JPH06509796A - W/oミクロエマルジョン - Google Patents
W/oミクロエマルジョンInfo
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- JPH06509796A JPH06509796A JP5503639A JP50363993A JPH06509796A JP H06509796 A JPH06509796 A JP H06509796A JP 5503639 A JP5503639 A JP 5503639A JP 50363993 A JP50363993 A JP 50363993A JP H06509796 A JPH06509796 A JP H06509796A
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- A61K9/107—Emulsions ; Emulsion preconcentrates; Micelles
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
W10ミクロエマルジョン
本発明は治療薬含有の医薬上許容される油中水型(Wlo)自己乳化ミクロエマ
ル7ヨン、その製法および使用に関する。
ミクロエマルジョンは、一般に、界面活性分子の界面膜によって安定化された2
種類の不混和液の熱力学的に安定した等方的に清澄な分散液として定義できる。
ミクロエマルションの形成は、通常、3ないし5種の成分、すなわち、油、水、
界面活性剤、共界面活性剤および電解質の組み合わせを包含する。油中水型(W
lo)または水中油型(0/W) ミクロエマルションに向かう傾向は、油およ
び界面活性剤の特性に依存する。界面活性剤は、都合よくは、親水性−親油性バ
ランス(HL B)として知られている実験スケールで分類され、その値は1〜
20である。一般に、(wlo)ミクロエマルジョンは、約3〜6の範囲にある
HLB値を有する界面活性剤(または乳化剤)を用いて形成され、それに対して
(0/w)ミクロエマルションは約8〜18の範囲にあるHLB値を有する界面
活性剤を用いて形成される。低界面張力がミクロエマルションの熱力学的安定性
に寄与すると以前より考えられている。これを達成するには、界面活性剤は、油
相および水相の両方て低溶解性を示すことが好ましく、水−油界面で優先的に吸
収され、それに伴って界面張力が低下する。界面張力が2 x 10−2d y
n/ cmよりl]\さい場合に、安定したミクロエマルジョンが形成できる
。ミクロエマルションの一般見解が、ハルガバ(Bhargaνa)らによりフ
ァーマンニーティカル・テクノロン(Pharm、Tech、) 、46 53
. 1987年3月にて、およびカールウェイト(入ah1weit)によりサ
イエンス(Science)、240. 617−621. 1988にて示さ
れている。
ミクロエマル/コンは、典型的には、実質的に不透明でなく、すなわち、光学顕
微鏡手段により観察した場合に透明であるかまたは乳白色である。安定な状態で
、偏光下て試験した場合、光学的に等方性(非複屈折性)である。分散相は、典
型的には、通常、大きさが5〜200nmである固体粒子または液体粒子からな
り、これがその光学透明性を生じさせる。他の構造でも可能であるが、これらの
粒子は球形とすることができる。
通常、短鎖状アルコールである共界面活性剤の役割は、界面膜に浸透することに
より界面流動性を増加させ、その結果として、界面活性分子間の空隙による無秩
序の膜を形成することである。しかし、ミクロエマルジョンにおける共界面活性
剤の使用は任意てあり、アルコール不含自己乳化エマルジョンおよびミクロエマ
ルションが文献に記載されている(例えば、ボウトン(Pouton)ら、イン
ターナショナル・ジャーナル・オブ・ファーマノニーティックス(Int、 J
ournal of Pharmaceutics) 、27. 335−34
8. 1985およびオズボーン(Osborne)ら、J、IIHsp、Sc
i、Tech、、9. 415 423. 1988参照)。
医薬輸送(デリバリ−)について、ミクロエマルジョンの使用には、従来のエマ
ルション(またはマクロエマルション)に比べて多くの利点がある。ミクロエマ
ルションは、高入力のエネルギーを必要としないで、自発的に形成され、したが
って製造が容易であり、商業的規模にスケールアップすることが容易である。
ミクロエマルションはその粒径が小さいため、熱力学的に安定しており、そのた
め長期の保存期限を有する。ミクロエマルジョンは、等方的に清澄な外観を有し
、その結果、分光手段によりモニター観察できる:ミクロエマルジョンは比較的
低粘度であり、したがって移動および混合が容易である。ミクロエマルジョンは
界面反応を促進する大きな界面領域を有する。ミクロエマルジョンは界面張力が
低く、順応性のある高浸透力が可能となる。最後に該ミクロエマルジョンは改良
された薬剤溶解性の可能性および酵素加水分解に対する保護を提供する。加えて
、該ミクロエマルションは、過剰の分散相の添加により、または温度変化に応答
して転相を受け、これがin vitroおよびin vivoの両方にてミク
ロエマルジョンより薬剤を放出させることができ、これらの系の特性である。し
かし、この薬剤デリバリ−が改良される理由は十分に理解されていない。
脂質基剤のミクロエマルションは、すてに、ペプチドを包含する種々の薬剤の生
物学的利用能を強化すると提案されている。すなわち、GB2222770−A
(サンド・リミテッド(Sandoz Ltd)は、高疎水性シクロスポリンペ
プチドと一緒に用いるためのミクロエマルジョンおよび対応するミクロエマルジ
ョンの「先駆濃縮体」を記載している。例えば、適当な先駆濃縮体は、親水性成
分として1.2−プロピレングリコールと、親油性成分としてカプリル酸−カプ
リン酸トリグリセリドと、界面活性剤−共界面活性剤としてポリオキシエチレン
グリコレート硬化ヒマノ油とグリセリンモノオレエート(11・1)の混合物と
からなる。しかし、このような処方は水で希釈すると、油中水型ミクロエマルジ
ョンよりもむしろ水中油型ミクロエマルジョンが得られる。
加えて、GB2098865A (サンド・リミテッド)は、水不混和性有機溶
媒と、乳化剤と、共乳化剤と、水と、(非ペプチド性)治療薬とからなるミクロ
エマルシコン系の局所用組成物を記載している。これらの処方は改良された皮膚
浸透性を有するようである。適当な有機溶媒は、ヘキシルラウレートのような炭
素数3〜18のアルコールの炭素数10〜22の脂肪酸エステル、スクアレンの
ような炭素数12〜32の炭化水素、およびカプリル酸グリセリル(さらに、共
乳化剤としても作用しうる)のような炭素数6〜22のカルボン酸とグリセロー
ルのモノ−またはジエステルを包含する。しかし、油として中鎖脂肪酸トリグリ
セリドを用いることについて何ら言及していない。
さらには、米国特許第4712239号(ミュラー(Muller)ら)は、油
と、ノニオン性界面活性剤CHLB値〉8)と、ポリヒドロキンアルコールと炭
素数6〜22の脂肪アルコールまたは酸の部分エーテルまたはエステルである共
界面活性剤とからなる医薬に用いるための複数成分系を記載しており、それらの
成分は混合すると「単相」を形成する。該系の特性は、選択された界面活性剤と
共界面活性剤の特定の混合に起因するものである。水性相は任意の余分な相であ
り、治療薬は親油性または親水性であってもよい。このような系は強化された経
皮デリバリ−特性を付与するようである。実施例のうち、−の例(実施例1、処
方I)はPEG (20EO)−オレイン酸グリセロール部分エステル(40%
)、カプリル酸−カプリン酸グリセロール部分エステル(42%モノグリセリド
内容物、24%)、中鎖トリグリセリド(16%)および水(20%)を有する
。カプリル酸−カプリン酸グリセロール部分エステルに対する中鎖トリグリセリ
ドの割合は1:C5であることに注!すべきである。比較例1においては、この
製剤が医薬のアレカイジンn−プロピルエステル塩酸塩と一緒に処方されている
。さらなる例(実施例1、処方■)は、巨大分子のポリペプチドヒルジンを配合
しており、油はバルミチン酸イソプロピルである。
最後(二、W○88100059 (エングストレーム(EngstrQm)ら
、およびその対応文献(J、Dispersion Sci、Technol、
、11. 479. 1990) )は、「C2−相」からなり、不飽和炭素数
16〜22の脂肪酸モノグリセリドと不飽和炭素数16〜22の脂肪酸トリグリ
セリド(1,1〜3:1)および極性液体(例、水)を含有する、生物学的活性
物質についての放出制御性組成物を開示している。
そのような不飽和炭素数16〜22の脂肪酸モノグリセリドは低HLB界面活性
剤であり、高HLB界面活性剤を付加配合することについて何ら言及していない
。
加えて、中鎖よりもむしろ長鎖誘導体が用いられている。C2相の存在は、以前
に、フリバーブ(Friberg)らにより、J、Amer、Oil CheI
l、Soc、、47. 149゜1970にて、水/モノカブリリン/トリカブ
リリン系で記載されている。またも、高HLB界面活性剤を付加配合することに
ついて何ら言及していない。
本発明者らは、意外にも、さらに改良された医薬デリバリ−特性が、ある相対量
の中鎖脂肪酸トリグリセリドと低HLB界面活性剤を含む親油性相と、高HLB
界面活性剤および水性基剤親水性相を組み合わせて有する(wlo) ミクロエ
マルションを用いて得られることを見いだした。
したがって、本発明は:
(a)中鎖脂肪酸トリグリセリドおよび低HLB界面活性剤を含有し、該低HL
B界面活性剤に対する該中鎖脂肪酸トリグリセリドの割合が5・1〜1.5=1
である親油性相と。
(b)高HLB界面活性剤と;
(C)水性親水性相と。
(d)水溶性治療薬とからなる、医薬上許容される安定した自己乳化油中水型(
Wlo)ミクロエマルションを提供する。
添付図面は以下の図解を含む
図1は、固定比Xにて油および低HLB界面活性剤、高HLB界面活性剤、およ
び水性相を含有するミクロエマルション系の擬三成分相ダイヤグラムを示し。
図2は、油/低HLB界面活性剤として1に対して4の割合にある、成分(1)
と標識された、カブテックス355/カプムルMCM (Captex355/
Capmu1MCM)と、高HLB界面活性剤として成分(3)と標識されたツ
イーン80 (Tween 80)と;水性相として成分(2)と標識された水
を有するミクロエマルシコン系の擬三成分相ダイヤグラムを示し。
図3は、油/低HLB界面活性剤として1に対して3の割合にある、成分(1)
と標識された、カブテックス355/カプムルMCMと、高HLB界面活性剤と
して成分(3)と標識されたツイーン80と、水性相として成分(2)と標識さ
れた水を有するミクロエマルシコン系の擬三成分相ダイヤグラムを示し:図4は
、油/低HLB界面活性剤として1に対して2の割合にある、成分(1)と標識
された、カブテックス355/カプムルMCMと、高1(LB界面活性剤として
成分(3)と標識されたツイーン80と、水性相として成分(2)と標識された
水を有するミクロエマルシコン系の擬三成分相ダイヤグラムを示し;図5は、油
/低HLB界面活性剤として1に対して2の割合にある、成分(1)と標識され
た、カブテックス8000/カプムルC8(Captex8QO(1/Capm
ullJ)と、高HL B界面活性剤として成分(3)と標識されたツイーン8
0と:水性相として成分(2)と標識された水を有するミクロエマルジョン系の
擬三成分相ダイヤグラムを示す。
本発明において用いるのに適当な中鎖脂肪酸トリグリセリドは、天然源、半合成
源または合成源のものであり、種々の中鎖脂肪酸トリグリセリドの混合物を包含
する。本明細書中で用いる「中鎖脂肪酸」なる語は、分枝または非分枝状であっ
てもよく、好ましくは非分枝状であり、所望により置換されていてもよい、炭素
数6〜12の、好ましくは8〜10の脂肪酸をいう。分別ココヤシ油のようなあ
る種の天然植物油は、中鎖脂肪酸トリグリセリドの都合のよい供給源を提供する
。
トリグリセリドは、適当には、50〜100%(W/W)のカプリル(C8)酸
トリグリセリドと、0〜50%(W/W)のカプリン(Coo)酸トリグリセリ
ドとからなる。適当な例は、商品名ミリトール(MYRITOL) 、カブテッ
クス(CAPTEX) (カールシャムス・リビッド・スペシャリティーズ、コ
ロンバス、オハイオ州(Karlshams Lipid 5pecialti
es、 Co1uLlbus OH) 、例えばCAPTEX355、CAPT
EX300、CAPTEX350、CAPTEX850およびCAPTEX80
00 ;ミグライオール(MIGLYOL) (BASF)、例えば商品名MI
GLYOL810、MIGLYOL812およびMIGLYOL818 (さら
に、リルン酸を含有する)およびマゾール1400 (NAZOL1400)
(マザー・ケミカル、グーニー、イリノイ州CMazer Chemical、
Gurnee、 IL)で入手可能なものを包含する。代表的製品の脂肪酸含
有量は:CAPTEX355T″−カプロン酸(2%)、カプリル酸(55%)
およびカプリン酸(42%):CAPTEX800〇−少なくとも98%のカプ
リル酸、MYGLYOL810−カプロン酸(3%)、カプリル酸(50〜65
%)、カプリン酸(30〜45%)およびラウリン酸(5%)である(製造元の
データ)。
本発明にて用いるのに適当な低HLB界面活性剤は、中鎖脂肪酸モノグリセリド
およびジグリセリド、ならびにその混合物を包含し、さらに少量(重量)の中鎖
遊離脂肪酸を含有していてもよい。モノ−およびジ−グリセリドは、各々、異な
る中鎖脂肪酸モノ−およびジ−グリセリドの混合物を包含する。適当な中鎖脂肪
酸モノ−およびジ−グリセリドは、カプリル酸およびカプリン酸から形成される
。適当な混合物は、約50〜100%カプリル酸と約0〜50%カプリン酸のモ
ノ/ジグリセリドからなる。
これらの適当な商品は、商品名CAPMUL (カールンヤムス・リピッド・ス
ペンヤリティーズ、コロンバス、オハイオ州)の下で入手可能な製品、例えば、
カプロン酸(3,2%)、カプリル酸(66,8%)、カプリン酸(29,6%
)、ラウリン酸(0,3%)およびバルミチン酸(0,1%)の脂肪酸組成物と
のモノグリセリド(774%)、ジグリセリド(21%)および遊離グリセロー
ル(1゜6%)からなる製品CAPMUL MCM、および少なくとも98%カ
プリル酸からなる脂肪酸組成物とのモノグリセリド(69,9%)、ジグリセリ
ド(261%)および遊離グリセロール(4%)を有するCAPMUL C8を
包含する。
適当には、低HLB界面活性剤は、約3〜6の範囲にあるHLB値を有する。カ
プリン酸およびカプリル酸のモノ−およびジ−グリセリド混合物、例えばCAP
MUL MCMは約5.5〜6のHLB値を有する。
本発明に係る自己乳化(Wlo)ミクロエマルジョン中、前記の中鎖脂肪酸モノ
グリセリドおよび/または中鎖脂肪酸ジグリセリドであり、親油相の成分である
低HLB界面活性剤の使用が液体粒子の大きさを減少させ、これが治療薬の吸収
を助成していると考えられる。
したがって、好ましい態様において、本発明は、中鎖脂肪酸トリグリセリドが、
カプリル酸またはカプリル酸とカプリン酸の混合物のトリグリセリドであり、低
1−I L B界面活性剤が中鎖脂肪酸モノグリセリドあるいはジグリセリドま
たはその混合物であって、その中鎖脂肪酸がカプリル酸またはカプリル酸とカプ
リン酸の混合物であり、所望により少量の中鎖脂肪酸と混合されていてもよく、
特にカプリル酸トリグリセリドとカプリル酸モノグリセリドまたはジグリセリド
あるいはその混合物の混合物であるミクロエマルジョンを提供する。
本発明において用いるのに適当な高HLB界面活性剤は、(a)ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、例えば商品名 MYRJ (ICIアメリカス・インコー
ポレイテッド(ICT^mericas、 Inc、 )の下で入手可能なポリ
オキンエチレンステアリン酸エステル、例えば製品MYRJ52(ポリオキシエ
チレン40ステアレート’)+ (b)ポリオキシエチレンーソルビクン脂肪酸
エステル(ポリソルベート)、例えばモノ−およびトリーラウリル、パルミチル
、ステアリルおよびオレイルエステル、例えば商品名TWE E N (ICI
Americas、 Inc、 )の下で入手可能な、TWEEN20.21
.40.60.61.65.80.81および85のようなポリオキシエチレン
ソルビタンモノオレエートであって、その群のうち、TWEEN80が特に好ま
しい、(C)ポリオキシエチル化グリコールラウリルエーテルのようなポリオキ
ノエチレングリコール長鎖アルキルエーテル、および(d)PEG−モノステア
レートのようなポリオキシエチレングリコール長鎖アルキルエステルのような非
イオン性界面活性剤を包含する。本明細書中で用いる場合、高HLB界面活性剤
は、好ましくは、13〜20の範囲のHLB値を有する。
適当には、低および高HLB界面活性剤の混合物は、約7〜約15の範囲にある
HLB値を有する。
本明細書中で用いる場合、「治療薬」なる語(以下、「医薬」という)は、生物
学的活性を有し、親水性相に可溶であり、親油検相よりもむしろ親水性相に医薬
を優先的に溶解させるように、処方中に用いる高HLB界面活性剤のHLB値と
最低同じ値を有するいずれの化合物をもいう。これはペプチドと非ペプチドの両
方を包含する。適当なペプチドはスモールペプチドだけでな(、ラージペプチド
/ポリペプチドおよび蛋白質をも包含する。適当なこのようなペプチドは、好ま
しくは約100〜10000の分子量を有し、さらに好ましくは約100〜約6
000の分子量を有する。特に好ましくは、2〜35個のアミノ酸基を有するペ
プチドである。さらに、より高分子量ペプチド、10000より大きく、約50
000までの分子量を有するペプチドであっても本発明のミクロエマルジョンに
適応させることができる。
適当なスモールペプチドは約2〜約10個の、好ましくは約2〜約6個のアミノ
酸基を有する。好ましいスモールペプチドは、平均分子量が約600のテトラペ
プチドであるフィブリノーゲン・レセプター・アンタゴニスト(RGD含有ペプ
チド)を包含する。これらのペプチドアンタゴニストは、1ピコモル/mlのよ
うな低血漿レベルて非常に強力な血小板凝集抑制剤である。好ましいフィブリノ
ーゲン・アンタゴニストは、ノクロ(S、5)−N“−アセチル−Cys−(N
“−メチル) Arg−Gly−Asp−Pen−NH2ペプチド(アリ(Al
i)ら、EPO341915、その開示を出展明示により本明細書の一部とする
)、およびシクロ(S、S)−(2−メルカプト)ベンゾイル−(N’−メチル
) Arg−Gly−Asp−(2−メルカプト)フェニルアミドペプチド(E
PO423212、その開示を出展明示により本明細書の一部とする)を包含す
る。本発明にて有用な他のフィブリノーゲン・アンタゴニストは、ピエールンユ
バッハー(Pierschbacher)ら、WO39105150(US/8
8104403);フルガイア−(Marguerie)、EPO275748
:アダムス(^dams)ら、米国特許第4.857.508号;シアー7:/
(Zimmerman)ら、米国特許第4.683.291号;ナツト(Nu
tt)ら、EP0410537、EP0410539、EPO410540、E
PO410541、EP0410767、EPO410833、EPO4229
37およびEPO422938;アリら、EPO372486;オーバ(Ohb
a)ら、WO90/02751 (PCT/JP89100926);クライン
(Klein)ら、米国特許第4.952.562号、スカルホロラフ(Sca
rborough)ら、WO90/15620 (PCT/US901034]
、7);アリら、PCT/US90106514およびPCT/US92100
999に開示されているペプチド、アリらにより、EPO381033およびE
PO384362に開示されているペプチド様化合物、およびRGDペプチドの
シクローN°−アセチル−Cys−Asn−Dtc−Amf−Gly−Asp−
Cys−OH(ここで、Dtcは4.4°−ジメチルチアゾリジン−5−カルボ
ン酸であり、Amfは4−アミノメチルフェニルアラニンを意味する)である。
RGDペプチドは、有用には、親水性相1gに付き約600mgまでの、または
処方1gに付き01〜60mgの量にてミクロエマルション処方中に配合さオ]
る。
本発明において有用な他のペプチドは、それらに限定されるものではないが、モ
マニー(IIOllIany)、米国特許第4.411.890号および米国特
許第4.410.513号、ボワーズ(Bowers)ら、米国特許第4.88
0.778号、米国特許第4.880.777号、米国特許第4.839.34
4号、およびWO39/10933 (PCT/US89101829)に開示
されているペプチド:Ala−His−D−Nal−Ala−Trp−D −P
he−Lys−NH2ペプチド(ここで、Nalはβ−ナフチルアラニンを意味
する)およびモマニーにより米国特許第4,228.158号、米国特許第4.
228.157号、米国特許第4.228.156号、米国特許第4.228.
155号、米国特許第4.226.857号、米国特許第4゜224.316号
、米国特許第4.223.021号、米国特許第4.223.020号、米国特
許第4.223.019号および米国特許第4.410.512号に開示されて
いるペプチドのような池のRGD含有ペプチドを包含する。
他の適当なペプチドは、成長ホルモン放出ペプチド(GHRP)であるHis−
D−Trp−Ala−Trp−D−Phe−Lys−NH2(モマニー、米国特
許第4,411.890号、その開示を出展明示により本明細書の一部とする)
のようなヘキサペプチドを包含する。該ペプチドは、有用には、親水性相1gに
付き約250mgまでの、または処方1gに付き0.1〜25mgの量にて配合
できる。
本発明のミクロエマルジョンに用いるのに適当なラーンポリペプチドおよび蛋白
質は、インスリン、カルシトニン、エルヵトニン、カルシトニン−遺伝子関連ペ
プチドおよび豚ソマトスタチンならびにその類似体および相同体を包含する。
他の適当なラーンポリペプチドは、ピエールンユバッハ−(Pierschba
cher)ら、米国特許第4.589.881号(〉3o残基);ビトル(Bi
ttle)ら、米国特許第4.544.500号(20〜30残基)、およびジ
マルチ(1)imarchi)ら、EPO204480(>34残基)に開示さ
れているペプチドを包含する。
本発明において有用な別の型の化合物は、強力なLH放出活性を示すがまたはL
HRH活性を抑制するLHRHの類似体または相同体、造血活性を有するHF2
の類似体または相同体、降圧活性を有するエンドセリンの類似体または相同体9
抗侵害受容活性を有するエンケファリンの類似体または相同体:クロレノストキ
ニンの類似体または相同体、免疫抑制活性を有するシクロスポリンAの類似体ま
たは相同体、心房性ナトリウム排泄増加性因子の類似体または相同体1ペプチド
作動性抗潰瘍性剤、ガストリン放出ペプチドの類似体または相同体;ソマトスタ
チンの類似体または相同体、ガストリン・アンタゴニスト、ブラジキニン・アン
タゴニスト、ニューロテンノン・アンタゴニスト、ボンベシン・アンタゴニスト
、オキシドンン・アゴニストおよびアンタゴニスト、バソプレシン・アゴニスト
およびアンタゴニスト、ヒルジン類似体および相同体、細胞保護ペプチドシクロ
リノペプチドの類似体および相同体、α−MSH類似体+MSH放出因子(Pr
o−Leu−Gly−NH2)の類似体および相同体;コラゲナーゼを抑制する
ペプチド、エラスターゼを抑制するペプチド、レニンを抑制するペプチド、HI
Vブロテ了−ゼを抑制するペプチド、アンジオテンノン転換酵素を抑制するペプ
チド、カイメースおよびトリブターセを抑制するペプチド、および凝血酵素を抑
制するペプチドを包含する。
池の適当な医薬は抗生物質、抗菌薬、抗潰瘍薬、心臓血管および腎臓薬、抗炎症
、免疫抑制および免疫刺激薬ならびにCN3薬のような非ペプチド治療薬を包含
する。
好ましくは、該医薬は、フィブリノーゲン・レセプター・アンタゴニスト・ペプ
チド(RGDペプチド) 、GHRP (His−D−Trp−Ala−Trp
−D−Phe−Lys−Nl2) 、パップレノン、カルシトニンまたはインス
リンのようなペプチドであり、さらに好ましくはフィブリノーゲン・レセプター
・アンタゴニスト・ペプチドのシクロ(S、5)−N’−アセチル−Cys−(
N“−メチル)Arg−Gly−Asp−Pen−Nl2またはツクo (S、
S) −(2−メルカプト)ベンゾイル−(N’−メチル) Arg−Gly−
Asp −(2−メルカプト)フェニルアミドまたはGHRPである。
好ましい態様において、本発明は、経口投与してもよく、生物学的活性を保持す
るペプチドからなるミクロエマルションを提供するものであり、それにより、ペ
プチドの生物学的利用能が満足の行くものでなかったという初期の処方の欠点を
克服できる。特に、本発明は、十分に高濃度のペプチドの製造および投与を可能
とし、都合のよい経口投与だけでなく、ペプチドの十分な生物学的利用能を付与
する処方を提供する。 −
水溶性医薬の場合、本発明の(wlo)ミクロエマルジョンへの配合量は親水性
相中のその医薬の溶解度によってのみ限定される。ミクロエマルジョンの一体性
を害することな(、イオン強度およびpH(3〜10の範囲内)を調整して溶解
を促進してもよい。
水性親水性相は、適当には、水または等張生理食塩水からなり、さらに選択され
た親油性相と不混和性の医薬上許容される溶媒を含めてもよい。
好ましい態様において、本発明のミクロエマルジョン中、親水性相の主成分とし
て、エタノール、ブタノールまたはプロピレングリコールのようなモノ−または
ポリヒドロキシアルコール共界面活性剤の使用は回避しうろことが判明した。
これはその安定性およびそのような共界面活性剤の使用に伴う処理困難性を軽減
するだけでなく、付随する胃および十二指腸刺激を減少させる利点を有する。し
たがって、本発明のミクロエマルジョンの親水性相は、本質的に水性であり、相
の10重量%以下、好ましくは5重量%以下、さらに好ましくは2重量%以下の
アルコールからなる。
中鎖脂肪酸トリグリセリド、低および高HLB界面活性剤、および親水性相の混
合物のすべてがすべて、本発明の範囲内にある安定した自己乳化ミクロエマルジ
ョンを付与するものでないことは当業者であれば容易に分かるであろう。しかし
、当業者は、図1において示されている相ダイアグラムを用いて適正比を容易に
決定することができる。その系は、中鎖脂肪酸トリグリセリド(油)、低HLB
界面活性剤、高HLB界面活性剤および水性/親水性相を介する4成分からなる
ため、擬三成分相ダイアグラムを用いる。この擬三成分相ダイアグラムにおいて
は、3可変成分しかなく、その各々が三角形の一辺で現すことができるように、
油と低HLB界面活性剤のような2成分の比を一定に保持する。すなわち、図1
において、(1)は固定比Xの油と低HLB界面活性剤の混合物を、(2)は親
水性(水性)相を、および(3)は高HLB界面活性剤を示す。例えば、rAJ
点は、50%の油+低HLB界面活性剤、20%の水性相および30%の高HL
B界面活性剤の混合物を意味する。
本発明に係るミクロエマルジョンが存在する相ダイアグラムの領域は、相分離、
濁り度および透明度の点に注意し、高HLB界面活性剤および親水性相に対して
油および低HLB界面活性剤(固定比)の混合物を滴定することにより測定でき
る。清澄な透明の処方は安定したミクロエマルジョンの形成を示唆している。液
体およびゲル処方は用いる成分の個々の性質に従って室温で得ることができる。
安定した透明系を得た後、色素可溶化試験、水中分散性試験および伝導性測定の
ような簡単な試験を用い、該ミクロエマルジョンが(O/W)−または(Wlo
)−型のいずれであるかを測定する。水溶性色素は、(o/w) ミクロエマル
ションで分散し、それに対して(wlo) ミクロエマルジョン中ではその原形
のままである。同様に、(O/W)ミクロエマルジョンは、一般に、水中に分散
し、それに対して(Wlo) ミクロエマルジョンは、一般に、分散しない。加
えて、(o/w) ミクロエマルジョンは電気を伝導し、それに対して(W/
O)ミクロエマルションは電気を伝導しない。該系の等方性は、偏光下でその試
験を行うことにより確認できる。ミセル状であるミクロエマルションは等方性で
あり、かくして偏光下で試験した場合、非複屈折性である。
この相ダイアダラムより、適当なパーセンテージを読み取ることができる。そし
て、総合的ピクチャーが得られるように、低HLB界面活性剤に対する油の別の
比についてその方法を繰り返す。
中鎖油(CAPTEX335)および低HLB界面活性剤(CAPMUL MC
MT″″)(固定比41.3:1および21)、高HLB界面活性剤(T we
en80)および水を含有する系の代表的擬三成分相ダイアグラムを、各々、図
2、図3および図4に示す。成分(1)として油と低HLB界面活性剤の混合物
が、成分(2)として水が、および成分(3)として高HLB界面活性剤が示さ
れている。これらの系は、ミクロエマルション・フィールドとして相ダイアダラ
ム中に示されている広い範囲の清澄、透明ミクロエマルジョンを生成し、そのフ
ィールドは、通常、領域(A)、(B)および(C)に細分割される。
この細分割は、過剰の水(少なくとも5倍)の存在下、主として伝導度、粘度お
よび希釈度の違いに基づいている。粘度および伝導性は共に領域(A)力Xら(
C)て増加−(B)および(C)の間で大きな変化が観察された。過剰な分散相
(生理食塩水または水)の存在下、領域(/V)および(B)のミクロエマルジ
ンヨン(ま、その起源(Wlo)特性を示す混濁エマル/コン(O/W)に転相
する。対照的に、領域(C)からのミクロエマルションは清澄を保持してL)る
。これ1よ、表面上、領域(C)からのミクロエマル/ジンが油中水型(Wlo
)よりもむしろ水中油型(o/w)であることを示唆しているが、これらもまた
油中水型であると考えられる。最初の水添加が、直ちに水中油型等方性系(ミク
ロエマルジョン)への転相を生じさせ、それてさらなる希釈で混濁が生じないと
考えられる。この考えは、極端に低い領域(C)のミクロエマルジョンの観察さ
れた伝導性および(wlo)ミクロエマルションの特徴に基づいている。比較に
おいて、(○/W)ミクロエマルジョンは非常に大きな導電性を有し、連続水相
の存在を反映すると考えられる。すなわち、生理食塩水(3%)それ自体の伝導
度が13400μmhOてあったのに対して、該生理食塩水の水性相での領域(
A)、(B)および(C)内のミクロエマルジョンの伝導度は0.5と4μmh
oの間で変化した。
領域(A)、(B)および(C)中の低および高HLB界面活性剤の混合物につ
いての算定した最終HLB値は、各々、7〜11.11〜13および13〜15
である。
本発明の範囲内にあるミクロエマルジョンは、擬三成分相ダイアグラムの領域(
A)、(B)および(C)にあるものである。
したがって、さらなる態様において、本発明は、種々の成分の相対割合が、図2
〜4のような擬三成分相ダイアダラムの領域(A) 、(B)および(C)、好
ましくは(A)および(B)、さらに好ましくは(A)内にある、前記の安定し
た自己乳化(Wlo)ミクロエマルションを提供する。
一般に、代表的な系のうち、安定した清澄、透明液体ミクロエマルジョンは、油
と低HLB界面活性剤がミクロエマルジョンの約40%から100%(W/W)
より少ない範囲にて、高HLB界面活性剤が50%より少ない範囲にて、水が2
0%より少ない範囲にて存在する場合に得られた。
相ダイアグラムの代表的な範囲を決定するこの方法によれば、本発明の範囲にあ
る安定した自己乳化ミクロエマルジョンに至る種々の成分の適量を決定すること
が可能である。
適当には、中鎖脂肪酸トリグリセリドおよび低HLB界面活性剤は一緒になって
、ミクロエマルジョンの約8〜約95%、好ましくは約10〜約90%、さらに
好ましくは約40〜約90%、最も好ましくは約60〜約90%(W/W)から
なる。中鎖脂肪酸トリグリセリドおよび低HLB界面活性剤を合し、種々の比で
混合してもよい。相対的に低粘度の有用な(wlo) ミクロエマルジョンは、
低HLB界面活性剤に対する中鎖脂肪酸トリグリセリドの割合が約51〜約15
1、好ましくは約4・1〜約2.1の範囲にある場合に得られる。低HLB界面
活性剤に対する中鎖脂肪酸トリグリセリドの比が5:1以上に大きくなると、ミ
クロエマルジョンの領域(C)の存在フィールドがますます優勢的となることが
わかった。
適当には、高HLB界面活性剤は、ミクロエマルジョンの約5〜約75%(W/
W)、好ましくは約5〜約50%、さらに好ましくは約7.5〜約30%の範囲
にて存在する。
適当には、親水性相は、ミクロエマルジョンの0よりも太きく40%(W/W)
以下、好ましくは約0.1〜約20%、さらに好ましくは約0.1〜10%、最
も好ましくは約1〜5%からなる。
一般に、当業者であれば、高HLB界面活性剤の相対量の増加は親水性相の相対
量の増加により適合すことを容易に認識するであろう。
本発明の好ましいミクロエマルジョンにおいて、親油検相はミクロエマルション
の約10〜95 (w/w)%、好ましくは40〜90%、さらに好ましくは6
0〜90%からなり、高HLB界面活性剤は約5〜90%、好ましくは5〜50
%、さらに好ましくは5〜30%からなり、親水性相は40%以下、好ましくは
10%以下、さらに好ましくは5%以下である。このようなミクロエマルジョン
のうち、低HLB界面活性剤に対する中鎖脂肪酸トリグリセリドの比は、好まし
くは、41および2:1の間にある。
本発明のミクロエマルジョンは、実質的に、不透明ではな(、すなわち、光学顕
微鏡手段により観察した場合、透明または乳白色である。その安定した状態で、
偏光下で試験した場合に、該ミクロエマルジョンは光学的に等方性(非複屈折性
)である。該ミクロエマルションは、低温および室温で、長期間にわたって、相
分離、混濁または沈殿することなく優れた安定性を示す。該処方は、4℃、室温
、37℃および50℃のような種々の温度で、好ましくは4℃または室温で安定
形にて貯蔵できる。本発明のペプチド含有ミクロエマルジョンは対応するペプチ
ド不含ミクロエマルジョンの安定性と同様の安定性(保存期限)を示す。水性相
のpHが約3から約10に変化し、低または高pHで高い溶解性を示す医薬に有
益とすることができる場合に、安定した(wlo) ミクロエマルジョンを形成
することができる。ミクロエマルションは、室温で移動液またはゲルである処方
を用いて種々の粘イを示す。相対的に高含量の高HLB界面活性剤、例えばTW
EEN80を含むミクロエマルションは、この材料の高粘度によってより粘性と
なる。
好ましくは、例えば、レーザー光散乱技法により、数−平均径として測定した本
発明のミクロエマルジョンの液体粒子または固体粒子の径は、150nm以下、
より好ましくは1100n以下、さらにより好ましくは50nmであり、最も好
ましくは5〜35%mの範囲にある。
種々の相は、限定されるものではないが、所望により、以下に示す別の成分を含
有していてもよい・
i)リン脂質のような脂質、特にレンチン、例えば大豆レノチン、卵しンチンま
たは卵ホスファチド、コレステロールまたはオレイン酸。
■)酸化防止剤、例えば没食子酸n−プロピル、ブチル化ヒドロキシアニソール
(BHA)およびその混合アイソマー、d−a−トコフェロールおよびその混合
アイソマー、アスコルビン酸、プロピルパラベン、メチルパラベンおよびクエン
酸(−水和物);
伍)胆汁酸塩、例えば、タウロコール酸ナトリウムのようなそのアルカリ金属塩
:
■)ヒドロキシプロピルセルロースのような安定化剤;■)安息香酸(ナトリウ
ム塩)のような抗菌薬:■)ノオクチルスクノナート、ジ−オクチルナトリウム
スルホスクシナートまたはラウリル硫酸ナトリウム。
vi)プロピレングリコールモノ−およびジー脂肪酸エステル、例えば、プロピ
レングリコールツカプリレート、ジラウレート、ヒドロキシステアレート、イソ
ステアレート、ラウレート、リシルレートなど、そのうち、商業上、MIGLY
OL840”として知られているプロピレングリコールカプリル酸/カプリン酸
ジエステルが特に好ましい;および
vi)アプロチニンのようなプロテアーゼ抑制剤。
本発明のミクロエマルジョンは、成分を接触させると、自発的にまたは実質上自
発的に、すなわち、実質的なエネルギーを供給することなく、例えば、均質化お
よび/またはミクロ流側化により付与されるような高剪断エネルギーまたは他の
機械撹拌なしに形成される。したがって、該ミクロエマルジョンは、緩やかに手
動混合するか、または混合を確実にするのに必要ならば撹拌しながら、適量を混
合する簡単な方法により容易に製造できる。好ましくは、医薬を親水性相に、直
接的にまたはそのストック溶液の希釈により溶解させ、ついでこれを予め混合し
た油と低HLB界面活性剤の組合わせに混合しながら加え、その後に高HLB界
面活性剤を加えるか、またはその逆とする。別法として、医薬不含ミクロエマル
ションを、最初、油、低HLB界面活性剤、高HLB界面活性剤および医薬不含
親水性相を混合して製造し、それにさらに医薬を溶かした親水性相を加える。
ミクロエマルジョンを製造する間、すべての成分を溶解させるのに高温(40〜
60℃)を必要とするかもしれないが、好ましい系は室温で処方してもよい。ペ
プチドのような軌不安定活性成分の場合、室温で処方することが特に有利である
。
本発明のミクロエマル/ジンは、治療薬からなる医薬組成物であり、したがって
、ヒトを包含する動物に投与する場合の治療において用いることを意図とする。
したがって、さらなる態様において、本発明は、有効量の治療薬含有の前記ミク
ロエマルジョンをそれを必要とする患者に投与することからなる治療法を提供す
る。
当業者であれば、投与において治療効果のために要する医薬の量は、もちろん、
選択した薬剤、その症状の性質および激しさ、および治療を受ける動物で変わり
、最終的には顧問医の自由であることを認識するであろう。さらには、最適量お
よび医薬の個々の投与間隔は、治療すべき症状の性質および程度、投与形、経路
および部位、治療される個々の患者により決定され、その最適条件は常法に従っ
て決定できる。当業者であれば、通常の治療決定試験を用いて、最適の治療コー
ス、すなわち、所定の投与の回数を確認できることが認識されるであろう。
本発明はまた、医薬の製造における、前記の中鎖脂肪酸トリグリセリド、低HL
B界面活性剤、高HLB界面活性剤、治療薬および親水性相の使用を提供する。
本発明のミクロエマルジョンは、経口、局所、直腸、膣腔内または別の形態の全
身性投与に用いてもよく、したがって、このような投与に適した形態を提供する
。かくして、例えば、ミクロエマルジョンのうち幾つかはその粘度特性により直
接局所塗布に適しているが、経口投与用のミクロエマルジョンはソフトゼラチン
カプセルにて供給してもよい。経口または局所投与に適する組成物が特に好まし
い。
医薬を含まない本発明のミクロエマルジョンは新規であり、医薬含有ミクロエマ
ルジョンの先駆体として有用である。したがって、さらなる態様において、本発
明は:
(a)中鎖脂肪酸トリグリセリドおよび低HLB界面活性剤を有し、低HLB界
面活性剤に対する中鎖脂肪酸トリグリセリドの比は5:1〜1.5:1である親
油検相、(b)高HLB界面活性剤7および(C)水性親水性相からなるミクロ
エマルションであって、(a)、(b)および(C)の各々が前記と同じであり
、かつ医薬上許容されるものである、安定した自己乳化油中水型(Wlo) ミ
クロエマルションを提供する。
次に本発明を、限定されるものではないが、記載例(医薬不含ミクロエマルジョ
ン)および実施例(医薬含有ミクロエマルジョン)ならびに生物学的実施例を用
いて説明する。
記載例
説明1−代表的なミクロエマルジョンについての相図以下のものからなる代表的
な系について、擬三成分相図を作成した・中鎖脂肪酸トリグリセリド(油) C
APTEX 335低HL B界面活性剤 CAPMUL MCM高HL B界
面活性剤 TWEEN 80水性相 水
ここで、低HL B界面活性剤に対する油の比率は、4.1.31または2・1
てあったっ
高11L13界面活性剤および水性相に対して、(固定比の)id+および低1
1LB界面活性剤の混合物を滴定し、相分離点、濁度および透明度に注目するこ
とによって、本発明のミクロエマルジョンが存在する相図の領域を測定した。
得られた相図を第2図、側3図および第4図に示す。特定の油および低HLB界
面活性剤の比較的低い粘性のために、これらの成分は、室温で容易に配合された
。領域(A)、(B)および(C)によって示されるとおり、広範囲の明澄透明
な(wlo)ミクロエマルジョンが入手可能であった。これらは、室温で安定で
