JPH0716695B2 - 中間ブライドル - Google Patents
中間ブライドルInfo
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- JPH0716695B2 JPH0716695B2 JP925191A JP925191A JPH0716695B2 JP H0716695 B2 JPH0716695 B2 JP H0716695B2 JP 925191 A JP925191 A JP 925191A JP 925191 A JP925191 A JP 925191A JP H0716695 B2 JPH0716695 B2 JP H0716695B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rolls
- tension
- bridle
- metal strip
- Prior art date
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼帯,亜鉛メッキ鋼
帯,ステンレス鋼帯,アルミニウム条材等の各種金属帯
板の圧延装置及びプロセッシングラインにおいて、移動
する帯板に連続的に張力を与えるための出側及び入側ブ
ライドルロールの間に設ける中間ブライドルに関する。
帯,ステンレス鋼帯,アルミニウム条材等の各種金属帯
板の圧延装置及びプロセッシングラインにおいて、移動
する帯板に連続的に張力を与えるための出側及び入側ブ
ライドルロールの間に設ける中間ブライドルに関する。
【0002】
【従来の技術】ブライドルロールは金属帯板等のライン
に組み込まれ、パスする金属薄板に連続的に張力を与え
るために、パスラインの入側と出側とに設置される。そ
して、これらの入側及び出側のブライドルロールの間に
は、スキンパスミルやテンションレベラやその他の装置
がレイアウトされる。また、入側及び出側のブライドル
ロール間の距離が長かったりテンションレベラ等の装置
により張力低下が発生したりするのに備えて、入側及び
出側のブライドルロールの間に中間ブライドルロールを
備えることも一般に行われている。
に組み込まれ、パスする金属薄板に連続的に張力を与え
るために、パスラインの入側と出側とに設置される。そ
して、これらの入側及び出側のブライドルロールの間に
は、スキンパスミルやテンションレベラやその他の装置
がレイアウトされる。また、入側及び出側のブライドル
ロール間の距離が長かったりテンションレベラ等の装置
により張力低下が発生したりするのに備えて、入側及び
出側のブライドルロールの間に中間ブライドルロールを
備えることも一般に行われている。
【0003】ブライドルロールへの通板に際しては、従
来からロール表面と金属帯板との間に相対的な滑りが発
生することが問題となっていた。これに対し、たとえば
特公昭46−6854号公報や特公昭46−8577号
公報等に記載されているように、ブライドルロールの組
み合わせの中でロールの外径を変える等の方法によって
滑りを防ぎ、表面疵の発生を抑えるようにしている。
来からロール表面と金属帯板との間に相対的な滑りが発
生することが問題となっていた。これに対し、たとえば
特公昭46−6854号公報や特公昭46−8577号
公報等に記載されているように、ブライドルロールの組
み合わせの中でロールの外径を変える等の方法によって
滑りを防ぎ、表面疵の発生を抑えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、たとえば中
間ブライドルロールの上流側にスキンパスミルを配置
し、下流側にテンションレベラを配置した場合では、金
属帯板の通板条件によって中間ブライドルロールの各ロ
ール間での張力が変化する。すなわち、スキンパスミ
ルのみで圧延,テンションレベラのみの圧延(矯
正),スキンパスミル及びテンションレベラで同時に
圧延,スキンパスミル及びテンションレベラ共に空パ
スの4つ条件があり、これらの条件に応じて中間ブライ
ドルロールの各ロール間での張力は変化する。条件の
場合では、中間ブライドルの入側張力Teは、出側張力
Tdよりも大きくなり(Te>Td)、また、条件の
場合では、逆に出側張力Tdが入側張力Teよりも大き
くなる(Te<Td)。更に、条件の場合は、圧延さ
れる材料、スキンパスミルおよびテンションレベラーの
各々の圧延条件によっての張力の関係は変化し、Te>
TdもありTe<Tdもある。条件では一般的にTe
=Tdとなる。
間ブライドルロールの上流側にスキンパスミルを配置
し、下流側にテンションレベラを配置した場合では、金
属帯板の通板条件によって中間ブライドルロールの各ロ
ール間での張力が変化する。すなわち、スキンパスミ
ルのみで圧延,テンションレベラのみの圧延(矯
正),スキンパスミル及びテンションレベラで同時に
圧延,スキンパスミル及びテンションレベラ共に空パ
スの4つ条件があり、これらの条件に応じて中間ブライ
ドルロールの各ロール間での張力は変化する。条件の
場合では、中間ブライドルの入側張力Teは、出側張力
Tdよりも大きくなり(Te>Td)、また、条件の
場合では、逆に出側張力Tdが入側張力Teよりも大き
くなる(Te<Td)。更に、条件の場合は、圧延さ
れる材料、スキンパスミルおよびテンションレベラーの
各々の圧延条件によっての張力の関係は変化し、Te>
TdもありTe<Tdもある。条件では一般的にTe
=Tdとなる。
【0005】このように各ロール間の張力が通板条件に
よって変化すると、先の公報に記載の技術だけでは対応
できない。すなわち、出側での張力が大きくなる条件だ
けであれば、出側にゆくに連れてロールの外径を大きく
することは滑りに対して効果的であるが、通板条件によ
って張力が大きくなる方向が入側に変わってしまうと、
逆に滑りが発生しやすくなる。したがって、金属帯板の
表面疵の発生が起こるという問題が残る。
よって変化すると、先の公報に記載の技術だけでは対応
できない。すなわち、出側での張力が大きくなる条件だ
けであれば、出側にゆくに連れてロールの外径を大きく
することは滑りに対して効果的であるが、通板条件によ
って張力が大きくなる方向が入側に変わってしまうと、
逆に滑りが発生しやすくなる。したがって、金属帯板の
表面疵の発生が起こるという問題が残る。
【0006】本発明において解決すべき課題は、金属帯
板の通板条件に関係なく中間ブライドルロールの各ロー
ルと金属帯板との間の滑りを無くし、製品の表面疵の発
生を防止することにある。
板の通板条件に関係なく中間ブライドルロールの各ロー
ルと金属帯板との間の滑りを無くし、製品の表面疵の発
生を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属帯板のパ
スラインの上流側及び下流側にそれぞれ入側ブライドル
及び出側ブライドルをそれぞれ設け、これらのブライド
ルの間に配置され少なくとも3本以上のロール列を組ん
だ中間ブライドルにおいて、前記ロール列を金属帯板が
パスする間に、パスする順序で隣接し且つ駆動するそれ
ぞれのロールの外径を、前記隣接し且つ駆動するそれぞ
れのロール周りの金属帯板に作用する張力の大きさに比
例した関係としたことを特徴とする。
スラインの上流側及び下流側にそれぞれ入側ブライドル
及び出側ブライドルをそれぞれ設け、これらのブライド
ルの間に配置され少なくとも3本以上のロール列を組ん
だ中間ブライドルにおいて、前記ロール列を金属帯板が
パスする間に、パスする順序で隣接し且つ駆動するそれ
ぞれのロールの外径を、前記隣接し且つ駆動するそれぞ
れのロール周りの金属帯板に作用する張力の大きさに比
例した関係としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】金属帯板はロール上に巻き付いた位置で張力に
よって延伸するので、ロール表面と金属帯板面との間に
相対的な滑りを生じ、これによって金属帯板表面には滑
り疵が生じ、延伸後の金属帯板表面の外観を害する。ま
た、スリップによりロール表面の摩耗が進行し、ロール
寿命にも悪影響を及ぼす。また、スリップに起因すると
考えられる金属帯板の振動により伸長作用に変動を生じ
やすい。
よって延伸するので、ロール表面と金属帯板面との間に
相対的な滑りを生じ、これによって金属帯板表面には滑
り疵が生じ、延伸後の金属帯板表面の外観を害する。ま
た、スリップによりロール表面の摩耗が進行し、ロール
寿命にも悪影響を及ぼす。また、スリップに起因すると
考えられる金属帯板の振動により伸長作用に変動を生じ
やすい。
【0009】この関係は、特公昭46−8577号公報
