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JPH06191906A - 合わせガラス - Google Patents

合わせガラス

Info

Publication number
JPH06191906A
JPH06191906A JP4346332A JP34633292A JPH06191906A JP H06191906 A JPH06191906 A JP H06191906A JP 4346332 A JP4346332 A JP 4346332A JP 34633292 A JP34633292 A JP 34633292A JP H06191906 A JPH06191906 A JP H06191906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
laminated
laminated glass
light transmittance
transmittance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4346332A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hosokawa
羊一 細川
Osamu Narimatsu
治 成松
Naoto Ito
尚登 伊藤
Tatsu Oi
龍 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP4346332A priority Critical patent/JPH06191906A/ja
Publication of JPH06191906A publication Critical patent/JPH06191906A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の選択光線透過性を有する合わせガラス
よりも選択光線透過性を向上させた合わせガラスを供給
する。 【構成】 波長1000nmでの光線透過率が40%以
下の熱線反射機能を有する選択光線透過膜からなる第1
の選択層と、波長650nm以上800nm未満に吸収
のピークをもつ第2の選択層を持チ、かつ、可視光線透
過率が70%以上である合わせガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は省エネルギーを目的と
し、選択的な光線透過率を有する自動車用合わせガラス
に関する。詳しくは、熱線反射機能と熱線吸収機能を合
わせ持つことによって、透明性を失うことなく、効果的
に日射透過率を低減させる合わせガラスに関する。本発
明にかかる合わせガラスは、自動車の他に電車などの乗
り物、建築物、家庭用電気製品等の窓用ガラスとしても
使用することができる。
【0002】
【従来の技術】光線透過率を制御する機能を有する合わ
せガラスは、自動車、電車などの乗り物、及び建築用窓
ガラスとして検討されており、その一部は既に実用化さ
れている。また、この合わせガラスは省エネルギーの観
点からも近年注目されている材料である。
【0003】従来、自動車用合わせガラスに高可視光線
透過率でかつ低熱線透過率となる選択光線透過性を付加
する試みとして、ガラス板に直接選択光線透過膜を積層
した構造のものと、ガラス板間に選択光線透過膜を積層
したプラスチックフィルムを挟み込んだ構造のものがあ
る。
【0004】後者の合わせガラスの基本構成は、機能性
膜を積層したプラスチックフィルムをポリビニルブチラ
ール膜を接合剤として2枚のガラス板に挟み込んで接合
したものであり、直接ガラス板に選択光線透過膜を積層
した合わせガラスに比べて、連続生産が行えると言った
生産性の面以外にも、加工性、耐衝撃性、均一性などの
物性面でも優れており、近年特に注目されている。
【0005】これらの合わせガラスはその選択光線透過
膜により、全光線のうち可視光線は透過させ、熱線(赤
外線)は反射させる機能を有しており、太陽光線のうち
熱線のみを反射させる事ができる。それゆえ、窓用ガラ
スとして用いた場合、太陽光線の強い夏期においては、
熱線の入射による室内の温度上昇を抑えることが出来、
室内の冷房効率を向上させることが出来る。従って、熱
線の透過を出来るだけ多く抑えることが省エネルギーの
ためには重要になっている。しかし、自動車用では従来
品は不十分である。
【0006】従来技術として、例えば、特開昭56−3
2352には熱線反射機能を有するフィルムとして、ポ
リエステルフィルム表面に特定の膜厚の酸化タングステ
ン/銀/酸化タングステンの3層構造の積層薄膜を積層
