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JPH065161B2 - 分離されたステータコアを有する誘導形位置検出器 - Google Patents

分離されたステータコアを有する誘導形位置検出器

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Publication number
JPH065161B2
JPH065161B2 JP59174140A JP17414084A JPH065161B2 JP H065161 B2 JPH065161 B2 JP H065161B2 JP 59174140 A JP59174140 A JP 59174140A JP 17414084 A JP17414084 A JP 17414084A JP H065161 B2 JPH065161 B2 JP H065161B2
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JP
Japan
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stator
pole
magnetic
position detector
phase
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JP59174140A
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JPS6153503A (ja
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渉 市川
裕二 松木
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SG KK
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Publication date
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Publication of JPS6153503A publication Critical patent/JPS6153503A/ja
Publication of JPH065161B2 publication Critical patent/JPH065161B2/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ステータ側に1次巻線と2次巻線を設け、
ロータ側には巻線を設けないタイプの誘導形(可変磁気
抵抗型)の位置検出器に関し、特にステータ部に設けら
れる複数相の極部を互いに独立の(分離された)磁性体
コアによって構成したことを特徴とするものである。
〔従来の技術〕
ステータ側に1次巻線と2次巻線を設け、ロータ側には
巻線を設けないタイプの誘導形回転位置検出器として
は、回転位置に応じた電圧レベルを持つ出力信号を生ず
るタイプのものとしてマイクロシンといわれる回転形差
動トランスが知られており、他方、回転位置に応じた電
気的位相角を持つ交流信号を出力するタイプのものとし
て本出願人の出願に係る特開昭57-70406号に開示された
回転角度検出装置が知られている。
従来知られたこの種の回転位置検出器は、いずれもステ
ータコアの複数相の極部が共通の磁性体コア素材から成
るものであり、磁気回路は或る極部の端部からロータ部
を介して他の極部の端部を通り、更にステータの円周部
を通って形成されるようになっている。この点を図で示
すと、第11図(a)のようであり、1枚のコア素材(例
えばケイ素鋼板)をプレス加工することにより各相A〜
Dの極部を共通素材中に含む一体のステータコア板S1
を形成する。知られているように、このようなステータ
コア板S1を多数積層することによりステータコアが形
成される。Rは偏心形状のロータ部であり、点線は磁気
回路を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のような従来のステータコアは、検出器の
寸法(ステータ部の直径)が異なれば、その寸法に応じ
て別々のコア積層体を準備しなければならず、製造コス
トがかかるという問題点があった。特に、多品種少量生
産方式で検出器を生産する場合に、各機種別に別々のス
テータコア積層体を用意しなければならないため、全体
として部品点数が増す、という問題点があった。また、
ステータ部の直径が同じ場合でも、極数(相数)が異な
れば別々のステータコア積層体を用意しなければならな
いため、この場合でも上述と同様の問題点であった。例
えば第11図(b)には(a)より径の大きなステータコア板
