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JPH0525131A - インドール誘導体およびその医薬用途 - Google Patents

インドール誘導体およびその医薬用途

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Publication number
JPH0525131A
JPH0525131A JP17658591A JP17658591A JPH0525131A JP H0525131 A JPH0525131 A JP H0525131A JP 17658591 A JP17658591 A JP 17658591A JP 17658591 A JP17658591 A JP 17658591A JP H0525131 A JPH0525131 A JP H0525131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
paf
compound represented
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17658591A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Shibayama
勝弘 柴山
Tetsuya Kato
徹哉 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP17658591A priority Critical patent/JPH0525131A/ja
Publication of JPH0525131A publication Critical patent/JPH0525131A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は血小板活性化因子(PAF)が関与
すると考えられる種々の疾患(炎症性疾患、アレルギー
性疾患等)の予防・治療薬を提供することを目的とす
る。 【構成】 式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜5の低級アルキルを表し、R1
は水素または炭素数2〜10のアルコキシアルキルを表
し、R2 は水素または炭素数1〜5の低級アルキルを表
し、A,BはCH2 またはCOを表し、ZはNまたはN
HCHを表し、Arは3-ピリジル、または1〜3個のア
ルコキシで置換されたフェニルを表す)で表されるイン
ドール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、およ
びそれを有効成分とする、抗炎症剤、抗アレルギー剤、
抗PAF剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPAF(血小板活性化因
子;以下PAFという)の作用に対し強力に拮抗する新
規インドール誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】血小板活性化因子(PAF−Platelet A
ctivating Factor−以下、PAFと称する)は、近年著
しく注目されており、最近では種々の疾病との関連性が
明らかになりつつある。即ち、炎症、アレルギー性疾
患、アナフィラキシ−ショック、肺血症性ショック、D
IC,エンドトキシンショック、心筋系の病気、喘息、
肺浮腫、消化管潰瘍、腎炎、肝炎及び臓器移植時の拒絶
反応などに関与していることが推定されている。[現代
化学増刊17、血小板活性化因子−生化学・生理・病理
−、和久敬蔵・井上圭三編、東京化学同人1989参照]。
従って、PAFの作用に拮抗する化合物は、前記の疾
患、またはPAFに拮抗することが望ましい他の疾患に
対して治療効果を有するものと期待される。
【0003】実際、PAF拮抗剤の投与により炎症反応
モデルである、マウスのアルザス反応が抑制されたこと
から、炎症反応においてPAFが関与していることが示
された(Jpn.J.Pharmacol.,46,55P(1988))現在のとこ
ろ、抗PAF作用を示すインドール誘導体としては以下
のものなどが知られている。(特開昭62-265284 号)
【0004】
【化2】
【0005】また、アラキドン酸による血小板凝集に対
する抑制作用を示すインドール誘導体としては以下のも
のが知られている。(特開平1-132579号)
【0006】
【化3】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】新規かつ有用な抗PA
F剤は、広範囲な疾患に対し予防及び治療効果を有する
と期待され求められている。
【0008】本発明の目的はPAF拮抗作用を有する新
規インドール誘導体またはその薬理学的に許容される
塩、および該誘導体を有効成分とする抗炎症剤、抗アレ
ルギー剤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、インドー
ル誘導体を種々合成し、それらのPAF拮抗作用を検索
したところ、後述の式(I)で表される新規化合物が極
めて強力なPAF拮抗作用を有することを見出だし、本
発明を完成した。
【0010】即ち、本発明は式(I)
【0011】
【化4】
【0012】(式中、Rは炭素数1〜5の低級アルキル
を表し、R1 は水素または炭素数2〜10のアルコキシ
アルキルを表し、R2 は水素または炭素数1〜5の低級
アルキルを表し、A,BはCH2 またはCOを表し、Z
はNまたはNHCHを表し、Arは3-ピリジル、または
1〜3個のアルコキシで置換されたフェニルを表す)で
表されるインドール誘導体およびその薬理学的に許容さ
れる塩および該化合物を有効成分とする抗炎症剤、抗ア
レルギー剤、抗PAF剤に関する。
【0013】上記各記号の定義中、低級アルキルは、炭
素数1〜5のアルキルを意味し、具体的にはメチル、エ
チル、プロピルなどを意味する。炭素数2〜10のアル
コキシアルキルとはエトキシエチル、メトキシプロピ
ル、エトキシプロピルなどの炭素数1〜5の低級アルコ
キシで置換された炭素数1〜5のアルキルを意味する。
また、本発明の一般式(I)のArは3−ピリジルまた
は1〜3個のアルコキシで置換されたフェニルであり、
このアルコキシは前記定義の通り炭素数1〜5の低級ア
ルコキシである。またこの1〜3個のアルコキシで置換
されたフェニル基は具体的には4−アルコキシフェニ
ル、3,4−ジアルコキシフェニル、3,4,5−トリ
アルコキシフェニルである。
【0014】また、一般式(I)中のArが3−ピリジ
ルの場合はR1 としては特にアルコキシアルキル基が好
ましいものである。
【0015】式(I)で表される化合物の薬理学的に許
容される塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩な
どの無機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒
石酸塩、コハク酸塩、パラトルエンスルホン酸塩などの
有機酸塩、リジン、グリシン、フェニルアラニンなどの
アミノ酸付加塩が挙げられる。
【0016】以下、式(I)で表される化合物の製造法
を説明する。しかし、各製造法はそれらに限定されるも
のではなく、また、各種製造法において、反応条件は以
下に記載したものから適宜選択される。
【0017】本発明の式(I)で表される化合物は式
(II)
【0018】
【化5】
【0019】(式中、R、R1 、R2 は前記と同義であ
る)で表されるカルボン酸またはその反応性誘導体と、
式(III)
【0020】
【化6】
【0021】(式中、B、ZおよびArは前記と同義で
ある)で表される化合物、またはその酸付加塩を反応さ
せることにより製造できる。
【0022】反応条件としては、それ自体公知のアミド
化法、ペプチド合成法などが適用できる。例えば、式
(II)で表される化合物がカルボン酸である場合、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド、四塩化チタン、ハロゲン
化リン(例えば、オキシ塩化リン,三塩化リン)、カル
ボニルジイミダゾ−ルなどの縮合剤の存在下に、不活性
溶媒(ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジ
クロロメタン、2-ブタノンなど)中、室温から150 ℃程
度の温度で、1〜24時間反応させることにより式(I)
で表される化合物を得ることができる。
【0023】式(II)で表される化合物の反応性誘導体
として、酸ハライド(酸クロリド、酸ブロミドなど)あ
るいは混合酸無水物(低級アルキル炭酸混合酸無水物な
ど)を用いる場合には、反応は不活性溶媒中で、好まし
くはトリエチルアミン、ピリジンなどの有機塩基あるい
は炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどの無機塩基を脱酸剤として存在させて、冷却下か
ら100 ℃程度の温度で、1〜24時間で進行する。
【0024】また、式(I)で表される化合物は、上記ア
ミド化法で得られた式(IV)で表される化合物(式中、
R、R2 、A,Z,BおよびArは前記に同義である)
に,式(V) R1 X (V) (式中、R1 は前記と同義であり、Xはハロゲンを表
す)で表される化合物を反応させることによっても得る
ことができる。
【0025】
【化7】
【0026】反応は、不活性な溶媒(ジメチルホルムア
ミド、テトラヒドロフランなど)中、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、ナトリウムアミド、カリウム-t-
ブトキシドなどの塩基の存在下、通常0℃から用いる溶
媒の沸点で、10分から10時間で進行する。
【0027】また、式(I) で表される化合物は、式(I
I)で表される化合物と、式(VI)で表される化合物(式
中、Zは前記と同義である)に、前述のアミド化反応を
行ない、式(VII)で表される化合物(式中、R、R1
2 、AおよびZは前記と同義である)を得た後、パラ
ジウム炭素、酸化白金などを触媒として、酢酸、エタノ
−ルなどの溶媒中、室温から100 ℃程度の温度で、常圧
から高圧下で接触的水素化分解を行うことにより、式
(VIII) で表される化合物(式中、R、R1 、R2 、A
およびZは前記と同義である)を得て、これと式(IX) ArBX (IX) (式中、ArおよびBは前記と同義であり、Xはハロゲ
ンを表す)で表される化合物を反応させることによって
も製造できる。
【0028】
【化8】
【0029】反応は不活性な溶媒中、好ましくはトリエ
チルアミン、ピリジンなどの有機塩基,あるいは炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウムなどの
無機塩基を脱酸剤として存在させて、冷却下から100 ℃
程度の温度で10分から24時間で進行する。
