JPH05206407A - Mosトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
Mosトランジスタおよびその製造方法Info
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- JPH05206407A JPH05206407A JP4034404A JP3440492A JPH05206407A JP H05206407 A JPH05206407 A JP H05206407A JP 4034404 A JP4034404 A JP 4034404A JP 3440492 A JP3440492 A JP 3440492A JP H05206407 A JPH05206407 A JP H05206407A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、基板(または基体)表面に対して
ゲートを深さ方向に形成することで、MOSトランジス
タの形成面積を小さくして高集積化を図る。 【構成】 半導体基板11に設けた溝14の一方の側壁15と
底面16上とに第1のゲート絶縁膜17を介して第1のゲー
ト18を形成し、同溝14の他方の側壁20と底面21上とに第
2のゲート絶縁膜22を介して第2のゲート23を形成し、
溝14の内部を除く半導体基板11の上層に第1,第2のソ
ース・ドレイン領域19,24を設け、溝14の底面側の半導
体基板11の上層に第3のソース・ドレイン領域25を設け
たものである。または、絶縁性基体(図示せず)の上層
に設けた半導体部(図示せず)の上層と下層とにソース
・ドレイン領域(図示せず)を形成し、半導体部の両側
壁側にゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート(図示
せず)を形成したものである。
ゲートを深さ方向に形成することで、MOSトランジス
タの形成面積を小さくして高集積化を図る。 【構成】 半導体基板11に設けた溝14の一方の側壁15と
底面16上とに第1のゲート絶縁膜17を介して第1のゲー
ト18を形成し、同溝14の他方の側壁20と底面21上とに第
2のゲート絶縁膜22を介して第2のゲート23を形成し、
溝14の内部を除く半導体基板11の上層に第1,第2のソ
ース・ドレイン領域19,24を設け、溝14の底面側の半導
体基板11の上層に第3のソース・ドレイン領域25を設け
たものである。または、絶縁性基体(図示せず)の上層
に設けた半導体部(図示せず)の上層と下層とにソース
・ドレイン領域(図示せず)を形成し、半導体部の両側
壁側にゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート(図示
せず)を形成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOSトランジスタと
その製造方法に関するものである。
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリ素子の大容量化、高集積化にとも
なって、素子の微細化が進んでいる。上記メモリ素子の
多くは、MOS型メモリ素子である。その代表例を図1
8により説明する。図に示すように、半導体基板111
上にゲート絶縁膜112を介してゲート113が形成さ
れている。このゲート113の両側壁には、ゲートサイ
ドウォール絶縁膜114が形成されている。また上記ゲ
ート113の両側の上記半導体基板111の上層には、
LDD構造のソース・ドレイン領域115,116が形
成されている。上記の如くに、MOSトランジスタ11
0は形成されている。さらにMOSトランジスタ110
を覆う状態に層間絶縁膜117が形成されている。上記
ソース・ドレイン領域116上の上記層間絶縁膜117
にはコンタクトホール118が設けられている。このコ
ンタクトホール118を介して、上記ソース・ドレイン
領域116に接続する配線119が形成されている。こ
の配線119は、例えばバリヤメタル層とアルミニウム
合金層とよりなる。
なって、素子の微細化が進んでいる。上記メモリ素子の
多くは、MOS型メモリ素子である。その代表例を図1
8により説明する。図に示すように、半導体基板111
上にゲート絶縁膜112を介してゲート113が形成さ
れている。このゲート113の両側壁には、ゲートサイ
ドウォール絶縁膜114が形成されている。また上記ゲ
ート113の両側の上記半導体基板111の上層には、
LDD構造のソース・ドレイン領域115,116が形
成されている。上記の如くに、MOSトランジスタ11
0は形成されている。さらにMOSトランジスタ110
を覆う状態に層間絶縁膜117が形成されている。上記
ソース・ドレイン領域116上の上記層間絶縁膜117
にはコンタクトホール118が設けられている。このコ
ンタクトホール118を介して、上記ソース・ドレイン
領域116に接続する配線119が形成されている。こ
の配線119は、例えばバリヤメタル層とアルミニウム
合金層とよりなる。
【0003】次に上記MOSトランジスタ110の製造
方法を、図19の製造工程図により説明する。図19の
(1)に示すように、例えばLOCOS法によって、半
導体基板(例えば単結晶シリコン基板)111の上層
に、素子分離領域121を形成する。次いで熱酸化法に
よって酸化シリコン膜(122)を形成した後、化学的
気相成長法によって多結晶シリコン膜(123)を成膜
する。続いてホトリソグラフィーとエッチングとによっ
て、上記多結晶シリコン膜(123)でゲート113を
形成する。さらに、上記酸化シリコン膜(122)でゲ
ート絶縁膜112を形成する。次いでイオン注入法によ
って、上記ゲート113の両側の上記半導体基板111
の上層に、低濃度拡散層124,125を形成する。
方法を、図19の製造工程図により説明する。図19の
(1)に示すように、例えばLOCOS法によって、半
導体基板(例えば単結晶シリコン基板)111の上層
に、素子分離領域121を形成する。次いで熱酸化法に
よって酸化シリコン膜(122)を形成した後、化学的
気相成長法によって多結晶シリコン膜(123)を成膜
する。続いてホトリソグラフィーとエッチングとによっ
て、上記多結晶シリコン膜(123)でゲート113を
形成する。さらに、上記酸化シリコン膜(122)でゲ
ート絶縁膜112を形成する。次いでイオン注入法によ
って、上記ゲート113の両側の上記半導体基板111
の上層に、低濃度拡散層124,125を形成する。
【0004】その後図19の(2)に示す如く、化学的
気相成長法によって酸化シリコン膜(126)を形成し
た後、エッチバックして、ゲート113の側壁に酸化シ
リコン膜(126)よりなるゲートサイドウォール絶縁
膜114を形成する。次いで、ゲートサイドウォール絶
縁膜114とゲート113とをイオン注入マスクにし
て、上記低濃度拡散層124,125よりも深い状態に
高濃度拡散層127,128を形成する。このようにし
て上記低濃度拡散層124と高濃度拡散層127とによ
って、ソース・ドレイン領域115を形成し、また低濃
度拡散層125と高濃度拡散層128とによって、上記
ソース・ドレイン領域116を形成する。上記の如くし
て、MOSトランジスタ110は形成される。
気相成長法によって酸化シリコン膜(126)を形成し
た後、エッチバックして、ゲート113の側壁に酸化シ
リコン膜(126)よりなるゲートサイドウォール絶縁
膜114を形成する。次いで、ゲートサイドウォール絶
縁膜114とゲート113とをイオン注入マスクにし
て、上記低濃度拡散層124,125よりも深い状態に
高濃度拡散層127,128を形成する。このようにし
て上記低濃度拡散層124と高濃度拡散層127とによ
って、ソース・ドレイン領域115を形成し、また低濃
度拡散層125と高濃度拡散層128とによって、上記
ソース・ドレイン領域116を形成する。上記の如くし
て、MOSトランジスタ110は形成される。
【0005】続いて図19の(3)に示すように、化学
的気相成長法によって、上記MOSトランジスタ110
を覆う状態に、酸化シリコン膜よりなる層間絶縁膜11
7を形成する。その後ホトリソグラフィーとエッチング
とによって、上記ソース・ドレイン領域116上の層間
絶縁膜117にコンタクトホール118を形成する。さ
らにスパッタ法によって、上記コンタクトホール118
の内部と上記層間絶縁膜117との上面とに配線層(1
29)を成膜した後、ホトリソグラフィーとエッチング
とによって、配線層(129)の2点鎖線で示す部分を
除去して配線119を形成する。
的気相成長法によって、上記MOSトランジスタ110
を覆う状態に、酸化シリコン膜よりなる層間絶縁膜11
7を形成する。その後ホトリソグラフィーとエッチング
とによって、上記ソース・ドレイン領域116上の層間
絶縁膜117にコンタクトホール118を形成する。さ
らにスパッタ法によって、上記コンタクトホール118
の内部と上記層間絶縁膜117との上面とに配線層(1
29)を成膜した後、ホトリソグラフィーとエッチング
とによって、配線層(129)の2点鎖線で示す部分を
除去して配線119を形成する。
【0006】上記製造プロセスで微細なデバイス構造を
形成するには、ディープサブミクロン以下のレジストパ
ターンを形成するホトリソグラフィー技術が必要とな
る。
形成するには、ディープサブミクロン以下のレジストパ
ターンを形成するホトリソグラフィー技術が必要とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディー
プサブミクロン以下のレジストパターンを形成するのは
非常に困難である。従来のフォトマスクを用いてg線の
露光波長により、例えば微細なコンタクトホールを形成
する場合には、0.5μm程度の径のものを形成するの
が限界になっている。そこで、レジストパターンを形成
する露光工程において、異なる位相振幅を組み合わせる
ことによってレジストパターンを形成する、いわゆる位
相シフト法が提案されている。
プサブミクロン以下のレジストパターンを形成するのは
非常に困難である。従来のフォトマスクを用いてg線の
露光波長により、例えば微細なコンタクトホールを形成
する場合には、0.5μm程度の径のものを形成するの
が限界になっている。そこで、レジストパターンを形成
する露光工程において、異なる位相振幅を組み合わせる
ことによってレジストパターンを形成する、いわゆる位
相シフト法が提案されている。
【0008】ところが位相シフト法では、フォトマスク
を製作する際に、マスクを透過する露光の位相をコンピ
ュータシミュレーションする必要があり、そのためマス
ク設計が非常に複雑になる。またフォトマスク基板に、
位相を均一にシフトさせるシフターを形成することが困
難である。特に、フォトマスクの遮光パターンの段差部
にシフターを形成する場合には、シフターの膜厚を均一
化するのが難しい。このため、設計値通りの位相シフト
を得ることが困難になっている。さらに、露光時には下
地の形状の影響を受けやすいので、例えば下地の凹凸に
よる反射によって、位相シフトの効果が十分に表れない
ことがある。この結果、形成されるレジストパターンの
解像度が低下して、微細パターンの形成が困難になる。
このように、ディープサブミクロン程度あるいはそれ以
下の微細パターンを形成することは非常に困難であり、
特にトランジスタのゲートを高集積にかつラテラルに搭
載した集積回路を量産レベルで形成することは非常に難
しい。
を製作する際に、マスクを透過する露光の位相をコンピ
ュータシミュレーションする必要があり、そのためマス
ク設計が非常に複雑になる。またフォトマスク基板に、
位相を均一にシフトさせるシフターを形成することが困
難である。特に、フォトマスクの遮光パターンの段差部
にシフターを形成する場合には、シフターの膜厚を均一
化するのが難しい。このため、設計値通りの位相シフト
を得ることが困難になっている。さらに、露光時には下
地の形状の影響を受けやすいので、例えば下地の凹凸に
よる反射によって、位相シフトの効果が十分に表れない
ことがある。この結果、形成されるレジストパターンの
解像度が低下して、微細パターンの形成が困難になる。
このように、ディープサブミクロン程度あるいはそれ以
下の微細パターンを形成することは非常に困難であり、
特にトランジスタのゲートを高集積にかつラテラルに搭
載した集積回路を量産レベルで形成することは非常に難
しい。
【0009】本発明は、安定した加工技術で製造される
ディープサブミクロン以下のMOSトランジスタおよび
その製造方法を提供することを目的とする。
ディープサブミクロン以下のMOSトランジスタおよび
その製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたMOSトランジスタおよびその製
造方法である。すなわちMOSトランジスタとしては、
半導体基板に形成した溝と、この溝の一方側の側壁とこ
の一方側の側壁側における当該溝の底面とに設けた第1
のゲート絶縁膜と、この第1のゲート絶縁膜の表面に設
けた第1のゲートと、溝に対して第1のゲート絶縁膜側
