[go: up one dir, main page]

JPH0794600A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0794600A
JPH0794600A JP6069774A JP6977494A JPH0794600A JP H0794600 A JPH0794600 A JP H0794600A JP 6069774 A JP6069774 A JP 6069774A JP 6977494 A JP6977494 A JP 6977494A JP H0794600 A JPH0794600 A JP H0794600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
capacitor
electrode layer
layer
lower electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6069774A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichirou Kashiwabara
慶一朗 柏原
Hiromi Ito
博巳 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6069774A priority Critical patent/JPH0794600A/ja
Publication of JPH0794600A publication Critical patent/JPH0794600A/ja
Priority to US08/526,392 priority patent/US5567964A/en
Priority to US08/689,761 priority patent/US5693553A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S257/00Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
    • Y10S257/90MOSFET type gate sidewall insulating spacer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な耐リーク特性および耐圧特性を有する
キャパシタを得る。 【構成】 シリコン基板31の表面にはソース/ドレイ
ン領域25を揺するトランスファゲートトランジスタ3
0が形成されている。このソース/ドレイン領域25
と、層間絶縁膜41に形成されたコンタクトホール41
aを埋込むプラグ層43aを通じて接続されるように下
部電極層1が形成されている。少なくとも下部電極層1
の側壁面を露出するように下部電極層上には強誘電体層
を含むキャパシタ絶縁層3が形成されている。下部電極
層1の側壁面を含む露出表面を覆うように層間絶縁膜4
1の上部表面上にサイドウォールスペーサ形状を有する
側壁絶縁膜11aが形成されている。この側壁絶縁膜1
1aとキャパシタ絶縁層3とを介在して下部電極層1を
覆うように上部電極層5が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置およびその
製造方法に関し、特にキャパシタの電極間に介在する誘
電体膜に高誘電率材料を用いた半導体装置およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータなどの情報機器の目
覚ましい普及によって、半導体記憶装置の需要が急速に
拡大している。また機能的には、大規模な記憶容量を有
し、かつ高速動作が可能なものが要求されている。これ
に伴なって、半導体記憶装置の高集積化および高速応答
性あるいは高信頼性に関する技術開発が進められてい
る。
【0003】半導体記憶装置の中で、記憶情報のランダ
ムな入出力が可能なものとしてDRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)が一般的に知られている。このDR
AMは、多数の記憶情報を蓄積する記憶領域であるメモ
リセルアレイと、外部との入出力に必要な周辺回路とか
ら構成されている。
【0004】以下、このDRAMの構成について説明す
る。図33は、一般的なDRAMの構成を示すブロック
図である。図33を参照して、DRAM350は、メモ
リセルアレイ351と、ロウアンドカラムアドレスバッ
ファ352と、ロウデコーダ353と、カラムデコーダ
354と、センスリフレッシュアンプ355と、データ
インバッファ356と、データアウトバッファ357
と、クロックジェネレータ358とを備えている。
【0005】メモリセルアレイ351は記憶情報のデー
タ信号を蓄積する役割をなす。ロウアンドカラムアドレ
スバッファ352は、単位記憶回路を構成するメモリセ
ルを選択するためのアドレスバッファ信号を外部から受
ける役割をなす。ロウデコーダ353およびカラムデコ
ーダ354はアドレスバッファ信号を解読することによ
ってメモリセルを指定する役割をなす。センスリフレッ
シュアンプ355は、指定されたメモリセルに蓄積され
た信号を増幅して読出す役割をなす。データインバッフ
ァ356およびデータアウトバッファ357は、データ
を入力または出力する役割をなす。クロックジェネレー
タ358はクロック信号を発生する役割をなす。
【0006】このように構成されるDRAMの半導体チ
ップ上において、メモリセルアレイ351は大きな面積
を占めている。また、このメモリセルアレイ351に
は、単位記憶情報を蓄積するためのメモリセルがマトリ
ックス状に複数個配列されて形成されている。すなわ
ち、通常、メモリセルは、1個のMOS(Metal Oxide
Semiconductor )トランジスタと、これに接続された1
個のキャパシタとから構成されている。このメモリセル
は、1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセルとして
広く知られている。このような構成を有するメモリセル
は構造が簡単なためメモリセルアレイの集積度を向上さ
せることが容易であり、大容量のDRAMに広く用いら
れている。
【0007】また、DRAMのメモリセルは、キャパシ
タの構造によっていくつかのタイプに分けることができ
る。この中でもスタックトタイプキャパシタは、その構
成上、キャパシタの電極間対向面積を増大させることが
容易である。それゆえ、半導体装置の集積化に伴い素子
が微細化された場合でも、キャパシタ容量を確保するこ
とが容易である。このことより、半導体記憶装置への集
積化に伴ってスタックトタイプのキャパシタが多く用い
られるようになった。
【0008】図34は、従来のスタックトタイプキャパ
シタを備えたDRAMの断面構造図である。図34を参
照して、シリコン基板331の表面には、各素子を電気
的に分離するための分離酸化膜333が形成されてい
る。また分離酸化膜333の下側領域には、チャネルス
トッパ領域335が形成されている。このように、分離
酸化膜333とチャネルストッパ領域335とにより電
気的に分離されたシリコン基板331の表面にDRAM
のメモリセルが形成されている。このメモリセルは、1
つのトランスファゲートトランジスタ330と、1つの
キャパシタ320とを有している。
【0009】このトランスファゲートトランジスタ33
0は、ゲート酸化膜321と、ゲート電極323と、1
対のソース/ドレイン領域325とを有している。シリ
コン基板331の表面には、互いに所定の間隔を介して
1対のソース/ドレイン領域325が形成されている。
このソース/ドレイン領域325は、LDD(Lightly
Doped Drain )構造を有している。すなわち、ソース/
ドレイン領域325は、比較的低濃度の不純物領域32
5aと比較的高濃度の不純物領域325bとの2層構造
よりなっている。この1対のソース/ドレイン領域32
5に挟まれる領域上には、ゲート酸化膜321を介在し
てゲート電極323が形成されている。このゲート電極
323の表面を覆うように絶縁膜327が形成されてい
る。
【0010】このトランスファゲートトランジスタ33
0を覆うように、かつ1対のソース/ドレイン領域32
5の一部表面を露出するように絶縁膜329が形成され
ている。この絶縁膜329より露出する1対のソース/
ドレイン領域325のいずれか一方と接するようにキャ
パシタ320が形成されている。
【0011】このキャパシタ320は、下部電極層31
3と、キャパシタ絶縁層315と、上部電極層317と
を有している。下部電極層(ストレージノード)313
は、1対のソース/ドレイン領域325のいずれか一方
の表面と接し、かつ絶縁膜329上に延在して形成され
ている。この下部電極層の表面上を覆うように、主にシ
リコン酸化物よりなるキャパシタ絶縁層315が形成さ
れている。さらに、このキャパシタ絶縁層315を介在
して下部電極層313を覆うように上部電極層(セルプ
レート)317が形成されている。このキャパシタ絶縁
層315を挟む下部電極層313と上部電極層317と
の対向領域において電荷が蓄積される。
【0012】キャパシタ320を覆うようにシリコン基
板331の表面全面に層間絶縁膜301が形成されてい
る。この層間絶縁膜301には、コンタクトホール30
1aが形成されている。このコンタクトホール301a
は、1対のソース/ドレイン領域325のいずれか他方
の表面に達している。コンタクトホール301aを通じ
てソース/ドレイン領域325と接するように層間絶縁
膜301上にはビット線337が形成されている。
【0013】ビット線337は、多結晶シリコン層33
7aと、タングステンシリサイド層337bとを有して
いる。すなわち多結晶シリコン層337aとタングステ
ンシリサイド層337bとが順次積層して形成されるこ
とによりビット線337が構成されている。このビット
線337を覆うように絶縁膜319が形成されている。
【0014】図34に示すスタックトタイプのキャパシ
タを有するメモリセルは、上述したように構成上の特徴
から高集積化に適している。
【0015】しかしながら、DRAMの高集積化を推し
進めた場合、メモリセルサイズの縮小が余儀なくされ
る。このメモリセルサイズの縮小に伴って、キャパシタ
の平面的な占有面積も同時に縮小される。このように平
面占有面積が減少した場合、その減少の割合にほぼ比例
して下部電極層313の表面領域は減少し、これに伴っ
てキャパシタ320の電極間対向面積も減少する。すな
わち、キャパシタに蓄えられる電荷量(1ビットのメモ
リセルに蓄えられる電荷量)が低下することになる。こ
の1ビットのメモリセルに蓄えられる電荷量が一定値よ
り低下した場合、記憶領域としてのDRAMの動作が不
安定なものとなり、信頼性が低下する。
【0016】係るDRAMの動作の不安定化を防止する
ため、限られた平面占有面積内においてキャパシタの容
量を増加させる必要がある。キャパシタ容量を増加させ
る手段として、これまでに、キャパシタ絶縁層の薄膜
化、キャパシタ絶縁層の誘電率の増加、などが検討さ
れてきた。
【0017】に示したキャパシタ絶縁層の薄膜化は、
通常、キャパシタ絶縁層としてシリコン酸化膜を使用す
る限り限界に達している。このため、シリコン酸化膜よ
りなるキャパシタ絶縁層を用いてキャパシタ容量を増加
させるためには、キャパシタ形状を筒型、フィン型など
の複雑形状にする必要がある。しかしながら、このよう
な複雑形状を有するキャパシタを製造する場合、その製
造方法が極めて煩雑になるという問題点がある。
【0018】そこで、最近では、特にに示したキャパ
シタ誘電率の増加に関する開発が盛んに進められてい
る。キャパシタ絶縁層の誘電率を増加させるためには、
高い誘電率を有する材料、いわゆる高誘電率材料をキャ
パシタ絶縁層に採用する方法がある。この高誘電率材料
は、一般にシリコン酸化膜の数倍から数百倍の誘電率を
有する。このため、この高誘電率材料をキャパシタ絶縁
層に用いることにより、キャパシタの形状を単純形状に
維持したまま、容易に容量の増加を図ることが可能とな
る。
【0019】なお、この高誘電率材料と呼ばれる材料の
一例としては、酸化タンタル(Ta 25 )、チタン酸
ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸ジルコン酸ランタン
鉛(PLZT)、チタン酸ストロンチウム(STO)、
チタン酸バリウム(BTO)、STなどが挙げられる。
【0020】以下、この高誘電率材料をキャパシタ絶縁
層とするキャパシタを有するDRAMのメモリセル構造
を従来の半導体装置として図を用いて説明する。
【0021】図35は、従来の半導体装置の構成を概略
的に示す断面図である。図35を参照して、シリコン基
板431の分離酸化膜433とチャネルストッパ領域4
35とにより分離された領域には、複数個のDRAMの
メモリセルが形成されている。このメモリセルは、トラ
ンスファゲートトランジスタ430と、キャパシタ41
0とを有する1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセ
ルである。
【0022】トランスファゲートトランジスタ430
は、ゲート酸化膜421と、ゲート電極423と、1対
のソース/ドレイン領域425とを有している。シリコ
ン基板431の表面には、互いに所定の間隔を介して1
対のソース/ドレイン領域425が形成されている。こ
のソース/ドレイン領域425は、LDD構造を有して
いる。すなわち、比較的低濃度の不純物領域425aと
比較的高濃度の不純物領域425bとの2層構造よりソ
ース/ドレイン領域425が形成されている。この1対
のソース/ドレイン領域425に挟まれる領域上には、
ゲート酸化膜421を介在してゲート電極423が形成
されている。このゲート電極423の表面を覆うように
絶縁膜427が形成されている。
【0023】トランスファゲートトランジスタ430を
構成する1対のソース/ドレイン領域425のいずれか
一方に接するように、ビット線437が絶縁膜427上
に延在して形成されている。このビット線437とトラ
ンスファゲートトランジスタ430とを覆うようにシリ
コン基板431の表面全面に層間絶縁膜441が形成さ
れている。ビット線437は、この層間絶縁膜441に
よりその表面が覆われることによって、埋込みビット線
とされている。
【0024】層間絶縁膜441には、コンタクトホール