させたものを使用し、このフィルムを中間層にもつ合わ
せガラスが提案されている。しかしながら3層構造の熱
線反射フィルムでは十分に熱線を反射させることができ
ない。
【0007】また、特開昭63−134332には熱線
反射機能を有するフィルムとしてプラスチックフィルム
上に特定の膜厚の酸化物/銀/酸化物/銀/酸化物の5
層の積層薄膜を形成し、3層の構造の選択光線透過膜の
特性を改良させる提案がなされているが、3層構造と比
較して熱線反射効果は若干良好なものの不十分であっ
た。
【0008】そこで、選択光線透過性を改良するため特
開昭60−127152には、選択光線透過膜として、
銀合金/屈折率1.35以上の有機重合体/銀合金の積
層体と、波長800〜1200nmの間に吸収ピークを
有する近赤外線吸収剤を含有する選択層を組み合わせる
試みが行われている。しかし、この特許の銀合金の積層
体は波長800〜1200nmの特に1000nmの熱
線反射効率が悪いのでそれを補うために800〜120
0nmにピークを有する近赤外線吸収剤を含有する選択
層を積層しているにすぎない、これでもなお十分な効果
は得られなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自動
車用合わせガラスとして十分な可視光線透過率70%以
上を有し、かつ低日射透過率である優れた選択光線透過
率を示す省エネルギー用自動車用合わせガラスを提供し
ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、高選択光線透
過機能を有するためには日射エネルギーの大きな波長帯
である650nm以上の光線を遮断させること、特に6
50nm以上800nm未満の波長を効果的に遮断させ
ることが有効であることに着目し、800nm以上の波
長を選択的に反射し、波長1000nmでの透過率が4
0%以下の誘電体−金属の積層体の選択光線反射膜と、
波長650nm以上800nm未満に極大吸収のピーク
を有する近赤外線吸収剤を含有する基材を積層すること
により相乗的に選択光線透過機能を有することを発見し
発明を完成させた。
【0011】すなわち、本発明の要旨は、波長1000
nmでの光線透過率が40%以下の熱線反射機能を有す
る選択光線透過膜からなる第1の選択層と、波長650
nm以上800nm未満に極大吸収のピークをもつ第2
の選択層を持ち、可視光線透過率が70%以上であるこ
とを特徴とする合わせガラスである。
【0012】本発明は図1に示すように、近赤外線吸収
剤を含有するプラスチックフィルム(1)と選択光線透
過膜を積層した透明プラスチックフィルム(2)を接着
剤(3)を介して接合した積層フィルムを作製し、該積
層フィルムをポリビニルブチラールを接合剤(4)とし
て2枚のガラス板(5)間に挟んで作製した自動車用合
わせガラスであり、可視光線透過率が70%以上で低日
射透過率であることを特徴とする合わせガラスである。
【0013】近赤外線吸収剤を含有する選択層の作製方
法は、プラスチックフィルムに含有させる方法に限定さ
れるものではなく、その他の方法として次のような方法
を用いることが出来る。その一つとして選択光線透過膜
を積層したフィルムの片面あるいは両面に近赤外線吸収
剤を含有した樹脂をコーティングする方法を用いること
ができ、また、透明性の高いプラスチックフィルム上に
近赤外線吸収剤を含有した樹脂をコーティングした物を
選択光線透過膜を積層したプラスチックフィルムと張り
合わせる方法を用いることもできる。更に、選択光線透
過膜とプラスチックフィルムを張り合わせる接着剤に近
赤外線吸収剤を含有させることも可能である。
【0014】本発明に使用される近赤外線吸収剤を含有
するプラスチックフィルム(1)基材としては、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフ
ォン、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニール、ポリフ
ッ化ビニール、ポリアクリレート、ポリカーボネート等
のホモポリマー、またはこれら樹脂のモノマーと共重合
可能なモノマーとコポリマー等から成るフィルムが挙げ
られ適宜選択して使用できる。該プラスチックフィルム
の厚みは特に限定されるものではないが、作業性を考慮
して10〜200μmの範囲が好ましい。
【0015】本発明に使用される近赤外線吸収剤は波長
650nm以上800nm未満に吸収ピークを持つ色素
であれば特に限定されるものではないが、例えば、特開
昭61−154888、特開昭61−197281、特
開昭61−246091、特開昭63−37991、特
開昭63−39388、特開昭62−233288、特
開昭63−312889、特開平2−43269、特開
平2−138382、特開平2−296885、特開平
3−43461、特開平3−77840、特開平3−1
00066、特開平3−62878、特願平3−338
557、特願平3−99730、特願平3−25324
14に開示されているようなフタロシアニン類、特開昭
61−291651、特開昭61−291652、特開
昭62−132963、特開平1−129068、特開
平12−172458に開示されているようなアントラ
キノン類が好ましい。
【0016】本発明に使用される選択光線透過膜を積層
した透明プラスチックフィルムは、透明プラスチックフ
ィルム(7)上に汎用されるスパッタリング、真空蒸
着、イオンプレーティング等の方法で選択光線透過膜を
形成することにより得られる。選択光線透過膜として
は、選択的に可視光線ならびに熱線の透過率を制御する
機能を有する薄膜であり、それ自身は公知である。例え
ば、金、銀、銅、白金、アルミニウム、ニッケル、パラ
ジウム、イリジウム、錫、クロム、亜鉛等の金属やこれ
らの金属を主成分とする合金または混合物から適宜選択
された金属層、及び、インジウム−錫酸化物(IT
O)、酸化インジウム、酸化錫、酸化けい素、酸化アル
ミニウム、酸化亜鉛、酸化タングステン等から適宜選択
された金属酸化物層を、金属酸化物層から順に交互に3
層または5層積層した薄膜が挙げられ、通常金属層の厚
みは50〜500Å、金属酸化物層の厚さは100〜2
000Å程度である。
【0017】選択光線透過膜を積層させる透明プラスチ
ックフィルム(7)としては、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエーテルサルフォン、ポリプロピレン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリ塩化ビニール、ポリフッ化ビニール、ポリアクリレ
ート、ポリカーボネート等のホモポリマー、またはこれ
ら樹脂のモノマーと共重合可能なモノマーとコポリマー
等から成るフィルムが挙げられ、適宜選択して使用する
ことが出来る。該プラスチックフィルムの厚みは特に限
定されるものではないが、作業性を考慮して10〜20
0μmの範囲が好ましい。 熱線反射機能を有するフィ
ルムと近赤外線吸収剤を含有したフィルムとを接着させ
る接着剤はシリコン系、ウレタン系、アクリル系などの
公知の透明な材料を適宜使用し、接着層単体の可視光線
透過率が70%以上であれば特に限定されるものではな
い。通常その厚みは1〜100μmである。
【0018】ガラスとの接合剤(4)としては、ポリビ
ニルブチラール樹脂等の公知の接合剤を適宜選択し使用
することができる。通常、その厚みは0.1〜1mmで
ある。また、接合剤には選択光線透過性に影響を与えな
い程度の紫外線吸収剤等を添加しても良い。
【0019】本発明に使用するガラス板(5)について
は、材質および厚みは特に限定されるものではなく、自
動車等の乗り物や建設用等のガラス板がその用途に応じ
て適宜選択して複数枚用いられる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。 実施例1 ユニチカ製ポリエチレンテレフタレートペレット120
3とアントラキノン系近赤外線吸収剤(三井東圧染料
(株)製SIR−114:極大吸収波長765nm)を
重量比1:0.0032の割合で混合し、押出し機で厚
み100μmのフィルム作製した後、このフィルム2軸
延伸して厚み25μmの近赤外線吸収剤入りポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを作成した。また、酸化イン
ジウム(300Å)/銀(100Å)/酸化インジウム
(600Å)/銀(100Å)/酸化インジウム(30
0Å)の構成の薄膜を厚み25μmの東レ(株)製ルミ
ラーにマグネトロンスパッタリング法により堆積させて
選択光線透過膜を積層した透明プラスチックフィルム
(以下熱線反射フィルムという)を作製した。上記の赤
外線吸収剤入りポリエチレンテレフタレートフィルムと
熱線反射フィルムをウレタン系接着剤を用いて貼り合わ
せ、積層透明体を作製した。この積層透明体をポリビニ
ルブチラールを接合剤として厚さ2mmの溶融板ガラス
の間に挟み込み、130℃、6.5kg/m2 の加熱プ
レス機で圧着し、合わせガラスを作製した。この合わせ
ガラスの光線透過率を(株)日立製作所製分光光度計U
−3400を用いて測定し、JIS−R−3106に従
って可視光線透過率、日射透過率を計算したところ、可
視光線透過率は73%、日射透過率は41%であった。
【0021】実施例2 三井東圧化学(株)製ユーバン20SE−60と同社製
