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JPH074511B2 - 微凍結粒の製造方法及びその装置 - Google Patents

微凍結粒の製造方法及びその装置

Info

Publication number
JPH074511B2
JPH074511B2 JP60255496A JP25549685A JPH074511B2 JP H074511 B2 JPH074511 B2 JP H074511B2 JP 60255496 A JP60255496 A JP 60255496A JP 25549685 A JP25549685 A JP 25549685A JP H074511 B2 JPH074511 B2 JP H074511B2
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JP
Japan
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liquid
refrigerant
gas
frozen particles
storage container
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Application number
JP60255496A
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JPS62114639A (ja
Inventor
世記二 今池
多計城 泰
Original Assignee
大陽酸素株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大陽酸素株式会社 filed Critical 大陽酸素株式会社
Priority to JP60255496A priority Critical patent/JPH074511B2/ja
Priority to US06/927,039 priority patent/US4704873A/en
Priority to EP86308775A priority patent/EP0225081B1/en
Priority to DE8686308775T priority patent/DE3675346D1/de
Publication of JPS62114639A publication Critical patent/JPS62114639A/ja
Publication of JPH074511B2 publication Critical patent/JPH074511B2/ja
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は微凍結粒の製造方法と製造装置の改良に関する
ものであり、食品加工や医薬品加工、表面処理加工等の
分野に於いて使用されるものである。
(従来の技術) 従前から、表面処理加工や食品加工の技術分野に於いて
は、第11図の如く、貯溜容器Aに収容した液体窒素等の
冷媒液B上へ散布器Cから水や水系液体Dを散布するこ
とにより、アイスブラスト用の微氷粒や凍結顆粒Eの製
造が行なわれている(特開昭56−23882号、特公昭49−4
8832号等)。
而して、従前のこの種微氷粒や凍結顆粒等の製造に於い
ては、前述の如く静止状態にある冷媒液の液面B′へ水
等を噴霧して凍結させるようにしているため、凍結粒E
と冷媒液Bとの密度差が僅かで凍結粒が沈降し難いこと
とも相俟つて凍結粒同志が相互に固着し、第12図に示す
如く、液面B′上に凍結物の皮膜Fが形成されることに
なる。その結果、後続する噴霧滴Dが皮膜Fの上に順次
堆積され、相当の重量を有する皮膜片Fが自重により沈
降することになり、凍結粒が夫々独立した状態にある所
謂さらさらした微凍結粒が得られないという問題があ
る。