の半導体基板の上層に形成した第1のソース・ドレイン
領域と、溝の他方側の側壁とこの他方側の側壁側におけ
る当該溝の底面とに設けた第2のゲート絶縁膜と、この
第2のゲート絶縁膜の表面に設けた第2のゲートと、溝
に対して第2のゲート絶縁膜側の半導体基板の上層に形
成した第2のソース・ドレイン領域と、第1のゲートと
第2のゲートとの間の半導体基板の上層に形成した第3
のソース・ドレイン領域とよりなるものである。
成するためになされたMOSトランジスタおよびその製
造方法である。すなわちMOSトランジスタとしては、
半導体基板に形成した溝と、この溝の一方側の側壁とこ
の一方側の側壁側における当該溝の底面とに設けた第1
のゲート絶縁膜と、この第1のゲート絶縁膜の表面に設
けた第1のゲートと、溝に対して第1のゲート絶縁膜側
の半導体基板の上層に形成した第1のソース・ドレイン
領域と、溝の他方側の側壁とこの他方側の側壁側におけ
る当該溝の底面とに設けた第2のゲート絶縁膜と、この
第2のゲート絶縁膜の表面に設けた第2のゲートと、溝
に対して第2のゲート絶縁膜側の半導体基板の上層に形
成した第2のソース・ドレイン領域と、第1のゲートと
第2のゲートとの間の半導体基板の上層に形成した第3
のソース・ドレイン領域とよりなるものである。
【0011】上記MOSトランジスタの製造方法として
は、第1の工程で、半導体基板に溝を形成する。次いで
第2の工程で、少なくとも溝の内壁に絶縁膜とゲートを
形成する膜とを成膜する。その後、例えばエッチバック
によって、溝の側壁側に、絶縁膜を介してゲートを形成
する膜で第1,第2のゲートを形成し、さらに第1,第
2のゲートの裏面側に、絶縁膜で第1,第2のゲート絶
縁膜を形成する。その後、第3の工程で、半導体基板の
上層に導電性不純物を導入して第1,第2,第3のソー
ス・ドレイン領域を形成する。
は、第1の工程で、半導体基板に溝を形成する。次いで
第2の工程で、少なくとも溝の内壁に絶縁膜とゲートを
形成する膜とを成膜する。その後、例えばエッチバック
によって、溝の側壁側に、絶縁膜を介してゲートを形成
する膜で第1,第2のゲートを形成し、さらに第1,第
2のゲートの裏面側に、絶縁膜で第1,第2のゲート絶
縁膜を形成する。その後、第3の工程で、半導体基板の
上層に導電性不純物を導入して第1,第2,第3のソー
ス・ドレイン領域を形成する。
【0012】または別のMOSトランジスタとしては、
絶縁性基体の上層に設けた半導体部の上層と下層とに第
1,第2のソース・ドレイン領域をそれぞれに形成し、
半導体部の両側壁側に、第1,第2のゲート絶縁膜を介
して第1,第2のゲートをそれぞれに形成したものであ
る。
絶縁性基体の上層に設けた半導体部の上層と下層とに第
1,第2のソース・ドレイン領域をそれぞれに形成し、
半導体部の両側壁側に、第1,第2のゲート絶縁膜を介
して第1,第2のゲートをそれぞれに形成したものであ
る。
【0013】上記別のMOSトランジスタ製造方法とし
ては、第1の工程で、基板上に半導体部を設ける。第2
の工程で、少なくとも半導体部の側壁側の全面に、絶縁
膜とゲートを形成する膜を成膜した後、例えばエッチバ
ックによって、半導体部の両側壁に、絶縁膜を介して、
ゲートを形成する膜で第1,第2のゲートを形成する。
さらに、第1,第2のゲートの半導体部側に、絶縁膜で
第1,第2のゲート絶縁膜を形成する。次いで第3の工
程で、半導体部の上層に導電性不純物を導入して第1の
ソース・ドレイン領域を設ける。続いて第4の工程で、
上記第1のソース・ドレイン領域側に絶縁性基体を形成
した後、上記基板を除去する。その後第5の工程で、第
1の半導体部の下層に導電性不純物を導入して第2のソ
ース・ドレイン領域を設ける。
ては、第1の工程で、基板上に半導体部を設ける。第2
の工程で、少なくとも半導体部の側壁側の全面に、絶縁
膜とゲートを形成する膜を成膜した後、例えばエッチバ
ックによって、半導体部の両側壁に、絶縁膜を介して、
ゲートを形成する膜で第1,第2のゲートを形成する。
さらに、第1,第2のゲートの半導体部側に、絶縁膜で
第1,第2のゲート絶縁膜を形成する。次いで第3の工
程で、半導体部の上層に導電性不純物を導入して第1の
ソース・ドレイン領域を設ける。続いて第4の工程で、
上記第1のソース・ドレイン領域側に絶縁性基体を形成
した後、上記基板を除去する。その後第5の工程で、第