アルマテクス748−5Mを重量比3:7で混合させた
液体と、三井東圧染料(株)製の赤外線吸収剤SIR−
114を重量部0.3%溶解させたトルエンを重量比
2:1の割合で混合させ、厚み75μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムにコーティングし130℃で1
5分間乾燥させた。乾燥後の塗布厚は40μmであっ
た。このフィルムを実施例1で使用した熱線反射フィル
ムとウレタン系接着剤でラミネートし、積層透明体を作
製した。この積層透明体をポリビニルブチラールを接合
剤として厚さ2mmの溶融板ガラスの間に挟み込み、1
30℃、6.5kg/m2 の加熱プレス機で圧着し、合
わせガラスを作製した。この積層透明体の光線透過率を
(株)日立製作所製分光光度計U−3400を用いて測
定し、JIS−R−3106に従って可視光線透過率、
日射透過率を計算したところ、可視光線透過率は73
%、日射透過率は42%であった。
【0022】実施例3 三井東圧化学(株)製ユーバン20SE−60と同社製
アルマテクス748−5Mを重量比3:7で混合させた
液体と、三井東圧染料(株)製の赤外線吸収剤SIR−
114を重量部0.3%溶解させたトルエンを重量比
2:1の割合で混合させ、実施例1で使用した熱線反射
フィルムの選択光線反射膜上にコーティングし、130
℃で15分間乾燥させた。乾燥後の塗布厚は4μmであ
った。このフィルムをポリビニルブチラールを接合剤と
して厚さ2mmの溶融板ガラスの間に挟み込み、130
℃、6.5kg/m2 の加熱プレス機で圧着し、合わせ
ガラスを作製した。この積層透明体の光線透過率を
(株)日立製作所製分光光度計U−3400を用いて測
定し、JIS−R−3106に従って可視光線透過率、
日射透過率を計算したところ、可視光線透過率は73
%、日射透過率は42%であった。
【0023】実施例4 三井東圧化学(株)製ユーバン20SE−60と同社製
アルマテクス748−5Mを重量比3:7で混合させた
液体と、下記構造式(1)〔化1〕
【0024】
【化1】 のフタロシアニン系近赤外線吸収剤(極大吸収波長74
2nm)を重量部0.3%溶解させたトルエンを重量比
2:1の割合で混合させ、厚み75μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムにコーティングし130℃で1
5分間乾燥させた。乾燥後の塗布厚は35μmであっ
た。このフィルムを実施例1で使用した熱線反射フィル
ムとウレタン系接着剤でラミネートし、積層透明体を作
製した。この積層透明体をポリビニルブチラールを接合
剤として厚さ2mmの溶融板ガラスの間に挟み込み、1
30℃、6.5kg/m2 の加熱プレス機で圧着し、合
わせガラスを作製した。この積層透明体の光線透過率を
(株)日立製作所製分光光度計U−3400を用いて測
定し、JIS−R−3106に従って可視光線透過率、
日射透過率を計算したところ、可視光線透過率は73
%、日射透過率は40%であった。
【0025】比較例1 実施例1と同様の構成をもつ熱線反射フィルムをポリビ
ニルブチラールを接合剤として厚さ2mmの溶融板ガラ
スの間に挟み込み、130℃、6.5kg/m 2 の加熱
プレス機で圧着し、合わせガラスを作製した。この合わ
せガラスの光線透過率を(株)日立製作所製分光光度計
U−3400を用いて測定し、JIS−R−3106に
従って可視光線透過率、日射透過率を計算したところ、
可視光線透過率は79%、日射透過率は51%であっ
た。
【0026】比較例2 実施例1と同様の構成をもつ熱線反射フィルムと赤外線
吸収剤を含有していない厚み75μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルムをアクリル系接着剤を用いてラミ
ネートし、積層フィルムを作製した。この積層フィルム
をポリビニルブチラールを接合剤として厚さ2mmの溶
融板ガラスの間に挟み込み、130℃、6.5kg/m
2 の加熱プレス機で圧着し、合わせガラスを作製した。
この合わせガラスの光線透過率を(株)日立製作所製分
光光度計U−3400を用いて測定し、JIS−R−3
106に従って可視光線透過率、日射透過率を計算した
ところ、可視光線透過率は77%、日射透過率は50%
であった。
【0027】比較例3 三井東圧化学(株)製ユーバン20SE−60と同社製
アルマテクス748−5Mを重量比3:7で混合させた
液体と、三井東圧染料(株)製の近赤外線吸収剤SIR
−114を重量部0.3%溶解させたトルエンを重量比
2:1の割合で混合させ、厚み75μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムにコーティングし130℃で1
5分間乾燥させた。乾燥後の塗布厚は40μmであっ
た。このフィルムをポリビニルブチラールを接合剤とし
て厚さ2mmの溶融板ガラスの間に挟み込み、130
℃、6.5kg/m2 の加熱プレス機で圧着し、合わせ
ガラスを作製した。この積層透明体の光線透過率を
(株)日立製作所製分光光度計U−3400を用いて測
定し、JIS−R−3106に従って可視光線透過率、
日射透過率を計算したところ、可視光線透過率は80
%、日射透過率は75%であった。
【0028】比較例4 三井東圧化学(株)製ユーバン20SE−60と同社製
アルマテクス748−5Mを重量比3:7で混合させた
液体と、三井東圧ファイン(株)製の近赤外線吸収剤I
R−ABSORBER PA−1001(極大吸収波長
1110nm)を重量部0.3%溶解させたトルエンを
重量比2:1の割合で混合させ、実施例1で使用した熱
線反射フィルムの選択光線反射膜上にコーティングし、
130℃で15分間乾燥させた。乾燥後の塗布厚は40
μmであった。このフィルムをポリビニルブチラールを
接合剤として厚さ2mmの溶融板ガラスの間に挟み込
み、130℃、6.5kg/m2 の加熱プレス機で圧着
し、合わせガラスを作製した。この積層透明体の光線透
過率を(株)日立製作所製分光光度計U−3400を用
いて測定し、JIS−R−3106に従って可視光線透
過率、日射透過率を計算したところ、可視光線透過率は
73%、日射透過率は47%であった。
【0029】
【発明の効果】本発明の構成からなる合わせガラスは、
波長650nm以上800nm未満に極大吸収のピーク
を有する近赤外線吸収剤を含有する選択層を使用しない
合わせガラスと比較して著しく日射透過率が減少し、選
択光線透過性が改善される。具体的には、本発明の構成
からなる積層透明体は可視光線透過率70%以上かつ日
射透過率が45%以下であるのに対し、波長650nm
以上800nm未満に極大吸収のピークを有する近赤外
線吸収剤を使用しない熱線反射体は70%以上の可視光
線透過率を持つが日射透過率は45%以上と大きいもの
であった。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の合わせガラスの概要図である。
【図2】実施例2の合わせガラスの概要図である。
【図3】実施例3の合わせガラスの概要図である。
【図4】実施例以外の合わせガラスの一例の概要図であ
る。
【符号の説明】
1 近赤外線吸収剤を含有するプラスチックフィルム 2 選択光線透過膜を積層した透明プラスチックフィル
ム 3 接着剤 4 接合剤 5 ガラス 6 近赤外線吸収剤コーティング層 7 透明プラスチックフィルム 8 近赤外線吸収剤を含有する接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 龍 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長1000nmでの光線透過率が40
    %以下の熱線反射機能を有する選択光線透過膜からなる
    第1の選択層と、波長650nm以上800nm未満に
    極大吸収のピークをもつ第2の選択層を持ち、可視光線
    透過率が70%以上であることを特徴とする合わせガラ
    ス。
  2. 【請求項2】 第2の選択層が近赤外線吸剤を組み合わ
    せたものであることを特徴とする請求項1の合わせガラ
    ス。
  3. 【請求項3】 第1の選択層が透明プラスチックフィル
    ムに誘電体と金属を積層したものであることを特徴とす
    る請求項1の合わせガラス。
  4. 【請求項4】 第1の選択層が透明プラスチックフィル
    ムに誘電体−銀−誘電体−銀−誘電体を積層したもので
    あることを特徴とする請求項1の合わせガラス。
  5. 【請求項5】 第1の選択層が透明プラスチックフィル
    ムの酸化インジウム−銀−酸化インジウム−銀−酸化イ
    ンジウムであることを特徴とする請求項1の合わせガラ
    ス。
JP4346332A 1992-12-25 1992-12-25 合わせガラス Pending JPH06191906A (ja)

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JP4346332A JPH06191906A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 合わせガラス

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