あった。
偏光下で実験すると、非複屈折挙動が観察された。それらは、水性相として食塩
水を用いて、低HLB界面活性剤に対する油の比率3.1について、0.5〜4
.0mhoの範囲の非常に低い電導間を有することが観察された。
これらの相図は、本発明の範囲内のミクロエマルジョンが、低HLB界面活性剤
に対する中鎖脂肪酸トリグリセリドの比率4・1〜2・1について得られること
を示す。
これらから、当業者は、池の系についてのミクロエマルジョン存在領域が、全プ
ロセスを繰り返さなければならないことよりもむしろ、領域(A)、(B)およ
び(C)によって定義された比率に注目することによって容易に測定されること
を容易に理解し、これらの領域からうま(取り出された相対量に注目するであろ
う。
同一の一般的な方法を使用して、油としての製品CAPTEX 8000および
低HLB界面活性剤としての製品CAPMUL C8を比率2:1で使用して、
同様の擬三成分相図を作成した。高HLB界面活性剤は、TWEEN80であり
、水性相は、食塩水であった。油および低HLB界面活性剤のこの異なる組合せ
で得られた(w/ o ) ミクロエマルジョンは、前記のものと同様であった
。得られた相図を第5図に示す。
第3図の領域(A)からの、CAPTEX 335/CAPMUL MCM (
比率31.87%)、TWEEN 80 (10%)および水性相(3%)から
なる典型的なミクロエマルジョンは、以下の物理的特性を有することが判明した
。
密度 0.9677
屈折率 1.449
粘度 56.7cP
電導度 0.540 μmha
粒度寡 152±4.ln@
多分散度xO1153
!共に、粒径結果として表した;63n■の標準的なラテックスビーズは、粒度
642土15.1、多分散間引031を有した。
説明2− (wlo)ミクロエマルジョン以下の成分:
MYGLYOL 812またはMYGLYOL 812およびCAPTEX 3
35 (1: ])+CAPMUL MCM(CAPMUL MCMに対する全
油=3・1) 87%TWEEN 80 10
脱イオン水 3
を使用して、109スケールで油中水型ミクロエマルジョンを製造した。
実施例
薬物と一体化したミクロエマルジョンについてのさらなる研究について、前記相
図の領域(A)の中心から最適な製剤を選択した。この製剤は、以下の組成を有
した。
CAPTEX 335/CA、PMUL MCM (比率3:1) 87.0〜
87.5%TWEEN 80 10
食塩水 2.5〜3゜
これらのミクロエマル/コンは、一般に、最初に、薬物含有親水性相を調製し、
次いで、完全な溶解を得るために所望により撹拌しつつ、適当な量の薬物を適当
な量の食塩水に溶解するか、またはより好ましくは、原液を使用して、次いで、
さらに所望により希釈することによって製剤化した。次いで、薬物を含有する親
水性相を適当な量(重量)の油および低HLB界面活性剤の混合物に添加し、次
いで、ゆっ(つと撹拌しつつ(電磁熱板撹拌器)、これに高HLB界面活性剤を
添加した。別法としては、薬物を含有する親水性相を高HLB界面活性剤に添加
し、次いで、完全に混合した後、これを油+低HLB界面活性剤混合物に添加し
た。次いで、所望により、薬物含有ミクロエマルジョンを対応する薬物不含ミク
ロエマルジョンで希釈して、薬物の濃度を調節してもよい。慣用的に5または1
09スケールでバッチを調製した。さらに、大きいスケール(50〜5009)
のパッチも調製した。
前記の標準的な方法に従って、下記表に示すとおり、以下の薬物含有ミクロエマ
ルジョンを製造した。
実施例の表
表に対する脚注
°比率21のCAPTEX8oooおよびcAPMULc8を有する2gを除イ
テ、比率3 : 1(7)CAPTEX 335およびCAPMUL MCM。
bTWEEN 80 ;
゛使用される薬物に従って、以下のとおり変化する:1シクo(S、5)−(2
−メルカプト)ベンゾイル−(N’−メチル)−Arg−Gly−Asp−(2
−メルカプト)−フェニルアミド(約650のMW)、aq、 =食塩水。
’ His−D−Trp−Ala−Trp−D−Phe−Lys−NH! (約
850のMW)、aq、 −pH5、0の酢酸および塩化ナトリウムを含有する
等張液。
’ Val−Asp−Cys−Tyr−Phe−Gin−Asn−Cys−Pr
o−Arg−Gly−NH2(約1300のMW)(アイ・シー・エヌ・バイオ
ケミカルズ(I CN Biochemicals))、aq、 =食塩水:
1サケ・カルシトニン(32アミノ酸を含有する;約3500のMWXアイ・シ
ー・エヌ・バイオケミカルズ)、aq、 =食塩水;1杓6000のMWを有す
るポリペプチド(アイ・シー・エヌ・バイオケミカルズ)、aq、 =リン酸塩
緩衝食塩水。
1アンギオテンンン■拮抗薬−(E)−a−[[2−ブチル−1−[(4−カル
ボキン−1−ナフタレニル)メチルツー1H−イミダゾール−5−イル]メチレ
ン]−2−チオフェンプロパン酸(MW=475)、aq、=3.5%(w/w
)炭酸水素ナトリウム。
1カルセイン(5(6)−カルボキンフルオレセイン、MW=623)は、薬物
担体上での研究においてモデル水溶性分子として広範囲に使用される一ティ・エ
ム・アレン(T、 M、 A 1len)、[カルセイン・アズ・ア・トウール
・イン・リポソームリソドロン−J (”Ca1cein as a tool
in liposome methodology”)、リポソーム・テクノ
ロジー(L iposome Technology)、ジー・グレゴリアゾイ
ス(G、 Greforiadis)編、■、178−182、シー・アール・
シー・プレス(CRCPress)、ポカ・レイトン(Boca Raton)
、1984を参照、aq、 =pH7,5のTris緩衝g1(10寓/)。
生物学的実施例
生物学的実施例1−Gl刺激の評価
標準的な方法を使用して(スザボ(S zabo)ら、ジャーナル・オブ・ファ
ーマコロジカル・メソッズ(J 、 P harmacol、 Methods
)、13.59−66.1985)、CAPTEX 355およびCAPMUL
MCM (比率3・lX87%)、TWEEN 80 (10%)および食塩
水(3%)からなる薬物不含ミクロエマルジョンを、ラットにおいてGl刺激を
生じさせるためのその効力について評価した。経口投与(3、3II/に9)後
、胃および十二指腸の両方の粘膜表面は、裸眼で試験すると、いずれの損傷もな
いことが判明した。しかしながら、顕微鏡試験下では、胃の内部粘膜だけにいく
つかの軽微な点状出血領域が見られた。i、 d。
投与(3,31j’/&9)後、全Gl管は、いずれの損傷もないことが判明し
た。
生物学的実施例2− RGDペプチドの生物学的利用能慣用の意識のあるラット
モデルを使用して、(ミクロエマルジョン619/9からなる)実施例1のミク
ロエマルジョンにおけるRGDペプチドの生物学的利用能を評価し、水溶液とし
て投与された同一のペプチドの生物学的利用能と比較した。8 、419/h9
の投与量(ミクロエマルジョン3.3翼1/kgに対応する)でi、 d。
投与した後、生物学的利用能は、21.9±5.7%(n=3)であった。これ
に対して、水溶液として投与された同一のペプチドの生物学的利用能は、わずか
に0.5%であった。か(して、ミクロエマルジョン中でRGDペプチドを製剤
化する手段によって、約50倍増大した生物学的利用能が得られた。
生物学的実施例3−カルセインの生物学的利用能無意識のラットモデルを使用す
る(ウォーカー(Walker)ら、ライフ・サイエンシズ(L ife S
ciences)、47.29−36.1990)以外は、生物学的実施例1と
同様の方法で、実施例9の製剤として投与された場合のモデル化合物力ルセイン
の生物学的利用能を評価し、同一化合物を、食塩水中溶液とした以外は同一の経
路によって投与した場合に得られたものと比較した。蛍光性化合物であるので、
血漿試料中の該化合物の量を、蛍光分光分析を使用して容易に測定することがで
きた。3μmol/に9 (ミクロエマルジョン1 、014’/J19)をi
、 d、投与した後、生物学的利用能は、17.2±2.4%(n=4)であっ
た。これに対して、食塩水溶液として投与された同一のペプチドの生物学的利用
能は、1.3±0.5%(n=5)であった。
生物学的実施例4− ミクロエマルジョンによって輸送された薬物のin vi
v。
活性のデモンストレーション
(a)RGDペプチド
イヌを使用して標準的な血小板凝集アッセイ[サマネン(S amanen)ら
、Med。
Chem、34.3114−3125.1991コで、RG’Dペプチド(製剤
6吋/9)を含有する実施例1のミクロエマルジョンのin vivo活性を示
した。(ゼラチンカプセル中に)319/に9のペプチドを含有するミクロエマ
ルジョンの経口投与(ミクロエマルジョン領519/ &9)後、一般に、RG
Dペプチドを食塩水溶液として投与した対応する対照実験で観察されたよりも明
確かつ持続された阻害が観察された。
(b)GHRP
ラットにおける成長ホルモン(GH)レベルについて、標準的なin vivo
アッセイで、GHRPを含有する実施例2aのミクロエマルション(製剤1.5
冨g/9)のin vjvo活性を示した[ウォーカー(Walker)ら、ラ
イフ・サイエンシズ(L ife S ciences)、47.29−36.
1990]。3m9/h9(ミクロエマルション2 、0 ml/ 119)を
1.d投与した後、血液試料の分析は、有意なGHレベル(試験した全5匹のラ
ットにおいて>30ng/ml)を示した。これに対して、GHRPの食塩水溶
液で処置した対照グループからの試料は、ご(わずかなレベルのGHLか有しな
かった。このデータは、GHRPが、ミクロエマルション製剤として1d投与さ
れた場合に、医薬的に活性であったことを示した。
Fi9ure 1
フロントページの続き
(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A61K 37/43
8314−4C47/14 H7433−4C
BOIJ 13100 A 6345−4G(81)指定国 EP(AT、BE
、CH,DE。
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、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 R○、 RU、 SD
、 SE、 US
I
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)中鎖脂肪酸トリグリセリドおよび低HLB界面活性剤を含有し、該低 HLB界面活性剤に対する該中鎖脂肪酸トリグリセリドの比が5:1〜1.5: 1である親油性相と; (b)高HLB界面活性剤と; (c)水性親水性相と; (d)水溶性治療薬とからなる、医薬上許容される安定した自己乳化油中水型( w/o)ミクロエマルジョン。 2.トリグリセリドが50〜100%(w/w)のカプリル酸トリグリセリドお よび0〜50%(w/w)のカプリン酸トリグリセリドからなる請求項1記載の ミクロエマルジョン。 3.低HLB界面活性剤が中鎖脂肪酸モノグリセリドあるいはジグリセリドまた はその混合物であり、所望により少量(重量)の中鎖遊離脂肪酸からなっていて もよい請求項1または2記載のミクロエマルジョン。 4.治療薬がペプチドである請求項1〜3記載のいずれか1つのミクロエマルジ ョン。 5.ペプチドがフィブリノーゲン・レセプター・アンタゴニスト・ペプチド(R GDペプチド)、ペプチドGHRP(His−D−Trp−Ala−Trp−D −Phe−Lys−NH2)、バソプレシン、カルシトニンまたはインスリンで ある請求項4記載のミクロエマルジョン。 6.親油性相がミクロエマルジョンの10〜95%(w/w)、高HLB界面活 性剤が5〜90%、親水性相が40%以下からなり、低HLB界面活性剤に対す る中鎖脂肪酸トリグリセリドの比が4:1および2:1の間にある請求項1〜6 記載のいずれか1つのミクロエマルジョン。 7.以下の成分: (1)中鎖脂肪酸トリグリセリドまたは中鎖脂肪酸トリグリセリドの混合物およ び低HLB界面活性剤または低HLB界面活性剤からなる親油性相;(2)高H LB界面活性剤;および (3)水性相; の相対割合が、図2、3、4または5のいずれかの領域(A)、(B)および( C)内にある、所望により水溶性治療薬からなっていてもよい自己乳化(w/o )ミクロエマルジョン。 8.経口デリバリーのための請求項1〜7記載のいずれか1つのミクロエマルジ ョン。 9.治療法に用いるための請求項1〜8記載のいずれか1つのミクロエマルジョ ン。 10.(a)中鎖脂肪酸トリグリセリドおよび低HLB界面活性剤を含有し、該 低HLB界面活性剤に対する該中鎖脂肪酸トリグリセリドの比が5:1〜1.5 :1である親油性相と; (b)高HLB界面活性剤と; (c)水性親水性相とからなり、 (a)、(b)および(c)の各々が請求項2〜7のいずれか1つの記載と同じ である、安定した自己乳化油中水型(w/o)ミクロエマルジョン。
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