に記載のようなトルク制御装置を有する場合でも径の等
しいロールを等回転数で駆動すれば成立するので、トル
ク制御装置をその駆動軸に有する場合でも、張力が大き
く作用する方のロール径を張力がそれより低いロールに
対してロール径を大きくすることによって、前記滑り疵
を防止することができる。
に記載のようなトルク制御装置を有する場合でも径の等
しいロールを等回転数で駆動すれば成立するので、トル
ク制御装置をその駆動軸に有する場合でも、張力が大き
く作用する方のロール径を張力がそれより低いロールに
対してロール径を大きくすることによって、前記滑り疵
を防止することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の中間ブライドルを備えたライ
ンの概略図である。同図において、金属帯板Sのライン
には中間ブライドル1が組み込まれ、その上流側にはス
キンパスミル2及び下流側にはテンションレベラ3を配
置している。また、ラインの上流には入側ブライドル4
を配置し、下流には出側ブライドル5を設け、これらに
よってスキンパスミル2及びテンションレベラ3をパス
して行く金属帯板Sに張力を与える。
ンの概略図である。同図において、金属帯板Sのライン
には中間ブライドル1が組み込まれ、その上流側にはス
キンパスミル2及び下流側にはテンションレベラ3を配
置している。また、ラインの上流には入側ブライドル4
を配置し、下流には出側ブライドル5を設け、これらに
よってスキンパスミル2及びテンションレベラ3をパス
して行く金属帯板Sに張力を与える。
【0011】中間ブライドル1は、パスラインの上流か
ら下流にNo.1,No.2及びNo.3ロール1a,
1b,1cを配列した3本ロール式である。これらのロ
ール1a〜1cのそれぞれの外径には適切な差を持たせ
て、通板時に金属帯板Sの表面に疵が発生しないように
する。これらの外径の差の大きさは金属帯板Sの機械的
性質や通板条件によって異なるが、次の条件の場合につ
いて説明する。
ら下流にNo.1,No.2及びNo.3ロール1a,
1b,1cを配列した3本ロール式である。これらのロ
ール1a〜1cのそれぞれの外径には適切な差を持たせ
て、通板時に金属帯板Sの表面に疵が発生しないように
する。これらの外径の差の大きさは金属帯板Sの機械的
性質や通板条件によって異なるが、次の条件の場合につ
いて説明する。
【0012】まず、 金属帯板S:冷延後の亜鉛メッキ鋼板 金属帯板Sの板厚:0.772mm 金属帯板Sの板幅:1600mm 金属帯板Sの降伏応力:35kg/mm2 金属帯板Sの移動速度:100m/min を金属帯板Sの機械的性質及び通板条件とする。また、
スキンパスミル2のみ通板するときに発生する張力は、
中間ブライドル1の入側では14.7ton及び出側で
は7.8tonとする。また、この条件に代えてテンシ
ョンレベラ3のみ通板するときに発生する張力は、入側
では4.3ton及び出側では11.4tonとする。
スキンパスミル2のみ通板するときに発生する張力は、
中間ブライドル1の入側では14.7ton及び出側で
は7.8tonとする。また、この条件に代えてテンシ
ョンレベラ3のみ通板するときに発生する張力は、入側
では4.3ton及び出側では11.4tonとする。
【0013】この条件に対し、中間ブライドル1の各ロ
ール1a〜1cの外径は、No.1ロール1a=129
9.918mm,No.2ロール1b=1300.00
0mm及びNo.3ロール1c=1299.908mm
である。そして、これらのロール1a〜1cのうち、N
o.1ロール1a及びNo.3ロール1cの駆動系には
それぞれトルク制御装置を設けるものとする。これらの
トルク制御装置は一つの実施例としてパウダクラッチを
利用したもので、金属帯板Sの通板条件によって作動又
は非作動に設定され、表1にその作動パターンを示す。
ール1a〜1cの外径は、No.1ロール1a=129
9.918mm,No.2ロール1b=1300.00
0mm及びNo.3ロール1c=1299.908mm
である。そして、これらのロール1a〜1cのうち、N
o.1ロール1a及びNo.3ロール1cの駆動系には
それぞれトルク制御装置を設けるものとする。これらの
トルク制御装置は一つの実施例としてパウダクラッチを
利用したもので、金属帯板Sの通板条件によって作動又
