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JPH07118784B2 - テレビジヨン信号の動き検出方法 - Google Patents

テレビジヨン信号の動き検出方法

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Publication number
JPH07118784B2
JPH07118784B2 JP59226604A JP22660484A JPH07118784B2 JP H07118784 B2 JPH07118784 B2 JP H07118784B2 JP 59226604 A JP59226604 A JP 59226604A JP 22660484 A JP22660484 A JP 22660484A JP H07118784 B2 JPH07118784 B2 JP H07118784B2
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JP
Japan
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JP59226604A
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哲二郎 近藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Priority to KR1019850006775A priority patent/KR930010841B1/ko
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Priority to AU49050/85A priority patent/AU581261B2/en
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Priority to AT85307788T priority patent/ATE48929T1/de
Priority to EP85307788A priority patent/EP0180446B1/en
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • G06T7/223Analysis of motion using block-matching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection
    • H04N5/145Movement estimation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばテレビカメラの撮像出力を圧縮伝送
する場合、テレビカメラのパニング等による画面全体の
動きを検出するのに適用される動き検出方法である。
〔従来の技術〕
テレビジョン信号の動きベクトルの検出方法の一つとし
て、ブロックマッチング法が知られている。ブロックマ
ッチング法は、画面を多数の小さな領域(ブロック)に
分け、前フレームの注目ブロックと現フレームの注目ブ
ロックの近傍との比較を行い、最も相関の大きなブロッ
クを検出するものである。
この相関の大きさを検出する一つの方法は、比較する2
ブロック間で互いに対応する画素データの差(フレーム
差)の絶対値を求め、ブロック内の全画素について上記
の絶対値を積算し、この積算値が最小なものを求める方
法である。積算値が最小なブロックが注目ブロックの移
動後の位置として検出される。この方法は、ブロックサ
イズの精度で動き検出を行うことができる。
相関の大きさを検出する他の方法は、前フレームの注目
するブロックと中心が一致する現フレームのブロックを
1画素単位で動かし、この動く範囲即ち調査範囲内のフ
レーム差が最小となる位置を求める方法である。この方
法によれば、画素の精度で動きを検出できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来のブロックマッチング法の何れも、動き量と
して考えられる領域の全てのデータの比較を行う全数調
査であるため、検出に要する比較の回数が非常に多く、
動き検出に時間がかかる欠点があった。また、相関の判
定を行う時に、極値が複数個在る場合に、その内で最小
の値が単純に選択される。このことは、テレビカメラの
パニング等の動き検出を行い、その結果により動き補正
を行う場合には、注目画像の劣化を生じる問題点があっ
た。
例えば山並を背景画像とし、この山並の前を飛行機(注
