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JPH0593125A - 熱可塑性重合体組成物 - Google Patents

熱可塑性重合体組成物

Info

Publication number
JPH0593125A
JPH0593125A JP22832491A JP22832491A JPH0593125A JP H0593125 A JPH0593125 A JP H0593125A JP 22832491 A JP22832491 A JP 22832491A JP 22832491 A JP22832491 A JP 22832491A JP H0593125 A JPH0593125 A JP H0593125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
weight
copolymer
block copolymer
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22832491A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Takeuchi
資和 竹内
Shoji Yanagisawa
省司 柳沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP22832491A priority Critical patent/JPH0593125A/ja
Publication of JPH0593125A publication Critical patent/JPH0593125A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低硬度であるにもかかわらず、耐熱性、機械
的強度、透明性、ガス透過性に優れ、かつ加工性に優
れ、軟化剤、可塑剤を配合しなくても充分な柔軟性を有
する熱可塑性重合体組成物を提供すること。 【構成】 (イ)ビニル芳香族化合物重合体ブロック
A、ポリブタジエンあるいはビニル芳香族化合物−ブタ
ジエン共重合体からなり、ブタジエン部分の1,2−ビ
ニル結合含量が25〜95%であるブロックB、および
1,2−ビニル結合含量が20%以下であるポリブタジ
エンブロックCからなり、かつブロック構造が直鎖状あ
るいは分岐状であるブロック共重合体のブタジエン部分
を90%以上水素添加してなる水添ブロック共重合体3
4〜99重量%、ならびに(ロ)ポリオレフィン系樹脂
66〜1重量%、を含有する熱可塑性重合体組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、機械的強度、
透明性、柔軟性に優れ、かつガス透過性が極めて良好
で、かつ加工性においても優れた熱可塑性重合体組成物
に関し、さらに詳細には優れたゴム的性質を示す熱可塑
性エラストマーと結晶性熱可塑性重合体とを主体とし、
軟化剤や可塑剤を含まなくても充分な柔軟性を有する成
形材料に好適な熱可塑性重合体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリスチレンとポリブタジエ
ンからなるブロック共重合体のブタジエン部分を水素添
加して得られる重合体(SEBS)は、優れた力学的性
質を示すことが知られており、例えばシェル社製のクレ
イトンGシリーズとして市販されているSEBSは、工
業的に広く利用されている材料である。ポリスチレンと
水素添加ポリブタジエンからなる前記ブロック共重合体
は、優れた得られる弾性を示す熱可塑性エラストマーで
あるが、加工性が充分でなく、物性、例えば耐熱性、機
械的強度のバランスを高水準に維持することが難しく、
これらの改良が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の課題を背景になされたもので、低硬度であるにもか
かわらず、耐熱性、機械的強度、透明性、ガス透過性に
優れ、かつ加工性に優れ、軟化剤、可塑剤を配合しなく
ても充分な柔軟性を有する熱可塑性重合体組成物を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(イ)ビニル
芳香族化合物重合体ブロックA、ポリブタジエンあるい
はビニル芳香族化合物−ブタジエン共重合体からなり、
ブタジエン部分の1,2−ビニル結合含量が25〜95
%であるブロックB、および1,2−ビニル結合含量が
20%以下であるポリブタジエンブロックCからなり、
かつブロック構造が直鎖状あるいは分岐状であるブロッ
ク共重合体のブタジエン部分を90%以上水素添加して
なる水添ブロック共重合体34〜99重量%、ならびに
(ロ)ポリオレフィン系樹脂66〜1重量%、を含有す
る熱可塑性重合体組成物を提供するものである。
【0005】本発明で使用される(イ)水添ブロック共
重合体の水素添加前のブロック共重合体は、少なくとも
1つの重合体ブロックA、B、Cをそれぞれ必須成分と
して含むものであり、最も簡単なブロック共重合体は、
A−B−Cを有するものであるが、この基本的配列に加
えて前記3種の重合体ブロックの全部または一部が1個
以上規則的または不規則に配列したブロック共重合体で
もよい。
【0006】また、水素添加前のブロック共重合体は、
前記ブロック共重合体単位がカップリング剤残基を介し
て他の1〜3個の重合体ブロックと結合し、重合体分子
鎖が延長または分岐されたものであってもよい。結合す
る相手方の重合体ブロックは、前記A、BまたはCのう
ち少なくとも1つの重合体ブロックからなるものであ
る。なかでもA、B、Cからなるブロック共重合体どう
しがカップリング剤残基を介して結合したもの、例えば
(A−B−C)n−X(ただし、nは2〜4の整数を示
す)の構造を有するものは、ブロック共重合を行ったの
ち、アジピン酸ジエチル、ジビニルベンゼン、四塩化ケ
イ素、四塩化スズ、ジメチルジクロロケイ素、1,2−
ジブロムエタン、1,4−クロロメチルベンゼンなどの
カップリング剤を添加することによって容易に得られ
る。しかしながら、1つのブロック気体中に重合体ブロ
ックA、B、Cが含有されていれば、他の重合体ブロッ
クには3成分すべてを含む必要はなく、例えば(A−B
−C)X(A−B)のような構造のものでもよい。
【0007】本発明のブロック共重合体を構成する重合
体ブロックAは、スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン、p−t−ブチルスチレンなどの芳香族ビニ
ル化合物から選ばれた少なくとも1種以上の芳香族ビニ
ル化合物の重合体、または芳香族ビニル化合物含量が9
0重量%以上の1,3−ブタジエンとの共重合体の80
%以上が水素化された重合体である。重合体ブロックA
の芳香族ビニル化合物含量が90重量%未満では、成形
品の表面外観が劣る。
【0008】また、本発明のブロック共重合体を構成す
る重合体ブロックBの1,2−ビニル結合含量は、25
〜95%、好ましくは25〜75%、さらに好ましくは
25〜55%であり、25%未満あるいは95%を超え
ると、水素添加後、それぞれポリエチレン連鎖、ポリブ
テン−1連鎖に由来する結晶構造を示し、(イ)成分の
エラストマーとしての性能が劣るため好ましくない。
【0009】さらに、本発明のブロック共重合体を構成
する重合体ブロックCの1,2−ビニル結合含量は、2
0%以下、好ましくは18%以下、さらに好ましくは1
5%以下であり、20%を超えると水素添加後の共重合
体の結晶融点の降下が著しく、(イ)成分の力学的性質
が劣るため好ましくない。
【0010】(イ)成分中に占めるブロックA、B、C
の比率は、通常、ブロックA5〜45重量%、ブロック
B10〜90重量%、ブロックC5〜45重量%、好ま
しくはブロックA5〜40重量%、ブロックB20〜9
0重量%、ブロックC5〜40重量%、さらに好ましく
はブロックA5〜35重量%、ブロックB30〜90重
量%、ブロックC5〜35重量%である。ブロックAお
よびCの合計量が90重量%を超え、ブロックBが10
重量%未満の場合には、(イ)成分の硬度が上昇し、熱
可塑性エラストマーとして不適当となるので好ましくな
い。また、ブロックAおよびCの合計量が10重量%未
満で、ブロックBが90重量%を超えると、拘束相とな
る硬質セグメントが不足し、(イ)成分の力学的性質が
劣るので好ましくない。
【0011】本発明の(イ)水添ブロック共重合体は、
ブタジエン部分の少なくとも90%以上、好ましくは9
5〜100%が水素化されていることが重要で、90%
未満では耐熱性、耐候性、耐オゾン性に劣るものとなり
好ましくない。なお、(イ)水添ブロック共重合体を構
成するブロックセグメントの重量平均分子量は、通常、
