める割合で配合されることが好ましく、20〜40重
量%であることがより好ましい。
は、異型断面繊維7が第一吸収体層の5〜60重量%を
占める割合で配合されることが好ましく、20〜40重
量%であることがより好ましい。
【0012】第一吸収体層8において異型断面繊維7の
占める割合が60重量%を越すと、異型断面繊維の保水
力が低いために吸収体3の吸収速度は速くなるが、表面
シート1からの水分吸収能力が下がり、表面シート1の
濡れが多くなるため不快感を感じやすくなり、適当では
ない。また占める割合が5%未満となると、吸収速度に
効果が見られないために適当ではない。
占める割合が60重量%を越すと、異型断面繊維の保水
力が低いために吸収体3の吸収速度は速くなるが、表面
シート1からの水分吸収能力が下がり、表面シート1の
濡れが多くなるため不快感を感じやすくなり、適当では
ない。また占める割合が5%未満となると、吸収速度に
効果が見られないために適当ではない。
【0013】図3においては、SAP5が第二吸収体層
9中に混合されているが、SAP5の混合は均一でも良
く、また散布に分布密度があっても良い。SAP5は、
第二吸収体層の1〜70重量%を占める割合で配合され
ることが好ましく、3〜60重量%配合されていること
がより好ましい。また、SAP5の分布は、必要に応じ
て第一吸収体層8と第二吸収体層9の間に層状に散布さ
れたものであっても良い。
9中に混合されているが、SAP5の混合は均一でも良
く、また散布に分布密度があっても良い。SAP5は、
第二吸収体層の1〜70重量%を占める割合で配合され
ることが好ましく、3〜60重量%配合されていること
がより好ましい。また、SAP5の分布は、必要に応じ
て第一吸収体層8と第二吸収体層9の間に層状に散布さ
れたものであっても良い。
【0014】本発明において第一吸収体層8の密度は
0.02〜0.25g/cm3であることが好ましく、
0.03〜0.2g/cm3であることがより好まし
い。また坪量は20〜200g/m2であることが好ま
しく、50〜150g/m2であることがより好まし
い。さらに第二吸収体層9の密度は0.03〜0.4g
/cm3であることが好ましく、0.05〜0.3g/
cm3であることがより好ましい。また坪量は50〜5
00g/m2であることが好ましく、100〜150g
/m2であることがより好ましい。
0.02〜0.25g/cm3であることが好ましく、
0.03〜0.2g/cm3であることがより好まし
い。また坪量は20〜200g/m2であることが好ま
しく、50〜150g/m2であることがより好まし
い。さらに第二吸収体層9の密度は0.03〜0.4g
/cm3であることが好ましく、0.05〜0.3g/
cm3であることがより好ましい。また坪量は50〜5
00g/m2であることが好ましく、100〜150g
/m2であることがより好ましい。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明の効果を詳細に説
明する。 実施例1 異型断面繊維を綿状パルプに添加し、粉砕処理、積層処
理、プレス処理を行い、坪量60g/m2の綿状パルプ
を作り、これを第一吸収体層とした。 ここで使用され
た異型断面繊維は、ポリエステルを構成成分とし、T型
の断面を持つものである。実施にあたっては、繊維径4
デニール、繊維長10mmのT型断面繊維を第一吸収体
層に占める割合が7重量%となるように配合した。ま
た、SAPを綿状パルプに添加し、積層処理、プレス処
理を行い、坪量180g/m2 の綿状パルプを作り、こ
れを第二吸収体層とした。実施にあたっては、SAPに
はポリアクリル酸塩を使用し、第二吸収体層に占める割
合が45重量%となるように配合した。このようにして
別々に作製した第一吸収体層と第二吸収体層を用いて吸
収体の大きさが400mm×150mmである使いすて
おむつを作製し、吸収速度とウエットバックを測定し
た。
明する。 実施例1 異型断面繊維を綿状パルプに添加し、粉砕処理、積層処
理、プレス処理を行い、坪量60g/m2の綿状パルプ
を作り、これを第一吸収体層とした。 ここで使用され
た異型断面繊維は、ポリエステルを構成成分とし、T型
の断面を持つものである。実施にあたっては、繊維径4
デニール、繊維長10mmのT型断面繊維を第一吸収体
層に占める割合が7重量%となるように配合した。ま
た、SAPを綿状パルプに添加し、積層処理、プレス処
理を行い、坪量180g/m2 の綿状パルプを作り、こ
れを第二吸収体層とした。実施にあたっては、SAPに
はポリアクリル酸塩を使用し、第二吸収体層に占める割
合が45重量%となるように配合した。このようにして
別々に作製した第一吸収体層と第二吸収体層を用いて吸
収体の大きさが400mm×150mmである使いすて
おむつを作製し、吸収速度とウエットバックを測定し
た。
【0016】ここにおける吸収速度とは、人工尿50c
cがおむつに吸収されるまでの時間であり、30分ごと
に3回くりかえし測定したものである。また、ウエット
バックとは吸収速度を測定した(50ccを3回吸収さ
せた)後のおむつを用い、0.05kg/cm2 の圧力をかけて
5分間、100mm×100mmの濾紙を表面シート上
に10枚積層して放置した際に、濾紙に吸収された人工
尿量を測定したものであり、15g以下が実用的であ
る。ここで使用した人工尿は次の通りである。 人工尿組成 尿素 1.9% NaCl 0.8% CaCl2 0.1% MgSO4 0.1% 残部は水
cがおむつに吸収されるまでの時間であり、30分ごと
に3回くりかえし測定したものである。また、ウエット
バックとは吸収速度を測定した(50ccを3回吸収さ
せた)後のおむつを用い、0.05kg/cm2 の圧力をかけて
5分間、100mm×100mmの濾紙を表面シート上
に10枚積層して放置した際に、濾紙に吸収された人工
尿量を測定したものであり、15g以下が実用的であ
る。ここで使用した人工尿は次の通りである。 人工尿組成 尿素 1.9% NaCl 0.8% CaCl2 0.1% MgSO4 0.1% 残部は水
【0017】また、吸収速度を測定した(50ccを3
回吸収させた)後、ウエットバックを測定する前に表面
シートに軽く触れ、その乾き具合(以下、サラット感と
よぶ場合がある)を判定した。判定基準は次の通りに3
段階に分けて観察し、○あるいは△が実用的である。 サラット感 ○: 乾いている △: 湿っている ×: かなり湿っている
回吸収させた)後、ウエットバックを測定する前に表面
シートに軽く触れ、その乾き具合(以下、サラット感と
よぶ場合がある)を判定した。判定基準は次の通りに3
段階に分けて観察し、○あるいは△が実用的である。 サラット感 ○: 乾いている △: 湿っている ×: かなり湿っている
【0018】実施例2 T型断面繊維の第一吸収体層に占める割合を20重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
【0019】実施例3 T型断面繊維の第一吸収体層に占める割合を40重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
【0020】実施例4 T型断面繊維の第一吸収体層に占める割合を55重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
