[go: up one dir, main page]

JPH0629704U - 圧延機のバックアップロール装置 - Google Patents

圧延機のバックアップロール装置

Info

Publication number
JPH0629704U
JPH0629704U JP6602892U JP6602892U JPH0629704U JP H0629704 U JPH0629704 U JP H0629704U JP 6602892 U JP6602892 U JP 6602892U JP 6602892 U JP6602892 U JP 6602892U JP H0629704 U JPH0629704 U JP H0629704U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
backup
rolls
rolling mill
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6602892U
Other languages
English (en)
Inventor
勝秀 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP6602892U priority Critical patent/JPH0629704U/ja
Publication of JPH0629704U publication Critical patent/JPH0629704U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変更操作が容易でベンディング支点の位置決
めを確実にする。 【構成】 圧延機ハウジングに回転支持されるバックア
ップシャフトと、その外周で軸方向摺動移動可能に装着
されるとともに油圧室を内蔵したスリーブと、前期スリ
ーブ外周面に設けられてワークロールまたは中間ロール
に転接する胴幅短尺のサポートロールを配設し、前記油
圧室の油圧を調整することによりバックアップシャフト
とスリーブ間の嵌合または遊嵌可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鉄鋼業や非鉄の分野において用いられ、鋼板等の板材をロールの間に 通して塑性変形を行うことにより所望の板厚にするための圧延機に用いられ、特 に形状修正およびクラウン修正のためのロールベンディングを行う際のバックア ップをなすための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に被圧延材の形状制御を行わせるために、従来から各種の方法が提示され ており、例えば4段式圧延機は、比較的小径の一対のワークロールと、これらを 外側から挟むように配置された比較的大径のバックアップロールとを備え、これ らはいずれもほぼ等しい胴長に形成されて全長にわたって転接させるようにし、 ワークロールの軸受間にベンディングシリンダを取付けるようにしている。
【0003】 このような圧延機に被圧延材を通過させて所望の板厚のストリップ材を得るの であるが、被圧延材の通過に伴ってワークロールの中央部が拡開され、圧延後の 被圧延材は中央部が厚く両側縁が薄いいわゆる中高の断面形状となってしまうた め、前記バックアップロールにクラウンを形成するとともに、前記ベンディング シリンダを作用させてワークロールのネックを相互に拡大方向に駆動させること によりワークロールの圧下面が平坦になるように調整し、被圧延材に発生するク ラウンを修正する形状制御をなすようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の圧延機ではワークロールや中間ロールがバックアッ プロールの全面に拘束されているために、ワークロールに充分なロールベンディ ングを与えることが困難であり、形状制御の絶対能力に欠けるばかりか、特に4 段圧延機では被圧延材の板幅、強度、形状等によりバックアップロールを組替え てそのクラウン形状を変更する必要がある等の欠点がある。また、ワークロール 、中間ロールに転接するバックアップロールは全面接触となるため、バックアッ プ支点を任意に変更することができず任意位置での形状制御ができないものとな っている。しかも、バックアップロールの保守面においても全面研磨を行う必要 があり、保守の困難性や中間ロールのシフト機構により圧延機側方に充分な空間 スペースを必要とする欠点もあった。
【0005】 本考案の目的は、上記従来の問題点に着目し、高速圧延で刻々変化する条件に 対応できる即応性を有するとともに、ワークロールのベンディング制御量を大幅 に増大することができるように、被圧延材の板幅方向におけるロールベンディン グ支点を任意位置に迅速に設定して良好な形状制御機能をもたせることができ、 特に変更操作が容易でベンディング支点の位置決めが確実にできる圧延機のバッ クアップロール装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る圧延機のバックアップロール装置は 、圧延機ハウジングに回転支持されるバックアップシャフトと、その外周で軸方 向摺動移動可能に装着されるとともに油圧室を内蔵している一対のスリーブの外 周面上にあってワークロールまたは中間ロールに転接する一対の胴幅短尺のサポ ートロールを配設し、前記油圧室への圧油調整をすることによりバックアップシ ャフトとスリーブ間を嵌合または遊嵌可能な構成とした。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、被圧延材を直接圧下するワークロール撓みを抑制する各バ ックアップロールの機能は、ワークロールまたは中間ロールに転接されロール軸 方向に分離されている一対のサポートロールおよびこれを装着しているバックア ップシャフトにより発揮され、ワークロールの圧下力をサポートする。そしてこ れらバックアップシャフトの外周面で軸方向に移動可能なスリーブを一対配設す る。さらに、各スリーブの外周面には分離サポートロールが設けられている。分 離サポートロールの位置移動を行わせることにより曲げモーメント支点が変化し 、ワークロールネックまたは中間ロールネックに設けたベンディング手段による ロールベンディング量を加減調整することができる。したがって、サポートロー ルの位置移動により全体的なベンディング量が制御され、被圧延材のクラウン等 の形状制御が可能となり、しかも曲げモーメント支点を任意に変化させることが できるので、形状制御能力が大幅に向上する。
【0008】 特にこの考案では、スリーブ内に油圧室を設け、この油圧室内の圧力を調整す ることによりスリーブとバックアップシャフト間の間隙、およびスリーブと分離 サポートロール間の間隙を調整可能とし、それぞれを嵌合させたり、遊嵌させた りすることにより、サポートロールの軸方向移動を容易にし、かつ確実な位置決 めを行わせることができる。この場合において、サポートロールの位置がどの位 置にあっても、サポートロールの内周面に均一な固定荷重が加わり、安定してサ ポートロールを保持でき、これによりベンディング支点を確実に設定することが できる。
【0009】 ここで、前記サポートロールの位置移動を行わせるために、バックアップシャ フトと平行にガイドロッドを設け、これに各サポートロールを保持するブラケッ ト状のガイド部材をバックアップシャフトと干渉しないように取付けておき、こ れらガイド部材を移動させるようにすればよい。一対のガイド部材は被圧延材の 板幅に応じて、連動して接近あるいは離反する方向に同時駆動させる方式とすれ ばよいが、個別独立して移動させることもできる。駆動方式はスクリュウロッド による方法、液圧シリンダによる方法等適宜手段を採用できる。
【0010】
【実施例】
以下に、本考案に係る圧延機のバックアップロール装置の具体的実施例を図面 を参照して詳細に説明する。
【0011】 図4〜図5は実施例に係るバックアップロール装置を備えた圧延機の全体構成 を示している。この圧延機は、図示のように、門型のハウジング20に対して平 行な一対の上下ワークロール21,22が互いに転接可能に横架され、これらの 間に被圧延材23を通板可能にしている。このような上下ワークロール21、2 2に並列してこれらを上下から挟み込むようにして転接される一対の中間ロール 24、26がハウジング20に横架されている。中間ロール24、26がワーク ロール21、22の直径より大径に形成されて圧下力を伝達するようになってい るが、特にその胴長は被圧延材23の板幅以上に設定し、かつワークロール21 、22の胴長より短くなるように設定している。したがって、ハウジング20に 組込んだ状態では、中間ロール24、26がワークロール21、22と全面接触 状態となるが、ワークロール21、22の端部が図2に示したように中間ロール 24、26の端部から所定長さだけはみ出るように設定されるものとなっている 。
【0012】 また、このようなロール列に加えて、中間ロール24、26を挟み込むように それらの上下位置には上バックアップロール装置28と下バックアップロール装 置30がやはり平行に横架されている。
【0013】 上バックアップロール装置28は中間ロール24と平行に配置されるバックア ップシャフト32を有し、これにはロール軸方向の左右に分離され、胴長が被圧 延材23の板幅より短く形成された一対のサポートロール34R、34Lが軸方 向に摺動移動できるように取付けられている。この一対のサポートロール34R 、34Lは前記上中間ロール24に転接され、圧延時にワークロール21および 中間ロール24のバックアップサポートをなすものである。同様に、下バックア ップロール装置30もバックアップシャフト36と、これに装着される左右一対 に分離されたサポートロール38R、38Lを有し、これらを下中間ロール26 に転接させるようにして圧延時のバックアップサポートをなすようにしている。
【0014】 上記した上下ワークロール21、22および中間ロール24、26のネック部 分と、上下バックアップロール装置28、30のバックアップシャフト32、3 6のネック部分には、図5に示すように、軸受46、47、48、49、50、 52が取付けられ、これらをハウジング20に縦列配置して取付けている。そし て、ハウジング20の下部位置には圧下シリンダ54が装備されており、これを 駆動することにより所定の圧延圧力をワークロール21、22間に発生させるよ うにしている。
【0015】 このような圧延機において、本実施例に係るバックアップロール装置28、3 0の具体的構成を図1ないし図3を参照して説明する。図1は上部バックアップ ロール装置の1部切断正面図、図2は図1のA〜A切断側面図、図3は上部バッ クアップロール部の要部拡大断面図である。図1は上部バックアップロール装置 28を示しており、この装置28の分離サポートロール34R、34Lはテーパ スリーブ1R、1Lに取付けられており、スリーブ1R、1L内の油圧室の圧油 を調整することによりスリーブ1R、1Lとバックアップシャフト間のクリアラ ンスを調整しもってバックアップシャフト32の軸方向に摺動移動することによ り位置調整ができるようになっている。この位置移動のために、スリーブ1R、 1Lには駆動部材としてのロールガイド56R、56Lが係合されているのであ る。
【0016】 バックアップシャフト32の両端軸受50間に渡し掛けられる平行な2本のガ イドシャフト58がバックアップシャフト32と平行に取付けられている。共通 の軸受50に対してバックアップシャフト32とガイドシャフト58を取付ける ことにより、両シャフト32、58の平行度が保持されている。このガイドシャ フト58に対し前記ロールガイド56R、56Lが取付けられており、これはガ イドシャフト58を貫通させ、スリーブ1R、1Lおよびサポートロール34R 、34Lと干渉しないように形成されたスライドケーシング60R、60Lを備 えている。そして、スライドケーシング60R、60Lにはスリーブ1R、1L の両端面に向けて延長され、スリーブ1R、1Lを両端面から跨ぐように一対設 けられて、スリーブ1R、1Lの端面に当接可能なサポート62、64が取付け られている。各サポート62、64は各々バックアップシャフト32に干渉しな いように二股に形成されてなり、スライドケーシング60R、60Lの移動によ ってスリーブ1R、1Lの端面を押圧し、もって軸方向にサポートロール34R 、34Lを移動させることができる。このような構成は下部バックアップロール 装置30においても同様となっている。
【0017】 ここで、上記サポートロール34R、34L、38R、38Lの位置移動を適 正に行わせる駆動手段が各バックアップロール装置28、30毎に設けられてい る。これは被圧延材23の幅寸法ならびに板形状に応じて一対の分離サポートロ ール34R、34L(38R、38L)の位置を、相互に中間ロール24(26 )の外周面に沿って軸方向に接近させたり離反させるものである。上バックアッ プロール装置28について代表して説明すると、図1に示されているように、一 対のガイドシャフト58の中間部に位置して両端軸受50に回転可能に支持され た一対のスクリュウロッド70R、70Lを有し、これは左右のロールガイド5 6R、56Lのスライドケーシング60R、60Lに各々螺合状態で貫通されて いる。この実施例においては、一方のスクリュウロッド70Rを右方スライドケ ーシング60Rに螺合させ、他方のスクリュウロッド70Lを左方スライドケー シング60Lに螺合させることによって、個別に軸方向移動させることができる ようになっている。スクリュウロッド70R、70Lの回転駆動のための駆動モ ータ72R、72Lはバックアップシャフト32の一方の軸受50に取付けられ 、所定の回転をスクリュウロッド70R、70Lに与えるようにしている。
【0018】 もちろん、1本のスクリュウロッド構成とし、ねじは中央部を挟んで逆ねじに 切って、同軸上のサポートロール38R、38Lを同時に接近あるいは離反移動 させるようにしてもよい。この場合、スライドケーシング60R、60Lのねじ 嵌合部もスクリュウロッドのねじに合わせた逆雌ねじ構成とされる。したがって 、スクリュウロッドを回転させることにより、これに螺合しているロールガイド 56R、56Lは互いに接近移動し、あるいは離反する方向に移動されるものと なる。
【0019】 このように一対のスリーブ1R、1Lはバックアップシャフト32に沿って摺 動可能とされているが、これらの移動を許容し、また所定の位置に移動したとき に位置決めを図るために、前記スリーブ1R、1Lの外周部にサポートロール3 4R、34Lは次のように構成される。
【0020】 図1に示すように、バックアップシャフト32、スリーブ1R、1Lおよびサ ポートロール34R、34Lは同軸的に嵌合して配設されている。スリーブ1R 、1Lの内部には軸方向に刻設された細長の油圧室2R、2Lが設けられており 、図示しない油圧供給装置よりロータリジョイント85を介して圧油の供給が可 能となっている。
【0021】 スリーブ1R、1Lの内径は、バックアップシャフト32の外径より少し大き く製作されている。また、スリーブ1R、1Lの外径はサポートロール34R、 34Lの内径より少し小さく製作されている。スリーブ1R、1L内の油圧室2 R、2Lに高圧の油を供給するとスリーブ1R、1Lは半径方向に拡大しスリー ブ1R、1Lはバックアップシャフト32に嵌合される。
【0022】 同時にサポートロール34R、34Lとスリーブ1R、1Lも嵌合される。す なわち、油圧室に高圧の油を供給することによってサポートロール34R、34 Lおよびスリーブ1R、1Lをバックアップシャフト32に固定することができ る。この嵌合力の大きさは、作動油の圧力等によって調整可能である。逆に油圧 室2R、2Lの油圧を低圧にすることにより、サポートロール34R、34L、 テーパスリーブ1R、1Lおよびバックアップシャフト32に作用していた嵌合 力は解放され各部が弾性復帰し、元の隙間を有した状態に復帰する。なお、符号 5R、5Lはロックナットを示す。
【0023】 上述した構成は下部バックアップロール装置30においても同様に構成されて いる。
【0024】 なお、圧延機ハウジング20にはワークロールベンディング装置110と中間 ロールベンディング装置120が組込まれている。ワークロールベンディング装 置110は、上部ロールベンディング用ロッド112、下部ロールベンディング 用ロッド114を有し、これらを上部ワークロール軸受46および下部ワークロ ール軸受47と接離自在にし、油圧力によりベンディング作用を行わせるように している。中間ロールベンディング装置120は上部ロールベンディング用ロッ ド122、下部ロールベンディング用ロッド124を有し、各々中間ロール軸受 48、49に当接可能とし、独立してベンディング作用を行わせるようにしてい る。
【0025】 なお、図5において54は圧下シリンダ54であり、ヘッド130を上昇させ るようにしている。ヘッド130の動作は下部バックアップロール装置30のバ ックアップシャフト軸受52を押上げ、この圧下力は下部サポートロール38R 、38L、下部中間ロール26、下部ワークロール22、上部ワークロール21 、上部中間ロール24、上部サポートロール34R、34L、上部バックアップ シャフト軸受50、ハウジング20に伝達されて、所望の圧延力を発生させるの である。
【0026】 このように構成された圧延機のバックアップロール装置の動作は次のようにな る。
【0027】 圧延前に被圧延材23の幅に合わせてサポートロール34R、34Lおよび3 8R、38Lの位置を予め決定しておく。次いで油圧室2R、2Lの圧力を低圧 としスリーブ1R、1Lをバックアップシャフト32、36からフリーにしてお き、ロールガイド56R、56Lを駆動モータ72R、72Lによって左右に移 動させ、サポートロール34R、34L、38R、38Lをバックアップシャフ ト32、36上の任意の位置に移動させるのである。所定の位置に移動させた後 、油圧室2R、2Lの圧力を高圧としスリーブ1R、1Lをバックアップシャフ ト32に移動不可能に固定するとともに、サポートロール34R、34Lもスリ ーブ1R、1Lに固定される。これにより上下一対のサポートロール34R、3 4L、および38R、38Lの間隔が所望の間隔に設定される。
【0028】 この初期設定が終了した後、ワークロール21、22間に被圧延材23を通板 する。これにより被圧延材23は所望の板厚に圧延されてストリップ材として出 るが、この形状判定を目視あるいはセンサロールによる接触方式、光や磁気を利 用した非接触方式によって行う。この判定により耳伸びや中伸びが発生した場合 には、サポートロール34R、34Lおよび38R、38Lを相互に接近あるい は離反するように位置移動させ、中間ロール24、26を通じてワークロール2 1、22に作用する曲げモーメント量を調整し、形状異常の発生を制御し、矩形 のストリップ材を得ることができる。このとき、中間ロールベンディング装置1 20によるベンディング力を加減調整することにより、中間ロール24、26の ベンディング量が制御されるので、サポートロール34R、34Lおよび38R 、38Lの位置移動量との相互作用により、大きな形状修正機能を発揮させるこ とができる。すなわち、サポートロール34R、34Lおよび38R、38Lの 位置移動により修正領域を調整し、中間ロールベンディング装置120により修 正量を調整することができるのである。
【0029】 また被圧延材23にエッジドロップが発生している場合には、ワークロールベ ンディング装置110によるワークロール21、22のベンディング力を制御す る。ワークロール21、22は中間ロール24、26より両端が突出しているの で、ワークロールベンディング装置110に圧油を供給することにより、ロッド 112、114が突出し、中間ロール24、26の端縁からのはみ出し部分が主 として大きく曲げられ、エッジドロップを制御するように作用する。もちろんワ ークロール21、22にも剛性があるので、中間ロール24、26に対してベン ディング力が伝達される。
【0030】 このような実施例のバックアップロール装置28、30を備えた圧延機によれ ば、ワークロール21、22または中間ロール24、26のベンディング支点を 自由に変更できるので、従来の全面接触型のバックアップロールに拘束されるこ となくロールベンディング効果を充分に発揮させることができる。また、上下サ ポートロール34R、34Lおよび38R、38Lの位置を個別に変更すること ができるので、板幅方向での任意の位置での形状制御が可能となる。したがって 、被圧延材の中伸び、耳伸びなどの形状不良の他に、両者が複合した複合伸びの 形状不良に対しての制御が可能となる利点が得られる。
【0031】 なお、上記実施例では中間ロール24、26を備えた6段圧延機に適用した例 を示したが、図6(1)に示す4段圧延機のバックアップロールに適用すること ができ、同図(2)のようなワークロール21、22の直径を中間ロール24、 26より大径にしたものにも適用できる。さらに、同図(3)および同図(4) のようなクラスタ圧延機のバックアップロールにも適用できる。もちろん、図示 しないが、上部のみに実施例のバックアップロール装置を備えた圧延機など、他 の特殊構造の任意の圧延機に適用することができるのはいうまでもない。
【0032】 また、上記実施例では油圧室2R、2Lに作動油を供給したが、作動油に限定 するものでなく、ガス等の気体または他の圧力媒体を使用してもよい。 さらに、上記実施例では一対のサポートロール34R、34Lおよび38R、 38Lの適用例を示したが、これに限定せずに、上部または下部にそれぞれサポ ートロール34R、34Lを3個または4個等配設してもよい。 また、本実施例では中間ロールベンディングとワークロールベンディングを併 用したが、ワークロールベンディングまたは中間ロールベンディングだけを作用 させてもよい。さらに、スリーブ1R、1Lとサポートロール34R、34L、 38R、38Lは最初から焼ばめしておいてもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る圧延機のバックアップロール装置は、圧延 機ハウジングに回転支持されるバックアップシャフトと、その外周で軸方向摺動 移動可能に装着されるとともに油圧室を内蔵している一対のスリーブの外周面上 にあってワークロールまたは中間ロールに転接する一対の胴幅短尺のサポートロ ールを配設し、前記油圧室への圧油調整をすることによりバックアップシャフト とスリーブ間を嵌合または遊嵌可能な構成としたことにより、サポートロールの 確実な位置決めを図ることができるとともに、サポートロールの軸方向移動を容 易に行わせることができる。しかも、サポートロールの位置がどの位置にあって も、サポートロールの内周面に均一な固定圧下重が加わり、安定してサポートロ ールを保持でき、これによりベンディング支点を確実に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る圧延機のバックアップシャフト装
置の要部断面正面図である。
【図2】図1のA〜A切断側面図である。
【図3】上部バックアップロール部の要部拡大断面図で
ある。
【図4】実施例のバックアップロール装置を備えた圧延
機の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】実施例バックアップロール装置が搭載可能な他
の圧延機の例である。
【符号の説明】
1R、1L スリーブ 2R、2L 油圧室 20 ハウジング 21、22 ワークロール 24、26 中間ロール 23 被圧延材 28、30 バックアップロール装置 32、36 バックアップシャフト 34R、34L、38R、38L サポートロール 46、47、48、49、50、52 軸受 54 圧下シリンダ 56R、56L ロールガイド 58 ガイドシャフト 60R、60L スライドケーシング 70R、70L スクリュウロッド 72R、72L 駆動モータ 110 ワークロールベンディング装置 120 中間ロールベンディング装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機ハウジングに回転支持されるバッ
    クアップシャフトと、その外周で軸方向摺動移動可能に
    装着されるとともに油圧室を内蔵している一対のスリー
    ブの外周面上にあってワークロールまたは中間ロールに
    転接する一対の胴幅短尺のサポートロールを配設し、前
    記油圧室への圧油調整をすることによりバックアップシ
    ャフトとスリーブ間を嵌合または遊嵌可能な構成とした
    ことを特徴とする圧延機のバックアップロール装置。
JP6602892U 1992-09-22 1992-09-22 圧延機のバックアップロール装置 Pending JPH0629704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6602892U JPH0629704U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 圧延機のバックアップロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6602892U JPH0629704U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 圧延機のバックアップロール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0629704U true JPH0629704U (ja) 1994-04-19

Family

ID=13304052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6602892U Pending JPH0629704U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 圧延機のバックアップロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629704U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0629704U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH06106214A (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JP2980214B2 (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH0639413A (ja) 圧延機のロールマーク防止法
JPH0570702U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH0523717A (ja) 圧延機のバツクアツプロール装置
JP2649292B2 (ja) 圧延機
JP2548617Y2 (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH065702U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH05123721A (ja) 圧延機のバツクアツプロール装置
JPH065701U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH05169115A (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH05154520A (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH0593603U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH07236904A (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH06505U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH0647416A (ja) 圧延方法
JPH0615803U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH065704U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH06502U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH05154521A (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH0593604U (ja) 圧延機のバックアップロール装置
JPH05293508A (ja) 圧延機
JPH0647415A (ja) 圧延機のロールマーク防止法
JPH06234008A (ja) 圧延機のバックアップロール装置