2が示されており、(c)には(a)より極数の多いステー
タコア板S3が示されている。これらのステータコア板
1〜S3は別々のプレス型によって打抜かれ(従ってプ
レス型を別々に準備しなければならない)、別々の工程
によってステータコアを作成しなければならない。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、円環又は
円形状のステータ部の直径又は極数(相数)が異なる場
合でも共通のステータコア部材を使用し得るようにし、
寸法及び極数の異なる複数機種の検出器を製造する場合
に全体としての部品点数を減らし、製造コストを下げる
ことができるようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る誘導形位置検出器は、全体として円環又
は円形であり、その円周方向に沿って所定間隔で複数相
の極部を含み、各極部には1次巻線と2次巻線が夫々巻
回されており、各極部は磁束入出力用端部を有するステ
ータ部と、前記ステータ部の各極部に対してギャップを
介して配置され、ステータ部に対して相対的に変位可能
であり、その変位位置に応じて前記各極部の磁気回路の
磁気抵抗を変化させる構造を成した移動体と、を具備
し、1次巻線を交流信号によって励磁し、各極部の2次
巻線に前記磁気抵抗に応じた交流信号が誘導されるよう
にした誘導形位置検出器において、前記ステータ部の各
極部は、互いに逆極性を示す少なくとも2つの前記磁束
入出力用端部を有し、各相毎に分離された独立の磁性体
コアから成るものであり、支持部材を介して円周方向に
所定間隔で前記各相毎の前記磁性体コアから成る前記各
極部を固定して前記ステータ部を形成して成り、かつ、
該ステータ部の少なくとも前記各極部間が合成樹脂等の
モールド材によってモールドされており、モールドされ
た該ステータ部において、前記各極部の前記磁束入出力
用端部を含む前記移動体との対向面が所望の形状に切削
加工形成されたものであり、前記ステータ部の各極部の
1次巻線を互いに位相のずれた複数の交流信号を用いて
個別に励磁し、各極部の2次巻線に誘導された交流信号
を合成した出力交流信号として、前記移動体の変位位置
に応じた電気角だけ前記1次側の交流信号を位相シフト
した信号を得るようにしたことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
ステータ部における各相毎の極部は、互いに他の相から
分離された独立の磁性体コアから夫々成るものであるた
め、1相分の独立のステータコアのみ大量生産し、これ
を所望の直径を有する前記支持部材上に所望個数だけ所
定間隔で固定すれば、所望の直径と所望の極数(相数)
を有するステータ部を形成することができる。従って、
前述した諸種の問題点を解決することができる。また、
ステータ部の少なくとも前記各極部間を合成樹脂等のモ
ールド材によってモールドし、モールドされた該ステー
タ部において、前記各極部の前記磁束入出力用端部を含
む前記移動体との対向面を切削加工によって所望の形状
に仕上げ加工するようにしたので、分離された極部が一
体的に緊密に固定され、強度が強まると共に、端部の切
削加工の際にガタツキが生じることを防ぎ、任意の径の
ステータに適合させて端部の切削加工を行う場合に最適
となる。
また、位相シフト型の位置検出器であるため、温度変化
や外乱等による誘導電圧レベル変動の影響を受けること
なく、精度良く、位置検出を行なうことができる、とい
う優れた効果を奏する。従って、ステータ部の各極部に
おいて1次巻線と2次巻線を有し、各極部の1次巻線を
互いに位相のずれた複数の交流信号を用いて個別に励磁
して、各極部の2次巻線に誘導された交流信号を合成し
た出力交流信号として、移動体の変位位置に応じた電気
角だけ前記1次側の交流信号を位相シフトした信号を得
るようにした位相シフト型の位置検出器において、各相
毎に独立のステータ極部によりステータ部を構成するよ
うにしたので、ステータサイズと極数、相数に限定され
ることなく共通のステータコア部材を使用して様々な仕
様の位置検出器を組み立てることができるようになり、
全体として、製造コストを下げることができるようにな
る、という優れた効果を奏する。
〔実施例〕
第1図は4相(A〜D相)のステータ極部を有する回転
位置検出器におけるこの発明の一実施例を示す図で、
(a)は正面図、(b)はA−C相を通る縦断面図である。
ステータ部1は、円周方向に沿って90度の間隔で配され
た4つの相A〜Dに対応する4つの極部1A〜1Dを含
む。各極部1A〜1Dは、第2図に拡大して示したよう
なコの字型の1相分の独立した磁性体コア10から夫々
成るものである。この磁性体コア10は例えばケイ素鋼
板の積層体から成り、2つの磁束入出力用端部10a,
