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JPH0691105A - カートリッジフィルター - Google Patents

カートリッジフィルター

Info

Publication number
JPH0691105A
JPH0691105A JP3353605A JP35360591A JPH0691105A JP H0691105 A JPH0691105 A JP H0691105A JP 3353605 A JP3353605 A JP 3353605A JP 35360591 A JP35360591 A JP 35360591A JP H0691105 A JPH0691105 A JP H0691105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
component
polyamide
weight
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3353605A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamashita
憲司 山下
Shuji Hori
修二 堀
Takuji Nochi
卓司 野知
Yosuke Takai
庸輔 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Boseki KK, Daiwabo Co Ltd filed Critical Daiwa Boseki KK
Priority to JP3353605A priority Critical patent/JPH0691105A/ja
Publication of JPH0691105A publication Critical patent/JPH0691105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒状のカートリッジフィルターにおいて、高
い濾過精度を保ちつつ、濾過液中の残留塩素を除去す
る。 【構成】 多孔性芯筒(2) もしくは繊維成形芯筒(4) の
上に、太さが0.5デニール以下の極細繊維を少なくと
も50重量%含有し、その極細繊維の少なくとも30重
量%がポリアミド極細繊維である不織布を巻回して繊維
密度が0.18〜0.35g/m2 の濾過層(3) を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも濾液中の残
留塩素を吸着でき、濾過層に繊維表面積の大きいポリア
ミド極細繊維を含むカートリッジタイプのフィルターで
あって、特に飲料水などの塩素臭除去ができ、飲み水の
風味を向上することができるカートリッジフィルターに
関する。
【0002】
【従来の技術】濾過層の構成成分に繊維を用いたカート
リッジタイプのフィルターは、通常、繊維で構成された
濾過層が中空円筒状に形成され、目的とする濾過対象物
が中空円筒の中心部に集められて濾過されるか、または
その逆方向の流れで中空部より濾過対象物が導入されて
濾過層を通過し、中空円筒状の濾過層の外側に流出され
る方式があり、主に液体の濾過に有用なものである。
【0003】そしてこのようなカートリッジフィルター
は、特に製薬工業、電子工業等で使用される精製水の濾
過あるいは食品工業におけるアルコール飲料の製造工程
における濾過、さらには自動車工業における塗装剤の濾
過等、様々な分野で使用されている。従来、上記した分
野に使用されているのカートリッジフィルターとして
は、実開昭61−121922号公報記載の多孔性芯筒
に通常の紡績糸、紡毛糸または篠糸を巻き付けたもの、
あるいは特公平1−53565号公報記載のように広幅
の不織布シートを単に巻き付けたものがある。
【0004】また、飲料水専用の浄水器としては、特開
平1−304095号公報記載のように繊維活性炭をフ
ェルト状にしたものが代表例として挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
紡績糸や紡毛糸を巻き付けて濾過層を形成したものは、
製造コストは低廉であるが、濾過液が主として糸格子間
の比較的大きな空隙路を通るため、高精度な濾過用とし
ては不向きであり、初期濾過効率も良好でない。また不
織布を広い幅のままノリ巻き状態に巻いたものは、巻き
密度を上げることによって、濾過精度をある程度向上さ
せることができるものの限度があり、高精度な濾過を十
分満足できるものは得られていない。そのうえこのよう
な2タイプのカートリッジフィルターは、単に液中の粒
子を除去するのみであり、液中の残留塩素を除去するこ
とができなかった。
【0006】また上記した浄水器に用いられている濾過
布は、残留塩素の除去は可能であるが濾過ライフが短
く、また濾過中に活性炭繊維が脱落して浄水中に混入す
る恐れがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリアミド成
分のアミド結合による陰イオン吸着作用を活用して残留
塩素の吸着除去を行うとともに、ポリアミド成分を断面
扁平な極細繊維化し、その極細化繊維を濾過層に使用す
ることによって上記課題を解決したものであって、カー
トリッジフィルターの多孔性芯筒もしくは繊維成形芯筒
上に形成される筒状の濾過層を、単繊維繊度が0.5デ
ニール以下の極細繊維を少なくとも50重量%含有しか
つその極細繊維の少なくとも30重量%がポリアミド極
細繊維で形成し、その濾過層の繊維密度を0.18〜
0.35g/cm3 となしたことを特徴としているもの
である。
【0008】本発明に適用する多孔性芯筒としては、ポ
リプロピレン製等のプラスチック、金属、セラミックス
などによる孔あき筒状の成形品を挙げることができる
が、コストの点からポリプロピレン製等のプラスチック
製成形品が好ましい。大きさや形状は、濾過装置のサイ
ズや形式に合わせて作ればよく、孔の大きさは特に限定
を要するものではなく、例えば一辺が3〜5mmの方形
の多数の角孔であってよい。
【0009】また、繊維成形芯筒は、例えば熱接着性成
分を含んだ繊維ウェブを加熱しながら芯材に巻き取るこ
とにより得ることができる。熱接着性成分を含んだ繊維
としては、熱接着性単一繊維、並列型または芯鞘型、分
割型、海島型等の熱接着性複合繊維が挙げられ、これら
の熱接着性成分を含んだ繊維を単独もしくは熱接着性単
一繊維や熱接着性複合繊維と、非熱接着性繊維とを混合
して成形芯筒に使用することができる。熱接着性複合繊
維の高融点成分あるいは非熱接着性繊維成分の融点は、
熱接着性複合繊維の低融点成分や熱接着性単一繊維成分
の融点より20℃以上高い方が好ましい。
【0010】繊維成形芯筒を形成する繊維成分として
は、熱接着性複合繊維の高融点成分、非熱接着性繊維成
分である綿、麻等の天然繊維、レーヨン等の半合成繊
維、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の合
成繊維、熱接着性複合繊維の低融点成分、熱接着性単一
繊維成分であるポリオレフィン、ポリエステル、ポリア
ミド等の合成繊維の中から適宜選択すればよく、上記繊
維成分で構成された熱接着性成分を含んだ繊維をカード
機により、カードウェッブとし、熱接着性複合繊維の低
融点成分、熱接着性単一繊維成分等の低融点成分である
融点以上、熱接着性複合繊維の高融点成分、非熱接着性
繊維成分等の高融点成分である融点未満で加熱しながら
円筒上に巻き付ける方法、あるいは前記繊維成分で構成
された熱接着性成分を含んだ繊維を円筒状容器に充填し
て上記温度で加熱成形する方法が挙げられる。ここで繊
維成形芯筒を構成する繊維の少なくとも一部にポリアミ
ド繊維を用いる方が好ましく、最も好ましいのは例えば
通常ポリアミドと低融点ポリアミドの組み合わせからな
る複合繊維、単一成分の混綿によって全てポリアミド繊
維を用いることである。
【0011】前記多孔性芯筒もしくは繊維成形芯筒上に
少なくとも0.5デニール以下の極細繊維を50重量%
以上で極細繊維中にポリアミド極細繊維を30重量%以
上含んだ不織布を巻き付けることによって濾過層を形成
し、本発明のカートリッジフィルターとなる。この時、
不織布間をポリアミド極細繊維、他の極細繊維あるいは
他繊維で熱接着させてもかまわない。
【0012】上記濾過層を形成する0.5デニール以下
のポリアミド極細繊維は、分割型複合繊維を分割するこ
とによって得ることができる。この分割型複合繊維とし
ては、ポリアミド/ポリオレフィン、ポリアミド/ポリ
エステル等の組み合わせを挙げることができる。ポリア
ミドとしては、例えばナイロン6、ナイロン6,6、ナ
イロン6,10、ナイロン11、ナイロン12等の重合
体もしくは共重合体、ポリエステルとしては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
重合体もしくは共重合体、ポリオレフィンとしては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の重合
体もしくは共重合体を用いるとよい。分割型複合繊維の
繊維断面の形状は、種々考えられ、特に限定するもので
はないが、繊維断面が放射線状型のものが好ましい。
【0013】またポリアミド成分同志を組み合わせた分
割型複合繊維も好ましく適用できる。例えば脂肪族ポリ
アミド成分同志の組み合わせとしては、好ましくは溶解
パラメータ値(SP値δ:Cal1/2 、cm3/2 )の差
が0.8以上で、且つ265℃における溶融表面張力
(γ:dyne/cm at265℃)の差が13以
上、即ちポリマーの構成単位中の1アミド結合当たりの
メチレン基数の差が3以上、より好ましくは5以上のも
のであり、例えばナイロン6、ナイロン6,6、ナイロ
ン6,10、ナイロン11、ナイロン12などのホモポ
リマー、コポリマーおよびこれらの変性体であり、また
これらポリマーを海成分とするポリマーアロイであって
も良く、とりわけナイロン6/ナイロン12およびナイ
ロン6,6/ナイロン12の組み合わせが最も好まし
い。
【0014】また脂肪族ポリアミド成分と芳香環を含む
ポリアミド成分の組み合わせとしては、芳香族環にメチ
レン基を介してアミド結合している炭化水素鎖を繰り返
し単位とする芳香環を含むポリアミド成分と前記記載の
脂肪族ポリアミド成分とからなるもを挙げることができ
る。分割型複合繊維の繊維断面の形状は種々考えられ、
特に限定を要するものではないが、繊維断面が放射線状
型が好ましい。
【0015】上記成分を用いて分割型複合繊維を溶融押
出紡糸し、延伸後、所望の長さに切断し、ステープルと
した。このステープルをカード法、クロスレイヤー法、
ランダムウェバー法、湿式抄造法、乾式または湿熱接着
法、ニードルパンチ法等によってウェブや不織布となし
たのち、高圧液体流法により複合繊維の異成分を分割し
極細化して不織布となすとよい。この時点で分割不十分
であるときは、脂肪族ポリアミド成分同志の組み合わせ
のものにおいては、さらにニードルパンチ処理、高圧液
体流処理、超音波処理等の処理を施すとよい。また脂肪
族ポリアミド成分/芳香環を含むポリアミド成分の組み
合わせのもので分割不十分のものは、温度120℃の高
圧熱水中で処理、濃度1.5規定以上の95℃熱塩酸中
で処理、濃度10重量%で温度95℃の熱過酸化水素中
で処理、濃度0.1規定で温度95℃の熱過マンガン酸
カリウム水溶液処理、濃度3%で温度95℃の次亜塩素
酸水溶液処理等の薬品処理後に、さらにニードルパンチ
処理、高圧液体流処理、超音波処理等の処理を施すとよ
い。そして得られた不織布を一部熱融着させて濾過層用
に適用してもよい。
【0016】かくして得られた不織布は実質的に100
重量%の極細繊維で形成され、0.5デニール以下のポ
リアミド極細繊維が50重量%以上含まれている。しか
しながら濾過層には極細繊維が50重量%以上、ポリア
ミド極細繊維が30重量%程度含有していれば本発明の
目的を達成することができる。したがって上記したポリ
アミド系成分を含んだ分割型複合繊維に他の繊維を混合
したウェブを高圧水流処理して濾過層用の不織布となし
てもよい。この濾過層用の不織布の目付としては、20
〜150g/m2 が好ましい。
【0017】0.5デニール以下の極細繊維が50重量
%未満となると濾過精度の向上が期待できず、またポリ
アミド極細繊維の割合が減少するため残留塩素の除去効
果が低くなり、実用が期待できない。また、目付が20
g/m2 未満であると不織布の地合いムラが生じ、濾過
精度のムラにつながり、目付が150g/m2 を超える
と嵩ったものとなり、特に最終巻終わり端のシールが難
しくなる。
【0018】上記多孔性芯筒もしくは繊維成形芯筒上に
上記不織布を巻回して濾過層を形成し、カートリッジフ
ィルターとなすが、濾過層の繊維密度は0.18〜0.
35g/cm3 が好ましい。繊維密度が0.18g/c
3 未満であると濾過精度の低下につながり、濾過層の
形態保持も難しくなり、繊維密度が0.35g/cm3
を超えると濾過ライフの低下につながる。
【0019】
【作用】本発明カートリッジフィルターの濾過層を形成
しているポリアミド極細繊維は表面積が大きく、したが
って水液中の残留塩素などの陰イオンを効率よく吸着除
去する。しかも水道水などの低濃度残留塩素を吸着中に
分解して除去し、飲料水の塩素臭を消去して飲み水の風
味を向上させる。また、0.5デニール以下の極細繊維
を50重量%以上含有しているため、比較的細かな粒子
の捕集にも役立ち、濾過精度を向上させる。
【0020】
【実施例】
[実施例1] 図2に示すような繊維断面(但し、16
分割)を有し、A成分(5) としてナイロン6を、B成分
(6) としてポリプロピレンを配し、溶融複合押出紡糸
後、延伸、切断し、3デニール、51mm長の分割型複
合繊維(7) を得た。この分割型複合繊維(7) を100重
量%用いてカード機によりカードウェッブとし、水圧1
50kg/cm2 、速度3m/minで表裏各2回高圧
液体流処理し、目付60g/m2 の不織布となした。こ
の不織布における上記分割型複合繊維(7) は90%がA
成分(5) 、B成分(6) に分割され、太さ0.19デニー
ルの極細繊維となっていた。
【0021】次に上記不織布を、外径32mm、長さ2
50mmのポリプロピレン製多孔性芯筒(2) の上に外径
65mmになるまで巻回し、繊維密度が0.20g/c
3の濾過層(3) を形成し、図1に示すような筒状のカ
ートリッジフィルター(1) となした。
【0022】[比較例1] 実施例1の分割型複合繊維
のA成分(5) にポリエチレンテレフタレート、B成分
(6) にポリプロピレンを使用し、上記実施例1と同様の
方法によって不織布となしたのち、この不織布をポリプ
ロピレン製多孔性芯筒(2) の上に外径65mmになるま
で巻回し、繊維密度が0.20g/cm3 の濾過層を形
成して実施例1と同形のカートリッジフィルターとなし
た。
【0023】[比較例2] 比較例1の分割型複合繊維
に代えてをポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
トの並列型複合繊維を使用し、不織布となしたのちこの
不織布を、上記ポリプロピレン製多孔性芯筒の上に外径
65mmになるまで巻回し、繊維密度が0.20g/c
3 の濾過層を形成して実施例1と同形のカートリッジ
フィルターとなした。
【0024】[実施例2] 図2のA成分(5) としてナ
イロン6を、B成分(6) としてナイロン12を配し、溶
融複合押出紡糸後、延伸、切断し、3デニール、51m
m長の分割型複合繊維(7) を得た。この分割型複合繊維
(7) を100重量%用いてカード機によりカードウェッ
ブとし、水圧150kg/cm2 、速度3m/minで
表裏各3回高圧液体流処理し、目付60g/m2 の不織
布とした。不織布中の分割型複合繊維(7) はその90%
がA成分(5) とB成分(6) に分割され、太さ0.19デ
ニールの極細繊維となっていた。
【0025】次に上記不織布を、実施例1と同様に外径
32mm、長さ250mmのポリプロピレン製多孔性芯
筒(2) の上に外径65mmになるまで巻回し、繊維密度
が0.20g/cm3 の濾過層(3) を形成し、図1に示
すようなカートリッジフィルター(1) となした。
【0026】[実施例3] 芯成分がナイロン6、鞘成
分が低融点ナイロンとした芯鞘型複合繊維(2デニー
ル、51mm長)を100重量%用いた目付25g/m
2 のカードウェッブを140℃の熱風にて加熱処理し
て、鞘成分を溶融しながら長さ35cm、重量1.5k
g、直径30mmの鉄芯に繊維密度が0.30g/cm
3となるように加圧しながら巻径55mmに達するまで
巻き取ったのち冷却し、鉄芯を抜き取り繊維成形芯筒
(4) を作製した。
【0027】次に、図2のA成分(5) としてナイロン1
2を、B成分(6) として芳香環を含むポリアミド成分
[商品名:ナイロンMXD6、三菱瓦斯化学株式会社
製]を配し、溶融複合押出紡糸後、延伸、切断し、3デ
ニール、51mm長の分割型複合繊維(7) を得た。この
分割型複合繊維(7) を100重量%用いてカード機によ
りカードウェッブとし、ニードルパンチ処理後、濃度
1.5規定、95℃熱塩酸中で7時間処理後、水洗し、
水圧150kg/cm2 、速度3m/minで表裏各3
回高圧液体流処理し、目付60g/m2 の不織布とし
た。この不織布中の分割型複合繊維(7) はその90%が
A成分(5) とB成分(6) に分割され、太さ0.19デニ
ールの極細繊維となっていた。次に、上記繊維成形芯筒
(4) の上に上記不織布を外径65mmになるまで巻回
し、繊維密度が0.20g/cm3 の濾過層(3) を形成
し、図3に示すような筒状のカートリッジフィルター
(1) となした。
【0028】[比較例3] 実施例3の分割型複合繊維
(7) を100重量%用い、水圧を30kg/cm2 でも
って液体流処理を施し、繊維を絡ませて不織布とした。
この不織布中の分割型複合繊維の大部分は分割されてな
く、太さ3デニールの円形断面を維持していた。そして
この不織布を用いて実施例3と同様に繊維成形芯筒(4)
の上に外径65mmになるまで巻回し、繊維密度が0.
20g/cm3 の濾過層を形成して実施例3と同形のカ
ートリッジフィルターとなした。
【0029】[比較例4] 実施例3の分割型複合繊維
(6) を30重量%、ポリプロピレン繊維(3デニール、
51mm長)70重量%の混合綿を、実施例3と同様に
カード機によりカードウェッブとし、水圧150kg/
cm2 、速度3m/minで表裏各2回高圧液体流処理
し、目付60g/m2 の不織布となしたのち上記比較例
3と同様に繊維成形芯筒の上に外径65mmになるまで
巻回し、繊維密度が0.20g/cm3 の濾過層を形成
してカートリッジフィルターとなした。
【0030】上記実施例1〜3および比較例1〜4の各
カートリッジフィルターについての濾過性能評価を行っ
た。その結果を表1に示す。
【0031】なお濾過性能は次の方法で評価した。 濾過ライフ(l):濃度200ppmに調整された試験
用ダスト(JIS11種、関東ローム、平均粒径2μ
m)の懸濁液を均一に攪拌しながら各カートリッジフィ
ルターの外側から中空部に向かって10l/minを維
持するための通水圧力が2.0kg/cm2 となった時
の総通水量(l)で評価する。 初期濾過効率(%):上記懸濁液1lを採取し、乾燥後
ダスト重量をAとし、濾過開始1分経過後の清浄水を1
l採取し、乾燥後のダスト重量をBとして初期濾過効率
(%)=[(A−B)/A]×100の式より算出す
る。 濾過精度(μm):上記清浄水を採取し、超遠心式自動
粒度分布装置(堀場製作所株式会社製)で狭雑粒子の径
を測定し、その最大粒径とした。 残留塩素除去率(%):水に次亜塩素酸ナトリウムを加
えて遊離残留塩素濃度Cが2±0.2ppmを常に保持
するように水を調整した試料用をカートリッジフィルタ
ーで10分間濾過後に清浄水の遊離残留塩素濃度Dをオ
ルト・トリジン法で測定し、除去率(%)=[(C−
D)/C]×100の式より算出する。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明のカートリッジフィルター(1)
は、多孔性芯筒(2) もしくは繊維成形芯筒(4) 上に形成
された筒状の濾過層(3) が、単繊維繊度が0.5デニー
ル以下の極細繊維を少なくとも50重量%含有し、その
極細繊維の少なくとも30重量%がポリアミド極細繊維
で形成され、濾過層(3) の繊維密度が0.18〜0.3
5g/cm3 であって、濾過層(3) が極細繊維であると
ともにその濾過層(3) の繊維密度が比較的小さいため、
微粒子を捕集することができるばかりでなく濾過ライフ
の低下を防止し、液体の高精度な濾過を達成する。そし
てさらに濾過層(3)に表面積の大きいポリアミド極細繊
維が存在しているため、、陰イオン吸着が効率的に行わ
れ、特に水道水の濾過に用いると残留塩素が吸着除去さ
れて濁りのない美味しい水を供給することができ、浄水
器用としても好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジフィルターの部分断面斜
視図である。
【図2】分割型複合繊維の一例を示した繊維断面図であ
る。
【図3】本発明の別形態のカートリッジフィルターの部
分断面斜視図である。
【符号の説明】
1 カートリッジフィルター。 2 多孔性芯筒。 3
濾過層。4 繊維成形芯筒。 5 A成分。 6 B
成分。 7 分割型複合繊維。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 庸輔 兵庫県加古郡播磨町古宮877番地 ダイワ ボウ・クリエイト株式会社播磨研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔性芯筒もしくは繊維成形芯筒上に形
    成された筒状の濾過層が、単繊維繊度が0.5デニール
    以下の極細繊維を少なくとも50重量%含有し、その極
    細繊維の少なくとも30重量%がポリアミド極細繊維で
    形成され、その濾過層の繊維密度が0.18〜0.35
    g/cm3 であることを特徴とするカートリッジフィル
    ター。
  2. 【請求項2】 上記極細繊維が脂肪族ポリアミド成分と
    脂肪族ポリアミドもしくは芳香環を含むポリアミド成分
    からなることを特徴とする「請求項1」記載のカートリ
    ッジフィルター。
  3. 【請求項3】 上記繊維成形芯筒を構成する繊維中にポ
    リアミド繊維が含有していることを特徴とする「請求項
    1」記載のカートリッジフィルター。
JP3353605A 1991-12-17 1991-12-17 カートリッジフィルター Pending JPH0691105A (ja)

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