1の半導体部の下層に導電性不純物を導入して第2のソ
ース・ドレイン領域を設ける。
【0014】また、上記別のMOSトランジスタにおい
て、MOSトランジスタの第2のソース・ドレイン領域
側に層間絶縁膜を設け、この層間絶縁膜を介して、第2
のソース・ドレイン領域に接続する表面配線を形成し、
またMOSトランジスタの裏面側に設けた絶縁性基体を
介して、当該MOSトランジスタの第1のソース・ドレ
イン領域に接続する裏面配線を形成したものである。
て、MOSトランジスタの第2のソース・ドレイン領域
側に層間絶縁膜を設け、この層間絶縁膜を介して、第2
のソース・ドレイン領域に接続する表面配線を形成し、
またMOSトランジスタの裏面側に設けた絶縁性基体を
介して、当該MOSトランジスタの第1のソース・ドレ
イン領域に接続する裏面配線を形成したものである。
【0015】
【作用】上記MOSトランジスタでは、半導体基板に形
成した溝の側壁にMOSトランジスタのゲートを形成し
たことにより、溝の深さとゲートの膜厚とによって、M
OSトランジスタのチャネル長が決定される。このた
め、半導体基板面に対するMOSトランジスタの形成面
積が小さくなる。このMOSトランジスタの製造方法で
は、半導体基板に設けた溝内に形成されるゲートとゲー
ト絶縁膜とが、いわゆる自己整合的に形成される。この
ため、ゲートを形成する膜の厚さとエッチバック量によ
って、チャネル長が決定される。
成した溝の側壁にMOSトランジスタのゲートを形成し
たことにより、溝の深さとゲートの膜厚とによって、M
OSトランジスタのチャネル長が決定される。このた
め、半導体基板面に対するMOSトランジスタの形成面
積が小さくなる。このMOSトランジスタの製造方法で
は、半導体基板に設けた溝内に形成されるゲートとゲー
ト絶縁膜とが、いわゆる自己整合的に形成される。この
ため、ゲートを形成する膜の厚さとエッチバック量によ
って、チャネル長が決定される。
【0016】また別のMOSトランジスタでは、絶縁性
基体の上層に半導体部を形成して、その側壁にMOSト
ランジスタのゲートを設けるので、MOSトランジスタ
のゲートは絶縁性基体表面に対して深さ方向に形成され
る。このため、絶縁性基体表面に対するMOSトランジ
スタの形成面積は縮小される。またMOSトランジスタ
のチャネル長は、例えば半導体部の高さによって決ま
る。このMOSトランジスタの製造方法では、基板上の
半導体部に形成するゲートとゲート絶縁膜とが、いわゆ
る自己整合的に形成される。このため、マスク合わせ余
裕等を設計で考慮する必要がないので、絶縁性基体表面
に対するゲートの形成面積が小さくなる。
基体の上層に半導体部を形成して、その側壁にMOSト
ランジスタのゲートを設けるので、MOSトランジスタ
のゲートは絶縁性基体表面に対して深さ方向に形成され
る。このため、絶縁性基体表面に対するMOSトランジ
スタの形成面積は縮小される。またMOSトランジスタ
のチャネル長は、例えば半導体部の高さによって決ま
る。このMOSトランジスタの製造方法では、基板上の
半導体部に形成するゲートとゲート絶縁膜とが、いわゆ
る自己整合的に形成される。このため、マスク合わせ余
裕等を設計で考慮する必要がないので、絶縁性基体表面
に対するゲートの形成面積が小さくなる。
【0017】さらに半導体部を設けたMOSトランジス
タの第1のソース・ドレイン領域に接続する裏面配線を
絶縁性基体面に設けるとともに、第2のソース・ドレイ
ン領域に接続する表面配線を層間絶縁膜面に設けたこと
により、例えば表面配線上に形成される別の層間絶縁膜
の平坦化が容易になる。
タの第1のソース・ドレイン領域に接続する裏面配線を
絶縁性基体面に設けるとともに、第2のソース・ドレイ
ン領域に接続する表面配線を層間絶縁膜面に設けたこと
により、例えば表面配線上に形成される別の層間絶縁膜
の平坦化が容易になる。
【0018】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1の概略構成断面
図により説明する。図に示すように、半導体基板(例え
ば単結晶シリコン基板)11には素子分離領域12,1
3が形成されている。素子分離領域12,13間の上記
半導体基板11の上層側には溝14が形成されている。
上記溝14の一方側の側壁15と同溝14の側壁15側
の底面16上とには第1のゲート絶縁膜17が形成され