は非作動に設定され、表1にその作動パターンを示す。
【0014】
【表1】
【0015】なお、表1において、 ○:励磁電流=*〜2.9A トルク =*〜520kg・m ×:励磁電流: case 1;0.14〜0.19A(トルク 20〜
26kg・m) case 2;0A(トルク ほぼ0kg・m) case 3;加減速時0.14〜0.19A,一定速
度時 0A *:トルク制御を実施する場合は、任意の値 である。また、SPM及びTLはそれぞれスキンパスミ
ル2及びテンションレベラ3を示している。
26kg・m) case 2;0A(トルク ほぼ0kg・m) case 3;加減速時0.14〜0.19A,一定速
度時 0A *:トルク制御を実施する場合は、任意の値 である。また、SPM及びTLはそれぞれスキンパスミ
ル2及びテンションレベラ3を示している。
【0016】この表1を参照すると、スキンパスミル2
のみに通板してテンションレベラ3には空パスさせると
きには、No.1ロール1aのトルク制御装置はオフ
(必要に応じ加速時はNo.1ロール1a自体を回転駆
動するに必要なトルクを伝達し、定常速度(一定速度)
時にはトルクをほぼ零にするようにすることもできる)
とし、No.3ロール1cのトルク制御装置はオン(所
定の張力を確保するのに必要なトルクを伝達する)す
る。
のみに通板してテンションレベラ3には空パスさせると
きには、No.1ロール1aのトルク制御装置はオフ
(必要に応じ加速時はNo.1ロール1a自体を回転駆
動するに必要なトルクを伝達し、定常速度(一定速度)
時にはトルクをほぼ零にするようにすることもできる)
とし、No.3ロール1cのトルク制御装置はオン(所
定の張力を確保するのに必要なトルクを伝達する)す
る。
【0017】そして、ロール径の大きさはNo.2ロー
ル1b>No.3ロール1cとなるように構成する。こ
のことにより、トルクを伝達するロールの外径差の配置
は、張力の大きいNo.2ロール1b側がロール径大、
張力の小さいNo.3ロール1c側がロール径小とな
り、このようにして張力に応じた外径差をこれらのロー
ルの間に設けることにより、No.2ロール1b及びN
o.3ロール1cと金属帯板Sとの間でのスリップの発
生が抑えられる。すなわち、No.2ロール1b側での
金属帯板Sの伸びが大きくなるパスとなるが、No.2
ロール1bの外径を大きくしているので、伸びに追従し
た接触面の周速とすることができ、金属帯板Sが先行し
てNo.2ロール1bが遅れることによる疵の発生が無
くなる。
ル1b>No.3ロール1cとなるように構成する。こ
のことにより、トルクを伝達するロールの外径差の配置
は、張力の大きいNo.2ロール1b側がロール径大、
張力の小さいNo.3ロール1c側がロール径小とな
り、このようにして張力に応じた外径差をこれらのロー
ルの間に設けることにより、No.2ロール1b及びN
o.3ロール1cと金属帯板Sとの間でのスリップの発
生が抑えられる。すなわち、No.2ロール1b側での
金属帯板Sの伸びが大きくなるパスとなるが、No.2
ロール1bの外径を大きくしているので、伸びに追従し
た接触面の周速とすることができ、金属帯板Sが先行し
てNo.2ロール1bが遅れることによる疵の発生が無
くなる。
【0018】また、テンションレベラ3のみに通板する
ときには、スキンパスミル2のみに通板する場合とは異
なって、テンションレベラ3による圧延(矯正)を容易
とするために、テンションレベラ3入口側のテンション
を大きくする必要があり、逆にスキンパスミル2は圧延
はしないので、スキンパスミル2側の張力は低くてよい
ので、張力の勾配が逆転する。
ときには、スキンパスミル2のみに通板する場合とは異
なって、テンションレベラ3による圧延(矯正)を容易
とするために、テンションレベラ3入口側のテンション
を大きくする必要があり、逆にスキンパスミル2は圧延
はしないので、スキンパスミル2側の張力は低くてよい
ので、張力の勾配が逆転する。
【0019】このため、No.3ロール1cのトルク制
御装置はオフとし、No.1ロール1aのトルク制御装
置はオンさせる。これにより、張力の大小はNo.2ロ
ール1b>No.1ロール1aとなるので、張力に応じ
た外径差をNo.2ロール1bとNo.1ロール1aの
間に設けることにより、No.1ロール1a及びNo.
2ロール1bと金属帯板Sとの間の滑りが防止される。
御装置はオフとし、No.1ロール1aのトルク制御装
置はオンさせる。これにより、張力の大小はNo.2ロ
ール1b>No.1ロール1aとなるので、張力に応じ
た外径差をNo.2ロール1bとNo.1ロール1aの
間に設けることにより、No.1ロール1a及びNo.
2ロール1bと金属帯板Sとの間の滑りが防止される。
【0020】更に、各ロール1a〜1bの外径の関係を
前記のものに代えて、No.1ロール1a>No.2ロ
ール1b<No.3ロール1cとすることもできる。そ
して、同様にNo.1ロール1a及びNo.3ロール1
cの駆動系にはそれぞれトルク制御装置を設けるものと
し、金属帯板Sの通板条件による作動又は非作動のパタ
ーンを表2に示す。
前記のものに代えて、No.1ロール1a>No.2ロ
ール1b<No.3ロール1cとすることもできる。そ
して、同様にNo.1ロール1a及びNo.3ロール1
cの駆動系にはそれぞれトルク制御装置を設けるものと
し、金属帯板Sの通板条件による作動又は非作動のパタ
ーンを表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】スキンパスミル2のみに通板する場合は、
No.3ロール1cのトルク制御装置はオフとし、N
o.1ロール1aのトルク制御装置はオンとする。これ
によって、張力の大きさはNo.1ロール1a>No.
2ロール1bとなるが、No.1ロール1aの外径はN
o.2ロール1bよりも大きいので、No.1ロール1
a及びNo.2ロール1bと金属帯板Sとの間のスリッ
プが防止される。
No.3ロール1cのトルク制御装置はオフとし、N
o.1ロール1aのトルク制御装置はオンとする。これ
によって、張力の大きさはNo.1ロール1a>No.
2ロール1bとなるが、No.1ロール1aの外径はN
o.2ロール1bよりも大きいので、No.1ロール1
a及びNo.2ロール1bと金属帯板Sとの間のスリッ
プが防止される。
【0023】テンションレベラ3のみに通板するとき
は、張力の勾配が前記スキンパスミル2のみの通板の場
合とは逆転する。このため、No.1ロール1aのトル
ク制御装置はオフとし、No.3ロール1cのトルク制
御装置はオンにすることにより、張力の大小をNo.3
ロール1c>No.2ロール1bに設定する。そして、
ロール外径の関係はNo.3ロール1c>No.2ロー
ル1bとなるので、張力に応じた径差をNo.3ロール
1cとNo.2ロール1bの間に持つことになり、N
o.2ロール1b及びNo.3ロール1cと金属帯板S
との間のスリップが防止される。
は、張力の勾配が前記スキンパスミル2のみの通板の場
合とは逆転する。このため、No.1ロール1aのトル
ク制御装置はオフとし、No.3ロール1cのトルク制
御装置はオンにすることにより、張力の大小をNo.3
ロール1c>No.2ロール1bに設定する。そして、
ロール外径の関係はNo.3ロール1c>No.2ロー
ル1bとなるので、張力に応じた径差をNo.3ロール
1cとNo.2ロール1bの間に持つことになり、N
o.2ロール1b及びNo.3ロール1cと金属帯板S
との間のスリップが防止される。
【0024】以上の例では3本のロール列について説明
したが、これ以上の本数であってもよく。図2にその例
を示す。
したが、これ以上の本数であってもよく。図2にその例
を示す。
【0025】図2の(a)はNo.1ロール1a〜N
o.5ロール1eの5本を配置した例であり、それぞれ
のロールの外径の寸法関係は例えば次の2通りに設定で
きる。 (1) No.1<No.2<No.3>No.4>No.5 (2) No.1>No.2>No.3<No.4<No.5 なお、この場合ではNo.3ロール1cにはトルク制御
装置は不要であり、その他のロールにはこれを組み込ん
でトルクを制御する。
o.5ロール1eの5本を配置した例であり、それぞれ
のロールの外径の寸法関係は例えば次の2通りに設定で
きる。 (1) No.1<No.2<No.3>No.4>No.5 (2) No.1>No.2>No.3<No.4<No.5 なお、この場合ではNo.3ロール1cにはトルク制御
装置は不要であり、その他のロールにはこれを組み込ん
でトルクを制御する。
【0026】図2図の(b)はNo.1ロール1a〜N
o.4ロール1dの4本を配置した例であり、それぞれ
のロールの外径の寸法関係は次の4通りに設定できる。
(1) No.1<No.2<No.3>No.4 (2) No.1>No.2>No.3<No.4 (3) No.1<No.2>No.3>No.4 (4) No.1>No.2<No.3<No.4 なお、この配列の場合では、寸法関係(1)及び(2)
のときにはNo.3ロール1cにはトルク制御装置は不
要であり、これ以外のものに組み込む。また、寸法関係
(3)及び(4)のときには、No.2ロール1bのみ
にトルク制御装置を備える必要がなく、他のものには全
てトルク制御装置を組み込む。
o.4ロール1dの4本を配置した例であり、それぞれ
のロールの外径の寸法関係は次の4通りに設定できる。
(1) No.1<No.2<No.3>No.4 (2) No.1>No.2>No.3<No.4 (3) No.1<No.2>No.3>No.4 (4) No.1>No.2<No.3<No.4 なお、この配列の場合では、寸法関係(1)及び(2)
のときにはNo.3ロール1cにはトルク制御装置は不
要であり、これ以外のものに組み込む。また、寸法関係
(3)及び(4)のときには、No.2ロール1bのみ
にトルク制御装置を備える必要がなく、他のものには全
てトルク制御装置を組み込む。
【0027】更に、図2の(c)はNo.1ロール1a
〜No.7ロール1gの7本を備えた例であり、それぞ
れのロールの外径の寸法関係は例えば次の2通りに設定
できる。 (1) No.1<No.2<No.3<No.4>No.5>No.6>No .7 (2) No.1>No.2>No.3>No.4<No.5<No.6<No .7 なお、この配列の場合にはNo.4ロール1dのみがト
ルク制御装置を備えず、その他のロールには全てこれを
設けるものとする。
〜No.7ロール1gの7本を備えた例であり、それぞ
れのロールの外径の寸法関係は例えば次の2通りに設定
できる。 (1) No.1<No.2<No.3<No.4>No.5>No.6>No .7 (2) No.1>No.2>No.3>No.4<No.5<No.6<No .7 なお、この配列の場合にはNo.4ロール1dのみがト
ルク制御装置を備えず、その他のロールには全てこれを
設けるものとする。
【0028】図3は図1に示した設備の駆動装置を示す
図である。同図において、6は主駆動モータ、7は入側
ブライドル4における金属帯板Sの伸率を制御するため
の入側伸率制御モータ、8は出側ブライドル5における
金属帯板Sの伸率を制御するための出側伸率制御モー
タ、9は入側差動遊星減速機、10は出側差動遊星減速
機、11は入側ベベル減速機、12は中間ベベル減速
機、13は出側ベベル減速機、14は入側分配減速機、
15は中間分配減速機、16は出側分配減速機、17は
中間ブライドル1のNo.1ロール1a及びNo.3ロ
ール1cのトルク制御装置である。
図である。同図において、6は主駆動モータ、7は入側
ブライドル4における金属帯板Sの伸率を制御するため
の入側伸率制御モータ、8は出側ブライドル5における
金属帯板Sの伸率を制御するための出側伸率制御モー
タ、9は入側差動遊星減速機、10は出側差動遊星減速
機、11は入側ベベル減速機、12は中間ベベル減速
機、13は出側ベベル減速機、14は入側分配減速機、
15は中間分配減速機、16は出側分配減速機、17は
中間ブライドル1のNo.1ロール1a及びNo.3ロ
ール1cのトルク制御装置である。
【0029】なお、トルク制御装置17として、トルク
値は可変ではないが、トルクを伝達するか若しくは全く
しないオン・オフ切換えのみのクラッチを用いることも
できる。
値は可変ではないが、トルクを伝達するか若しくは全く
しないオン・オフ切換えのみのクラッチを用いることも
できる。
【0030】トルク制御装置17のオン・オフ制御の方
法としては、中間ブライドル1の入出側に図示しないテ
ンションメータロールを設け、そのテンション値を計測
することにより、そのテンションの大小に応じて実施す
ることができる。また、図3にある入側伸率制御モータ
7の電流値は、入側ブライドル4の出側テンションと比
例関係になり、また、出側伸率制御モータ8の電流値
は、出側ブライドル5の入側テンションと比例関係にあ
るという関係を利用して、その電流値の大小に応じてト
ルク制御装置17のオン・オフ制御を行うこともでき
る。
法としては、中間ブライドル1の入出側に図示しないテ
ンションメータロールを設け、そのテンション値を計測
することにより、そのテンションの大小に応じて実施す
ることができる。また、図3にある入側伸率制御モータ
7の電流値は、入側ブライドル4の出側テンションと比
例関係になり、また、出側伸率制御モータ8の電流値
は、出側ブライドル5の入側テンションと比例関係にあ
るという関係を利用して、その電流値の大小に応じてト
ルク制御装置17のオン・オフ制御を行うこともでき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【0032】(1)種々の通板形態のいかなる場合にお
いても、ロール表面と金属帯板面との間の相対的な滑り
を完全に若しくは実害とならない範囲までに抑止できる
ので、高品質の処理が可能である。
いても、ロール表面と金属帯板面との間の相対的な滑り
を完全に若しくは実害とならない範囲までに抑止できる
ので、高品質の処理が可能である。
【0033】(2)ロール表面と金属帯板面との間の相
対的な滑りがなくなり、若しくは減少するので、ロール
の寿命が延びる。
対的な滑りがなくなり、若しくは減少するので、ロール
の寿命が延びる。
【0034】(3)種々の通板形態のいかなる場合にお
いても、ロール表面と帯板面との間の相対的な滑りを完
全に若しくは実害とならない範囲までに抑止できるの
で、スティックスリップに起因すると考えられる帯板の
振動等が発生せず、テンション変動のない優れた伸長作
用を行い得る。
いても、ロール表面と帯板面との間の相対的な滑りを完
全に若しくは実害とならない範囲までに抑止できるの
で、スティックスリップに起因すると考えられる帯板の
振動等が発生せず、テンション変動のない優れた伸長作
用を行い得る。
【0035】(4)板厚変動時の設定張力の調整が容易
になる。
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間ブライドルを備えたラインの概略
図である。
図である。
【図2】中間ブライドルのロールの配列の他の例を示す
概略図である。
概略図である。
【図3】図1の設備の駆動装置を示す図である。
1 中間ブライドル 1a〜1g No.1〜No.7ロール 2 スキンパスミル 3 テンションレベラ 4 入側ブライドル 5 出側ブライドル 6 主駆動モーター 7 入側伸率制御モーター 8 出側伸率制御モーター 9 入側差動遊星減速機 10 出側差動遊星減速機■ 11 入側ベベル減速機 12 中間ベベル減速機 13 出側ベベル減速機 14 入側分配減速機 15 中間分配減速機 16 出側分配減速機 17 トルク制御装置 S 金属帯板
Claims (1)
- 【請求項1】金属帯板のパスラインの上流側及び下流側
にそれぞれ入側ブライドル及び出側ブライドルをそれぞ
れ設け、これらのブライドルの間に配置され少なくとも
3本以上のロール列を組んだ中間ブライドルにおいて、
前記ロール列を金属帯板がパスする間に、パスする順序
で隣接し且つ駆動するそれぞれのロールの外径を、前記
隣接し且つ駆動するそれぞれのロール周りの金属帯板に
作用する張力の大きさに比例した関係としたことを特徴
とする中間ブライドル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP925191A JPH0716695B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 中間ブライドル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP925191A JPH0716695B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 中間ブライドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04251608A JPH04251608A (ja) | 1992-09-08 |
| JPH0716695B2 true JPH0716695B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=11715195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP925191A Expired - Lifetime JPH0716695B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 中間ブライドル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716695B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10121981C1 (de) * | 2001-05-05 | 2002-12-12 | Bwg Bergwerk Walzwerk | Bandbehandlungsanlage zum Richten eines Metallbandes |
| DE10218959B4 (de) * | 2002-04-27 | 2011-07-28 | SMS Siemag Aktiengesellschaft, 40237 | Vorrichtung zum Einstellen des maximal übertragbaren Zugkraftverhältnisses eines Bandes im Reibschluß mit einem S-Umlenkrollenpaar |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP925191A patent/JPH0716695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04251608A (ja) | 1992-09-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950810 |