JPH0639413A - 圧延機のロールマーク防止法 - Google Patents
圧延機のロールマーク防止法Info
- Publication number
- JPH0639413A JPH0639413A JP4238768A JP23876892A JPH0639413A JP H0639413 A JPH0639413 A JP H0639413A JP 4238768 A JP4238768 A JP 4238768A JP 23876892 A JP23876892 A JP 23876892A JP H0639413 A JPH0639413 A JP H0639413A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rolls
- work
- support
- rolled
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 サポートロールをバックアップシャフトの軸
方向に移動し、中間ロールベンディング力を制御し、ワ
ークロールに生じるロールマークの発生を防止。 【構成】 被圧延材23が通板される一対のワークロー
ルにベンディング手段を取付け,上下ワークロールに転
接されワークロール長より短尺な胴長を有する中間ロー
ル24にもロールベンディング装置を取付ける。各中間
ロールに対してこれと平行に配置された大径のバックア
ップシャフト32に装着されて被圧延材の板巾より小さ
い胴長を有する一対のサポートロール34R,34Lを
転接させるようにする。サポートロールを移動すると同
時にロールベンディング力を制御し,ワークロールのプ
ロフィールを変えることなしにサポートロールと中間ロ
ール間に生じる応力集中を防止し,被圧延材表面に生じ
るロールマークの発生を防止する。
方向に移動し、中間ロールベンディング力を制御し、ワ
ークロールに生じるロールマークの発生を防止。 【構成】 被圧延材23が通板される一対のワークロー
ルにベンディング手段を取付け,上下ワークロールに転
接されワークロール長より短尺な胴長を有する中間ロー
ル24にもロールベンディング装置を取付ける。各中間
ロールに対してこれと平行に配置された大径のバックア
ップシャフト32に装着されて被圧延材の板巾より小さ
い胴長を有する一対のサポートロール34R,34Lを
転接させるようにする。サポートロールを移動すると同
時にロールベンディング力を制御し,ワークロールのプ
ロフィールを変えることなしにサポートロールと中間ロ
ール間に生じる応力集中を防止し,被圧延材表面に生じ
るロールマークの発生を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄鋼業や非鉄の分野にお
いて用いられ,鋼板等の板材をロールの間に通して塑性
変形を行なうことにより所望の板厚にするための圧延機
に用いられ,特に形状修正およびクラウン修正のためサ
ポートロールの軸方向移動調整とロールベンディング作
用の併用によって圧延材の形状制御を行ない得るように
された圧延機のロールマークを防止する方法に関するも
のである。
いて用いられ,鋼板等の板材をロールの間に通して塑性
変形を行なうことにより所望の板厚にするための圧延機
に用いられ,特に形状修正およびクラウン修正のためサ
ポートロールの軸方向移動調整とロールベンディング作
用の併用によって圧延材の形状制御を行ない得るように
された圧延機のロールマークを防止する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に被圧延材の形状制御を行なわせる
ために,従来から各種の方法が提示されており,例えば
従来の4段式圧延機は,比較的小径の一対のワークロー
ルと,これらを外側から挟むように配置された比較的大
径のバックアップロールとを備え,これらはいずれもほ
ぼ等しい胴長に形成されて全長にわたって転接させるよ
うにし,ワークロールの軸受間にベンディングシリンダ
を取付けるようにしている。このような圧延機に被圧延
材を通過させて所望の板厚形状のストリップ材を得るの
であるが,圧延材の通過に伴ってワークロールの中央部
が拡開され,圧延後の被圧延材は中央部が厚く両側縁が
薄いいわゆる中高の断面形状となってしまうため,前記
バックアップロールにクラウンを形成するとともに,前
記ベンディングシリンダを作用させてワークロールのネ
ックを相互に拡大方向に駆動させることによりワークロ
ールの圧下面が平坦になるように調整し,被圧延材に発
生するクラウンを修正する形状制御をなすようにしてい
る。
ために,従来から各種の方法が提示されており,例えば
従来の4段式圧延機は,比較的小径の一対のワークロー
ルと,これらを外側から挟むように配置された比較的大
径のバックアップロールとを備え,これらはいずれもほ
ぼ等しい胴長に形成されて全長にわたって転接させるよ
うにし,ワークロールの軸受間にベンディングシリンダ
を取付けるようにしている。このような圧延機に被圧延
材を通過させて所望の板厚形状のストリップ材を得るの
であるが,圧延材の通過に伴ってワークロールの中央部
が拡開され,圧延後の被圧延材は中央部が厚く両側縁が
薄いいわゆる中高の断面形状となってしまうため,前記
バックアップロールにクラウンを形成するとともに,前
記ベンディングシリンダを作用させてワークロールのネ
ックを相互に拡大方向に駆動させることによりワークロ
ールの圧下面が平坦になるように調整し,被圧延材に発
生するクラウンを修正する形状制御をなすようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の圧延機ではワークロールがバックアップロールの全
面に拘束されているために,ワークロールに充分なロー
ルベンディングを与えることが困難であり,形状制御の
絶対能力に欠けるばかりか,特に4段圧延機では圧延材
の板幅,強度,形状等によりバックアップロールを組替
えてそのクラウン形状を変更する必要がある等の欠点が
ある。また,ワークロールに転接するバックアップロー
ルは全面接触となるため,バックアップ支点を任意に変
更することができず任意位置での形状制御ができないも
のとなっている。近年,圧廷機を6段とし中間ロールを
軸方向に移動させて形状制御を行なう方式が提案されて
いる(特公昭52−5304号公報)が,上下の中間ロ
ールの移動方向が異なるため,板幅方向に対称に制御で
きないので製品精度および通板特性に問題がある。また
中間ロールのシフト機構により圧延機側方に充分な空間
スペースを必要とする欠点があった。
来の圧延機ではワークロールがバックアップロールの全
面に拘束されているために,ワークロールに充分なロー
ルベンディングを与えることが困難であり,形状制御の
絶対能力に欠けるばかりか,特に4段圧延機では圧延材
の板幅,強度,形状等によりバックアップロールを組替
えてそのクラウン形状を変更する必要がある等の欠点が
ある。また,ワークロールに転接するバックアップロー
ルは全面接触となるため,バックアップ支点を任意に変
更することができず任意位置での形状制御ができないも
のとなっている。近年,圧廷機を6段とし中間ロールを
軸方向に移動させて形状制御を行なう方式が提案されて
いる(特公昭52−5304号公報)が,上下の中間ロ
ールの移動方向が異なるため,板幅方向に対称に制御で
きないので製品精度および通板特性に問題がある。また
中間ロールのシフト機構により圧延機側方に充分な空間
スペースを必要とする欠点があった。
【0004】また,中間ロールを被圧延材の板幅より内
側に移動した場合,中間ロールとワークロール間で接触
をしない片端部のロール面圧が最大となる。こうした状
態で圧延機を長時間使用すると最大面圧部には応力集中
によるマークが結果的にストリップ材に転写され,アル
ミニウム,ステンレス材など表面に特に美感を要求され
る材質に対しては美感を損ねる等の問題が生じている。
側に移動した場合,中間ロールとワークロール間で接触
をしない片端部のロール面圧が最大となる。こうした状
態で圧延機を長時間使用すると最大面圧部には応力集中
によるマークが結果的にストリップ材に転写され,アル
ミニウム,ステンレス材など表面に特に美感を要求され
る材質に対しては美感を損ねる等の問題が生じている。
【0005】そこで出願人は,最近複数のサポートロー
ルを被圧延材の形状,板幅に応じてバックアップロール
軸方向に移動することによりロールベンディングとの併
用により形状制御を行なう圧延機を開発した。この圧延
機は,図8(1)に示すように,上下のサポートロール
5,6,7,8を圧延材11の板幅形状に応じてバック
アップシャフト3,4の軸方向に移動することで,中間
ロールベンディング14,15との併用により被圧延材
11の形状制御を行なうタイプの圧延機である。この圧
延機は,板厚,板幅方向とも対称に制御できるので,前
記従来の6段圧延機と比べて格段に優れた製品精度およ
び通板特性が得られる。
ルを被圧延材の形状,板幅に応じてバックアップロール
軸方向に移動することによりロールベンディングとの併
用により形状制御を行なう圧延機を開発した。この圧延
機は,図8(1)に示すように,上下のサポートロール
5,6,7,8を圧延材11の板幅形状に応じてバック
アップシャフト3,4の軸方向に移動することで,中間
ロールベンディング14,15との併用により被圧延材
11の形状制御を行なうタイプの圧延機である。この圧
延機は,板厚,板幅方向とも対称に制御できるので,前
記従来の6段圧延機と比べて格段に優れた製品精度およ
び通板特性が得られる。
【0006】また,中間ロールを配設しているため,前
記従来の6段圧延機ほどのロールマークは表われないも
のの,中間ロールにおいてサポートロール5,6,7,
8の各両端と接する部分の面圧が最大となり,このまま
圧延機を長時間稼動すると,図8(2)に示すようにサ
ポートロール5,6,7,8の各両端と対応する位置で
中間ロール12,13の外周面に筋目状のロールマーク
16が生じ,このロールマーク16はやがてワークロー
ル1,2に転写され,ひいては被圧延材11にまで転写
されて被圧延材11の表面に筋目がついて,被圧延材1
1の材質によっては製品の品質を低下させるといった欠
点がある。
記従来の6段圧延機ほどのロールマークは表われないも
のの,中間ロールにおいてサポートロール5,6,7,
8の各両端と接する部分の面圧が最大となり,このまま
圧延機を長時間稼動すると,図8(2)に示すようにサ
ポートロール5,6,7,8の各両端と対応する位置で
中間ロール12,13の外周面に筋目状のロールマーク
16が生じ,このロールマーク16はやがてワークロー
ル1,2に転写され,ひいては被圧延材11にまで転写
されて被圧延材11の表面に筋目がついて,被圧延材1
1の材質によっては製品の品質を低下させるといった欠
点がある。
【0007】本発明の目的は,上記従来の問題点に着目
し,特に高速圧延で刻々変化する条件に対応できる即応
性を有するとともに,中間ロールのベンディング制御量
を大幅に増大することができ,もって形状制御能力を向
上させるとともに,エッジドロップの低減効果が大き
く,また被圧延材の板幅方向における任意位置での形状
制御を行なわせることができる圧延機を提供することに
ある。特にサポートロールと中間ロール間の応力集中に
より生じるストリップ材表面の美感を損なうロールマー
クを防止する圧延方法を提供することにある。
し,特に高速圧延で刻々変化する条件に対応できる即応
性を有するとともに,中間ロールのベンディング制御量
を大幅に増大することができ,もって形状制御能力を向
上させるとともに,エッジドロップの低減効果が大き
く,また被圧延材の板幅方向における任意位置での形状
制御を行なわせることができる圧延機を提供することに
ある。特にサポートロールと中間ロール間の応力集中に
より生じるストリップ材表面の美感を損なうロールマー
クを防止する圧延方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明に係る圧延機のロールマーク防止法では,被
圧延材が通板される一対のワークロールと,このワーク
ロールのネック部に介在されロールベンディングを与え
るベンディング手段とを備え,少なくとも一つのワーク
ロールに転接される中間ロールを設け,この中間ロール
と平行に配置された大径のバックアップシャフトに装着
される一対のサポートロールを前記中間ロールに転接さ
せつつ軸方向移動可能に取付けて被圧延材の形状制御を
行なう圧延機であって,前記圧延機に通過させて得られ
たストリップ材の板厚形状に応じて前記サポートロール
を移動すると同時に,その移動量に応じて中間ロールの
ベンディング力を変えるようにした。
に,本発明に係る圧延機のロールマーク防止法では,被
圧延材が通板される一対のワークロールと,このワーク
ロールのネック部に介在されロールベンディングを与え
るベンディング手段とを備え,少なくとも一つのワーク
ロールに転接される中間ロールを設け,この中間ロール
と平行に配置された大径のバックアップシャフトに装着
される一対のサポートロールを前記中間ロールに転接さ
せつつ軸方向移動可能に取付けて被圧延材の形状制御を
行なう圧延機であって,前記圧延機に通過させて得られ
たストリップ材の板厚形状に応じて前記サポートロール
を移動すると同時に,その移動量に応じて中間ロールの
ベンディング力を変えるようにした。
【0009】
【作用】上記構成によれば,被圧延材を直接圧下するワ
ークロール撓みを抑制する各バックアップロールの機能
は,中間ロールに転接されロール軸方向に分離されてい
る一対のサポートロールおよびこれを装着しているバッ
クアップシャフトにより発揮され,ワークロールの圧下
力をサポートする。そして,これらの分離サポートロー
ルは被圧延材の圧延中も絶えず軸方向に移動可能とさ
れ,その位置移動を行なわせることにより曲げモーメン
ト支点が変化し,ワークロールネックまたは中間ロール
ネックに設けたベンディング手段によるロールベンディ
ング量を加減調整することができる。したがって,サポ
ートロールの位置移動により全体的なベンディング量が
制御され,被圧延材のクラウン等の形状制御が可能とな
り,しかも曲げモーメント支点を任意に変化させること
ができるので,形状制御能力が大幅に向上する。
ークロール撓みを抑制する各バックアップロールの機能
は,中間ロールに転接されロール軸方向に分離されてい
る一対のサポートロールおよびこれを装着しているバッ
クアップシャフトにより発揮され,ワークロールの圧下
力をサポートする。そして,これらの分離サポートロー
ルは被圧延材の圧延中も絶えず軸方向に移動可能とさ
れ,その位置移動を行なわせることにより曲げモーメン
ト支点が変化し,ワークロールネックまたは中間ロール
ネックに設けたベンディング手段によるロールベンディ
ング量を加減調整することができる。したがって,サポ
ートロールの位置移動により全体的なベンディング量が
制御され,被圧延材のクラウン等の形状制御が可能とな
り,しかも曲げモーメント支点を任意に変化させること
ができるので,形状制御能力が大幅に向上する。
【0010】一方,被圧延材に発生するエッジドロップ
に対してはワークロール長さより中間ロールの長さを短
く設定することができる。このように構成することによ
り,ワークロールベンデイング手段による加圧力を調整
することによって容易に制御できる。すなわち,エッジ
ドロップはワークロールの端部が被圧延材の側縁から急
激に接触が外れてしまってロール端部の湾曲の曲率が大
きくなることに起因する。したがって,ワークロールの
端部のみが相互に離反させるように操作すればよい。
に対してはワークロール長さより中間ロールの長さを短
く設定することができる。このように構成することによ
り,ワークロールベンデイング手段による加圧力を調整
することによって容易に制御できる。すなわち,エッジ
ドロップはワークロールの端部が被圧延材の側縁から急
激に接触が外れてしまってロール端部の湾曲の曲率が大
きくなることに起因する。したがって,ワークロールの
端部のみが相互に離反させるように操作すればよい。
【0011】上記圧延機の構成によれば,被圧延材の形
状制御においては,サポートロール位置と中間ロールベ
ンディング力とは相関関係にあり,サポートロール位置
を移動しても中間ロールベンディング力とは相関関係に
あり,サポートロール位置を移動する場合でも,中間ロ
ールベンデイング力を増減することによりワークロール
のプロフィールを一定に保つことが可能である。
状制御においては,サポートロール位置と中間ロールベ
ンディング力とは相関関係にあり,サポートロール位置
を移動しても中間ロールベンディング力とは相関関係に
あり,サポートロール位置を移動する場合でも,中間ロ
ールベンデイング力を増減することによりワークロール
のプロフィールを一定に保つことが可能である。
【0012】前述したように,被圧延材の圧延中にサポ
ートロール位置をバックアップシャフトの軸方向に移動
することによって,サポートロールと中間ロール間に生
じる応力集中を分散させることができる。また,サポー
トロールを中間ロールに強く押圧することで局部面圧が
発生して中間ロール表面が摩耗し,いわゆるロールマー
クが生じ,それがワークロールに転写されることを防止
する一方,中間ロールベンディング力を増減することに
より,ストリップ材の製品精度を良好に保つように制御
することができる。
ートロール位置をバックアップシャフトの軸方向に移動
することによって,サポートロールと中間ロール間に生
じる応力集中を分散させることができる。また,サポー
トロールを中間ロールに強く押圧することで局部面圧が
発生して中間ロール表面が摩耗し,いわゆるロールマー
クが生じ,それがワークロールに転写されることを防止
する一方,中間ロールベンディング力を増減することに
より,ストリップ材の製品精度を良好に保つように制御
することができる。
【0013】
【実施例】以下に,本発明に係る圧延機のロールマーク
防止法の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
防止法の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0014】図1〜図2は実施例に係る圧延機の全体構
成を示している。図示のように,門型のハウジング20
に対して平行な一対の上下ワークロール21,22が互
いに転接可能に横架され,これらの間に被圧延材23を
通板可能にしている。このような上下ワークロール2
1,22に並列してこれらを上下から挟み込むようにし
て転接される一対の中間ロール24,26がハウジング
20に横架されている。中間ロール24,26はワーク
ロール21,22の直径より大径に形成されて圧下力を
伝達するようになっているが,特にその胴長は被圧延材
23の板幅以上に設定し,かつワークロール21,22
の胴長より短くなるように設定している。したがって,
ハウジング20に組込んだ状態では,中間ロール24,
26がワークロール21,22と全面接触状態となる
が,ワークロール21,22の端部が図1に示したよう
に中間ロール24,26の端部から所定長さLだけはみ
出るように設定されるものとなっている。
成を示している。図示のように,門型のハウジング20
に対して平行な一対の上下ワークロール21,22が互
いに転接可能に横架され,これらの間に被圧延材23を
通板可能にしている。このような上下ワークロール2
1,22に並列してこれらを上下から挟み込むようにし
て転接される一対の中間ロール24,26がハウジング
20に横架されている。中間ロール24,26はワーク
ロール21,22の直径より大径に形成されて圧下力を
伝達するようになっているが,特にその胴長は被圧延材
23の板幅以上に設定し,かつワークロール21,22
の胴長より短くなるように設定している。したがって,