5,000以上、好ましくは10,000以上、さらに
好ましくは15,000以上であることが望ましく、
5,000未満では(イ)成分の力学的性質が劣るため
に好ましくない。また、本発明の(イ)水添ブロック共
重合体全体の重量平均分子量は、1.5〜35万、好ま
しくは3〜30万であり、1.5万未満では力学的性能
に劣り、一方35万を超えると加工性が著しく低下する
ために好ましくない。
【0012】なお、本発明の(イ)水添ブロック共重合
体には、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水フマル
酸などのα,β−不飽和カルボン酸無水物で酸変性する
ことによって、あるいはグリシジル(メタ)アクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエー
テルなどのエポキシ基を有する不飽和化合物で変性する
ことによって得られる変性水添ブロック共重合体も含ま
れる。
【0013】本発明に使用される(イ)水添ブロック共
重合体は、例えば特開平2−133406号公報によっ
て開示されている方法によって得ることができる。
(イ)成分として特に好ましいものは、ブロックAが1
0〜30重量%、ブロックBが80〜40重量%、ブロ
ックCが10〜30重量%からなり、ブロックC中の
1,2−ビニル結合含量が25〜55%のものである。
また、(イ)成分として好ましい重量平均分子量は、8
〜30万、特に好ましくは10〜25万である。
【0014】次に、本発明に使用される(ロ)ポリオレ
フィン系樹脂は、1種またはそれ以上のモノオレフィン
を高圧法または低圧法のいずれかによる重合から得られ
る樹脂である。ここで、モノオレフィンとしては、エチ
レン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘ
キセン、4−メチル−1−ペンテン、2−メチル−1−
プロペン、3−メチル−1−ペンテン、5−メチル−1
−ヘキセン、およびそれらの混合物が挙げられ、好まし
くはエチレン、プロピレン、4−メチル−1−ペンテ
ン、より好ましくはプロピレンである。
【0015】好ましい(ロ)ポリオレフィン系樹脂は、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチル−1−
ペンテンであり、また共重合体タイプの(ロ)成分とし
ては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキ
セン、4−メチル−1−ペンテン、2−メチル−1−プ
ロペン、3−メチル−1−ペンテン、および5−メチル
−1−ヘキセンの群から選ばれた少なくとも1種が共重
合されたポリプロピレンなどが挙げられる。(ロ)ポリ
オレフィン系樹脂としてさらに好ましくは、ポリプロピ
レンおよび前記共重合体タイプのポリプロピレンであ
る。
【0016】本発明において、各成分の割合は、(イ)
水添ブロック共重合体が34〜99重量%、好ましくは
40〜90重量%、さらに好ましくは60〜90重量
%、(ロ)ポリオレフィン系樹脂が1〜66重量%、好
ましくは10〜60重量%、さらに好ましくは10〜4
0重量%である。(イ)水添ブロック共重合体が34重
量%未満では、得られる組成物の柔軟性、ガス透過性に
欠け、一方99重量%を超えると耐熱性、加工性に劣
る。なお、本発明の組成物は、必要に応じて従来公知の
方法により、マレイン化、カルボキシル化、水酸化、エ
ポキシ化、ハロゲン化、スルホン化など、好ましくはマ
レイン化、水酸化、カルボキシル化などの変性、および
イオウ架橋、過酸化物架橋、金属イオン架橋、電子線架
橋、シラン架橋など、好ましくは電子線架橋などの架橋
を行うこともできる。
【0017】本発明の熱可塑性重合体組成物には、通常
の熱可塑性樹脂に用いられる添加剤を必要に応じて添加
することができる。この添加剤としては、例えばシリ
カ、タルク、ガラス繊維などの充填剤または補強剤、そ
のほか酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃
剤、滑剤、発泡剤、着色剤、顔料、核剤、架橋剤、架橋
助剤など、またはこれらの混合物が挙げられる。そのほ
か、必要に応じて、ゴム状重合体、例えばスチレン−ブ
タジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、ブタジエン
ゴム、エチレン−プロピレンターポリマー、エチレン−
プロピレンゴム、ニトリルゴム、イソプレンゴム、1,
2−ポリブタジエン、アクリルゴム、クロロプレンゴ
ム、イソブチレンゴム、ハイスチレンゴムなどを添加す
ることができる。また、そのほか必要に応じて前記
(イ)〜(ロ)成分以外の熱可塑性樹脂、例えばジエン
系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、
ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエーテル
系樹脂、ポリスルホン、ポリフェニレンサルファイドな
どを配合することもできる。
【0018】本発明の熱可塑性重合体組成物は、通常の
混練り装置、例えばラバーミル、ブラベンダーミキサ
ー、バンバリーミキサー、加圧ニーダー、ルーダー、二
軸押し出し機などが使用できるが、密閉式あるいは開放
式であっても、不活性ガスによって置換できるタイプが
好ましい。なお、混練り温度は、混合する成分がすべて
溶融する温度であり、通常、170〜250℃、好まし
くは180〜240℃の範囲であることが望ましい。ま
た、混練り時間は、構成成分の種類、量および混練り装
置に依存するため一概に論じられないが、加圧ニーダ
ー、バンバリーミキサーなどを混練り装置として使用す
る場合には、通常、約3〜10分程度である。さらに、
混練りするにあたり、各成分を一括混練りしてもよく、
また任意の成分を混練りしたのち、残りの成分を添加し
混練りする多段分割混練り法をとることもできる。ま
た、本発明の組成物の成形加工には、従来公知の方法、
例えば押出成形、射出成形、中空成形、圧縮成形、カレ
ンダー加工などにより、実用上有用な成形品に加工する
ことができる。また、必要に応じて、塗装、メッキなど
の加工を施すこともできる。
【0019】本発明の熱可塑性重合体組成物は、優れた
耐熱性、ガス透過性、耐衝撃性、加工性、しなやかさ、
低温特性、温度依存性、相溶性、塗装性、印刷性、ホッ
トスタンプ性、深絞り性、耐熱水性、ゴム弾性、ゴム感
触、可撓性、滑り抵抗性、耐ストレスクラック性などを
活かして、種々の用途に利用できる。例えば、食肉鮮
魚用トレー、青果物パック、冷菓食品、容器などのシー
ト用途、食品包装、日用雑貨包装、工業資材包装、各
種ゴム製品、樹脂製品、布帛類、皮革製品などのラミネ
ート、紙おむつなどに用いられる伸縮テープなどのフィ
ルム用途、ホース、チューブ、ベルトなどの用途、
スポーツシューズ、レジャーシューズ、ファッションサ
ンダル、皮靴などの履物用途、テレビ、ステレオ、掃
除機などの家電用品用途、バンパー部品、ボディーパ
ネル、サイドシールドなどの自動車用内外装部品用途、
道路舗装材、防水シート、配管コーティングなどのア
スファルトブレンド用素材用途、そのほか日用品、レ
ジャー用品、玩具、工業用品、医療用具などの幅広い用
途に用いることができる。特に、本発明の熱可塑性重合
体組成物は、酸素透過性に優れ、かつ可塑剤、軟化剤な
どを含有させなくても充分な柔軟性を有することから、
可塑剤、軟化剤の溶出する心配がなく、上記の包装用
途、自動車用内外装部品用途の成形材料として極めて有
用である。
【0020】
【実施例】以下、実施例を挙げ、本発明のさらに詳細に
説明するが、本発明の主旨を越えない限り、本発明は、
以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例
中、部および%は、特に断らない限り重量基準である。
また、実施例中、各種の物性の評価は、次の方法で測定
した。引張特性 JIS K6301に準拠し、測定した。100%モジ
ュラスの単位はkgf/cm2 、引張破断強度の単位はkgf
/cm2 、引張破断伸びの単位は%である。ガス透過性(酸素透過性 ) ASTM D1434に準拠し、23℃、50%RHの
条件下で測定した。酸素透過係数の単位は、mm・cc
/m2 ・day・atmである。耐熱性 厚さ2mmで2cm角のサンプルを、120℃、30分間、
ギヤーオーブン中でエージングし、エージング後のサン
プルの収縮の有無を判定した。○は収縮率が3%未満、
△は収縮率が3〜6%、×は収縮率が6%より大きいも
のを示す。ビカット軟化点 ASTM D1525に準拠し、荷重1kgにて測定し
た。単位は、℃である。透明性 スガ試験機(株)製の多光源分光測色計を用いて、約