10bを有し、2本の脚部10c,10dに1次巻線W
1と2次巻線W2を夫々巻回している。2つの端部10
a,10bにおける極性は互いに逆極性となるようにな
っており、磁束の流れ及び向きは実線矢印又は破線矢印
のようになる。
このように1次巻線W1と2次巻線W2とを具えた磁性体
コア10から成る互いに分離された4つの極部1A〜1
Dが、円環状の支持部材2上に90度の間隔で配置されて
ねじ留めその他の手段によって固定される。支持部材2
の材質は磁性、非磁性を問わない。更に、支持部材2と
各極部1A〜1Dの全体が、合成樹脂等の非磁性のモー
ルド材3によって全体としてリング状になるようにモー
ルドされていてもよく、こうして全体として円環状のス
テータ部1が形成される。尚、正面図ではモールド材3
が透明であると仮定して、モールドされる極部1A〜1
D及び支持部材2が見えるように図示してある。ステー
タ部1の内部空間を精度の良い真円とするために、機械
的な切削加工によって該ステータ部1の円周縁1aを真
円に仕上げるようにする。この仕上げ加工により、モー
ルド材3の内周と各極部1A〜1Dの端部10a,10
bが真円の一部として円弧状に切削加工される。従っ
て、この仕上げ加工前の各極部1A〜1Dすなわち磁性
体コア10の端部10a,10bは第2図に示すように
方形の一面として直線状の面を成しているが、仕上げ加
工後は、第2図の点線1aに示すように、その内径の大
きさに応じたカーブを持つ斜めの(短かい円弧状の)曲
面を成している。モールド材3は、各極部1A〜1Dを
確実に固定し、このような内周(端部10a,10b)
の仕上げ加工を容易にする意味でも有利に作用する。モ
ールド材3は少なくとも各極部間をモールドするもので
あってもよい。
ステータ部1の内部空間には、磁性体(例えばケイ素鋼
板の積層体)から成る偏心形のロータ部4が挿入されて
いる。このロータ部4は軸5に固定され、軸5の回転に
伴ってステータ部1の内部空間で回転する。
明らかなように、ステータ部1の各極部1A〜1Dで
は、一方の端部10a(又は10b)から出て他方の端
部10b(又は10a)に入る磁束路が、ギャップを介
して対向するロータ部4の一部を通るようになってお
り、該ロータ部4が各極部1A〜1Dの磁気回路の一部
を成す。このとき、各極部1A〜1Dの磁気回路におけ
る磁気抵抗は上記ギャップの大きさに対応して定まる。
ロータ部4は偏心しているため、この各極部1A〜1D
の磁気抵抗はロータ部4の回転位置に応じて変化する。
ロータ部4の回転角度θに関する各相A〜Dの磁気抵抗
(逆数ではパーミアンス)の変化の関数が、A相でcos
θ,B相でsinθ,C相で-cosθ,D相で-sinθの特性
を示すように設定することができる。
回転位置θに応じた電気的位相ずれを持つ出力交流信号
を得るようにするには、磁気抵抗が差動的に変化するA
相とC相の1次巻線W1を例えば正弦信号で励磁し、磁
気抵抗が差動的に変化するB相とD相の1次巻線W1
余弦信号で励磁する。そして、A相とC相の2次巻線W
2に誘起された交流信号を逆相加算し、かつB相とD相
の2次巻線W2に誘起された交流信号を逆相加算し、両
逆相加算出力を加算合計して出力交流信号を得る。こう
して得られる出力交流信号は例えば励磁信号sinωtに
対してsin(ωt−θ)なる電気的位相ずれを示し、こ
の位相ずれθが回転位置θに対応する。従って、この位
相ずれθを測定すれば回転位置θに応じたデータを得る
ことができる。
検出器の寸法(ステータ部1の直径)が第1図に示すも
のよりも大きい場合でも、また、小さい場合でも、同じ
寸法の磁性体コア10をステータ部1の極部として用い
てステータ部を構成することができる。勿論、その場
合、支持部材2は望みの寸法のものに変更される。
また、ステータ部1に設ける極部の数が第1図に示すも
のと異なる場合でも、同じ寸法の磁性体コア10を極部
として用いることができる。
第3図はステータ部1において8個の極部1A1〜1
1,1A2〜1D2を等間隔に(45度で)設けた例を示
すもので、第2図に示す1相分の磁性体コア10を8個
用いて前途と全く同様にしてステータ部1を形成する
(異なる点は極部の配置間隔のみ)。これらの8個の磁
性体コア10が各極部1A1〜1D1,1A2〜1D2とな
る。ロータ部6は楕円形であり、180度反対側で向き合
う極部(1A1と1A2,1B1と1B2,1C1と1C2
1D1と1D2)では、磁気抵抗変化の関数が夫々同一で
あり、1次巻線W1の励磁信号も同一である。すなわち
4つの相A〜Dの極部1A1〜1D1が45度の間隔で配置
されており、更に、それら各極部1A1〜1D1と180度
対称に同一相A〜Dの極部1A2〜1D2が配置されてい
る。この構成では、各極部における磁気抵抗変化の一周
期は1回転ではなく半回転である。従って前述の磁気抵
抗変化の関数は回転角度θに関して、夫々、cos2θ,s
in2θ,-cos2θ,-sin2θとなり、最終的に得られる
出力交流信号は例えばsin(ωt−2θ)であり、電気
的位相ずれ角は回転角度θの2倍となる。なお、前述と
同様にA,C相は正弦信号,B,D相は余弦信号で励磁
する。また、同相の2次出力信号は同相加算し、各相A
〜Dの同相加算出力は前述と同様にA,C相は逆相加算
し、B,D相も逆相加算し、最後に加算合成する。この
ような8極型のステータ部1の利点は、同一相が180度
対称にあるため、ステータ部1の内径の中心とロータ部
6の中心とが、機械加工誤差又は組立て誤差によって多
少ずれていたとしても、誤動作することがない、という
点である。何故ならば、180度対称にある2つの同一相
の2次出力信号が同相加算されるため、機械的中心ずれ
による誤差信号分が常に相殺されるためである。
第4図は、第3図と同じ8極型のステータ部1を用い
て、ロータ部7を2条ねじ構造のロッド状の磁性体によ
って構成した例を示す。(a)は正面図であり、ロータ部
7は断面で示されている。(b)はA−A相を通るステー
タ部1の縦断面図であり、ロータ部7は側面で示されて
いる。ロータ部7は幅Pの2つの突条部7a,7bを2
条ねじ状に備えたもので、突条部7a,7bの間の凹部
の間隔もPであり、2条ねじの1ピッチは4Pである。
第4図の検出器は、回転位置及び直線位置の両方に用い
ることができる。回転位置検出器とする場合は、ロータ
部7を回転可能とし、軸方向には移動不能とする。この
場合、回転角度θに関する各極部1A1〜1D1,1A2
〜1D2における磁気抵抗変化の関数は、第3図に示す
楕円ロータ部6を用いたものと同様に、cos2θ,sin2
θ,-cos2θ,-sin2θとなるようにすることができ、
最終的に得られる出力交流信号は例えばsin(ωt−2
θ)である。直線位置検出器とする場合は、ロータ部7
(その場合、ロータ部という名称はふさわしくないが)
を回転不能、軸方向には移動可能とする。この場合、2
Pの直線変位を1周期として上述と同様に互いに90度ず
れた三角関数形の磁気抵抗変化が各極部1A1〜1D1
1A2〜1D2の磁気回路に夫々生ずる。そして、最終的
に得られる出力交流信号はsin(ωT−φ)(ここでφ
は直線変位に対応しており、φ=2πのとき直線変位量
は2Pである)となる。
第5図の検出器は、第4図と同等の機能を1条ねじ構造
のロータ部(若しくは直線移動体部)8によって実現し
たものである。ステータ部1の正面図は省略するが、第
4図(a)と同様に8極型ステータである。この場合、極
部1A1〜1D1と極部1A2〜1D2は同一円周上にはな
く、軸方向にPだけずれている。そのため、支持部材
2′には半円の箇所でP分の段差が設けられている。
第5図に示したような1条ねじ構造のロータ部8は第1
図に示すような4極型のステータ部1に対しても適用す
ることができる。第6図はその一例を示したものであ
る。
第7図に示した検出器は、直線位置検出専用の検出器で
あって、直線移動体部11は幅Pのリング状の突出部1
1aを軸方向に複数個具備している。ステータ部1の正
面図は省略するが、第4図(a)と同様に8極型ステータ
である。この場合、同一相の両極部1A1と1A2,1B
1と1B2,1C1と1C2,1D1と1D2は同一円周上に
あるが、異なる相の極部は軸方向にP/2ずつ順次ずれて
いる。そのため、支持部材2″には1/8円の箇所でP/2分
の段差が設けられている。第8図は、各極部の配置を展
開図によって示したものである。
ところで、ステータ極部の端部10a,10bの形状及
びロータ部の対向面の形状の関係から、各極部における
磁気抵抗変化(パーミアンス変化)の関数は単純な正弦
又は余弦関数とはならず、2倍波及び3倍波の成分が幾
分含まれることがある。このような3倍波成分は、1相
分のステータ極部として第9図に示すようにスペーサ1
2を介して離隔された2個の磁性体コア10−1,10
−2から成る磁性体コア10を用い、かつ、ロータ部
(若しくは直線移動体部)として第4図〜第7図に示す
ような2条ねじ又は1条ねじ状又はリング状のものを用
いることにより除去できる。第10図に示したように、
ロータ部9のねじ山間の間隔2Pに対して、2個の磁性
体コア10−1,10−2の中心間の間隔が2P×5/6
となるようにスペーサ12によって間隔を設定する。こ
れにより、同じ相の一方の磁性体コア10−1における
磁気抵抗変化の関数と他方の磁性体コア10−2におけ
る磁気抵抗変化の関数が60度ずれることになる。これ
は、第1図〜第7図に示されたようなステータ部1に対
して磁気抵抗変化の位相が60度ずれたもう1つのステー
タ部を追加したのと等価であり、これにより最終的に合