【0021】実施例5 繊維径4デニール、繊維長10mmのT型断面繊維の代
わりに、繊維径3デニール、繊維長10mmのH型断面
繊維を使用し、第一吸収体層に占める割合を40重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
わりに、繊維径3デニール、繊維長10mmのH型断面
繊維を使用し、第一吸収体層に占める割合を40重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
【0022】比較例1 T型断面繊維を配合しなかった以外は実施例1と同様の
方法で使いすておむつを作製し、実施例1と同様にして
測定を行った。
方法で使いすておむつを作製し、実施例1と同様にして
測定を行った。
【0023】比較例2 T型断面繊維の第一吸収体層に占める割合を3重量%に
した以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを作
製し、実施例1と同様にして測定を行った。
した以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを作
製し、実施例1と同様にして測定を行った。
【0024】比較例3 T型断面繊維の第一吸収体層に占める割合を65重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
【0025】比較例4 繊維径4デニール、繊維長10mmのT型断面繊維の代
わりに、繊維径6デニール、繊維長10mmの中空断面
繊維を使用し、第一吸収体層に占める割合を40重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
わりに、繊維径6デニール、繊維長10mmの中空断面
繊維を使用し、第一吸収体層に占める割合を40重量%
にした以外は実施例1と同様の方法で使いすておむつを
作製し、実施例1と同様にして測定を行った。
【0026】比較例5 吸収体に占めるSAPの割合が35重量%となるよう
に、また、T型断面繊維の占める割合が40重量%とな
るように配合し、積層処理、プレス処理を行うことで坪
量240g/m2の吸収体を作成し、実施例1と同様の
検討を行った。以上のテスト結果を表1に示す。
に、また、T型断面繊維の占める割合が40重量%とな
るように配合し、積層処理、プレス処理を行うことで坪
量240g/m2の吸収体を作成し、実施例1と同様の
検討を行った。以上のテスト結果を表1に示す。
【0027】表1から明らかなように、実施例の特性は
全て良好であるが、比較例はそのいずれかにおいて劣っ
ている。
全て良好であるが、比較例はそのいずれかにおいて劣っ
ている。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明の使いすておむつは、吸収体が綿
状パルプと異型断面繊維の混合物により構成されてお
り、吸収体のマット層が尿を複数回迅速に吸収し、逆戻
りを抑え、サラット感も損なわないことにより、使用者
の不快感を軽減し、皮膚かぶれの発生原因を減らすこと
にもなる。
状パルプと異型断面繊維の混合物により構成されてお
り、吸収体のマット層が尿を複数回迅速に吸収し、逆戻
りを抑え、サラット感も損なわないことにより、使用者
の不快感を軽減し、皮膚かぶれの発生原因を減らすこと
にもなる。
【図1】本発明の使いすておむつの一部切り欠き平面図
を示す。
を示す。
【図2】本発明の使いすておむつに使用した異型断面繊
維の断面形状を示す。
維の断面形状を示す。
【図3】本発明の使いすておむつであり、図1のX−
X’断面図を示す。
X’断面図を示す。
1.液透過性の表面シ−ト 2.液不透過性の裏面シ−ト 3.吸収体 4.マット層 5.高吸水性高分子物質 6.綿状パルプ 7.異型断面繊維 8.第一吸収体
層 9.第二吸収体層
層 9.第二吸収体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 大志郎 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内 (72)発明者 平井 好夫 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 液透過性の表面シートと液不透過性の裏
面シートの間に吸収体を有する使いすておむつにおい
て、前記吸収体が、前記液透過性の表面シ−ト側に配置
された第一吸収体層と、前記液不透過性の裏面シ−ト側
に配置された第二吸収体層からなり、少なくとも前記第
一吸収体層に、異型断面繊維が5〜60重量%配合され
ていることを特徴とする使いすておむつ。 - 【請求項2】 前記第二吸収体層中に高吸水性高分子物
質が配合されていることを特徴とする請求項1記載の使
いすておむつ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6310779A JPH08164163A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 使いすておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6310779A JPH08164163A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 使いすておむつ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164163A true JPH08164163A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18009377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6310779A Pending JPH08164163A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 使いすておむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08164163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007202576A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-16 | Livedo Corporation | 吸収用積層体および使い捨て吸収性物品 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP6310779A patent/JPH08164163A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007202576A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-16 | Livedo Corporation | 吸収用積層体および使い捨て吸収性物品 |
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