JPH061740A - オルトアルキルフェノールの製造方法 - Google Patents
オルトアルキルフェノールの製造方法Info
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- JPH061740A JPH061740A JP4158281A JP15828192A JPH061740A JP H061740 A JPH061740 A JP H061740A JP 4158281 A JP4158281 A JP 4158281A JP 15828192 A JP15828192 A JP 15828192A JP H061740 A JPH061740 A JP H061740A
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- reaction
- phenol
- manganese oxide
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マンガン酸化物触媒によりフェノール類と低
級アルコールとからオルトアルキルフェノールを長時間
高転化率且つ高選択率で製造する方法の提供。 【構成】 マンガン酸化物触媒をカーボンの存在下に1
000〜1500℃の温度で焼成して得られる触媒を用
いる。
級アルコールとからオルトアルキルフェノールを長時間
高転化率且つ高選択率で製造する方法の提供。 【構成】 マンガン酸化物触媒をカーボンの存在下に1
000〜1500℃の温度で焼成して得られる触媒を用
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェノール類とアルコ
ール類とからオルトアルキルフェノールを製造する方法
に関するものである。オルトクレゾール、2,6−キシ
レノール等のオルトアルキルフェノールは、酸化防止
剤、消毒剤、防腐剤として、また、農薬、医薬、フェノ
ール樹脂、可塑剤等の原料として有用な化合物である。
ール類とからオルトアルキルフェノールを製造する方法
に関するものである。オルトクレゾール、2,6−キシ
レノール等のオルトアルキルフェノールは、酸化防止
剤、消毒剤、防腐剤として、また、農薬、医薬、フェノ
ール樹脂、可塑剤等の原料として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】フェノールとメタノールとを金属酸化物
触媒の存在下に気相接触反応させてオルト位メチル化フ
ェノールを製造する方法は公知であり、工業的に実施さ
れている。金属酸化物触媒としては、酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム、酸化マンガン、酸化鉄、酸化ク
ロム、酸化亜鉛などが使用できる。しかしながら、酸化
マグネシウムは、オルト位選択率は高いものの、活性が
低く、高温で反応を行うと触媒寿命が短くなる。また、
酸化アルミニウムは、活性は高いものの、選択率が低く
副生物が多い。酸化鉄は、活性は高いが、選択率が低
く、また、活性低下が大きいので触媒寿命が短い。
触媒の存在下に気相接触反応させてオルト位メチル化フ
ェノールを製造する方法は公知であり、工業的に実施さ
れている。金属酸化物触媒としては、酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム、酸化マンガン、酸化鉄、酸化ク
ロム、酸化亜鉛などが使用できる。しかしながら、酸化
マグネシウムは、オルト位選択率は高いものの、活性が
低く、高温で反応を行うと触媒寿命が短くなる。また、
酸化アルミニウムは、活性は高いものの、選択率が低く
副生物が多い。酸化鉄は、活性は高いが、選択率が低
く、また、活性低下が大きいので触媒寿命が短い。
【0003】一方、マンガン系触媒は、活性及び選択性
がともに高く、種々の提案がある。(特公昭51−11
101号、特開昭54−32425号、同54−812
31号、同55−30494号、同55−76830
号、同57−53422号、同57−81425〜7
号、同57−85332号、同60−34923号、同
60−218345号公報等)。しかしながら、触媒の
機械的強度が不十分であり、反応や再生操作によって粉
化し、反応系がつまることがあった。圧壊強度の優れた
