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JPH0687774A - 共役アルカジエンのテロ重合方法 - Google Patents

共役アルカジエンのテロ重合方法

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Publication number
JPH0687774A
JPH0687774A JP4323787A JP32378792A JPH0687774A JP H0687774 A JPH0687774 A JP H0687774A JP 4323787 A JP4323787 A JP 4323787A JP 32378792 A JP32378792 A JP 32378792A JP H0687774 A JPH0687774 A JP H0687774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bis
compound
palladium
diphosphine
active hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4323787A
Other languages
English (en)
Inventor
Eit Drent
エイト・ドレント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPH0687774A publication Critical patent/JPH0687774A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B41/00Formation or introduction of functional groups containing oxygen
    • C07B41/02Formation or introduction of functional groups containing oxygen of hydroxy or O-metal groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B43/00Formation or introduction of functional groups containing nitrogen
    • C07B43/04Formation or introduction of functional groups containing nitrogen of amino groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B61/00Other general methods
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/60Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by condensation or addition reactions, e.g. Mannich reaction, addition of ammonia or amines to alkenes or to alkynes or addition of compounds containing an active hydrogen atom to Schiff's bases, quinone imines, or aziranes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/36Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions with formation of hydroxy groups, which may occur via intermediates being derivatives of hydroxy, e.g. O-metal

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 共役アルカジエンのテロ重合方法を提供す
る。 【構成】 パラジウム化合物と、一般式 R1 2 PRPR3 4 (ここにRは、架橋部中に少なくとも3個の原子を含み
そしてそのうちの少なくとも2個の原子が炭素原子であ
る二価有機架橋基であり、R1 、R2 、R3 およびR4
は互いに同一または相異なる基であってよく、そしてこ
れらは、任意的に極性基で置換されていてもよいヒドロ
カルビル基を表す)のジホスフィンとから得られる触媒
の存在下に、共役アルカジエンと、活性水素原子を少な
くとも1個有する化合物とを接触させることを特徴とす
る共役アルカジエンのテロ重合方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は共役ジエンのテロ重合方
法、特に、パラジウム化合物およびホスフィンリガンド
から構成された触媒の存在下に実施される該テロ重合方
法、および該方法によって得られる生成物に関するもの
である。テロ重合反応は公知の反応であって、そしてこ
れは、ヒドロキシ化合物、第一または第二アミン、カル
ボン酸、活性メチレン基含有化合物、水等の活性水素含
有化合物の存在下の共役アルカジエンの反応を意味す
る。
【0002】共役アルカジエンのテロ重合方法はたとえ
ばオランダ特許第156,387号明細書に記載されて
いて公知である。該オランダ特許明細書には、活性水素
含有化合物の存在下、かつ、二価パラジウム化合物とホ
スフィンまたはアルシンとの組み合わせからなる触媒の
存在下の特定の種類の共役ジエンのオリゴ重合方法が開
示されている。該オランダ特許明細書中の特許請求の範
囲の欄にはモノ−およびジホスフィンおよび−アルシン
が記載されているけれども、モノホスフィンおよび特に
トリフェニルホスフィンを使用するのが非常に好ましい
旨が開示されている。実際、該特許明細書中のすべての
実施例に記載の触媒はモノホスフィン系またはモノアル
シン系のものである。これらの多くの実施例の記載から
は、使用された活性水素含有化合物が有機ヒドロキシ化
合物である場合にのみアルカジエンの変換率および/ま
たは所望反応生成物への選択率が許容範囲内の良い値に
なることが認められる。他の種類の活性水素含有化合物
を使用した場合にはアルカジエンの変換率および選択率
がかなり低く、その改善が期待されていた。
【0003】既述のごとく水もまた、テロ重合反応に使
用できる活性水素含有化合物であると考えられる。なぜ
ならばこれらの使用によって、アルカジエンをそれに対
応するヒドロキシ二量体化合物に変換できるであろうと
思われるからである。該二量体化合物は有機合成等に使
用できる有用な化合物である。水に関して前記オランダ
特許明細書に記載されている唯一の情報は、水を溶媒と
して使用することである。水の存在下のブタジエンの接
触テロ重合反応によって2,7−オクタジエノールを製
造する方法は、ロシア特許出願(SU)第979−31
6−A号明細書に記載されていて公知である。しかしな
がら該方法は、特定の種類の金属硫酸塩、パラジウム
塩、ホスフィン(たとえばアルキルまたはアリールモノ
ホスフィン)またはホスピン(phospine)、および有機
アルミニウム系還元剤から構成されたかなり複雑な組成
の多成分触媒を使用しなければならないという欠点を有
する。容易に理解されるように、パラジウム化合物およ
びモノホスフィン(たとえばトリフェニルホスフィン)
から構成された公知触媒系は、1,2−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)エタン等のキレートリガンドを含有する
類似触媒系よりも一層不安定であり、したがってその有
効寿命が一層短い。
【0004】前記の説明から明らかなように、従来のア
ルカジエンのテロ重合方法はかなり改良する必要があ
る。本発明が解決しようとする課題は、前記の公知方法
の1またはそれ以上の欠点を完全に解消した新規なアル
カジエンのテロ重合方法を開発することである。すなわ
ち、活性水素含有化合物の存在下に実施でき、アルカジ
エンの変換率および選択率が高く、および/または比較
的単純な触媒系の存在下に実施できるという利点を有す
るアルカジエンのテロ重合方法を開発することが必要で
ある。種々の研究および実験を行った結果、活性水素含
有化合物の存在下のアルカジエンのテロ重合方法は、パ
ラジウム化合物および特定の種類のジホスフィンから構
成された触媒の存在下に有利に実施できることが今や発
見された。
【0005】
【発明の構成】したがって本発明は、パラジウム化合物
と、一般式 R1 2 PRPR3 4 (ここにRは、架橋部中に少なくとも3個の原子を含み
そしてそのうちの少なくとも2個の原子が炭素原子であ
る二価有機架橋基であり、R1 、R2 、R3 およびR4
は互いに同一または相異なる基であってよく、そしてこ
れらは、任意的に極性基で置換されていてもよいヒドロ
カルビル基を表す)のジホスフィンとから得られる触媒
の存在下に、共役アルカジエンと、活性水素原子を少な
くとも1個有する化合物とを接触させることを特徴とす
る共役アルカジエンのテロ重合方法に関するものであ
る。
【0006】好ましくは、前記のジホスフィンの架橋基
Rは架橋部中に原子を3〜5個含むものである。適当な
架橋基Rの例には−(CH2)3 −、−(CH2)4 −、−
CH2 −CH3)2 −CH2 および−CH2 −Si(CH
3)2 −CH2 −があげられる。ヒドロカルビル基R1
2 、R3 およびR4 は好ましくは互いに同一の基であ
り、そしてこれらはアリール基(好ましいアリール基は
フェニル基である)または炭素原子10個以下のアルキ
ル基である。好ましいアルキル基は2〜5個の炭素原子
を含むものであり、そしてこれは線状基または分枝基で
あってよく、その例にはエチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、第三ブチル基、ペンチル基があげ
られる。本発明方法に有利に使用できるジホスフィン
は、たとえば1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プ
ロパン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタ
ン、1,3−ビス(ジエチルホスフィノ)プロパン、
1,3−ビス(ジイソプロピルホスフィノ)プロパン、
1,3−ビス(ジ−n−ブチルホスフィノ)プロパンお
よび1,4−ビス(ジ−n−ブチルホスフィノ)ブタン
である。本発明方法に使用される触媒を構成するパラジ
ウム化合物は、好ましくはカルボン酸のパラジウム塩、
特に好ましくは酢酸パラジウムである。
【0007】本発明方法によって変換し得る共役アルカ
ジエンは一般に炭素原子を4〜8個含むものであり、そ
の例には1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペ
ンタジエン、2,4−ヘキサジエンおよび2,3−ジメ
チルブタジエン−1,3があげられるが、1,3−ブタ
ジエンが好ましい共役アルカジエンである。広範囲にわ
たる種々の種類の活性水素含有化合物(たとえばアルコ
ール、ヒドロキシ芳香族化合物、第一および第二アミ
ン、カルボン酸、活性メチレン基含有化合物および水)
が本発明方法に有利に使用できる。本発明方法によって
生成できる主反応生成物は一般に、前記活性水素含有化
合物とトリエンとのアダクトを含有するものである。該
トリエンは、前記共役ジエンの二量化によって生じたと
考えられる化合物である。したがって、活性水素含有化
合物としてたとえば水を使用した場合には反応生成物は
アルコールであり、活性水素含有化合物としてアルコー
ルを使用した場合には反応生成物はエーテルであり、活
性水素含有化合物として第一または第二アミンを使用し
た場合には反応生成物はそれぞれ第二または第三アミン
であろう。前記の反応生成物は一般に、それに対応する
トリエンの少量が混在する混合物の形で存在するであろ
う。本発明方法では、水および第一または第二アミンが
好ましい活性水素含有化合物である。
【0008】本発明方法では、ジホスフィンの好ましい
使用量は0.2〜10モル一層好ましくは0.5〜5モ
ル/グラム原子(パラジウム)である。パラジウム化合
物は一般に、10-6〜10-1グラム原子、好ましくは1
-5〜10-2グラム原子(パラジウム)/モル(共役ア
ルカジエン)という割合に相当する使用量で使用される
であろう。本発明方法は1種またはそれ以上の不活性溶
媒および/または希釈剤の存在下に実施できる。適当な
溶媒および/または希釈剤の例にはアセトンのごときケ
トン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アニソール
(メチルフェニルエーテル)、ジグリム(ジエチレング
リコールのジメチルエーテル)のごときエーテル、ベン
ゼン、トルエン、シクロヘキサン、n−ヘキサンのごと
き炭化水素化合物、およびジメチルホルムアミドおよび
ジメチルスルホキシドのごとき極性化合物があげられ
る。或場合には、水もまた溶媒または希釈剤として使用
できる。本発明方法において活性水素含有化合物として
水を使用する場合には、テロ重合反応を二酸化炭素の存
在下に実施するのが非常に好ましい。500〜5000
kPaのCO2 圧に相当する量のCO2 を存在させたと
きに非常に良い結果が得られた。
【0009】本発明方法において活性水素含有化合物と
して第一または第二アミンを使用する場合には、ジホス
フィンとしてビス(ジアルキルホスフィノ)系ジホスフ
ィンを使用するのが好ましく、ビス(ジ−n−ブチルホ
スフィノ)系またはビス(ジイソプロピルホスフィノ)
系ジホスフィンが特に好ましい。一方、水を活性水素含
有化合物として使用する場合には、ビス(ジアリールホ
スフィノ)系およびビス(ジアルキルホスフィノ)系ジ
ホスフィンの両者の使用の際に共役ジエンの変換率が高
くなり、かつ線状アルコール系反応生成物への選択率も
高くなるという結果が得られた。本発明方法は一般に、
20〜180℃の温度、好ましくは50〜150℃の温
度において実施できる。本発明方法の実施時の圧力は、
一般に大気圧から10000kPaまでの圧力であって
よい。活性水素含有化合物として水を使用する場合には
既述のごとく二酸化炭素を存在させるのが好ましいが、
前記の圧力値は、勿論このような場合の圧力も考慮に入
れた値である。
【0010】テロ重合反応によって生じた生成物は、た
とえば分別操作、蒸留操作および/または結晶化操作に
よって回収できる。該生成物は所望用途にそのまま有利
に使用でき、あるいは、たとえば種々の重合体、合成樹
脂、エポキシ化合物および表面活性剤の合成のために有
利に使用できる。活性水素含有化合物が水であるときに
は、その場合のテロ重合反応の生成物(ジエノール)
は、水素化反応によって、それに対応するアルコールに
変換でき、次いで脱水反応によって、それに対応するア
ルケンに変換できる。たとえば、3,7−ジエン−オク
タノールである生成物は水素化反応によってオクタノー
ルに変換でき、次いで脱水反応により1−オクテンに変
換できる。本発明を一層詳細に例示するために、次に実
施例を示す。しかしながら、本発明の範囲および実施態
様は決してこれらの実施例の範囲内のみに限定されるべ
きものではないことが理解されるべきである。
【0011】
【実施例】実施例および比較実験の記載中に使用された
略号は次の意味を有する。 表1および表2に使用されたジ−およびモノホスフィン
の略号 略号 ホスフィン a) 1,3−ビス(ジ−n−ブチルホスフィノ)プ
ロパン b) 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパ
ン c) 1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン d) 1,3−ビス(ジイソプロピルホスフィノ)プ
ロパン e) 1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン f) 1,4−ビス(ジ−n−ブチルホスフィノ)ブ
