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JPH0742057A - 衛生材料の表面材に使用する不織布 - Google Patents

衛生材料の表面材に使用する不織布

Info

Publication number
JPH0742057A
JPH0742057A JP5206911A JP20691193A JPH0742057A JP H0742057 A JPH0742057 A JP H0742057A JP 5206911 A JP5206911 A JP 5206911A JP 20691193 A JP20691193 A JP 20691193A JP H0742057 A JPH0742057 A JP H0742057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
fibers
nonwoven fabric
fineness
woven fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5206911A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ando
靖 安藤
Masaru Tsubata
勝 津幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd filed Critical New Oji Paper Co Ltd
Priority to JP5206911A priority Critical patent/JPH0742057A/ja
Publication of JPH0742057A publication Critical patent/JPH0742057A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面強度、引張強度、表面の風合いおよび触
感、嵩高性、尿等の透過性の良さ及び逆戻り性の低さに
優れた衛生材料の表面材を提供する。 【構成】 連続長繊維からなる不織布であって、人の肌
に触れる側の繊維層(A層)と触れない繊維層(B層)
との積層体から成り、A層とB層との構成繊維は平均繊
度が0.5〜4.0デニールであり、且つB層の平均繊
度はA層の平均繊度の1.5〜8.0倍であり、不織布
の目付は20〜40g/m2 であり、B層が不織布全体
に占める割合は10〜90重量%であり、層間において
は両層の繊維が一部交絡している。この不織布はA/B
積層物のA層側から高圧水柱流処理により繊維を交絡し
た後、部分的に熱圧着を施すことによって製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛生材料の表面材に使用
する不織布及びその製造方法に関する。本発明の不織布
は、人の肌に触れる部分に優れた風合いおよび触感を有
し、不織布自体に嵩高性を有し、毛羽立ちの生じ難さの
ために優れた表面強度、および引張強度を有し、且つ衛
生材料の表面材として固有の特徴である尿等の透過性の
良さ、サラット感、また透過した尿等の逆戻り性の低さ
を有している。
【0002】
【従来の技術】衛生材料の表面材不織布としてスパンボ
ンド不織布を使用することが提案されている(例えば、
実公昭59−9620号公報)が、実際にはその経済性
の良さにもかかわらずあまり実用化されておらず、むし
ろ、カード式不織布が一般に使用されている。その理由
は、スパンボンド不織布に使い捨ておむつ等の衛生材料
の表面材として必要な諸性能を兼備せしめることは現行
の製法では困難であるからである。例えば、表面強度や
引張強度を求めれば表面の風合いや嵩高性が失われ、逆
に表面の風合いや嵩高性を求めれば表面強度や引張強度
が失われ易い。
【0003】繊度の異なる連続繊維からなる不織ウエブ
に高圧水柱流処理を施して繊維を交絡するという技術は
特開昭62−268861号、特開平1−47585
号、特開平1−104866号、特開平1−13985
2号等公報に記載されているように公知であるが、これ
らの技術による不織布はいずれも使い捨ておむつ等の衛
生材料の表面材として固有の特性である尿等の透過性の
良さ、サラット感、また透過した尿等の逆戻り性の低さ
については満足できるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、スパン
ボンド不織布では得ることが困難であった、衛生材料の
表面材として必要な特性を合わせ持ち、かつ衛生材料の
表面材として固有の特性である尿等の透過性の良さ、サ
ラット感、また透過した尿等の逆戻り性の低さをスパン
ボンド不織布に追求する過程において本発明を完成する
に至った。
【0005】従って、本発明の目的は、優れた触感、風
合い、嵩高性とともに優れた表面強度および引張強度を
兼備し、且つサラット感、尿などの透過性の良さと透過
した尿などの逆戻り性の低さを有する衛生材料の表面材
不織布を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段(1)】本発明は、一面に
おいて、熱可塑性樹脂の連続長繊維より成る衛生材料の
表面材不織布であって、人の肌に触れる側の繊維層(A
層)と触れない繊維層(B層)との複数層から成り、A
層とB層の構成繊維はそれぞれ平均繊度が0.5デニー
ル以上4.0デニール以下であり、且つB層の平均繊度
はそれぞれA層の平均繊度の1.5倍以上8.0倍以下
であり、不織布の目付は20g/m2 以上40g/m2
以下であり、B層が不織布全体に占める割合は10重量
%以上90重量%以下であり、該不織布は高圧水柱流処
理が施されていて、AB両層の境界面においてA層の繊
維とB層の繊維が一部交絡していることを特徴とする衛
生材料の表面材不織布を提供する。
【0007】本発明の表面材不織布は、熱可塑性樹脂よ
り成る繊度の異なる連続長繊維の複数層が積層されてい
る不織ウエブの平均繊度が低いほうの側面から高圧水柱
流を適用して構成繊維の交絡処理を施し、さらに接着面
積比率が6%以上15%以下の部分的熱圧着処理を施す
ことを特徴とする方法によって製造される。
【0008】
【作用】衛生材料の表面材に使用する連続長繊維より成
るスパンボンド不織布の場合、その特性の風合い、嵩高
性、表面強度、引張強度等は構成繊維の繊維径、溶融圧
着面積比率、3次元的な繊維の交絡度合いの相互作用に
より決まる。例えば、風合いの優れた不織布を得ようと
すれば繊維径の小さい構成繊維より成るシートとした
り、溶融圧着面積比率を小さくしたりする等により達成
される。また、表面強度の大きい不織布を得ようとすれ
ば繊維径の大きい太い繊維より成るシートとする他、溶
融圧着面積比率を高めたり、構成繊維の3次元的な交絡
度合いを上げることで目的の不織布が得られる。しかし
ながら、前述のように、これらは相反する特性であるた
め現行のスパンボンド製造方法による不織布はそれらす
べての特性を備えたものではなかった。
【0009】本発明の表面材不織布においては、衛生材
料の表面材料として優れた特性、すなわち表面の風合い
および触感に優れ、嵩高性のある、表面強度や引張強度
を有する不織布を得るために繊度の異なる繊維からなる
複数のウエブが積層されており、繊度の小さい側を人の
肌に直接当たる部分として用い、使用する表面に良好な
風合いおよび触感を発現せしめ、また下層として繊度の
大きい層を配置することにより不織布自体に強度が付与
されている。さらに、これらに加え、衛生材料の表面材
として固有の特性である尿等の透過性の良さ、サラット
感、また透過した尿等の逆戻り性の低さを持たせるため
に繊維同志の隙間を広げ、一部の繊維をシート面に垂直
な方向(Z方向)に配列し毛細管現象を発生し易くされ
ている。
【0010】すなわち、本発明の不織布は、熱可塑性樹
脂より成る繊度の異なる連続長繊維の複数層が積層され
た構造をもっており、この不織布には非溶融交絡部分と
溶融圧着部分が有り、非溶融交絡部分では各層内および
層間において構成長繊維が3次元的に相互に交絡し、溶
融圧着部分では構成繊維が相互に溶融結合している。ま
た、複数の層のうち、繊度の小さい繊維からなる層(A
層)が人の肌に触れる部分に配されるため、不織布は風
合いに優れ、ソフト・タッチな表面を有する。また繊度
の大きい繊維からなる層(B層)により強度が付与され
ており、その引張強度は大きい。
【0011】本発明の不織布は、繊度の異なる連続長繊
維の複数層が積層されて形成されている不織ウエブに高
圧水柱流処理を施すことによって得られ、その結果、繊
度の小さい繊維の層(A層)の繊維同志の隙間が小さく
なっているにもかかわらず、A層の繊維同志に適度な隙
間が形成されて尿等の液体を濾過し易くなっており、ま
た、XY方向に寝ていた繊維をZ方向に一部起こし毛細
管現象が発生し易くなっており、さらに、A層、B層の
各繊維同志および2層の繊維同志が十分に交絡してい
る。ひいては、不織布が嵩高となり、尿等の透過性が良
く、サラット感に優れ透過した尿等の逆戻り性が低いと
いう特性を発揮する。
【0012】
【課題を解決するための手段(2)】本発明の不織布の
構成繊維の素材となる熱可塑性樹脂は特に限定されるも
のではなく、従来公知の長繊維用熱可塑性樹脂を使用す
ることができる。すなわち、長繊維としては、例えば、
ポリオレフィン系長繊維、ポリエステル系長繊維、ポリ
アミド系長繊維等、またはこれらのコポリマーおよび複
数の素材を使用した複合繊維を使用することができる。
さらに、繊維断面も特に限定されるものではないが円形
断面が好ましい。
【0013】衛生材料の表面材として優れた特性である
表面の風合い、嵩高性、表面強度、引張強度を有し、尿
等の透過性に優れ、サラット感の優れた、また透過した
尿等の逆戻り性の低い不織布を得るためには、A層、B
層の各繊維の平均繊度は0.5デニール以上4.0デニ
ール以下であることが必要である。なぜならば、A層、
B層の各繊維の平均繊度が0.5デニール未満であると
紡糸が難しく経済性に劣り、また、4.0デニールより
大きくなると衛生材料の表面材として必要なソフトな感
触が損なわれるからである。また、B層の平均繊度はA
層の平均繊度の1.5倍以上8.0倍以下でなければな
らない。B/A平均繊度比が1.5倍未満では繊度の違
いによる効果が出現し難く、8.0倍より大きいと2種
類の繊度に差があり過ぎるためどちらかの性質に片寄っ
てしまう。
【0014】衛生材料の表面材として使用するために
は、A層とB層との合計目付(すなわち、不織布全体の
目付)は20g/m2 以上40g/m2 以下であり、ま
た、B層の繊維が不織布全体に占める割合は重量当たり
10%以上90%以下でなければならず、2種類の層の
効果をより大きく発揮するためには30%以上70%以
下であることが望ましい。
【0015】次に、繊度が異なる繊維の複数層が積層さ
れた本発明の不織布の製造方法を図1を参照して説明す
る。図1は、本発明の不織布の製造装置の要部を、得ら
れる不織布の長手方向に垂直な横方向から眺めたもので
ある。まず、熱可塑性樹脂を紡糸パック1,3の紡糸口
金2,4から溶融紡糸して口金より下方の位置で連続長
繊維5および6をエジェクター7および8で引き取り延
伸を行い、無端コンベア9上に捕集し、ウエブ15を形
成する。この時繊度の異なる繊維の複数層が無端コンベ
ア上に積層されるようにする。例えば、口金2より紡出
された繊維の繊度をもう一方の口金4より紡出された繊
維の繊度に対して2倍にするのであれば、エジェクター
7及び8の引き取り延伸速度が同じになるようにエジェ
クターの形状や供給される圧縮空気の圧力を定め、口金
2の1穴当たりの吐出量を口金4の2倍に設定すればよ
い。
【0016】このようにして得られた不織ウエブ15は
無端コンベア9によって搬送される。続いて、不織ウエ
ブ15は、仮り留めするための平滑な熱ロール10で次
の水流交絡処理の際にウエブの形態が崩れない程度に熱
圧着された後、公知の高圧水柱流装置11により交絡処
理が施され、ウエブ中の連続繊維が各層内および2層の
境界部において3次元的に十分に交絡せしめられる。さ
らに、不織ウエブ15はマングルロール12により高圧
水柱流処理の際に付与された水分を搾り取られた後、熱
風循環式乾燥装置13により乾燥される。引き続き、不
織ウエブ15は熱エンボスロール14により最終用途に
求められる性質を付与する程度に部分的熱圧着処理され
製品16として巻取られる。
【0017】エンボスロールの彫刻型は目立たなくする
ためには無数の丸い斑点がエンボスされるものが良いが
特に限定されるものではない。また、良好な表面の風合
い、触感および嵩高性と表面強度および引張強度を兼備
せる製品を得るために接着面積比率は6%以上15%以
下であることが必要である。接着面積比率が6%未満で
は必要な強度が得られず、また、15%より大きい場合
は強度に優れているが風合いや嵩高性が低下する。
【0018】
【実施例】以下、衛生材料の表面材に使用する本発明の
不織布を実施例について説明する。 実施例を詳述する
前に、本発明の不織布の物性値の定義と測定方法につい
