JPH0613694Y2 - 車椅子 - Google Patents
車椅子Info
- Publication number
- JPH0613694Y2 JPH0613694Y2 JP2285791U JP2285791U JPH0613694Y2 JP H0613694 Y2 JPH0613694 Y2 JP H0613694Y2 JP 2285791 U JP2285791 U JP 2285791U JP 2285791 U JP2285791 U JP 2285791U JP H0613694 Y2 JPH0613694 Y2 JP H0613694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheelchair
- shaped
- elbow rest
- longitudinal direction
- thumbscrew
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Description
【0001】
本考案は、身体障害者、患者等が病院、施設等で使用す
る人力の車椅子の改良に関する。
る人力の車椅子の改良に関する。
【0002】
車椅子の改良については、これを直接利用する身体障害
者、患者等の使用者側及び使用者を乗せて移動させる介
護者側、双方にとって構造上有効適切な提案は殆んどな
されていない。 使用者に有効とされた改良提案としては、次のものが挙
げられる。実開昭55−95720号公報で提案された
ものは、車椅子におけるひじ当て装置である。この装置
は、左右の上部横フレームの前後2ヶ所から、それぞれ
立ち上ったリンク部材の上端に、ピンジョイントで肘当
て台を連結したほゞ平行四辺形のリンク機構を構成し、
肘当て台が前後方向に変位できるよう形成されている。
使用者が乗り降りする際には、肘当て台を後方へ変位さ
せて、邪魔にならないようにし、座ると肘当て台を前方
に変位させて、立ち上りフレームとの間に間隙ができる
ので、腕が肘当て台に接觸せずにハンドリムを駆動する
ことができる。
者、患者等の使用者側及び使用者を乗せて移動させる介
護者側、双方にとって構造上有効適切な提案は殆んどな
されていない。 使用者に有効とされた改良提案としては、次のものが挙
げられる。実開昭55−95720号公報で提案された
ものは、車椅子におけるひじ当て装置である。この装置
は、左右の上部横フレームの前後2ヶ所から、それぞれ
立ち上ったリンク部材の上端に、ピンジョイントで肘当
て台を連結したほゞ平行四辺形のリンク機構を構成し、
肘当て台が前後方向に変位できるよう形成されている。
使用者が乗り降りする際には、肘当て台を後方へ変位さ
せて、邪魔にならないようにし、座ると肘当て台を前方
に変位させて、立ち上りフレームとの間に間隙ができる
ので、腕が肘当て台に接觸せずにハンドリムを駆動する
ことができる。
【0003】次の提案として特公平3−5816号公報
に示された車椅子がある。これは床上走行車体と路上走
行車体とを別々に用意し、これ等に共通して装着可能な
座席体を設けたことで、屋内屋外へ移動させる患者を一
々乗換えさせることなく使用できるようにしたことで、
使用者は乗り換え時の苦痛が解消され、介護者も楽にな
り、屋内と屋外を同一の車椅子を使用していた従来の不
清潔を無くする効果が得られる。
に示された車椅子がある。これは床上走行車体と路上走
行車体とを別々に用意し、これ等に共通して装着可能な
座席体を設けたことで、屋内屋外へ移動させる患者を一
々乗換えさせることなく使用できるようにしたことで、
使用者は乗り換え時の苦痛が解消され、介護者も楽にな
り、屋内と屋外を同一の車椅子を使用していた従来の不
清潔を無くする効果が得られる。
【0004】以上の2例の内、前者は肘当て部の改良と
いう点では、本願考案と類を同じくするものゝ内容は全
く異なり、また後者については目的、構成ともに本願と
は異る。他に類似した先例は見当らない。
いう点では、本願考案と類を同じくするものゝ内容は全
く異なり、また後者については目的、構成ともに本願と
は異る。他に類似した先例は見当らない。
【0005】
一般に車椅子は、座席、肘当て台ともに幅が狭い構造に
なっているため、使用者にとってハンドリムを操作しな
い限り、両肘が極めて窮屈に感じられ、またハンドリム
を操作する場合、衣服の袖と肘当て台との間に生じる摩
擦で、袖が擦り損じること、袖が大車輪のタイヤに觸れ
て汚れるため、極めて不衛生である。
なっているため、使用者にとってハンドリムを操作しな
い限り、両肘が極めて窮屈に感じられ、またハンドリム
を操作する場合、衣服の袖と肘当て台との間に生じる摩
擦で、袖が擦り損じること、袖が大車輪のタイヤに觸れ
て汚れるため、極めて不衛生である。
【0006】一方介護者が使用者を車椅子に乗せて移動
する際、手で押すためのL形手押し部は、グリップが肘
当て台と同一方向、即ち真後に向けて固定されているた
め、介護者がグリップを握って押すときも退くときも、
ともに加える力の方向が不自然なため、余計な力を必要
とし、従って疲労も大きい。また介護者の身長に応じ
て、手押し部の高さを調節できない不便さがあった。
する際、手で押すためのL形手押し部は、グリップが肘
当て台と同一方向、即ち真後に向けて固定されているた
め、介護者がグリップを握って押すときも退くときも、
ともに加える力の方向が不自然なため、余計な力を必要
とし、従って疲労も大きい。また介護者の身長に応じ
て、手押し部の高さを調節できない不便さがあった。
【0007】更に車椅子の移動にあたり、障害物を越す
場合、介護者は足踏み杆に足をかけて前のキャスタ形の
小車輪を浮かせる必要がある。ところが従来の車椅子
は、足踏み杆が床とほゞ平行で真後を向き、傾斜が無い
ため、足の踏み込みが不自然で必要以上の力を加えなけ
ればならない。その上足踏み杆が大車輪のスポークに近
接して平行状態にあるため、足がスポークに觸れそうな
不安感が生じる等の欠点があった。殊に車椅子に人が乗
り重量が大きいときに、この欠点は顕著にあらわれる。
場合、介護者は足踏み杆に足をかけて前のキャスタ形の
小車輪を浮かせる必要がある。ところが従来の車椅子
は、足踏み杆が床とほゞ平行で真後を向き、傾斜が無い
ため、足の踏み込みが不自然で必要以上の力を加えなけ
ればならない。その上足踏み杆が大車輪のスポークに近
接して平行状態にあるため、足がスポークに觸れそうな
不安感が生じる等の欠点があった。殊に車椅子に人が乗
り重量が大きいときに、この欠点は顕著にあらわれる。
【0008】以上に述べた通り、従来の車椅子は利用
上、使用者にも介護者にもなじみ難い不自然な構造であ
った。そこでこれ等欠点を排除し、使用者側介護者側と
もに安楽で使い易い車椅子を提供することが、本考案の
目的である。
上、使用者にも介護者にもなじみ難い不自然な構造であ
った。そこでこれ等欠点を排除し、使用者側介護者側と
もに安楽で使い易い車椅子を提供することが、本考案の
目的である。
【0009】
本考案の車椅子は、骨格となるフレームは金属パイプで
形成され、ハンドリムを付設した大車輪18が左右の後
輪として配設され、キャスタ形の小車輪20も同様に左
右の前輪として装備された最も多用されている標準型の
ものであって、大車輪及び小車輪はそれぞれ左右の下部
横フレーム3に装着され、また該下部横フレームの先端
に足載台22が設けられ、更に尻座と背凭れを一体に形
成した座席シート24が、左右の中間横フレーム11と
立ち上りフレーム2とに連繋して張設されている。
形成され、ハンドリムを付設した大車輪18が左右の後
輪として配設され、キャスタ形の小車輪20も同様に左
右の前輪として装備された最も多用されている標準型の
ものであって、大車輪及び小車輪はそれぞれ左右の下部
横フレーム3に装着され、また該下部横フレームの先端
に足載台22が設けられ、更に尻座と背凭れを一体に形
成した座席シート24が、左右の中間横フレーム11と
立ち上りフレーム2とに連繋して張設されている。
【0010】車椅子に乗った使用者が、自身でハンドリ
ムを操作しない限り、ひとしく感じる両肘の窮屈さを軽
減するため、本考案の車椅子は、左右の上部横フレーム
1の上に取り付けられた肘当て台4の外側に、立ち上り
フレーム2に接する位置から、該肘当て台のほゞ中間位
置まで、板状直方体の補助肘当て部5が添え当て固着さ
れ、かつ該補助肘当て部の上面は、肘当て台4の上面よ
り僅かに低位置に水平状態にあるか、若しくは外側下方
へ僅かに傾斜させるよう設けられることが望ましい。
ムを操作しない限り、ひとしく感じる両肘の窮屈さを軽
減するため、本考案の車椅子は、左右の上部横フレーム
1の上に取り付けられた肘当て台4の外側に、立ち上り
フレーム2に接する位置から、該肘当て台のほゞ中間位
置まで、板状直方体の補助肘当て部5が添え当て固着さ
れ、かつ該補助肘当て部の上面は、肘当て台4の上面よ
り僅かに低位置に水平状態にあるか、若しくは外側下方
へ僅かに傾斜させるよう設けられることが望ましい。
【0011】前記補助肘当て部5には、長手方向外縁の
内側に、浅いコの字形の切欠部6が設けられ、この切欠
部の中に長手方向に回動自在なロール7が取り付けら
れ、かつ該ロールを保持するロール軸9の直下付近に、
板状の泥除け10が懸架して形成されている。(図1、
図2参照) 以上のように補助肘当て部5が添え当て固着されること
により、両肘の窮屈さが軽減されるとともに、ハンドリ
ム19を操作する場合には、使用者の衣服の袖がロール
の回動により、擦れが殆んどなくなり、その上泥除けが
あるため大車輪のタイヤに袖が接觸しないから、汚れは
皆無で衛生上好ましい効果を生むことになる。
内側に、浅いコの字形の切欠部6が設けられ、この切欠
部の中に長手方向に回動自在なロール7が取り付けら
れ、かつ該ロールを保持するロール軸9の直下付近に、
板状の泥除け10が懸架して形成されている。(図1、
図2参照) 以上のように補助肘当て部5が添え当て固着されること
により、両肘の窮屈さが軽減されるとともに、ハンドリ
ム19を操作する場合には、使用者の衣服の袖がロール
の回動により、擦れが殆んどなくなり、その上泥除けが
あるため大車輪のタイヤに袖が接觸しないから、汚れは
皆無で衛生上好ましい効果を生むことになる。
【0012】前記したとおり通常の車椅子は、骨格とな
るフレームは一般に金属パイプで形成され、左右の立ち
上りフレーム2も上端L形の手押し部に至るまで、各1
本の金属パイプで形成されている。従って手押し部の高
さの調節はできないし、グリップ21の方向も真後に向
いているため、介護者の労苦も多かった。そこで本考案
は、手押し部を左右の立ち上りフレーム2の少くとも中
間より上部の適宜の位置に於て、回動自在に嵌入できる
別の構成体として、厚肉パイプかまたは丸棒を用いて形
成されたL形手押杆12としたことにより、前記の欠点
を解消することができた。
るフレームは一般に金属パイプで形成され、左右の立ち
上りフレーム2も上端L形の手押し部に至るまで、各1
本の金属パイプで形成されている。従って手押し部の高
さの調節はできないし、グリップ21の方向も真後に向
いているため、介護者の労苦も多かった。そこで本考案
は、手押し部を左右の立ち上りフレーム2の少くとも中
間より上部の適宜の位置に於て、回動自在に嵌入できる
別の構成体として、厚肉パイプかまたは丸棒を用いて形
成されたL形手押杆12としたことにより、前記の欠点
を解消することができた。
【0013】即ちこのL形手押杆12は、ほゞL形に折
曲された上部端末にグリップ21が冠挿され、折曲部よ
り下方端末に至る適宜の周面に、複数ヶの蝶ネジ止穴1
4を底面に穿設した横溝13が複数段設けられている。
このように形成されたL形手押杆12は、蝶ネジ孔15
を上部に穿設した立ち上りフレーム2に嵌入され、適宜
の高さに応じた横溝13を介して、蝶ネジ16を蝶ネジ
止穴14まで螺入することによって、L形手押杆を介護
者が選択する高さに固定することができる。
曲された上部端末にグリップ21が冠挿され、折曲部よ
り下方端末に至る適宜の周面に、複数ヶの蝶ネジ止穴1
4を底面に穿設した横溝13が複数段設けられている。
このように形成されたL形手押杆12は、蝶ネジ孔15
を上部に穿設した立ち上りフレーム2に嵌入され、適宜
