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JPH06107576A - シクロアルカンジメタノールの合成方法 - Google Patents

シクロアルカンジメタノールの合成方法

Info

Publication number
JPH06107576A
JPH06107576A JP28670092A JP28670092A JPH06107576A JP H06107576 A JPH06107576 A JP H06107576A JP 28670092 A JP28670092 A JP 28670092A JP 28670092 A JP28670092 A JP 28670092A JP H06107576 A JPH06107576 A JP H06107576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ester
cycloalkane
dimethanol
synthesizing
aluminum hydride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28670092A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Katsuura
浦 章 夫 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP28670092A priority Critical patent/JPH06107576A/ja
Publication of JPH06107576A publication Critical patent/JPH06107576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はシクロアルカンジカルボン酸エステ
ルを原料として、殺虫剤、医薬中間体、医薬修飾剤とし
て有用なシクロアルカンジメタノ−ルを汎用溶媒系で取
り扱い容易な還元剤により製造できる方法を提供する。 【構成】 シクロアルカンジカルボン酸エステルをナト
リウム水素化ビス(2−エトキシメトキシ)アルミニウ
ムで還元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺虫剤、医薬中間体、
医薬修飾剤等として有用なシクロアルカンジメタノ−ル
の合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シクロアルカンジメタノ−ルは上記のご
とく重要な化学品である。従来の製造方法としては、テ
トラヒドロフラン溶媒中でシクロアルカンジカルボン酸
エチルエステルを水素化リチウムアルミニウムで還元す
る方法(特開平3−72459号公報,J.A.C.
S,109 6825(1987))、ジエチルエ−テ
ル溶媒中でシクロアルカンジカルボン酸エチルエステル
を水素化リチウムアルミニウムで還元する方法(J.O
rg.Chem.,79 381(1957))等が挙げ
られる。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら上記方
法では、還元剤として用いられる水素化リチウムアルミ
ニウムが空気中で自然発火しやすく、又、溶媒であるテ
トラヒドロフラン及びジエチルエ−テルが低沸点、低引
火点を示し爆発の危険性がある等の問題を有し、工業的
規模での実施においては不適当である。従って汎用溶媒
系で取り扱い容易な還元剤を用いたシクロアルカンジメ
タノ−ルの新たな合成方法が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかるに本発明者等はか
かる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、シクロア
ルカンジカルボン酸エステルをナトリウム水素化ビス
(2−エトキシメトキシ)アルミニウムにより還元した
場合にかかる目的に合致することを見いだし本発明を完
成するに至った。即ち、本発明は取り扱い容易なナトリ
ウム水素化ビス(2−エトキシメトキシ)アルミニウム
を還元剤として用いることにより、汎用溶媒系での反応
を容易にし工業的規模での実施を可能にした。以下、本
発明について詳述する。
【0005】本発明で用いられるシクロアルカンジカル
ボン酸エステルのエステルとしては、ジメチル、ジエチ
ル、ジ,n−プロピル、エチルメチル、ジ,iso−プ
ロピル,ジブチル等が挙げられる。かかる化合物を用る
際には単独あるいは2種以上併用しても差し支えない。
本発明において使用される還元剤はNaAlH2(OC
2CH2OCH32で示される如きナトリウム水素化ビ
ス(2−エトキシメトキシ)アルミニウムである。該還
元剤の使用量はシクロアルカンジカルボン酸エステルに
対して1.9〜2.5倍モル、好ましくは1.95〜
2.2倍モルである。本発明で用いられる溶媒として
は、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
が挙げられる。かかる溶媒の使用量としてはシクロアル
カンジカルボン酸エステル重量部に対して2〜20重量
部、好ましくは6〜10重量部が適当である。
【0006】本発明を実施するに当たっては、溶媒中に
シクロアルカンジカルボン酸エステル及びナトリウム水
素化ビス(2−エトキシメトキシ)アルミニウムを仕込
み還元を行う。かかる薬剤の仕込み方法は特に限定はな
く、一括仕込み、連続仕込み、滴下仕込み等が適宜採用
される。反応温度は室温〜溶媒の還流温度まで幅広く選
択できるが反応時間及び副反応の観点から60〜90℃
が好ましく、反応時間は1〜5時間、好ましくは2〜3
時間が有利である。反応終了後、反応液を10〜30℃
程度に冷却し、硫酸、塩酸等の鉱酸で還元剤を中和した
後、蒸留法等を用いて目的物を単離する。かかる目的物
は必要であれば更に精製を行なうことも可能である。
【0007】
【作 用】本発明は、汎用溶媒系で取り扱い容易な還
元剤を用いて反応が行なえるので工業的規模での実施に
おいて非常に有利にシクロアルカンジメタノ−ルを製造
し得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明において実例を挙げて更に詳述
する。 実施例1 1.1−シクロプロパンジカルボン酸ジエチルエステル
4.7g(25ミリモル)をトルエン5mlと混合し
た。これを反応器中に仕込んでおいた25%ナトリウム
水素化ビス(2−エトキシメトキシ)アルミニウムトル
エン溶液47g(58ミリモル)に滴下した。滴下と共
に徐々に発熱するので85℃を越えないように制御し
た。滴下終了後内温を85℃に維持したまま2時間熟成
した後、内温が室温となるまで冷却し、30%硫酸水溶
液13mlを加え還元剤を中和した。次いでかかる反応
溶液にメタノ−ル30mlを加えて希釈したのち濾過し
た。濾液を蒸留に付し120℃/11mmHgの留出分
を集めて2.2g(21.5ミリモル)の1.1−シク
ロプロパンジメタノ−ルを得た。1.1−シクロプロパ
ンジカルボン酸エチルエステルに対する収率は86.0
%であった。1 H−NMR(CDCl3) δ:4.09(S,2
H),3.54(S,4H),0.46(S,4H).
【0009】実施例2 1.1−シクロプロパンジカルボン酸ジエチルエステル
に代えて1.1−シクロブタンジカルボン酸ジエチルエ
ステル5g(25ミリモル)を用いた以外は実施例1に
準じて実験を行った。蒸留により112℃/3.5mm
Hgの留出分を集めて2.4g(20.7ミリモル)の
1.1−シクロブタンジメタノ−ルを得た。1.1−シ
クロブタンジカルボン酸エチルエステルに対する収率は
82.8%であった。1 H−NMR(CDCl3) δ:4.09(br,S,
2H),3.63(S,4H),1.81(m,6
H).
【0010】実施例3 マロン酸ジエチル100g(0.62モル)、1−ブロ
モ−3−クロロプロパン97.6g(0.62モル)、
エタノ−ル150mlを反応器に入れ、78℃まで加熱
した。この混合液に28%ナトリウムメチラ−トメタノ
−ル溶液240g(1.25モル)を2時間かけて滴下
した。滴下終了後、1時間熟成を行い反応系中のアルコ
−ル類を追い出した。この残査に水380mlを加えて
有機層を分液し、水層をトルエン120mlで抽出し
た。有機層とトルエン層をあわせて蒸留に付し77〜8
1℃/2.5mmHgの留出分50gを得た。ガスクロ
マトグラフィ−により分析したところ1.1−シクロブ
タンカルボン酸ジメチルエステル6.8g(40ミリモ
ル)、1.1−シクロブタンカルボン酸エチルメチルエ
ステル23.6g(0.13モル)、1.1−シクロブ
タンカルボン酸ジエチルエステル19.8g(98ミリ
モル)であった。次いで、かかる3成分混合エステル5
gを用い実施例1に準じて実験を行った。蒸留により1
12℃/3.5mmHgの留出分を集めて2.6g(2
2.4ミリモル)の1.1−シクロブタンジメタノ−ル
を得た。3成分混合エステルに対する収率は83.0%
であった。
【0011】対照例1 窒素気流下においてテトラヒドロフラン500mlに水
素化リチウムアルミニウム15g(0.4モル)を懸濁
し、0℃に冷却した。かかる溶液中にテトラヒドロフラ
ン250mlで希釈した1.1−シクロプロパンジカル
ボン酸ジエチルエステル50g(0.27モル)をゆっ
くり滴下した。滴下と共に反応液の液温が上昇するので
55℃を越えないように制御した。滴下終了後55℃を
維持したまま3時間撹拌を続けた。次いで水15ml,
15%水酸化ナトリウム水溶液15mlを逐次反応液に
加えた。かかる混合液をセライトを通して濾過し、濾液
を濃縮してテトラヒドロフランを除去した。得られた油
状物質を減圧蒸留に付し110℃/5mmHgの留出分
を集めて1.1−シクロプロパンジメタノ−ル17.7
g(0.17モル)を得た。1.1−シクロプロパンジ
カルボン酸ジエチルエステルに対する収率は63%であ
った。
【0012】
【効 果】本発明は、殺虫剤、医薬中間体、医薬修飾
剤として有用なシクロアルカンジメタノ−ルを汎用溶媒
系で取り扱い容易な還元剤を用いて製造できるので工業
的に非常に有利である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シクロアルカンジカルボン酸エステルを
    ナトリウム水素化ビス(2−エトキシメトキシ)アルミ
    ニウムにより還元することを特徴とするシクロアルカン
    ジメタノ−ルの合成方法
JP28670092A 1992-09-30 1992-09-30 シクロアルカンジメタノールの合成方法 Pending JPH06107576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28670092A JPH06107576A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 シクロアルカンジメタノールの合成方法

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JP28670092A JPH06107576A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 シクロアルカンジメタノールの合成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06107576A true JPH06107576A (ja) 1994-04-19

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ID=17707857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28670092A Pending JPH06107576A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 シクロアルカンジメタノールの合成方法

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JP (1) JPH06107576A (ja)

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