441aが形成されている。このコンタクトホール44
1aは、1対のソース/ドレイン領域425のいずれか
他方の表面に達している。このコンタクトホール441
a内を充填するようにプラグ層443aが形成されてい
る。このプラグ層443aには、不純物が注入された多
結晶シリコン(以下、ドープト多結晶シリコンとする)
が用いられている。このプラグ層443aを通じてソー
ス/ドレイン領域425と電気的に接続されるようにキ
ャパシタ410が形成されている。
【0025】キャパシタ410は、下部電極層401
と、キャパシタ絶縁層403と、上部電極層405とを
有している。このキャパシタ410のキャパシタ絶縁層
403には、上述したとおり、たとえばPZTよりなる
高誘電率材料が用いられている。また、このPZTなら
びにPLZTは、白金(Pt)上に形成した際に最も大
きい比誘電率を示す。それゆえ、下部電極層401に
は、多くの場合白金が用いられている。
【0026】この下部電極層401は、バリア層413
を介在してプラグ層443aと電気的に接続されるよう
に、かつ層間絶縁膜401の表面上を延在するように形
成されている。なお、このバリア層411は、プラグ層
443a内の不純物が層間絶縁膜401へ拡散するのを
防止し、かつ層間絶縁膜441と下部電極層401との
密着性を向上させる役割をなしている。この下部電極層
401の表面上を覆うようにPZTなどの高誘電率材料
よりなるキャパシタ絶縁層403が形成されている。ま
たこのキャパシタ絶縁層403を介在して下部電極層4
01を覆うように上部電極層405が形成されている。
キャパシタ410を覆うように絶縁膜445が形成され
ている。
【0027】次に、上述した従来の半導体装置の製造方
法について説明する。図36〜図45は、従来の半導体
装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。まず
図36を参照して、シリコン基板431の表面にLOC
OS(LocalOxidation of Silicon)法などにより分離
酸化膜433が形成される。またこの際、同時に分離酸
化膜433の下側領域にチャネルストッパ領域435が
形成される。
【0028】そしてシリコン基板431の表面上にゲー
ト酸化膜421を介在してゲート電極423が形成され
る。このゲート電極423などをマスクとしてイオン注
入を施すことにより、比較的低濃度の不純物領域425
aが形成される。ゲート電極423を覆うように絶縁膜
427が形成される。この絶縁膜427などをマスクと
してイオン注入を施すことにより比較的高濃度の不純物
領域425bが形成される。この比較的低濃度と高濃度
の不純物領域425aと425bとにより、ソース/ド
レイン領域425が形成される。このようにしてトラン
スファゲートトランジスタ430が形成される。
【0029】1対のソース/ドレイン領域425のいず
れか一方と接するように埋込みビット線437が絶縁膜
427上に延在するように形成される。この埋込みビッ
ト線437とトランスファゲートトランジスタ430を
覆うように、シリコン酸化膜441bがCVD(Chamia
l Vapor Deposition)法によりシリコン基板431の表
面全面に形成される。このシリコン酸化膜441bの表
面上に表面の平坦化のためレジスト膜441cが形成さ
れる。このレジスト膜441cは、SOG(Spin Or Gl
ass )膜を塗布することによって形成された膜であって
もよい。この後、レジスト膜441cおよびシリコン酸
化膜441bが点線で示す位置までエッチバックされ
る。
【0030】図37を参照して、このエッチバックによ
り、その表面がほぼ平坦なシリコン酸化膜441が得ら
れる。
【0031】図38を参照して、シリコン酸化膜441
の表面全面にフォトレジスト451が塗布され、露光処
理などにより所望の形状にパターニングされる。このパ
ターニングにより、ソース/ドレイン領域425の上方
にホールパターン451aを有するレジストパターン4
51が形成される。このレジストパターン451をマス
クとしてシリコン酸化膜441に異方性エッチングが施
される。このエッチングにより、シリコン酸化膜441
には、ソース/ドレイン領域425の一部表面を露出す
るコンタクトホール441aが形成される。この後レジ
ストパターン451が除去される。
【0032】図39を参照して、コンタクトホール44
1a内を充填するようにシリコン酸化膜441の表面全
面にドープト多結晶シリコン膜443がCVD法により
500〜8000Åの膜厚で形成される。このドープト
多結晶シリコン膜443に、少なくともシリコン酸化膜
441の表面が露出するまでエッチバックが施される。
【0033】図40を参照して、このエッチバックはシ
リコン酸化膜441表面上のエッチング残渣を完全に除
去するため、ドープト多結晶シリコン膜443の膜厚の
約20〜30%のオーバーエッチングが施される。この
エッチバックにより、層間絶縁膜441のコンタクトホ
ール441a内を埋込むプラグ層443aが形成され
る。
【0034】図41を参照して、プラグ層443aの上
部表面に接するように層間絶縁膜441の表面全面にス
パッタ法によってTi(チタン)/TiN(窒化チタ
ン)/Ti(チタン)よりなるバリア層413が形成さ
れる。また、このバリア層413の表面全面に白金層4
01がスパッタ法によって形成される。
【0035】図42を参照して、所望の形状にパターニ
ングされたレジストパターン453が白金層401の部
分表面上に形成される。このレジストパターン453を
マスクとして白金層401とバリア層413が順次エッ
チング除去される。これにより、白金よりなる下部電極
層401が形成される。この後、レジストパターン45
3が、酸素プラズマを用いたアッシングにより除去され
る。
【0036】図43を参照して、このアッシングによ
り、下部電極層401の上部表面が露出する。
【0037】図44を参照して、下部電極層401の表
面を覆うように、たとえばPZTなどの高誘電率材料よ
りなるキャパシタ絶縁層403がスパッタ法により形成
される。
【0038】なお、このPZTなどよりなるキャパシタ
絶縁膜403は、一般には、スパッタ法により形成され
るが、CVD法により形成することも可能である。
【0039】図45を参照して、高誘電率材料よりなる
キャパシタ絶縁層403を介在して下部電極層401を
覆うように、たとえば白金よりなる上部電極層405が
スパッタ法により形成される。これにより下部電極層4
01とキャパシタ絶縁層403と上部電極層405とか
らなるキャパシタ410が形成される。またキャパシタ
410を覆うように絶縁膜445がCVD法により形成
される。
【0040】なお、上記の製造工程において、図44に
示すプロセスでキャパシタ絶縁層403をスパッタ法で
はなくCVD法で製造した場合には、図46に示すよう
な半導体装置が形成される。図46を参照して、CVD
法により形成されるキャパシタ絶縁層403aは、スパ
ッタ法で形成される膜に比較して段差被覆性(ステップ
カバレッジ)が良好である。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにキャパシ
タ絶縁層として高誘電率材料を用いた従来の半導体装置
は構成され、かつ製造される。また上述したようにキャ
パシタ形状を単純形状に維持したまま容易にキャパシタ
容量の増大を図ることができるため、このようなキャパ
シタは、たとえば256MDRAMに代表される高集積
記憶素子に用いることが有望視されている。
【0042】しかしながら、従来の半導体装置およびそ
の製造方法では、下部電極層401がパターニングされ
た後にキャパシタ絶縁層403が形成される。このた
め、キャパシタ410を構成する下部電極層401と上
部電極層405との間で耐圧特性および耐リーク特性が
悪化するという問題点があった。以下、その問題点につ
いてキャパシタ絶縁層403を(1)スパッタ法により
形成する場合、(2)CVD法で形成する場合に分けて
説明する。
【0043】(1)スパッタ法により形成する場合 (i)図45を参照して、下部電極層401が層間絶縁
膜441上で所望の形状にパターニングされて形成され
る。このため、下部電極層401の上部表面と層間絶縁
膜441の上部表面とにより段差が構成される。このよ
うに段差が生じた表面上にスパッタ法のような段差被覆
性の悪い方法によりキャパシタ絶縁層403が形成され
る。それゆえ、キャパシタ絶縁層403は、段差の下端
部(S部)において膜厚が小さくなる。キャパシタ絶縁
層403の膜厚が部分的にでも小さくなった場合、この
膜厚の小さい部分(S部)において下部電極層401と
上部電極層405との間でリーク電流が増大し、所定の
耐圧を確保することが困難となる。すなわち、下部電極
層401と上部電極層405との間で良好な耐リーク特
性および耐圧特性を得ることができない。
【0044】(ii)また、図47を参照して、下部電
極層401がパターニングされた後に、キャパシタ絶縁
層403が形成される場合には、キャパシタ絶縁層40
3は下部電極層401と層間絶縁膜441とに接して形
成されることになる。すなわち、キャパシタ絶縁層40
3は、白金よりなる下部電極層401に接してその上に
形成される部分403aと、層間絶縁膜441に接して
その上に形成される部分403bとを有することとな
る。
【0045】一般に、PZTならびにPLZTのごとき
鉛を含む高誘電率材料については、シリコン酸化膜上に
形成された場合ペロブスカイト構造が得難く、白金上に
形成された場合ペロブスカイト構造が得やすいことが知
られている。
【0046】また本願発明者らは、実験の結果、PZT
ならびにPLZTについては、ペロブスカイト構造を多
く含むほど、その耐リーク特性が良好であることを見出
した。以下、その実験の方法ならびにその結果について
述べる。
【0047】まず、図48に示す構造を有するサンプル
(A)、(B)を2つ作成し、準備した。
【0048】図48は、サンプルの構造を示す概略断面
図である。図48を参照して、サンプル510は、シリ
コン基板501と、そのシリコン基板501上に順に積
層されたシリコン酸化膜(SiO2 )503と、白金
(Pt)層505と、高誘電率材料よりなる膜507
(以下、高誘電率材料膜とする)と、パターニングされ
た白金層509とを有している。ここで高誘電率材料膜
507は、PZTとPbTiO3 との2層構造を有し、
その上層のPZTが150nmの膜厚を有し、下層のP
bTiO3 が4nmの膜厚を有している。
【0049】ここで、流量60sccmのTi(チタ
ン)を含む雰囲気中で下層のPbTiO3 を成膜したも
のをサンプル(A)とし、流量180sccmのTiを
含む雰囲気中で下層のPbTiO3 を成膜したものをサ
ンプル(B)とした。
【0050】図49は、このサンプル(A)と(B)と
の高誘電率材料膜507の表面状態を走査型電子顕微鏡
(SEM)で観察した図である。図49を参照して、高
誘電率材料膜507の表面の白い部分がペロブスカイト
構造を示している。この白い部分(ペロブスカイト構
造)がサンプル(A)ではまばらに分布しているのに比
較して、サンプル(B)では密に分布している。すなわ
ち、サンプル(B)はサンプル(A)に比較して多数の
ペロブスカイト構造を有している。また、このことは以
下のX線回折によっても確かめられた。
【0051】図50(a)、(b)は、2つのサンプル
(A)と(B)とにX線回折を行なったピーク強度比を
示す図である。図50(a)、(b)を参照して、横軸
が回折角度を示し、縦軸が強度を示している。サンプル
(A)(図49(a))では、ペロブスカイト構造でな
い部分に相当する35度付近のピークに比較して、ペロ
ブスカイト構造を示す30度付近のピーク強度が小さ
い。これに対して、サンプル(B)(図49(b))で
は、ペロブスカイト構造でない部分に相当する35度付
近のピーク強度に比較して、ペロブスカイト構造を示す
30度付近のピーク強度が大きい。すなわち、サンプル
(B)は、サンプル(A)に比較して多くのペロブスカ
イト構造を有していることが確認された。
【0052】このように準備されたサンプル(A)、
(B)について、各々リーク電流を測定した。その測定
は、図48を参照して、パターニングされた白金層50
9に電圧を印加し、そのときに高誘電率材料膜507に
流れる電流値を測定することにより行なった。
【0053】図51は、上記の方法により測定したサン
プル(A)と(B)の各リーク電流値を示す図である。
図51を参照して、横軸がパターニングされた白金層5
09に印加した電圧値であり、縦軸が高誘電率材料膜5
07を流れる電流密度(いわゆるリーク電流密度)であ
る。この図51より明らかなように、サンプル(A)と
(B)とに同一電圧を印加した場合、サンプル(A)の
方がサンプル(B)に比較してリーク電流値が高くなる
ことが判明した。
【0054】上記の実験結果より、ペロブスカイト構造
を多数有するサンプル(B)は、ペロブスカイト構造の
少ないサンプル(A)に比較してリーク電流が小さい、
すなわち耐リーク特性が良好であることが判明した。
【0055】以上のことより、再び図47を参照して、
キャパシタ絶縁層403において白金層401上に形成
された部分403aでは、比較的多数のペロブスカイト
構造を有するため耐リーク特性は比較的良好である。こ
れに対して、層間絶縁膜441上に形成された部分40
3bではペロブスカイト構造が比較的少ないため、良好
な耐リーク特性を得ることができない。このため、下部
電極層401と上部電極層405とに電荷が蓄積され、
キャパシタ絶縁層403に電圧が印加された状態では層
間絶縁膜441上に形成された部分403bにおいて電
極401と405との間でリークパス(リーク電流の流
れる経路:たとえば矢印A方向に沿う経路)が形成され
やすくなる。従って、キャパシタ410全体として良好
な耐リーク特性と耐圧特性を得ることができない。
【0056】上記(i)、(ii)より、従来例では、
キャパシタ絶縁層403をスパッタ法で形成する場合、
優れた耐リーク特性および耐圧特性を有するキャパシタ
410を得ることはできない。
【0057】(2)CVD法により形成する場合 図42と図43を参照して、従来の半導体装置の製造方
法では、下部電極層401がパターニングされた後、レ
ジストパターン453が酸素プラズマによるアッシング
によって除去される。このアッシング時において、図5
