JPH0540238U - 紙葉類搬送用無端ベルト - Google Patents
紙葉類搬送用無端ベルトInfo
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- JPH0540238U JPH0540238U JP7086791U JP7086791U JPH0540238U JP H0540238 U JPH0540238 U JP H0540238U JP 7086791 U JP7086791 U JP 7086791U JP 7086791 U JP7086791 U JP 7086791U JP H0540238 U JPH0540238 U JP H0540238U
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Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期にわたって安定した搬送を行うための、
現金自動支払機、両替機、自動改札機などの搬送用ベル
トを提供する。 【構成】 搬送面に定形または無定形の凹凸面を刻設に
よって形成した紙葉類搬送用無端ベルト。前記凹凸面
は、円筒形の金型表面に、凹凸面を形成しておき、未加
硫ゴムを巻き付け、加熱、加圧してやることによって、
加硫と同時に、凹凸面が形成された無端ベルトが得られ
る。
現金自動支払機、両替機、自動改札機などの搬送用ベル
トを提供する。 【構成】 搬送面に定形または無定形の凹凸面を刻設に
よって形成した紙葉類搬送用無端ベルト。前記凹凸面
は、円筒形の金型表面に、凹凸面を形成しておき、未加
硫ゴムを巻き付け、加熱、加圧してやることによって、
加硫と同時に、凹凸面が形成された無端ベルトが得られ
る。
Description
【0001】
本考案は、紙葉類搬送用無端ベルトに関するものであって、より詳しくは、ベ ルト搬送面の平滑性に起因する紙葉類の搬送不良を防止した搬送用無端ベルトに 関する。
【0002】
各種金融機関における支払い業務、両替業務等の機械化は、金融機関の省力化 ばかりでなく、利用者側からみても、従来の人手による業務に比較して大巾にス ピードアップされる点で好ましいものということができる。 しかしながら、かかる業務の機械化は、対象物が現金であるだけに、その操作 性にはいかなる操作不良も許されないのが現実である。 さらに、最近急速に機械化が進んでいる交通機関の自動改札機においても、改 札機に入れた切符が判別機構を通って改札機の前方で乗客に返されるまでに、切 符の搬送不良が起こるようなことになっては、ラッシュアワーの改札に大きな混 乱を生じることになり、これも操作不良が許されないものである。
【0003】 このように、現金自動支払機、両替機および自動改札機などの自動機械におい ては、誰にでも簡単な操作で目的を達成されなければならない。ところで、かか る自動機械における搬送物である切符、磁気カード、紙幣などの紙葉類は、複数 のベルト間の挟み力によって搬送されるものであり、使用される無端ベルト相互 には周差速が生じるため、それによって起こるベルト表面の摩耗性が紙葉搬送上 の重要なポイントになる。 したがって、従来より、無端ベルトの構成素材に耐摩耗性の配合剤を添加した り、素材の配合に特徴をもたせるような工夫が凝らされている。
【0004】 しかしながら、最近のこれらの自動機械類は、メカをコンパクト化することに 技術の主流が移行しており、それにともなってルートの複雑化や高速化が求めら れ、従来使用されていた搬送用の無端ベルトでは、表面の摩擦係数が高く、ベル ト同士の周速差に起因して、ベルト表面が摩耗してしまい、その結果、ベルト表 面が粘着性を帯びることになり、前記各種紙葉類が搬送時にベルトから離型しな いなどの搬送不良を生じる原因となっている。
【0005】 特公昭59−24684号公報には、合成繊維を芯体にしたシームレス織布に 合成ゴムを含浸して加硫し、前記シームレス織布の緯糸および横糸によって形成 された凹凸を、無端ベルト搬送面に形成させる技術が開示されている。 この発明は、たとえば自動改札機において、巻き付け長さが異なる2本のベル トが、その中間でガイドプーリに接触して方向変換させる際に周長差が生じ、こ れが原因でベルト間に隙間ができて、それがたるみとなって駆動プーリ間にかみ 込んだり、ベルト間の極度の摩擦によって発熱し、ベルトの早期摩耗や、異常音 の発生などの支障をきたすという問題があったのを、ベルト搬送面に、ベルトに 内挿するシームレス織布の凹凸をそのまま現出させ、ベルトの摩擦係数を極力小 さくすることにより、強制的にスベリを与えることによって解消することを目的 として提案されたものである。
【0006】 したがって、この無端ベルトの搬送面は、シームレス織布の凹凸がそのまま表 面に現出されるように、表面層を形成するゴム層は0.03mm以下という薄い 厚みに形成されており、その裏側のプーリ面は、凹凸を形成させる必要がないた め、0.3ないし0.5mmの厚みに形成され研磨加工が施されているものであ る。 しかしながら、この発明においては、シームレス織布の凹凸をそのまま表面に 現出させるために、それをカバーするゴム層は0.03mm以下という極めて薄 い層としてしか形成することができないために、摩擦係数が小さいとはいえ、度 重なる使用によって、表面層のゴム層が摩耗して、シームレス織布が表面に露出 してしまい、均一な摩擦力を有することが望まれる搬送用ベルトとしては使用し えないものになる。
【0007】
そこで本考案の目的は、搬送面が長期に亘って均一な摩擦力を有し、かつ、ベ ルト同士の接触面積を少なくすることによって、ベルト同士の周速差によっても 容易に摩耗することのない紙葉類搬送用無端ベルトを提供することにある。
【0008】
本考案は、前記目的を達成するために提案されたものであって、ベルトの搬送 面のゴムを、定形または無定形の凹凸面として刻設によって形成することを特徴 とするものである。
【0009】
本考案の紙葉類搬送用無端ベルトは、搬送面のゴム面を構造的に定形あるいは 無定形の凹凸として形成させるもので、芯体の凹凸面を表面にそのまま現出させ るようにした前記従来技術とは明確にその構成を異にする。 すなわち、本考案の無端ベルトは、搬送面のゴム層の厚みを、たとえば0.2 ないし0.4mm程度の厚肉の層として形成させることができるため、前記従来 例におけるような、搬送面のゴム層の薄さに起因して表面層が早期に摩耗し、芯 体が露出するという事態を招くことはない。
【0010】 本考案の紙葉類搬送用無端ベルトの構造の一例を斜視図で示す図1において、 1は全体として無端ベルトを示し、2は凹凸が形成されている搬送面、4はプー リ面を示す。 図2は、図1のX−X′断面図であり、ベルトの層の略中間部には補強芯体3 が内挿されている。
【0011】 本考案の紙葉類搬送用無端ベルトは、平ベルト、Vベルト、Tベルトなどそれ 自体自明の形状で構成されるすべてのベルトに応用されるもので、搬送面に形成 される凹凸は、五目ローレット状、菱目ローレット状などの定形の凹凸ばかりで なく、たとえば、一般に「シボ」として認識される不定形の凹凸であってもよい 。いずれの形状の凹凸であっても、凹凸の山と谷の距離、つまり凹凸の深さは、 ベルトの厚みに対して3ないし10%、とくに4ないし5%、凸部の面積は、ベ ルトの搬送面の表面積に対して30ないし70%の割合でできるだけこまかく刻 設されることが好ましい。
【0012】 本考案における刻設とは、ベルト成形後の後加工によって形成される凹凸ばか りでなく、加硫用の金型に形成された定形あるいは不定形の凹凸を加硫と同時に 転写状態で形成されるものを包含する。 実際面においては、表面に凹凸面が形成されている円筒形の金型表面に、芯体 を内挿した未加硫のゴムを巻付け、常法により加圧、加熱することによって、加 硫と同時にベルト表面に凹凸を形成させる方法が好ましく用いられる。
【0013】 加硫の条件は、ゴムの種類、成形品の大きさなどによっても異なるが、通常、 3ないし5kg/cm2 の蒸気圧のもとで50ないし70分程度で好適な加硫が 達成される。加硫成形直後のベルトは、その内面に凹凸が形成されていることに なるので、成形品を冷却した後、適宜切断し、ベルトを裏返してやることによっ て、搬送面に凹凸が刻設された無端ベルトが得られる。
【0014】 ベルトのプーリ面は、研磨されていることが望ましく、成形後にベルトを裏返 しをする前の段階で常法にしたがって研磨してやればよい。 ベルトを構成する素材ゴムは、ベルト間でスベリが生じたときの摩耗を最少限 に抑えることが必要であるため、ニトリルゴム、ポリウレタンゴム、あるいはハ イパロンゴムなどの耐摩耗性にすぐれたゴムを用いることが好ましい。ベルト内 面に補強の目的で内挿される補強芯体としては、綿糸、ポリエステル糸、芳香族 ポリアミド糸、ガラス繊維などの撚糸、およびフィラメント糸が任意に使用され る。
【0015】 本考案にかかる搬送面に凹凸が形成された無端ベルトは、凹部、つまり溝部に 搬送物から落下するほこりや紙粉などが入りこみ、溝部を埋めるため、これがか えって紙葉類を安定に搬送する結果をもたらし、読み取り時の誤動作が抑制され るという予想外の効果を生じることにもなる。
【0016】
本考案によれば、搬送面の表面に定形あるいは無定形の凹凸が刻設された紙葉 類搬送用の無端ベルトが提供され、形成された凹凸面がベルト同士の接触面積を 少なくするために、ベルト同士の摩擦係数を低くし、スムーズなすべりを与え、 その結果として、ベルトの摩耗に起因する表面の粘着現象を防止し、紙葉類のベ ルトからの適切な離型を達成できる。 また、凹部として形成される溝には、紙葉類から落下した紙粉やほこりが入り こみ、これが溝を埋めるために、かえって紙葉類の安定の搬送を行うことができ る。
【図1】本考案の無端ベルトの一例を表わす斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のX−X′断面図である。
1:無端ベルト 2:凹凸面 3:補強芯体 4:プーリ面
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送面に定形または無定形の凹凸面を刻
設によって形成したことを特徴とする紙葉類搬送用無端
ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086791U JPH0540238U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 紙葉類搬送用無端ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7086791U JPH0540238U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 紙葉類搬送用無端ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540238U true JPH0540238U (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=13443941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7086791U Withdrawn JPH0540238U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 紙葉類搬送用無端ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540238U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015232392A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-24 | ニッタ株式会社 | 無端状平ベルトおよびその製造方法 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP7086791U patent/JPH0540238U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015232392A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-24 | ニッタ株式会社 | 無端状平ベルトおよびその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |