JPH07312508A - 可変減衰器 - Google Patents
可変減衰器Info
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- JPH07312508A JPH07312508A JP10294894A JP10294894A JPH07312508A JP H07312508 A JPH07312508 A JP H07312508A JP 10294894 A JP10294894 A JP 10294894A JP 10294894 A JP10294894 A JP 10294894A JP H07312508 A JPH07312508 A JP H07312508A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 抵抗分圧を用いた、デジタル制御の可能な減
衰器を小型化する。 【構成】 使用周波数に対し、その1/4波長分だけ位
相を変化させる主線路6と、その両端に設けたFET
7,9,11,13と抵抗8,10,12,14の従属
接続対とから構成される。 【効果】 FET7,9,11,13を用いて抵抗分圧
に使用する抵抗8,10,12,14を切り替えること
により、デジタル制御の可能な減衰器を得、小型化す
る。また、前記減衰器全体を半導体基板上に一体化する
ことで小型化する。
衰器を小型化する。 【構成】 使用周波数に対し、その1/4波長分だけ位
相を変化させる主線路6と、その両端に設けたFET
7,9,11,13と抵抗8,10,12,14の従属
接続対とから構成される。 【効果】 FET7,9,11,13を用いて抵抗分圧
に使用する抵抗8,10,12,14を切り替えること
により、デジタル制御の可能な減衰器を得、小型化す
る。また、前記減衰器全体を半導体基板上に一体化する
ことで小型化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーダ受信機等に用い
られ、高周波信号の利得を電気的に可変するための、デ
ジタル制御型の可変減衰器に関するものである。
られ、高周波信号の利得を電気的に可変するための、デ
ジタル制御型の可変減衰器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の減衰器を示す図で、1は
第1のFET、2は第1のFET1に並列に設けられド
レインが第1のFET1のドレインに接続された第2の
FET、3は一端が第2のFET2のソースに接続され
た第1の抵抗、4は一端が第1の抵抗3の他端に接続さ
れ他端が接地された第2の抵抗、5は一端が第1の抵抗
3と第2の抵抗4の接続部に接続され、他端が第1のF
ET1のソースに接続された第3の抵抗である。
第1のFET、2は第1のFET1に並列に設けられド
レインが第1のFET1のドレインに接続された第2の
FET、3は一端が第2のFET2のソースに接続され
た第1の抵抗、4は一端が第1の抵抗3の他端に接続さ
れ他端が接地された第2の抵抗、5は一端が第1の抵抗
3と第2の抵抗4の接続部に接続され、他端が第1のF
ET1のソースに接続された第3の抵抗である。
【0003】次に動作について説明する。図11におけ
る第1の抵抗3、第2の抵抗4、第3の抵抗5は抵抗分
圧回路として用いられ、それぞれの抵抗値の組合せによ
り、線路のインピーダンスを変えずに電力を1/xにす
る減衰器として動作する。ここで、第1のFET1をオ
ンし、かつ第2のFET2をオフすると、高周波信号は
第1のFET1を通過するだけなので減衰量は0であ
る。また、第1のFET1をオフし、かつ第2のFET
2をオンすると、高周波信号は第1の抵抗3、第2の抵
抗4、第3の抵抗5を通過するためにそれぞれの抵抗値
の組合せにより求まる減衰量だけ減衰される。第1と第
3の抵抗の抵抗値をR1,第2の抵抗の抵抗値をR2と
し、減衰量をN(dB)とすると各抵抗値と減衰値の関
係は数1により求まる。
る第1の抵抗3、第2の抵抗4、第3の抵抗5は抵抗分
圧回路として用いられ、それぞれの抵抗値の組合せによ
り、線路のインピーダンスを変えずに電力を1/xにす
る減衰器として動作する。ここで、第1のFET1をオ
ンし、かつ第2のFET2をオフすると、高周波信号は
第1のFET1を通過するだけなので減衰量は0であ
る。また、第1のFET1をオフし、かつ第2のFET
2をオンすると、高周波信号は第1の抵抗3、第2の抵
抗4、第3の抵抗5を通過するためにそれぞれの抵抗値
の組合せにより求まる減衰量だけ減衰される。第1と第
3の抵抗の抵抗値をR1,第2の抵抗の抵抗値をR2と
し、減衰量をN(dB)とすると各抵抗値と減衰値の関
係は数1により求まる。
【0004】
【数1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】いままでの減衰器は以
上のように、3つの抵抗の抵抗値により減衰量が決まる
ため、減衰器の減衰量を変化させようとすると、3つの
抵抗すべてをとりかえる以外ないため、各抵抗値を変え
た上記回路をいくつも並べなければならず、回路が大型
化する課題があった。
上のように、3つの抵抗の抵抗値により減衰量が決まる
ため、減衰器の減衰量を変化させようとすると、3つの
抵抗すべてをとりかえる以外ないため、各抵抗値を変え
た上記回路をいくつも並べなければならず、回路が大型
化する課題があった。
【0006】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、小型のデジタル制御型の可変減衰
器を得ることを目的とする。
めになされたもので、小型のデジタル制御型の可変減衰
器を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる実施例
1の可変減衰器は、FETと抵抗の直列接続対を主線路
に対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧用の抵
抗を切り替える。
1の可変減衰器は、FETと抵抗の直列接続対を主線路
に対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧用の抵
抗を切り替える。
【0008】また、この発明にかかる実施例2の可変減
衰器はFETと抵抗とオープンスタブの直列接続対を主
線路に対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧用
の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗とオープンスタブの直列接続対を主
