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JPH07178166A - 人工臓器 - Google Patents

人工臓器

Info

Publication number
JPH07178166A
JPH07178166A JP5325652A JP32565293A JPH07178166A JP H07178166 A JPH07178166 A JP H07178166A JP 5325652 A JP5325652 A JP 5325652A JP 32565293 A JP32565293 A JP 32565293A JP H07178166 A JPH07178166 A JP H07178166A
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JP
Japan
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vitamin
body fluid
blood
artificial organ
membrane
Prior art date
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Granted
Application number
JP5325652A
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English (en)
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JP3193819B2 (ja
Inventor
Masatomi Sasaki
正富 佐々木
Makoto Saruhashi
誠 猿橋
Tomoko Sugiyama
知子 杉山
Hideki Watanabe
秀樹 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP32565293A priority Critical patent/JP3193819B2/ja
Publication of JPH07178166A publication Critical patent/JPH07178166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3193819B2 publication Critical patent/JP3193819B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生体に対して副作用の少ない人工臓器の提供。 【構成】溶解度パラメータδの低い合成高分子膜16を
用い、且つ人工臓器内の体液流通域の該体液と接触し得
る部位の表面にビタミンEの被膜17を被覆してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工臓器に関するもの
である。詳しく述べると、白血球または血小板等の活性
化を抑えた生体適合性に優れた人工腎臓、人工肺、血液
分離装置等の人工臓器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、人工腎臓、人工肺、血漿分離
器等の人工臓器が使用され、透析膜、ガス交換膜、血液
成分分離膜などにおいては、合成高分子膜が広く利用さ
れている。しかしながら、例えば人工腎臓においては、
血液透析を頻繁に行うため、白血球または血小板の活性
化が生じることにより、合併症が併発し、透析患者の深
刻な問題となっている。特に、長期的に血液透析を行っ
ている患者の血中抗酸化作用の低下や過酸化脂質の高値
などが確認されており、このため、長期透析患者の動脈
硬化性疾患が増加している。
【0003】一方、この問題を解決するため、生体内抗
酸化作用、生体膜安定化作用、血小板凝集抑制作用など
の種々の生理作用を有するビタミンEの被膜を透析膜の
表面に被覆する人工臓器が提案されている(特公昭62
−41738号公報参照)。しかしながら、親水性素材
の表面にビタミンEを被覆すると血液流入時に血液への
溶出が認められ、血液循環後30分後には約90%のビ
タミンEが血液中に溶出することが確認されており、ビ
タミンEの効果の持続性が問題となっている。
【0004】また、溶解度パラメータδが高いほど親水
性が強く、透析膜が親水性素材である場合、脂溶性ビタ
ミンであるビタミンEとの親和性が悪いので、例えば、
溶解度パラメータδが15.65(cal/cm31/2
である再生セルロースは、血液流入時に血液への溶出が
生じることが問題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、脂溶
性ビタミンであるビタミンEとの親和性を良好にし、血
液への溶出を抑え、生体に対して副作用の少ない人工臓
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の人工臓器は、体液透過膜を備える人工臓器
であって、該体液透過膜は、溶解度パラメータδが13
(cal/cm31/2以下であり、さらに、少なくとも
該体液透過膜の体液と接触し得る部位の表面にビタミン
Eを被覆してなることを特徴とする。
【0007】また、本発明の人工臓器は、該人工臓器内
の体液流通域の少なくとも体液と接触する部位の表面に
ビタミンEを被覆してなることが好ましい。
【0008】また、本発明の人工臓器は、該体液透過膜
が中空糸型膜であることが好ましい。
【0009】さらに、本発明の人工臓器は、該体液透過
膜が疎水性または疎水部分を含む合成高分子膜であるこ
とが好ましい。
【0010】さらに、本発明の人工臓器は、該体液透過
膜がポリエチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリス
チレン、ポリプロピレン、ポリスルホン、ポリヒドロキ
シエチルメタクリレート、ナイロン66、セルロースア
セテート、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコー
ル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリカーボ
ネートの中から選ばれる少なくとも1つの高分子材料か
ら作られる中空糸型膜であることが好ましい。
【0011】また、本発明の生体適合性人工臓器は、体
液透過膜のビタミンE被覆量が1〜1000mg/m3
であることが好ましい。
【0012】本発明における人工臓器とは、人工腎臓、
人工肝臓、人工肺、血漿分離器、血液回路、人工血管等
のように人工臓器内に血液等の体液を流通する体液流通
域を有するもので、この体液流通域は、少なくともその
一部分が体液透過膜であることが望ましい。なお、この
人工臓器としては、生体から該人工臓器まで接続するチ
ューブやコネクタ等はもちろんのこと、その他血液回路
等も含まれる。
【0013】また、本発明における溶解度パラメータδ
とは、ビタミンEとの親和性の度合いを表し、溶解度パ
ラメータδが高い場合には親水性が強く、溶解度パラメ
ータδが低い場合には疎水性が強いことを示す。さら
に、溶解度パラメータδが13(cal/cm31/2
下のときビタミンEとの親和性が良好な疎水性である。
また、溶解度パラメータδの算出方法等については、例
えば、高分子ハンドブック(基礎編、591頁から59
3頁)等の多くの文献に記載されている。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて詳
細に説明する。
【0015】図1は、人工腎臓、すなわち中空糸型膜の
ダイアライザの一例を示すものである。このダイアライ
ザ1は、両端部付近に透析液用の入口管2および出口管
3をそれぞれ設けてなる筒状本体4に多数の中空糸より
なる中空糸束5を挿入した後、その両端部をポリウレタ
ン等のポッティング剤6,7で筒状本体4の両端部と共
にそれぞれシールしてなる。また、筒状本体4の両端に
は体液用の流入口8および排出口9をそれぞれ備えたヘ
ッダー10,11がそれぞれ当接され、キャップ12,
13によりヘッダー10,11と筒状本体4とがそれぞ
れ固着されている。さらに、筒状本体4の両端の体液流
入口8および体液排出口9には、人体に接続するチュー
ブ14,15が連結されている。
【0016】中空糸束5を構成する中空糸は、透析膜で
あって、例えば、ポリエチレン(δ=7.70)、ポリ
メチルメタクリレート(δ=9.10)、ポリスチレン
(δ=9.15)、ポリプロピレン(δ=9.40)、
ポリスルホン(δ=9.90)、ポリヒドロキシエチル
メタクリレート(δ=10.00)、ナイロン66(δ
=11.18)、セルロースジアセテート(δ=11.
35)、ポリアクリロニトリル(δ=12.35)、ポ
リビニルアルコール(δ=12.60)、セルロースト
リアセテート、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
ポリカーボネート等、溶解度パラメータδが13(ca
l/cm31/2以下であればいかなる膜でもよい。
【0017】本発明によれば、上述のごとき人工腎臓の
体液、例えば血液の流通域の血液との接触部位、例えば
中空糸膜内面、ヘッダー10とポッティング剤6とによ
り形成される空間の内面、ヘッダー11とポッティング
剤7とにより形成される空間の内面、血液流入口8の内
面、血液排出口9の内面、チューブ14,15の内面、
特に中空糸膜内面にビタミンEを被覆してなるものであ
る。例えば、中空糸型膜において、図2に示すように中
空糸膜16の内面にビタミンEの被膜17を被覆してな
るものである。
【0018】本発明で使用されるビタミンEは、脂溶性
であり、例えば、α−トコフェロール、β−トコフェロ
ール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール等のト
コフェロール類、α−トコトリエノール、β−トコトリ
エノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノー
ル等のトコトリエノール類等がある。また、ビタミンE
の被膜の膜厚は、0.001〜1.0μm、好ましくは
0.01〜0.3μmである。膜厚が0.001μm以
下である場合にはビタミンEを被覆したことにより得ら
れる生体適合性の効果が現れにくく、膜厚が1.0μm
以上の場合は透析性能が低下することがある。
【0019】さらに、ビタミンEの被覆量は、1〜10
00mg/m3 、好ましくは10〜300mg/m3
ある。ビタミンEの被覆量が1mg/m3 以下のときは
ビタミンEの被覆にむらが生じ易く、生体適合性の効果
が減少する。また、1000mg/m3 以上のときはビ
タミンEの膜厚が厚くなり、ビタミンEの溶出や透析性
能が低下することがある。
【0020】このようなビタミンEを0.01〜20w
/v%、好ましくは0.1〜10w/v%の有機溶媒溶
液として、人工臓器の体液流通域(図1および図2に示
す人工腎臓の場合には血液流通域)に流入させ、所定時
間、例えば、30秒〜60分間、好ましくは1〜10分
間接触させることにより、体液流通域の内面、例えば、
中空糸膜内面、ヘッダー10とポッティング剤6とによ
り形成される空間の内面、ヘッダー11とポッティング
剤7とにより形成される空間の内面、血液流入口8の内
面、血液排出口9の内面、チューブ14,15の内面、
特に中空糸膜内面にビタミンEを充分なじませる。つい
で、前記溶液を排出した後、10〜80℃、好ましく
は、15〜30℃の温度で前記ビタミンEに対して不活
性なガス、例えば、空気、窒素、炭酸ガス等を導入して
有機溶媒を蒸発除去することにより、接触面にビタミン
Eの被膜を形成させるもので、必要によりさらに水洗す
る。この場合、チューブ14,15を連結せずに被覆操
作を行って、主要部分特に透過膜部分にビタミンEの被
膜を形成させてもよい。
【0021】なお、本発明で使用される有機溶媒は、合
成高分子膜非溶解性のものであり、例えば、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノ
ール、2−エチルヘキサノール等のアルコール類、ジエ
チルエーテル等あるいは例えば、1,2,2−トリクロ
ロ−1,2,2−トリフルオロエタン、トリクロロフル
オロメタン、1,1,2,2−テトラクロロ−1,2−
ジフルオロエタン等の塩化弗化炭化水素あるいは例え
ば、弗化メチル、四弗化炭素、テトラフルオロエタン、
テトラフルオロエチレン、パーフルオロメチルプロピル
シクロヘキサン、パーフルオロブチルシクロヘキサン等
のパーフルオロシクロアルカン類、パーフルオロデカ
ン、パーフルオロメチルデカリン、パーフルオロアルキ
ルテトラヒドロピラン等の弗化炭化水素である。
【0022】以上は、主としてダイアライザである人工
腎臓について説明したが、その他に人工肝臓、人工肺、
血漿分離器、血液回路、人工血管等にも使用でき、その
うち体液、特に血液に対する透過膜を有する部位にビタ
ミンE被膜を形成させれば著しい効果が得られる。
【0023】次に、本発明の実施例を添付図面を参照し
さらに詳細に説明する。
【0024】(実施例1)内径約200μm、外径約2
80μm、長さ約14cm、溶解度パラメータδ9.9
0(cal/cm31/2のポリスルホン中空糸341本
を用い、図1に示すように、筒状本体1内に挿入し、両
端をポリウレタン系ポッティング剤6,7で固定し、さ
らに両端にヘッダー10,11を取り付け、キャップ1
2,13により固着してダイアライザ(人工腎臓)1を
作成した。なお、このダイアライザ1の膜内表面積は3
00cm3 であった。
