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JP2001065640A - マーク付きベルト及びその製造方法 - Google Patents

マーク付きベルト及びその製造方法

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Publication number
JP2001065640A
JP2001065640A JP19849299A JP19849299A JP2001065640A JP 2001065640 A JP2001065640 A JP 2001065640A JP 19849299 A JP19849299 A JP 19849299A JP 19849299 A JP19849299 A JP 19849299A JP 2001065640 A JP2001065640 A JP 2001065640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
mark
film
recorded
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19849299A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kageyama
幹夫 景山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP19849299A priority Critical patent/JP2001065640A/ja
Publication of JP2001065640A publication Critical patent/JP2001065640A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工数が掛からずコスト低減ができ、ベルトの
品番等を機械的に管理できるためのマークを付したベル
ト及びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 伝動或いは搬送用ベルトの少なくともひ
とつの面にマークを記録させたベルトにおいて、該マー
クがバーコード(画像パターン)4を記録したマークで
あるマーク付きベルト及びその製造方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマーク付きベルト及
びその製造方法に係り、詳しくはベルトの品番等を機械
的に管理する為のマークを付したベルトとその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伝動ベルトや搬送用ベルトにはマ
ークが付しているが、品番として数字や記号がベルト背
面等に印刷されているだけで、受け入れ検査や管理を行
うためにはベルトに付された品番を別に書き写す、ある
いはCPUに打ち込む必要が有った。
【0003】上記作業を受け入れ検査時に行うと、検査
以外の手間やさらには品番の写し間違いやCPUへの打
ち込み間違いなどミスが発生する可能性があった。
【0004】そこで、上記手間や写し間違いによるミス
を無くす為にバーコードが付されたラベルを貼った帯ケ
ースを作製し、その帯ケースにベルトを通しバーコード
によって品番の管理を行う方法がとられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベルト
を上記ケースに通す場合、ベルト1本ずつを前記帯ケー
スに通す必要が有り、帯ケースのコストとベルト1本ず
つを帯ケースに通す為の工数が掛かっていた。
【0006】さらに、帯ケースにバーコードが付された
ラベルを貼る必要が有り、その工数や、帯ケースとラベ
ルの費用が別途必要となっていた。
【0007】本発明は叙上の如き実状に鑑み、これに対
処するもので工数が掛からず、コスト低減ができ、ベル
トの品番等を機械的に管理できるためのマークを付した
ベルト及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本願請求項1記載
の発明は、伝動用或いは搬送用ベルトであって少なくと
も一つの面にマークを印刷したベルトにおいて、該マー
クがバーコード(画像パターン)を記録したマークであ
るマーク付きベルトにある。
【0009】ベルトの少なくとも一つの面にマークを印
刷したベルトであって、そのマークがバーコードを記録
したマークであることから、ベルトの品番等を機械的に
管理することができ、コストや工数の低減となる。
【0010】請求項2に記載の発明では、上記ベルトの
背面にバーコードを記録したマーク材を配し、該マーク
材上に少なくとも半透明なポリエチレンのフィルムを積
層したマーク付きベルトにある。
【0011】請求項2に記載の発明によると、該マーク
材上に少なくとも半透明なポリエチレンのフィルムを積
層することによって、バーコードを難なく読み込むこと
ができ、さらにマークを印刷した面が常に他のものと接
触状態で使用された場合であっても、マークが消えるこ
となく、ベルトの使用後もバーコードを読み込むことが
できる。
【0012】請求項3に記載の発明では、上記マーク付
きベルトがベルト長手方向に沿って心線を埋設した接着
ゴム層と、ベルトの周方向に延びる複数のリブ部を持つ
圧縮ゴム層からなるVリブドベルトである請求項1又は
2に記載のマーク付きベルトである。
【0013】請求項3に記載の発明によると、上記マー
ク付きベルトがVリブドベルトであることから、Vリブ
ドベルトが走行中に背面テンションローラによって摩擦
を受けてもマーク材上に半透明なポリエチレンのフィル
ムを積層することによってマークが摩滅することなく、
ベルトの使用後でもバーコードを読み取ることができ、
ベルトロットの追跡管理ができる。
【0014】請求項4に記載の発明では伝動用或いは搬
送用ベルトの少なくとも一つの面にマークを印刷するに
あたって、スクリーン印刷にてバーコードを記録したフ
ィルムを作製し、さらに上記フィルムを転写してベルト
背面に印刷を行うマーク付きベルトの製造方法にある。
【0015】請求項4に記載の発明では、ベルト加硫と
同時にバーコードを記録したフィルムをベルト加硫と同
時に転写してベルトの少なくともひとつの面に印刷を行
うことより、ベルトの加硫とマークの転写を別々の工程
で行わなくても良く、効率的である。
【0016】請求項5に記載の発明では、伝動用或いは
搬送用ベルトの製造方法であって、前もってマーク下地
上にスクリーン印刷にてバーコードを印刷したマークと
該マークと樹脂フィルムからなる基材を一体化してマー
ク材を作製する工程と、円筒又は円柱状の金型に端部を
ジョイントした少なくとも半透明なポリエチレンのフィ
ルムを被覆した後、該マーク材を基材側がポリエチレン
のフィルムと接するように積層する工程と、上記マーク
材上に未加硫ゴムシートを巻き付ける工程と、上記未加
硫ゴムシートの上から心線を螺旋状にスピニングする工
程と、該心線上に更に未加硫ゴムシートを巻き付けベル
ト成形体とする工程と、該ベルト成形体を加硫すること
でベルト背面にマーク材を転写する工程と、を含むマー
ク付きベルトの製造方法にある。
【0017】請求項5に記載の発明によると、ベルト成
形体を加硫すると同時にバーコードを付したマークを記
録したフィルムを作製し、さらに上記フィルムを転写し
てベルト背面に印刷を行うマーク付きベルトの製造方法
であることから、フィルムの転写とベルト加硫を別々の
工程で行わずに済み効率的であるとともバーコードを付
したマーク上に少なくとも半透明なポリエチレンのフィ
ルムを積層することにより、ベルト背面が搬送物や或い
はテンションロール等と接しながら走行する場合におい
てもマークが摩滅することなく、ベルトの使用後もベル
トの品番等を読み取ることができる。
【0018】請求項6に記載の発明では、上記マーク付
きベルトがベルト長手方向に沿って心線を埋設した接着
ゴム層と、ベルトの周方向に延びる複数のリブ部を持つ
圧縮ゴム層からなるVリブドベルトであるマーク付きベ
ルトの製造方法にある。
【0019】請求項6に記載の発明によると、ベルトが
Vリブドベルトであることから、Vリブドベルトが走行
中に背面テンションローラによって摩擦を受けても、マ
ーク材上に半透明なポリエチレンのフィルムを積層する
ことによってマークが摩滅することなく、ベルトの使用
後でもバーコードを読み取ることができ、ベルトロット
の追跡管理ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照し、本発明
の実施例を説明する。図1は本発明の1実施例であるバ
ーコードが印刷されたマークを付したVリブドベルトの
斜視図である。図2は本発明の他の実施例であるVリブ
ドベルトの斜視図である。図3は本発明に係るバーコー
ドを記録した転写マーク材の斜視図で、図4は上記転写
マーク材をベルトの少なくともひとつの面に転写したと
きの概略図である。さらに図5は金型に各材料を積層し
た上に転写マーク材を貼り、加硫に入る前の状態を示す
図である。
【0021】図1は動力伝動用ベルトの一例を示すもの
であり、カバー帆布5である繊維材料からなる伸張部3
と、コードよりなる心線7を埋設したクッションゴム層
9と、その下側に弾性体層である圧縮部11からなって
いる。この圧縮部11は、ベルト長手方向に延びる断面
略三角形である台形の複数のリブ12を有している。そ
してベルト背面にはバーコード4を記録したマーク材2
が転写されている。
【0022】マーク材2は図4に示すようにゴム組成物
14を含浸させた基材13にマーク16及びバーコード
4として該ゴム組成物14と色あるいは明度の異なる印
刷用ゴム組成物を印刷したものである。
【0023】基材13はゴム組成物14からなるゴム糊
を含浸させ乾燥させて得たものであり、ゴム糊が含浸し
やすい紙あるいは不織布からなっている。ここで使用す
る紙は、素材としては天然繊維であり、また、不織布
も、綿、レーヨン、ポリアミド、ポリエステル等の天然
あるいは合成繊維からなっている。
【0024】基材13の厚さは0.01〜0.1mmで
あり、好ましくは0.02〜0.03mmである。基材
13の厚さが0.01mm未満であると、マーク16の
印刷時に基材13が破損したり、歪んだり、皺などが発
生しやすくなる。一方、0.1mmを越えると、ベルト
の使用時にプーリと係合する基材13がベルトから剥離
することがある。
【0025】基材13を構成するゴム組成物はNR(天
然ゴム)、SBR、CR(クロロプレンゴム)、CSM
(クロロスルフォン化ポリエチレンゴム)、HNBR
(水素化ニトリルゴム)などのゴムに、カーボンブラッ
ク等の補強材、可塑剤、軟化剤、促進剤、加硫剤等の添
加剤を混入した加硫可能なゴム配合物をトルエン、メチ
ルエチルケトン等の溶剤に溶かしたゴム糊を基材13に
含浸させた後、乾燥させ溶剤を除去したものである。む
ろん、加硫剤を含まないゴム配合物も使用することがで
きる。この場合、基材13に接触しているベルトスリー
ブのゴム層に含まれる加硫剤が影響する。しかし、加硫
可能なゴム配合物が好ましい。
【0026】また上記ゴム組成物のゴムとしては、NR
(天然ゴム)、SBR、CR(クロロプレンゴム)、C
SM(クロロスルフォン化ポリエチレンゴム)、HNB
R(水素化ニトリルゴム)、ビニルピリジン−スチレン
−ブタジエン三元共重合体などのラテックスも使用可能
である。
【0027】一方、マーク16及びバーコード4は、N
R(天然ゴム)、SBR、CR(クロロプレンゴム)、
CSM(クロロスルフォン化ポリエチレンゴム)、HN
BR(水素化ニトリルゴム)などのゴムに顔料、補強
材、可塑剤、促進剤、加硫剤等の加硫可能なゴム配合物
あるいは加硫剤を含まないゴム配合物をトルエン、メチ
ルエチルケトン等の溶剤に溶かしたゴム糊からなる印刷
用ゴム組成物、あるいはこのゴム糊にシリコーンオイル
を添加した印刷用ゴム組成物からなり、これを文字、数
字、記号、バーコードなどに印刷したものである。
【0028】シリコーンオイルは上記溶剤に溶かした3
0〜40重量%の溶液であり、このシリコーンオイル溶
液が上記ゴム糊に添加され、ゴム100重量部に対して
0.15〜0.40重量部添加される。シリコーンオイ
ルの添加量が0.15重量部未満の場合には、マーク材
1の巻取り時に発生するマーク16及びバーコード4の
密着が十分に防止できなくなり、また0.40重量部を
越えると基材13に対する印刷用ゴム組成物の付着が十
分でなく、マーク材1の巻取り時において印刷されたマ
ーク16及びバーコード4が不鮮明になる。
【0029】また、マーク16及びバーコード4をイン
クを用いて基材13に印刷する方法としてスクリーン印
刷やグラビア印刷を用いることもできる。ここで、スク
リーン印刷とは、孔版印刷の一種であって枠に合成繊維
・ステンレス線などでできた紗を張りねインクを押し出
し、印刷する方法である。また、グラビア印刷とは写真
製版法により作った凹版で、版面に細かい網目状のくぼ
みがあり、その深さによってインク層の厚薄を作り、こ
れを紙などに転写して写真・絵画などの階調を再現す
る。輪転式による大量印刷に適している。
【0030】以下に、上記マーク材1を用いたベルトス
リーブの製造方法を示す。図6に示すように、上記マー
ク材1を印刷したマーク16及びバーコード4が円筒状
の成形ドラム17の表面に面するように全幅にわたって
配置する。その後、加硫可能なゴム組成物を擦り込まれ
た1〜複数枚のカバー帆布5を成形ドラム17の上に巻
き付けて、更にクッションゴム7を、そして同層7の上
に螺旋状に巻き付けられたポリエステル、アラミド繊維
等を素材とするロープからなる心線19、更に圧縮ゴム
層21を順次積層する。この積層体はジャケットに挿入
して加硫され、成形ドラム17から脱型してベルトスリ
ーブとなる。
【0031】上記カバー帆布5は、綿などの天然繊維、
またはポリアミド、ポリエステルなどの合成繊維からな
る紡績糸、あるいは天然繊維と合成繊維をともに使用し
た混紡糸、あるいは合成繊維の多数のフィラメントを撚
り合わせたフィラメント糸を用いた織物である。この織
物は平織り、綾織り等からなり、経糸と緯糸との交差角
が90〜120°にした伸縮性を付与した広角度帆布を
用いることもできる。
【0032】上記圧縮ゴム層21は、アラミド繊維、ポ
リエステル繊維、ナイロン繊維、綿等からなる長さ1〜
10mmのカット繊維が1〜15vol%混入され、ベ
ルトスリーブの幅方向に配列されている。
【0033】この加硫中、マーク材1の基材13は6〜
12kgf/cm2の圧力でカバー帆布5に押し付けら
れ、しかも150〜170°Cに加熱されるため、基材
13に含浸されていたゴム組成物は加硫されてカバー帆
布5と一体になる。加硫後は基材13をマーク材から剥
離する。
【0034】ベルトスリーブは、圧縮ゴム層21が表面
側に位置するように駆動側ロールと従動側ロールに掛架
され所定の張力下で走行させる。ベルトスリーブの走行
速度は特に制限がない。更に回転させた研削ホイールを
駆動側ロールもしくは従動側ロール側近くに配置し、走
行中のベルトスリーブに当接するように移動しつつベル
トスリーブの表面に3〜100個の複数のV状溝部を一
度に研磨する。
【0035】研削ホイールの回転方向はベルトスリーブ
のそれと同方向もしくは逆方向であってもよい。この研
削ホイールの回転数は、400〜2,400rpmであ
る。上記研磨加工については、例えば特開平5−200
906号公報に開示されている。
【0036】得られた伝動ベルト1は図1に示すよう
に、カバー帆布5からなる伸張層3、クッションゴム9
に埋設されたロープからなる心線7、そして複数のリブ
12からなる圧縮部11からなっている。そして、マー
ク材1はカバー帆布5に付着一体化し、しかもマーク材
1とカバー帆布5及び基材13とマーク16との界面に
は段差を持たない平坦な面になっている。
【0037】また、本発明に係る他のベルトスリーブの
製造方法としては、図7に示すように、成形ドラム17
の表面にゴムを擦り込まれた1〜複数枚のカバー帆布5
を巻き付けて、その上に圧縮ゴム層21、心線7、クッ
ションゴム9、さらに1〜複数枚のカバー帆布5を順次
積層する。そして、マーク材1を、印刷したバーコード
4及びマーク16が最外層にあるカバー帆布5の表面に
面するように全幅にわたって配置する。この積層体はジ
ャケットに挿入して加硫され、成形ドラム17から脱型
してベルトスリーブとなる。得られたベルトスリーブ
は、他のドラムに嵌入された後、ドラムを回転しつつカ
ッターによってV状に切断し、個々のVベルトに仕上げ
ることができる。
【0038】さらに、本発明に係るベルトスリーブの他
の製造方法としては、図6に示すように、まず、平滑な
円筒モールドに端部をジョイントした少なくとも1枚の
超高分子量ポリエチレンの少なくとも半透明なフィルム
8を被覆した後、マーク材2でマークの見える側がモー
ルド側となるようにマーク材2を超高分子量ポリエチレ
ンのフィルム8の上に積層するようにして被覆する。次
に、クッションゴム層7を巻き付けて、ロープからなる
心線19を螺旋状にスピニングし、更に圧縮ゴム層21
を配置した後、圧縮ゴム層21の上に加硫用ジャケット
を挿入する。次いでモールドを加硫缶内に入れ、加硫し
た後、筒状の加硫スリーブをモールドから取り出す。次
に、加硫スリーブを駆動ロールと従動ロールから取り外
し、該加硫スリーブを他の駆動ロールと従動ロールに掛
架して走行させ、カッターによってV状に切断し、個々
のVベルトに仕上げる。
【0039】また、本発明に係る他の実施例として図2
に示すVリブドベルト6がある。Vリブドベルト6は、
ポリエステル繊維、アラミド繊維、ガラス繊維を素材と
する高強度で低伸度のコードよりなる心線7を接着ゴム
層9中に埋設し、その下側に弾性体層である圧縮ゴム層
11を有している。この圧縮ゴム層11にはベルト長手
方向に延びる断面略三角形の複数のリブ部12が設けら
れ、またベルト背面8が超高分子量ポリエチレンのフィ
ルム8で被覆された伸張部3を設けている。
【0040】超高分子量ポリエチレンとは、ここでは知
られた粘度法によって測定された少なくとも17500
00〜2000000の平均分子量を有しそして典型的
にはASTM−D1238に記載された如何なる条件で
も感知されるほどの流れを示さない実質的線状ポリエチ
レンを規定するものとして当業者に受け入れられる意味
で用いられる。これらのポリエチレンは普通図8に示さ
れるように0.005インチ〜0.04インチの厚さを
有する連続フィルムの形で入手できる。これらのポリエ
チレンの融点は約140°Cである。
【0041】そして、超高分子量ポリエチレンのフィル
ム8は、図8のように端部で溶着等の方法を用いジョイ
ント23を施しエンドレスとし、筒状フィルム25とし
ている。
【0042】また、上記超高分子ポリエチレンのフィル
ム8は、該フィルム8を通してマークが十分に識別でき
る程度の透明さが必要であり、少なくとも半透明なフィ
ルムより好ましくは透明なフィルムが適用される。
【0043】製造方法としては、まず、平滑な円筒モー
ルドに端部を溶融ジョイントした少なくとも1枚の超高
分子量ポリエチレンの少なくとも半透明なフィルム8を
被覆した後、マーク材2でマークの見える側が外側とな
るようにマーク材2を超高分子量ポリエチレンのフィル
ム8の上に積層するようにして被覆する。次に、クッシ
ョンゴム層7を巻き付けて、ロープからなる心線19を
螺旋状にスピニングし、更に圧縮ゴム層21を配置した
後、圧縮ゴム層21の上に加硫用ジャケットを挿入す
る。次いでモールドを加硫缶内に入れ、加硫した後、筒
状の加硫スリーブをモールドから取り出す。次に、加硫
スリーブを駆動ロールと従動ロールから取り外し、該加
硫スリーブを他の駆動ロールと従動ロールに掛架して走
行させ、カッターによって所定の幅に切断して個々のV
リブドベルトに仕上げる。
【0044】上記のような製造方法で製造されたVリブ
ドベルト6は背面27が超高分子量ポリエチレンの少な
くとも半透明なフィルム8で被覆されており、該フィル
ム8の内側でクッションゴム層7上にバーコード4を記
録したマーク材2が刻印されていることより、ベルト背
面27より該フィルム8を通して十分バーコード4が識
別可能となっている。さらに、該バーコード4には直接
にアイドラープーリ等の物体が接触することがないので
Vリブドベルト6を使用後でもバーコード4が摩滅する
ようなことはない。
【0045】さらに上記バーコード4を記録したマーク
材2をベルト背面に転写することができるベルトとして
は、図3に記載のコグベルトがある。上記コグベルトの
製造方法としては、まず歯部と溝部を交互に有するモー
ルドを準備する。更に、1〜数枚の帆布と圧縮ゴム層に
なる未加硫ゴムシートを積層し、歯部と溝部とを交互に
配した平坦な金型に設置し、加圧することによってコグ
部を型付けしたコグパッドを形成する。無論、本発明で
は、上記歯部と溝部を交互に有するモールドに代えて、
円周方向に沿って所定の間隔で凹状部を設けた内母型を
装着したモールドを使用することもできる。
【0046】成形機(図示せず)にモールドを装着し、
モールドの表面に内周面に歯部と溝部を交互に有する外
