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JPH07110200B2 - 風味良好なコ−ヒ−焙煎豆及びコ−ヒ−挽き豆の製造方法 - Google Patents

風味良好なコ−ヒ−焙煎豆及びコ−ヒ−挽き豆の製造方法

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Publication number
JPH07110200B2
JPH07110200B2 JP3245985A JP24598591A JPH07110200B2 JP H07110200 B2 JPH07110200 B2 JP H07110200B2 JP 3245985 A JP3245985 A JP 3245985A JP 24598591 A JP24598591 A JP 24598591A JP H07110200 B2 JPH07110200 B2 JP H07110200B2
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JP
Japan
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beans
roasted
coffee
coffee beans
minutes
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3245985A
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English (en)
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JPH0576284A (ja
Inventor
治雄 日比
浩利 山梨
Original Assignee
名古屋製酪株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 名古屋製酪株式会社 filed Critical 名古屋製酪株式会社
Priority to JP3245985A priority Critical patent/JPH07110200B2/ja
Priority to CA002065213A priority patent/CA2065213C/en
Priority to ES92106088T priority patent/ES2097234T3/es
Priority to DE69208307T priority patent/DE69208307T2/de
Priority to EP92106088A priority patent/EP0534051B1/en
Priority to KR1019920017463A priority patent/KR950012963B1/ko
Publication of JPH0576284A publication Critical patent/JPH0576284A/ja
Priority to US08/126,808 priority patent/US5368875A/en
Publication of JPH07110200B2 publication Critical patent/JPH07110200B2/ja
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    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/10Treating roasted coffee; Preparations produced thereby
    • A23F5/105Treating in vacuum or with inert or noble gases; Storing in gaseous atmosphere; Packaging
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    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/04Methods of roasting coffee
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/08Methods of grinding coffee

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、味及び香りの優れたコ
−ヒ−焙煎豆及び挽き豆の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、コ−ヒ−焙煎豆又はコ−ヒ−挽き
豆は、以下のa.〜f.の各工程を経て製造されてい
る。 a.焙煎 コーヒー豆を、熱風式ドラム焙煎機で熱風温度400〜
500℃にて10分程度焙煎し、コーヒー煎り豆にす
る。焙煎終了時のコ−ヒ−煎り豆の温度は、200℃程
度となる。 b.冷却 焙煎後のコ−ヒ−煎り豆を約5分間の風冷により、常温
(20℃程度)に冷却する。 c.配合 複数種類のコ−ヒ−煎り豆を配合する。 d.グラインド コ−ヒ−挽き豆を得たい場合には、コーヒー煎り豆をグ
ラインダ−にて粉砕する。 e.ガス抜き コーヒー煎り豆を、気密性のあるサイロにて、12時間
から4日間保存し炭酸ガスを抜く。 f.包装 d.にて得たコーヒー挽き豆またはe.にてガス抜きさ
れたコーヒー煎り豆を、好ましくは気密性のある容器に
包装する。
【0003】これらの工程を経て製品とされ、出荷され
るコーヒー煎り豆、コーヒー挽き豆であるが、煎りたて
で挽きたての、いわゆる出来たてのコ−ヒ−の風味は、
保存時間と共に変化し、次第に独特のフレッシュさが失
われる。コ−ヒ−抽出液の風味(呈味と香味)は、焙煎
によって生ずる多くの化学成分によるものであって、風
味の変化は焙煎後のコ−ヒ−豆中の成分の散逸と化学変
化によるものである。即ち、揮発性成分は時間と共に失
われ、また保存中に多くの成分に酸化などの化学変化が
起こるためである。
【0004】このため販売用の容器では窒素ガス置換や
真空包装が行われ、流通期間の延長が図られているが、
それでも常温下の条件ではコ−ヒ−の香味の変化が進行
し、この変化が速い挽き豆の場合は数週間〜数ヵ月間で
かなりの劣化を来す。特に、開封後の挽き豆の劣化は速
やかであり、開封前の期間が長いほど著しい。これらの
変化を防ぐ方法としては低温で保管する事が有効である
が、それでも出来たての香味の維持には限度があり、例
えば5℃では25℃での劣化速度の1/3程度になるに
過ぎない。すなわち、これらの方法でも、出来たてのコ
−ヒ−の風味を長期間保存することは困難であった。
【0005】また、焙煎直後の余熱で香味成分が散逸し
たり、余熱による二次焙煎が進行し焙煎むらが生じると
いった問題や、煎り豆の粉砕過程での発熱により香味成
分が散逸するといった問題があった。従来技術のうち、
コーヒー豆を−17℃以下に冷却するものとしては、焙
煎後のコ−ヒ−豆を粉砕する際に、液体窒素などの不活
性ガスを用いてコーヒー豆を凍結させ、香味物質の変化
や散逸を防ぐものが主流を成している。例えば特開昭4
7−20371では、液体窒素の噴射を行って、−25
〜−85℃でコ−ヒ−豆の凍結粉砕を行うことが示され
ている。
【0006】また次に示す例はインスタントコ−ヒ−ま
たはコ−ヒ−飲料の製造法であって、本発明とは目的と
製品内容を異にするが、特開昭52−117471では
液体窒素によって−79〜−196℃で凍結した豆を微
粉砕したものを、特公昭60−25100では多価アル
コ−ルなどを加えた豆を常法によって凍結微粉砕したも
のを、また特公昭61−32944では液体窒素で凍結
した豆を45ミクロン以下に微粉砕したものを、それぞ
れ常法で得られるインスタントコ−ヒ−に加えることが
示されている。即ちいずれの場合も数十ミクロン程度の
微粒子にすることが技術の骨子になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の先行技術は香味成分の保持の点では有効であるが、液
体窒素を使用するために装置が複雑となり、コスト高に
なると共に、通常のレギュラ−コ−ヒ−の製造法として
は不適である。
【0008】以上のことを背景として、本発明が目的と
するのは、複雑な装置や液体窒素などの特殊な冷却剤を
必要とせず、製造コストが安く、しかも焙煎直後の余熱
の影響を受けず、焙煎後の香味劣化が少ない煎り豆及び
挽き豆の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者等は鋭
意研究の結果、焙煎直後のコーヒー煎り豆を短時間内に
急速冷却すると香味の劣化が大きく遅延すること、およ
びこの急速冷却されたコーヒー煎り豆を20℃以下の温
度条件で粉砕すれば、凍結粉砕などによらなくても、香
味の劣化が遅く、従来の製法に大幅に優るコーヒー挽き
豆が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
【0010】即ち、本発明の要旨は次に記すところにあ
る。請求項1記載のコーヒー焙煎豆の製造方法は、コー
ヒー豆を焙煎後、3.5分間以内に−17℃〜−35°
Cに急速に冷却し、ガス抜きせずに気密性を有する容器
に包装することを特徴とする。請求項2記載のコーヒー
挽き豆の製造方法は、コーヒー豆を焙煎後、3.5分間
以内に−17℃〜−35°Cに急速に冷却した後、+2
0℃以下の環境下で粉砕し、ガス抜きせずに気密性を有
する容器に包装することを特徴とする。請求項3記載の
コーヒー焙煎豆の製造方法は、コーヒー豆を焙煎後、ブ
ラストフリーザー、スパイラルフリーザー、トンネルフ
リーザーから選択された少なくとも1つの冷却手段を用
いて、直ちに冷却した空気にて、3.5分間以内に−1
7℃〜−35°Cに急速に冷却し、ガス抜きせずに気密
性を有する容器に包装することを特徴とする。請求項4
記載のコーヒー挽き豆の製造方法は、コーヒー豆を焙煎
後、ブラストフリーザー、スパイラルフリーザー、トン
ネルフリーザーから選択された少なくとも1つの冷却手
段を用いて、直ちに冷却した空気にて、3.5分間以内
に−17℃〜−35°Cに急速に冷却した後、+20℃
以下の環境下で粉砕し、ガス抜きせずに気密性を有する
容器に包装することを特徴とする。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
原料となるコーヒー豆の品種は特に限定されず、いずれ
の品種にても実施できる。コーヒー豆は常法にて焙煎さ
れる。例えば、熱風式ドラム焙煎機で熱風温度400℃
〜500℃、10分間程度行う。
【0012】焙煎直後のコーヒー煎り豆の温度は約20
0℃程度である。これを直ちに冷凍装置に導き、3.5
分間以内に−17℃以下に急速冷却する。冷凍装置は、
例えばブラストフリーザ、トンネルフリーザ、スパイラ
ルフリーザなどが使用できる。
【0013】ここで3.5分間以内で−17℃以下の急
速冷却が優れた効果を生ずるのは、この条件付近が遷移
領域となり、コーヒー豆の香味成分の保持量に急激な変
化が生ずることが原因であると推定される。また、急速
冷却により焙煎後の余熱による二次焙煎の進行が防止さ
れるので、焙煎むらが生じにくくなる。
【0014】急速冷却の効果は3.5分を越えると直ち
に無くなるわけではないが、時間が長引くと風冷の場合
との香味上の差が減少してくるので3.5分以内にしな
ければならない。急速冷却の到達温度は例えば−10℃
では香味保持の点で不十分であるが、しかし−25℃以
下にしても香味の保持の点では効果に大差が無く、経済
的でなくなる傾向にある。
【0015】煎り豆で出荷する場合は、この後小分け包
装する。包装は、従来の製法による煎り豆の包装と同様
になされればよい。挽き豆を製造する場合は、上記にて
得た煎り豆を、品温を20℃以下に保ちながらグライン
ドする。
【0016】グラインドは品温を20℃以下に保てる粉
砕機でなされればよい。例えば、冷風を導いて品温を2
0℃以下に保てるように追加設備を施した日本グラニュ
−レ−タ−社製架砕式グラインダ−、プロバット社製水
冷式ロ−ルグラインダ−などの粉砕機が使用できる。
【0017】ここで品温を20℃以下に保つのは、上記
にて得た煎り豆であれば、20℃以下の温度でグライン
ドすれば香味の劣化を防止できるからである。挽き豆の
製造時の温度は低温のほうが適するが、20℃以下であ
れば実質的には香味の差が殆どない。
【0018】グラインドされた挽き豆を出荷用に小分け
包装する。包装は、従来の製法によるものと同様になさ
れればよい。かくして得られた煎り豆あるいは挽き豆
は、−20℃程度の低温に保管することが好ましい。−
10℃〜常温での保管には、ガスによる膨脹を避ける事
の出来る容器を使用することが好ましい。特に、挽き豆
の場合はガス抜きをしていないので、このような容器を
用いることが望ましい。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明につき詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる
態様で実施しうる。 (実験例1)コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製
ロ−スタ−によって日本電色社製の色差計ND1001
DPによる色調のL値が23になるまで焙煎し、約2
00℃の豆を、 比較例1:風冷4分(この時豆の品温は26℃にな
る。)、 比較例2:風冷4分後テスト用ブラストフリ−ザ−で、
1.5分間に−21℃に冷却、 実施例1:煎り豆を直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−
で1.8分間に−21℃に冷却した。
【0020】比較例1、2および実施例1で得た煎り豆
それぞれを、約18℃に保ったラッキ−コ−ヒ−マシン
社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−BM−650で粉砕
し、PET/PE/Al/PEの複合フィルムの容器に
分注しサンプルとした。各サンプルを、37℃、25
℃、5℃、−20℃の恒温機内に保存し、経時的に官能
試験を行った。
【0021】方法:比較例1、2および実施例1の挽き
豆を、熱湯100mlあたり8gの割合でカリタ式ペ−
パ−ドリッパ−にて抽出したコ−ヒ−を用い、16人の
パネラ−により得られた結果をF検定、最小有意差検定
により有意差を求めた。評価方法として各パネラ−に3
種の挽き豆より抽出したコ−ヒ−を、 +2:焙煎したての風味が維持されている。
【0022】+1:良好 0:僅かに劣化が感じられる。 −1:劣化している。 −2:甚だしく劣化している。 の採点基準により採点した。結果を表1、表2に示す。
表中a)、b)、c)はそれぞれ、比較例1、2および
実施例1の挽き豆を表す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】表1および表2に示す結果から、実施例1
の挽き豆は比較例1および2の挽き豆と比較して、いず
れの経過日数の場合も優れた評価を得ており、香味の保
持が良好であることを示している。 (実験例2)コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製
ロ−スタ−によって日本電色社製の色差計ND1001
DPによる色調のL値が23になるまで焙煎し、約2
00℃の豆を、 比較例3:風冷4分(この時、豆の品温は25℃にな
る。)、 実施例2:煎り豆を直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−
で1.8分間に−21℃に冷却した。
【0026】それぞれを約18℃に保ったラッキ−コ−
ヒ−マシン社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−BM−65
0で粉砕し、PET/PE/Al/PEの複合フィルム
の容器に分注し、10mmHg減圧下にてシ−ルドパッ
クし、各サンプルを、37℃、25℃、5℃、−20℃
の恒温機内に保存した。 炭酸ガス量の測定 新鮮なコ−ヒ−は、香りが高く、ドリップ時、コ−ヒ−
の粉末に熱湯を注ぐと、コーヒー粉末全体が大きく膨脹
し、山のような盛り上がりを見せる。一方、古いコ−ヒ
−の場合は、ドリップ時の膨らみはなく、香気も少な
い。
【0027】このドリップ時の膨らみはコ−ヒ−挽き豆
に含まれる炭酸ガスに起因すると推定される。また、炭
酸ガスはコーヒー挽き豆が古くなるに伴って散逸し、香
気の一部は炭酸ガスと共に散逸すると推定される。この
ことから、コーヒー挽き豆の炭酸ガス保持量が、香味劣
化の度合を示す指標となり得ることが推定される。
【0028】そこでコーヒー挽き豆の炭酸ガス保持量を
測定した。 炭酸ガス保持量は次の通り定義する。 (炭酸ガス保持量)=(トータルガス量)−(ガス散逸
量) トータルガス量: コーヒー挽き豆10gを10mmH
g減圧下にてシ−ルドパックし、37℃、30日経過時
の袋の体積。
【0029】今回の実験では20〜25日程度で平衡に
達することが解ったので、30日経過時の体積をトータ
ルガス量とした。 ガス散逸量:コ−ヒ−挽き豆10gを10mmHg減圧
下にてシ−ルドパックし、任意の環境下、任意の時間保
管したときの袋の体積。
【0030】ガス量の測定は、量に応じて10〜30m
lのシリンジを用いて水面下に被検体を沈め体積を測定
することでなされた。 官能試験 によって測定し、炭酸ガス保持量の解ったサンプルに
て官能試験を行った。評価方法は各挽き豆より抽出した
コ−ヒ−を実験例1と同様の方法でパネラ−16人が採
点し、平均を評価点とした。
【0031】官能試験の結果、実施例2から抽出したコ
ーヒーは実験例3のものよりも、香味の保持において優
れていることが確認された。また、官能試験を行った6
4例について、官能試験の評価点と炭酸ガス保持量との
相関関係を求めたところ、曲線 y=1.02・ln
(x+1)−1.70(xは炭酸ガス保持量、yはパネ
ラ−16人における官能試験の評価点)における相関係
数は0.972と、両者の間に極めて密接な関連がある
ことが解った。
【0032】この結果から、コーヒー挽き豆の炭酸ガス
保持量が香味劣化の指標となり得ることが確認された。
但し、炭酸ガス発生量は焙煎度合にも大きく関係してお
り、深く焙煎するほど炭酸ガスは多く発生する。今回、
相関関係のあった母集団は同じ豆、同じ焙煎度合のサン
プルにより行った結果を基に解析したものである。 (実験例3) 実施例3 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で1.8分間に
−21℃に冷却後、約18℃に保ったラッキ−コ−ヒ−
マシン社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−BM−650で
粉砕し、試料を得た。 比較例4 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、5分間で27℃に風冷後、約18℃に保ったラッキ
−コ−ヒ−マシン社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−BM
−650で粉砕し、試料を得た。
【0033】実施例3、比較例4の試料をPET/PE
/Al/PEの複合フィルムの容器に分注し、10mm
Hg減圧下にてシ−ルドパックし、各サンプルを、37
℃、25℃、5℃の恒温機内に保存し、経時的に炭酸ガ
ス保持量を測定した。炭酸ガス保持量の測定は実験例
2、と同様になされた。結果を表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】表3に示すように、いずれの保存温度にお
いても実施例3の挽き豆は、比較例4のものよりも炭酸
ガス保持量は上回っており、また炭酸ガス保持量が0に
なるまでの期間も長い。この結果は、本発明の方法によ
るコーヒー挽き豆は香味の保持に優れていることを示し
ている。 (実験例4)キュ−バクリスタルマウンテン豆3Kg
を、富士珈機製ロ−スタ−によって日本電色社製の色差
計ND1001 DPによる色調のL値が23になるま
で焙煎し、約200℃の豆を、 比較例5:風冷4分(この時、豆の品温は27℃になっ
た。)、 実施例4:煎り豆を直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−
で1.8分間に−21℃に冷却した。
【0036】それぞれを約18℃に保ったラッキ−コ−
ヒ−マシン社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−BM−65
0で粉砕し、PET/PE/Al/PEの複合フィルム
の容器に分注し、各サンプルを37℃の恒温機内に保存
した。 滴定酸度 i)コ−ヒ−挽き豆5gを計量し、100mlビ−カ−
に取り、95℃蒸溜水100mlを注ぐ。 ii)スタ−ラ−により3分間撹拌。 iii)No.5A濾紙にてコ−ヒ−挽き豆を除く。 iv)濾液(コ−ヒ−抽出液)を氷水にて直ちに10℃に
冷却。 v)コ−ヒ−抽出液を100mlにメスアップ。 vi)コ−ヒ−抽出液(品温10℃)を京都電子社製電位
差自動滴定機 AT−300 Jにて0.1N NaO
Hで定量。pH7.00を終点とする。滴定酸度は以下
0.1N NaOHの消費量(ml)で表わす。 官能試験 キュ−バクリスタルマウンテン豆1.5Kgを、富士珈
機製ロ−スタ−によって日本電色社製の色差計ND10
01 DPによる色調のL値が23になるまで焙煎し、
約200℃の豆を4分間風冷したものを5時間以内にラ
ッキ−コ−ヒ−マシン社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−
BM−650で粉砕した。この試料を、熱湯100ml
あたり8gの割合で、カリタ式ペ−パ−ドリッパ−を用
いて抽出した。このコ−ヒ−を比較品として、比較例
5、実施例4の各試料より同様に抽出したコ−ヒ−を、
パネラー16人による経時的な官能試験を行った。
【0037】各パネラ−が比較例5および実施例4の挽
き豆より抽出したコ−ヒ−を +2:比較品と差がない。 +1:僅かに差がある。 0:差がある。
【0038】−1:差が大きい。 −2:非常に大きな差がある。 の採点基準により採点し、その平均値を官能試験の評価
点とした。、の試験を経時的に並行して行った。そ
の結果を表4に示す。
【0039】
【表4】
【0040】滴定酸度は、初期は経時日数とともに急激
に低下するが、その後一旦変化が無くなり、やがて上昇
する。官能試験の評価点は、滴定酸度が急激に低下して
いる間は高いが、滴定酸度に変化が無くなった時点で低
下する。
【0041】滴定酸度の変化がなくなった時点と官能試
験の結果より求めたシェルフライフがよく一致したの
で、滴定酸度の変化がなくなった時点を新鮮なコ−ヒ−
の仮のシェルフライフとし、回帰計算し、仮のシェルフ
ライフを求めた。仮のシェルフライフは表5に示す通り
である。
【0042】
【表5】
【0043】実施例4は比較例5よりも仮のシェルフラ
イフが長く、したがって、より新鮮さを保持しているこ
とを示している。また、滴定酸度については低下が止ま
った時点と、新鮮なコ−ヒ−のシェルフライフが良く一
致したので、これも以降の実施例についてにおいて参考
値として測定した。
【0044】実験例1〜4の結果から、焙煎後短時間内
に−20℃程度まで急速冷却したコーヒー煎り豆は、香
味の保持、風味の経時変化、シェルフライフ等におい
て、焙煎後風冷したものよりも優れることが理解でき
る。 (実験例5) 実施例5 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が25になるまで焙煎し、約190℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で2.5分間に
−32℃に冷却後、約18℃に保ったラッキ−コ−ヒ−
マシン社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−BM−650で
粉砕し、試料を得た。 比較例6 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が25になるまで焙煎し、約190℃の豆
を、5分間で27℃に風冷後、約18℃に保ったラッキ
−コ−ヒ−マシン社製ボンマックコ−ヒ−カッタ−BM
−650で粉砕し、試料を得た。
【0045】実施例5、比較例6の試料をPET/PE
/Al/PEの複合フィルムの容器に分注し、各サンプ
ルを、37℃、25℃の恒温機内に保存し、経時的に滴
定酸度を測定し、実験例3に基づき仮のシェルフライフ
を算出した。その結果を表6に示す。
【0046】
【表6】
【0047】実施例5は比較例6よりも仮のシェルフラ
イフが長く、長期間、新鮮さを保持していることを示し
ている。 (実験例6) 実施例6 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で2.0分間に
−22℃に冷却し、煎り豆を得た。 実施例7 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で2.8分間に
−29℃に冷却し、煎り豆を得た。 比較例7 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、4分間で27℃に風冷し、煎り豆を得た。 比較例8 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、4分間で27℃に風冷した後、テスト用ブラストフ
リ−ザ−で1.4分間に−20℃に冷却し、煎り豆を得
た。 比較例9 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で1.4分間に
0℃に冷却し、煎り豆を得た。 比較例10 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が23になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で1.6分間に
−11℃に冷却し、煎り豆を得た。
【0048】実施例6、7、比較例7〜10により製造
した煎り豆をラッキ−コ−ヒ−マシン社製ボンマックコ
−ヒ−カッタ−BM−650で粉砕し、PET/PE/
Al/PEの複合フィルムの容器に分注し、10mmH
g減圧下にてシ−ルドパックし、各サンプルを、37℃
の恒温機内に保存し、ト−タルガス量を測定した。各サ
ンプルにつき5回ずつ、実験例2、と同様に測定し
た。結果を表7に示す。
【0049】
【表7】
【0050】表7は、実施例のものが比較例のものより
もトータルガス量が多いことを示している。さらに、実
施例6、7、比較例7〜10により製造した煎り豆をP
ET/PE/Al/PEの複合フィルムの容器に分注
し、各サンプルを、5℃、25℃の恒温機内に保存し、
経時的に官能試験を行った。官能試験はパネラ−25人
により実験例1と同様に行い、結果をF検定、最小有意
差検定により有意差を求めた。結果を表8、表9に示
す。
【0051】
【表8】
【0052】
【表9】
【0053】表8および表9から、いずれの保存温度に
おいおても、実施例のものが比較例のものよりも香味の
保持に優れていることがわかる。また、表7に示すとこ
ろと併せて、トータルガス量が多い実施例のものが、香
味の保持においても優れていることがわかる。
【0054】尚、官能試験に用いたコ−ヒ−は、実施例
6、7、比較例7〜10の経時試料を、官能試験を行う
30分前以内にラッキ−コ−ヒ−マシン社製ボンマック
コ−ヒ−カッタ−BM−650で粉砕し、熱湯100m
lあたり8gの挽き豆をカリタ式ペ−パ−ドリッパ−で
抽出した。 (実験例7) 実施例8 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が24になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で2.0分間に
−22℃に冷却し、煎り豆を得た。 実施例9 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が24になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で2.8分間に
−21℃に冷却し、煎り豆を得た。 比較例11 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が24になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、4分間に26℃に風冷し、煎り豆を得た。 比較例12 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が24になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で4.2分間に
−21℃に冷却し、煎り豆を得た。 比較例13 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が24になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で5.3分間に
−20℃に冷却し、煎り豆を得た。 比較例14 コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製ロ−スタ−に
よって日本電色社製の色差計ND1001 DPによる
色調のL値が24になるまで焙煎し、約200℃の豆
を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−で6.2分間に
−21℃に冷却し、煎り豆を得た。
【0055】実施例8、9、比較例11〜14により製
造した煎り豆をPET/PE/Al/PEの複合フィル
ムの容器に分注し、各サンプルを、5℃、25℃の恒温
機内に保存し、経時的に官能試験を行った。官能試験は
パネラ−25人により実験例1と同様に行い、結果をF
検定、最小有意差検定により有意差を求めた。結果を表
10、表11に示す。
【0056】尚、官能試験に用いたコ−ヒ−は、実施例
3、4、比較例7〜10の経時試料を、官能試験を行う
30分前以内にラッキ−コ−ヒ−マシン社製ボンマック
コ−ヒ−カッタ−BM−650で粉砕し、熱湯100m
lあたり8gの挽き豆をカリタ式ペ−パ−ドリッパ−で
抽出した。
【0057】
【表10】
【0058】
【表11】
【0059】表10および表11から、実施例のものが
比較例のものよりも新鮮さの保持に優れていることがわ
かる。 (実験例8)実験例8は、煎り豆を冷却した際の到達温
度による差異を明らかにするものである。
【0060】コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製
ロ−スタ−によって日本電色社製の色差計ND1001
DPによる色調のL値が23になるまで焙煎し、約2
00℃の豆を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−によ
り2.5分間で到達温度を変えて冷却した。
【0061】実施例10:−26℃ 実施例11:−19℃ 比較例15:−15℃ 比較例16:−10℃ 比較例17:−4℃ 実施例10、11、比較例15〜17により製造した煎
り豆をラッキ−コ−ヒ−マシン社製ボンマックコ−ヒ−
カッタ−BM−650で粉砕し、PET/PE/Al/
PEの複合フィルムの容器に分注し、10mmHg減圧
下にてシ−ルドパックし、各サンプルを、37℃の恒温
機内に保存し、ト−タルガス量を実験例2、と同様に
測定した。結果を図1に示す。
【0062】図1から、本発明の範囲内のものは、比較
例のものとはトータルガス量に顕著な差があることがわ
かる。 (実験例9)実験例9は、煎り豆が所定の温度に冷却さ
れるまでの時間による差異を明らかにするものである。
【0063】コロンビアスプレモ豆3Kgを富士珈機製
ロ−スタ−によって日本電色社製の色差計ND1001
DPによる色調のL値が23になるまで焙煎し、約2
00℃の豆を、直ちにテスト用ブラストフリ−ザ−によ
り−20℃まで到達する時間を変え冷却した。
【0064】実施例12:2分 実施例13:3分 実施例14:3.5分 比較例18:4分 比較例19:5分 比較例20:6分 実施例12〜14、比較例18〜20により製造した煎
り豆をラッキ−コ−ヒ−マシン社製ボンマックコ−ヒ−
カッタ−BM−650で粉砕し、PET/PE/Al/
PEの複合フィルムの容器に分注し、10mmHg減圧
下にてシ−ルドパックし、各サンプルを、37℃の恒温
機内に保存し、ト−タルガス量を実験例2、と同様に
測定した。結果を図2に示す。
【0065】図2から、本発明の範囲内のものは、比較
例のものとはトータルガス量に顕著な差があることがわ
かる。本発明の効果を明らかにするために各実験例にお
ける実施例、比較例についての考察を以下に述べる。
【0066】表1〜7より、本発明に基づき調整したコ
−ヒ−挽き豆は、従来方法に基づき調整したコ−ヒ−挽
き豆に比べ、新鮮さを長く保持できる。表8〜11より
煎り豆での保存についても挽き豆の場合と同様である。
図1、図2より焙煎後の冷却における到達温度、到達時
間の違いによるトータルガス量の差異は、明らかに本発
明の範囲内の例が優る。
【0067】官能試験の結果からも、急速冷却の到達温
度が異なる実施例6、実施例7、比較例9、比較例10
を比較した場合、従来方法である比較例7と有意差のあ
るのは実施例6、実施例7であった。また、実施例8、
実施例9、比較例8、比較例13、比較例14は−20
℃に到達する時間が異なるが、従来方法である比較例1
1と有意差のあるのは本発明の範囲内の例であった。−
20℃に到達する時間は、4分ではやや有効であるが、
5分を越えると従来方法とほとんど差がなくなる。
【0068】上述の実験例の結果から、焙煎後短時間内
に−20℃程度まで急速冷却したコーヒー煎り豆は、焙
煎後風冷したものとは炭酸ガス保持量において顕著な差
異が認められ、しかも炭酸ガス保持量と相関的に、香味
の保持、風味の経時変化、シェルフライフ等において優
れることが理解できる。
【0069】そこで、さらにコーヒー豆を焙煎後の急速
冷却に要する時間、急速冷却にての到達温度をさまざま
に変えて、炭酸ガス保持量、香味の保持、風味の経時変
化、シェルフライフ等の比較実験を行った。その結果、
香味の保持、風味の経時変化、シェルフライフ等におい
て優れたコーヒー煎り豆を得るには、焙煎後3.5分間
以内に−17℃以下に冷却することが必要であることが
確認された。
【0070】また、焙煎後3.5分間以内に−17℃以
下に冷却されたコーヒー煎り豆を用いて、グラインド時
の温度を様々に変えて挽き豆を得て、その品質比較実験
も併せて行った。その結果グラインド時の品温を20℃
以下にすると、挽き豆の品質が良好であることが確認さ
れた。
【0071】更に、液体窒素にて煎り豆を凍結粉砕した
ものとの比較実験も行ったが、実質的には香味の差が殆
ど認められなかった。なお、熱湯とコーヒー豆の割合を
様々に変えてコーヒーを抽出し、本発明に基づき調製さ
れた豆から得られるコーヒーと従来の製法による豆から
得られるコーヒーの風味(呈味及び香味)を比較する官
能試験を行ったところ、本発明によるものは、熱湯10
0ml:コーヒー挽き豆6.5g〜7gにて、従来品を
熱湯100ml:コーヒー挽き豆8gの割合で抽出した
ものに相当する風味を得られることが判明した。この結
果からも本発明のものが香味の保持に優れていること、
そのため小量で従来品と同等の風味を得られることが理
解できる。
【0072】
【本発明の効果】以上詳述したように、本発明のコーヒ
ー煎り豆及び挽き豆の製造方法では、焙煎機から出た煎
り豆を3.5分間以内に−17℃〜−35°Cに急速に
冷却することが要件であり、本発明の方法で得られた煎
り豆は香味の劣化が大きく遅延する。しかも、急速冷却
するため余熱による二次焙煎の進行が防止され、焙煎む
らが生じにくくなる。
【0073】また、この煎り豆から挽き豆を得るについ
ては、粉砕を±20℃以下で行えば凍結粉砕などの工程
をとらなくても香味の劣化が遅く、従来の製造法に大幅
に優る製品が得られる。更に、−17℃〜−35°C
温度であればブラストフリーザー、スパイラルフリーザ
ー、トンネルフリーザーなどの簡単な冷却装置で実現可
能であり、複雑な装置や特殊な冷却剤を必要とせず、製
造コストが安くなる。
【0074】なお、本発明によって得られるコーヒー煎
り豆及び挽き豆は香味の保持において優れているので、
従来品よりも少ない使用量で従来品と同等の風味のコー
ヒーを抽出でき、資源の有効利用、資源の節約の点にお
いても効果を有する。更に本発明によって得られた製品
を、ガス抜きを行わずに気密性を有する容器に包装し−
17℃以下の低温下に保管すれば、出来たての香味を飛
躍的に持続させることができる。また、冷却した窒素、
二酸化炭素、または不活性ガス雰囲気下でグラインド
し、包装すれば香味の持続は一層顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷却温度とトータルガス量の関係を表すグラ
フである。
【図2】 −20℃冷却に要する時間とトータルガス量
の関係を表すグラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー豆を焙煎後、3.5分間以内に
    −17℃〜−35°Cに急速に冷却し、ガス抜きせずに
    気密性を有する容器に包装することを特徴とするコーヒ
    ー焙煎豆の製造方法。
  2. 【請求項2】 コーヒー豆を焙煎後、3.5分間以内に
    −17℃〜−35°Cに急速に冷却した後、+20℃以
    下の環境下で粉砕し、ガス抜きせずに気密性を有する容
    器に包装することを特徴とするコーヒー挽き豆の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 コーヒー豆を焙煎後、ブラストフリーザ
    ー、スパイラルフリーザ−、トンネルフリーザーから選
    択された少なくとも1つの冷却手段を用いて、直ちに冷
    却した空気にて、3.5分間以内に−17℃〜−35゜
    Cに急速に冷却し、ガス抜きせずに気密性を有する容器
    に包装することを特徴とするコーヒー焙煎豆の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 コーヒー豆を焙煎後、ブラストフリーザ
    ー、スパイラルフリーザー、トンネルフリーザーから選
    択された少なくとも1つの冷却手段を用いて、直ちに冷
    却した空気にて、3.5分間以内に−17℃〜−35゜
    Cに急速に冷却した後、+20℃以下の環境下で粉砕
    し、ガス抜きせずに気密性を有する容器に包装すること
    を特徴とするコーヒー挽き豆の製造方法。
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