2に示すように下部電極層401の上部表面が酸素プラ
ズマにより損傷461を受けて、汚染される。
【0058】また、図42を参照して、レジストパター
ン453は、一般に有機材料よりなり、カーボン、ハイ
ドロカーボンなどを含む。このため、レジストパターン
453が下部電極層401上に形成されると、このカー
ボン、ハイドロカーボンなどが上部電極層401表面に
吸着する。それゆえ、上記のアッシングによりレジスト
パターン453を除去しても、下部電極層401上のカ
ーボン、ハイドロカーボンなどを完全に除去することは
困難である。よって、図52に示す下部電極層401の
上部表面上にカーボン、ハイドロカーボンなどの吸着物
463が部分的に残存することとなる。
【0059】このように、下部電極層401上に損傷4
61や吸着物463などが存在する状態でCVD法によ
りキャパシタ絶縁層が形成される。このCVD法によ
る、膜成長は下地膜の表面状態に非常に敏感である。こ
のため、清浄な白金表面に形成される場合に比較して、
汚染等をうけた白金表面にキャパシタ絶縁層がCVD法
により形成された場合、キャパシタ絶縁層403中にペ
ロブスカイト構造が少なくなる。結果として、キャパシ
タ絶縁層403中のペロブスカイト構造が少なくなるた
め、上述と同様の理由により、リーク電流が生じやすく
なり、電極401、405間で所定の耐圧を確保するこ
とが困難となる。すなわち、下部電極層401と上部電
極層405との間で良好な耐リーク特性および耐圧特性
を得ることができない。
【0060】上記より、従来例では、キャパシタ絶縁層
403をCVD法で形成する場合、優れた耐リーク特性
および耐圧特性を有するキャパシタ410を得ることは
できない。
【0061】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、キャパシタを構成する下部電極
層と上部電極層との間で良好な耐リーク特性および耐圧
特性を得ることを目的とする。
【0062】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板と、導電領域と、絶縁層と、下部電極層と、
キャパシタ絶縁層と、側壁絶縁層と、上部電極層とを備
えている。半導体基板は主表面を有している。導電領域
は半導体基板の主表面に形成されている。絶縁層は導電
領域を覆うように半導体基板の主表面上に形成され、か
つその上部表面から導電領域の表面に達する孔を有して
いる。下部電極層は、孔を通じて導電領域に電気的に接
続され、かつ絶縁層の上部表面上に形成されている。キ
ャパシタ絶縁層は、高誘電率材料を含み、下部電極層上
に形成されている。側壁絶縁層は、少なくとも下部電極
層の側壁を覆っている。上部電極層は、キャパシタ絶縁
層と側壁絶縁層との上に下部電極層を覆うように形成さ
れている。
【0063】本発明の半導体装置の好ましい局面に従え
ば、側壁絶縁層は、絶縁層の上部表面上に形成され、か
つ上部表面から上方へ連続的に幅が小さくなるように延
びている。
【0064】本発明の半導体装置の好ましい他の局面に
従えば、前記高誘電率材料は常誘電体である。
【0065】本発明の半導体装置の好ましいさらに他の
局面に従えば、側壁絶縁層は、キャパシタ絶縁層の側壁
および上部表面を覆い、キャパシタ絶縁層の上部表面と
上部電極層との間に介在する。
【0066】本発明の半導体装置の好ましいさらに他の
局面に従えば、側壁絶縁層の材料は、ZrO2 、TiO
2 、Ta2 5 の群から選ばれる少なくとも1種よりな
る。
【0067】本発明の半導体装置の製造方法は、以下の
工程を備えている。まず半導体基板の主表面に導電領域
が形成される。そして導電領域を覆うように、かつその
上部表面から導電領域の表面に達する孔を有する第1の
絶縁層が形成される。そして孔を通じて導電領域に電気
的に接続されるように、第1の絶縁層の上部表面上に下
部電極層が形成される。下部電極層上に高誘電率材料を
含むキャパシタ絶縁層が形成される。そしてキャパシタ
絶縁層上に所定の形状を有するマスクが形成される。そ
してマスクを用いてキャパシタ絶縁層と下部電極層とを
選択的に除去することによりパターニングし、下部電極
層の少なくとも側壁が露出される。そしてパターニング
された下部電極層とキャパシタ絶縁層とを覆うように第
1の絶縁層の上部表面上に第2の絶縁層が形成される。
そして第2の絶縁層を異方性エッチングすることによ
り、下部電極層の側壁を含む露出表面を覆うように側壁
絶縁層が形成される。そしてキャパシタ絶縁層と側壁絶
縁層との上に下部電極層を覆うように上部電極層が形成
される。
【0068】本発明の半導体装置の製造方法の好ましい
局面に従えば、第2の絶縁層を異方性エッチングするこ
とにより、側壁絶縁層がキャパシタ絶縁層の側壁および
上部表面上に残存され、その側壁絶縁層上に上部電極層
が形成される。
【0069】本発明の半導体装置の製造方法の好ましい
他の局面に従えば、側壁絶縁層が形成された後に下部電
極層に熱処理が施される工程がさらに備えられる。この
熱処理が施された後に上部電極層が形成される。
【0070】
【作用】本発明の半導体装置では、キャパシタ絶縁層
は、下部電極層上にのみ形成されている。このため、絶
縁層と下部電極層とから構成される段差部上にキャパシ
タ絶縁層が存在することはない。よって、この段差部上
において、キャパシタ絶縁層の膜厚が薄くなったり、膜
切れが生じたりすることはない。したがって、キャパシ
タの機能は維持でき、良好な耐リーク特性および耐圧特
性を有するキャパシタを得ることが可能となる。
【0071】また、キャパシタ絶縁層は、下部電極層上
にのみ形成されている。このため、このキャパシタ絶縁
層は比較的多数のペロブスカイト構造を有することとな
る。よって、電極間におけるリークパスの形成は抑制さ
れ、それゆえ良好な耐リーク特性および耐圧特性を有す
るキャパシタを得ることが可能となる。
【0072】本発明の半導体装置の好ましい局面では、
少なくとも下部電極層の側壁を覆うように側壁絶縁層が
形成されている。また、この側壁絶縁層は絶縁層上から
上方へ延びる部分を有し、この上方へ延びる部分は、下
側部分ほどその幅が大きく、上側部分ほどその幅が小さ
くなるように形成されている。すなわち、側壁絶縁層は
順テーパ形状を有している。このため、側壁絶縁層によ
って絶縁層と下部電極層とから構成される段差の側壁が
なだらかな形状とされる。よって、たとえ上部電極層が
スパッタ法のような段差被覆性の悪い方法により形成さ
れた場合でも、この段差部においてキャパシタ絶縁層の
段差被覆性が改善される。また、側壁絶縁層は、下部電
極層と上部電極層とを絶縁する役割をもなす。
【0073】本発明の半導体装置の好ましい他の局面で
は、キャパシタ絶縁層として常誘電体が用いられている
ため、強誘電体が用いられる場合に比較して、キャパシ
タの実効電荷量を大きく確保することができ、かつキャ
パシタ絶縁層の膜疲労も生じ難い。キャパシタの実効電
荷量を大きく確保できるため、キャパシタに蓄積された
データの読出時において誤動作が生じ難くなる。またキ
ャパシタ絶縁層の膜疲労も生じ難くなるため、キャパシ
タ電極間でリーク電流の発生も防止できる。
【0074】本発明の半導体装置の好ましいさらに他の
局面では、側壁絶縁層がキャパシタ絶縁層の上部表面上
を覆っているため、キャパシタ絶縁層の上部表面にダメ
ージが与えられることは防止される。よって、かかるダ
メージに起因するキャパシタ電極間のリーク電流が増大
することは防止される。
【0075】本発明の半導体装置の好ましいさらに他の
局面では、キャパシタ絶縁層の上部表面上を覆う側壁絶
縁層がZrO2 などのシリコン窒化膜などより誘電率の
高い材料よりなってる。このため、キャパシタ電極間に
キャパシタ絶縁層以外に側壁絶縁層が介在しても、それ
ほどキャパシタ容量は低下せず、良好なキャパシタ容量
を維持することができる。
【0076】本発明の半導体装置の製造方法では、下部
電極層をパターニングする前に、この下部電極層上にキ
ャパシタ絶縁層が形成される。このため、キャパシタ絶
縁層が形成される下部電極層の表面もしくは表面上に
は、下部電極層のパターニングにより生じる損傷やレジ
スト中の成分(カーボン、ハイドロカーボンなど)は存
在しない。よって、たとえば下地表面に敏感な成長法で
あるCVD法によりキャパシタ絶縁層が形成された場合
でも、下部電極層上において比較的ペロブスカイト構造
の多いキャパシタ絶縁層を得ることが可能となる。した
がって、耐リーク特性および耐圧特性に優れたキャパシ
タを形成することができる。
【0077】また、下部電極層をパターニングする前
に、この下部電極層上にキャパシタ絶縁層が形成され
る。このため、絶縁層とパターニングされた下部電極層
とにより構成される段差部上にキャパシタ絶縁層が形成
されることはない。よって、この段差部上においてキャ
パシタ絶縁層の膜厚の薄い部分が生じたり、膜切れが生
じたりすることはない。それゆえ、良好な耐リーク特性
および耐圧特性を有するキャパシタを形成することがで
きる。
【0078】さらに、下部電極層をパターニングする前
に、この下部電極層上にキャパシタ絶縁層が形成され
る。このため、キャパシタ絶縁層は下部電極層上にのみ
形成される。よって、たとえばスパッタ法でキャパシタ
絶縁層が形成される場合でも、絶縁層上に形成された部
分に比べて、比較的多数のペロブスカイト構造をキャパ
シタ絶縁層は有している。よって、電極間におけるリー
クパスの形成は抑制され、それゆえ良好な耐リーク特性
および耐圧特性を有するキャパシタを形成することがで
きる。
【0079】本発明の半導体装置の製造方法の好ましい
局面では、第2の絶縁層を異方性エッチングする際にキ
ャパシタ絶縁層は第2の絶縁層から露出することはない
ため、キャパシタ絶縁層の上部表面にエッチングによる
ダメージが与えられることはない。このため、キャパシ
タ電極間に、このダメージによるリーク電流が生ずるこ
とは防止される。
【0080】本発明の半導体装置の製造方法の好ましい
他の局面では、下部電極層に熱処理が施されるため、側
壁絶縁層の形成時に下部電極層の上部表面に導入された
ダメージは修復される。このため、キャパシタ電極間に
このダメージによるリーク電流が生ずることは防止され
る。
【0081】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。
【0082】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例における半導体装置の構
成を概略的に示す断面図である。図1を参照して、シリ
コン基板31の表面には、分離酸化膜33が形成されて
いる。またこの分離酸化膜33の下面に接するようにチ
ャネルストッパ領域35が形成されている。この分離酸
化膜33とチャネルストッパ領域35とにより電気的に
分離されるシリコン基板31の表面には、複数個のトラ
ンスファゲートトランジスタ30が形成されている。
【0083】トランスファゲートトランジスタ30は、
ゲート酸化膜21と、ゲート電極23と、1対のソース
/ドレイン領域25とを有している。シリコン基板31
の表面には、1対のソース/ドレイン領域25が所定の
間隔を介して形成されている。このソース/ドレイン領
域25は、LDD構造を有している。すなわちソース/
ドレイン領域25は、比較的低濃度の不純物領域25a
と比較的高濃度の不純物領域25bとの2層構造により
形成されている。この1対のソース/ドレイン領域25
に挟まれる領域上にゲート酸化膜21を介在してゲート
電極23が形成されている。このゲート電極23の表面
を覆うように絶縁膜27が形成されている。
【0084】この絶縁膜27の表面上に延在するよう
に、かつ1対のソース/ドレイン領域25のいずれか一
方と接するようにビット線37が形成されている。この
ビット線37およびトランスファゲートトランジスタ3
0を被覆するようにシリコン酸化膜(SiO2 )41が
形成されている。この層間絶縁膜41により覆われるこ
とによってビット線37は埋込みビット線とされてい
る。
【0085】層間絶縁膜41には、その上部表面から1
対のソース/ドレイン領域25のいずれか他方の一部表
面に達するコンタクトホール41aが形成されている。
このコンタクトホール41aを充填し、それによりソー
ス/ドレイン領域25の表面と接するようにドープト多
結晶シリコンよりなるプラグ層43aが形成されてい
る。このプラグ層43aとバリア層13とを通じてソー
ス/ドレイン領域25と電気的に接続するようにキャパ
シタ10が形成されている。
【0086】バリア層13は、チタン(Ti)/窒化チ
タン(TiN)/チタン(Ti)の3層構造を有し、プ
ラグ層43aと接するように形成されている。バリア層
13を構成する各膜の膜厚は、各々100Å程度であ
る。このバリア層13は、ドープト多結晶シリコンより
なるプラグ層43aから下部電極層1に不純物が拡散す
ることを防止し、かつ層間絶縁膜41と下部電極層1と
の密着性を向上させる役割をなしている。
【0087】キャパシタ10は、下部電極層1と、キャ
パシタ絶縁層3と、上部電極層19とを有している。下
部電極層1は、バリア層13を介在して層間絶縁膜41
の表面上に500〜700Åの膜厚で形成されている。
またこの下部電極層1は白金(Pt)よりなっている。
この下部電極層1の表面上にたとえばPZT、BST、
ST、PZTなどの高誘電率材料よりなるキャパシタ絶
縁層3が形成されている。このキャパシタ絶縁層3の膜
厚は、BSTを用いた場合には500〜1000Å程度
(なお、600〜800Å程度の膜厚がより好ましい)
であり、STを用いた場合には300〜700Å程度で
あり、PZTを用いた場合には1000〜2000Åで
ある。このキャパシタ絶縁層3と下部電極層1との側壁
は連続する面を形成している。
【0088】なお、BST、STは常誘電体であり、そ
の誘電率εは各々350、250である。またPZTは
強誘電体であり、その誘電率εは700である。
【0089】この下部電極層1とキャパシタ絶縁層3の
側壁を覆うように側壁絶縁層11aが層間絶縁膜41上
に形成されている。この側壁絶縁層11aは、層間絶縁
膜41の上部表面から連続的に幅W1 が小さくなるよう
に上方へ延びて形成されている。すなわち、側壁絶縁層
11aの上側部分ほど下側部分に比較してその幅が小さ
くなるように形成されている。このキャパシタ絶縁層3
と側壁絶縁層11aとを介在して下部電極層1を覆うよ
うに上部電極層5が形成されている。この上部電極層5