の高さに応じた横溝13を介して、蝶ネジ16を蝶ネジ
止穴14まで螺入することによって、L形手押杆を介護
者が選択する高さに固定することができる。
【0014】この際、蝶ネジ止穴14の位置を適宜選択
することによって、グリップ21を所定の外側方向に向
けることができる。即ちこの蝶ネジ止穴14の位置は、
予めグリップ21の方向に応じて穿設しておけば良い。
また横溝13の位置も、予め高さを選択して複数段設け
ておけば良い。(図1、図4、図5参照)
することによって、グリップ21を所定の外側方向に向
けることができる。即ちこの蝶ネジ止穴14の位置は、
予めグリップ21の方向に応じて穿設しておけば良い。
また横溝13の位置も、予め高さを選択して複数段設け
ておけば良い。(図1、図4、図5参照)
【0015】次に左右の下部横フレーム3の後方を占め
る足踏み杆17は、前述のとおり従来は直線状に真後に
向い、床とほゞ平行であるため、介護者の動作を妨げる
大きな原因であった。 本考案の車椅子は、左右の下部横フレーム3において、
大車輪軸25を係止する左右の立ち上りフレーム2との
接合位置より後方にある足踏み杆17を、前記接合位置
から下方かつ内側へ僅かに折曲されていることにより、
前記欠点が解消された。即ち介護者は前項のL形手押杆
12の改良と相俟って、極めて自然かつ容易な動作で車
椅子後部を下方垂直方向に押し下げ、小車輪20を挙げ
ることができるようになった。(図1、図6、図7参
照)
る足踏み杆17は、前述のとおり従来は直線状に真後に
向い、床とほゞ平行であるため、介護者の動作を妨げる
大きな原因であった。 本考案の車椅子は、左右の下部横フレーム3において、
大車輪軸25を係止する左右の立ち上りフレーム2との
接合位置より後方にある足踏み杆17を、前記接合位置
から下方かつ内側へ僅かに折曲されていることにより、
前記欠点が解消された。即ち介護者は前項のL形手押杆
12の改良と相俟って、極めて自然かつ容易な動作で車
椅子後部を下方垂直方向に押し下げ、小車輪20を挙げ
ることができるようになった。(図1、図6、図7参
照)
【0016】
本考案の車椅子の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の全容を示す斜視図、図2、図3は肘当て
台に添え当て形成された補助肘当て台の斜視図、図4は
立ち上りフレームとこれに嵌入するL形手押杆との関係
を示す斜視図、図5は図4のA−A断面図、図6、図7
は足踏み杆の折曲状態を示す説明図である。
図1は本考案の全容を示す斜視図、図2、図3は肘当て
台に添え当て形成された補助肘当て台の斜視図、図4は
立ち上りフレームとこれに嵌入するL形手押杆との関係
を示す斜視図、図5は図4のA−A断面図、図6、図7
は足踏み杆の折曲状態を示す説明図である。
【0017】図1及び図2において、左右の上部横フレ
ーム1の上に取り付けられた肘当て台4の後方外側に、
立ち上りフレーム2に接する位置から肘当て台4のほゞ
中間位置まで、該肘当て台とほゞ同じ厚さで、幅が約2
倍、かつ予め長手方向外縁の内側に、浅いコの字形の切
欠部6を設け、該切欠部の長手方向中央に、回動自在に
ロール7を挿通したロール軸9を取り付け、更にロール
軸の直下で長手方向一杯に長方形の板からなる泥除け1
0を懸架した板状直方体が添え当て固着され、こゝに補
助肘当て部5が形成される。
ーム1の上に取り付けられた肘当て台4の後方外側に、
立ち上りフレーム2に接する位置から肘当て台4のほゞ
中間位置まで、該肘当て台とほゞ同じ厚さで、幅が約2
倍、かつ予め長手方向外縁の内側に、浅いコの字形の切
欠部6を設け、該切欠部の長手方向中央に、回動自在に
ロール7を挿通したロール軸9を取り付け、更にロール
軸の直下で長手方向一杯に長方形の板からなる泥除け1
0を懸架した板状直方体が添え当て固着され、こゝに補
助肘当て部5が形成される。
【0018】こゝで補助肘当て部5の上面は、前記肘当
て台4の上面よりやゝ低い位置にあって、水平若しくは
外側に向ってやゝ傾斜しているのが好ましい。また前記
ロール7の直径は切欠部6の厚さよりやゝ小さい方が好
ましく、切欠部壁に固定されたロール軸を中心に自在に
回転しても良いし、ロール7を固着したロール軸9が、
切欠部壁に回動自在に軸架された構成でも良い。更に図
3に示すように、ロールの替りに数ヶの同径の球体8を
数珠玉状に連通したものを軸架しても良い。
て台4の上面よりやゝ低い位置にあって、水平若しくは
外側に向ってやゝ傾斜しているのが好ましい。また前記
ロール7の直径は切欠部6の厚さよりやゝ小さい方が好
ましく、切欠部壁に固定されたロール軸を中心に自在に
回転しても良いし、ロール7を固着したロール軸9が、
切欠部壁に回動自在に軸架された構成でも良い。更に図
3に示すように、ロールの替りに数ヶの同径の球体8を
数珠玉状に連通したものを軸架しても良い。
【0019】補助肘当て部5の下面で、ロール軸9の直
下に懸架された泥除け10は、図1に示すように恰度大
車輪18のタイヤの外側上方に位置するようになり、使
用者がハンドリム19を操作する時、着衣を汚さない効
果がある。また該泥除けは、前記したとおり補助肘当て
部の長手方向一杯の長さで、短手幅約10糎の薄板で充
分である。
下に懸架された泥除け10は、図1に示すように恰度大
車輪18のタイヤの外側上方に位置するようになり、使
用者がハンドリム19を操作する時、着衣を汚さない効
果がある。また該泥除けは、前記したとおり補助肘当て
部の長手方向一杯の長さで、短手幅約10糎の薄板で充
分である。
【0020】補助肘当て部5を肘当て台4に添え当て取
り付けるには、接着剤で接着する方法もあるが、好まし
くは上部横フレーム1の外側面に短冊状の鉄板を溶着
し、この鉄板に螺着して固定する。また材質は従来の車
椅子の肘当て台4と同様に製作し、表面は柔軟でクッシ
ョン性のあるシートを貼着して使用者に快適な接觸感を
与えるようにすれば良い。本考案の補助肘当て部5は、
既製の標準型車椅子に取りつけて改造することもできる
し、製作当初において、肘当て台とともに一体成型し、
上部横フレームに取り付けることもできる。
り付けるには、接着剤で接着する方法もあるが、好まし
くは上部横フレーム1の外側面に短冊状の鉄板を溶着
し、この鉄板に螺着して固定する。また材質は従来の車
椅子の肘当て台4と同様に製作し、表面は柔軟でクッシ
ョン性のあるシートを貼着して使用者に快適な接觸感を
与えるようにすれば良い。本考案の補助肘当て部5は、
既製の標準型車椅子に取りつけて改造することもできる
し、製作当初において、肘当て台とともに一体成型し、
上部横フレームに取り付けることもできる。
【0021】図4は立ち上りフレーム2の上端部と、こ
れに回動自在に嵌合されるL形手押杆12との嵌合関係
をあらわした斜視図で、図5は横溝13部分のA−A断
面図である。両図面においてL形手押杆は厚肉パイプを
用いるか、或いは丸棒を用い、介護者の背丈に応じ2段
乃至4段の横溝13を周面に設け、この横溝の底面に蝶
ネジ16の先端が入る蝶ネジ止穴14を複数ヶ穿設す
る。該蝶ネジ止穴の位置は、L形手押杆12の外側への
開角度に応じて設定する。通常L形手押杆は、実験結果
から真後方向より約30度外側へ向けるのが最適である
ので、真後、約30度方向、及び約45度方向になる位
置、即ち3ヶ所に蝶ネジ穴14を穿つだけで充分で、必
要あれば穴の数を増加すれば良い。L形手押杆を嵌入さ
せる立ち上りフレーム2の上端の管口23は、上部横フ
レーム1との接合点より上方適宜の位置を選び、外側面
適宜の位置に蝶ネジ16を螺入する蝶ネジ孔15が設け
られる。この蝶ネジ孔の位置設定は、前記横溝13の位
置が介護人の背丈に応じて選択されるための基準とな
る。従ってL形手押杆12に横溝13を設けるに先立
ち、この蝶ネジ孔15の位置を設定することが望まし
い。
れに回動自在に嵌合されるL形手押杆12との嵌合関係
をあらわした斜視図で、図5は横溝13部分のA−A断
面図である。両図面においてL形手押杆は厚肉パイプを
用いるか、或いは丸棒を用い、介護者の背丈に応じ2段
乃至4段の横溝13を周面に設け、この横溝の底面に蝶
ネジ16の先端が入る蝶ネジ止穴14を複数ヶ穿設す
る。該蝶ネジ止穴の位置は、L形手押杆12の外側への
開角度に応じて設定する。通常L形手押杆は、実験結果
から真後方向より約30度外側へ向けるのが最適である
ので、真後、約30度方向、及び約45度方向になる位
置、即ち3ヶ所に蝶ネジ穴14を穿つだけで充分で、必
要あれば穴の数を増加すれば良い。L形手押杆を嵌入さ
せる立ち上りフレーム2の上端の管口23は、上部横フ
レーム1との接合点より上方適宜の位置を選び、外側面
適宜の位置に蝶ネジ16を螺入する蝶ネジ孔15が設け
られる。この蝶ネジ孔の位置設定は、前記横溝13の位
置が介護人の背丈に応じて選択されるための基準とな
る。従ってL形手押杆12に横溝13を設けるに先立
ち、この蝶ネジ孔15の位置を設定することが望まし
い。
【0022】本考案の車椅子の第3番目の改良は、足踏
み杆17に関するものであるが、図1、図6、図7に基
づいて説明する。なお、図6は車椅子の後方より見て左
の足踏み杆の内側への傾斜状態を示し、図7は左右の足
踏み杆の下側への傾斜状態を示す説明図である。本考案
の全容を示す図1に示すとおり、足踏み杆17は左右の
下部横フレーム3が、立ち上りフレーム2との接合点よ
り後方の部分を指す。この足踏み杆は、実験の結果図6
のとおり内側へ約5度の傾斜角度が最適であり、また図
7に示す下方への傾斜角度は約10度が最適である。即
ち左右の足踏み杆はそれぞれ内側へ約5度傾斜している
と同時に、下方へ約10度傾斜させるのが最適である。
み杆17に関するものであるが、図1、図6、図7に基
づいて説明する。なお、図6は車椅子の後方より見て左
の足踏み杆の内側への傾斜状態を示し、図7は左右の足
踏み杆の下側への傾斜状態を示す説明図である。本考案
の全容を示す図1に示すとおり、足踏み杆17は左右の
下部横フレーム3が、立ち上りフレーム2との接合点よ
り後方の部分を指す。この足踏み杆は、実験の結果図6
のとおり内側へ約5度の傾斜角度が最適であり、また図
7に示す下方への傾斜角度は約10度が最適である。即
ち左右の足踏み杆はそれぞれ内側へ約5度傾斜している
と同時に、下方へ約10度傾斜させるのが最適である。
【0023】
従来の標準型車椅子は使用者、介護者ともに不合理な構
造に甘んじていることを、病院、施設等で実際に使用し
ている人達から直接耳にした本考案者等は、力を合わせ
て改良に取り組み、実地試験を繰返しつゝ遂に使用者、
介護者ともに満足できる車椅子の改良に成功した。即ち
既述の3改良の結果、使用者は両肘の窮屈感が軽減さ
れ、ハンドリムを操作するに当り袖の擦れが少く、路上
走行時の袖の汚れは解消された。また介護者はL形手押
杆が外側に向けて固定されるので、加える力は従来に較
べ遙かに軽減され、走行時の安定性も良くなり、押し易
くなる。更に足踏み杆に僅かな傾斜が与えられただけ
で、前記L形手押杆との相剰効果が加わり、足の踏む力
が軽減されるとともに、大車輪のスポークに觸れる不安
感が減少した。使用者、介護者共々安楽に使用できるよ
うになった。本考案は既製の車椅子を改造するにして
も、新規設計製作するにしても比較的安価であり、福祉
に貢献するところ多大である。
造に甘んじていることを、病院、施設等で実際に使用し
ている人達から直接耳にした本考案者等は、力を合わせ
て改良に取り組み、実地試験を繰返しつゝ遂に使用者、
介護者ともに満足できる車椅子の改良に成功した。即ち
既述の3改良の結果、使用者は両肘の窮屈感が軽減さ
れ、ハンドリムを操作するに当り袖の擦れが少く、路上
走行時の袖の汚れは解消された。また介護者はL形手押
杆が外側に向けて固定されるので、加える力は従来に較
べ遙かに軽減され、走行時の安定性も良くなり、押し易
くなる。更に足踏み杆に僅かな傾斜が与えられただけ
で、前記L形手押杆との相剰効果が加わり、足の踏む力
が軽減されるとともに、大車輪のスポークに觸れる不安
感が減少した。使用者、介護者共々安楽に使用できるよ
うになった。本考案は既製の車椅子を改造するにして
も、新規設計製作するにしても比較的安価であり、福祉
に貢献するところ多大である。
【図1】本考案の車椅子全容の斜視図である。