目画像)が飛んでいる景色をテレビカメラにより撮影す
る場合、テレビカメラがファインダーの中心に注目画像
が位置するように、飛行機を追ってパニングされる。こ
のような画面の動き検出を行うと、画面の中心点の近傍
に注目画像の面積に見合った極値が存在し、一方、テレ
ビカメラの動きに対応した位置にも山波(背景画像)の
大きさに見合った極値が存在する。この場合に背景画像
と対応する極値が選択されると、動き補正に伴って注目
画像の劣化が生じる。即ち、動き補正は、テレビカメラ
の動きを検出して、画面の動いた分だけ座標をずらして
メモリから前フレームの画像データを読み出すものであ
るから、背景画像の動きに合わせてずらすと、注目画像
の動きが正しく再現できなくなる。
従って、この発明の目的は、テレビカメラの動き検出に
使用した場合に、注目画像の劣化を生じさせず、妥当な
動き検出を行うことができるテレビジョン信号の動き検
出方法を提供することにある。
また、この発明は、動き調査範囲で全てのフレーム差の
絶対値積分を調べて極値を検出するのと異なり、処理時
間が短縮化され、ハードウエァが簡単な動き検出方法を
提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の第1の発明は、1画面を分割してなるブロッ
ク単位で、前フレーム及び現フレームの一方のブロック
内の画素データと、他方のブロック内の画素データと対
応するブロックの代表点画素データとのフレーム間の差
の絶対値をそれぞれ求めるステップと、 ブロックの各画素位置で求まるフレーム間の差の絶対値
を1画面にわたって積算してブロックマッチング用のフ
レーム差絶対値積分のテーブルを検出するステップと、 ブロックマッチング用のテーブルにおいて、最初に、原
点と原点の上下及び左右の合計5点の夫々のフレーム差
絶対値積分の値中で、最小値の点を検出し、検出された
最小値の点が原点の場合には、原点を極値の座標として
検出し、 求められた最小値の点が原点でない場合には、求められ
た最小値の点について原点に関するのと同様の極値検出
を行い、 極値が検出されるまで、極値検出の処理を繰り返すステ
ップと、 からなることを特徴とするテレビジョン信号の動き検出
方法である。
この発明の第2の発明は、設定された動き調査範囲内に
おいて、1画面を分割してなるブロックを1画素単位に
ずらした時の前フレーム及び現フレーム間の差の絶対値
を求め、フレーム間の差の絶対値をブロックにわたって
積算し、動き調査範囲内の各点に積算値が夫々存在する
ブロックマッチング用のフレーム差絶対値積分のテーブ
ルを検出するステップと、 ブロックマッチング用のテーブルにおいて、最初に、原
点と原点の上下及び左右の合計5点の夫々のフレーム差
絶対値積分の値中で、最小値の点を検出し、検出された
最小値の点が原点の場合には、原点を極値の座標として
検出し、 求められた最小値の点が原点でない場合には、求められ
た最小値の点について原点に関するのと同様の極値検出
を行い、 極値が検出されるまで、極値検出の処理を繰り返すステ
ップと、 からなることを特徴とするテレビジョン信号の動き検出
方法である。
〔作用〕
ブロックマッチング用のテーブルがメモリに記憶され、
このテーブルのフレーム差絶対値積分データを用いて極
値検出及び極値検証がなされる。極値検出は、原点(動
きベクトル零)から出発するので、テレビカメラがパニ
ングする時のように、注目画像が中心に位置している時
には、この注目画像の動き検出ができる。原点から直線
的に極値を探すので、フレーム差積分データの比較を行
う領域は、ブロック内のごく一部で済み、比較の回数が
少なくて済む。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この一実施例は、基本的にブロックマッチング法
であり、テレビカメラの動き検出にこの発明を適用した
例である。更に、この一実施例は、積算の回数を減少さ
せるために、前フレームのブロックの空間上の中心の画
素(代表点)と現フレームの対応するブロックの各画素
との差を求め、このように求まったブロックごとの差を
1フレームにわたって積算して、1画面の動き即ちテレ
ビカメラの動き検出を行うものである。
第1図において、1は、入力画像データの1フレーム中
の各ブロックの代表点のデータを記憶する代表点メモリ
である。2で示す減算回路において、前フレームの代表
点と現フレームの対応するブロック内の画素との差が演
算される。減算回路2の出力が変換回路3により絶対値
に変換され、加算回路4に供給される。この加算回路4
の出力が第1のグラフメモリ5及び第2のグラフメモリ
6にフィールド毎に交互に書き込まれる。
グラフメモリ5及び6は、CPU7のデータバス8と結合さ