は、たとえば白金よりなっていてもよく、またこれに限
られずドープト多結晶シリコンよりなっていてもよい。
このキャパシタ10を被覆するように絶縁膜45が形成
されている。
【0090】次に、本実施例における半導体装置の製造
方法について説明する。図2〜図11は、本発明の第1
の実施例における半導体装置の製造方法を工程順に示す
概略断面図である。
【0091】まず図2を参照して、シリコン基板31の
分離酸化膜33とチャネルストッパ領域35とにより分
離される領域に、ゲート酸化膜21とゲート電極23と
1対のソース/ドレイン領域25とを有するトランスフ
ァゲートトランジスタ30が形成される。またゲート電
極23の表面を覆う絶縁膜27の表面上に延在するよう
に、かつ1対のソース/ドレイン領域25のいずれか一
方と接するようにビット線37が形成される。このビッ
ト線37は、たとえばドープト多結晶シリコン膜より形
成される。
【0092】このビット線37とトランスファゲートト
ランジスタ30とを覆うようにシリコン基板31の表面
全面に減圧CVD法を用いてシリコン酸化膜41が形成
される。このシリコン酸化膜41の表面にSOG膜(図
示せず)が塗布され、その表面が比較的平坦とされる。
この後、SOG膜とシリコン酸化膜41とをエッチバッ
クし、それによりほぼ平坦な上部表面を有する層間絶縁
膜41が形成される。
【0093】図3を参照して、層間絶縁膜41の表面全
面にフォトレジスト51が塗布される。このフォトレジ
スト51は、露光処理などによりソース/ドレイン領域
25の上方にホールパターン51aを有するようにパタ
ーニングされる。このレジストパターン51をマスクと
して層間絶縁膜41に異方性エッチングが施される。こ
のエッチングにより層間絶縁膜41には、ソース/ドレ
イン領域25のいずれか他方の表面に達するコンタクト
ホール41aが形成される。またこのコンタクトホール
41aは、その開口径が0.2〜0.6μm程度で形成
される。この後、レジストパターン51aが除去され
る。
【0094】図4を参照して、コンタクトホール41a
を埋込むように、層間絶縁膜41の表面全面にドープト
多結晶シリコン膜43が3000〜9000Åの膜厚で
CVD法により形成される。このドープト多結晶シリコ
ン膜43にエッチバックが施される。
【0095】このエッチングの条件は、たとえばガス
系:SF6 、SF6 の流量:100sccm、ガス圧:
500mTorr、RF電力:200W、時間:1〜2
分である。また、この条件下でのドープト多結晶シリコ
ン膜43のエッチング速度は4000〜6000Å/m
in.である。
【0096】図5を参照して、上記のエッチングによ
り、少なくとも層間絶縁膜41の上部表面が露出するま
でドープト多結晶シリコン膜43は除去される。これに
より、コンタクトホール41a内を充填し、それにより
ソース/ドレイン領域25の表面と接するプラグ層43
aが形成される。
【0097】図6を参照して、プラグ層43aの上部表
面と接するように層間絶縁膜41の上部表面全面にバリ
ア層13として、チタン層、窒化チタン層、チタン層の
3層が各々100Å程度の膜厚で順次スパッタ法により
形成される。この後、最下層チタン層と層間絶縁膜41
とのシリサイド化を行なうため、温度650℃で20分
間、窒素(N2 )あるいはアルゴン(Ar)の雰囲気下
で熱処理が施される。バリア層13の表面全面に白金層
1が500〜700Åの膜厚でたとえばCVD法により
形成される。この後、バリア層13を構成する最上層チ
タン層と下部電極層1の白金との合金化のため、温度6
50℃で20分間、窒素あるいはアルゴン雰囲気下で熱
処理が施される。
【0098】なお、この合金化が施された白金よりなる
下部電極層1の表面上にさらに白金層を形成してもよ
い。
【0099】図7を参照して、白金層1の表面全面にた
とえばPZT、BST、ST、PZTなどの高誘電率材
料よりなる層3が形成される。高誘電率材料にPZTを
用いた場合、この高誘電率材料層3は、1000〜20
00Åの膜厚で、またBSTあるいはSTを用いた場合
には各々500〜1000Å、300〜700ÅÅの膜
厚で形成される。この後、高誘電率材料としてPZTを
スパッタ法により形成した場合には、PZTをペロブス
カイト化するための熱処理が高誘電率材料層3に施され
る。この熱処理の条件は、酸素(O2 )雰囲気中でたと
えば温度550℃では3時間、あるいは温度650℃で
は30分間加熱される。
【0100】図8を参照して、高誘電率材料層3の表面
上に、所望の形状にパターニングされたレジストパター
ン53が形成される。このレジストパターン53をマス
クとして高誘電率材料層3、白金層1およびバリア層1
3が順次異方性エッチングによりパターニングされる。
このパターニングにより、白金よりなる下部電極層1が
バリア層13とプラグ層43aとを通じてソース/ドレ
イン領域25と電気的に接続するように形成される。ま
たこのパターニングにより、下部電極層1の表面上に高
誘電率材料よりなるキャパシタ絶縁層3が形成される。
この下部電極層1とキャパシタ絶縁層3との側壁は実質
的に連続する面をなしている。この後、レジストパター
ン53が除去される。
【0101】図9を参照して、下部電極層1とキャパシ
タ絶縁層3との表面全面を覆うようにシリコン酸化物あ
るいはシリコン窒化物よりなる絶縁膜11が2000〜
3000Å程度の膜厚でCVD法により形成される。こ
の絶縁膜11に、少なくともキャパシタ絶縁層3の表面
が露出するまで異方性エッチングが施される。
【0102】図10を参照して、このエッチングによ
り、下部電極層1とキャパシタ絶縁層3との側壁を覆う
ように側壁絶縁層11aが形成される。
【0103】図11を参照して、キャパシタ絶縁層3と
側壁絶縁層11aを介在して下部電極層1を覆うように
白金あるいはドープト多結晶シリコンよりなる上部電極
層5が形成される。これにより、下部電極層1とキャパ
シタ絶縁層3と上部電極層5とからなるキャパシタ10
が形成される。このキャパシタ10を覆うように絶縁膜
45が形成される。
【0104】本実施例の半導体装置では、図1に示すよ
うに、下部電極層1とキャパシタ絶縁層3との側壁を覆
うように側壁絶縁層11aが形成されている。この側壁
絶縁層11aは層間絶縁膜41の上部表面から上方へ延
びており、この上方へ延びる部分は、その下側部分ほど
幅Wが大きく、かつ上側部分ほどその幅Wが小さくなる
ように形成されている。すなわち、側壁絶縁層11aは
順テーパ形状を有しており、なだらかな表面を有してい
る。このため、側壁絶縁層11aによって、層間絶縁膜
41とキャパシタ絶縁層3とから構成される段差の側壁
がなだらかな形状とされる。よって、たとえ上部電極層
5がスパッタ法のような段差被覆性の悪い方法により形
成された場合でも、この段差部上における上部電極層5
の段差被覆性が改善される。
【0105】また、キャパシタ絶縁層3は、下部電極層
1上にのみ形成されている。このため、従来例のように
層間絶縁膜41と下部電極層1との上部表面から構成さ
れる段差部上にキャパシタ絶縁層3が存在することはな
い。よって、係る段差部上において、キャパシタ絶縁層
3の膜厚が薄くなったり、膜切れが生じたりすることは
ない。したがって、キャパシタ絶縁層3の膜厚が薄くな
ることによりキャパシタ10の耐リーク特性および耐圧
特性が悪化することもない。また、キャパシタ絶縁層3
の膜切れが生じることにより、キャパシタ10の機能が
維持できないという事態も生じない。したがって、良好
な耐リーク特性および耐圧特性を有するキャパシタ10
を得ることが可能となる。
【0106】さらに、キャパシタ絶縁層3は、下部電極
層1の表面上にのみ形成されている。このため、たとえ
ばスパッタ法でキャパシタ絶縁層3が形成される場合で
も、層間絶縁膜41上に形成される部分に比べて、キャ
パシタ絶縁層3は比較的多数のペロブスカイト構造を有
している。よって、上下電極1と5との間におけるリー
クパスの形成は抑制され、それゆえ良好な耐リーク特性
および耐圧特性を有するキャパシタを得ることが可能と
なる。
【0107】本実施例の半導体装置の製造方法では、図
7と図8に示すプロセスにおいて、、下部電極層1とキ
ャパシタ絶縁層3とが順次積層して形成された後、両層
1、3がパターニングされる。すなわち、従来の製造方
法のように下部電極層1を一旦パターニングした後にキ
ャパシタ絶縁層3が形成されることはない。
【0108】従来例のように下部電極層1をパターニン
グにより形成した後にキャパシタ絶縁層3をスパッタ法
で形成する場合には、層間絶縁膜41と下部電極層1と
で構成される段差部上においてキャパシタ絶縁層3の膜
厚が薄くなったり膜切れを起こしたりする。
【0109】しかし、下部電極層1のパターニング前に
キャパシタ絶縁層3が形成されるため、キャパシタ絶縁
層3はほぼ平坦な表面を有する白金層1上に形成され
る。このため、層間絶縁膜41と下部電極層1とで構成
される段差部上にキャパシタ絶縁層3が分布することは
ない。よって、キャパシタ絶縁層3の膜厚が薄くなった
り、膜切れが生じることによるキャパシタ10の耐リー
ク特性および耐圧特性の劣化は生じない。したがって、
耐リーク特性および耐圧特性に優れたキャパシタ10を
製造することができる。
【0110】さらに、従来例のように下部電極層1をパ
ターニングした後に、キャパシタ絶縁層3をスパッタ法
で形成する場合には、キャパシタ絶縁層3は層間絶縁膜
41上に形成される部分を有する。この層間絶縁膜41
上に形成された部分は、下部電極層1上に形成された部
分よりペロブスカイト構造が少ない。このため、上下電
極1、5間でリークパスが形成されやすく、キャパシタ
410の耐リーク特性などの劣化を生じていた。
【0111】しかし、本実施例では下部電極層1のパタ
ーニング前にキャパシタ絶縁層3が形成されるため、キ
ャパシタ絶縁層3は下部電極層1上にのみ形成され、層
間絶縁膜41上に形成されることはない。よって、キャ
パシタ絶縁層3は全体的にペロブスカイト構造を比較的
多数含む膜質となり、上下電極1、5間においてリーク
パスは形成され難くなる。したがって、耐リーク特性お
よび耐圧特性に優れたキャパシタ10を製造することが
できる。
【0112】さらに、従来例のように下部電極層1をパ
ターニングするときには上述したように、下部電極層1
の表面に酸素プラズマによる損傷が与えられたり、レジ
スト中の成分(カーボンなど)が吸着したりする。この
ため、キャパシタ絶縁層3をCVD法のように下地層の
表面状態に敏感な方法で形成すると、キャパシタ絶縁層
3においてペロブスカイト構造が得がたい。ゆえに、キ
ャパシタ10の耐リーク特性および耐圧特性が劣化して
いた。
【0113】しかし、本実施例では下部電極層1のパタ
ーニング前にキャパシタ絶縁層3が形成されるため、下
部電極層1の表面に損傷が与えられたり、レジスト中の
成分が吸着することはない。よって、CVD法によりペ
ロブスカイト構造を比較的多数有するキャパシタ絶縁層
3を下部電極層1上に形成することができる。したがっ
て、耐リーク特性および耐圧特性に優れたキャパシタ1
0を製造することができる。
【0114】なお、本実施例においては、図1に示すよ
うに側壁絶縁層11aは、バリア層13と下部電極層1
とキャパシタ絶縁層3との厚みの和とほぼ同じ高さを有
している。しかしながら、側壁絶縁層11aは、少なく
とも下部電極層1の側壁を覆っていればよいため、図1
2に示す側壁絶縁層111aのようにバリア層13と下
部電極層1と上部電極層3との膜厚の和より低い高さで
あってもよい。
【0115】なお、本実施例においては、図9および図
10で示す側壁絶縁層11aは、全面に形成されたシリ
コン窒化膜11に20〜30%のオーバーエッチングを
施すことにより形成される。このオーバーエッチングの
際にキャパシタ絶縁層3の上部表面にダメージが与えら
れる。このキャパシタ絶縁層3に与えられたダメージに
より、キャパシタ電極1および5間に電圧が印加された
場合、リーク電流が生じてしまう。このため、側壁絶縁
層11aの形成時にキャパシタ絶縁層3にダメージが与
えられることを防止する必要がある。その方法として、
たとえば以下の実施例2および実施例3に述べる2つの
方法がある。
【0116】実施例2 側壁絶縁層11aをシリコン窒化膜もしくはシリコン酸
化膜で形成する場合には、図10に示すように側壁絶縁
層11aが形成された後、アニール処理を施す方法があ
る。このアニール処理の具体的条件として、たとえば5
00℃の温度で酸素(O2 )雰囲気中において10〜3
0秒間ランプアニールを施す方法がある。また500〜
600℃の温度で酸素雰囲気中において30分間炉内ア
ニールする方法もある。これにより、キャパシタ絶縁層
3に与えられたダメージは回復し、キャパシタ電極1お
よび5間に電圧が印加されてもリーク電流の発生は防止
される。
【0117】実施例3 側壁絶縁層11aの材料にZrO2 (酸化ジルコニウ
ム),TiO2 (酸化チタン),Ta2 5 (酸化タン
タル)を用いる場合には、以下の方法によることが好ま
しい。
【0118】図13および図14は、本発明の第3の実
施例における半導体装置の製造方法を工程順に示す概略
断面図である。図13を参照して、下部電極層1とキャ
パシタ絶縁層3とが形成された後、表面全面にZr
2 、TiO2 もしくはTa2 5 よりなる層が形成さ
れる。キャパシタ絶縁層3の表面が露出しないように、
このZrO2 などよりなる層の全面に異方性エッチング
が施される。これにより、下部電極層1の側壁を覆うと
ともにキャパシタ絶縁層3の上部表面をも覆う、側壁絶
縁層11dがZrO2 などにより形成される。
【0119】この後、第1の実施例と同様の後工程を経
ることにより図14に示す構成が得られる。
【0120】本実施例の方法によれば、側壁絶縁層11
dの形成時において、キャパシタ絶縁層3の表面が露出
しないようにエッチングが施される。このため、キャパ
シタ絶縁層3の上部表面がこのエッチングによりダメー
ジを受けることがなく、ゆえにキャパシタ電極1および
5間に電圧が印加された場合でも、リーク電流の発生が
抑制される。
【0121】また、側壁絶縁層11dの材料であるZr
2 、TiO2 もしくはTa2 5の誘電率εは、各々
12.5〜18.0、20.0、85.8〜170.0
であり、シリコン酸化膜(誘電率ε=3.9)やシリコ
ン窒化膜(誘電率ε=7.4)に比較して高い。このた
め、キャパシタ絶縁層3の上部表面を覆うように側壁絶
縁層11dを残存させることにより、キャパシタ電極1
および5間に側壁絶縁層11dが介在してもキャパシタ
の容量は高く維持される。
【0122】これに対して、仮に側壁絶縁層11dにシ
リコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜を用いてキャパシ
タ絶縁層3の上部表面に残存させた場合には、シリコン
窒化膜もしくはシリコン酸化膜は比誘電率が非常に小さ
いためキャパシタ容量を高く維持することは困難にな
る。
【0123】このように、側壁絶縁層11dにZr
2 、TiO2 もしくはTa2 5 を用いたことによ
り、キャパシタ容量を高く維持することができるという
効果が得られる。
【0124】変形例1 上述した本発明の第1の実施例における半導体装置およ
びその製造方法においては、耐リーク特性および耐圧特
性に優れたキャパシタを製造することができる。しかし
ながら、上記の製造方法では、下部電極層1と上部電極
層5とが電気的に接続されるおそれがある。以下、その
ことについて詳細に説明する。
【0125】第1の実施例の製造方法においては、図8
に示す工程でレジストパターン53をマスクとして下部
電極層1がパターニングされる。この下部電極層1の白
金をエッチングする際に、一旦エッチング除去された白
金が、図15に示すように、下部電極層1とキャパシタ
絶縁層3とレジストパターン53との側壁に再度付着す
ることがある。この状態でレジストパターン53が除去
される。
【0126】図16を参照して、レジストパターン53
が除去されると、下部電極層1の側壁に接して、かつ上
方へ延びる白金層1aが残存される。この白金層1a
は、キャパシタ絶縁層3の上部表面と連続した表面を有
するように物理的・機械的方法によって除去可能であ
り、具体的にはウォータージェットなどの手法により除
去可能である。
【0127】図17を参照して、上記の物理的・機械的
方法により、この白金層1aは、キャパシタ絶縁層3の
上部表面より上側に延びる部分のみ折れて、それより下
側の部分は下部電極層1の側壁に接続された状態で残存
される。
【0128】図18を参照して、このように下部電極層
1の側壁に接続された残存白金層1aが存在する状態
で、上記の実施例と同様の後工程によりキャパシタ10
を構成すると、この残存白金層1aにより下部電極層1
と上部電極層5とが相互に接続されてしまう。すなわ
ち、下部電極層1の側壁に上部電極層5との絶縁のため
に側壁絶縁膜11aを設けているにもかかわらず、下部
電極層1と上部電極層5とがP部において電気的に接続
されてしまう。この場合、キャパシタ10の機能を維持
することはできず、メモリセルの記憶および消去の動作
が行なえなくなる。
【0129】上記の下部電極層1と上部電極層5とが電
気的に接続されてしまうという問題を改善するための本
発明の第1の変形例を以下に説明する。
【0130】図19〜図24は、本発明の第1の変形例
における半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面
図である。まず図19を参照して、ここまでの工程は上
記の図7に示す工程とほぼ同様であるためその説明は省
略する。この後、キャパシタ絶縁層3の表面全面にシリ
コン酸化膜15が形成される。
【0131】図20を参照して、シリコン酸化膜15の
表面上に所望の形状にパターニングされたレジストパタ
ーン53が形成される。このレジストパターン53をマ
スクとしてシリコン酸化膜15と、キャパシタ絶縁層3
と、白金層1と、バリア層13とが順次エッチングによ
りパターニングされる。このエッチング時において、特
に白金層1のパターニングの際に上述と同様にしてレジ
ストパターン53とシリコン酸化膜15とキャパシタ絶
縁層3と白金層1との側壁に側壁白金層1aが形成され
る。この後レジストパターン53が除去される。
【0132】図21を参照して、レジストパターンの除
去により、シリコン酸化膜15の表面が露出し、かつシ
リコン酸化膜15の上部表面より上方へ延びる側壁白金
層1aが残存する。この側壁白金層1aのシリコン酸化
膜15より上側部分は、ウォータージェットなどの物理
的・機械的方法により容易に除去可能である。
【0133】図22を参照して、この物理的・機械的方
法により、下部電極層1の側壁に接続され、かつシリコ
ン酸化膜15の上部表面とほぼ同じ高さを有する側壁残
存白金層1aが残存される。この後、ウェハ表面に、5
0℃〜70℃の温度で王水処理によるウエットエッチン
グが施される。
【0134】図23を参照して、このウエットエッチン
グでは、白金はエッチングされやすいが、シリコン酸化
膜はほとんどエッチングされない。よって、このウエッ
トエッチングにより、側壁残存白金層のみが除去される
こととなる。すなわち、このウエットエッチング時にお
いて、シリコン酸化膜15はキャパシタ絶縁層3等を保
護する役割をなす。
【0135】図24を参照して、この後、上述した実施
例と同様の後工程により側壁絶縁膜11aが形成され
る。さらに、この側壁絶縁膜11aとキャパシタ絶縁層
3とシリコン酸化膜15とを介在して下部電極層1を覆
うように白金もしくはドープト多結晶シリコンよりなる
上部電極層5が形成される。これにより、キャパシタ1
0が形成される。
【0136】本発明の第1の変形例では、キャパシタ絶
縁層3上にシリコン酸化膜15がさらに設けられる。こ
のため、キャパシタ絶縁層3にエッチングによるダメー
ジを与えることなく、下部電極層1の側壁に接する側壁
残存白金層1aをウエットエチングで除去することがで
きる。よって、キャパシタ10の性能に影響を与えるこ
となく、下部電極層1と上部電極層5とが側壁残存白金
層1aにより電気的に接続することは防止される。
【0137】なお、第1の変形例では、キャパシタ絶縁
層3の保護膜15としてシリコン酸化膜を用いている
が、これに限られるものではなく、側壁残存白金層1a
のエッチングによる除去時において、ほとんどエッチン
グ除去されることのない材料であれば採用することがで
きる。
【0138】変形例2 また第1および第2の実施例においては、下部電極層1
とキャパシタ絶縁層3との側壁は連続した表面を構成し
ている。しかしながら、下部電極層1とキャパシタ絶縁
層3の側壁は連続した表面を有していなくてもよく、下
部電極層1の側壁とキャパシタ絶縁層3の側壁とにより
段差が構成されていてもよい。以下、下部電極層1とキ
ャパシタ絶縁層3との側壁により段差が構成される場合
を本発明の第2の変形例として説明する。
【0139】図25〜図30は、本発明の第2の変形例
における半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面
図である。
【0140】第2の変形例の製造方法は、図25に示す
工程までは従来の製造方法と同様の工程を経る。図25
を参照して、下部電極層1がパターニングされた後、レ
ジストパターンのみが除去される。
【0141】次に図26を参照して、表面全面にフォト
レジスト53cが0.5μm以下の膜厚となるように塗
布される。このフォトレジスト53cに全面エッチバッ
クが施される。
【0142】図27を参照して、このエッチバックによ
り、下部電極層1の上部表面が露出するようにレジスト
パターン53dが残存される。このレジストパターン5
3dの上部表面は、下部電極層1の上部表面とほぼ連続
した表面となる。
【0143】図28を参照して、表面全面にたとえばB
ST、ST、PZTなどの高誘電率材料よりなる層3d
が形成される。高誘電率材料にPZTを用いた場合、1
000〜2000Åの膜厚で、またBSTあるいはST
を用いた場合、各々500〜1000Å、300〜70
0Åの膜厚で高誘電率材料層3が形成される。
【0144】図29を参照して、高誘電率材料層3の表
面上に、下部電極層1の平面寸法より大きく、それによ
り下部電極層1の領域上を覆うレジストパターン53e
が露光・現像により形成される。このレジストパターン
53eをマスクとして高誘電率材料層3dに異方性エッ
チングが施されることにより、下部電極層1の平面寸法
より大きく、それにより下部電極層1の領域上を覆う高
誘電率材料よりなるキャパシタ絶縁層3dが形成され
る。この後、レジストパターン53dおよび53eが除
去される。
【0145】図30を参照して、キャパシタ絶縁層3d
および層間絶縁膜41上を覆うように白金などよりなる
上部電極層5dがスパッタ法により形成される。この
際、下部電極層1の側壁と上部電極層5dとの間には空
洞90が形成される。この空洞90により、下部電極層
1と上部電極層5dが電気的に接続されることが防止さ
れる。
【0146】上記のプロセスを経て形成されることによ
り、下部電極層1の側壁とキャパシタ絶縁層3eの側壁
とが段差を構成するようなキャパシタ構造を得ることが
できる。
【0147】なお、本発明の実施例1、2および変形例
1、2においては、キャパシタ絶縁層3に用いられる高
誘電率材料として、PZTなどの強誘電体膜、もしくは
BST、STなどの常誘電体膜が用いられるが、キャパ
シタ絶縁層に用いる場合には、以下の理由により強誘電
体膜より常誘電体膜の方が好ましい。
【0148】図31は、キャパシタ構造を模式的に示す
概略断面図である。図31を参照して、キャパシタ絶縁
層203として常誘電体もしくは強誘電体を用いて、下
部電極層201と上部電極層205との間に電圧Vを印
加した場合のキャパシタ容量Qを測定すると図32に示
すようになる。
【0149】図32は、キャパシタ絶縁層として常誘電
体もしくは強誘電体を用いた場合のキャパシタ電極間の
印加電圧Vとキャパシタ容量Qとの関係を示すグラフで
ある。図32を参照して、キャパシタ絶縁層に常誘電体
膜を用いた場合、印加電圧V−容量Q曲線はほぼ直線と
なる。つまり、印加電圧Vと容量Qとは、ほぼ比例の関
係にある。
【0150】これに対して、キャパシタ絶縁層に強誘電
体膜を用いた場合には、印加電圧V−容量Q曲線は履歴
曲線となる。すなわち、キャパシタ電極間に電圧Vを印
加し始める際には、電圧V=0、容量Q=0から曲線C
1 に沿って容量Qが増加する。ところがキャパシタ電極
間の印加電圧Vを減少させていくと、曲線C2 に沿って
容量Qが減少し、電圧Vが0になってもキャパシタ電極
間に容量Q2 が残留する。
【0151】以上の印加電圧V−容量Qの特性より、キ
ャパシタ絶縁層に常誘電体膜を用いた場合は強誘電体膜
を用いた場合に比べて、 (1) キャパシタの実効電荷量を大きく確保できる (2) 膜疲労が生じない という利点を有する。以下、その利点について詳細に説
明する。
【0152】(1) 実効電荷について キャパシタ絶縁層に常誘電体膜を用いた場合、キャパシ
タの印加電圧V−容量Q曲線はほぼ直線となる。このた
め、キャパシタ電極間に電圧VCC/2を印加すると、容
量Q1 が得られ、この後にキャパシタ電極間の印加電圧
を0にすると容量も0となる。このため、キャパシタの
実効電荷量(実際のキャパシタの動作時に使われる電荷
量)はQ1 −0=Q1 となる。
【0153】これに対して、キャパシタ絶縁層に強誘電
体膜を用いた場合、キャパシタの印加電圧V−容量Q曲
線は履歴曲線となる。このため、キャパシタ電極間に電
圧V CC/2を印加すると、容量Q1 が得られ、この後に
印加電圧を0にするとキャパシタに容量Q2 が残留す
る。このため、キャパシタの実効電荷量はQ1 −Q2
なり、キャパシタ絶縁層に常誘電体膜を用いた場合のキ
ャパシタの実効電荷量Q 1 より低くなる。キャパシタの
実効電荷量が小さくなると、データの読出が困難とな
り、ICの誤動作が引起こされる。
【0154】以上より、キャパシタ絶縁層に常誘電体膜
を用いると、強誘電体膜を用いた場合よりも、キャパシ
タの実効電荷を大きく確保でき、安定した動作を実現す
ることができる。
【0155】(2) 膜疲労について キャパシタの印加電圧V−容量Q曲線が履歴曲線となる
場合、キャパシタ絶縁層に膜疲労が生じる。この膜疲労
が生じることは、たとえば、H.M.Duiker et al. “Fati
gue and Seitching in ferroelectric memories Theory
and experiment ” J.Appl.Phys.68(11),1 December 1
990 pp.5783-5791、またはR.Moazzami et al. “ENDURA
NCE PROPERTIES OF FERROELECTRIC PZT THIN FILMS” I
EDM 90 pp.417-420 に記載されている。
【0156】このため、キャパシタ絶縁層に強誘電体膜
を用いると、キャパシタ絶縁層に膜疲労が生じてしま
う。キャパシタ絶縁層に膜疲労が生じると、キャパシタ
電極間でリーク電流が生じやすくなってしまう。
【0157】これに対して、キャパシタ絶縁層に常誘電
体膜を用いるとキャパシタの印加電圧V−容量Q曲線は
略直線であるため、キャパシタ絶縁層に膜疲労が生じに
くい。
【0158】したがって、キャパシタ絶縁層に常誘電体
膜を用いると、キャパシタ絶縁層に膜疲労が生じにくい
ためキャパシタ電極間でリーク電流が生じにくくなる。
【0159】なお、本発明の実施例および変形例におい
ては、バリア層としてチタン/窒化チタン/チタンの3
層構造のものについて説明したが、バリア層13の構成
はこれに限られず、チタン単層もしくはチタン/窒化チ
タンの2層構造であってもよい。またチタン単層の場合
には、たとえば200Åの膜厚でバリア層13は形成さ
れる。さらに、バリア層13はこれらの構成のものに限
られず、チタン、高融点金属またはそのシリサイド化物
もしくは酸化物ならびにそれらの合金であればよく、プ
ラグ層43aから不純物が下部電極層1へ拡散するのを
防止でき、かつ層間絶縁膜41と下部電極層1との密着
性を向上させるものであればよい。
【0160】また、下部電極層1として白金について説
明したが、これに限られるものではなく、パラジウムも
しくはRuO2 よりなっていてもよい。
【0161】さらに、キャパシタ絶縁層3は、PZT、
PLZT、BST、STなどについて説明したが、これ
に限られるものではなく、いわゆる高誘電率材料であれ
ば採用することができる。
【0162】加えて、上部電極層5に白金もしくはドー
プト多結晶シリコンを用いた場合について説明したが、
これに限られるものではなく、上部電極層5は、アルミ
ニウム、アルミニウム合金(AlSi、AlSiCuな
ど)、チタン(Ti)、窒化チタン(YiN)、タング
ステン(W)などであってよい。また、上部電極層5は
単層構造に限られずたとえば窒化チタン/白金などの積
層構造を有していてもよい。
【0163】なお、本発明の第1および第2の実施例に
おいて、キャパシタ絶縁層3はスパッタ法およびCVD
法のいずれで形成しても耐リーク特性および耐圧特性に
優れたキャパシタ10を得ることができる。一般にCV
D法による成膜速度は150〜200Å/分であり、ま
たスパッタ法による成膜速度は25〜30Å/分であ
る。このため、成膜速度の点を鑑みれば、本発明の実施
例におけるキャパシタ絶縁層3はCVD法により形成す
ることが望ましい。
【0164】
【発明の効果】本発明の半導体装置では、キャパシタ絶
縁層は、下部電極層上にのみ形成されている。このた
め、キャパシタ絶縁層の膜厚が薄くなったり、膜切れが
生じたりすることはない。したがって、キャパシタの機
能を維持することができ、かつ良好な耐リーク特性およ
び耐圧特性を有するキャパシタを得ることが可能とな
る。
【0165】また、キャパシタ絶縁層は下部電極層上に
のみ形成されている。このため、たとえばスパッタ法で
キャパシタ絶縁層が形成される場合でも、絶縁層の上部
表面上に形成された部分に比べて、キャパシタ絶縁層は
比較的多数のペロブスカイト構造を有している。したが
って、良好な耐リーク特性および耐圧特性を有するキャ
パシタを得ることが可能となる。
【0166】本発明の半導体装置の好ましい局面では、
下部電極層の側壁を覆うように絶縁層の上部表面上に側
壁絶縁層が形成されている。また、この側壁絶縁層は絶
縁層の上部表面から上方へ延びる部分を有し、この上方
へ延びる部分は下側部分ほどその幅が大きく、上側部分
ほどその幅が小さくなるように形成されている。このた
め、この側壁絶縁層上に形成される上部電極層の段差被
覆性が改善される。
【0167】本発明の半導体装置の好ましい他の局面で
は、キャパシタの実行電荷を大きく確保できるため、キ
ャパシタに蓄積されたデータの読出において誤動作が生
じ難くなる。またキャパシタ絶縁層の膜疲労も生じ難く
なるため、キャパシタ電極間でリーク電流の発生も防止
できる。
【0168】本発明の半導体装置の好ましいさらに他の
局面では、キャパシタ電極間のリーク電流が増大するこ
とは防止される。
【0169】本発明の半導体装置の好ましいさらに他の
局面では、良好なキャパシタ容量を維持することができ
る。
【0170】本発明の半導体装置の製造方法では、下部
電極層をパターニングする前に、この下部電極層上にキ
ャパシタ絶縁層が形成される。このため、たとえば下地
表面に敏感な成長法であるCVD法によりキャパシタ絶
縁層が形成されても、下部電極層上において比較的ペロ
ブスカイト構造を多く有するキャパシタ絶縁層を得るこ
とができる。したがって、耐リーク特性および耐圧特性
に優れたキャパシタを形成することができる。
【0171】また、下部電極層をパターニングする前
に、この下部電極層上にキャパシタ絶縁層が形成され
る。このため、キャパシタ絶縁層の膜厚の薄い部分が生
じたり、膜切れが生じたりすることはない。したがっ
て、耐リーク特性および耐圧特性に優れたキャパシタを
形成することができる。
【0172】本発明の半導体装置の製造方法の好ましい
局面では、キャパシタ絶縁層は第2の絶縁層が露出する
ことはないため、キャパシタ電極間にダメージによるリ
ーク電流が生ずることは防止される。
【0173】本発明の半導体装置の製造方法の好ましい
他の局面では、下部電極層に熱処理が施されるため、キ
ャパシタ電極間にダメージによるリーク電流が生ずるこ
とは防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
構成を概略的に示す断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図7】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図8】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第7工程を示す概略断面図である。
【図9】 本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法の第8工程を示す概略断面図である。
【図10】 本発明の第1の実施例における半導体装置
の製造方法の第9工程を示す概略断面図である。
【図11】 本発明の第1の実施例における半導体装置
の製造方法の第10工程を示す概略断面図である。
【図12】 本発明の第1の実施例における半導体装置
において、側壁絶縁膜の形状を変更した場合の構成を示
す概略断面図である。
【図13】 本発明の第3の実施例における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図14】 本発明の第3の実施例における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図15】 下部電極層と上部電極層とが電気的に接続
される様子の第1工程を示す概略断面図である。
【図16】 下部電極層と上部電極層とが電気的に接続
される様子の第2工程を示す概略断面図である。
【図17】 下部電極層と上部電極層とが電気的に接続
される様子の第3工程を示す概略断面図である。
【図18】 下部電極層と上部電極層とが電気的に接続
される様子の第4工程を示す概略断面図である。
【図19】 本発明の第1の変形例における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図20】 本発明の第1の変形例における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図21】 本発明の第1の変形例における半導体装置
の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図22】 本発明の第1の変形例における半導体装置
の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図23】 本発明の第1の変形例における半導体装置
の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図24】 本発明の第1の変形例における半導体装置
の製造方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図25】 本発明の第2の変形例における半導体装置
の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図26】 本発明の第2の変形例における半導体装置
の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図27】 本発明の第2の変形例における半導体装置
の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図28】 本発明の第2の変形例における半導体装置
の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図29】 本発明の第2の変形例における半導体装置
の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図30】 本発明の第2の変形例における半導体装置
の製造方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図31】 キャパシタ絶縁層に常誘電体もしくは強誘
電体を用いた場合のキャパシタの構成を模式的に示す概
略断面図である。
【図32】 キャパシタ絶縁層に常誘電体もしくは強誘
電体を用いた場合のキャパシタの印加電圧Vと容量Qと
の関係を示すグラフである。
【図33】 一般的なDRAMのブロック図である。
【図34】 従来のスタックトタイプのキャパシタを有
するDRAMのメモリセル構造を示す概略断面図であ
る。
【図35】 従来の半導体装置の構成を概略的に示す断
面図である。
【図36】 従来の半導体装置の製造方法の第1工程を
示す概略断面図である。
【図37】 従来の半導体装置の製造方法の第2工程を
示す概略断面図である。
【図38】 従来の半導体装置の製造方法の第3工程を
示す概略断面図である。
【図39】 従来の半導体装置の製造方法の第4工程を
示す概略断面図である。
【図40】 従来の半導体装置の製造方法の第5工程を
示す概略断面図である。
【図41】 従来の半導体装置の製造方法の第6工程を
示す概略断面図である。
【図42】 従来の半導体装置の製造方法の第7工程を
示す概略断面図である。
【図43】 従来の半導体装置の製造方法の第8工程を
示す概略断面図である。
【図44】 従来の半導体装置の製造方法の第9工程を
示す概略断面図である。
【図45】 従来の半導体装置の製造方法の第10工程
を示す概略断面図である。
【図46】 従来の半導体装置の製造方法において、キ
ャパシタ絶縁層をCVD法により形成した場合の構成を
示す概略断面図である。
【図47】 図35におけるキャパシタ部を拡大して示
す概略断面図である。
【図48】 実験に用いたサンプルの構造を概略的に示
す断面図である。
【図49】 図48に示すサンプルの強誘電体の表面形
状を走査型電子顕微鏡で観察した図である。
【図50】 サンプル(A)とサンプル(B)のX線回
折を行なった実験結果である。
【図51】 サンプル(A)とサンプル(B)とに生じ
るリーク電流を測定した実験結果である。
【図52】 従来の半導体装置において、下部電極層表
面上において損傷および吸着が生じた様子を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1 下部電極層、3 キャパシタ絶縁層、5 下部電極
層、10 キャパシタ、11a 側壁絶縁層、25 ソ
ース/ドレイン領域、31 シリコン基板、41 層間
絶縁膜、41a コンタクトホール、43a プラグ
層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/108 8832−4M H01L 27/04 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面に形成された導電領域と、 前記導電領域を覆うように前記半導体基板の主表面上に
    形成され、かつその上部表面から前記導電領域の表面に
    達する孔を有する絶縁層と、 前記孔を通じて前記導電領域に電気的に接続され、かつ
    前記絶縁層の上部表面上に形成された下部電極層と、 高誘電率材料を含み、前記下部電極層上に形成されたキ
    ャパシタ絶縁層と、 少なくとも前記下部電極層の側壁を覆うように形成され
    た側壁絶縁層と、 前記キャパシタ絶縁層と前記側壁絶縁層との上に前記下
    部電極層を覆うように形成された上部電極層とを備え
    た、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記側壁絶縁層は、前記絶縁層の上部表
    面上に形成され、かつ前記上部表面から上方へ連続的に
    幅が小さくなるように延びている、請求項1に記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記高誘電率材料は常誘電体である、請
    求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記側壁絶縁層は、前記キャパシタ絶縁
    層の側壁および上部表面上を覆い、前記キャパシタ絶縁
    層の上部表面と前記上部電極層との間に介在する、請求
    項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記側壁絶縁層の材料は、ZrO2 、T
    iO2 、Ta2 5の群から選ばれる少なくとも1種よ
    りなる、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板の主表面に導電領域を形成す
    る工程と、 前記導電領域を覆うように、かつその上部表面から前記
    導電領域の表面に達する孔を有する第1の絶縁層を形成
    する工程と、 前記孔を通じて前記導電領域と電気的に接続されるよう
    に前記第1の絶縁層の上部表面上に下部電極層を形成す
    る工程と、 前記下部電極層上に高誘電率材料を含むキャパシタ絶縁
    層を形成する工程と、 前記キャパシタ絶縁層上に所定の形状を有するマスクを
    形成する工程と、 前記マスクを用いて前記キャパシタ絶縁層と前記下部電
    極層を選択的に除去することによりパターニングし、前
    記下部電極層の少なくとも側壁を露出させる工程と、 パターニングされた前記下部電極層と前記キャパシタ絶
    縁層とを覆うように前記第1の絶縁層の上部表面上に第
    2の絶縁層を形成する工程と、 前記第2の絶縁層を異方性エッチングすることにより、
    前記下部電極層の側壁を覆うように側壁絶縁層を形成す
    る工程と、 前記キャパシタ絶縁層と前記側壁絶縁層との上に前記下
    部電極層を覆うように上部電極層を形成する工程とを備
    えた、半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の絶縁層を前記異方性エッチン
    グすることにより、前記側壁絶縁層が前記キャパシタ絶
    縁層の側壁および上部表面上に残存され、前記側壁絶縁
    層上に前記上部電極層が形成される、請求項6に記載の
    半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記側壁絶縁層が形成された後に、前記
    下部電極層に熱処理を施す工程をさらに備え、 前記熱処理が施された後に、前記上部電極層が形成され
    る、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
JP6069774A 1993-06-29 1994-04-07 半導体装置およびその製造方法 Withdrawn JPH0794600A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6069774A JPH0794600A (ja) 1993-06-29 1994-04-07 半導体装置およびその製造方法
US08/526,392 US5567964A (en) 1993-06-29 1995-09-11 Semiconductor device
US08/689,761 US5693553A (en) 1993-06-29 1996-08-13 Semiconductor device and manufacturing method of the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-159206 1993-06-29
JP15920693 1993-06-29
JP6069774A JPH0794600A (ja) 1993-06-29 1994-04-07 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0794600A true JPH0794600A (ja) 1995-04-07

Family

ID=26410935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6069774A Withdrawn JPH0794600A (ja) 1993-06-29 1994-04-07 半導体装置およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5567964A (ja)
JP (1) JPH0794600A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098253A (ja) * 1995-04-19 1997-01-10 Nec Corp 薄膜キャパシタ及びその製造方法
WO1997035341A1 (fr) * 1996-03-15 1997-09-25 Hitachi, Ltd. Dispositif de stockage a semi-conducteur et sa production
JPH10242399A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Samsung Electron Co Ltd 高誘電キャパシタ及びその製造方法
US5943547A (en) * 1995-04-19 1999-08-24 Nec Corporation Method of forming highly-integrated thin film capacitor with high dielectric constant layer
US6046489A (en) * 1997-05-29 2000-04-04 Nec Corporation Capacitor with high-dielectric-constant dielectric and thick electrode and fabrication method thereof
US6166424A (en) * 1997-07-03 2000-12-26 Matsushita Electronics Corporation Capacitance structure for preventing degradation of the insulating film
US6329232B1 (en) 1999-06-30 2001-12-11 Hyundai Electronics Co., Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device
US6399399B2 (en) 2000-04-28 2002-06-04 Nec Corporation Method for manufacturing semiconductor memory and method for manufacturing capacitor
US6686621B2 (en) 2001-07-19 2004-02-03 Renesas Technology Corp. Semiconductor device
KR100481853B1 (ko) * 2002-07-26 2005-04-11 삼성전자주식회사 확장된 플레이트 라인을 갖는 강유전체 메모리소자 및 그제조방법
US7531863B2 (en) 1999-05-26 2009-05-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same
CN119993760A (zh) * 2025-04-14 2025-05-13 深圳汇北川科技股份有限公司 一种电动汽车用薄膜电容器容芯赋能装置及工艺

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR950009813B1 (ko) * 1993-01-27 1995-08-28 삼성전자주식회사 반도체장치 및 그 제조방법
US5464786A (en) * 1994-10-24 1995-11-07 Micron Technology, Inc. Method for forming a capacitor having recessed lateral reaction barrier layer edges
KR0144921B1 (ko) * 1995-02-17 1998-07-01 김광호 반도체 메모리소자의 커패시터 구조 및 그 제조방법
JP2976842B2 (ja) * 1995-04-20 1999-11-10 日本電気株式会社 半導体記憶装置の製造方法
ATE213873T1 (de) * 1995-04-24 2002-03-15 Infineon Technologies Ag Halbleiter-speichervorrichtung unter verwendung eines ferroelektrischen dielektrikums und verfahren zur herstellung
JP3890634B2 (ja) * 1995-09-19 2007-03-07 セイコーエプソン株式会社 圧電体薄膜素子及びインクジェット式記録ヘッド
KR100189982B1 (ko) * 1995-11-29 1999-06-01 윤종용 고유전체 캐패시터의 제조방법
US5914851A (en) * 1995-12-22 1999-06-22 International Business Machines Corporation Isolated sidewall capacitor
SG54456A1 (en) * 1996-01-12 1998-11-16 Hitachi Ltd Semconductor integrated circuit device and method for manufacturing the same
US5754390A (en) * 1996-01-23 1998-05-19 Micron Technology, Inc. Integrated capacitor bottom electrode for use with conformal dielectric
JP2795250B2 (ja) * 1996-02-19 1998-09-10 日本電気株式会社 半導体装置およびその製造方法
JPH09266289A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH09321239A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
KR100224660B1 (ko) * 1996-06-17 1999-10-15 윤종용 백금-폴리실리콘 게이트 형성방법
KR100235949B1 (ko) * 1996-06-27 1999-12-15 김영환 반도체 소자의 캐패시터 제조 방법
KR100226772B1 (ko) * 1996-09-25 1999-10-15 김영환 반도체 메모리 장치 및 그 제조방법
US5821602A (en) * 1996-11-25 1998-10-13 Spectrian, Inc. RF power transistor having improved stability and gain
JP3452763B2 (ja) 1996-12-06 2003-09-29 シャープ株式会社 半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法
JP3484324B2 (ja) 1997-07-29 2004-01-06 シャープ株式会社 半導体メモリ素子
JP3090198B2 (ja) * 1997-08-21 2000-09-18 日本電気株式会社 半導体装置の構造およびその製造方法
JP3319994B2 (ja) * 1997-09-29 2002-09-03 シャープ株式会社 半導体記憶素子
US6228701B1 (en) * 1997-12-19 2001-05-08 Seimens Aktiengesellschaft Apparatus and method for minimizing diffusion in stacked capacitors formed on silicon plugs
JP3183243B2 (ja) * 1998-02-25 2001-07-09 日本電気株式会社 薄膜キャパシタ及びその製造方法
US6111285A (en) 1998-03-17 2000-08-29 Micron Technology, Inc. Boride electrodes and barriers for cell dielectrics
KR100269510B1 (ko) * 1998-05-20 2000-10-16 윤종용 반도체 장치의 제조 방법
US6201276B1 (en) * 1998-07-14 2001-03-13 Micron Technology, Inc. Method of fabricating semiconductor devices utilizing in situ passivation of dielectric thin films
US6495412B1 (en) * 1998-09-11 2002-12-17 Fujitsu Limited Semiconductor device having a ferroelectric capacitor and a fabrication process thereof
US6207524B1 (en) * 1998-09-29 2001-03-27 Siemens Aktiengesellschaft Memory cell with a stacked capacitor
KR100293720B1 (ko) * 1998-10-01 2001-07-12 박종섭 반도체 소자의 캐패시터 형성 방법
JP2000243931A (ja) * 1998-12-22 2000-09-08 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP4322347B2 (ja) * 1999-03-15 2009-08-26 エルピーダメモリ株式会社 半導体装置およびその製造方法
US6445023B1 (en) 1999-03-16 2002-09-03 Micron Technology, Inc. Mixed metal nitride and boride barrier layers
JP3495955B2 (ja) * 1999-03-26 2004-02-09 シャープ株式会社 半導体メモリ装置及びその製造方法
KR100335778B1 (ko) 1999-04-08 2002-05-09 박종섭 반도체 소자 및 그 제조 방법
US5994197A (en) * 1999-05-27 1999-11-30 United Silicon Incorporated Method for manufacturing dynamic random access memory capable of increasing the storage capacity of the capacitor
TW454331B (en) * 1999-06-16 2001-09-11 Matsushita Electronics Corp Semiconductor apparatus and its manufacturing method
JP3762148B2 (ja) * 1999-06-30 2006-04-05 株式会社東芝 半導体装置の製造方法
KR100347547B1 (ko) 1999-07-30 2002-08-07 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 캐패시터 제조 방법
US6458648B1 (en) * 1999-12-17 2002-10-01 Agere Systems Guardian Corp. Method for in-situ removal of side walls in MOM capacitor formation
JP3934352B2 (ja) * 2000-03-31 2007-06-20 Tdk株式会社 積層型セラミックチップコンデンサとその製造方法
US6705925B1 (en) 2000-10-20 2004-03-16 Lightwave Microsystems Apparatus and method to dice integrated circuits from a wafer using a pressurized jet
JP3863391B2 (ja) * 2001-06-13 2006-12-27 Necエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US6713342B2 (en) * 2001-12-31 2004-03-30 Texas Instruments Incorporated FeRAM sidewall diffusion barrier etch
TWI256688B (en) * 2002-02-01 2006-06-11 Grand Plastic Technology Corp Method for wet etching of high k thin film at low temperature