母型を嵌挿した後、コグパッドの圧縮ゴム層11、接着
ゴム層31、心線7、伸張ゴム層29、そして補強布5
さらにマーク材2をそれぞれ積層して成形体を正成形で
作製し、内周面にジャケットを嵌入し、加硫する予備成
形法によりベルトスリーブを得ることができる。マーク
材 の上から高分子量ポリエチレンのシートを積層する
こともできる。加硫は通常の方法で行う。図3のように
V部が連なったベルトの場合は、加硫した後、円筒状の
スリーブをモールドから抜き取り、得られたベルトスリ
ーブを研磨し、そして所定幅に切断してコグベルトを作
製する。また、V部が連なっていなく長手方向に一つだ
けであるコグベルトの場合は、ベルトスリーブを他のド
ラムに嵌入された後、ドラムを回転しつつカッターによ
ってV状に切断し、個々のコグベルトに仕上げることが
できる。
【0047】またコグベルトの他の製造方法としては、
モールドの表面にマーク材2でマークの見える側がモー
ルド側となるようにマーク材2をモールドの上に被覆す
る。そして、その上から補強布5、伸張ゴム層29、接
着ゴム層31、心線7、圧縮ゴム層11、そして補強布
5をそれぞれ積層して成形体を逆成形で作製し、内周面
に歯部と溝部を交互に有する外母型を嵌挿した後、ジャ
ケットを嵌入し、加硫するスパンコグ法によりベルトス
リーブを得ることができる。なお、マーク材2をモール
ドに被覆する前に高分子量ポリエチレンのシートをモー
ルドに被覆することもできる。そして加硫は通常の方法
で行う。図3のようにV部が連なったベルトの場合は、
加硫した後、円筒状のスリーブをモールドから抜き取
り、得られたベルトスリーブを研磨し、そして所定幅に
切断してコグベルトを作製する。また、V部が連なって
いなく長手方向に一つだけであるコグベルトの場合は、
ベルトスリーブを他のドラムに嵌入された後、ドラムを
回転しつつカッターによってV状に切断し、個々のコグ
ベルトに仕上げることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本願請求項1に記載の発明
では、ベルトの少なくともひとつの面にマークを印刷し
たベルトであって、そのマークがバーコードを記録した
マークであることから、ベルトの品番等を機械的に管理
することができ、コストや工数の低減となる効果が有
る。
【0049】請求項2に記載の発明によると、該マーク
材上に少なくとも半透明なポリエチレンのフィルムを積
層することによって、バーコードを難なく読み込むこと
ができ、さらにマークを印刷した面が常に他のものと接
触状態で使用された場合であっても、マークが消えるこ
となく、ベルトの使用後もバーコードを読み込むことが
できる効果が有る。
【0050】請求項3に記載の発明によると、上記マー
ク付きベルトがVリブドベルトであることから、Vリブ
ドベルトが走行中に背面テンションローラによって摩擦
を受けてもマーク材上に半透明なポリエチレンのフィル
ムを積層することによってマークが摩滅することなく、
ベルトの使用後でもバーコードを読み取ることができる
効果がある。
【0051】請求項4に記載の発明によると、ベルト加
硫と同時にバーコードを記録したフィルムをベルト加硫
と同時に転写してベルトの少なくともひとつの面に印刷
を行うことより、ベルトの加硫とマークの転写を別々の
工程で行わなくても良く、効率的である効果がある。
【0052】請求項5に記載の発明によると、ベルト成
形体を加硫すると同時にバーコードを付したマークを記
録したフィルムを作製し、さらに上記フィルムを転写し
てベルト背面に印刷を行うマーク付きベルトの製造方法
であることから、フィルムの転写とベルト加硫を別々の
工程で行わずに済み効率的であるとともにバーコードを
付したマーク上に少なくとも半透明なポリエチレンのフ
ィルムを積層することにより、ベルト背面が搬送物や或
いはテンションロール等と接しながら走行する場合にお
いてもマークが摩滅することなく、ベルトの使用後もベ
ルトの品番等を読み取ることができる効果が有る。
【0053】請求項6に記載の発明によると、ベルトが
Vリブドベルトであることから、Vリブドベルトが走行
中に背面テンションローラによって摩擦を受けても、マ
ーク材上に半透明なポリエチレンのフィルムを積層する
ことによってマークが摩滅することなく、ベルトの使用