て説明する。
【0019】(目付)不織布1m2 当たりの重量(g)
で表したもの。 (表面強度)JIS L 1096に準拠したテーパー
摩耗試験機によってA層側を摩耗し、不織布表面に生じ
た毛羽立ちを目視により評価した。 3…殆どない 2…やや見られる 1…激しく見られる (引張強度)JIS L 1096に準拠したテンシロ
ン引張試験によって評価し、縦横方向の平均値で示し
た。 (表面の風合)繊度の小さい繊維の側を手触りによる官
能検査で評価した。 5…非常に良い 4…良い 3…並 2…やや悪い 1
…悪い
【0020】(嵩高性)カトーテック株式会社製、圧縮
試験機KES−FB3を用いて測定面積2cm2 におい
て0.5g/cm2 加重時の厚さをA(mm)とし、ま
た10g/cm2 加重時の厚さをB(mm)とし、不織
布の目付をM(g/m2 )として、以下の式で表される
値を導いた。 X=M/A/1000 Y=(A−B)/A×100 この時、Xを不織布の見かけ密度(g/cm3 )、Y
(%)を嵩高さとして表した。
【0021】(透過性)界面活性剤水溶液(三洋化成工
業株式会社製、商品名サンシリコンM−84)に実施例
に係る不織布等を浸すことにより不織布の重量に対し
0.5重量%の界面活性材を塗布するようにし、脱水後
乾燥して試料を作製した。この試料を吸水性シート上に
のせ繊度の小さい繊維の側から50mlの一定量の生理
食塩水を滴下し、この生理食塩水が全量吸収される時間
を表した。
【0022】(保持率)サラット感は官能的評価であ
り、便宜的に保持率を用い数値で表した。透過性を測定
後30秒間放置し係る試料の重量を測定しその値をXと
する。試料を乾燥器に入れ水分を蒸発した後の重量をY
とする。以下の式により得られた値、Zを水分の保持率
とする。 Z=(X−Y)/Y×100 (逆戻り性)透過性を測定後30秒間放置し吸収性シー
ト上にある係る試料の上に吸水性シートをのせ5kgの
一定量の荷重を30秒間加えたとき上側の吸水性シート
に生理食塩水が吸われた重量を表す。
【0023】実施例1 図1に示す製造装置を用いて不織布を製造した。すなわ
ち、ポリプロピレンを溶融紡糸して、A層として繊度
0.8デニールで目付が12g/m2 のポリプロピレン
スパンボンドウエブ、B層として繊度3.0デニールで
目付が12g/m2 のポリプロピレンスパンボンドウエ
ブをそれぞれ得た。無端コンベア上にてA層とB層を積
層して合計24g/m2 のウエブとし、表面の温度を1
35℃にした平滑なロールにより線圧10kg/cmで
仮り留めした
【0024】この不織布ウエブに、ノズル径0.1m
m、ピッチ1mm、水圧40kg/cm2 の条件で得ら
れた高圧水柱流を直角方向から吹き当てて交絡処理を施
し、これを熱風循環方式の乾燥器に通して乾燥した後、
上段が熱エンボスロールで下段が熱平滑ロールである部
分的熱圧着装置で圧着した。部分的熱圧着した時の条件
は上段熱エンボスロールの彫刻は丸型で直径は0.6m
m、接着面積率は7%であり、2つのロールの表面温度
は150℃、線圧20kg/cmであった。また、ライ
ンスピードは80m/minに設定した。得られた不織
布を界面活性剤水溶液(三洋化成工業株式会社製、商品
名サンシリコンM−84)に浸し、脱水後乾燥した。
【0025】実施例2 高圧水柱流処理の水圧を80kg/cm2 とした他は実
施例1と同じ条件で不織布を製造した。 実施例3 A層の目付を16g/m2 とし、B層の目付を8g/m
2 とした他は実施例1と同じ条件で不織布を製造した。
【0026】実施例4 A層の目付を8g/m2 とし、B層の目付を16g/m
2 とした他は実施例1と同じ条件で不織布を製造した。 実施例5 A層の繊維を1.5デニールとし、B層の繊維を4.0
デニールとした他は実施例1と同じ条件で得られた不織
布を実施例5とした。
【0027】比較例1 平均繊度が2.0デニールの均一な繊維で構成され、目
付が24g/m2 の単一の不織布ウエブを用いた他は実
施例1と同じ条件で不織布を製造した。 比較例2 高圧水柱流による交絡処理を行わなかった他は実施例1
と同じ条件で不織布を製造した。
【0028】比較例3 高圧水柱流処理を行わなかった他は比較例1と同じ条件
で不織布を製造した。これらの実施例に係る不織布や比
較例に係るものの表面強度、引張強度、表面の風合い、
嵩高性、尿等の透過性、サラット感、また透過した尿等
の逆戻り性を測定した結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1から明らかなとおり、実施例に係る不
織布は、表面強度、引張強度、表面の風合い、嵩高性、
尿等の透過性、サラット感、透過した尿等の逆戻り性に
おいて全てがバランス良く向上している。これに対し、
比較例に係る不織布は前記の性能のバランスが悪いこと
が判る。また、実施例で得られた不織布は比較例1によ
り得れた単一な繊度の繊維よりなる不織布に比し表面の
風合いに優れていることが判る。また、十分な高圧水柱
流処理を施すことによって繊維同志を3次元的に交絡す
ることにより得られた実施例に係る不織布は、高圧水柱
流処理を施さなかった比較例2により得られた不織布に
比べ、引張強度、尿等の透過性、サラット感、また透過
した尿等の逆戻り性に優れている。これらの結果から繊
度の異なる2種類の連続長繊維を層状に積層することと
高圧水柱流処理を施すこととは衛生材料の表面材として
優れた性能を有する本発明の不織布を得るためには不可
欠なことが判る。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る衛生材料の表面材は繊度の
小さい熱可塑性繊維層と繊度の大きい熱可塑性繊維層と
の積層体より成り、繊度の小さい繊維の層(A層)側の
表面の風合いおよび触感が良く、また繊度の大きい繊維
の層(B層)により引張強度が付与されている。また、
A層側の繊度の小さい繊維層とB層側の繊度の大きい繊
維層とが各層内および2層間において十分に繊維が交絡
されているので嵩高性が増し、また、尿等の透過性の良
さ、サラット感、また逆戻り性の低さが増している。従
って、肌に直接触れる側に繊度の小さい繊維層を配置し
て衛生材料の表面材として使用すれば、肌触りが良く、
尿等の透過性が良く、サラット感に優れ、また透過した
尿等の逆戻り性が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る繊度の異なる繊維からなる
複数の繊維層が積層されている不織布を製造するための
装置の概略を示す側面図である。
【図2】図2は本発明に係る繊度の異なる繊維からなる
複数の繊維層が積層されている不織布の拡大断面の略図
である。
【符号の説明】
1,3 紡糸パック 2,4 口金 5,6 連続長繊維 7,8 エジェクター 9 無端コンベア 10 仮り留めロール 11 高圧水柱流処理装置 12 マングルロール 13 熱風循環式乾燥装置 14 熱エンボスロール 15 不織ウエブ 16 巻取製品 17 繊度の小さい繊維の層 18 繊度の大きい繊維の層 19 複数の繊維が多く交絡している部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月14日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 衛生材料の表面材に使用する不織布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61F 13/15 B32B 5/08 7421−4F 5/26 7421−4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂の連続長繊維より成る衛生
    材料の表面材不織布であって、人の肌に触れる側の繊維
    層(A層)と触れない繊維層(B層)との複数層から成
    り、A層とB層の構成繊維はそれぞれ平均繊度が0.5
    デニール以上4.0デニール以下であり、且つB層の平
    均繊度はA層の平均繊度の1.5倍以上8.0倍以下で
    あり、不織布の目付は20g/m2 以上40g/m2
    下であり、B層が不織布全体に占める割合は10重量%
    以上90重量%以下であり、該不織布は高圧水柱流処理
    が施されていて、AB両層の境界面においてA層の繊維
    とB層の繊維が一部交絡していることを特徴とする衛生
    材料の表面材不織布。
JP5206911A 1993-07-30 1993-07-30 衛生材料の表面材に使用する不織布 Pending JPH0742057A (ja)

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