【0025】一方、ビタミンE(DL−α−トコフェロ
ール)1.0gをエタノール100mlに溶解してビタ
ミンEのエタノール溶液の濃度を1w/v%に調整し
た。そして、ダイアライザ1の一端に50ml用シリン
ジを接続し、他端をビタミンEの溶液に浸漬し、シリン
ジのプランジャーを作動させてダイアライザ中にビタミ
ンEの溶液を充填した。この状態で室温で2分間放置し
た。次に、ダイアライザを引き上げてビタミンEの溶液
を排出させた後、アスピレータを接続し、25℃の温度
で窒素ガスを送風して乾燥し、エタノールを排除した。
さらに、乾燥の完全を期するため、60℃のオーブン内
に一夜放置した。このようにして得られたダイアライザ
内のビタミンE被覆量は0.63mgであった。
【0026】(実施例2)実施例1と同様のポリスルホ
ン中空糸を用い、ビタミンEのエタノール溶液中のビタ
ミンEの濃度を5w/v%とし、実施例1と同様の方法
によりダイアライザを製造した。このダイアライザ内の
ビタミンE被覆量は、3.13mgであった。
【0027】(実施例3)内径約250μm、外径約3
20μm、長さ約14cmのポリアクリロニトリル(以
下、単にPANと記載する。)中空糸273本を用い、
ビタミンEのエタノール溶液中のビタミンEの濃度を5
w/v%とし、実施例1と同様の方法によりダイアライ
ザを製造した。このダイアライザの膜表面積は300c
3 で、ダイアライザ内のビタミンE被覆量は、4.1
9mgであった。
【0028】(実施例4)ポリスルホン10gをジクロ
ロメタン20mlに溶解させ、200mlのメタノール
に沈殿させ精製した。得られた沈殿を濾過し、60℃で
乾燥した。精製したポリスルホン4.5gとポリビニル
ピロリドン0.25gをジメチルアセトアミド25ml
に溶解させた後、10×10cmのガラス板に100μ
mの厚さでキャストし、水浴槽にて凝固させた。得られ
たポリスルホンの平膜は充分水洗した後、60℃で乾燥
した。ついで、ポリスルホンの平膜を5w/v%のビタ
ミンEのエタノール溶液に5分間浸漬させた後、前記平
膜を引き上げ、25℃の温度で送風乾燥した。さらに、
乾燥の完全を期するため、60℃のオーブン内に一夜放
置した。このようにして得られたダイアライザ内のビタ
ミンE被覆量は50cm3 で0.72mgであった。
【0029】(比較例1)比較対照のために、内径約2
00μm、外径約240μm、長さ約14cmの再生セ
ルロース中空糸341本を用い、ビタミンEのエタノー
ル溶液中のビタミンEの濃度を5w/v%とし、実施例
1と同様の方法によりダイアライザを製造した。このダ
イアライザの膜表面積は300cm3 で、ダイアライザ
内のビタミンE被覆量は、3.25mgであった。
【0030】(比較例2)比較対照のために、実施例1
と同様のポリスルホン中空糸を用い、ビタミンEのエタ
ノール溶液で処理せずに、実施例1と同様の方法により
ダイアライザを製造した。
【0031】(比較例3)比較対照のために、実施例4
と同様のポリスルホンを用い、ビタミンEのエタノール
溶液で処理せずに、実施例4と同様の方法によりポリス
ルホンの平膜を製造した。
【0032】(実験例1)実施例1〜3および比較例1
のダイアライザを用いて、血漿中のビタミンE溶出量を
調べた。
【0033】まず、牛血液500mlを50mlのポリ
プロピレン製試験管に分注し、3000rpmで15分
間遠心分離し、牛血漿200mlを得た。さらに、50
mlのポリプロピレン製試験管に牛血漿50mlを分注
し、この牛血漿入り試験管をポンプを介してダイアライ
ザ1の血液流入口8に塩化ビニル製チューブ14で連結
し、さらにダイアライザ1の血液排出口9と前記牛血漿
入り試験管とを塩化ビニル製チューブ15で連結して、
実験回路を準備した。そして、牛血漿入り試験管は37
℃の恒温槽で維持し、牛血漿をポンプにて10ml/m
inの流量で4時間ダイアライザ内を循環させ、4時間
後の牛血漿へのビタミンE溶出量を測定した。
【0034】血漿中のビタミンE溶出量は、以下のよう
に測定した。
【0035】最初に、循環終了後の牛血漿1mlを採取
し、これにエタノール1mlを添加して30秒間混合す
ることにより、牛血漿中の蛋白質を除去した。次に、ヘ
キサン5mlを添加して1分間混合することにより、牛
血漿中のビタミンEをヘキサン層に移行させた。これを
1500rpmで10分間遠心分離し、上層のヘキサン
層中のビタミンE量を液体クロマトグラフィーにより定
量した。なお、液体クロマトグラフィーの測定条件は、
カラム:Amide−80,4.6×25cm(東ソT
SKゲル)、移動層としてn−ヘキサン:i−プロパノ
ール=98:2、流速:1.5ml/min、インジェ
クション量:10μl、検出:UVモニター292nm
で行った。
【0036】実験例1の血漿中のビタミンE溶出量の測
定結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】(実験例2)実施例1〜2および比較例2
のダイアライザを用いて、ビタミンEの生体適合性を評
価するために、ウサギの体外循環実験を行い、体外循環
終了後の中空糸内に血液が残存している中空糸の本数を
調べた。
【0039】まず、ウサギを北島式固定台に背位固定
し、電動バリカンで術野の毛を刈り、酒精綿で清拭し
た。ついで、ハサミで顎下から鎖骨に入るまで正中線に
沿って切開し、さらに筋膜を開き、神経、分枝血管およ
び周囲の組織を損傷しないように注意しながら右(左)
総頸動脈を剥離した。ついで、左(右)顔面静脈を同様
に注意深く剥離した。そして、血管をクランプした状態
で、生理食塩水を満たした混注用ゴムキャップを付けた
テルモ株式会社製のサーフロー(テルモ株式会社の登録
商標)留置針を静脈に挿入し、結紮固定した。さらに、
回路の片側(静脈側)が生理食塩水で満たされたダイア
ライザの静脈側を生理食塩水で満たされた塩化ビニル製
チューブにより連結した。同様に、前記動脈にも留置針
を挿入し、結紮固定した後、生理食塩水で満たされた塩
化ビニル製チューブを用いポンプを介してダイアライザ
の動脈側に連結した。
【0040】このようにして作られたウサギの体外循環
回路を用いて、体外循環実験を以下のように行った。
【0041】最初に、血管のクランプをはずし、ポンプ
にて10ml/minの流量に保ち、2時間体外循環を
行った。循環終了後、再度動静脈の血管をクランプし、
留置針に近い部分で動脈側回路および静脈側回路を切断
した。そして、生理食塩水50mlをポンプにて10m
l/minの流量でシングルパスして、回路およびダイ
アライザ内を洗浄した。洗浄終了後のダイアライザの中
心部分で中空糸を切断して、顕微鏡で残血のある中空糸
本数を数え、ダイアライザ内の全ての中空糸本数と残血
のある中空糸本数とにより残血率を算出した。
【0042】実験例2の体外循環終了後の残血率の算出
結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】(実験例3)実施例4および比較例3の平
膜をポリスルホン製の平膜を用いて、活性酸素産生量を
評価のため発光強度積算値を測定した。
【0045】まず、20U/mlのヘパリン加ヒト血液
に6%デキストランT−70の生理食塩水溶液を9:1
の割合で静かに混合し、約2時間倒立静置した。そし
て、上澄液を静かに採取し、この上澄液中の白血球食細
胞をHank's ballance salt solutionで1×106 ce
ll/mlに調整し、これを試験液とした。ついで、キ
ュベットに40cm2 の平膜と試験液1.2mlを添加
し、膜全体が試験液に浸るようにした。なお、キュベッ
トは、ガラス製でNCT−911(東芝シリコーン)に
より、あらかじめシリコーンコートしたものを用いた。
さらに、キュベットに0.1mMの2−メチル−6(−
p−メトキシフェノール)−3,7−ジヒドロイミダゾ
(−1,2−a)−ピラジン−3−オン10μlを添加
し、直ちにルネッセンスリーダーで37℃、15分間の
発光強度積算値を測定した。また、比較対照のためにキ
ュベットのみの発光強度積算値も測定した。
【0046】実験例3の活性酸素産生量を評価のための
発光強度積算値の測定結果を表3に示す。
【0047】
【表3】
【0048】以上の実験例1〜3の実験結果を示す表1
〜3よりわかることは、表1において、比較例1のセル
ロース膜は溶解度パラメータδが15.70(cal/
cm31/2であり、また親水性が高いのでビタミンE被
覆量の88%が血漿循環で溶出した。これに対し、実施
例1および実施例2のポリスルホン膜は溶解度パラメー
タδが9.90(cal/cm31/2であり、また疎水
部分を有するのでビタミンEの血漿への溶出が全くみら
れず、ビタミンEとの疎水−疎水結合により強く固定化
されている。また実施例3のPAN膜は溶解度パラメー
タδが12.35(cal/cm31/2であるが、ビタ
ミンEの溶出率は約1%であり、セルロース膜に比べる
とわずかな溶出率であった。
【0049】表2において、比較例2のビタミンE無処
理のポリスルホン膜の残血率は37.9%であったのに
対し、実施例1の1w/v%のビタミンEで処理された
ポリスルホン膜においては残血率は27.0%、実施例
2の5w/v%のビタミンEで処理されたポリスルホン
膜においては残血率は18.6%であり、明らかにビタ
ミンEの血小板凝集抑制作用により、ウサギの体外循環
後の残血率が減少しており、優れた生体適合性を示して
いる。
【0050】実験例3においては、中空糸形状では血液
と接触しない中空糸外面(内面)を含む測定となるの
で、素材の全ての面が血液と接触すると仮定して平膜形
状での測定を行ったが、これは中空糸膜の内面(外面)
のみを測定するのと何ら代わりはない。表3において、
比較例3のビタミンE無処理のポリスルホン膜の発光強
度積算値は378kcpmであったのに対し、実験例4
のビタミンEで処理させたポリスルホン膜の発光強度積
算値は203kcpmであり、膜の刺激による活性酸素
産生量をビタミンEを被覆することにより抑えているこ
とは明らかである。さらに、キュベットのみの発光強度
積算値は192kcpmであり、実験例4のビタミンE
で処理させたポリスルホン膜の発光強度積算値との差は
わずかであることがわかる。これにより、ビタミンEを
被覆することにより活性酸素の産生が抑えられ、活性酸
素が原因とされている種々の疾患を軽減することが可能
であることが考えられる。
【0051】以上は、ポリスルホン中空糸膜、ポリアク
リロニトリル(PAN)中空糸膜を用いて本実施例を説
明したが、本発明はこれに限られるものではなく、溶解
度パラメータδが13(cal/cm31/2以下である
膜であればよく、中空糸膜に限らず、平膜等でもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の人工臓器
によれば、体液透過膜を備える人工臓器であって、該体
液透過膜は、溶解度パラメータδが13(cal/cm
31/2以下であり、さらに、少なくとも該体液透過膜の
体液と接触し得る部位の表面にビタミンEを被覆してな
ることを特徴とすることにより、脂溶性ビタミンである
ビタミンEとの親和性を良好にし、血液への溶出を抑え
ることにより、生体に対して副作用が少なく、生体適合
性が向上した人工臓器を提供することができる。さら
に、残血率を減少することがでる。また、活性酸素の産
生が抑えられ、活性酸素が原因とされている種々の疾患
を軽減することが可能である。
【0053】また、本発明の人工臓器は、該人工臓器内
の体液流通域の少なくとも体液と接触する部位の表面に
ビタミンEを被覆してなることを特徴とすることによ
り、さらに生体適合性が向上し、残血率を減少させるこ
とができる。さらに、活性酸素の産生が抑えられる。
【0054】また、本発明の人工臓器は、該体液透過膜
が中空糸型膜であることを特徴とすることにより、有効
膜面積が大きくなり、透析性が向上する。
【0055】さらに、本発明の人工臓器は、該体液透過
膜が疎水性または疎水部分を含む合成高分子膜であるこ
とを特徴とすることにより、さらにビタミンEとの親和
性を良好にし、血液への溶出を抑えることができ、生体
適合性を向上させることができる。
【0056】また、本発明の生体適合性人工臓器は、体
液透過膜のビタミンE被覆量が1〜1000mg/m3
であることを特徴とすることにより、ビタミンEの被覆
にむらができず、かつ透析性能を低下させずに生体適合
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すダイアライザの一部切欠
部を有する斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す中空糸膜の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ダイアライザ 2 透析液入口管 3 透析液出口管 4 筒状本体 5 中空糸膜 6,7 ポッティング剤 8 体液流入口 9 体液排出口 10,11 ヘッダー 12,13 キャップ 14,15 チューブ 16 中空糸膜 17 被膜
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 秀樹 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体液透過膜を備える人工臓器であって、 該体液透過膜は、溶解度パラメータδが13(cal/
    cm31/2以下であり、 さらに、少なくとも該体液透過膜の体液と接触し得る部
    位の表面にビタミンEを被覆してなることを特徴とする
    人工臓器。
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