成出力される出力交流信号から3倍波成分が除去され
る。なお180度対称の位置に同相の極が配された8極型
のステータを用いると、2倍波成分が含まれないことが
確かめられている。従って、第9図に示すよう2重型の
磁性体コア10を8極型のステータ部1の各極部に適用
すれば、出力交流信号における2倍波成分と3倍波成分
が確実に除去できる。なお、この場合、ロータ部9はね
じ状のものに限らず、偏心又は楕円状のロータを所定角
度(例えば60度又は30度)ずらして2個設けたものであ
ってもよい。
上記各実施例において各ステータ極部の端部10a,1
0bは2個であるが、3又はそれ以上であってもよい。
また、ステータ部1においては各極部の端部が中心を指
向するように配置し、その内部空間にロータ部を挿入す
るようにしているが、これに限らず、例えば、各極部の
端部が軸方向を指向するように配置し、これに対向させ
て斜板等から成るロータを配置するようにしてもよい。
また、ステータ極部(1相分のステータコア)の形状を
C字形とし、2つの端部が向き合うようにして、その間
にロータ部の周縁部が挿入されるようにしてもよい。ま
た、ステータ極部の各端部10a,10bに複数の凹凸
歯を設け、ロータ側にもこれに対応する凹凸歯を設ける
ようにし、歯のピッチを1周期として磁気抵抗変化が生
じるようにしてもよい。
ロータ部(若しくは直線移動体部)は全体が磁性体であ
る必要はなく、ステータ極部の端部に対向する周縁部分
だけが磁性体から成っていてもよい。また、磁性体に限
らず、ロータ部の全体若しくはステータ極部の端部に対
向する周縁部分が銅のような良導電体から成っていても
よい。その場合は、ステータ極部からの磁束がロータ部
(若しくは直線移動体部)の良導電体部分を通るとき渦
電流損失が起り、磁気抵抗が増大する。従って、ステー
タ極部の端部にロータ部がより多く接近したとき、ロー
タ部が磁性体から成っている場合は磁気抵抗が減少する
(パーミアンスが増大する)のに対して、ロータ部が良
導電体から成っている場合は磁気抵抗が増大する。この
ように良導電体を用いた場合も変位に応じた磁気抵抗変
化を得ることができる。また、磁性体と良導電体を組合
せてロータ部(移動体)を構成してもよい。例えば図示
したような1条ねじ又は2条ねじ式のロータ部(移動
体)7,8,9の凹部に銅のような良導電体を埋込み、
磁性体と良導体が交互にら旋状に繰返されるようにす
る。
上記各実施例では1次側の励磁信号として互いに位相の
ずれた信号(例えば正弦信号と余弦信号)を用い、変位
に応じて位相シフトされた出力交流信号を得るようにし
ているが、このような位相型の検出器に限らず、変位に
応じた電圧レベルを持つ出力信号を得るようにした電圧
型の検出器としてもよい。
〔発明の効果〕
以上の通りこの発明によれば、ステータ部の各極部が互
いに分離された独立の磁性体コアから成るものであるた
め、同一構造及び寸法の1相分のステータ極部を、直径
寸法が異なる複数機種のステータにおいて使用すること
ができ、また、極数の異なる複数機種のステータにおい
ても使用することができる。従って、従来のように直径
又は極数が異なる各ステータ機種毎に個別にステータコ
アを製造しなければならない面倒は、本発明では解消さ
れ、1相分のステータコアのみを大量生産し、これを所
望の直径の支持部材に取付けるだけでよい。従って、寸
法及び極数の異なる複数の機種の検出器を製造する場合
に、製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転位置検出器として使用されるこの発明の一
実施例を示すもので、(a)は正面図、(b)は縦断面図、第
2図は同実施例でステータ極部として用いる磁性体コア
の拡大斜視図、第3図は回転位置検出器として使用され
るこの発明の別の実施例を示す正面図、第4図は回転位
置又は直線位置検出器として使用可能なこの発明の更に
別の実施例を示すもので(a)は正面図、(b)は縦断面図、
第5図はこの発明の更に別の実施例を示す縦断面図であ
って、第4図と同様の8極型のステータ部においてロー
タ部(直線移動体部)を1条ねじ構造としたもの、第6
図はこの発明の更に他の実施例を示す縦断面図であっ
て、第1図と同様の4極型のステータ部においてロータ
部(直線移動体部)を2条ねじ構造としたもの、第7図
はこの発明の更に他の実施例を示す縦断面図であって、
8極型のステータ部において直線移動体部をリング状突
出構造としたもの、第8図は第7図におけるステータ部
の各極部の配置を示す展開図、第9図は1相分のステー
タ極部として用いる2重構造の磁性体コアの別の実施例
を示す拡大斜視図、第10図は同2重構造磁性体コアを
用いたステータ部の縦断面とロータ部(直線移動体部)
の側面の一部を示す図、第11図(a)〜(c)は従来の誘導