尚、上述の如き噴霧滴Dの堆積を防止するため、液体の
散布器を回転させたり、冷媒液面を水平面内に於いて移
動させる方法が開発されている(特公昭49−48832
号)。しかし、これらの方法にあつても、凍結物の皮膜
の生成及び皮膜上への噴霧滴の堆積に起因する問題は基
本的に解決されておらず、さらさらとした状態の微凍結
粒をより小型の装置によつて高能率で製造することは困
難である。
また、従前の微氷粒や凍結顆粒等の製造に於いては、水
や水系液体を直接噴霧ノズルより噴出し、ノズル孔の大
きさや液体圧を調整することにより凍結粒の粒径を変化
させるようにしている。
しかし、ノズル孔の大きさや液圧のみの調整では、凍結
粒の粒径の調整範囲が極めて狭く、粒径が50μm以下の
微凍結粒を製造することが出来ない上、粒径の調整に手
数が掛かるという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従前の微氷粒や凍結顆粒の製造に於ける上述
の如き問題、即ち(1)粒径の小さなさらさらとした微
凍結粒を高能率で製造することが困難であること、
(2)凍結粒の粒径の調整範囲が狭く、50μm以下の微
凍結粒の製造が困難であること等の解決を課題とするも
のであり、凍結粒子が夫々独立したさらさらした状態に
あり、しかも極めて粒径の小さな微凍結粒を高能率で製
造できるようにした微凍結粒の製造方法とその製造装置
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の微凍結粒の製造方法は、密閉された貯溜容器の
下部に冷媒液を収容して、冷媒液面上に冷気相領域を形
成させておき、貯溜容器の上部から冷媒液面に向けて気
液混合体を微粒状に噴霧させることによって、噴霧粒子
が、冷気相領域を下降して冷媒液面に到達する間におい
て、噴霧粒子が表面張力により球形化されつつ徐々に凍
結されるようにすると共に、気液混合体の噴霧エネルギ
ーとは別個の運動エネルギーを冷媒液に与えて、その液
面に漣を発生させることによって、冷媒液面に到達した
凍結粒が、漣の作用により凍結粒子同士の接着及び浮遊
を阻止されつつ、冷媒液面下に速やかに沈降されて、完
全に凍結硬化されるようにしたものである。
また、この方法を実施するための本発明の微凍結粒の製
造装置は、冷媒液を収容して、冷媒液面上に冷気相領域
を形成させた密閉状の貯溜容器と、気液混合体を貯溜容
器の上部から冷媒液面に向けて微粒状に噴霧する噴霧装
置と、噴霧装置による噴霧エネルギーとは別個の運動エ
ネルギーを冷媒液に与えて、その液面に漣を発生させる
漣発生装置と、を具備するものであり、更に、かかる基
本構成に加えて、冷媒液位を一定に制御する制御装置、
冷媒液中から凍結粒を貯溜容器外に取り出す搬出装置又
は貯溜容器内で発生する冷媒液の蒸発ガスの一部を噴霧
装置に供給して気液混合体又はこれを形成する気体と液
体の少なくとも一方を冷却する冷却装置を具備するもの
である。
(作用) 所定の圧力を有する水又は水系液体と気体とが混合さ
れ、噴霧手段を構成するノズルにより微粒化されて放出
される。ノズルより放出された混合流体の微粒は、微粒
自体の内部に包含された気体や、微粒相互間に介在する
気体の膨張によつて、さらに細かく分割され且つ飛散さ
れる。
より細かく分割された水又は水系液体の微粒は、落下中
に表面張力の作用によつて略球形となり、冷媒液面上に
於いて凍結粒となる。このとき、冷媒液面上には冷媒液
の蒸発ガスによる冷気相領域が形成されている(冷媒液
の蒸発は漣を発生させることによって促進される)こと
から、球形化された噴霧粒子は、冷媒液面に到達する前
に或る程度凍結されることになる。そして、この凍結粒
は、冷媒液面に到達し、後述する如く冷媒液中を沈降す
る間において、完全に凍結硬化されることになる。又、
凍結粒の粒径は、気液混合比や混合流体の噴出圧により
調整される。
一方、漣発生手段により冷媒液面には漣が生じており、
液表層部は揺動いた状態になつている。その結果、冷媒