タン g) トリフェニルホスフィン 使用されたアミン p) n−ブチルアミン q) ジエチルアミン
【0012】例 I 磁力攪拌機を備えた容量250mlのステンレス鋼(ハス
テロイC)製オートクレーブに、Pd(OAc)2 0.
25ミリモル、1,3−ビス(ジ−n−ブチルホスフィ
ノ)プロパン(a)0.37ミリモル、アニソール40
mlおよびn−ブチルアミン10mlを入れた。次いで前記
反応器を閉鎖し、そこから空気を排出し、そして1,3
−ブタジエン10mlを入れ、該反応器の内容物を125
℃に加熱し、該温度に5時間保った。その後に反応器の
内容物を20℃に冷却した。気液クロマトグラフィ
(g.l.c.)により分析した結果、前記ブタジエン
の56%が、N−(オクタジエニル−2,7)−n−ブ
チルアミン(53%)と、N,N−ジ−(オクタジエニ
ル−2,7)−n−ブチルアミン(29%)と、n−オ
クタトリエン−1,3,7(24%)との混合物に変換
されたことが確認された。
【0013】例 II〜V 例Iの場合と同様な操作を行ったが、今回は表Iに記載
のごとくジホスフィンの種類を変え、および/またはn
−ブチルアミン10mlの代わりにジエチルアミン15ml
を使用し、および/または反応温度を変えた。得られた
生成物に関するデータもまた表Iに示した。
【0014】比較実験 A〜B 例Iの場合と類似の操作を行ったが、これらの比較実験
では1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン
(c)をリガンドとして使用した。さらに、比較実験A
では反応温度は135℃であり、比較実験Bではジエチ
ルアミンを15ml使用した。これらの比較実験およびそ
の生成物に関する詳細なデータを表Iに示す。
【0015】
【表1】 表 I ------------------------------------------------------------------------ 実施例 ホスフィ アミン 温 度 ブタジ 生成物の組成 ンの種類 の種類 (℃) エンの 第二 第三 トリエン 変換率 アミン アミン (%) (%) (%) (%) ------------------------------------------------------------------------ I a p 125 56 53 29 24 II b p 125 25 50 12 30 III b q 135 25 − 90 8 IV a q 100 78 − 95 5 V d q 100 93 − 92 7 比較実験 A c p 135 20 50 20 25 B c q 125 <5 − 微量(〜1:1) ------------------------------------------------------------------------
【0016】例 VI〜X 例I記載の型のオートクレーブに、Pd(OAc)2
0.25ミリモル、表II記載のジホスフィン0.37ミ
リモル、水5mlおよびジグリム40mlを入れた。この反
応器を閉じ、そこから空気を排出した後に、1,3−ブ
タジエン10mlを添加し、次いで表IIに記載の圧力値に
なるまで反応器を二酸化炭素で加圧した。反応器の内容
物を110℃に加熱し、該温度に5時間保った。その後
に反応器の内容物を20℃に冷却し、g.l.c.によ
る分析を行った。この反応およびその生成物に関する詳
細なデータを表IIに示す。
【0017】比較実験 C〜E 例V〜Xの場合と類似の操作を行ったが、これらの比較
実験では、ホスフィン化合物として1,2−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)エタン(c)(0.37ミリモル)
またはトリフェニルホスフィン(g)(0.7ミリモ
ル)を使用した。これらの実験およびその生成物に関す
る詳細なデータを表IIに示す。
【0018】例I〜Vで得られた結果および比較実験A
〜Bの結果(表I)から明らかなように、架橋部中に少
なくとも3個の原子を含むジホスフィン、特にビス(ジ
アルキルホスフィノ)系ジホスフィンを使用した場合に
は、共役ジエンの変換率が非常に高くなり、かつそれと
共に、テロ重合生成物への選択率も高くなることが確認
された。例VI〜Xで得られた結果と、比較実験Cおよび
Eの結果とを比較した場合にも、上記の場合と同様な現
象が認められた。前記の説明から容易に理解されるよう
に、本発明方法に使用される触媒系はキレートリガンド
を含むものであるから、この触媒系は、それに対応する
モノホスフィン含有触媒系よりも一層安定であろうと考
えられる。
【0019】
【表2】 表 II ------------------------------------------------------------------------ 実施例 ホスフ CO2圧 温 度 ブタジ 生成物の組成 ィンの (kPa) (℃) エンの 第一アル 第二アル トリエン 種類 変換率 コール コール (%) (%) (%) (%) ------------------------------------------------------------------------ VI a 1000 110 88 70 7 22 VII a 2000 110 92* 80 6 12 VIII b 1000 110 85 71 7 20 IX e 1000 110 92 67 6 25 X f 1000 110 90 61 6 30 比較実験 C c 2000 110 5 〜50 〜5 〜45 D g 2000 110 95 55 12 30 E g 1000 110 85 49 9 40 ------------------------------------------------------------------------ * 反応媒質はトリエチルアミン10mlを含むものであ
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 209/60 211/21 9280−4H // C07B 61/00 300

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラジウム化合物と、一般式 R1 2 PRPR3 4 (ここにRは、架橋部中に少なくとも3個の原子を含み
    そしてそのうちの少なくとも2個の原子が炭素原子であ
    る二価有機架橋基であり、 R1 、R2 、R3 およびR4 は互いに同一または相異な
    る基であってよく、そしてこれらは、任意的に極性基で
    置換されていてもよいヒドロカルビル基を表す)のジホ
    スフィンとから得られる触媒の存在下に、共役アルカジ
    エンと、活性水素原子を少なくとも1個有する化合物と
    を接触させることを特徴とする共役アルカジエンのテロ
    重合方法。
  2. 【請求項2】 架橋基Rが、架橋部中に3〜5個の炭素
    原子を含むアルキレン基である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 R1 、R2 、R3 およびR4 が同一であ
    り、そしてこれらはアリール基、または10個までの炭
    素原子好ましくは2〜5個の炭素原子を含むアルキル基
    である請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ジホスフィンが、1,3−ビス(ジフェ
    ニルホスフィノ)プロパン、1,4−ビス(ジフェニル
    ホスフィノ)ブタン、1,3−ビス(ジイソプロピルホ
    スフィノ)プロパン、1,3−ビス(ジ−n−ブチルホ
    スフィノ)プロパンおよび1,4−ビス(ジ−n−ブチ
    ルホスフィノ)ブタンからなる群から選択される請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 パラジウム化合物がカルボン酸パラジウ
    ム、好ましくは酢酸パラジウムである請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ジホスフィンを0.2〜10モル好まし
    くは0.5〜5モル/グラム原子(パラジウム)の割合
    で存在させる請求項1〜5のいずれか一項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 パラジウム化合物を10-6〜10-1グラ
    ム原子好ましくは10-5〜10-2グラム原子(パラジウ
    ム)/モル(共役アルカジエン)の割合で使用する請求
    項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 アルカジエンが1,3−ブタジエンであ
    る請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 活性水素含有化合物が水であり、そして
    反応操作が二酸化炭素の存在下に実施される請求項1〜
    8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 活性水素含有化合物が第一または第二
    アミンであり、ジホスフィンがビス(ジアルキルホスフ
    ィノ)系ジホスフィン好ましくはビス(ジ−n−ブチル
    ホスフィノ)系またはビス(ジイソプロピルホスフィ
    ノ)系ジホスフィンである請求項1〜9のいずれか一項
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 20〜180℃好ましくは50〜15
    0℃の温度において、大気圧から10000kPaまで
    の範囲内の圧力下に実施される請求項1〜10のいずれ
    か一項に記載の方法。
JP4323787A 1991-11-12 1992-11-10 共役アルカジエンのテロ重合方法 Pending JPH0687774A (ja)

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GB91202941.0 1991-11-12
EP91202941 1991-11-12

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JPH0687774A true JPH0687774A (ja) 1994-03-29

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ID=8208005

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4323787A Pending JPH0687774A (ja) 1991-11-12 1992-11-10 共役アルカジエンのテロ重合方法

Country Status (3)

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EP (1) EP0542366B1 (ja)
JP (1) JPH0687774A (ja)
DE (1) DE69224504T2 (ja)

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