0.4mmのシートのヘーズを測定し、判定した。単位は
%で、数値の低いものほど透明である。柔軟性 JIS K6301に準拠し、JIS A硬度を測定し
た。
【0021】参考例 実施例および比較例の配合処方に用いられた各種の重合
体は、以下のとおりである。PP ポリプロピレン〔三菱油化(株)製、ポリプロピレンM
A−4〕PE ポリエチレン〔三菱油化(株)製、ポリエチレンYK−
30〕ABC1〜ABC6 ビニル芳香族化合物と1,2−ビニル結合含量の多いポ
リブタジエンと1,2−ビニル結合含量の少ないポリブ
タジエンとのブロック共重合体を水素添加して得られる
水添ブロック共重合体であり、いずれも日本合成ゴム
(株)製である。これらのABC1〜6のミクロ構造、
数平均分子量、水添率を、表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】SEBS ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレンブロック
共重合体のポリブタジエン部分を水素添加したブロック
共重合体〔シェル化学(株)製、クレイトンG165
0、SEBS〕軟化剤 出光石油化学(株)製、パラフィン系オイル、PW−9
【0024】実施例1〜8、比較例1〜7 表2〜3に示す配合処方を用い、190℃に温度調整さ
れたラボプラストミルに、各成分を添加し、60rpm
で5分間混練りした。この混合物を排出し、熱ロールで
シート化したのち、プレス成形して、一辺10cmの正方
形の板とし、ダンペルカッターで切り抜いて測定用の試
験片とし、各種の物性を評価した。結果を表2〜3に示
す。
【0025】表2から明らかなように、実施例1〜8
は、本発明の組成物であり、酸素透過性に優れ、かつ耐
熱性、引張特性、透明性、柔軟性の特性に優れており、
本発明の目的とする組成物が得られている。これに対
し、表3から明らかなように、比較例1は、(ロ)ポリ
オレフィン系樹脂の使用量が本発明の範囲を超えている
場合であり、酸素透過性、柔軟性に劣る。比較例2〜3
は、(イ)成分としてブロックCを有しない水添ブロッ
ク共重合体を用いた本発明の範囲外の例であり、耐熱
性、引張特性、透明性に劣る。比較例4〜5は、(イ)
成分としてブロックBを有しない水添ブロック共重合体
を用いた本発明の範囲外の例であり、柔軟性、気体透過
性、引張特性に劣る。比較例6は、(イ)成分の代わり
に、ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレンブロ
ック共重合体のポリブタジエン部分を水素添加した水添
ブロック共重合体を用いた本発明の範囲外の例であり、
透明性、加工性に劣る。比較例7は、(イ)〜(ロ)成
分に軟化剤を加えて柔軟性を付与させた場合であり、引
張特性が劣り、表面へ軟化剤のブリードがあった。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明の熱可塑性重合体組成物は、極め
てガス透過性(特に、酸素、二酸化炭素に対して)が良
好で、耐熱性が高く、粘着感がなく、引張特性、柔軟性
に優れたものが得られる。本発明の熱可塑性重合体組成
物は、上記のような優れた特性を有する材料であり、包
装材、工業部品、自動車内・外装部品、玩具、医療用品
などに好適に使用できるものであり、工業的に価値の高
い材料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)ビニル芳香族化合物重合体ブロッ
    クA、ポリブタジエンあるいはビニル芳香族化合物−ブ
    タジエン共重合体からなり、ブタジエン部分の1,2−
    ビニル結合含量が25〜95%であるブロックB、およ
    び1,2−ビニル結合含量が20%以下であるポリブタ
    ジエンブロックCからなり、かつブロック構造が直鎖状
    あるいは分岐状であるブロック共重合体のブタジエン部
    分を90%以上水素添加してなる水添ブロック共重合体
    34〜99重量%、ならびに (ロ)ポリオレフィン系樹脂66〜1重量%、 を含有する熱可塑性重合体組成物。
JP22832491A 1991-08-05 1991-08-13 熱可塑性重合体組成物 Pending JPH0593125A (ja)

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