液面上に落下して凍結した凍結粒も揺動かされ、凍結粒
同志が固着して皮膜状態になるのが防止されると共に、
凍結粒の沈降が促進される。
又、冷媒液面に漣を発生させることにより所要冷媒液面
が実質的に増加することとなり、その結果、冷媒液貯溜
容器の小形化が可能となる。
(実施例) 以下、第1図乃至第9図に基づいて、本発明の実施例を
説明する。
第1図は、本発明に係る微凍結粒製造装置のフローシー
トであり、図に於いて1は密閉状の貯溜容器、2は容器
内に収容した冷媒液、3は冷媒液の表層部に運動エネル
ギーを与え、液面に漣を発生させるための漣発生装置、
4は気体と液体とを混合し且つこれを微粒化するための
噴霧装置、5は冷媒液面の制御装置、6は微凍結粒の搬
出装置、7は凍結させる液体とこれに混合する気体との
冷却装置、8は冷媒液の供給装置、9は凍結原液の供給
装置、10は混合用気体の供給装置である。
前記冷媒液貯溜容器1はステンレス鋼(SUS304)製の角
胴形容器であり、下方部は逆四角錐状に形成されてい
る。本実施例に於ける容器1は横幅400mm、縦幅400mm、
全高1200mmの外形寸法を有しており、容器外壁面に真空
断熱(図示省略)が施されている。
冷媒液貯溜容器1内には、冷媒液供給装置8から冷媒液
供給管11を通して供給された液体窒素が冷媒液2として
貯溜されており、その液面Lは容器底部より約500mmの
高さに設定保持されている。
尚、冷媒液面Lの制御は液面検知器5a、液面制御盤5b及
び制御弁5c等より構成した液面制御装置5によつて行な
われており、所定の設定液面高さに常時保持されてい
る。
又、本実施例に於いては、冷媒液2として液体窒素を使
用しているが、液体空気や液化炭酸ガス等の液化ガスで
あつてもよく、或いは水に不溶性で融点の低い有機溶剤
(例へばヘキサン等)を冷凍機(図示省略)で0℃以下
に冷却したものでもよい。
前記漣発生装置3は、冷媒液に噴霧装置4による噴霧エ
ネルギーとは別個の運動エネルギーを与えて液面に漣を
発生させるものであり、散気管3a、散気調整弁3b、流量
計3c等より構成されている。
散気管3aは、第2図及び第3図に示す如く、四角形に形
成されており、液面下40〜150mmの位置に水平に配設さ
れている。尚、散気管3aの深さが深すぎると、ガスが冷
却されて後述する如き気泡流による作用効果が減少する
と共に、冷媒液並びに散気用ガス(冷媒ガス)の消費量
が増大する。従つて、散気管3aの深さは100mm以内が望
ましい。
散気管3aには50〜100mmピツチでガス噴出孔3dが、中央
部へ向けて略水平に開孔されており、冷媒液供給装置8
の気相部から冷媒ガス供給管12、調整弁3bを通して冷媒
ガスが供給され、冷媒液内へ噴出されている。
前記、散気管3aからの冷媒ガスの噴出流量は、200〜400
l/m2,min位いが最適であり、これにより、第5図に示す
如く冷媒液の表層部に気泡13の上昇流が生じると共に、
上昇した気泡13は液面近傍に於いて破裂する。これ等の
気泡流によつて、冷媒液表層部に与えられる運動エネル
ギーにより、冷媒液表面に波高が5〜20mmの漣Wが発生
すると共に、後述する如く冷媒液内へ落下して連結した
凍結粒Iが揺動され、凍結粒同士の固着が防止される。
又、気泡流の存在により、冷媒液表層部の液密度が低下
することになり、凍結粒との密度差が増加して、その沈
降が促進されることになる。
尚、前記漣の波高は、5〜10mm程度が最適であり、波高
が20mm以上になると、逆に冷媒液表層部の攪拌作用によ
つて凍結粒の沈降が阻害されることになる。
本実施例に於いては漣発生装置3として散気管3aを使用
し、冷媒液供給装置8の気相部から冷媒ガスを供給する
ようにしているが、冷媒ガスの貯蔵設備を別途に設け、
ここから散気管3aへ冷媒ガスを供給するようにしてもよ
い。又、露点の低いガスやCO2を含有するガス以外であ
れば、冷媒ガスに代えて例えば脱CO2処理を施した空気
等を使用することも可能である。