【0030】また、式(I)で表される化合物は、上記
の方法により合成した式(X)で表される化合物(式中、
R、R1 ,R2 、Z、ArおよびBは前記と同義であ
る)を還元することによっても合成することができる。
反応はテトラヒドロフラン、トルエン、エ−テルなどの
不活性な溶媒中、アラン、水素化リチウムアルムニウ
ム、ボラン、水素化ナトリウム−ビス-(2-メトキシエト
キシ)-アルミニウムなどを用いて、0℃から用いた溶媒
の還流温度で10分から10時間で進行する。
【0031】
【化9】
【0032】このようにして得られた式(I)で表され
る化合物は再結晶、クロマトグラフィ−など、それ自体
公知の方法により、反応混合物から分離・精製すること
ができる。
【0033】式(I)で表される化合物は常法により無
機酸または有機酸と処理することにより、前記した薬理
学的に許容される塩にすることができる。
【0034】また、式(II)で表される化合物は以下の
方法によっても合成できる。
【0035】
【化10】
【0036】即ち、式(XI)で表される化合物(式中、
R、R2 は前記と同義であり、R3 は炭素数1〜5の低
級アルキル(メチル、エチルなど)を表す)に、式(V) R1 X (V) (式中、R1 は前記と同義であり、Xはハロゲンを表
す)で表される化合物を反応させることにより、式(XI
I)で表される化合物を得て、次いで酸性もしくはアルカ
リ性条件下で加水分解することにより、式(II)で表さ
れる化合物を得ることができる。式(XI)で表される化合
物から式(XII) で表される化合物を得る場合の反応条件
は、式(IV)で表される化合物から式(I) で表される化合
物を得る場合と同じ条件である。
【0037】本発明の式(I)で表される化合物および
その塩は優れたPAF拮抗作用を示し、炎症性、アレル
ギー性疾患(気管支喘息、乾癬など)、その他のPAF
に起因する疾患(例えば、血栓症、脳卒中、心筋梗塞、
狭心症、血栓性静脈炎、腎炎、糖尿病性腎症、エンドト
キシンショック、エンドトキシンにより生ずる血管内血
液凝固症候群、アナフィラキシ−ショック、出血性ショ
ックなどの循環障害疾患、胃潰瘍などの消化器系疾患、
肺炎、臓器移植時のPAF産生量増加に伴う拒絶反応、
臓器手術時の臓器不全など)、PAF拮抗剤が有効な疾
患(高エンドセリン症など)の予防、治療剤として有用
である。
【0038】式(I)で表される化合物およびその酸付
加塩は、毒性が低いので、そのまま粉末剤として、また
は適当な剤形の医薬組成物として哺乳動物に対して経口
的または非経口的に投与することができる。
【0039】経口投与のための剤形としては、具体的に
は錠剤、丸剤、散剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ
剤、乳剤、懸濁剤などが挙げられる。かかる組成物は自
体公知の方法によって製造され、製剤分野において通常
用いられる担体もしくは賦形剤を含有するものである。
たとえば錠剤用の担体、賦形剤としては乳糖、澱粉、シ
ョ糖、ステアリン酸マグネシウムなどが挙げられる。
【0040】非経口投与のための剤形としては、例え
ば、軟膏剤、注射剤、湿布剤、塗布剤、吸入剤、坐剤、
経皮吸入剤などが挙げられる。注射剤は自体公知の方
法、例えば、式(I)で表される化合物またはその塩を
通常注射剤に用いられる無菌の水性もしくは油性液に溶
解、懸濁または乳化することによって調製される。注射
用の水溶液としては生理食塩水、ブドウ糖溶液が挙げら
れ、油性液としてはゴマ油、大豆油などが挙げられ、そ
れぞれ溶解補助剤を併用してもよい。腸内投与に用いら
れる坐剤は自体公知の方法、例えば式(I)で表される
化合物またはその塩を通常の坐薬用基剤に混合し、成型
することによって調製される。
【0041】式(I)で表される化合物またはその薬理
学的に許容される塩の有効投与量および投与回数は投与
形態、患者の年齢、体重、治療すべき症状の性質もしく
は重篤度によっても異なるが、通常成人1日当たり0.
1〜1000mgを、好ましくは1〜200mgを1回また
は数回に分けて投与することができる。
【0042】なお、上記各製剤は式(I)で表される化
合物もしくはその塩との配合により好ましくない相互作
用を生じない限り、他の治療のための有効成分を含有し
てもよい。例えば、ステロイド剤、非ステロイド抗炎症
剤、リポキシゲナ−ゼ阻害剤、ロイコトリエン拮抗剤、
ホスフォリパ−ゼA2 阻害剤、インタ−ロイキン1産生
抑制剤、気管支拡張剤、トロンボキサン合成阻害剤、ト
ロンボキサン拮抗剤、ヒスタミン遊離抑制剤、脳循環改
善剤、脳保護剤、肝保護剤、抗血小板剤、セロトニン拮
抗剤、アデノシン受容体拮抗剤、アドレナリンβ受容体
拮抗剤、免疫調節剤、免疫抑制剤、免疫賦活剤などが挙
げられる。
【0043】下記に本発明化合物を用いた錠剤の組成例
を示す。 製剤例 錠剤常法により次の組成からなる錠剤を作成する 。 実施例8の化合物 20mg 乳糖 80mg トウモロコシ澱粉 30mg ポリビニルアルコ−ル 2mg ステアリン酸マグネシウム 1mgタ−ル色素 微量
【0044】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。本発明は何らこれらに限定されるものではない。
【0045】実施例1 1-{(5-メトキシインドール)-2- イル−カルボニル}-4
-(3,4,5-トリメトキシベンジル)−ピペラジン(1)
【0046】
【化11】
【0047】5-メトキシ−インドール-2- カルボン酸2.
1gにジメチルホルムアミド15mlを加え、カルボニルジイ
ミダゾ−ル2.6gを2回に分けて加え、室温で1.7 時間攪
拌する。1-(3,4,5- トリメトキシベンジル)-ピペラジン
3.7gを2回に分けて加え、60℃で1.7 時間攪拌する。溶
媒を留去し、メタノ−ルを加え、結晶を濾過、乾燥し、
4.5gの題記化合物を得る。
【0048】mp:176〜177 ℃ IR(KBr) cm-1:3250,1591,1524,1460,1232,1125 1 HNMR(DMSO-d6) δ:11.40(1H,s),7.31(1H,AB,J=8.8),
7.06(1H,d,J=2.2),6.83(1H,ABd,J=8.8,2.4),6.68(1H,d,
J=1.5),6.64(2H,s),3.77(6H,s),3.75(3H,s),3.75(4H,
s),3.65(3H,s),3.46(2H,s),2.46(4H,s)
【0049】実施例2 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシインドール)-2- イ
ル−カルボニル}-4-(3,4,5-トリメトキシベンジル)−
ピペラジン(2)
【0050】
【化12】
【0051】実施例1の化合物2.8gにジメチルホルムア
ミド20mlを加え、臭化エトキシエチル1.1ml を加える。
60℃で攪拌しながら実施例1の化合物が消失するまで35
% 水素化カリウムを加え、4 時間攪拌する。溶媒を留去
し、水、酢酸エチルを加え、抽出し、水洗、乾燥する。
溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(酢酸エチル:クロロホルム=4:1 〜酢酸エチル〜酢酸
エチル:メタノ−ル=9:1 )で精製し、2.3gの題記化合
物を油状物として得る。
【0052】IR(Neat) cm -1:2940,1628,1458,1220,112
5 1 HNMR(CDCl3) δ:7.33(1H,AB,J=9.3),7.03(1H,AB,J=2.
4),6.94(1H,ABd,J=9.3,2.4),6.57(2H,s),6.49(1H,s),4.
45(2H,t,J=5.9),3.87(6H,s),3.84(3H,s),3.84(3H,s),3.
80(4H,brs),3.70(2H,t,J=5.9),3.48(2H,s),3.40(2H,q,J
=6.8),2.50(4H,brs),1.09(3H,t,J=6.8) MS:511(M+ )
【0053】実施例3 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシインドール)-2- イ
ル−カルボニル}-4-(3,4,5-トリメトキシベンジル)−
ピペラジン・フマル酸塩(3)実施例2の化合物0.52g の
エタノ−ル溶液にフマル酸0.12g のエタノ−ル溶液を加
え、濃縮、乾燥し、アモルファスの題記化合物を得る。
【0054】IR(KBr) cm-1:3424,2944,2588,1638,1462,
1125,648
【0055】実施例4 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシインドール)-2- イ
ル−メチル}-4-(3,4,5-トリメトキシベンジル)−ピペ
ラジン(4)
【0056】
【化13】
【0057】水素化リチウムアルミニウム97mgにテトラ
ヒドロフラン10mlを加え、氷水浴で冷却する。実施例2
の化合物1.7gをテトラヒドロフラン15mlに溶かした溶液
を12分間で滴下する。室温で2 時間攪拌した後、水素化
リチウムアルミニウム10mgを加え、2.5 時間室温で攪拌
する。酢酸エチル、塩化アンモニウム水溶液を加え、抽
出し、水洗、乾燥する。溶媒を留去し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ−(酢酸エチル)で精製し、0.85g
の題記化合物を得る。
【0058】IR(Neat) cm -1:2940,2810,1593,1485,145
6,1127,1009 1 HNMR(CDCl3) δ:7.26-7.24(1H,m),7.01(1H,d,J=2.4),
6.83(1H,dd,J=8.8,2.4),6.55(2H,s),6.27(1H,s),4.38(2
H,t,J=6.4),3.85(6H,s),3.83(6H,s),3.72(2H,t,J=6.4),
3.64(2H,s),3.43(2H,s),3.43(2H,q,J=6.8),2.49(8H,m),
1.15(3H,t,J=6.8) MS:497(M+ )
【0059】実施例5 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシインドール)-2- イ
ル−メチル}-4-(3,4,5-トリメトキシベンジル)−ピペ
ラジン・2 フマル酸塩(5)実施例4の化合物0.29g をと
りエタノ−ル溶液とし、フマル酸0.14g のエタノ−ル溶
液を加え、濃縮し、イソプロパノ−ルから再結晶し、0.
35g の題記化合物を得る。
【0060】mp:177〜178 ℃ IR(KBr) cm-1:3400,2944,1717,1688,1454,1431,1301,11
29,646
【0061】実施例6 1-{(5-メトキシインドール)-2- イル−カルボニル-4-
{( 3-ピリジル)-カルボニル}−ピペラジン・1/4 H2
O (6)
【0062】
【化14】
【0063】1-(3,4,5- トリメトキシベンジル)-ピペラ
ジンの代わりに1-{(3- ピリジル)-カルボニル}-ピペラ
ジンを用いる以外は実施例1と同様にして化合物(6) を
得る。
【0064】mp:233〜233.5 ℃ 元素分析:C20204 3 ・1/4 H2 Oとして 計算値:C,65.12; H,5.60;N,15.19 実測値:C,65.19; H,5.57;N,15.09 IR(KBr) cm-1:3334,1626,1531,1433,1238,1220 1 HNMR(DMSO-d6) δ:11.47(1H,s),8.68(2H,m),7.90(1H,
dt,J=7.8,2.0),7.51(1H,dd,J=7.8,4.9),7.32(1H,d,J=8.
8),7.06(1H,d,J=2.0),6.85(1H,dd,J=8.8,2.4),6.75(1H,
s),3.86-3.71(6H,m),3.75(3H,s),3.38(2H,brs) MS:364(M+ )
【0065】実施例7 1-{(5-メトキシインドール)-2- イル−カルボニル}-4
-{(3- ピリジル)-メチル}−ピペラジン(7)
【0066】
【化15】
【0067】1-(3,4,5- トリメトキシベンジル)-ピペラ
ジンの代わりに1-{(3- ピリジル)-メチル}-ピペラジン
を用いる以外は実施例1と同様にして化合物(7) を得
る。
【0068】IR(KBr) cm-1:1599,1526,1433,1228,804,7
58,714 1 HNMR(CDCl3) δ:9.32(1H,brs),8.57-8.50(2H,m),7.70
(1H,dt,J=7.9,2.0),7.35-7.21(2H,m),7.03(1H,m),6.94
(1H,dd,J=8.8,2.4),6.68(1H,d,J=1.5),3.94(4H,t,J=5.
1),3.84(3H,s),3.57(2H,s),2.54(4H,t,J=5.1)
【0069】実施例8 1-{1- エトキシエチル- (5-メトキシインドール)-2-
イル−カルボニル}-4-{(3- ピリジル)-メチル}−ピペ
ラジン・フマル酸・1.2 H2 O塩(8)
【0070】
【化16】
【0071】化合物(1) の代わりに化合物(7) を用いる
以外は実施例2と同様にして化合物(8) を得る。
【0072】mp:146.5〜147.5 ℃ 元素分析:C24304 3 ・C4 4 4 ・1.2 H2
Oとして 計算値:C,60.03; H,6.55;N,10.00 実測値:C,60.06; H,6.15;N, 9.52 IR(KBr) cm-1:2934,1638,1222,984,804,648
【0073】実施例9 1-{1- エトキシエチル-(5-メトキシインドール)-2- イ
ル−メチル}-4-{(3- ピリジル)−メチル}−ピペラジ
ン・フマル酸塩(9)
【0074】
【化17】
【0075】水素化リチウムアルミニウム0.12g にテト
ラヒドロフラン5ml を加え、塩化アルミニウム0.16g を
加え、10分間室温で攪拌する。1-{1- エトキシエチル-
(5-メトキシインドール)-2- イル−カルボニル}-4-
{(3- ピリジル)−メチル}−ピペラジン0.37g とテト
ラヒドロフラン3ml の溶液を室温で4 分間で加えた後、
1.2 時間加熱還流する。氷水浴につけ、塩化アンモニウ
ム水溶液、炭酸ナトリウム水溶液を加えアルカリ性にし
た後、酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥する。シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィ−(酢酸エチル:メタノ−ル
=20:1〜100:9)で精製し、0.13g の油状物を得る。これ
をエタノ−ルに溶解し、フマル酸69mgのエタノ−ル溶液
を加え、濃縮し、イソプロパノ−ルから再結晶し、0.13
g の題記化合物を得る。
【0076】mp:184〜185 ℃ 元素分析:C24324 2 ・C4 4 4 として 計算値:C,64.11; H,6.92;N,10.68 実測値:C,63.95; H,6.85;N,10.69 IR(KBr) cm-1:3400,1678,1485,1210,1114,984,803,648
【0077】実施例10 1-エトキシエチル-5- メトキシ-2- メチル−インドール
-3- カルボン酸エチル(10)5-メトキシ-2- メチル−イン
ドール-3- カルボン酸エチル3.0gにジメチルホルムアミ
ド20mlを加え、臭化エトキシエチル2.2ml を加え、60℃
で、35% 水素化カリウムを出発物質が消失するまで加
え、2.3 時間攪拌する。溶媒を留去し、水、酢酸エチル
を加え、抽出し、水洗、乾燥する。溶媒を留去し、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィ−(酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:2)で精製し、3.2gの題記化合物を得る。
【0078】IR(KBr) cm-1:2978,1688,1487,1203,1176,
1116 1 HNMR(CDCl3) δ:7.67(1H,d,J=2.4),7.20(1H,AB,J=8.
8),6.85(1H,ABd,J=8.8,2.4),4.39(2H,q,J=7.0),4.27(2
H,t,J=5.9),3.88(3H,s),3.68(2H,t,J=5.9),3.38(2H,q,J
=7.0),2.77(3H,s),1.53(3H,t,J=7.0),1.11(3H,t,J=7.0)
【0079】実施例11 1-エトキシエチル-5- メトキシ-2- メチル−インドール
-3- カルボン酸(11)
【0080】
【化18】
【0081】実施例10の化合物3.2gに2N水酸化ナトリ
ウム水溶液25ml, 水酸化カリウム1g、メタノ−ル20mlを
加え、8.3 時間加熱還流する。濃塩酸を加え、クロロホ
ルムで抽出し、水洗、乾燥する。溶媒を留去し、ヘキサ
ンを加え、結晶を濾過、乾燥し、2.7gの題記化合物を得
る。
【0082】IR(KBr) cm-1:2972,1655,1531,1485,1209 1 HNMR(CDCl3) δ:7.78(1H,d,J=2.2),7.23(1H,AB,J=8.
8),6.88(1H,ABd,J=8.8,2.4),4.31(2H,t,J=5.9),3.94(3
H,s),3.72(2H,t,J=5.9),3.42(2H,q,J=7.0),2.84(3H,s),
1.13(3H,t,J=7.0)
【0083】実施例12 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシ-2- メチル−インド
ール)-3- イル−カルボニル}-4-(3,4,5-トリメトキシ
ベンジル)−ピペラジン(12)
【0084】
【化19】
【0085】実施例11の化合物0.36g にベンゼン5ml,塩
化チオニル0.2ml を加え、3 時間加熱還流する。溶媒を
留去し、トルエン5ml を加え、氷水浴につける。1-(3,
4,5-トリメトキシベンジル)−ピペラジン0.42g とピリ
ジン0.4ml,トルエン5ml の溶液を8 分間で滴下し、室温
で3.5 時間攪拌する。溶媒を留去し、酢酸エチル、水酸
化ナトリウム水溶液を加え、抽出し、水洗、乾燥する。
溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(酢酸エチル:メタノ−ル=10:1) で精製し、0.53g の
題記化合物を得る。
【0086】IR(Neat) cm -1:2940,1622,1425,1125 1 HNMR(CDCl3) δ:7.19(1H,AB,J=8.8),6.99(1H,AB,J=2.
4),6.82(1H,ABd,J=8.8,2.4),6.56(2H,s),4.22(2H,t,J=
5.9),3.86(6H,s),3.84(3H,s),3.83(3H,s),3.70(4H,br
s),3.66(2H,t,J=5.9),3.47(2H,s),3.39(2H,q,J=6.8),2.
50(3H,s),2.48(4H,brs),1.11(3H,t,J=6.8) MS:525(M+ )
【0087】実施例13 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシ-2- メチル−インド
ール)-3- イル−カルボニル}- 4-(3,4,5- トリメトキ
シベンジル)−ピペラジン・フマル酸塩(13)実施例12の
化合物0.52g のエタノ−ル溶液にフマル酸0.12g のエタ
ノ−ル溶液を加え、濃縮、乾燥し、題記化合物をアモル
ファスとして得る。
【0088】IR(KBr) cm -1:1702,1597,1427,1249,112
7
【0089】実施例14 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシ-2- メチル−インド
ール)-3- イル−カルボニル}- 4-{(3-ピリジル)−メ
チル}−ピペラジン(14)
【0090】
【化20】
【0091】1-(3,4,5- トリメトキシベンジル)−ピペ
ラジンの代わりに1-{(3-ピリジル)-メチル}-ピペラジン
を用いる以外は実施例12と同様にして化合物(14)を得
る。
【0092】IR(Neat) cm -1:2872,1618,1425,1209,111
8,752,716 1 HNMR(CDCl3) δ:8.55(1H,s),8.51(1H,d,J=3.7),7.68
(1H,d,J=7.9),7.27(1H,t,J=6.4),7.19(1H,d,J=8.5),6.9
7(1H,d,J=2.4),6.82(1H,dd,J=8.5,2.4),4.22(2H,t,J=6.
1),3.84(3H,s),3.68((4H,brs),3.66(2H,t,J=6.1),3.55
(2H,s),3.39(2H,q,J=7.3),2.50(3H,s),2.49(4H,brs),1.
11(3H,t,J=7.3) MS:436(M+ )
【0093】実施例15 1-{(1-エトキシエチル-5- メトキシ-2- メチル−インド
ール)-3- イル−カルボニル}- 4-(3- ピリジル)−メ
チル}−ピペラジン・フマル酸塩(15)(12)の代わりに(1
4)を用いる以外は実施例13と同様にして(15)を得る。
【0094】IR(KBr) cm-1:1678,1620,1427,1210,804,6
48
【0095】実施例16 N-(1-ベンジル-4- ピペリジル)−(1-エトキシエチル
-5- メトキシ-2- メチル−インドール)-3- カルボキサ
ミド(16)
【0096】
【化21】
【0097】1-(3,4,5- トリメトキシベンジル)-ピペラ
ジンの代わりに1-ベンジル-4- アミノ- ピペリジンを用
いる以外は実施例12と同様にして(16)を得る。
【0098】IR(KBr) cm-1:3302,1620,1522,1485 1 HNMR(CDCl3) δ:7.38-7.28(5H,m),7.20(2H,AB,J=2.
9),6.84(1H,ABd,J=9.0,2.2),5.74(1H,d,J=8.8),4.24(2
H,t,J=5.9),4.06(1H,m),3.86(3H,s),3.66(2H,t,J=5.9),
3.53(2H,s),3.39(2H,q,J=7.0),2.93-2.80(2H,m),2.69(3
H,s),2.38-2.04(4H,m),1.81-1.55(2H,m)
【0099】実施例17 N-(4-ピペリジル)−(1-エトキシエチル-5- メトキシ
-2- メチル−インドール)-3- カルボキサミド(17)
【0100】
【化22】
【0101】実施例16の化合物0.30g に酢酸1ml,酸化白
金90mgを加え、70℃で15.7時間攪拌する。酢酸エチルを
加え、沈殿を濾過し、水酸化ナトリウム水溶液を加え、
アルカリ性にし、抽出し、水洗、乾燥する。溶媒を留去
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ−(メタノ−ル
−1%トリエチルアミン) で精製し、題記化合物を0.20g
得る。
【0102】IR(KBr) cm-1:3276,2934,2866,1613,1485,
1209,774 1 HNMR(CDCl3) δ:7.24(1H,AB,J=8.6),7.21(1H,d,J=2.
6),6.84(1H,ABd,J=9.0,2.2),5.75(1H,d,J=8.1),4.24(2
H,t,J=5.9),4.08(1H,m),3.86(3H,s),3.66(2H,t,J=5.9),
3.40(2H,q,J=7.0),3.12(2H,ABt,J=9.6,3.9),2.92-2.66
(2H,m),2.70(3H,s),2.21-2.03(2H,m),1.66-1.35(2H,m),
1.12(3H,t,J=7.0)
【0103】実施例18 N-{1-(3- ピリジル)−メチル}-4- ピペリジル}-(1-
エトキシエチル-5- メトキシ-2- メチル−インドール)
-3- カルボキサミド・フマル酸塩(18)
【0104】
【化23】
【0105】実施例17の化合物0.19g と3-ピコリルクロ
リド・塩酸塩0.11g,炭酸カリウム0.23g にジメチルホル
ムアミド5ml を加え、70℃で5.6 時間攪拌する。溶媒を
留去し、酢酸エチル、水を加え、抽出し、水洗、乾燥す
る。溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
−(酢酸エチル:メタノ−ル=7:1〜5.5:1 ) で精製し、
題記化合物を0.20g 得る。このうち0.19g をエタノ−ル
に溶解し、フマル酸48mgのエタノ−ル溶液を加え、濃縮
し、イソプロパノ−ルから再結晶し、0.18g の題記化合
物を淡黄色結晶として得る。
【0106】mp:160.5〜161.5 ℃ 元素分析:C26344 3 ・C4 4 4 として 計算値:C,63.59; H,6.76;N,9.89 実測値:C,63.41; H,6.66;N,9.91 IR(KBr) cm-1:2936,2638,1681,1620,1485,1209,984,80
4,648
【0107】実施例19 次ぎに式(I)で表される化合物のPAF拮抗作用につ
いて説明する。
【0108】1.in vitro 血小板凝集阻害試験 物質の血小板活性化因子(PAF)拮抗作用を測定する
ために、in vitro におけるウサギ血小板のPAF誘発
凝集を用いる。血小板に富む血しょう(PRP)を得る
ため、ウサギ耳介静脈から、1.0%のクエン酸ナトリウム
溶液を含むプラスチック遠沈管に静脈血を採血する。血
液に対するクエン酸ナトリウム溶液の割合は1:10であ
る。得られたクエン酸塩加血液を室温下に70×g(625rp
m) で20分間遠心分離し、上層のPRPを別のプラスチ
ックチュ−ブに採取する。残った下層はさらに1500×g
(2800rpm)で10分間遠心分離し、上層の血小板に乏しい
血しょう(PPP)を採取する。血小板凝集は二光バイ
オサイエンス社製のアグリコメ−タ−を用いて測定す
る。測定用キュベットにPRPを分注し、直ちにアスピ
リン、クレアチニンホスフェ−トおよびクレアチニンホ
スホキナ−ゼをそれぞれ最終濃度が0.1 mM,7mM および
45U/mlとなるように添加する。続いて被験薬物溶液を
添加して37℃で2分間攪拌した後、PAF(最終濃度10
ng/ml )を加えて血小板凝集を誘発する。血小板凝集率
はPPPの透過度を最大凝集(100% 凝集)として、各凝
集曲線の極大値より算出する。生理食塩水を添加した場
合の凝集率をコントロ−ルとして、各被験化合物を添加
した場合の凝集率をコントロ−ルに対する阻害率として
算出し、図より内挿してIC50値を求めた。
【0109】結果を表1に示す。
【0110】
【表1】
【0111】上記の試験結果から明らかなように式
(I)で表される化合物もしくはその塩は、優れたPA
F拮抗作用を有している。
【0112】2.[ 3H]−PAFを用いる結合試験
(PAF受容体結合試験) Hwang らの方法(Biochemistry;22;4756,(1983))に従っ
て、ウサギ血小板の細胞膜画分を調製した。0.25%ウシ
血清アルブミンを含んだ10mMトリス緩衝液にこの膜画分
(50mg)を懸濁し、そこにトリチウム標識したPAF([
3H]−PAF;0.4 nM) および試験化合物を加えた。
25℃で60分間保温後、ガラス繊維濾紙で濾過した。この
濾紙は冷トリス緩衝液で3回洗浄した後、バイアル瓶に
移してシンチレ−タ−を加え、放射能量を液体シンチレ
−ションカウンタ−で測定した。試験化合物の阻害率
(結合能)は次式に従って計算し、IC50値は図より内
挿して求めた。
【0113】
【数1】
【0114】なお、全結合量とは、試験化合物非存在下
での[ 3H]−PAF結合放射能量であり、非特異的結
合量とは1μMのPAF存在下での[ 3H]−PAF結
合放射能量である。結果を表2に示す。対照薬としては
PAF拮抗薬として開示されているWEB2086( 特開昭
65-176591 号) を用いた。
【0115】
【表2】
【0116】上記の試験結果から明らかなように式
(I)で表される化合物もしくはその塩は、優れたPA
F受容体拮抗作用を有している。
【0117】また、本発明の化合物は、ADPによる血
小板の凝集に関しては化合物の濃度を100 μg/mlまで上
げても抑制しなかったことから、PAFに選択的な拮抗
作用を有していると言うことができる。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば、式(I)で表される化
合物およびその薬理学的に許容される塩は、PAF拮抗
作用を有しており、PAFが関与すると考えられる種々
の疾患に対し、予防および治療効果を有すると期待され
る。殊に抗喘息剤、抗アレルギ−剤、抗炎症剤、ショッ
ク症状の緩和剤、血栓症の治療剤などとして利用でき
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜5の低級アルキルを表し、R1
    は水素または炭素数2〜10のアルコキシアルキルを表
    し、R2 は水素または炭素数1〜5の低級アルキルを表
    し、A,Bは独立してCH2 またはCOを表し、ZはN
    またはNHCHを表し、Arは3-ピリジル、または1〜
    3個のアルコキシで置換されたフェニルを表す)で表さ
    れるインドール誘導体またはその薬理学的に許容される
    塩。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインドール誘導体または
    その薬理学的に許容される塩を有効成分とする抗炎症
    剤。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインドール誘導体または
    その薬理学的に許容される塩を有効成分とする抗アレル
    ギー剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインドール誘導体または
    その薬理学的に許容される塩を有効成分とする抗PAF
    剤。
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