US20050185486A9 (en) * 2002-11-26 2005-08-25 Kyu-Mann Lee Ferroelectric memory devices including protection adhesion layers and methods of forming the same
US7402946B2 (en) * 2003-11-28 2008-07-22 Lg Display Co., Ltd. Organic electroluminescence device with absorbent film and fabrication method thereof

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2791759A (en) * 1955-02-18 1957-05-07 Bell Telephone Labor Inc Semiconductive device
US3496553A (en) * 1968-02-15 1970-02-17 Us Army Sintered-film ferroelectric memory line
US3691535A (en) * 1970-06-15 1972-09-12 Sperry Rand Corp Solid state memory array
NL176415C (nl) * 1976-07-05 1985-04-01 Hitachi Ltd Halfgeleidergeheugeninrichting omvattende een matrix van halfgeleidergeheugencellen, die bestaan uit een veldeffekttransistor en een opslagcapaciteit.
US4827448A (en) * 1976-09-13 1989-05-02 Texas Instruments Incorporated Random access memory cell with implanted capacitor region
US4161038A (en) * 1977-09-20 1979-07-10 Westinghouse Electric Corp. Complementary metal-ferroelectric semiconductor transistor structure and a matrix of such transistor structure for performing a comparison
JPS5565458A (en) * 1978-11-10 1980-05-16 Nec Corp Memory cell
JPS5855666B2 (ja) * 1980-09-11 1983-12-10 株式会社東芝 レ−ザスクライビング方法
JPH0612619B2 (ja) * 1982-09-22 1994-02-16 株式会社日立製作所 半導体メモリ装置
JPS6182459A (ja) * 1984-09-29 1986-04-26 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2559360B2 (ja) * 1984-11-28 1996-12-04 株式会社日立製作所 半導体メモリ装置
JPS6260256A (ja) * 1985-09-10 1987-03-16 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びその製造方法
JPS62120066A (ja) * 1985-11-20 1987-06-01 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS62219659A (ja) * 1986-03-20 1987-09-26 Hitachi Ltd Mos型半導体記憶装置
KR890001957B1 (ko) * 1986-08-22 1989-06-03 삼성전자 주식회사 디램셀의 제조방법
US4946710A (en) * 1987-06-02 1990-08-07 National Semiconductor Corporation Method for preparing PLZT, PZT and PLT sol-gels and fabricating ferroelectric thin films
US4809225A (en) * 1987-07-02 1989-02-28 Ramtron Corporation Memory cell with volatile and non-volatile portions having ferroelectric capacitors
US5189503A (en) * 1988-03-04 1993-02-23 Kabushiki Kaisha Toshiba High dielectric capacitor having low current leakage
JP2898686B2 (ja) * 1990-03-06 1999-06-02 株式会社日立製作所 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2601022B2 (ja) * 1990-11-30 1997-04-16 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
US5216572A (en) * 1992-03-19 1993-06-01 Ramtron International Corporation Structure and method for increasing the dielectric constant of integrated ferroelectric capacitors
US5335138A (en) * 1993-02-12 1994-08-02 Micron Semiconductor, Inc. High dielectric constant capacitor and method of manufacture
JP2550852B2 (ja) * 1993-04-12 1996-11-06 日本電気株式会社 薄膜キャパシタの製造方法
US5383088A (en) * 1993-08-09 1995-01-17 International Business Machines Corporation Storage capacitor with a conducting oxide electrode for metal-oxide dielectrics

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5943547A (en) * 1995-04-19 1999-08-24 Nec Corporation Method of forming highly-integrated thin film capacitor with high dielectric constant layer
JPH098253A (ja) * 1995-04-19 1997-01-10 Nec Corp 薄膜キャパシタ及びその製造方法
WO1997035341A1 (fr) * 1996-03-15 1997-09-25 Hitachi, Ltd. Dispositif de stockage a semi-conducteur et sa production
JPH10242399A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Samsung Electron Co Ltd 高誘電キャパシタ及びその製造方法
US6046489A (en) * 1997-05-29 2000-04-04 Nec Corporation Capacitor with high-dielectric-constant dielectric and thick electrode and fabrication method thereof
US6818498B2 (en) * 1997-07-03 2004-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Capacitance element and method of manufacturing the same
US6166424A (en) * 1997-07-03 2000-12-26 Matsushita Electronics Corporation Capacitance structure for preventing degradation of the insulating film
US6562677B1 (en) 1997-07-03 2003-05-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Capacitance element and method of manufacturing the same
USRE41625E1 (en) 1999-05-26 2010-09-07 Panasonic Corporation Semiconductor device and method of fabricating the same
US7531863B2 (en) 1999-05-26 2009-05-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same
US6329232B1 (en) 1999-06-30 2001-12-11 Hyundai Electronics Co., Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device
US6399399B2 (en) 2000-04-28 2002-06-04 Nec Corporation Method for manufacturing semiconductor memory and method for manufacturing capacitor
US6686621B2 (en) 2001-07-19 2004-02-03 Renesas Technology Corp. Semiconductor device
KR100481853B1 (ko) * 2002-07-26 2005-04-11 삼성전자주식회사 확장된 플레이트 라인을 갖는 강유전체 메모리소자 및 그제조방법
CN119993760A (zh) * 2025-04-14 2025-05-13 深圳汇北川科技股份有限公司 一种电动汽车用薄膜电容器容芯赋能装置及工艺

Also Published As

Publication number Publication date
US5567964A (en) 1996-10-22
US5693553A (en) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0794600A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6673689B2 (en) Double layer electrode and barrier system on hemispherical grain silicon for use with high dielectric constant materials and methods for fabricating the same
JPH0730077A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6376302B1 (en) Method for forming a DRAM capacitor having a high dielectric constant dielectric and capacitor made thereby
US6162681A (en) DRAM cell with a fork-shaped capacitor
US20050051829A1 (en) Semiconductor device
EP1006582B1 (en) Semiconductor memory device having a hydrogen barrier and method for manufacturing the same
US6838333B2 (en) Semiconductor memory device and method of producing the same
JPH1050956A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP3166746B2 (ja) キャパシタ及びその製造方法
JP4282450B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20050076895A (ko) 반도체 장치의 커패시터, 이를 포함하는 메모리 소자 및커패시터 제조 방법
JP2002280524A (ja) 容量素子の形成方法
JP2000174213A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3111940B2 (ja) 容量及びその製造方法
JP3400964B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
CN100452404C (zh) 半导体装置的制造方法
JPH11150245A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3039425B2 (ja) 容量素子及びその製造方法
JP3236793B2 (ja) キャパシタを有する半導体記憶装置およびその製造方法
JPH10289985A (ja) キャパシタを有する半導体装置の製造方法
JP3715551B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100801202B1 (ko) 반도체 장치의 제조 방법
KR100362182B1 (ko) 강유전체 메모리 소자의 제조 방법
JP2000114489A (ja) 半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010703