ハウジング20に組込んだ状態では,中間ロール24,
26がワークロール21,22と全面接触状態となる
が,ワークロール21,22の端部が図1に示したよう
に中間ロール24,26の端部から所定長さLだけはみ
出るように設定されるものとなっている。
【0015】また,このようなロール列に加えて,中間
ロール24,26を挟み込むようにそれらの上下位置に
は上バックアップロールユニット28と下バックアップ
ロールユニット30がやはり平行に横架されている。
ロール24,26を挟み込むようにそれらの上下位置に
は上バックアップロールユニット28と下バックアップ
ロールユニット30がやはり平行に横架されている。
【0016】上バックアップロールユニット28は中間
ロール24と平行に配置されるバックアップシャフト3
2を有し,これにはロール軸方向の左右に分離され,胴
長が被圧延材23の板幅より短く形成された一対のサポ
ートロール34R,34Lが回転かつ軸方向に摺動移動
できるように取付けられている。この一対のサポートロ
ール34R,34Lは前記上中間ロール24に転接さ
れ,圧延時にワークロール21および中間ロール24の
バックアップサポートをなすものである。同様に,下バ
ックアップロールユニット30もバックアップシャフト
36と,これに装着される左右一対に分離されたサポー
トロール38R,38Lを有し,これらを下中間ロール
26に転接させるようにして圧延時のバックアップサポ
ートをなすようにしている。また,前記サポートロール
34R,34L,38R,38Lは,図3に上部ユニッ
ト28について代表して示したように,バックアップシ
ャフト32に遊嵌可能に装着され,また両端面にスラス
トベアリング42R,42Lを配設して装着されてお
り,バックアップシャフト軸受50に内蔵された油圧シ
リンダ56R,56Lによってバックアップシャフト3
2の軸方向に移動可能である。符号90はジャバラであ
り,スライド部をスケール,異物,圧延油等により保護
している。なお,88はローラベアリングである。
ロール24と平行に配置されるバックアップシャフト3
2を有し,これにはロール軸方向の左右に分離され,胴
長が被圧延材23の板幅より短く形成された一対のサポ
ートロール34R,34Lが回転かつ軸方向に摺動移動
できるように取付けられている。この一対のサポートロ
ール34R,34Lは前記上中間ロール24に転接さ
れ,圧延時にワークロール21および中間ロール24の
バックアップサポートをなすものである。同様に,下バ
ックアップロールユニット30もバックアップシャフト
36と,これに装着される左右一対に分離されたサポー
トロール38R,38Lを有し,これらを下中間ロール
26に転接させるようにして圧延時のバックアップサポ
ートをなすようにしている。また,前記サポートロール
34R,34L,38R,38Lは,図3に上部ユニッ
ト28について代表して示したように,バックアップシ
ャフト32に遊嵌可能に装着され,また両端面にスラス
トベアリング42R,42Lを配設して装着されてお
り,バックアップシャフト軸受50に内蔵された油圧シ
リンダ56R,56Lによってバックアップシャフト3
2の軸方向に移動可能である。符号90はジャバラであ
り,スライド部をスケール,異物,圧延油等により保護
している。なお,88はローラベアリングである。
【0017】上記した上下ワークロール21,22およ
び中間ロール24,26のネック部分と,上下バックア
ップロールユニット28,30のバックアップシャフト
32,36のネック部分には,図2に示すように,軸受
46,47,48,49,50,52が取付けられ,こ
れらをハウジング20に縦列配置して取付けている。そ
して,ハウジング20の下部位置には圧下シリンダ54
が装備されており,これを駆動することにより所定の圧
延圧力をワークロール21,22間に発生させるように
している。
び中間ロール24,26のネック部分と,上下バックア
ップロールユニット28,30のバックアップシャフト
32,36のネック部分には,図2に示すように,軸受
46,47,48,49,50,52が取付けられ,こ
れらをハウジング20に縦列配置して取付けている。そ
して,ハウジング20の下部位置には圧下シリンダ54
が装備されており,これを駆動することにより所定の圧
延圧力をワークロール21,22間に発生させるように
している。
【0018】このような構成において,上述した上バッ
クアップロールユニット28の分離サポートロール34
R,34L,および下バックアップロールユニット30
の分離サポートロール38R,38Lの各々はロール軸
方向に移動することにより位置調整ができるようになっ
ている。この位置移動のために,サボートロール34
R,34Lには駆動部材としての油圧シリンダ56R,
56Lがバックアップシャフト32の軸受50内に形成
されているのである。さらに,サポートロール34R,
34Lが接触している中間ロール24との間の摩擦力に
よってその移動時にサポートロール34R,34Lが傾
動しないように設定されており,各油圧シリンダ56
R,56Lに圧油を給排することによって油圧シリンダ
56R,56Lとサポートロール34間の連結部のフレ
ームであるスラストベアリングサポート62(62L,
62R)を押引きし,軸方向にサポートロール34R,
34Lを移動させることができる。なお,符号40は遊
嵌部を示す。
クアップロールユニット28の分離サポートロール34
R,34L,および下バックアップロールユニット30
の分離サポートロール38R,38Lの各々はロール軸
方向に移動することにより位置調整ができるようになっ
ている。この位置移動のために,サボートロール34
R,34Lには駆動部材としての油圧シリンダ56R,
56Lがバックアップシャフト32の軸受50内に形成
されているのである。さらに,サポートロール34R,
34Lが接触している中間ロール24との間の摩擦力に
よってその移動時にサポートロール34R,34Lが傾
動しないように設定されており,各油圧シリンダ56
R,56Lに圧油を給排することによって油圧シリンダ
56R,56Lとサポートロール34間の連結部のフレ
ームであるスラストベアリングサポート62(62L,
62R)を押引きし,軸方向にサポートロール34R,
34Lを移動させることができる。なお,符号40は遊
嵌部を示す。
【0019】また,ハウジング20にはワークロールベ
ンディング装置100と中間ロールベンディング装置2
00が組込まれており,これを図4に示す。
ンディング装置100と中間ロールベンディング装置2
00が組込まれており,これを図4に示す。
【0020】まず,ワークロールベンディング装置10
0は,上部ロールベンディング用ロッド102,下部ロ
ールベンディング用ロッド104,ロールベンディング
用シリンダブロック106,およびピストン108から
構成されている。上部ロールベンディング用ロッド10
2の下端部はピストン108に固着され,上端部が上部
ワークロール軸受46と接離自在に配設されている。ま
た,下部ロールベンディング用ロッド104は逆に上端
部がピストン108に固着され,下端部が下部ワークロ
ール軸受47と接離自在になっている。シリンダブロッ
ク106のボア部107には前記ピストン108が内蔵
され,両ピストン108の中間に位置してボア部107
には小径の連通孔110が設けられ,ここに図示しない
圧油供給装置から圧油を導入すると,ロールベンディン
グ用ロッド102,104は互いに離反し,上下ワーク
ロール21,22の各軸受46,47を各々中間ロール
24,26の軸受48,49側に押圧するように作用す
る。
0は,上部ロールベンディング用ロッド102,下部ロ
ールベンディング用ロッド104,ロールベンディング
用シリンダブロック106,およびピストン108から
構成されている。上部ロールベンディング用ロッド10
2の下端部はピストン108に固着され,上端部が上部
ワークロール軸受46と接離自在に配設されている。ま
た,下部ロールベンディング用ロッド104は逆に上端
部がピストン108に固着され,下端部が下部ワークロ
ール軸受47と接離自在になっている。シリンダブロッ
ク106のボア部107には前記ピストン108が内蔵
され,両ピストン108の中間に位置してボア部107
には小径の連通孔110が設けられ,ここに図示しない
圧油供給装置から圧油を導入すると,ロールベンディン
グ用ロッド102,104は互いに離反し,上下ワーク
ロール21,22の各軸受46,47を各々中間ロール
24,26の軸受48,49側に押圧するように作用す
る。
【0021】同様に,中間ロールベンディング装置20
0は,前記シリンダブロック106に対し前記ボア部1
07と独立したボア部207が穿設され,これに一対の
ピストン208を摺動可能に装着している。各ピストン
208には上部ロールベンディング用ロッド202,下
部ロールベンディング用ロッド204が連結され,これ
らのロッド202,204の先端をシリンダブロック1
06から突出させて中間ロール軸受48,49に当接可
能としている。このボア部207にも中央部に小径の連
通孔210が設けられ,ここに前記圧油供給装置から圧
油を導入することによりロールベンディング用ロッド2
02,204は互いに離反し,中間ロール24,26の
各軸受48,49を各々上下バックアップロールユニッ
ト28,30の軸受50,52側に押圧するように作用
する。
0は,前記シリンダブロック106に対し前記ボア部1
07と独立したボア部207が穿設され,これに一対の
ピストン208を摺動可能に装着している。各ピストン
208には上部ロールベンディング用ロッド202,下
部ロールベンディング用ロッド204が連結され,これ
らのロッド202,204の先端をシリンダブロック1
06から突出させて中間ロール軸受48,49に当接可
能としている。このボア部207にも中央部に小径の連
通孔210が設けられ,ここに前記圧油供給装置から圧
油を導入することによりロールベンディング用ロッド2
02,204は互いに離反し,中間ロール24,26の
各軸受48,49を各々上下バックアップロールユニッ
ト28,30の軸受50,52側に押圧するように作用
する。
【0022】なお,前記ロールベンディング用シリンダ
ブロック106と上下ワークロール軸受46,47との
摺動面には,各々ライナ112,114を貼着し,シリ
ンダブロック106への圧油供給時にこの摺動面にて滑
動させ,ワークロール軸受46,47とシリンダブロッ
ク106の摺動抵抗を低減させるようにしている。
ブロック106と上下ワークロール軸受46,47との
摺動面には,各々ライナ112,114を貼着し,シリ
ンダブロック106への圧油供給時にこの摺動面にて滑
動させ,ワークロール軸受46,47とシリンダブロッ
ク106の摺動抵抗を低減させるようにしている。
【0023】なお,圧下シリンダ54は,図2に示した
ように,ヘッド116を内蔵し,圧延時には図示しない
圧油供給装置から圧下シリンダ54内に圧油を導入する
ことにより,ヘッド116を上昇させるようにしてい
る。ヘッド116の動作は下部バックアップロールユニ
ット30のバックアップシャフト軸受52を押上げ,こ
の圧下力は下部サポートロール38R,38L,下部中
間ロール26,下部ワークロール22,上部ワークロー
ル21,上部中間ロール24,上部サポートロール34
R,34L,上部バックアップシャフト軸受50,ハウ
ジング20に伝達されて,所望の圧延力を発生させるの
である。
ように,ヘッド116を内蔵し,圧延時には図示しない
圧油供給装置から圧下シリンダ54内に圧油を導入する
ことにより,ヘッド116を上昇させるようにしてい
る。ヘッド116の動作は下部バックアップロールユニ
ット30のバックアップシャフト軸受52を押上げ,こ
の圧下力は下部サポートロール38R,38L,下部中
間ロール26,下部ワークロール22,上部ワークロー
ル21,上部中間ロール24,上部サポートロール34
R,34L,上部バックアップシャフト軸受50,ハウ
ジング20に伝達されて,所望の圧延力を発生させるの
である。
【0024】このように構成された圧延機の動作は次の
ようになる。圧延前に被圧延材23の幅に合せてサポー
トロール34R,34Lおよび38R,38Lの位置を
予め決定しておく。この場合,サポートロール34,3
8の中間ロール24,26への転接位置は被圧延材23
の側部に重合するような位置に設定する。この初期設定
はサポートロール34,38の位置調整用油圧シリンダ
56R,56Lを駆動し,予め設定されている位置に移
動させる。これにより一対のサポートロール34R,3
4Lおよび38R,38Lの間隔が所望の間隔に設定さ
れる。そして,その後ワークロールベンディング用ロッ
ド102,104および中間ロールベンディング用ロッ
ド202,204を使用し,ワークロール21,22,
中間ロール24,26およびサポートロール34,38
を軽く接触させておく。
ようになる。圧延前に被圧延材23の幅に合せてサポー
トロール34R,34Lおよび38R,38Lの位置を
予め決定しておく。この場合,サポートロール34,3
8の中間ロール24,26への転接位置は被圧延材23
の側部に重合するような位置に設定する。この初期設定
はサポートロール34,38の位置調整用油圧シリンダ
56R,56Lを駆動し,予め設定されている位置に移
動させる。これにより一対のサポートロール34R,3
4Lおよび38R,38Lの間隔が所望の間隔に設定さ
れる。そして,その後ワークロールベンディング用ロッ
ド102,104および中間ロールベンディング用ロッ
ド202,204を使用し,ワークロール21,22,
中間ロール24,26およびサポートロール34,38
を軽く接触させておく。
【0025】この初期設定が終了した後,ワークロール
21,22間に被圧延材23を通板する。これにより被
圧延材23は所望の板厚に圧延されてストリップ材とし
て出るが,この形状判定を目視あるいはセンサロールに
よる接触方式,光や磁気を利用した非接触方式によって
行なう。この判定により耳伸びや中伸びが発生した場合
には,油圧シリンダ56R,56Lを作動させて対とな
っているサポートロール34R,34Lおよび38R,
38Lを相互にまたは単独に近接するようにあるいは離
反するように位置移動させることにより中間ロール2
4,26を通じてワークロール21,22に作用する曲
げモーメント量を調整し,形状異常の発生を抑制し,矩
形のストリップ材を得ることができる。また,被圧延材
23の表面に生じるロールマークの発生を防ぐために
は,サポートロール34R,34Lおよび38R,38
Lをそれぞれバックアップシャフト32,36の軸方向
に移動させて,同一のワークロールプロフィールとなる
ように中間ロールベンディング力を調整してやればよ
い。
21,22間に被圧延材23を通板する。これにより被
圧延材23は所望の板厚に圧延されてストリップ材とし
て出るが,この形状判定を目視あるいはセンサロールに
よる接触方式,光や磁気を利用した非接触方式によって
行なう。この判定により耳伸びや中伸びが発生した場合
には,油圧シリンダ56R,56Lを作動させて対とな
っているサポートロール34R,34Lおよび38R,
38Lを相互にまたは単独に近接するようにあるいは離
反するように位置移動させることにより中間ロール2
4,26を通じてワークロール21,22に作用する曲
げモーメント量を調整し,形状異常の発生を抑制し,矩
形のストリップ材を得ることができる。また,被圧延材
23の表面に生じるロールマークの発生を防ぐために
は,サポートロール34R,34Lおよび38R,38
Lをそれぞれバックアップシャフト32,36の軸方向
に移動させて,同一のワークロールプロフィールとなる
ように中間ロールベンディング力を調整してやればよ
い。
【0026】このような実施例の圧延機によれば,ワー
クロール21,22または中間ロール24,26のベン
ディング支点を自由に変更できるので,従来の全面接触
型のバックアップロールに拘束されることなくロールベ
ンディング効果を充分に発揮させることができる。ま
た,上下サポートロール34R,34Lおよび38R,
38Lの位置を個別に変更することができるので,板幅
方向での任意の位置での形状制御が可能となる。したが
って,被圧延材の中伸び,耳伸び等の形状不良の他に,
両者が複合した複合伸びの形状不良に対しての制御が可
能となる利点が得られる。
クロール21,22または中間ロール24,26のベン
ディング支点を自由に変更できるので,従来の全面接触
型のバックアップロールに拘束されることなくロールベ
ンディング効果を充分に発揮させることができる。ま
た,上下サポートロール34R,34Lおよび38R,
38Lの位置を個別に変更することができるので,板幅
方向での任意の位置での形状制御が可能となる。したが
って,被圧延材の中伸び,耳伸び等の形状不良の他に,
両者が複合した複合伸びの形状不良に対しての制御が可
能となる利点が得られる。
【0027】また,サポートロール34R,34Lおよ
び38R,38Lを移動することにより,サポートロー
ル34,38と中間ロール24,26間の応力集中によ
る局部面圧の発生を防ぐことができるので,ストリップ
材表面の美感を損なうロールマークの発生を防止でき美
麗に保持できる。
び38R,38Lを移動することにより,サポートロー
ル34,38と中間ロール24,26間の応力集中によ
る局部面圧の発生を防ぐことができるので,ストリップ
材表面の美感を損なうロールマークの発生を防止でき美
麗に保持できる。
【0028】また,サポートロール34R,34Lおよ
び38R,38Lの位置を上下左右で対称に行なわせる
ことができるので,形状制御は被圧延材23の板厚方向
および板幅方向で対称制御が可能となり,優れた精度の
ストリップ材(圧延製品)を得ることができる。
び38R,38Lの位置を上下左右で対称に行なわせる
ことができるので,形状制御は被圧延材23の板厚方向
および板幅方向で対称制御が可能となり,優れた精度の
ストリップ材(圧延製品)を得ることができる。
【0029】加えて,サポートロール34R,34Lお
よび38R,38Lの位置を板幅により自由に調整でき
るので,ワークロール21,22と板幅端部との接触面
をロールベンディングとの併用によってより滑らかにす
ることができ,エッジドロップ防止効果が高いものとな
る。また中間ロール24,26を設けているので,ワー
クロール21,22の直径を小径にできるので,圧延荷
重面積を小さくし,もって高圧下圧延ができるものとな
り,ワークロール21,22の撓み量およびロール偏平
変形を低減することができる。さらに,板厚および板幅
方向ともに対称に制御も可能な構成となっているので,
被圧延材23が通板時に蛇行することがなく,安定した
通板特性が得られる効果がある。
よび38R,38Lの位置を板幅により自由に調整でき
るので,ワークロール21,22と板幅端部との接触面
をロールベンディングとの併用によってより滑らかにす
ることができ,エッジドロップ防止効果が高いものとな
る。また中間ロール24,26を設けているので,ワー
クロール21,22の直径を小径にできるので,圧延荷
重面積を小さくし,もって高圧下圧延ができるものとな
り,ワークロール21,22の撓み量およびロール偏平
変形を低減することができる。さらに,板厚および板幅
方向ともに対称に制御も可能な構成となっているので,
被圧延材23が通板時に蛇行することがなく,安定した
通板特性が得られる効果がある。
【0030】図5および図6に上記実施例に係る圧延機
を用いて被圧延材23を圧延した場合,上下ワークロー
ル21,22のプロフィールがサポートロール34R,
34Lおよびベンディング力の大きさによってどのよう
に推移するかの実験結果を示す。
を用いて被圧延材23を圧延した場合,上下ワークロー
ル21,22のプロフィールがサポートロール34R,
34Lおよびベンディング力の大きさによってどのよう
に推移するかの実験結果を示す。
【0031】図5はワークロール径400mm,中間ロ
ール径600mm,圧延力800ton,サポートロー
ル間内側距離を800mmに設定し,中間ロールベンデ
ィング力を0〜100tonまで調整した場合の上部ワ
ークロール21のプロフィールの変化を示したものであ
る。
ール径600mm,圧延力800ton,サポートロー
ル間内側距離を800mmに設定し,中間ロールベンデ
ィング力を0〜100tonまで調整した場合の上部ワ
ークロール21のプロフィールの変化を示したものであ
る。
【0032】また,図6はワークロール径400mm,
中間ロール径600mm,圧延力800ton,サポー
トロール間内側距離を600mmに設定し,中間ロール
ベンディング力を0〜100tonまで調整した場合の
上部ワークロール21のプロフィールの変化を示したも
のである。なお,サポートロール間内側距離は被圧延材
23の板幅に併せてサポートロール34R,34Lの外
側距離を調整することにより自ずと決定されるようにな
っている。
中間ロール径600mm,圧延力800ton,サポー
トロール間内側距離を600mmに設定し,中間ロール
ベンディング力を0〜100tonまで調整した場合の
上部ワークロール21のプロフィールの変化を示したも
のである。なお,サポートロール間内側距離は被圧延材
23の板幅に併せてサポートロール34R,34Lの外
側距離を調整することにより自ずと決定されるようにな
っている。
【0033】この結果から理解できるように,中間ロー
ルベンディング力およびサポートロール位置とは相関関
係にあり,例えばサポートロール間内側距離800m
m,中間ロールベンディング力25tonにて運転して
いた場合,サポートロール34R,34Lと中間ロール
24間での応力集中による局部面圧が発生して中間ロー
ル24表面にロールマークが発生することを防止するた
め,サポートロール間内側距離を600mmに移動した
場合,中間ロールベンディング力を0tonに調整すれ
ばワークロールは同一プロフィールを保持できることが
わかる。こうして,ストリップ材の形状制御を適正な状
態に保持しつつ,サポートロールを移動することにより
サポートロールと中間ロール間の応力集中による局部面
圧によるロールマークを防止することができる。
ルベンディング力およびサポートロール位置とは相関関
係にあり,例えばサポートロール間内側距離800m
m,中間ロールベンディング力25tonにて運転して
いた場合,サポートロール34R,34Lと中間ロール
24間での応力集中による局部面圧が発生して中間ロー
ル24表面にロールマークが発生することを防止するた
め,サポートロール間内側距離を600mmに移動した
場合,中間ロールベンディング力を0tonに調整すれ
ばワークロールは同一プロフィールを保持できることが
わかる。こうして,ストリップ材の形状制御を適正な状
態に保持しつつ,サポートロールを移動することにより
サポートロールと中間ロール間の応力集中による局部面
圧によるロールマークを防止することができる。
【0034】なお,上記実施例では,上下サポートロー
ル付の6段圧延機に適用した例を示したが,図7(1)
に示すように上部のみにサポートロールを適用した圧延
機にも適用できる。また,同図(2)のようなクラスタ
タイプの圧延機にも適用できるのは言うまでもない。ま
た,中間ロールベンディング力を制御して被圧延材の形
状制御を行なったが,ワークロールベンディング力を制
御して被圧延材の形状制御を行なってもよく,さらに,
中間ロールベンディングおよびワークロールベンディン
グを同時に使用して被圧延材の形状制御を行なってもよ
い。
ル付の6段圧延機に適用した例を示したが,図7(1)
に示すように上部のみにサポートロールを適用した圧延
機にも適用できる。また,同図(2)のようなクラスタ
タイプの圧延機にも適用できるのは言うまでもない。ま
た,中間ロールベンディング力を制御して被圧延材の形
状制御を行なったが,ワークロールベンディング力を制
御して被圧延材の形状制御を行なってもよく,さらに,
中間ロールベンディングおよびワークロールベンディン
グを同時に使用して被圧延材の形状制御を行なってもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る圧延
機のロールマーク防止法は,被圧延材が通板される一対
のワークロールと,このワークロールのネック部に介在
されロールベンディングを与えるベンディング手段とを
備え,少なくとも一つのワークロールに転接される中間
ロールを設け,この中間ロールと平行に配置された大径
のバックアップシャフトに装着される一対のサポートロ
ールを前記中間ロールに転接させつつ軸方向移動可能に
取付けて被圧延材の形状制御を行なう圧延機であって,
前記圧延機に通過させて得られたストリップ材の板厚形
状に応じて前記サポートロールを移動すると同時に,そ
の移動量に応じて中間ロールのベンディング力を変える
ことにより,高速圧延で刻々変化する条件に対応できる
即応性を有するとともに,特にワークロールのベンディ
ング制御量を大幅に増大することができ,もって形状制
御能力を向上させるとともに,エッジドロップの低減効
果が大きく,また被圧延材の板幅方向における任意位置
での形状制御を行なわせることができるという優れた効
果が得られる。特に,サポートロールと中間ロール間に
生じる応力集中の発生をサポートロールを適宜移動する
とともに,中間ロールベンディング力を調整することに
より,被圧延材の形状制御を行ない,ロールマークの発
生を防止できるという優れた効果が得られる。
機のロールマーク防止法は,被圧延材が通板される一対
のワークロールと,このワークロールのネック部に介在
されロールベンディングを与えるベンディング手段とを
備え,少なくとも一つのワークロールに転接される中間
ロールを設け,この中間ロールと平行に配置された大径
のバックアップシャフトに装着される一対のサポートロ
ールを前記中間ロールに転接させつつ軸方向移動可能に
取付けて被圧延材の形状制御を行なう圧延機であって,
前記圧延機に通過させて得られたストリップ材の板厚形
状に応じて前記サポートロールを移動すると同時に,そ
の移動量に応じて中間ロールのベンディング力を変える
ことにより,高速圧延で刻々変化する条件に対応できる
即応性を有するとともに,特にワークロールのベンディ
ング制御量を大幅に増大することができ,もって形状制
御能力を向上させるとともに,エッジドロップの低減効
果が大きく,また被圧延材の板幅方向における任意位置
での形状制御を行なわせることができるという優れた効
果が得られる。特に,サポートロールと中間ロール間に
生じる応力集中の発生をサポートロールを適宜移動する
とともに,中間ロールベンディング力を調整することに
より,被圧延材の形状制御を行ない,ロールマークの発
生を防止できるという優れた効果が得られる。
【図1】本発明の実施例に係る圧延機の正面図である。
【図2】同圧延機の側面図である。
【図3】同圧延機の上部サポートロール部の要部拡大断
面図である。
面図である。
【図4】同圧延機のロールベンディング装置の要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図5】同圧延機によるサポートロール位置(800m
m)と中間ロールベンディング力によるワークロールプ
ロフィールの関係を実験によって求めた変化特性図であ
る。
m)と中間ロールベンディング力によるワークロールプ
ロフィールの関係を実験によって求めた変化特性図であ
る。
【図6】同圧延機によるサポートロール位置(600m
m)と中間ロールベンディング力によるワークロールプ
ロフィールの関係を実験によって求めた変化特性図であ
る。
m)と中間ロールベンディング力によるワークロールプ
ロフィールの関係を実験によって求めた変化特性図であ
る。
【図7】実施例の適用が可能な他の圧延機の例である。
【図8】従来のサポートロール付圧延機の模式図であ
る。
る。
20 ハウジング 21,22 ワークロール 23 被圧延材 24,26 中間ロール 28,30 バックアップロールユニット 32,36 バックアップシャフト 34R,34L,38R,38L サポートロール 42R,42L スラストベアリング 46,47,48,49,50,52 軸受 54 圧下シリンダ 56R,56L 油圧シリンダ 88 ローラベアリング 100 ワークロールベンディング装置 200 中間ロールベンディング装置
Claims (1)
- 【請求項1】 被圧延材が通板される一対のワークロー
ルと,このワークロールのネック部に介在されロールベ
ンディングを与えるベンディング手段とを備え,少なく
とも一つのワークロールに転接される中間ロールを設
け,この中間ロールと平行に配置された大径のバックア
ップシャフトに装着される一対のサポートロールを前記
中間ロールに転接させつつ軸方向移動可能に取付けて被
圧延材の形状制御を行なう圧延機であって,前記圧延機
に通過させて得られたストリップ材の板厚形状に応じて
前記サポートロールを移動すると同時に,その移動量に
応じて中間ロールのベンディング力を変えるようにした
ことを特徴とする圧延機のロールマーク防止法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4238768A JPH0639413A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 圧延機のロールマーク防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4238768A JPH0639413A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 圧延機のロールマーク防止法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639413A true JPH0639413A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=17034983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4238768A Pending JPH0639413A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 圧延機のロールマーク防止法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639413A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111085571A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-05-01 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种消除带钢平整后横向辊印的方法 |
| CN114985456A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-09-02 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种冷连轧机控制方法 |
| JP2023073822A (ja) * | 2021-11-16 | 2023-05-26 | 株式会社不二鉄工所 | タッチローラ装置およびフィルム巻取装置 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP4238768A patent/JPH0639413A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111085571A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-05-01 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种消除带钢平整后横向辊印的方法 |
| CN111085571B (zh) * | 2019-12-12 | 2022-04-26 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种消除带钢平整后横向辊印的方法 |
| JP2023073822A (ja) * | 2021-11-16 | 2023-05-26 | 株式会社不二鉄工所 | タッチローラ装置およびフィルム巻取装置 |
| CN114985456A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-09-02 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种冷连轧机控制方法 |
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