ている。この第1のゲート絶縁膜17は、例えば酸化シ
リコンよりなる。上記第1のゲート絶縁膜17の表面に
は、上記半導体基板11に接触しない状態に、第1のゲ
ート18が形成されている。この第1のゲート18は、
例えば多結晶シリコンよりなる。
図により説明する。図に示すように、半導体基板(例え
ば単結晶シリコン基板)11には素子分離領域12,1
3が形成されている。素子分離領域12,13間の上記
半導体基板11の上層側には溝14が形成されている。
上記溝14の一方側の側壁15と同溝14の側壁15側
の底面16上とには第1のゲート絶縁膜17が形成され
ている。この第1のゲート絶縁膜17は、例えば酸化シ
リコンよりなる。上記第1のゲート絶縁膜17の表面に
は、上記半導体基板11に接触しない状態に、第1のゲ
ート18が形成されている。この第1のゲート18は、
例えば多結晶シリコンよりなる。
【0019】また上記溝14に対して第1のゲート絶縁
膜17側の半導体基板11の上層には第1のソース・ド
レイン領域19が形成されている。この第1のソース・
ドレイン領域19には、MOSトランジスタ1がPMO
Sトランジスタの場合には、例えば導電性不純物として
ホウ素(B+ )が導入されている。またはMOSトラン
ジスタ1がNMOSトランジスタの場合には、例えば導
電性不純物としてリン(P+ )が導入されている。
膜17側の半導体基板11の上層には第1のソース・ド
レイン領域19が形成されている。この第1のソース・
ドレイン領域19には、MOSトランジスタ1がPMO
Sトランジスタの場合には、例えば導電性不純物として
ホウ素(B+ )が導入されている。またはMOSトラン
ジスタ1がNMOSトランジスタの場合には、例えば導
電性不純物としてリン(P+ )が導入されている。
【0020】一方上記溝14の他方側の側壁20と同溝
14の側壁20側の底面21上とには第2のゲート絶縁
膜22が形成されている。この第2のゲート絶縁膜22
は、例えば酸化シリコンよりなる。この上記第2のゲー
ト絶縁膜22の表面には、上記半導体基板11に接触し
ない状態に、第2のゲート23が形成されている。この
第2のゲート23は、例えば多結晶シリコンよりなる。
14の側壁20側の底面21上とには第2のゲート絶縁
膜22が形成されている。この第2のゲート絶縁膜22
は、例えば酸化シリコンよりなる。この上記第2のゲー
ト絶縁膜22の表面には、上記半導体基板11に接触し
ない状態に、第2のゲート23が形成されている。この
第2のゲート23は、例えば多結晶シリコンよりなる。
【0021】また上記溝14に対して第2のゲート絶縁
膜22側の半導体基板11の上層には第2のソース・ド
レイン領域24が形成されている。さらに第1のゲート
18と第2のゲート23との間の半導体基板11の上層
には第3のソース・ドレイン領域25が形成されてい
る。上記各第2,第3のソース・ドレイン領域24,2
5は、MOSトランジスタ1,2がPMOSの場合に
は、例えば導電性不純物としてホウ素(B+ )が導入さ
れている。またはMOSトランジスタ1,2がNMOS
の場合には、例えば導電性不純物としてリン(P+ )が
導入されている。
膜22側の半導体基板11の上層には第2のソース・ド
レイン領域24が形成されている。さらに第1のゲート
18と第2のゲート23との間の半導体基板11の上層
には第3のソース・ドレイン領域25が形成されてい
る。上記各第2,第3のソース・ドレイン領域24,2
5は、MOSトランジスタ1,2がPMOSの場合に
は、例えば導電性不純物としてホウ素(B+ )が導入さ
れている。またはMOSトランジスタ1,2がNMOS
の場合には、例えば導電性不純物としてリン(P+ )が
導入されている。
【0022】上記の如くして、デュアルゲート型のMO
Sトランジスタ1,2が形成される。すなわち、上記M
OSトランジスタ1は、第1のゲート絶縁膜17と第1
のゲート18と第1のソース・ドレイン領域19と第3
のソース・ドレイン領域25とによりなる。またMOS
トランジスタ2は、第2のゲート絶縁膜22と第2のゲ
ート23と第2のソース・ドレイン領域24と第3のソ
ース・ドレイン領域25とによりなる。したがって、第
3のソース・ドレイン領域25は、MOSトランジスタ
1,2によって共用される。
Sトランジスタ1,2が形成される。すなわち、上記M
OSトランジスタ1は、第1のゲート絶縁膜17と第1
のