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JPH0687632U - 超高速回転子 - Google Patents

超高速回転子

Info

Publication number
JPH0687632U
JPH0687632U JP3387293U JP3387293U JPH0687632U JP H0687632 U JPH0687632 U JP H0687632U JP 3387293 U JP3387293 U JP 3387293U JP 3387293 U JP3387293 U JP 3387293U JP H0687632 U JPH0687632 U JP H0687632U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
nut
washer
rotating shaft
permanent magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3387293U
Other languages
English (en)
Inventor
恵司 北條
隆行 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP3387293U priority Critical patent/JPH0687632U/ja
Publication of JPH0687632U publication Critical patent/JPH0687632U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 超高速回転する回転軸に永久磁石回転子を締
付ける場合、コニカルスプリング型のワッシャとボール
ジョイントナットとを使って締付時の歪発生を抑え、温
度上昇時の緩みを防止する。 【構成】鋼材からなる回転軸上の段差11とネジ部12
との間に、側板22、23を有する熱膨張係数がマイナ
スの永久磁石性の回転子2をコニカルスプリング型のワ
ッシャ3を介してボールジョイント型のナット4により
締付けを行うが、ワッシャ3のナット4側の面は凹球面
に形成されてナット4の凸面に馴染み、締付時の軸力が
均一に伝わるように構成されている。このため、回転子
2の端面やネジ構造の精度誤差が吸収されて回転軸1が
曲ることなく、また鋼材と永久磁石との熱膨張係数の差
に基づく温度上昇時の変位はワッシャを用いた回転軸1
により吸収される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はターボチャージャのタービン軸に取付ける回転電機の超高速回転子に 関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エンジンの排気エネルギーを利用してエンジンの吸気圧を高めるターボ チャージャが広く用いられており、この種のターボチャージャのタービン軸に回 転電機を取付け、エンジンの運転状態に応じて電動機として作動させたり、また は発電機として作動させ、エンジンのトルクアップや排気エネルギーを電力回収 することが行われている。
【0003】 このような回転電機付ターボチャージャは例えば10万rpm以上の超高速回 転となるため、段差をつけた回転軸に、スラストブッシュやスリーブなどととも に永久磁石からなる回転子をナットで締付けて固着する提案が回転電機付ターボ チャージャの回転体として実開平4−93727号公報に示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の公開公報に示された回転体ではその磁力を強くするため、その回転子に ネオジム−鉄−バロン系の永久磁石を使用の場合、磁極と直角方向はマイナスの 線膨張係数であるため、鋼材を使った回転軸との係数の差が大きく、常温にて回 転子を回転軸に取付けてナット締めを行っても運転中の温度上昇により相対変化 が生じ、軸力低下によりナットが緩み、高速運転では危険が生ずるという問題が ある。
【0005】 また、回転軸の中間にネジ構造を有するため、回転軸に対するネジ部の傾きや 回転子端面の平行の精度誤差などの影響を受け、ナットを強く締付けると回転軸 に曲りを生じ、精密なバランス修正時の障害となっている。特に回転電機付ター ボチャージャの回転軸は長い回転体のため軸方向の曲りは大きな問題である。
【0006】 本考案はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は運転 中の高温度の状態でも軸力の低下を防止し、また上述のような精度誤差を有して も回転軸の曲りを無くそうとする超高速回転子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案によれば、超高速回転するタービンの回転 軸にナット締めされた回転電機用の異方性線膨張係数を有する永久磁石ロータと なる超高速回転子において、前記のロータとナットとの間に介在されてナット側 に凹球面が形成されたコニカルスプリング型のワッシャと、該ワッッシャとの当 接面に前記の凹球面に対応する凸面を有するナットとにより締付けられた超高速 回転子が提供される。
【0008】
【作用】
高速回転する鋼材の回転軸に永久磁石の回転子をナット締めする際に、ナット 側の面が凹球面になされたコニカルスプリング型のワッシャを用い、凸面を有す るボールジョイントナットで締付けたので、ワッシャの弾性力によって回転軸の バネ定数が小となり、このため高温時の熱膨張係数の差に基づく変位が吸収され て軸力が保持され、さらにワッシャとナットとの間の馴染みがよいため軸力が均 一に伝達されて精度誤差の吸収により回転軸の変形が防止される。
【0009】
【実施例】
つぎに本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。 図1は本考案にかかる超高速回転子の一実施例の回転子とその関連部分を示す 断面図であり、図2は本実施例が適用される回転電機付ターボチャージャの回転 子の側面図である。
【0010】 これらの図面において、1は高強度の鋼材からなる回転軸で、排気エネルギー により10万rpm以上の超高速回転するものであり、その所定位置の段差11 とネジ部12との間に回転子2が締付けられる。
【0011】 回転子2は電動機構の磁石ロータで、強磁気力が要求されるため例えばネオジ ム−鉄−バロン系の永久磁石からなり、その周壁部には超高速回転時の遠心力に 耐えるCFPR製のスリーブ21が嵌着され、また両端面には高強度材の側板2 2および23が配置されて回転軸1にワッシャ3とナット4によって締着される ものである。
【0012】 そして、ワッシャ3はコニカルスプリングタイプのもので、その右方の面、す なわちナット側は所定の半径の球面による凹面が設けられており、ナット4はボ ールジョイントタイプで、該凹面に対応する凸面が締付け面に形成されている。 したがって、この両者により回転子2を回転軸1に締付けると、ワッシャ3の凹 面にナット4の凸面が滑らかに当接し、段差11との間の回転子2に対してワッ シャ3の弾性力とともに螺入による均一な軸力にて回転子2が締付けられるよう に構成されている。
【0013】 つぎにこのように構成された本実施例の作動を説明すると、回転軸1に取付け られた回転子2はコニカルスプリングタイプのワッシャ3を介してナット4によ り段差11の方向に締付けられているため、回転軸1側のバネ定数がワッシャ3 の弾性力によって事実上小さくなり、図3の変位図に示す点線の方に線図が移動 する。このため運転中の高温度により回転軸1と回転子2との熱膨張係数の差に よる変位が吸収されて高軸力が保たれることになる。
【0014】 また、本実施例ではワッシャ3とナット4との接触面は互いに対応する凹面と 凸面に形成されているため、締付時には馴染みよく均一に接して軸力が加わるの で、回転子2の端面の直角度の誤差やネジ部の精度の誤差が吸収でき、緊く締付 けても回転軸1が曲ることなく組立後の精密バランス修正が可能となる。
【0015】 なお、図2における5は排気エネルギーを受けて駆動されるタービン翼であり 、6はコンプレッサ翼で締付ナット61により回転軸1の他端に取付けられてお り、該回転軸1はタービン翼5と回転子2との間に配置されるフロ−ティングベ アリングなどにより超高速回転自在に軸支されるものである。
【0016】 つぎに、本実施例における回転軸と回転子との素材の膨張係数の差による緩み 防止の他の例を説明する。図1に示す端板23の素材に高熱膨張金属として、例 えばFe基20%のNi合金の熱膨張率20×10-6/C°を用いると、回転子 2に使用のネオジム−鉄−ボロンの永久磁石ではその磁極と直角方向の線膨張係 数は−18×10-6/C°のためこれを相殺することになり、軸力低下やネジの 緩みが防止できることになる。 以上、本考案を上述の実施例によって詳細に説明したが、本考案の主旨の範囲 内で種々の変形が可能であり、これらの変形を本考案の範囲から排除するもので はない。
【0017】
【考案の効果】
上述の実施例のように本考案によれば、ターボチャージャの高速回転する鋼材 の回転軸に対し、異方性線膨張係数を有する永久磁石回転子の取付けに際して、 コニカルスプリングタイプのワッシャを介してボールジョイントナットを用いて 緊く締付けたので、線膨張係数の差により生ずる温度上昇時の変位はバネ定数が 小になった回転軸に吸収され、軸力の低下が免れるという効果がある。また回転 子の側板に線膨張係数の差を補償する高熱膨張金属を採用した場合においても、 温度上昇時の変位が打消されて軸力の低下や緩みが防止される。 さらに本考案ではボールジョイントナットに対面するワッシャ面を凹球面にし たので、ナットの締付時の軸力が均一に伝達され、回転子やネジ部の精度誤差が 吸収されて回転軸の曲りが防止される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる超高速回転子の一実施例の回転
子関連部分の断面図である。
【図2】本実施例が適用される回転電機付ターボチャー
ジャの回転子の側面図である。
【図3】本実施例における軸力と変位との関連を示す線
図である。
【符号の説明】
1…回転軸 2…回転子 3…ワッシャ 4…ナット 22、23…側板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】超高速回転するタービンの回転軸にナット
    締めされた回転電機用の異方性線膨張係数を有する永久
    磁石ロータとなる超高速回転子において、前記のロータ
    とナットとの間に介在されてナット側に凹球面が形成さ
    れたコニカルスプリング型のワッシャと、該ワッッシャ
    との当接面に前記の凹球面に対応する凸面を有するナッ
    トとにより締付けられたことを特徴とする超高速回転
    子。
  2. 【請求項2】前記の回転軸と永久磁石素材との熱膨張係
    数の差を補債する熱膨張率を有する側板を前記ロータと
    ワッシャとの間に介在させたことを特徴とする請求項1
    記載の超高速回転子。
JP3387293U 1993-05-28 1993-05-28 超高速回転子 Pending JPH0687632U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3387293U JPH0687632U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 超高速回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3387293U JPH0687632U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 超高速回転子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687632U true JPH0687632U (ja) 1994-12-22

Family

ID=12398612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3387293U Pending JPH0687632U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 超高速回転子

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JP (1) JPH0687632U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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