線路に対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧用
の抵抗を切り替える。
【0009】また、この発明にかかる実施例3の可変減
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるT型ローパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるT型ローパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
【0010】また、この発明にかかる実施例4の可変減
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるT型ハイパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるT型ハイパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
【0011】また、この発明にかかる実施例5の可変減
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるパイ型ローパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるパイ型ローパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
【0012】また、この発明にかかる実施例6の可変減
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるパイ型ハイパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとキャパ
シタによるパイ型ハイパスフィルタに対して並列に接続
し、FETを用いて抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
【0013】また、この発明にかかる実施例7の可変減
衰器はFETと抵抗の直列接続対をスパイラルインダク
タとキャパシタによるハイパスフィルタまたはローパス
フィルタに対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分
圧用の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗の直列接続対をスパイラルインダク
タとキャパシタによるハイパスフィルタまたはローパス
フィルタに対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分
圧用の抵抗を切り替える。
【0014】また、この発明にかかる実施例8の可変減
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとMIM
キャパシタによるハイパスフィルタまたはローパスフィ
ルタに対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧用
の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとMIM
キャパシタによるハイパスフィルタまたはローパスフィ
ルタに対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧用
の抵抗を切り替える。
【0015】また、この発明にかかる実施例9の可変減
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとインタ
ーデジタルキャパシタによるハイパスフィルタまたはロ
ーパスフィルタに対して並列に接続し、FETを用いて
抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
衰器はFETと抵抗の直列接続対をインダクタとインタ
ーデジタルキャパシタによるハイパスフィルタまたはロ
ーパスフィルタに対して並列に接続し、FETを用いて
抵抗分圧用の抵抗を切り替える。
【0016】また、この発明にかかる実施例10の可変
減衰器は前記減衰器に用いるFETと抵抗の直列接続対
による分圧回路を、半導体の同一基板上で構成する。
減衰器は前記減衰器に用いるFETと抵抗の直列接続対
による分圧回路を、半導体の同一基板上で構成する。
【0017】
【作用】この発明にかかる実施例1から9の可変減衰器
は、減衰器に用いる抵抗分圧回路をFETを用いてデジ
タル制御することにより、減衰量を変化させることので
きる可変減衰器が得られる。
は、減衰器に用いる抵抗分圧回路をFETを用いてデジ
タル制御することにより、減衰量を変化させることので
きる可変減衰器が得られる。
【0018】また、この発明にかかる実施例10の可変
減衰器は前記実施例1から9の減衰器を同一の半導体基
板上で一体化して構成することで小型化する。
減衰器は前記実施例1から9の減衰器を同一の半導体基
板上で一体化して構成することで小型化する。
【0019】
実施例1.この発明にかかる実施例1を図に示す。図1
において、6は高周波信号を通し、使用周波数に対し1
/4波長の電気長を持った主線路、7は主線路6の一端
にドレインが接続され、かつソースが直流的に接地され
た第3のFET、8は一端が第3のFET7のソースに
接続され、他端が接地された第4の抵抗、9は主線路6
の一端にドレインが接続され、かつソースが直流的に接
地された第4のFET、10は一端が第4のFET9の
ソースに接続され、かつ他端が接地された第5の抵抗、
11は主線路6の他端にドレインが接続され、かつソー
スが直流的に接地された第5のFET、12は一端が第
5のFET11のソースに接続され、かつ他端が接地さ
れた第6の抵抗、13は主線路6の他端にドレインが接
続され、かつソースが直流的に接地された第6のFE
T、14は一端が第6のFET13のソースに接続さ
れ、かつ他端が接地された第7の抵抗である。
において、6は高周波信号を通し、使用周波数に対し1
/4波長の電気長を持った主線路、7は主線路6の一端
にドレインが接続され、かつソースが直流的に接地され
た第3のFET、8は一端が第3のFET7のソースに
接続され、他端が接地された第4の抵抗、9は主線路6
の一端にドレインが接続され、かつソースが直流的に接
地された第4のFET、10は一端が第4のFET9の
ソースに接続され、かつ他端が接地された第5の抵抗、
11は主線路6の他端にドレインが接続され、かつソー
スが直流的に接地された第5のFET、12は一端が第
5のFET11のソースに接続され、かつ他端が接地さ
れた第6の抵抗、13は主線路6の他端にドレインが接
続され、かつソースが直流的に接地された第6のFE
T、14は一端が第6のFET13のソースに接続さ
れ、かつ他端が接地された第7の抵抗である。
【0020】次に動作について説明する。第4から第7
までの抵抗は主線路6のインピーダンスを変化させるた
めの素子として働く。抵抗の切換は抵抗に直列接続され
たFETのオン、オフにより行われる。抵抗を切り替え
ることにより主線路6のインピーダンスを変化させ、イ
ンピーダンスの変化で減衰量を変化させ、可変減衰器と
して動作させる。まず第3から第6までのすべてのFE
Tをオフにすると主線路6を流れる信号はそのまま通過
する。次に第3のFET7と第5のFET11を同時に
オンし、他のFETを同時にオフすると、主線路6を流
れる信号は、一部が第4の抵抗8と第6の抵抗12に吸
収され、減衰される。このとき第3のFET7と第5の
FET11は1/4波長離れた位置に設けられているた
め、第4の抵抗8と第6の抵抗12間では主線路6を流
れる信号1/4波長位相変化する。従って、第4の抵抗
8で反射された信号は第6の抵抗12により更に反射さ
れ、1/2波長進んだ状態つまり反転されて戻ってく
る。このため、信号は互いに打消しあい、VSWRの悪
化が緩和される。次に第4のFET9と第6のFET1
3を同時にオンし、他のFETを同時にオフすると、主
線路6を流れる信号は、前記の第4の抵抗8と第6の抵
抗12に吸収される量とは異なる量だけ第5の抵抗10
と第7の抵抗14に吸収され、異なる量減衰される。ま
たさらにすべてのFETをオンすると、上記の2つの減
衰量とは異なる量減衰される。このように、第3から第
6までのFETをオン、オフすることで、主線路6にか
かる電圧を分圧するための抵抗を変化させ、この結果、
回路を通過する信号の減衰量を変化させることが可能に
なる。
までの抵抗は主線路6のインピーダンスを変化させるた
めの素子として働く。抵抗の切換は抵抗に直列接続され
たFETのオン、オフにより行われる。抵抗を切り替え
ることにより主線路6のインピーダンスを変化させ、イ
ンピーダンスの変化で減衰量を変化させ、可変減衰器と
して動作させる。まず第3から第6までのすべてのFE
Tをオフにすると主線路6を流れる信号はそのまま通過
する。次に第3のFET7と第5のFET11を同時に
オンし、他のFETを同時にオフすると、主線路6を流
れる信号は、一部が第4の抵抗8と第6の抵抗12に吸
収され、減衰される。このとき第3のFET7と第5の
FET11は1/4波長離れた位置に設けられているた
め、第4の抵抗8と第6の抵抗12間では主線路6を流
れる信号1/4波長位相変化する。従って、第4の抵抗
8で反射された信号は第6の抵抗12により更に反射さ
れ、1/2波長進んだ状態つまり反転されて戻ってく
る。このため、信号は互いに打消しあい、VSWRの悪
化が緩和される。次に第4のFET9と第6のFET1
3を同時にオンし、他のFETを同時にオフすると、主
線路6を流れる信号は、前記の第4の抵抗8と第6の抵
抗12に吸収される量とは異なる量だけ第5の抵抗10
と第7の抵抗14に吸収され、異なる量減衰される。ま
たさらにすべてのFETをオンすると、上記の2つの減
衰量とは異なる量減衰される。このように、第3から第
6までのFETをオン、オフすることで、主線路6にか
かる電圧を分圧するための抵抗を変化させ、この結果、
回路を通過する信号の減衰量を変化させることが可能に
なる。
【0021】実施例2.この発明の実施例2を図2に示
す。6,7,9,11,13は実施例1と同じ、15は
一端が第3のFET7のソースに接続された第8の抵
抗、16は一端が第8の抵抗15の他端に接続され他端
が開放され、使用周波数に対し1/4波長の電気長を持
った第1のオープンスタブ、17は一端が第4のFET
9のソースに接続された第9の抵抗、18は一端が第9
の抵抗17の他端に接続され他端が開放され使用周波数
に対し1/4波長の電気長を持った第2のオープンスタ
ブ、19は一端が第5のFET11のソースに接続され
た第10の抵抗、20は一端が第10の抵抗19の他端
に接続され、他端が開放され使用周波数に対し1/4波
長の電気長を持った第3のオープンスタブ、21は一端
が第6のFET13のソースに接続された第11の抵
抗、22は一端が第11の抵抗21の他端に接続され他
端が開放され、使用周波数に対し1/4波長の電気長を
持った第4のオープンスタブである。
す。6,7,9,11,13は実施例1と同じ、15は
一端が第3のFET7のソースに接続された第8の抵
抗、16は一端が第8の抵抗15の他端に接続され他端
が開放され、使用周波数に対し1/4波長の電気長を持
った第1のオープンスタブ、17は一端が第4のFET
9のソースに接続された第9の抵抗、18は一端が第9
の抵抗17の他端に接続され他端が開放され使用周波数
に対し1/4波長の電気長を持った第2のオープンスタ
ブ、19は一端が第5のFET11のソースに接続され
た第10の抵抗、20は一端が第10の抵抗19の他端
に接続され、他端が開放され使用周波数に対し1/4波
長の電気長を持った第3のオープンスタブ、21は一端
が第6のFET13のソースに接続された第11の抵
抗、22は一端が第11の抵抗21の他端に接続され他
端が開放され、使用周波数に対し1/4波長の電気長を
持った第4のオープンスタブである。
【0022】次に動作について説明する。第1から第4
のオープンスタブは使用周波数に対し1/4波長の電気
長を持っているため、抵抗からオープンスタブへと入力
された信号はオープンスタブの開放端で反射され、1/
2波長進んだ状態つまり反転されて戻ってくる。このた
め、入力された信号は反転されて戻ってきた信号と打消
しあう。つまり抵抗に接続されたオープンスタブは抵抗
との接続部において、交流的に接地として働く。したが
って、使用周波数では実施例1と等価な回路となり、実
施例1と同じ動作をする。
のオープンスタブは使用周波数に対し1/4波長の電気
長を持っているため、抵抗からオープンスタブへと入力
された信号はオープンスタブの開放端で反射され、1/
2波長進んだ状態つまり反転されて戻ってくる。このた
め、入力された信号は反転されて戻ってきた信号と打消
しあう。つまり抵抗に接続されたオープンスタブは抵抗
との接続部において、交流的に接地として働く。したが
って、使用周波数では実施例1と等価な回路となり、実
施例1と同じ動作をする。
【0023】実施例3.この発明の実施例3を図3に示
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、23は高周波を通す第1のインダクタ、2
4は一端が第1のインダクタ23の他端に接続され、他
端が接地された第1のキャパシタ、25は一端が第1の
インダクタ23と第1のキャパシタ24の接続部に接続
された第2のインダクタである。
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、23は高周波を通す第1のインダクタ、2
4は一端が第1のインダクタ23の他端に接続され、他
端が接地された第1のキャパシタ、25は一端が第1の
インダクタ23と第1のキャパシタ24の接続部に接続
された第2のインダクタである。
【0024】次に動作について説明する。第1のインダ
クタ23、第1のキャパシタ24、および第2のインダ
クタ25はT形ローパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このローパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長遅らせて出力さ
せることも可能である。従って、このローパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主回路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第1のインダクタ
23及び第2のインダクタ25のインダクタの値をL、
第1のキャパシタ24の容量をCとするとL,Cの値は
数2で表わされる。
クタ23、第1のキャパシタ24、および第2のインダ
クタ25はT形ローパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このローパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長遅らせて出力さ
せることも可能である。従って、このローパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主回路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第1のインダクタ
23及び第2のインダクタ25のインダクタの値をL、
第1のキャパシタ24の容量をCとするとL,Cの値は
数2で表わされる。
【0025】
【数2】
【0026】実施例4.この発明の実施例4を図4に示
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、26は高周波を通す第2のキャパシタ、2
7は一端が第2のキャパシタ26の他端に接続され、他
端が接地された第3のインダクタ、28は一端が第2の
キャパシタ26と第3のインダクタ27の接続部に接続
された第3のキャパシタである。
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、26は高周波を通す第2のキャパシタ、2
7は一端が第2のキャパシタ26の他端に接続され、他
端が接地された第3のインダクタ、28は一端が第2の
キャパシタ26と第3のインダクタ27の接続部に接続
された第3のキャパシタである。
【0027】次に動作について説明する。第2のキャパ
シタ26、第3のインダクタ27、および第3のキャパ
シタ28はT形ハイパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このハイパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長進ませて出力さ
せることも可能である。従って、このハイパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第3のインダクタ
27のインダクタンス値をL、第2のキャパシタ26お
よび第3のキャパシタ28の容量をCとするとL,Cの
値は数3で表わされる。
シタ26、第3のインダクタ27、および第3のキャパ
シタ28はT形ハイパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このハイパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長進ませて出力さ
せることも可能である。従って、このハイパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第3のインダクタ
27のインダクタンス値をL、第2のキャパシタ26お
よび第3のキャパシタ28の容量をCとするとL,Cの
値は数3で表わされる。
【0028】
【数3】
【0029】実施例5.この発明の実施例5を図5に示
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、29は高周波を通す第4のインダクタ、3
0は一端が第4のインダクタ29の一端に接続され、他
端が接地された第4のキャパシタ、31は一端が第4の
インダクタ29の他端に接続され、他端が接地された第
5のキャパシタである。
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、29は高周波を通す第4のインダクタ、3
0は一端が第4のインダクタ29の一端に接続され、他
端が接地された第4のキャパシタ、31は一端が第4の
インダクタ29の他端に接続され、他端が接地された第
5のキャパシタである。
【0030】次に動作について説明する。第4のインダ
クタ29、第4のキャパシタ30および第5のキャパシ
タ31はパイ形ローパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このローパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長遅らせて出力さ
せることも可能である。従って、このローパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第4のインダクタ
29のインダクタンス値をL、第4のキャパシタ30お
よび第5のキャパシタ31の容量をCとするとL,Cの
値は数4で表わされる。
クタ29、第4のキャパシタ30および第5のキャパシ
タ31はパイ形ローパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このローパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長遅らせて出力さ
せることも可能である。従って、このローパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第4のインダクタ
29のインダクタンス値をL、第4のキャパシタ30お
よび第5のキャパシタ31の容量をCとするとL,Cの
値は数4で表わされる。
【0031】
【数4】
【0032】実施例6.この発明の実施例6を図6に示
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、32は高周波を通す第6のキャパシタ、3
3は一端が第6のキャパシタ32の一端に接続され、他
端が接地された第5のインダクタ、34は一端が第6の
キャパシタ32の他端に接続され、他端が接地された第
6のインダクタである。
す。7,8,9,10,11,12,13,14は実施
例1と同じ、32は高周波を通す第6のキャパシタ、3
3は一端が第6のキャパシタ32の一端に接続され、他
端が接地された第5のインダクタ、34は一端が第6の
キャパシタ32の他端に接続され、他端が接地された第
6のインダクタである。
【0033】次に動作について説明する。第6のキャパ
シタ32、第5のインダクタ33および第6のインダク
タ34はパイ形ローパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このハイパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長進ませて出力さ
せることも可能である。従って、このハイパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第5のインダクタ
33および第6のインダクタ34のインダクタンス値を
L、第6のキャパシタ32の容量をCとするとL,Cの
値は数5で表わされる。
シタ32、第5のインダクタ33および第6のインダク
タ34はパイ形ローパスフィルタを構成しており、使用
周波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスと
することが可能である。また更に、このハイパスフィル
タに入力された信号の位相を1/4波長進ませて出力さ
せることも可能である。従って、このハイパスフィルタ
に入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化さ
せて出力させることが可能となる。つまり、使用周波数
で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と
同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長
位相となる定数は、使用周波数をf、第5のインダクタ
33および第6のインダクタ34のインダクタンス値を
L、第6のキャパシタ32の容量をCとするとL,Cの
値は数5で表わされる。
【0034】
【数5】
【0035】実施例7.この発明の実施例7を図7に示
す。7,8,9,10,11,12,13,14,24
は実施例3と同じ、35は高周波を通す第1のスパイラ
ルインダクタ、36は一端が第1のスパイラルインダク
タ35と第1のキャパシタ24との接続部に接続された
第2のスパイラルインダクタである。
す。7,8,9,10,11,12,13,14,24
は実施例3と同じ、35は高周波を通す第1のスパイラ
ルインダクタ、36は一端が第1のスパイラルインダク
タ35と第1のキャパシタ24との接続部に接続された
第2のスパイラルインダクタである。
【0036】次に動作を説明する。第1のスパイラルイ
ンダクタ35、第1のキャパシタ24および第2のスパ
イラルインダクタ36はT形ローパスフィルタを構成し
ており、使用周波数におけるインピーダンスを特性イン
ピーダンスとすることが可能である。また更に、このロ
ーパスフィルタに入力された信号の位相を1/4波長遅
らせて出力させることも可能である。従って、このロー
パスフィルタに入力された信号を使用周波数で1/4波
長位相変化させて出力させることが可能となる。つま
り、使用周波数で実施例1の主線路6と等価な回路とな
り、実施例1と同じ動作をする。ちなみに、使用周波数
fで1/4波長位相となる定数は、使用周波数をf、第
1のスパイラルインダクタ35および第2のスパイラル
インダクタ36のインダクタンス値をL、第1のキャパ
シタ24の容量をCとするとL,Cの値は前記数2で表
わされる。
ンダクタ35、第1のキャパシタ24および第2のスパ
イラルインダクタ36はT形ローパスフィルタを構成し
ており、使用周波数におけるインピーダンスを特性イン
ピーダンスとすることが可能である。また更に、このロ
ーパスフィルタに入力された信号の位相を1/4波長遅
らせて出力させることも可能である。従って、このロー
パスフィルタに入力された信号を使用周波数で1/4波
長位相変化させて出力させることが可能となる。つま
り、使用周波数で実施例1の主線路6と等価な回路とな
り、実施例1と同じ動作をする。ちなみに、使用周波数
fで1/4波長位相となる定数は、使用周波数をf、第
1のスパイラルインダクタ35および第2のスパイラル
インダクタ36のインダクタンス値をL、第1のキャパ
シタ24の容量をCとするとL,Cの値は前記数2で表
わされる。
【0037】実施例8.この発明の実施例8を図8に示
す。7,8,9,10,11,12,13,14,2
3,25は実施例3と同じ、37は一端が第1のインダ
クタ23の他端に接続され、他端が接地された第1のM
IMキャパシタである。
す。7,8,9,10,11,12,13,14,2
3,25は実施例3と同じ、37は一端が第1のインダ
クタ23の他端に接続され、他端が接地された第1のM
IMキャパシタである。
【0038】次に動作を説明する。第1のインダクタ2
3、第1のMIMキャパシタ37および第2のインダク
タ25はT形ローパスフィルタを構成しており、使用周
波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスとす
ることが可能である。また更に、このローパスフィルタ
に入力された信号の位相を1/4波長遅らせて出力させ
ることも可能である。従って、このローパスフィルタに
入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化させ
て出力させることが可能となる。つまり、使用周波数で
実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と同
じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長位
相となる定数は、使用周波数をf、第1のインダクタ2
3および第2のインダクタ25のインダクタンス値を
L、第1のMIMキャパシタ37の容量をCとすると
L,Cの値は前記数2で表わされる。
3、第1のMIMキャパシタ37および第2のインダク
タ25はT形ローパスフィルタを構成しており、使用周
波数におけるインピーダンスを特性インピーダンスとす
ることが可能である。また更に、このローパスフィルタ
に入力された信号の位相を1/4波長遅らせて出力させ
ることも可能である。従って、このローパスフィルタに
入力された信号を使用周波数で1/4波長位相変化させ
て出力させることが可能となる。つまり、使用周波数で
実施例1の主線路6と等価な回路となり、実施例1と同
じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1/4波長位
相となる定数は、使用周波数をf、第1のインダクタ2
3および第2のインダクタ25のインダクタンス値を
L、第1のMIMキャパシタ37の容量をCとすると
L,Cの値は前記数2で表わされる。
【0039】実施例9.この発明の実施例9を図9に示
す。7,8,9,10,11,12,13,14,2
3,25は実施例3と同じ、38は一端が第1のインダ
クタ23の他端に接続され他端が接地された第1のイン
ターデジタルキャパシタである。
す。7,8,9,10,11,12,13,14,2
3,25は実施例3と同じ、38は一端が第1のインダ
クタ23の他端に接続され他端が接地された第1のイン
ターデジタルキャパシタである。
【0040】次に動作を説明する。第1のインダクタ2
3、第1のインターデジタルキャパシタ38および第2
のインダクタ25はT形ローパスフィルタを構成してお
り、使用周波数におけるインピーダンスを特性インピー
ダンスとすることが可能である。また更に、このローパ
スフィルタに入力された信号の位相を1/4波長遅らせ
て出力させることも可能である。従って、このローパス
フィルタに入力された信号を使用周波数で1/4波長位
相変化させて出力させることが可能となる。つまり、使
用周波数で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実
施例1と同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1
/4波長位相となる定数は、使用周波数をf、第1のイ
ンダクタ23および第2のインダクタ25のインダクタ
ンス値をL、第1のインターデジタルキャパシタ38の
容量をCとするとL,Cの値は前記数2で表わされる。
3、第1のインターデジタルキャパシタ38および第2
のインダクタ25はT形ローパスフィルタを構成してお
り、使用周波数におけるインピーダンスを特性インピー
ダンスとすることが可能である。また更に、このローパ
スフィルタに入力された信号の位相を1/4波長遅らせ
て出力させることも可能である。従って、このローパス
フィルタに入力された信号を使用周波数で1/4波長位
相変化させて出力させることが可能となる。つまり、使
用周波数で実施例1の主線路6と等価な回路となり、実
施例1と同じ動作をする。ちなみに、使用周波数fで1
/4波長位相となる定数は、使用周波数をf、第1のイ
ンダクタ23および第2のインダクタ25のインダクタ
ンス値をL、第1のインターデジタルキャパシタ38の
容量をCとするとL,Cの値は前記数2で表わされる。
【0041】実施例10.図10にこの発明にかかる減
衰器の第10の実施例を示す。39は半導体(たとえば
ガリウムヒ素)を用いた基板、40は基板39の裏面で
接地されたスルーホールである。7から14は実施例1
から9で示した回路素子と同じ動作をする回路素子であ
り、基板39上に半導体プロセス技術を用いて作り込ん
である。実施例1から9で示した回路を、このように一
体化して構成することで小型化をはかることが可能とな
る。
衰器の第10の実施例を示す。39は半導体(たとえば
ガリウムヒ素)を用いた基板、40は基板39の裏面で
接地されたスルーホールである。7から14は実施例1
から9で示した回路素子と同じ動作をする回路素子であ
り、基板39上に半導体プロセス技術を用いて作り込ん
である。実施例1から9で示した回路を、このように一
体化して構成することで小型化をはかることが可能とな
る。
【0042】
【発明の効果】この発明にかかる実施例1の可変減衰器
は、FETと抵抗の直列接続対を主線路に対して並列に
接続し、FETを用いて抵抗分圧に使用する抵抗を切り
替えることで減衰量を変化させ、デジタル制御の減衰器
を得、小型化するものである。
は、FETと抵抗の直列接続対を主線路に対して並列に
接続し、FETを用いて抵抗分圧に使用する抵抗を切り
替えることで減衰量を変化させ、デジタル制御の減衰器
を得、小型化するものである。
【0043】また、この発明にかかる実施例2の可変減
衰器は、FETと抵抗とオープンスタブの直列接続対を
主線路に対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧
に使用する抵抗を切り替えることで減衰量を変化させ、
デジタル制御の減衰器を得、小型化するものである。
衰器は、FETと抵抗とオープンスタブの直列接続対を
主線路に対して並列に接続し、FETを用いて抵抗分圧
に使用する抵抗を切り替えることで減衰量を変化させ、
デジタル制御の減衰器を得、小型化するものである。
【0044】また、この発明にかかる実施例3の可変減
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるT
型ローパスフィルタを用いることで小型化するものであ
る。
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるT
型ローパスフィルタを用いることで小型化するものであ
る。
【0045】また、この発明にかかる実施例4の可変減
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるT
型ハイパスフィルタを用いることで小型化するものであ
る。
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるT
型ハイパスフィルタを用いることで小型化するものであ
る。
【0046】また、この発明にかかる実施例5の可変減
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるパ
イ型ローパスフィルタを用いることで小型化するもので
ある。
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるパ
イ型ローパスフィルタを用いることで小型化するもので
ある。
【0047】また、この発明にかかる実施例6の可変減
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるパ
イ型ハイパスフィルタを用いることで小型化するもので
ある。
衰器は、主線路としてインダクタとキャパシタによるパ
イ型ハイパスフィルタを用いることで小型化するもので
ある。
【0048】また、この発明にかかる実施例7の可変減
衰器は、インダクタとしてスパイラルインダクタを用い
ることで小型化するものである。
衰器は、インダクタとしてスパイラルインダクタを用い
ることで小型化するものである。
【0049】また、この発明にかかる実施例8の可変減
衰器は、キャパシタとしてMIMキャパシタを用いるこ
とで小型化するものである。
衰器は、キャパシタとしてMIMキャパシタを用いるこ
とで小型化するものである。
【0050】また、この発明にかかる実施例9の可変減
衰器は、キャパシタとしてインターデジタルキャパシタ
を用いることで小型化するものである。
衰器は、キャパシタとしてインターデジタルキャパシタ
を用いることで小型化するものである。
【0051】また、この発明にかかる実施例10の可変
減衰器は実施例1から9の可変減衰器を半導体基板上に
一体化することで回路の小型化をはかるものである。
減衰器は実施例1から9の可変減衰器を半導体基板上に
一体化することで回路の小型化をはかるものである。
【図1】この発明の実施例1を示す第1の図である。
【図2】この発明の実施例2を示す第2の図である。
【図3】この発明の実施例3を示す第3の図である。
【図4】この発明の実施例4を示す第4の図である。
【図5】この発明の実施例5を示す第5の図である。
【図6】この発明の実施例6を示す第6の図である。
【図7】この発明の実施例7を示す第7の図である。
【図8】この発明の実施例8を示す第8の図である。
【図9】この発明の実施例9を示す第9の図である。
【図10】この発明の実施例10を示す第10の図であ
る。
る。
【図11】従来の実施例を示す図である。
1 第1のFET 2 第2のFET 3 第1の抵抗 4 第2の抵抗 5 第3の抵抗 6 主線路 7 第3のFET 8 第4の抵抗 9 第4のFET 10 第5の抵抗 11 第5のFET 12 第6の抵抗 13 第6のFET 14 第7の抵抗 15 第8の抵抗 16 第1のオープンスタブ 17 第9の抵抗 18 第2のオープンスタブ 19 第10の抵抗 20 第3のオープンスタブ 21 第11の抵抗 22 第4のオープンスタブ 23 第1のインダクタ 24 第1のキャパシタ 25 第2のインダクタ 26 第2のキャパシタ 27 第3のインダクタ 28 第3のキャパシタ 29 第4のインダクタ 30 第4のキャパシタ 31 第5のキャパシタ 32 第6のキャパシタ 33 第5のインダクタ 34 第6のインダクタ 35 第1のスパイラルインダクタ 36 第2のスパイラルインダクタ 37 第1のMIMキャパシタ 38 第1のインターデジタルキャパシタ 39 基板 40 スルーホール
Claims (9)
- 【請求項1】 高周波信号を通し、使用周波数に対し1
/4波長の電気長を持った主線路と、主線路の一端にド
レインが接続された第1のFETと、一端が第1のFE
Tのソースに接続され、かつ他端が接地された第1の抵
抗と、上記主線路の第1のFETのドレインが接続され
ている一端にドレインが接続された第2のFETと、一
端が第2のFETのソースに接続され、かつ他端が接地
された第2の抵抗と、上記主線路の他端にドレインが接
続された第3のFETと、一端が第3のFETのソース
に接続され他端が接地され、かつ第1の抵抗と同じ抵抗
値を持った第3の抵抗と、上記主線路の第3のFETが
接続されている一端にドレインが接続された第4のFE
Tと、一端が第4のFETのソースに接続され他端が接
地され、かつ第2の抵抗と同じ抵抗値を持った第4の抵
抗とで構成され、上記主線路の一端を入力端子、他端を
出力端子としたことを特徴とする可変減衰器。 - 【請求項2】 高周波信号を通し、使用周波数に対し1
/4波長の電気長を持った主線路と、上記主線路の一端
にドレインが接続された第1のFETと、一端が第1の
FETのソースに接続された第1の抵抗と、一端が第1
の抵抗の他端に接続され他端が開放され、かつ使用周波
数の1/4波長の電気長をもった第1のオープンスタブ
と、上記主線路の第1のFETのドレインが接続されて
いる一端にドレインが接続された第2のFETと、一端
が第2のFETのソースに接続された第2の抵抗と、一
端が第2の抵抗の他端に接続され他端が開放され、かつ
使用周波数の1/4波長の電気長をもった第2のオープ
ンスタブと、上記主線路の第1及び第2のFETが接続
されている一端の他端にドレインが接続された第3のF
ETと、一端が第3のFETのソースに接続され、かつ
第1の抵抗と同じ抵抗値を持った第3の抵抗と、一端が
第3の抵抗に接続され他端が開放され、かつ使用周波数
の1/4波長の電気長をもった第3のオープンスタブ
と、上記主線路の第3のFETの接続されている一端に
ドレインが接続された第4のFETと、一端が第4のF
ETのソースに接続され、かつ第2の抵抗と同じ抵抗値
を持った第4の抵抗と、一端が第4の抵抗の他端に接続
され、他端が開放されかつ使用周波数の1/4波長の電
気長をもった第4のオープンスタブとで構成され、上記
主線路の一端を入力端子、他端を出力端子としたことを
特徴とする可変減衰器。 - 【請求項3】 高周波信号を通し、一端をその入力端子
とする第1のインダクタと、一端が前記第1のインダク
タの他端に接続され、かつ他端が接地された第1のキャ
パシタと、一端が第1のインダクタと第1のキャパシタ
の接続部に接続され他端を出力端子とする第2のインダ
クタとで構成され、第1のインダクタの入力端子を入力
端子、第2のインダクタの出力端子を出力端子としたT
形ローパスフィルタを、主線路として用いたことを特徴
とする請求項1または2のいずれかに記載の可変減衰
器。 - 【請求項4】 高周波信号を通し、一端をその入力端子
とする第1のキャパシタと、一端が第1のキャパシタの
他端に接続され、かつ他端が接地された第1のインダク
タと、一端をその出力端子とし他端が第1のインダクタ
と第1のキャパシタの接続部に接続された第2のキャパ
シタとで構成され、第1のキャパシタの入力端子を入力
端子、第2のキャパシタの出力端子を出力端子としたT
形ハイパスフィルタを、主線路として用いたことを特徴
とする請求項1または2のいずれかに記載の可変減衰
器。 - 【請求項5】 高周波信号を通し、一端をその入力端子
とする第1のインダクタと、一端が第1のインダクタの
一端に接続され、かつ他端が接地された第1のキャパシ
タと、一端が第1のインダクタの他端に接続され、他端
が接地された第2のキャパシタとで構成され、第1のイ
ンダクタの両端を入出力端子としたパイ形ローパスフィ
ルタを、主線路として用いたことを特徴とする請求項1
または2のいずれかに記載の可変減衰器。 - 【請求項6】 高周波信号を通し、一端をその入力端子
とする第1のキャパシタと、一端が第1のキャパシタの
一端に接続され、かつ他端が接地された第1のインダク
タと、一端が第1のキャパシタの他端に接続され、かつ
他端が接地された第2のインダクタとで構成され、第1
のキャパシタの両端を入出力端子としたパイ形ハイパス
フィルタを、主線路として用いたことを特徴とする請求
項1または2のいずれかに記載の可変減衰器。 - 【請求項7】 インダクタとして、スパイラルインダク
タを用いたことを特徴とする請求項3,4,5,6のい
ずれかに記載の可変減衰器。 - 【請求項8】 キャパシタとして、MIM(Metal
Insulator Metal)キャパシタまたは
インターデジタルキャパシタを用いたことを特徴とする
請求項3,4,5,6のいずれかに記載の可変減衰器。 - 【請求項9】 スルーホールを用いて接地し、構成回路
を半導体基板上に一体形成したことを特徴とする請求項
1,2,3,4,5,6,7,8のいずれかに記載の可
変減衰器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10294894A JPH07312508A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 可変減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10294894A JPH07312508A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 可変減衰器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312508A true JPH07312508A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14341048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10294894A Pending JPH07312508A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 可変減衰器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07312508A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6922115B2 (en) | 2002-12-19 | 2005-07-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Attenuator with switchable transistors for controlling attenuation |
| KR101881106B1 (ko) * | 2017-02-06 | 2018-07-24 | 성균관대학교산학협력단 | 파이형 감쇠기 |
| WO2020043500A1 (en) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | International Business Machines Corporation | Dispersive-resistive hybrid attenuator for quantum microwave circuits |
| US10886586B2 (en) | 2018-08-28 | 2021-01-05 | International Business Machines Corporation | Packaging and thermalization of cryogenic dispersive-resistive hybrid attenuators for quantum microwave circuits |
| US10885460B2 (en) | 2018-08-28 | 2021-01-05 | International Business Machines Corporation | Dispersive-resistive hybrid attenuator for quantum microwave circuits |
| EP4344060A1 (en) * | 2022-09-21 | 2024-03-27 | Nxp B.V. | Digital, inductive step attenuator with capacitive phase-gain compensation and incorporation into quarter-wave tx / rx switch |
| US12424723B2 (en) | 2022-09-21 | 2025-09-23 | Nxp B.V. | Circuit with first and second terminals coupled together via a branch-interconnection arrangement |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP10294894A patent/JPH07312508A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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