後でもバーコードを読み取ることができ、ベルトロット
の追跡管理ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバーコードが印刷され
たマークを付したVリブドベルトの斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例であるVリブドベルトの斜
視図である。
【図3】本発明の他の実施例であるコグベルトの斜視図
である。
【図4】本発明に係るバーコードを記録した転写マーク
材の斜視図である。
【図5】転写マーク材をベルトの少なくともひとつの面
に転写したときの概略図である。
【図6】金型に転写マーク材を貼りその上に各材料を積
層して、加硫に入る前の状態を示す図である。
【図7】金型に各材料を積層した上に転写マーク材を貼
り、加硫に入る前の状態を示す図である。
【図8】超高分子量ポリエチレンのフィルムをエンドレ
ス状に仕上げた図である。
【符号の説明】
1 Vリブドベルト 2 マーク材 3 伸張部 4 バーコード 5 カバー帆布 6 Vリブドベルト 7 心線 8 フィルム 9 クッションゴム 11 圧縮ゴム層 12 リブ部 13 基材 16 マーク 17 成形ドラム 19 心線 21 圧縮ゴム層 29 伸張ゴム層 31 接着ゴム層 33 V状溝部 35 頂部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動用或いは搬送用ベルトであって少な
    くとも一つの面にマークを記録させたベルトにおいて、
    該マークがバーコード(画像パターン)を記録したマー
    クであることを特徴とするマーク付きベルト。
  2. 【請求項2】 上記ベルトの背面にバーコードを記録し
    たマーク材を配し、該マーク材上に少なくとも半透明な
    ポリエチレンのフィルムを積層した請求項1に記載のマ
    ーク付きベルト。
  3. 【請求項3】 上記マーク付きベルトがベルト長手方向
    に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、ベルトの周方向
    に延びる複数のリブ部を持つ圧縮ゴム層からなるVリブ
    ドベルトである請求項1又は2に記載のマーク付きベル
    ト。
  4. 【請求項4】 伝動用或いは搬送用ベルトの少なくとも
    一つの面にマークを印刷するにあたって、スクリーン印
    刷にてバーコードを記録したフィルムを作製し、さらに
    上記フィルムをベルト加硫と同時に転写してベルトの少
    なくとも一つの面に印刷を行うことを特徴とするマーク
    付きベルトの製造方法。
  5. 【請求項5】 伝動用或いは搬送用ベルトの製造方法で
    あって、前もってマーク下地上に少なくともスクリーン
    印刷又はグラビア印刷のうちから選ばれた印刷方法にて
    バーコードを印刷したマークと該マークと樹脂フィルム
    からなる基材を一体化してマーク材を作製する工程と、 円筒又は円柱状の金型に端部をジョイントした少なくと
    も半透明なポリエチレンのフィルムを被覆した後、該マ
    ーク材を基材側がポリエチレンのフィルムと接するよう
    に積層する工程と、 上記マーク材上に未加硫ゴムシートを巻き付ける工程
    と、 上記未加硫ゴムシートの上から心線を螺旋状にスピニン
    グする工程と、 該心線上に更に未加硫ゴムシートを巻き付けベルト成形
    体とする工程と、 該ベルト成形体を加硫することでベルト背面にマーク材
    を転写する工程と、 を含むことを特徴とするマーク付きベルトの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記マーク付きベルトがベルト長手方向
    に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、ベルトの周方向
    に延びる複数のリブ部を持つ圧縮ゴム層からなるVリブ
    ドベルトである請求項4又は5に記載のマーク付きベル
    トの製造方法。
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