れていると共に、グラフメモリ5及び6の出力がセレク
タ9に供給される。このセレクタ9の他の入力として、
全て‘0'のデータが供給されており、1フィールドの最
初のブロックの画素については、‘0'のデータがセレク
タ9により選択されて加算回路4に供給される。グラフ
メモリ5及び6は、1ブロックの画素のデータを記憶
し、読み出した差データの絶対値を加算回路4に供給
し、この加算回路4の出力を元のアドレスに書き込むこ
とで、夫々に1フィールド分の差データの積算値(フレ
ーム差積分テーブル)が貯えられる。
CPU7は、グラフメモリ5及び6に記憶されたフレーム差
積分テーブルを参照して、極値の検出及び検出された極
値が正しいかどうかの検証を行う。この場合、グラフメ
モリ5とグラフメモリ6とは、書き込み動作(但し、上
述のように、フレーム差を積分するために、読み出し動
作を行ってから書き込み動作を行う。)及び読み出し動
作を1フィールド毎に交互に行うと共に、これらの動作
を逆相で行うように制御される。
第2図Aは、グラフメモリ5,6の側から垂直ブランキン
グ期間内にCPU7に出されるフラグ信号を示す。第2図B
は、グラフメモリ5の動作を示すもので、奇数フィール
ドでグラフメモリ5が読み出し動作を行い、偶数フィー
ルドでグラフメモリ5が書き込み動作を行う。第2図C
は、グラフメモリ6の動作を示すもので、奇数フィール
ドでグラフメモリ6が書き込み動作を行い、偶数フィー
ルドでグラフメモリ6が読み出し動作を行う。グラフメ
モリ5,6の夫々から読み出されたフレーム差積分データ
がCPU7に供給されて、極値の検出及び検証がなされる。
代表点メモリ1と減算回路2と変換回路3とによって、
ブロックごとに検出されたフレーム差の絶対値をフレー
ム全体で積算するのに、1フレームの時間を要するの
で、入力画像データは、フレームメモリ10に書き込ま
れ、求められている動きベクトルがCPU7から付与回路11
に供給され、この動きベクトルが画像データに付加され
て伝送される。受信側では、動きベクトルを用いて座標
軸をずらす動き補正がなされる。
第3図は、1フィールドの画面の分割の一例を示す。こ
の実施例では、高品位テレビジョン信号の処理を行うよ
うにしており、1ブロック(動き量の範囲)の大きさが
縦方向に8ライン、横方向で32サンプルとされ、従っ
て、1ブロック内に256画素が含まれており、1フィー
ルドが縦に64ブロックに分割され、横に44ブロックに分
割される。
グラフメモリ5,6の夫々に記憶されているフレーム差積
分テーブルは、第4図に示すように、原点(0,0)を中
心とするX−Y座標で規定されるものである。このX−
Y座標は、X軸に関して−16から15までの値をとり、Y
軸に関して−4から3までの値をとるものである。グラ
フメモリ5,6には、縦軸に差分値の絶対値をとると、第
5図に模式的に示されるようなフレーム差積分テーブル
が形成されている。このフレーム差積分テーブルの中で
妥当な極小値の座標テーブル(Xmin,Ymin)がCPU7によ
り検出される。原点とこの検出された(Xmin,Ymin)と
を結ぶベクトルが動きベクトルである。
以下、CPU7がグラフメモリ5,6に記憶されているフレー
ム差積分テーブルのデータを用いて行う動きベクトルの
検出及び動きベクトルの検証について第6図、第7図、
第8図、第9図及び第10図を参照して説明する。
第6図に示すように、動き検出の最初は、原点から始め
られる(ステップ21及び22)。第7図は、原点の上下及
び左右の4方向に隣接して位置する4個のフレーム差積
分データを示す。この時の極値検出は、フレーム差積分
テーブルの(0,0)(0,−1)(1,0)(0,1)(−1,0)
の各座標のデータ(第6図では、データを表すためにTA
BLEの表示を付している。)の中の最小値を検出するこ
とによりなされる。この最小値の座標(Xmin,Ymin)が
X及びY(今の場合では、(0,0))と一致するかどう
かが調べられる(ステップ23)。一致する場合には、極
値検証のステップ25に移行する。一致しない場合には、
最小値の座標(Xmin,Ymin)がX及びYと置き換えられ
(ステップ24)、再びこの座標(X,Y)を中心とする4
方向に位置する隣接データに関する最小値の検出(ステ
ップ22)がなされる。
このように、極小値検出は、原点から出発して上下及び
左右の4方向の中で最大の負の傾斜方向に進み、この4
方向に関して何れも負の傾斜でない所を極小値として見
つける。ステップ23において、最小値の座標が前のもの
と一致する時に極値検証のステップ25に移行する。
このステップ25は、第8図に示すように、検出された極
値の座標(X,Y)の斜め方向に位置する(X+1,Y−
1),(X+1,Y+1),(X−1,Y+1),(X−1,Y
−1)の座標の各フレーム差積分データと極値の座標
(X,Y)のフレーム差積分データとの内の最小値を検出
するものである。この検出された最小値の座標(Xmin,Y
min)が(X,Y)と一致する時には、検出された極値が正
しいものと判定される。もし、一致しない時には、ステ
ップ24に移行して再び極値検出がなされる。
第9図は、極値検出のステップ22のより具体的なフロー
チャートを示し、第10図は、極値検証のより具体的なフ
ローチャートを示す。この第9図及び第10図で、「:」
は、データの大きさの比較を意味する。また、座標のデ
ータを意味する「TABLE」の表示は、これらの図では、
省略されている。
極値検出は、この例では、上方向の画素との比較を最初
に行い、次に右方向の画素との比較を行い、その次に下
方向の画素との比較を行い、最後に左方向の画素との比
較を行うようになされる。極値検出の最初のステップ31
で、座標Yが−4と一致するかどうか調べられる。一致
する時には、上方向に位置するデータがないことを意味
するので、上方向に関する極値検出がジャンプされ、右
方向に関する極値検出に移る。ステップ32は、最小値と
して検出されている(Xmin,Ymin)の座標のデータとそ
の上方向に位置する座標(X,Y−1)のデータとの比較
のステップである。
この座標(Xmin,Ymin)のデータの方が大きい時には、Y
minに代えてY−1のY座標が与えられる(ステップ3
3)。もし、座標(Xmin,Ymin)のデータの方が座標(X,
Y−1)のデータより小さい時には、Yminの変更がなさ
れない。
この上方向のフレーム差積分データとの比較が終了する
と、右側のフレーム差積分データとの比較に移る。この
場合、最初に(X=15)かどうかが調べられる(ステッ
プ34)。もし、この関係が成立する時には、右側の比較
する対象のデータがないので、右側のデータとの比較の
ステップ35がジャンプされる。
このステップ35は、ステップ32と同様のもので、今迄の
検出により最小値として検出されたフレーム差積分デー
タとその右側のフレーム差積分データとの大きさを比較
する。そして、右側のデータがより小さい時には、Xmin
がX+1,YminがY+1の座標で置き換えられる(ステッ
プ36)。そうでない時には、この置き換えがなされな
い。
更に、次にステップ37,38,39からなる下側のフレーム差
積分データとの大きさの比較がなされ、最後にステップ
40,41,42からなる左側のフレーム差積分データとの大き
さの比較がなされる。このようにして、極値検出の最初
の座標位置の上下左右の4方向の内で、最小値の座標が
求められる。
第10図は、第6図における極値検証のステップ25のより
具体的な手順を示すフローチャートである。極値検証
は、前述の極値検出の座標(X,Y)のデータとその右斜
め上の座標(X+1,Y−1)のフレーム差積分データと
の大きさの比較が最初になされる。この場合、(X=1
5)又は(Y=−4)が成立するかどうかが調べられ
(ステップ43及びステップ44)、これらの関係が成立す
る時には、右斜め上のデータが無いので、比較のステッ
プ45及び置き換えのステップ46がジャンプされる。
次に、右斜め下のフレーム差積分データとの大きさの比
較がなされる。この場合には、(Y=3)の時には、右
斜め下のデータとの比較のステップ48及び置き換えのス
テップ49がジャンプされる。
更に、次に左斜め下のフレーム差積分データとの大きさ
の比較がなされる。この場合、(X=−16)又は(Y=
3)の関係が成立するかどうかが調べられ(ステップ50
及びステップ51)、これらが成立する時には、比較の対
象としての左斜め下のデータが無いので、この比較のス
テップ52及び置き換えのステップ53がジャンプされる。
最後に、左斜め上のフレーム差積分データとの大きさの
比較がなされる。この場合、(Y=−4)が成立するか
どうかが調べられる(ステップ54)。この関係が成立す
る時には、比較の対象のデータが無いので、比較のステ
ップ55及び置き換えのステップ56がジャンプされる。
以上のようにして、検出された極値が本当に極値がどう
かが検証され、誤った極値検出が防止される。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、フレーム差積分テーブルの全てのデ
ータを調べて極値を検出するのと異なり、原点と極値を
直線で結ぶごく一部の領域で、比較を行えば良く、処理
時間が大幅に短縮されると共に、検出された極値を検証
することが可能となる。また、この発明は、高速動作を
さほど要求されないので、CPUの制御により簡単に極値
を検出することができ、ハードウエァの規模を小さくす
ることができる。
また、フレーム差積分テーブルの中に極値が複数個在る
時に、単純に最小値のもの選ぶのでなく、妥当なものを
選べる。即ち、この発明は、注目画像の動きに合わせて
検出が可能で、注目画像の劣化を避けることができ、ま
た、テレビカメラが動かない時に、原点寄りの極値検出
を行うことにより、動き物体の影響を除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例のグラフメモリの動作説明に用いるタ
イムチャート、第3図はこの発明の一実施例の画面分割
の説明に用いる略線図、第4図及び第5図はこの発明の
一実施例のフレーム差積分テーブルの説明に用いる略線
図、第6図はこの発明の一実施例の極値検出及び極値検
証の説明に用いるフローチャート、第7図及び第8図は
極値検出及び極値検証の説明に用いる略線図、第9図は
この発明の一実施例の極値検出の手順を示すフローチャ
ート、第10図はこの発明の一実施例の極値検証の手順を
示すフローチャートである。 1:代表点メモリ、2:減算回路、4:加算回路、5,6:グラフ
メモリ、7:CPU、21:極値検出のステップ、25:極値検証
のステップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画面を分割してなるブロック単位で、前
    フレーム及び現フレームの一方の上記ブロック内の画素
    データと、他方の上記ブロック内の画素データと対応す
    るブロックの代表点画素データとのフレーム間の差の絶
    対値をそれぞれ求めるステップと、 上記ブロックの各画素位置で求まるフレーム間の差の絶
    対値を上記1画面にわたって積算してブロックマッチン
    グ用のフレーム差絶対値積分のテーブルを検出するステ
    ップと、 上記ブロックマッチング用のテーブルにおいて、最初
    に、原点と上記原点の上下及び左右の合計5点の夫々の
    上記フレーム差絶対値積分の値中で、最小値の点を検出
    し、検出された最小値の点が上記原点の場合には、上記
    原点を極値の座標として検出し、 求められた最小値の点が上記原点でない場合には、求め
    られた最小値の点について上記原点に関するのと同様の
    極値検出を行い、 極値が検出されるまで、上記極値検出の処理を繰り返す
    ステップと、 からなることを特徴とするテレビジョン信号の動き検出
    方法。
  2. 【請求項2】設定された動き調査範囲内において、1画
    面を分割してなるブロックを1画素単位にずらした時の
    前フレーム及び現フレーム間の差の絶対値を求め、上記
    フレーム間の差の絶対値を上記ブロックにわたって積算
    し、上記動き調査範囲内の各点に積算値が夫々存在する
    ブロックマッチング用のフレーム差絶対値積分のテーブ
    ルを検出するステップと、 上記ブロックマッチング用のテーブルにおいて、最初
    に、原点と上記原点の上下及び左右の合計5点の夫々の
    上記フレーム差絶対値積分の値中で、最小値の点を検出
    し、検出された最小値の点が上記原点の場合には、上記
    原点を極値の座標として検出し、 求められた最小値の点が上記原点でない場合には、求め
    られた最小値の点について上記原点に関するのと同様の
    極値検出を行い、 極値が検出されるまで、上記極値検出の処理を繰り返す
    ステップと、 からなることを特徴とするテレビジョン信号の動き検出
    方法。
JP59226604A 1984-10-27 1984-10-27 テレビジヨン信号の動き検出方法 Expired - Lifetime JPH07118784B2 (ja)

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JP (1) JPH07118784B2 (ja)
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AT (1) ATE48929T1 (ja)
AU (1) AU581261B2 (ja)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005084036A1 (ja) * 2004-03-01 2005-09-09 Sony Corporation 動きベクトル検出装置、および動きベクトル検出方法、並びにコンピュータ・プログラム

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