前記漣発生装置3としては、この他に、下記の如き構成
の装置の使用が可能である。
(a)散液管型発生装置 冷媒液の液面下に、小孔を形成した散液管を配設し、該
散液管より冷媒液供給装置8からの冷媒液を噴出する。
尚、この場合には、第1図に於ける冷媒液供給管11は不
要となり、これに替えて冷媒液戻り管を設け、冷媒液面
を一定に保持するようにする。
(b)発振子型漣発生装置 第4図(A)及び第4図(B)に示す如く、冷媒液貯溜
容器1の内部に、一定の速度で揺動、往復動若しくは回
転運動をする発振子20を配設し、容器1の外部に設置し
たモータ21等により前記発振子を作動させ、冷媒液2に
機械的な振動エネルギーを与えて冷媒液面Lに漣を発生
させる。
(c)振動子型漣発生装置 第4図(C)に示す如く、冷媒液貯溜容器1の外部又は
内部に所望の周波数の振動力を発する音波振動子22を設
け、振動子を介して音波エネルギーを冷媒液2に与え
て、冷媒液面Lに漣を発生させる。
(d)噴射型漣発生装置 冷媒液面上に噴射管を配設し、該噴射管より冷媒ガス、
脱CO2処理をした空気等の露点の比較的高いガスや冷媒
液等を液面へ向けて噴射し、冷媒液に運動エネルギーを
与えてその液面に漣を発生させる。
(e)震盪形漣発生装置 冷媒液貯溜容器1を震動台22等の上に設置し、貯溜容器
1自体にカム23及びスプリング24等を介して機械的な震
盪力を与えることによつて容器内部の冷媒液2に震盪作
用を与え、液面Lに漣を発生させる。
前記噴霧装置4は、凍結粒にするべき凍結原液と気体と
を混合し、該気液混合体内の凍結原液を微細粒化するも
のである。第6図はその一例を示すものであり、本体4a
の後方に液入口4bと気体入口4cが形成されており、両通
路4b′と4c′とを合体せしめてスロート部4dを構成し、
ここで液体と気体とが混合される。スロート部4dを出た
気液混合体は、更に混合室4e内へ導かれ、ここで案内羽
根4fにより攪拌並びに分散された後、ノズル孔4gから噴
出される。
尚、噴霧装置4としては、気液の混合機構と気液混合体
を微粒化して噴出する機構とを備えたものであれば、如
何なる構造や形態のものであつてもよいことは勿論であ
る。
当該噴霧装置4の液入口4bへは、微凍結粒にすべき液体
(例えば水、菓汁、薬品等)が凍結原液供給装置9から
ポンプ14、減圧弁15、制御弁16及び後述する冷却装置7
等を介して供給されており、その供給圧は1.0〜2.0Kg/c
m2gに選定されている。又、噴霧装置4の気体入口4cへ
は、混合用気体供給装置10から液体に比較的溶け難い気
体が減圧弁17、流量計18、制御弁19、冷却装置7を通し
て、1.0〜2.0Kg/cm2gの加圧力でもつて供給されてい
る。
尚、本実施例に於いては、液体として水が、また気体と
して冷媒ガス(窒素ガス)が夫々1.0Kg/cm2gの加圧力
で供給されている。又、本実施例では混合用気体供給装
置10を別に設けているが、冷媒液供給装置8の気相部か
ら混合用気体を噴霧装置4へ供給する様にしてもよい。
前記液体と気体との混合比(液体l/H÷気体Nl/min)は
0.5〜1.5に選定するのが最適であり、混合比を変更する
ことにより、気液供給圧が一定の場合でも、凍結粒の粒
径を最少1/10の径まで小さくすることができる。又、ノ
ズル孔4gの径は小さいほど好都合であるが、加工の困難
性や詰まりの発生等の問題があるため、0.3〜1.0mmφ程
度の径が望ましい。
前記噴霧装置4のストロー部4d及び混合室4e内で形成さ
れた気液混合体は、案内羽根4fによつて外周方向へ均等
に分散され、ノズル4gより上方より冷媒液面へ向けて噴
出される。この時、混合された気体は、ノズル4gを通過
する際に微粒化された液体微粒の内部と、液体微粒相互
の間に介存することになり、液体微粒内に含まれた気体
は膨張して液体微粒を更に分割して細分化し、これを飛
散せしめる。又、液体微粒相互間に介存する気泡は液体
微粒をより強力に飛散せしめることになり、飛散時の微
粒相互の衝突により、これを更に細微粒にする作用をす
る。
一方、噴霧装置4から噴出された液体微粒は、容器1内
を落下中に表面張力によつて球形となり、冷媒液面上へ
落下する。而して、噴霧装置4から冷媒液面までの落下
距離及び容器空間部の温度は、凍結微粒の粒径並びに形
態に大きな影響を及ぼすものであり、落下距離を500〜1
500mm、容器空間部温度つまり液面上に冷媒液の蒸発ガ
スによって形成される冷気相領域の温度を−20℃以下と
するのが望ましいことが、実験により確認されている。
すなわち、落下距離,冷気相領域温度をこのようにして
おくことにより、噴霧装置4から噴霧された粒子が、液
面に到達する前に充分に球形化され且つ或る程度凍結さ
れることになり、球形態を維持された状態で液面に到達
し且つ液面に到達した粒子同士が互いに接着することが
ない。したがって、漣の作用とも相俟って、冷媒液との
直接的な熱交換によって、いびつでなく球形化された微
細な凍結粒が得られるのである。
前記冷媒液面制御装置5は、液面Lと噴霧装置4間の距
離を略一定に保持する機能を果し、公知の液面検知器5
a、液面制御器5b及び冷媒液供給管11に介設した制御弁5
c等より構成されている。
尚、冷媒液の液面は漣によつて常時変動するため、液面
の制御は、漣の波高部が所定のレベル範囲内に位置する
ように制御されている。
前記冷却装置7は、容器1内へ噴霧する凍結原液と混合
用気体の温度を下げ、冷媒液の消費量の低減を図るもの
である。該冷却装置7は液体冷却器7aと気体冷却器7bと
から構成されており、貯溜容器1内の冷媒ガスを導入し
て液体並びに気体の冷却を行なう構成としている。
尚、本実施例に於いては、液体及び気体を夫々個別的に
冷却し、冷却後に噴霧装置4により、混合・微粒化する
構成としているが、気液混合部と微粒化部とを分離し、
先きに気液混合を行なつてから、次に該混合体を冷却
し、その後これを微粒化する構成としてもよい。
噴霧装置4から噴出された凍結原液の微粒Kは冷媒液面
上へ落下して凍結並びに硬化され、前記冷媒液面上の漣
の作用により、凍結微粒子同志が固着して皮膜状になる
のが防止され、独立した状態で順次沈降する。容器底部
へ沈降した凍結微粒は、搬出装置6により外部へ搬出さ
れて行く。
前記搬出装置6は第7図に示す如く容器1内へ挿入した
ガイドパイプ6aと、ガイドパイプ内に回転自在に配設し
たスクリユー回転体6bと、駆動用モータ6c等から構成さ
れており、容器底部へ沈降した凍結微粒Iを連続的に搬
出する。
尚、本実施例ではスクリユーコンベア式の搬出装置6を
使用しているが、ベルトコンベア式の搬出装置やその他
の形式の搬送装置であつてもよいことは勿論である。
(試験結果) 次に、本発明による微凍結粒の製造試験の結果について
説明する。
冷媒液貯溜器1として、断面が400mm×400mm,四角胴部
の高さが、900mmであり、その下方に高さ300mmの逆四角
錐部を備えた形態の容器を形成し、冷媒液2として液体
窒素を容器底より500mmの高さにまで入れた。即ち、容
器天井より冷媒液面Lまでの距離を700mmとした。
又、液面下50mmの位置に四角状の散気管(350mm×350m
m)を水平に配設し、該散気管から容器中心部に向け
て、液体窒素供給タンクの気相部からの窒素ガスを300l
/m2,minの割合で供給し、液体窒素の外表面に波高の平
均値が8mmの漣を発生させた。
一方、凍結原液を水、混合用気体を高圧容器内に貯溜し
た窒素ガス(25℃)として、両者を夫々1.2Kg/cm2Gの
圧力で混合させ、窒素ガス流量を4.5Nl/minとして、0.5
mmφのノズル孔を有する噴霧装置(液体窒素の液面Lよ
り約700mm上方に配設されている)から、6l/Hの割合で
混合流体を液面へ向けて噴霧した。また、この時の容器
内上部空間の最高温度は−20℃であつた。
更に、容器内の液体窒素の液面を一定に保持するため
に、容器内へ供給した液体窒素の流量は20l/Hであり、
且つ冷却装置により水及び混合用窒素ガスを冷却した後
の排出窒素ガス(即ち容器内から導出した気化ガス)は
20×0.65Nm3/Hrであつた。
前述の如き条件下に於いて、約10分間混合流体(水+窒
素)を連続的に噴射したとき、約1の微凍結粒(微凍
結氷粒)が得られ、その平均粒径は70〜80μmであつ
た。又、微凍結粒は第9図の図面代用の150倍顕微鏡写
真に示す如く、一つ一つが完全に独立した粒子状となつ
ている。これに対して、混合流体とせず且つ漣を立てな
い場合には、微凍結粒が第10図の図面代用の150倍顕微
鏡写真に示す如く皮膜片状となり両凍結微粒の形態には
顕著な差異が見られる。
一方、混合流体の吐出圧力及び混合用窒素ガスの流量を
変化せしめた場合の微凍結粒の粒径の変化は、第8図の
様になつた。但し、第8図に於いて、Aは混合流体の吐
出圧が1Kg/cm2g,Bは1.5Kg/cm2g,Cは2Kg/cm2gの場合で
ある。尚、水単独で噴霧放出した場合の粒径は、平均す
ると吐出圧1Kg/cm2gのとき約400μm,1.5Kg/cm2gのと
き320μm,2Kg/cm2gのとき280μmに夫々なる。
(発明の効果) 本発明は上述の通り、容器内の冷媒液に運動エネルギー
を与えて、適当な波高の漣を冷媒液面に発生させると共
に、凍結原液と気体との混合流体を微粒子化して冷媒液
の上方より液面に向けて噴出し、且つ容器内の気化ガス
を利用して凍結原液と混合用気体の冷却を行なうように
しているため、下記の如く多くの優れた効用が奏され
る。
(1)冷媒液面に漣が立つているため、液面上へ落下し
て凍結した微粒子が相互に固着して皮膜状に成長するこ
とが防止されると共に、凍結微粒の沈降が促進される。
その結果、個々の凍結粒が夫々独立した状態の所謂“さ
らさら”した微凍結粒を得ることができる。
(2)冷媒液面に漣を立てることにより、降下した液体
微粒の凍結に必要とする液表面積が実質的に増加するこ
とになる。その結果、漣を立てない場合に比較して、冷
媒液貯溜容器の断面積即ち容器寸法の小形化を図り得
る。
(3)凍結原液を一層細かく微粒化できると共に、これ
によつて、従来技術では不可能であつた径が50μm以下
の、しかもさらさらとした状態の凍結微粒の製造が可能
となる。
(4)混合流体の混合比を調整することにより、粒径を
10:1位いの割合の広範囲で任意に調整することができ、
30〜300μmの粒径の微凍結粒を高能率で製造できる。
その結果、従前の製氷装置の如く、微凍結粒の粒径調整
のためにノズルを取替える必要も無く、作業能率が大幅
に向上する。
本発明は上述の通り優れた実用的効用を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る微凍結粒製造装置のフ
ローシートである。 第2図は散気管3aの配設状態を示す平面図であり、第3
図はその側面図である。 第4図(A)、第4図(B)、第4図(C)及び第4図
(D)は、漣発生装置のその他の実施例を示すものであ
る。 第5図は散気管からの気泡流の作用説明図である。 第6図は、噴霧装置4の一例を示す縦断面図である。 第7図は、微凍結粒の搬出装置の一例を示す断面図であ
る。 第8図は、混合用気体(窒素ガス)の流量と微凍結粒の
粒径の関係を示す線図である。 第9図は、本発明により製造した微凍結粒の顕微鏡写真
(150倍)であり、第10図は、冷媒液面に漣を立てず且
つ凍結原液をそのまま噴霧した場合の微凍結粒の顕微鏡
写真(150倍)である。 第11図は、従前の微凍結粒の製造装置の概要図である。 第12図は、従前の微凍結粒製造装置に於ける微凍粒皮膜
の形成状態を示す説明図である。 W…漣、3…漣発生装置 I…微凍結粒、4…噴霧装置 K…凍結原液の微粒、5…冷媒液面制御装置 L…冷媒液面、6…凍結微粒搬出装置 1…冷媒液貯溜容器、7…冷却装置 2…冷媒液、8…冷媒液供給装置 9…凍結原液供給装置、12…冷媒ガス供給管 10…混合用気体供給装置、13…気泡 11…冷媒液供給管

