JPH0583523U - サンギヤ溶接構造 - Google Patents
サンギヤ溶接構造Info
- Publication number
- JPH0583523U JPH0583523U JP2483292U JP2483292U JPH0583523U JP H0583523 U JPH0583523 U JP H0583523U JP 2483292 U JP2483292 U JP 2483292U JP 2483292 U JP2483292 U JP 2483292U JP H0583523 U JPH0583523 U JP H0583523U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sun gear
- welding
- connecting shell
- mounting surface
- tooth
- Prior art date
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- Pending
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- Gears, Cams (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フロントサンギヤとコネクティングシェルとの
接合強度の向上と、溶接時のサンギヤ歯底の損傷防止と
を同時に達成できるサンギア溶接構造を提供する。 【構成】フロントサンギヤ4にコネクティングシェル1
1を溶接する取付面41をサンギヤの歯底43と同径と
し、コネクティングシェル11の板面とこれに対向する
サンギヤの歯42の側端面との間に環状板12を介挿し
た。取付面41への溶接面積が従来より拡大されて溶接
強度が向上する。溶接時の溶け込みによるサンギヤ歯底
の損傷は環状板で防止する。
接合強度の向上と、溶接時のサンギヤ歯底の損傷防止と
を同時に達成できるサンギア溶接構造を提供する。 【構成】フロントサンギヤ4にコネクティングシェル1
1を溶接する取付面41をサンギヤの歯底43と同径と
し、コネクティングシェル11の板面とこれに対向する
サンギヤの歯42の側端面との間に環状板12を介挿し
た。取付面41への溶接面積が従来より拡大されて溶接
強度が向上する。溶接時の溶け込みによるサンギヤ歯底
の損傷は環状板で防止する。
Description
【0001】
この考案は、車両の流体式自動変速機(オートマチックトランスアクスル)の 補助変速装置に用いるフロントサンギヤ(以下、単にサンギヤともいう)の溶接 構造に係り、特にサンギヤとコネクティングシェルとの溶接接続の強度を向上さ せることができるサンギヤ溶接構造に関する。
【0002】
従来のこの種のサンギヤの使用態様としては、例えば図3に示すようなものが ある。図3は、車両の流体式自動変速機1に組み込まれている補助変速装置を構 成する遊星歯車装置2の一部を切り欠いて示した断面図で、アウトプットシャフ ト3に取付けられて中心に位置するフロントサンギヤ4、このフロントサンギヤ 4と噛み合う三個のフロントプラネタリーギヤ5、このフロントプラネタリーギ ヤ5と噛み合うリングギヤ6からなる歯車列が示されている。これらの各ギヤ4 ,5,6のうち一つを固定し、他の二つを駆動と被動にすることにより減速,増 速,逆転が行われる。その場合の歯車列の結合や固定には、ハイクラッチ7,リ バースクラッチ8,ワンウエイクラッチ9等の各クラッチ及びバンドブレーキ1 0などが用いられる。
【0003】 図示のフロントサンギヤ4の固定にはバンドブレーキ10が用いられ、そのた めフロントサンギヤ4はコネクティングシェル11を介してバンドブレーキ10 のブレーキドラム10aに連結されている。コネクティングシェル11は、フロ ントサンギヤ4の取付面に嵌着した後に、図4に示す矢符号Aの方向から電子ビ ーム溶接を行って一体に接続されている。これにより、ブレーキドラム10aを ブレーキバンド10bで締付ければ、コネクティングシェル11とともにフロン トサンギヤ4を固定することができる。
【0004】 上述のフロントサンギヤ4とコネクティングシェル11との溶接に際しては、 溶接部溶け込み深さがコネクティングシェル11の板厚を越すと、サンギヤ4の 歯底に溶融金属が付着して、フロントプラネタリーギヤ5との噛み合わせに支障 をきたす。反対に溶け込み深さが上記板厚に対して浅過ぎると、溶接強度が不足 するおそれがある。そこで、従来のサンギア溶接構造にあっては、図5に拡大し て示すように、サンギヤの円筒状のコネクティングシェル取付面(以下、取付面 という)41を歯42の歯底43より小径に形成して歯底43を取付面41より 立ち上げた構造にして、その取付面41にコネクティングシェル11を嵌合し、 嵌合面を全周にわたり溶接していた。こうすれば、溶け込みWがコネクティング シェル11の板厚を越えても、歯底43にかかることは防止できる。
【0005】
しかし、上記従来のサンギア溶接構造にあっては、サンギヤ4にコネクティン グシェル11を取付ける取付面41の径が小さいだけ溶接面の円周が短く、その ぶん溶接面積が少なくて溶接強度が低くなるという問題点があり、結局、従来の サンギア溶接構造では、溶接強度の向上と溶接時のサンギヤ歯底43の損傷とを 同時に解決することは難しかった。
【0006】 この考案は、上記従来の問題点に着目してなされたものであり、フロントサン ギヤとコネクティングシェルとの接合強度の向上と、溶接時のサンギヤ歯底の損 傷防止とを同時に達成できるサンギア溶接構造を提供することを目的とする。
【0007】
上記の目的を達成するこの考案は、フロントサンギヤの取付面にコネクティン グシェルを溶接接続するサンギヤ溶接構造に係り、前記サンギヤの歯底と同径の コネクティングシェルを取付面に嵌着するとともに、そのコネクティングシェル の板面とこれに対向するサンギヤの歯の側端面との間に環状板を介挿したことを 特徴とする。
【0008】
【作用】 コネクティングシェルの取付面がサンギヤの歯底と同径に拡大されたため、溶 接面積が従来より大きくなって、溶接強度が向上する。 環状板が、溶接時のコネクティングシェルの板厚以上の溶け込みによるサンギ ヤ歯底等の損傷を防止する。
【0009】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。なお、従来と同一または 相当部分には同一の符号を付してある。 図1は、コネクティングシェル11が溶接されたフロントサンギヤ4の断面図 である。
