JPH0673620A - スピンドルのアンダーワインディング領域に糸を巻き付けるための方法及び装置 - Google Patents
スピンドルのアンダーワインディング領域に糸を巻き付けるための方法及び装置Info
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- JPH0673620A JPH0673620A JP5163475A JP16347593A JPH0673620A JP H0673620 A JPH0673620 A JP H0673620A JP 5163475 A JP5163475 A JP 5163475A JP 16347593 A JP16347593 A JP 16347593A JP H0673620 A JPH0673620 A JP H0673620A
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- underwinding
- thread
- yarn
- spindle
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/14—Details
- D01H1/38—Arrangements for winding reserve lengths of yarn on take-up packages or spindles, e.g. transfer tails
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 精紡位置で、成形部を備えたスピンドル
(1)のアンダーワインディング領域に糸を巻き付ける
ための方法及び装置を改良して、アンダーワインディン
グ領域において必要な糸巻条の数を少なくするだけでな
く、このアンダーワインディング領域から糸巻条を自動
的に取り除くことができるようにする。 【構成】 多数の縁部(13)を介して糸(4)が波形
に沿ってガイドされるように構成された成形部(歯列
8,9)がスピンドル(1)に設けられている。
(1)のアンダーワインディング領域に糸を巻き付ける
ための方法及び装置を改良して、アンダーワインディン
グ領域において必要な糸巻条の数を少なくするだけでな
く、このアンダーワインディング領域から糸巻条を自動
的に取り除くことができるようにする。 【構成】 多数の縁部(13)を介して糸(4)が波形
に沿ってガイドされるように構成された成形部(歯列
8,9)がスピンドル(1)に設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリング精紡機の
精紡位置で、成形部を備えたスピンドルのアンダーワイ
ンディング領域に糸を巻き付けるための方法及びこの方
法を実施するための装置に関する。
精紡位置で、成形部を備えたスピンドルのアンダーワイ
ンディング領域に糸を巻き付けるための方法及びこの方
法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばリング精紡機で、巻管に糸の所望
のラップを形成した後で、巻管をスピンドルから外して
相応の精紡位置から遠ざけ、新たな空の巻管に交換する
必要がある。この作業は今日では全自動式に行われ、こ
の場合新たな巻管に精紡開始するための作業員も不必要
である。つまり、満管の巻管を外す際に糸は引き千切ら
れるが、それと同時に糸は、新たな巻管を精紡開始する
ための準備位置に保たなければならない。この作業は一
般的には、ラップが完成されると、糸をガイドするリン
グレールを下降させて、巻管下部のアンダーワインディ
ング領域に糸を3〜5巻き巻き付けることによって行わ
れる。完成されたラップを有する巻管を外す際に、糸は
アンダーワインディング領域と満管の巻管との間で引き
千切られる。
のラップを形成した後で、巻管をスピンドルから外して
相応の精紡位置から遠ざけ、新たな空の巻管に交換する
必要がある。この作業は今日では全自動式に行われ、こ
の場合新たな巻管に精紡開始するための作業員も不必要
である。つまり、満管の巻管を外す際に糸は引き千切ら
れるが、それと同時に糸は、新たな巻管を精紡開始する
ための準備位置に保たなければならない。この作業は一
般的には、ラップが完成されると、糸をガイドするリン
グレールを下降させて、巻管下部のアンダーワインディ
ング領域に糸を3〜5巻き巻き付けることによって行わ
れる。完成されたラップを有する巻管を外す際に、糸は
アンダーワインディング領域と満管の巻管との間で引き
千切られる。
【0003】精紡位置に再始動されるとリングレールが
再び上昇せしめられ、スピンドルが回転させられて糸が
巻管に巻き付けられる。巻管に糸が巻き付け開始される
とアンダーワインディング領域に余剰の糸巻条が形成さ
れるが、この糸はアンダーワインディング領域から巻管
まで上方に延びて、製造過程中の、巻管におけるパッケ
ージの最も内側の巻層を形成する。
再び上昇せしめられ、スピンドルが回転させられて糸が
巻管に巻き付けられる。巻管に糸が巻き付け開始される
とアンダーワインディング領域に余剰の糸巻条が形成さ
れるが、この糸はアンダーワインディング領域から巻管
まで上方に延びて、製造過程中の、巻管におけるパッケ
ージの最も内側の巻層を形成する。
【0004】この糸巻条がアンダーワインディング領域
に残って取り除かれないと、アンダーワインディング領
域で巻条にさらに巻条が巻かれることになり、取り除く
のが困難になる。このために従来多くの手段が講じられ
ている。例えばアンダーワインディング領域を手動でブ
ラシかけして、この領域に残った糸巻条を取り除くこと
が知られているが、これでは多量の繊維が浮遊して妨害
となる。多数の精紡位置でこのようなブラシかけを行う
と、まるで“吹雪”のような状態となり、リング精紡機
全体の機能を麻痺させることになる。しかもこのような
作業を手動で行うと時間及びコストがかかることにな
る。
に残って取り除かれないと、アンダーワインディング領
域で巻条にさらに巻条が巻かれることになり、取り除く
のが困難になる。このために従来多くの手段が講じられ
ている。例えばアンダーワインディング領域を手動でブ
ラシかけして、この領域に残った糸巻条を取り除くこと
が知られているが、これでは多量の繊維が浮遊して妨害
となる。多数の精紡位置でこのようなブラシかけを行う
と、まるで“吹雪”のような状態となり、リング精紡機
全体の機能を麻痺させることになる。しかもこのような
作業を手動で行うと時間及びコストがかかることにな
る。
【0005】多くの場合、アンダーワインディング領域
の上側にはさらに、いわゆるアンダーワインディングク
ラウンが存在する。このアンダーワインディングクラウ
ンは、大抵の場合2つの歯列を有しており、これらの歯
列を介して、ほぼ垂直にガイドされた糸がスピンドルシ
ャフトの周方向に変向されるようになっている。スピン
ドルシャフトのこの領域には波形溝が形成されており、
この波形溝に多数の巻条が巻き付けられるようになって
いる。
の上側にはさらに、いわゆるアンダーワインディングク
ラウンが存在する。このアンダーワインディングクラウ
ンは、大抵の場合2つの歯列を有しており、これらの歯
列を介して、ほぼ垂直にガイドされた糸がスピンドルシ
ャフトの周方向に変向されるようになっている。スピン
ドルシャフトのこの領域には波形溝が形成されており、
この波形溝に多数の巻条が巻き付けられるようになって
いる。
【0006】ドイツ連邦共和国特許第2931209号
明細書によれば例えば、精紡機又は撚糸機の糸アンダー
ワインディング箇所を掃除する方法が公知である。この
方法によれば、糸はアンダーワインディングクリーナー
によって取り除かれ、このクリーナーには、糸を取り除
く作業をためにブロー空気流が供給されるようになって
いる。この方法及びそれを実施するための装置は、構造
が複雑で高価である。何故ならば、精紡位置には付加的
に圧縮空気が必要だからである。この圧縮空気は、機械
内で浮遊繊維を増やすことになる。
明細書によれば例えば、精紡機又は撚糸機の糸アンダー
ワインディング箇所を掃除する方法が公知である。この
方法によれば、糸はアンダーワインディングクリーナー
によって取り除かれ、このクリーナーには、糸を取り除
く作業をためにブロー空気流が供給されるようになって
いる。この方法及びそれを実施するための装置は、構造
が複雑で高価である。何故ならば、精紡位置には付加的
に圧縮空気が必要だからである。この圧縮空気は、機械
内で浮遊繊維を増やすことになる。
【0007】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3622
561号明細書によれば、糸端部を保持するための保持
装置が公知である。この保持装置は糸カッタとも協働す
るようになっている。この保持装置はその外周で多数の
突起部を有しており、これらの突起部は、非常に効果的
な糸掴み特性を有している。例えばこれらの突起部は短
い繊維であるか又は剛毛である。
561号明細書によれば、糸端部を保持するための保持
装置が公知である。この保持装置は糸カッタとも協働す
るようになっている。この保持装置はその外周で多数の
突起部を有しており、これらの突起部は、非常に効果的
な糸掴み特性を有している。例えばこれらの突起部は短
い繊維であるか又は剛毛である。
【0008】しかしながらこのような装置は、前記従来
の装置におけるのと同様に、突起部の間に糸巻条が集ま
り、所定の時間が経過すると手動で取り除かなければな
らないという欠点がある。
の装置におけるのと同様に、突起部の間に糸巻条が集ま
り、所定の時間が経過すると手動で取り除かなければな
らないという欠点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、アンダーワインディング領域において必要な糸巻条
の数を少なくするだけでなく、このアンダーワインディ
ング領域から糸巻条を自動的に取り除くことができるよ
うな方法及び装置を提供することである。
は、アンダーワインディング領域において必要な糸巻条
の数を少なくするだけでなく、このアンダーワインディ
ング領域から糸巻条を自動的に取り除くことができるよ
うな方法及び装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明の方法によれば、糸をアンダーワインディング領域に
波形ラインに沿ってガイドするようにした。
明の方法によれば、糸をアンダーワインディング領域に
波形ラインに沿ってガイドするようにした。
【0011】またこの方法を実施するための本発明の装
置によれば、多数の縁部を介して糸が波形に沿ってガイ
ドされるように構成された成形部がスピンドルに設けら
れている。
置によれば、多数の縁部を介して糸が波形に沿ってガイ
ドされるように構成された成形部がスピンドルに設けら
れている。
【0012】
【発明の効果】糸をアンダーワインディング領域で波形
ラインに沿ってガイドするようにしたことによって、ア
ンダーワインディング領域に1つの巻条を巻き付けるだ
け十分であって、しかもこの巻条は、波形又は蛇状のラ
インに沿って形成されるので、アンダーワインディング
領域の成形部に対する当てつけ箇所が非常に多くなり、
ひいてはこのアンダーワインディング領域で糸巻条が非
常に良好に固着されるという利点が達成された。糸は多
数の巻条を形成する必要はなく、波形ラインに沿って1
つの巻条を形成するだけで十分である。
ラインに沿ってガイドするようにしたことによって、ア
ンダーワインディング領域に1つの巻条を巻き付けるだ
け十分であって、しかもこの巻条は、波形又は蛇状のラ
インに沿って形成されるので、アンダーワインディング
領域の成形部に対する当てつけ箇所が非常に多くなり、
ひいてはこのアンダーワインディング領域で糸巻条が非
常に良好に固着されるという利点が達成された。糸は多
数の巻条を形成する必要はなく、波形ラインに沿って1
つの巻条を形成するだけで十分である。
【0013】本発明の別の有利な実施例によれば、選定
された成形部による波形ラインに糸を当てつけるように
なっている。このめに相応に構成された成形部(後述さ
れている)が設けられている。また例えばリングレール
を繰り返し上下運動させることによって、糸を相応に往
復運動させて、糸のための波形ラインを得ることも可能
である。この場合、リング精紡機で、リングレールをリ
ング及びトラベラと共に何度も繰り返し昇降させなけれ
ばならないので、この方法は高いエネルギ消費を必要と
することになる。また第3の可能性としては、前述の2
つの方法を組み合わせる方法がある。つまり、リングを
昇降させることによって形成される波形ラインに沿って
糸をガイドすることができるように、成形部を構成する
ことである。
された成形部による波形ラインに糸を当てつけるように
なっている。このめに相応に構成された成形部(後述さ
れている)が設けられている。また例えばリングレール
を繰り返し上下運動させることによって、糸を相応に往
復運動させて、糸のための波形ラインを得ることも可能
である。この場合、リング精紡機で、リングレールをリ
ング及びトラベラと共に何度も繰り返し昇降させなけれ
ばならないので、この方法は高いエネルギ消費を必要と
することになる。また第3の可能性としては、前述の2
つの方法を組み合わせる方法がある。つまり、リングを
昇降させることによって形成される波形ラインに沿って
糸をガイドすることができるように、成形部を構成する
ことである。
【0014】本発明の有利な構成要件によれば、アンダ
ーワインディング領域のために特別なバタフライ形クラ
ウンが設けられており、このバタフライ形クラウンが所
望の成形部を有している。
ーワインディング領域のために特別なバタフライ形クラ
ウンが設けられており、このバタフライ形クラウンが所
望の成形部を有している。
【0015】成形部は互いにかみ合う歯列より構成する
ことができる。これらの歯列は、糸が挿入される楔状の
溝を形成しており、これらの歯列は、糸が波形ラインの
溝内でガイドされるように成形されている。糸は歯列の
多数の縁部にわたって延びるので、特にこの領域で、糸
を溝内で保持する高い摩擦が生じる。従って1つの巻条
だけで十分であって、例えば満管の巻管を外す際に、こ
の1つの巻条が一緒に連行されるか又は、糸が引き千切
られる場合は、この巻条は楔状の溝から抜け落ちるよう
になっている。従って手動で後作業する必要はない。
ことができる。これらの歯列は、糸が挿入される楔状の
溝を形成しており、これらの歯列は、糸が波形ラインの
溝内でガイドされるように成形されている。糸は歯列の
多数の縁部にわたって延びるので、特にこの領域で、糸
を溝内で保持する高い摩擦が生じる。従って1つの巻条
だけで十分であって、例えば満管の巻管を外す際に、こ
の1つの巻条が一緒に連行されるか又は、糸が引き千切
られる場合は、この巻条は楔状の溝から抜け落ちるよう
になっている。従って手動で後作業する必要はない。
【0016】バタフライ形クラウンは一体的に製造され
るか又は、同一形状のアッパークラウンとボトムクラウ
ンとから成っていて、ボトムクラウンの歯がアッパーク
ラウンの歯の間に係合するようになっている。このどち
らを採用するかは製造技術的な問題である。
るか又は、同一形状のアッパークラウンとボトムクラウ
ンとから成っていて、ボトムクラウンの歯がアッパーク
ラウンの歯の間に係合するようになっている。このどち
らを採用するかは製造技術的な問題である。
【0017】所定の成形部と糸の昇降運動とを組み合わ
せる方法を実施するための装置の実施例として、ディス
ク状のバタフライ形クラウンが選択される。このディス
ク状のバタフライ形クラウンの縁部には多数のノッチが
形成されており、これらのノッチ内で糸がガイドされる
ようになっている。このノッチは、摩擦を高めるための
前述の縁部の役割をも有している。これらのノッチによ
って糸をガイドするために、ディスク縁部を介して糸を
トラバース式(綾振り式)にガイドする必要がある。こ
れはリングレールを相応に昇降運動させることによって
得られる。
せる方法を実施するための装置の実施例として、ディス
ク状のバタフライ形クラウンが選択される。このディス
ク状のバタフライ形クラウンの縁部には多数のノッチが
形成されており、これらのノッチ内で糸がガイドされる
ようになっている。このノッチは、摩擦を高めるための
前述の縁部の役割をも有している。これらのノッチによ
って糸をガイドするために、ディスク縁部を介して糸を
トラバース式(綾振り式)にガイドする必要がある。こ
れはリングレールを相応に昇降運動させることによって
得られる。
【0018】公知のアッパークラウンとバタフライ形ク
ラウンとを組み合わせて使用することによって、別の可
能性も得られる。このアッパークラウンとバタフライ形
クラウンとを一体的に製造することもできる。この場
合、バタフライ形クラウンの上縁部にボトムクラウンの
少なくとも1つの歯列が配置されている。これによって
バタフライ形クラウンの歯列の間に糸を確実に挿入する
ことができる。
ラウンとを組み合わせて使用することによって、別の可
能性も得られる。このアッパークラウンとバタフライ形
クラウンとを一体的に製造することもできる。この場
合、バタフライ形クラウンの上縁部にボトムクラウンの
少なくとも1つの歯列が配置されている。これによって
バタフライ形クラウンの歯列の間に糸を確実に挿入する
ことができる。
【0019】このような簡単な手段によって、アンダー
ワインディング領域からせいぜい1つの糸巻条が落下す
るだけなので、糸の無駄が非常に少なくなり、リング精
紡機内での浮遊繊維は最小限に押さえられる。
ワインディング領域からせいぜい1つの糸巻条が落下す
るだけなので、糸の無駄が非常に少なくなり、リング精
紡機内での浮遊繊維は最小限に押さえられる。
【0020】
【実施例】次に図面に示した実施例について本発明の構
成を具体的に説明する。
成を具体的に説明する。
【0021】図1の(a)には、例えばリング精紡機の
精紡位置のうちの1つのスピンドル1だけが示されてお
り、このスピンドル1上に巻管2がかぶせはめられてい
る。巻管2には、糸4によるラップ3が形成されてい
る。糸4は、図示していないドラフト装置からランナ5
を通って巻管2まで延びている。ランナ5は図示してい
ないリングレールのリング6上で移動する。ラップ3
は、リングレール、リング6及びランナ5を方向Xで移
動させることによって形成される。
精紡位置のうちの1つのスピンドル1だけが示されてお
り、このスピンドル1上に巻管2がかぶせはめられてい
る。巻管2には、糸4によるラップ3が形成されてい
る。糸4は、図示していないドラフト装置からランナ5
を通って巻管2まで延びている。ランナ5は図示してい
ないリングレールのリング6上で移動する。ラップ3
は、リングレール、リング6及びランナ5を方向Xで移
動させることによって形成される。
【0022】ラップ3が完成されると直ちに、満管の巻
管2を外して空の巻管をかぶせ嵌める前に、リングレー
ルが、リング6及びランナ5と一緒に、図1の(a)に
示した位置へもたらされるので、巻管2の下側、一般に
はアンダーワインディングクラウン20の下側で、スピ
ンドル1に糸巻条が形成される。アンダーワインディン
グクラウンは主に2つの歯列21,22を有しており、
これらの歯列は、ほぼ垂直方向に延びる糸スピンドルの
周方向に確実に変向させるために役立つ。
管2を外して空の巻管をかぶせ嵌める前に、リングレー
ルが、リング6及びランナ5と一緒に、図1の(a)に
示した位置へもたらされるので、巻管2の下側、一般に
はアンダーワインディングクラウン20の下側で、スピ
ンドル1に糸巻条が形成される。アンダーワインディン
グクラウンは主に2つの歯列21,22を有しており、
これらの歯列は、ほぼ垂直方向に延びる糸スピンドルの
周方向に確実に変向させるために役立つ。
【0023】満管の巻管2を外す時に、糸はアンダーワ
インディング領域と巻管との間で引き千切られるが、ラ
ンナとアンダーワインディング領域との間でスピンドル
に残る。次いで新たな巻管2が載せられたら、新たな巻
管に新たなラップを形成することができるように、スピ
ンドル1を再び回転させて、リングレールを上昇させれ
ばよい。
インディング領域と巻管との間で引き千切られるが、ラ
ンナとアンダーワインディング領域との間でスピンドル
に残る。次いで新たな巻管2が載せられたら、新たな巻
管に新たなラップを形成することができるように、スピ
ンドル1を再び回転させて、リングレールを上昇させれ
ばよい。
【0024】本発明によれば図1の(a)に示されてい
るように、アンダーワインディング領域にバタフライ形
クラウン7が設けられており、このバタフライ形クラウ
ン7において、歯列8の上側と歯列9の下側とがかみ合
っていて、楔状の溝10(図3参照)が形成されてい
る。歯列8若しくは9は同様に楔状に構成されており、
この場合にそれぞれ傾斜面11と12とが互いに交差し
ている。これによって、糸4は溝10内で波形ラインに
沿ってガイドされて、歯列8若しくは9の多数の縁部1
3に確実に当てつけられる。またこれによって摩擦が高
くなるので、糸4は非常に良好に固着する。糸4の、こ
の波形ラインは、図2にも示されている。
るように、アンダーワインディング領域にバタフライ形
クラウン7が設けられており、このバタフライ形クラウ
ン7において、歯列8の上側と歯列9の下側とがかみ合
っていて、楔状の溝10(図3参照)が形成されてい
る。歯列8若しくは9は同様に楔状に構成されており、
この場合にそれぞれ傾斜面11と12とが互いに交差し
ている。これによって、糸4は溝10内で波形ラインに
沿ってガイドされて、歯列8若しくは9の多数の縁部1
3に確実に当てつけられる。またこれによって摩擦が高
くなるので、糸4は非常に良好に固着する。糸4の、こ
の波形ラインは、図2にも示されている。
【0025】図1の(b)に示したバタフライ形クラウ
ンの実施例では、このバタフライ形クラウン7は一体的
に製造されている。しかしながら、図4に示したバタフ
ライ形クラウン7aの実施例の方が製造技術的に有利で
ある。この図4に示した実施例においては、バタフライ
形クラウン7aは、歯列4を備えたアッパークラウン1
4と、歯列9を備えたボトムクラウン15とから成って
いる。これらの歯列9は、アッパークラウン14とボト
ムクラウン15とをかみ合わせてバタフライ形クラウン
7aを形成する際に、アッパークラウン14の歯列8の
間に入り込む。
ンの実施例では、このバタフライ形クラウン7は一体的
に製造されている。しかしながら、図4に示したバタフ
ライ形クラウン7aの実施例の方が製造技術的に有利で
ある。この図4に示した実施例においては、バタフライ
形クラウン7aは、歯列4を備えたアッパークラウン1
4と、歯列9を備えたボトムクラウン15とから成って
いる。これらの歯列9は、アッパークラウン14とボト
ムクラウン15とをかみ合わせてバタフライ形クラウン
7aを形成する際に、アッパークラウン14の歯列8の
間に入り込む。
【0026】アッパークラウン14とボトムクラウン1
5とは有利には同一形状で構成されていて、使用位置で
鏡面対称的に配置されている。バタフライ形クラウンを
アンダーワインディングクラウンと組み合わせる場合に
は、2つのクラウンを一緒に一体的に製造することも可
能である。
5とは有利には同一形状で構成されていて、使用位置で
鏡面対称的に配置されている。バタフライ形クラウンを
アンダーワインディングクラウンと組み合わせる場合に
は、2つのクラウンを一緒に一体的に製造することも可
能である。
【0027】図5に示したバタフライ形クラウンの変化
実施例においては、このバタフライ形クラウン7bはほ
ぼディスク状に構成されている。ディスクエッジ16に
は多数のノッチ17が切り込まれている。本発明によれ
ば、リングレールはリング6及びトラベラ5と一緒に、
糸4をディスクエッジ16に巻き付ける際に方向Xで繰
り返し往復運動するので、糸4は、各ノッチ17の間で
蛇状ラインに沿って延びる。
実施例においては、このバタフライ形クラウン7bはほ
ぼディスク状に構成されている。ディスクエッジ16に
は多数のノッチ17が切り込まれている。本発明によれ
ば、リングレールはリング6及びトラベラ5と一緒に、
糸4をディスクエッジ16に巻き付ける際に方向Xで繰
り返し往復運動するので、糸4は、各ノッチ17の間で
蛇状ラインに沿って延びる。
【図1】(a)はリング精紡機における精紡位置の部分
の拡大した側面図、(b)は本発明の1実施例によるア
ンダーワインディングクラウンの平面図である。
の拡大した側面図、(b)は本発明の1実施例によるア
ンダーワインディングクラウンの平面図である。
【図2】本発明の1実施例によるバタフライ形クラウン
の一部の展開図である。
の一部の展開図である。
【図3】図1の(a)のIII-III線に沿った断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の1実施例によるバタフライ形クラウン
の分解図である。
の分解図である。
【図5】本発明の別の実施例によるバタフライ形クラウ
ンを備えた精紡位置の一部の概略的な側面図である。
ンを備えた精紡位置の一部の概略的な側面図である。
1 スピンドル、 2 巻管、 3 ラップ、 4
糸、 5 トラベラ、6 リング、 7,7a,7b
バタフライ形クラウン、 8,9 歯列、 10 溝、
11,12 傾斜面、 13 縁部、 14 アッパ
ークラウン、15 ボトムクラウン、 16 ディスク
エッジ、 17 ノッチ、 20 アンダーワインディ
ングクラウン、 21,22 歯列
糸、 5 トラベラ、6 リング、 7,7a,7b
バタフライ形クラウン、 8,9 歯列、 10 溝、
11,12 傾斜面、 13 縁部、 14 アッパ
ークラウン、15 ボトムクラウン、 16 ディスク
エッジ、 17 ノッチ、 20 アンダーワインディ
ングクラウン、 21,22 歯列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パウル ヴェルティ スイス国 ヴィンタートゥール リューテ ィホーフシュトラーセ 32
Claims (12)
- 【請求項1】 精紡位置で、成形部を備えたスピンドル
のアンダーワインディング領域に糸を巻き付けるための
方法において、糸をアンダーワインディング領域で波形
ラインに沿ってガイドすることを特徴とする、スピンド
ルのアンダーワインディング領域に糸を巻き付けるため
の方法。 - 【請求項2】 前記波形ラインを、スピンドルに設けら
れた成形部によって形成する、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記波形ラインを、糸を往復運動させる
ことによって形成する、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 精紡位置で、成形部を備えたスピンドル
のアンダーワインディング領域に糸を巻き付けるための
装置において、多数の縁部(13)を介して糸(4)が
波形に沿ってガイドされるように構成された成形部
(8,9,17)がスピンドルに設けられていることを
特徴とする、スピンドルのアンダーワインディング領域
に糸を巻き付けるための装置。 - 【請求項5】 前記成形部が、バタフライ形クラウン
(7,7a)と協働する、互いに入り込む歯列(8,
9)より成っている、請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 前記歯(8,9)が、互いに向き合う傾斜
面(11,12)によって、糸(4)ガイドするための
楔状の溝(10)を形成しており、糸が歯(8,9)の
多数の縁部(13)を覆って延びている、請求項5記載
の装置。 - 【請求項7】 バタフライ形クラウン(7a)が、歯列
(8)を備えたアッパークラウン(14)と歯列(9)
を備えたボトムクラウン(15)とから成っており、ボ
トムクラウン(15)に設けられた歯列(9)が、使用
位置でアッパークラウン(14)に設けられた歯列
(8)に係合するようになっている、請求項5又は6記
載の装置。 - 【請求項8】 アッパークラウン(14)とボトムクラ
ウン(15)とが同一形状に構成されている、請求項7
記載の装置。 - 【請求項9】 成形部が、ディスク状のバタフライ形ク
ラウン(7b)のディスクエッジ(16)に切り込み成
形されたノッチ(17)より成っている、請求項1記載
の装置。 - 【請求項10】 糸(4)が、ディスクエッジ(16)
に対して上下運動しながらガイドされ、前記ノッチ(1
7)の間で、糸(4)の一部が、バタフライ形クラウン
(7b)の上側に、一部がその下側に延びている、請求
項9記載の装置。 - 【請求項11】 バタフライ形クラウン(7,7a,7
b)の上側にアンダーワインディングクラウン(20)
が配置されている、請求項4から10までのいずれか1
項記載の装置。 - 【請求項12】 前記クラウン(7,7a若しくは7
b,20)が一体的に製造されている、請求項11記載
の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4221676A DE4221676C2 (de) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | Verfahren und Vorrichtung zum Aufwickeln eines Garns auf einen Unterwindbereich einer Spindel |
| DE4221676.1 | 1992-07-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673620A true JPH0673620A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=6462294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5163475A Pending JPH0673620A (ja) | 1992-07-02 | 1993-07-01 | スピンドルのアンダーワインディング領域に糸を巻き付けるための方法及び装置 |
Country Status (4)
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|---|---|
| JP (1) | JPH0673620A (ja) |
| CN (1) | CN1083875A (ja) |
| DE (1) | DE4221676C2 (ja) |
| IT (1) | IT1264849B1 (ja) |
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| DE4435515B4 (de) * | 1994-10-04 | 2006-01-26 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Spinnvorrichtung |
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- 1993-06-18 IT IT93MI001318A patent/IT1264849B1/it active IP Right Grant
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- 1993-07-01 JP JP5163475A patent/JPH0673620A/ja active Pending
Also Published As
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