触媒として、特開昭57−81425号公報には、酸化
マンガンに酸化ケイ素、アルカリ金属等と、特定の結晶
型の酸化アルミニウムとの混成触媒を使用する選択的ア
ルキル化方法が記載されている。また、特開昭57−9
4247号公報には、触媒の粉化による欠点を解決する
ものとして、触媒を外殻で覆い、触媒と外殻との間に空
隙を形成させた内包型触媒が記載されている。
がともに高く、種々の提案がある。(特公昭51−11
101号、特開昭54−32425号、同54−812
31号、同55−30494号、同55−76830
号、同57−53422号、同57−81425〜7
号、同57−85332号、同60−34923号、同
60−218345号公報等)。しかしながら、触媒の
機械的強度が不十分であり、反応や再生操作によって粉
化し、反応系がつまることがあった。圧壊強度の優れた
触媒として、特開昭57−81425号公報には、酸化
マンガンに酸化ケイ素、アルカリ金属等と、特定の結晶
型の酸化アルミニウムとの混成触媒を使用する選択的ア
ルキル化方法が記載されている。また、特開昭57−9
4247号公報には、触媒の粉化による欠点を解決する
ものとして、触媒を外殻で覆い、触媒と外殻との間に空
隙を形成させた内包型触媒が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マン
ガン酸化物触媒を用いる方法において、優れた触媒強度
を有する触媒によって、長時間高選択率かつ高転化率で
オルトアルキルフェノールを製造する方法を提供するこ
とである。
ガン酸化物触媒を用いる方法において、優れた触媒強度
を有する触媒によって、長時間高選択率かつ高転化率で
オルトアルキルフェノールを製造する方法を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、オルト位に水
素原子を有するフェノール類と低級アルコールとをマン
ガン酸化物触媒の存在下に反応させてオルトアルキルフ
ェノールを製造する方法において、触媒として、マンガ
ン酸化物触媒をカーボンの存在下1000〜1500℃
で焼成して得られた触媒を用いることを特徴とするオル
トアルキルフェノールの製造方法である。本発明で用い
られるフェノール類は、オルト位に1個または2個の水
素原子を有するフェノール化合物で、下記一般式で示さ
れる。
素原子を有するフェノール類と低級アルコールとをマン
ガン酸化物触媒の存在下に反応させてオルトアルキルフ
ェノールを製造する方法において、触媒として、マンガ
ン酸化物触媒をカーボンの存在下1000〜1500℃
で焼成して得られた触媒を用いることを特徴とするオル
トアルキルフェノールの製造方法である。本発明で用い
られるフェノール類は、オルト位に1個または2個の水
素原子を有するフェノール化合物で、下記一般式で示さ
れる。
【0006】
【化1】
【0007】(式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、そ
れぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜10のアル
キル基、または置換基を有していてもよい芳香族炭化水
素基である) このような化合物の具体例としては、フェノール、クレ
ゾール類、キシレノール類、トリメチルフェノール類、
エチルフェノール類、ブチルフェノール類、フェニルフ
ェノール類、ナフチルフェノール類、ヒドロキノンなど
が挙げられる。低級アルコールとしては、メタノール、
エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n
−ブタノール、i−ブタノール、t−ブタノール、ペン
タノール、ヘキサノールなどが挙げられる。
れぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜10のアル
キル基、または置換基を有していてもよい芳香族炭化水
素基である) このような化合物の具体例としては、フェノール、クレ
ゾール類、キシレノール類、トリメチルフェノール類、
エチルフェノール類、ブチルフェノール類、フェニルフ
ェノール類、ナフチルフェノール類、ヒドロキノンなど
が挙げられる。低級アルコールとしては、メタノール、
エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n
−ブタノール、i−ブタノール、t−ブタノール、ペン
タノール、ヘキサノールなどが挙げられる。
【0008】本発明の方法において使用されるマンガン
酸化物触媒は、マンガン酸化物を含む触媒である。具体
的には、一酸化マンガン、三二酸化マンガン、二酸化マ
ンガン、四三酸化マンガン等のマンガン酸化物からなる
触媒を挙げることができる。更に、これらの触媒は、ア
ルミナ、シリカ等の担体、水ガラス、ホウ酸、リン酸、
粘土系成分等の粘結材、活性炭などが含まれていてもよ
い。
酸化物触媒は、マンガン酸化物を含む触媒である。具体
的には、一酸化マンガン、三二酸化マンガン、二酸化マ
ンガン、四三酸化マンガン等のマンガン酸化物からなる
触媒を挙げることができる。更に、これらの触媒は、ア
ルミナ、シリカ等の担体、水ガラス、ホウ酸、リン酸、
粘土系成分等の粘結材、活性炭などが含まれていてもよ
い。
【0009】本発明においては、上記のマンガン酸化物
触媒をカーボンの存在下に焼成して得られた触媒を用い
る。本発明で用いられるカーボンとしては、炭素を含む
ものであって、触媒を1000℃以上で焼成するときに
触媒系に存在していればいかなるものでもよい。カーボ
ンによる焼成方法としては、例えば下記の方法が挙げら
れる。 燃焼開始温度が1000℃程度以上のカーボンを用
いて焼成する。 燃焼開始温度が1000℃以下であるカーボンを、
1000℃までは燃焼しないような条件で昇温し、焼成
する。 有機物を低温で蒸し焼きにして燃焼することにより
カーボンをその場で作り、1000℃までは燃焼しない
ような条件で昇温し、焼成する。
触媒をカーボンの存在下に焼成して得られた触媒を用い
る。本発明で用いられるカーボンとしては、炭素を含む
ものであって、触媒を1000℃以上で焼成するときに
触媒系に存在していればいかなるものでもよい。カーボ
ンによる焼成方法としては、例えば下記の方法が挙げら
れる。 燃焼開始温度が1000℃程度以上のカーボンを用
いて焼成する。 燃焼開始温度が1000℃以下であるカーボンを、
1000℃までは燃焼しないような条件で昇温し、焼成
する。 有機物を低温で蒸し焼きにして燃焼することにより
カーボンをその場で作り、1000℃までは燃焼しない
ような条件で昇温し、焼成する。
【0010】カーボンの燃焼開始温度は、グラファイト
の含有率、カーボン粒子の表面積の大きさなどによって
異なる。触媒焼成時に触媒中に存在させるべきカーボン
の量は、マンガン酸化物触媒に対して0.1〜10重量
%、好ましくは0.1〜5重量%である。カーボンの量
が少ないと、焼成後に得られる触媒の強度が低く、また
カーボンの量が多すぎると、カーボンが触媒中に残存し
て強度が低下したり、カーボンの燃焼時に大量のガスが
発生して十分な強度が発現しない。
の含有率、カーボン粒子の表面積の大きさなどによって
異なる。触媒焼成時に触媒中に存在させるべきカーボン
の量は、マンガン酸化物触媒に対して0.1〜10重量
%、好ましくは0.1〜5重量%である。カーボンの量
が少ないと、焼成後に得られる触媒の強度が低く、また
カーボンの量が多すぎると、カーボンが触媒中に残存し
て強度が低下したり、カーボンの燃焼時に大量のガスが
発生して十分な強度が発現しない。
【0011】触媒の焼成は、1000〜1500℃、好
ましくは1000〜1400℃の温度で行う。焼成時間
は、焼成温度により異なるが、1〜30時間程度であ
る。焼成温度が高いときはより短時間で、また焼成温度
が低い場合にはより長時間が必要である。この焼成によ
って、触媒粒子表面のマンガン酸化物が還元され、マン
ガンとなって表面を覆うことにより、触媒強度の優れた
触媒となる。
ましくは1000〜1400℃の温度で行う。焼成時間
は、焼成温度により異なるが、1〜30時間程度であ
る。焼成温度が高いときはより短時間で、また焼成温度
が低い場合にはより長時間が必要である。この焼成によ
って、触媒粒子表面のマンガン酸化物が還元され、マン
ガンとなって表面を覆うことにより、触媒強度の優れた
触媒となる。
【0012】オルトアルキルフェノールの製造は、フェ
ノール類と低級アルコールとを、前記の触媒の存在下
に、300〜500℃の温度で、反応させることにより
行われる。フェノール類と低級アルコールとのモル比
は、1:1〜1:10、好ましくは、1:3〜1:7の
範囲である。原料の供給速度は、液空間速度で0.1〜
5hr-1程度が好ましく、一般に反応温度が高いところで
は液空間速度は大きく、また反応温度の低い側では液空
間速度は小さくすることが好ましい。
ノール類と低級アルコールとを、前記の触媒の存在下
に、300〜500℃の温度で、反応させることにより
行われる。フェノール類と低級アルコールとのモル比
は、1:1〜1:10、好ましくは、1:3〜1:7の
範囲である。原料の供給速度は、液空間速度で0.1〜
5hr-1程度が好ましく、一般に反応温度が高いところで
は液空間速度は大きく、また反応温度の低い側では液空
間速度は小さくすることが好ましい。
【0013】また、反応系に水を共存させることも可能
である。この際の、フェノール類に対する水のモル比
は、5モル倍程度までが好ましい。反応圧力は、減圧、
常圧、加圧のいずれでも可能であるが、通常1〜10kg
/cm2G程度である。反応は、液相でも気相でも可能であ
るが、反応圧力の点から気相の方が反応が容易である。
反応の形式は、固定床、流動床、移動床のいずれでも可
能である。反応に供された触媒は、適宜酸素含有ガスと
300〜700℃で接触させることにより、再生するこ
とができる。反応生成物は、ガス成分を除去した後、常
法により分離回収する。比較的沸点の低い物質が目的成
分である場合は、蒸留により分離し、低い留分を回収す
る。また、沸点の高い物質が目的成分である場合は、晶
析等の手段が有効である。
である。この際の、フェノール類に対する水のモル比
は、5モル倍程度までが好ましい。反応圧力は、減圧、
常圧、加圧のいずれでも可能であるが、通常1〜10kg
/cm2G程度である。反応は、液相でも気相でも可能であ
るが、反応圧力の点から気相の方が反応が容易である。
反応の形式は、固定床、流動床、移動床のいずれでも可
能である。反応に供された触媒は、適宜酸素含有ガスと
300〜700℃で接触させることにより、再生するこ
とができる。反応生成物は、ガス成分を除去した後、常
法により分離回収する。比較的沸点の低い物質が目的成
分である場合は、蒸留により分離し、低い留分を回収す
る。また、沸点の高い物質が目的成分である場合は、晶
析等の手段が有効である。
【0014】
【発明の効果】本発明の方法によれば、長時間、高選択
率かつ高転化率でオルトアルキルフェノール類を製造す
ることができる。
率かつ高転化率でオルトアルキルフェノール類を製造す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。 実施例1 (触媒の調製)平均粒子径が50μmの電解二酸化マン
ガンを1000℃で加熱処理して得たマンガン酸化物1
00部に、黒鉛(ライトカーボン社製)1部、アビセル
(旭化成社製)5部及び少量の水を加えて混練したもの
を、回転円盤型転動造粒機に入れて、噴霧状の水を振り
かけながら1mm程度の粒状物とした。この粒状物に、
噴霧状の水を振りかけながら、同時に前記混練物を振り
かけて、雪だるま式に直径4.5mmの球状物とした。
この粒状物を80〜120℃で乾燥させた後、こう鉢に
入れて焼成炉で徐々に加熱し、250℃から600℃ま
で特にゆるやかに昇温するように加熱し、1250℃ま
で昇温させ、この温度で3時間保持し、粒子径が4.5
mmのマンガン酸化物からなる触媒を得た。
明する。 実施例1 (触媒の調製)平均粒子径が50μmの電解二酸化マン
ガンを1000℃で加熱処理して得たマンガン酸化物1
00部に、黒鉛(ライトカーボン社製)1部、アビセル
(旭化成社製)5部及び少量の水を加えて混練したもの
を、回転円盤型転動造粒機に入れて、噴霧状の水を振り
かけながら1mm程度の粒状物とした。この粒状物に、
噴霧状の水を振りかけながら、同時に前記混練物を振り
かけて、雪だるま式に直径4.5mmの球状物とした。
この粒状物を80〜120℃で乾燥させた後、こう鉢に
入れて焼成炉で徐々に加熱し、250℃から600℃ま
で特にゆるやかに昇温するように加熱し、1250℃ま
で昇温させ、この温度で3時間保持し、粒子径が4.5
mmのマンガン酸化物からなる触媒を得た。
【0016】(アルキル化反応)上記で得られた触媒6
6mlを、SUS−304製反応管に充填し、反応温
度:390℃、反応圧力:2kg/cm2 、LHSV:0.
5hr-1の条件下に、メタノール:フェノール:水(モル
比)=6:1:0.5の混合物を供給して反応を行っ
た。20時間後のフェノール転化率は94%、フェノー
ル選択率は98%であった。この反応後の触媒の破壊強
度は5.2kg/cm2であり、殆ど強度は低下していなかっ
た。更に、生成する2,6−キシレノールとo−クレゾ
ールのモル比を2に保つように反応温度を上昇させなが
ら更に反応を続けた。200時間後、フェノール選択率
98%であった。この反応後の触媒の破壊強度は5.2
kg/cm2であり、殆ど強度は低下していなかった。
6mlを、SUS−304製反応管に充填し、反応温
度:390℃、反応圧力:2kg/cm2 、LHSV:0.
5hr-1の条件下に、メタノール:フェノール:水(モル
比)=6:1:0.5の混合物を供給して反応を行っ
た。20時間後のフェノール転化率は94%、フェノー
ル選択率は98%であった。この反応後の触媒の破壊強
度は5.2kg/cm2であり、殆ど強度は低下していなかっ
た。更に、生成する2,6−キシレノールとo−クレゾ
ールのモル比を2に保つように反応温度を上昇させなが
ら更に反応を続けた。200時間後、フェノール選択率
98%であった。この反応後の触媒の破壊強度は5.2
kg/cm2であり、殆ど強度は低下していなかった。
【0017】この触媒を空気/窒素=1/20の混合ガ
スで、500℃にて再生し、同様にして200時間反応
させた。この反応/再生操作を5回繰り返した後、上記
反応条件で20時間反応させたところ、フェノール転化
率は94%、フェノール選択率は96%であった。この
触媒を反応管から抜き出し、焼成炉で1250℃で3時
間保持して再焼成した。この触媒を用いて、上記条件で
再度反応を行ったところ、20時間目のフェノール転化
率は94%、フェノール選択率は98%と、初期性能ま
で回復した。この触媒の破壊強度は5.2kg/cm2であ
り、殆ど強度は低下していなかった。
スで、500℃にて再生し、同様にして200時間反応
させた。この反応/再生操作を5回繰り返した後、上記
反応条件で20時間反応させたところ、フェノール転化
率は94%、フェノール選択率は96%であった。この
触媒を反応管から抜き出し、焼成炉で1250℃で3時
間保持して再焼成した。この触媒を用いて、上記条件で
再度反応を行ったところ、20時間目のフェノール転化
率は94%、フェノール選択率は98%と、初期性能ま
で回復した。この触媒の破壊強度は5.2kg/cm2であ
り、殆ど強度は低下していなかった。
【0018】比較例1 (触媒の調製)黒鉛を添加せずに、実施例1と同様にし
て触媒を製造した。 (アルキル化反応)上記で得られた触媒を用いて、実施
例1と同様の条件で反応を行った。20時間後のフェノ
ール転化率は94%、フェノール選択率は98%であっ
た。この反応後の触媒の破壊強度は0.2kg/cm2であ
り、強度が著しく低下していた。更に、生成する2,6
−キシレノールとo−クレゾールのモル比を2に保つよ
うに反応温度を上昇させながら更に反応を続けた。20
0時間後、フェノール選択率98%であった。この反応
後の触媒の破壊強度は0.1kg/cm2であり、さらに強度
が低下していた。この触媒を空気/窒素=1/20の混
合ガスで、500℃にて再生し、同様にして200時間
反応させた。この反応/再生操作を5回繰り返した後、
上記反応条件で20時間反応させたところ、フェノール
転化率は94%、フェノール選択率は96%であった。
この触媒を反応管から抜き出したところ、粉化してい
た。
て触媒を製造した。 (アルキル化反応)上記で得られた触媒を用いて、実施
例1と同様の条件で反応を行った。20時間後のフェノ
ール転化率は94%、フェノール選択率は98%であっ
た。この反応後の触媒の破壊強度は0.2kg/cm2であ
り、強度が著しく低下していた。更に、生成する2,6
−キシレノールとo−クレゾールのモル比を2に保つよ
うに反応温度を上昇させながら更に反応を続けた。20
0時間後、フェノール選択率98%であった。この反応
後の触媒の破壊強度は0.1kg/cm2であり、さらに強度
が低下していた。この触媒を空気/窒素=1/20の混
合ガスで、500℃にて再生し、同様にして200時間
反応させた。この反応/再生操作を5回繰り返した後、
上記反応条件で20時間反応させたところ、フェノール
転化率は94%、フェノール選択率は96%であった。
この触媒を反応管から抜き出したところ、粉化してい
た。
【0019】実施例2 (触媒の調製)平均粒子径が50μmの電解二酸化マン
ガンを1000℃で加熱処理して得たマンガン酸化物1
00部に、くるみ粉と小麦粉とを50部づつ混合したも
の1部、アビセル(旭化成社製)5部及び少量の水を加
えて混練したものを、回転円盤型転動造粒機に入れて、
噴霧状の水を振りかけながら1mm程度の粒状物とし
た。この粒状物に、噴霧状の水を振りかけながら、同時
に前記混練物を振りかけて、雪だるま式に直径4.5m
mの球状物とした。この粒状物を80〜120℃で乾燥
させた後、こう鉢に入れて焼成炉で気相中、酸素濃度3
%で徐々に加熱し、250℃から600℃まで特にゆる
やかに昇温するように加熱し、1250℃まで昇温さ
せ、この温度で3時間保持し、粒子径が4.5mmのマ
ンガン酸化物からなる触媒を得た。
ガンを1000℃で加熱処理して得たマンガン酸化物1
00部に、くるみ粉と小麦粉とを50部づつ混合したも
の1部、アビセル(旭化成社製)5部及び少量の水を加
えて混練したものを、回転円盤型転動造粒機に入れて、
噴霧状の水を振りかけながら1mm程度の粒状物とし
た。この粒状物に、噴霧状の水を振りかけながら、同時
に前記混練物を振りかけて、雪だるま式に直径4.5m
mの球状物とした。この粒状物を80〜120℃で乾燥
させた後、こう鉢に入れて焼成炉で気相中、酸素濃度3
%で徐々に加熱し、250℃から600℃まで特にゆる
やかに昇温するように加熱し、1250℃まで昇温さ
せ、この温度で3時間保持し、粒子径が4.5mmのマ
ンガン酸化物からなる触媒を得た。
【0020】(アルキル化反応)上記で得られた触媒6
6mlを、SUS−304製反応管に充填し、実施例1
と同様に反応を行った。20時間後のフェノール転化率
は94%、フェノール選択率は98%であった。この反
応後の触媒の破壊強度は3.1kg/cm2であった。更に、
生成する2,6−キシレノールとo−クレゾールのモル
比を2に保つように反応温度を上昇させながら更に反応
を続けた。200時間後、フェノール選択率98%であ
った。この反応後の触媒の破壊強度は3.0kg/cm2であ
り、殆ど強度は低下していなかった。この触媒を空気/
窒素=1/20の混合ガスで、500℃にて再生し、同
様にして200時間反応させた。この反応/再生操作を
5回繰り返した後、上記反応条件で20時間反応させた
ところ、フェノール転化率は94%、フェノール選択率
は96%であった。この触媒を反応管から抜き出し、破
壊強度を測定したところ、3.0kg/cm2であり、殆ど強
度は低下していなかった。
6mlを、SUS−304製反応管に充填し、実施例1
と同様に反応を行った。20時間後のフェノール転化率
は94%、フェノール選択率は98%であった。この反
応後の触媒の破壊強度は3.1kg/cm2であった。更に、
生成する2,6−キシレノールとo−クレゾールのモル
比を2に保つように反応温度を上昇させながら更に反応
を続けた。200時間後、フェノール選択率98%であ
った。この反応後の触媒の破壊強度は3.0kg/cm2であ
り、殆ど強度は低下していなかった。この触媒を空気/
窒素=1/20の混合ガスで、500℃にて再生し、同
様にして200時間反応させた。この反応/再生操作を
5回繰り返した後、上記反応条件で20時間反応させた
ところ、フェノール転化率は94%、フェノール選択率
は96%であった。この触媒を反応管から抜き出し、破
壊強度を測定したところ、3.0kg/cm2であり、殆ど強
度は低下していなかった。
【0021】比較例2 (触媒の調製)粒子径が平均50μmの電解二酸化マン
ガンを1000℃で加熱処理して得たマンガン酸化物1
00部に、くるみ粉と小麦粉とを50部づつ混合したも
の1部、アビセル(旭化成社製)5部及び少量の水を加
えて混練したものを、回転円盤型転動造粒機に入れて、
噴霧状の水を振りかけながら1mm程度の粒状物とし
た。この粒状物に、噴霧状の水を振りかけながら、同時
に前記混練物を振りかけて、雪だるま式に直径4.5m
mの球状物とした。この粒状物を80〜120℃で乾燥
させた後、こう鉢に入れて焼成炉で徐々に加熱し、25
0℃から600℃まで酸素濃度を約2%にコントロール
しながら特にゆるやかに昇温するように加熱し、900
℃まで昇温させ、この温度で3時間保持して焼成し、粒
子径が4.5mmのマンガン酸化物からなる触媒を得
た。
ガンを1000℃で加熱処理して得たマンガン酸化物1
00部に、くるみ粉と小麦粉とを50部づつ混合したも
の1部、アビセル(旭化成社製)5部及び少量の水を加
えて混練したものを、回転円盤型転動造粒機に入れて、
噴霧状の水を振りかけながら1mm程度の粒状物とし
た。この粒状物に、噴霧状の水を振りかけながら、同時
に前記混練物を振りかけて、雪だるま式に直径4.5m
mの球状物とした。この粒状物を80〜120℃で乾燥
させた後、こう鉢に入れて焼成炉で徐々に加熱し、25
0℃から600℃まで酸素濃度を約2%にコントロール
しながら特にゆるやかに昇温するように加熱し、900
℃まで昇温させ、この温度で3時間保持して焼成し、粒
子径が4.5mmのマンガン酸化物からなる触媒を得
た。
【0022】(アルキル化反応)上記で得られた触媒6
6mlを、SUS−304製反応管に充填し、実施例1
と同様に反応を行った。20時間後のフェノール転化率
は94%であったが、その時のフェノール選択率は98
%であった。この触媒の破壊強度は0.1kg/cm2であっ
た。 更に、生成2,6−キシレノールとo−クレゾー
ルのモル比を2に保つように反応温度を上昇させながら
更に反応を続けた。200時間後、フェノール選択率9
8%であった。この触媒の破壊強度は0.0kg/cm2であ
り、殆ど強度はなかった。
6mlを、SUS−304製反応管に充填し、実施例1
と同様に反応を行った。20時間後のフェノール転化率
は94%であったが、その時のフェノール選択率は98
%であった。この触媒の破壊強度は0.1kg/cm2であっ
た。 更に、生成2,6−キシレノールとo−クレゾー
ルのモル比を2に保つように反応温度を上昇させながら
更に反応を続けた。200時間後、フェノール選択率9
8%であった。この触媒の破壊強度は0.0kg/cm2であ
り、殆ど強度はなかった。
Claims (1)
- 【請求項1】 オルト位に水素原子を有するフェノール
類と低級アルコールとをマンガン酸化物触媒の存在下に
反応させてオルトアルキルフェノールを製造する方法に
おいて、触媒として、マンガン酸化物触媒をカーボンの
存在下1000〜1500℃の温度で焼成して得られた
触媒を用いることを特徴とするオルトアルキルフェノー
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158281A JPH061740A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | オルトアルキルフェノールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158281A JPH061740A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | オルトアルキルフェノールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061740A true JPH061740A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15668174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4158281A Pending JPH061740A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | オルトアルキルフェノールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061740A (ja) |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4158281A patent/JPH061740A/ja active Pending
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