【図2】肘当て台に固着された補助肘当て部の斜視図で
ある。
ある。
【図3】同上の他の一実施例を示す斜視図である。
【図4】L形手押杆の立ち上りフレームへの嵌入関係を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】L形手押杆のA−A断面図である。
【図6】
【図7】足踏み杆の傾斜状態を示す説明図である。
1 上部横フレーム 2 立ち上りフレーム 3 下部横フレーム 4 肘当て台 5 補助肘当て部 6 切欠部 7 ロール 8 球体 9 ロール軸 10 泥除け 11 中間横フレーム 12 L形手押杆 13 横溝 14 蝶ネジ止穴 15 蝶ネジ孔 16 蝶ネジ 17 足踏み杆 18 大車輪 19 ハンドリム 20 小車輪 21 グリップ 22 足載台 23 管口 24 座席シート 25 大車輪軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 直久 和歌山県海南市日方425 (72)考案者 藤本 昇 和歌山県海南市大野中75−5 (72)考案者 芝村 幸志 和歌山県海南市黒江612 審査官 川端 修
Claims (3)
- 【請求項1】 左右の肘当て台4の中間位置より後方外
側に、ほゞ水平かつ前記肘当て台より僅かに低位置に添
え当て固着された板状直方体の補助肘当て部5におい
て、該補助肘当て部5の長手方向外縁の内側に設けられ
た浅いコの字形の切欠部6に、長手方向に軸架された回
動自在のロール7を有するとともに、前記切欠部6の長
手方向下側で、前記補助肘当て部5に懸架された板状の
泥除け10を有することを特徴とする車椅子。 - 【請求項2】 左右の立ち上りフレーム2の上端に、回
動自在に嵌入されてなるL形手押杆12が、該L形手押
杆の下部に設けられた複数ヶの蝶ネジ止穴14を穿った
複数段の横溝13と、前記立ち上りフレーム2の上部に
穿設された蝶ネジ孔15を介して螺入する蝶ネジ16と
によって、所定の方向と高さとに固定できるよう形成さ
れた車椅子。 - 【請求項3】 左右の下部横フレーム3の後部を占める
足踏み杆17が、それぞれ立ち上りフレーム2との接合
位置より内方向と下方向とに、僅かに折曲されているこ
とを特徴とする車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285791U JPH0613694Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285791U JPH0613694Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04111329U JPH04111329U (ja) | 1992-09-28 |
| JPH0613694Y2 true JPH0613694Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31908260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2285791U Expired - Lifetime JPH0613694Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613694Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4801647B2 (ja) * | 2007-09-10 | 2011-10-26 | 孝次 藤原 | 車椅子のフットプレート操作装置 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP2285791U patent/JPH0613694Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04111329U (ja) | 1992-09-28 |
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