形検出器におけるステータコアの構造を夫々示す正面
図、である。 1…ステータ部、2,2′,2″…支持部材、3…モー
ルド部材、1A〜1D,1A1〜1D1,1A2〜1D2
極部、4,6…ロータ部、5…回転軸、7,8,9…ロ
ータ部若しくは直線移動体部、10…ステータ極部とし
て用いる磁性体コア、10a,10b…磁束入出力用端
部、11…直線移動体部、12…スペーサ、W1…1次
巻線、W2…2次巻線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−108620(JP,A) 特開 昭54−155066(JP,A) 特開 昭49−107758(JP,A) 特開 昭57−88317(JP,A) 実開 昭57−151503(JP,U)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体として円環又は円形であり、その円周
    方向に沿って所定間隔で複数相の極部を含み、各極部に
    は1次巻線と2次巻線が夫々巻回されており、各極部は
    磁束入出力用端部を有するステータ部と、 前記ステータ部の各極部に対してギャップを介して配置
    され、ステータ部に対して相対的に変位可能であり、そ
    の変位位置に応じて前記各極部の磁気回路の磁気抵抗を
    変化させる構造を成した移動体と、 を具備し、1次巻線を交流信号によって励磁し、各極部
    の2次巻線に前記磁気抵抗に応じた交流信号が誘導され
    るようにした誘導形位置検出器において、 前記ステータ部の各極部は、互いに逆極性を示す少なく
    とも2つの前記磁束入出力用端部を有し、各相毎に分離
    された独立の磁性体コアから成るものであり、支持部材
    を介して円周方向に所定間隔で前記各相毎の前記磁性体
    コアから成る前記各極部を固定して前記ステータ部を形
    成して成り、かつ、該ステータ部の少なくとも前記各極
    部間が合成樹脂等のモールド材によってモールドされて
    おり、モールドされた該ステータ部において、前記各極
    部の前記磁束入出力用端部を含む前記移動体との対向面
    が所望の形状に切削加工形成されたものであり、 前記ステータ部の各極部の1次巻線を互いに位相のずれ
    た複数の交流信号を用いて個別に励磁し、各極部の2次
    巻線に誘導された交流信号を合成した出力交流信号とし
    て、前記移動体の変位位置に応じた電気角だけ前記1次
    側の交流信号を位相シフトした信号を得るようにしたこ
    とを特徴とする誘導形位置検出器。
  2. 【請求項2】前記ステータ部において、前記移動体の変
    位に関して同一の磁気抵抗変化を示す2つの極部が対を
    成して180度対称位置に夫々設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の誘導形位置検出
    器。
  3. 【請求項3】前記移動体が、2条ねじ状に突出した磁性
    体部分を周囲に備えたロッドから成るものである特許請
    求の範囲第2項記載の誘導形位置検出器。
  4. 【請求項4】前記ステータ部の各極部を構成する前記磁
    性体コアは、スペーサを介して所定間隔だけ離隔された
    第1及び第2の磁性体コアから成り、第1の磁性体コア
    と第2の磁性体コアとの間では各々に対応する磁気抵抗
    変化の位相が所定量ずれるように各磁性体コアと前記移
    動体との関係を設定したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の誘導形位置検出器。
  5. 【請求項5】前記移動体は、回転変位可能なものである
    特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の誘導
    形位置検出器。
  6. 【請求項6】前記移動体は、直線変位可能なものである
    特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の誘導
    形位置検出器。
  7. 【請求項7】前記移動体は、少なくとも前記ステータ部
    の各極部と対向する面において、所定形状の磁性体部分
    を含むものである特許請求の範囲第1項乃至第6項の何
    れかに記載の誘導形位置検出器。
  8. 【請求項8】前記移動体は、少なくとも前記ステータ部
    の各極部と対向する面において、所定形状の良導電体部
    分を含むものである特許請求の範囲第1項乃至第7項の
    何れかに記載の誘導形位置検出器。
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