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉された貯溜容器の下部に冷媒液を収容
    して、冷媒液面上に冷気相領域を形成させておき、貯溜
    容器の上部から冷媒液面に向けて気液混合体を微粒状に
    噴霧させることによって、噴霧粒子が、冷気相領域を下
    降して冷媒液面に到達する間において、噴霧粒子が表面
    張力により球形化されつつ徐々に凍結されるようにする
    と共に、気液混合体の噴霧エネルギーとは別個の運動エ
    ネルギーを冷媒液に与えて、その液面に漣を発生させる
    ことによって、冷媒液面に到達した凍結粒が、漣の作用
    により凍結粒子同士の接着及び浮遊を阻止されつつ、冷
    媒液面下に速やかに沈降されて、完全に凍結硬化される
    ようにしたことを特徴とする微凍結粒の製造方法。
  2. 【請求項2】冷媒液内へガス若しくは液体を噴出させる
    ことにより、冷媒液に運動エネルギーを与えるようにし
    た特許請求の範囲第1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  3. 【請求項3】貯溜容器の内部又は外部の振動子を振動さ
    せることにより、冷媒液に運動エネルギーを与えるよう
    にした特許請求の範囲第1項に記載の微凍結粒の製造方
    法。
  4. 【請求項4】冷媒液内の発振子を発振させることによ
    り、冷媒液に運動エネルギーを与えるようにした特許請
    求の範囲第1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  5. 【請求項5】前記気液混合体とは別個のガス若しくは液
    体を冷媒液面に向けて噴出させることにより、冷媒液に
    運動エネルギーを与えるようにした特許請求の範囲第1
    項に記載の微凍結粒の製造方法。
  6. 【請求項6】容器自体に震盪力を加えることにより、冷
    媒液に運動エネルギーを与えるようにした特許請求の範
    囲第1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  7. 【請求項7】運動エネルギーを与えることにより、液面
    から深さ10cm以内の冷媒液層部を揺動かすようにした特
    許請求の範囲第1項から第6項までの何れか一項に記載
    の微凍結粒の製造方法。
  8. 【請求項8】冷媒液の表面に発生する漣の高さを5〜10
    mmとした特許請求の範囲第1項から第6項までの何れか
    一項に記載の微凍結粒の製造方法。
  9. 【請求項9】冷媒液として液体窒素又は液体空気を用い
    るようにした特許請求の範囲第1項から第6項までの何
    れか一項に記載の微凍結粒の製造方法。
  10. 【請求項10】冷媒液として有機溶剤を用いるようにし
    た特許請求の範囲第1項から第6項までの何れか一項に
    記載の微凍結粒の製造方法。
  11. 【請求項11】気液混合体を形成する液体を水、果汁
    液、薬液の何れか一つ又は二以上の混合体とした特許請
    求の範囲第1項から第10項までの何れか一項に記載の微
    凍結粒の製造方法。
  12. 【請求項12】気液混合体を形成する気体を窒素ガス及
    び空気の何れか一方又は両者の混合体とした特許請求の
    範囲第1項から第10項までの何れか一項に記載の微凍結
    粒の製造方法。
  13. 【請求項13】液体を予冷するようにした特許請求の範
    囲第11項に記載の微凍結粒の製造方法。
  14. 【請求項14】気体を予冷するようにした特許請求の範
    囲第12項に記載の微凍結粒の製造方法。
  15. 【請求項15】貯溜容器内の冷気相領域における温度を
    −20℃以下に保持するようにした特許請求の範囲第1項