【0010】 コネクティングシェル11の取付面41は、フロントサンギヤ4の歯底43の 直径と同径に形成してある。その取付面41に先ず金属製の環状板12を嵌着し 、ついで浅皿状の中心部に貫通孔を有するコネクティングシェル11を嵌着する ことで、コネクティングシェル11の板面とこれに対向するサンギヤの歯42の 側端面との間に、前記環状板12を密着して介挿している。このように環状板1 2とコネクティングシェル11とを取付面41に取付けた状態で、取付面41の 全周にわたって矢符号Aの方向から電子ビーム溶接を施し、フロントサンギヤ4 にコネクティングシェル11と環状板12とが一体に固着されている。
【0011】 次に作用を説明する。 この溶接時に、制御された電子ビームのエネルギーにより、上記取付面41と コネクティングシェル11との接合箇所が加熱されて溶融し溶接が行われる。図 2に示すように、その溶け込みWの深さLはコネクティングシェル11の板厚t 以上とされている。
【0012】 すなわち、溶け込みWの先端はコネクティングシェル11を越えている。しか し、サンギヤの歯42の側端面との間には環状板12が介在しており、溶け込み 深さLはその環状板12の板厚内に止まってフロントサンギヤ4の歯底43にま では達しない。換言すれば、コネクティングシェル11の板厚以上の溶け込み深 さにしても、環状板12が前記板厚以上のぶんの溶け込みを吸収し、溶融金属は 歯底43に到達しない。これにより、溶接時のフロントサンギヤの歯底43の損 傷が防止される。
【0013】 一方、取付面41の直径をフロントサンギヤの歯底43と同径に拡大したこと により、溶接面積が従来より大きくなり、溶接の十分な溶け込み深さと相まって 溶接強度が向上する。 かくして、この実施例のサンギア溶接構造によれば、フロントサンギヤ4とコ ネクティングシェル11との接合強度の向上と、溶接時のサンギヤの歯底43の 損傷防止とが、同時に達成できる。
【0014】 なお、上記環状板12の厚みは、コネクティングシェル11の溶接の溶け込み 深さLがコネクティングシェルの板厚以上になるように設定できる限度で薄くし て良い。
【0015】
以上説明したように、この考案のサンギア溶接構造は、サンギヤの歯底と同径 のコネクティングシェルを取付面に嵌着し、そのコネクティングシェルの板面と これに対向するサンギヤの歯の側端面との間に環状板を介挿したものとした。そ のため、取付面とコネクティングシェルとの溶接面積が従来より大きくなり、そ の結果溶接強度が向上するという効果が得られる。
【0016】 加えて、環状板が溶接時のコネクティングシェルの板厚以上の溶け込み深さを 吸収し、その結果溶接時のサンギヤ歯底の損傷が防止されるという効果が得られ る。
【図1】この発明の一実施例を示すフロントサンギヤの
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】従来のフロントサンギヤの使用態様を説明する
部分断面図である。
部分断面図である。
【図4】従来のフロントサンギヤの図1に対応する断面
図である。
図である。
【図5】図4の要部の拡大断面図である。
4 フロントサンギヤ(サンギヤ) 11 コネクティングシェル 12 環状板 41 取付面 42 歯 43 歯底
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントサンギヤの取付面にコネクティ
ングシェルを溶接接続するサンギヤ溶接構造において、
前記サンギヤの歯底と同径のコネクティングシェルを取
付面に嵌着するとともに、該コネクティングシェルの板
面とこれに対向する前記サンギヤの歯の側端面との間に
環状板を介挿したことを特徴とするサンギア溶接構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2483292U JPH0583523U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | サンギヤ溶接構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2483292U JPH0583523U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | サンギヤ溶接構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583523U true JPH0583523U (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=12149175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2483292U Pending JPH0583523U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | サンギヤ溶接構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0583523U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007009779C5 (de) * | 2007-02-27 | 2025-10-16 | Wittenstein Se | Drehverbindung zwischen Welle und Ritzel und Verfahren zu deren Herstellung |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP2483292U patent/JPH0583523U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007009779C5 (de) * | 2007-02-27 | 2025-10-16 | Wittenstein Se | Drehverbindung zwischen Welle und Ritzel und Verfahren zu deren Herstellung |
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