    から第14項までの何れか一項に記載の微凍結粒の製造方
    法。
  16. 【請求項16】冷媒液を収容して、冷媒液面上に冷気相
    領域を形成させた密閉状の貯溜容器と、気液混合体を貯
    溜容器の上部から冷媒液面に向けて微粒状に噴霧する噴
    霧装置と、噴霧装置による噴霧エネルギーとは別個の運
    動エネルギーを冷媒液に与えて、その液面に漣を発生さ
    せる漣発生装置と、を具備することを特徴とする微凍結
    粒の製造装置。
  17. 【請求項17】漣発生装置を、冷媒液中にガスを噴出す
    る散気管とした特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒
    の製造装置。
  18. 【請求項18】漣発生装置を貯溜容器の内部又は外部に
    配設した振動子とした特許請求の範囲第16項に記載の微
    凍結粒の製造装置。
  19. 【請求項19】漣発生装置を冷媒液中に浸漬した発振子
    とした特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒の製造装
    置。
  20. 【請求項20】漣発生装置を冷媒液面上へガスを噴出す
    る散気管とした特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒
    の製造装置。
  21. 【請求項21】漣発生装置を貯溜容器を揺動かす震盪機
    構とした特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒の製造
    装置。
  22. 【請求項22】噴霧装置が、気液混合器とこれに接続し
    た噴霧ノズルとから成る特許請求の範囲第16項に記載の
    微凍結粒の製造装置。
  23. 【請求項23】散気管が窒素又は空気を噴出するもので
    ある特許請求の範囲第20項に記載の微凍結粒の製造装
    置。
  24. 【請求項24】冷媒液を収容して、冷媒液面上に冷気相
    領域を形成させた密閉状の貯溜容器と、気液混合体を貯
    溜容器の上部から冷媒液面に向けて微粒状に噴霧する噴
    霧装置と、噴霧装置による噴霧エネルギーとは別個の運
    動エネルギーを冷媒液に与えて、その液面に漣を発生さ
    せる漣発生装置と、冷媒液位を一定に制御する制御装置
    と、を具備することを特徴とする微凍結粒の製造装置。
  25. 【請求項25】冷媒液を収容して、冷媒液面上に冷気相
    領域を形成させた密閉状の貯溜容器と、気液混合体を貯
    溜容器の上部から冷媒液面に向けて微粒状に噴霧する噴
    霧装置と、噴霧装置による噴霧エネルギーとは別個の運
    動エネルギーを冷媒液に与えて、その液面に漣を発生さ
    せる漣発生装置と、冷媒液中から凍結粒を貯溜容器外に
    取り出す搬出装置と、を具備することを特徴とする微凍
    結粒の製造装置。
  26. 【請求項26】搬出装置を無端コンベアー又はスクリュ
    コンベアーとした特許請求の範囲第25項に記載の微凍結
    粒の製造装置。
  27. 【請求項27】冷媒液を収容して、冷媒液面上に冷気相
    領域を形成させた密閉状の貯溜容器と、気液混合体を貯
    溜容器の上部から冷媒液面に向けて微粒状に噴霧する噴
    霧装置と、噴霧装置による噴霧エネルギーとは別個の運
    動エネルギーを冷媒液に与えて、その液面に漣を発生さ
    せる漣発生装置と、貯溜容器内で発生する冷媒液の蒸発
    ガスの一部を噴霧装置に供給して、気液混合体又はこれ
    を形成する気体と液体の少なくとも一方を冷却する冷却
    装置と、を具備することを特徴とする微凍結粒の製造装
    置。
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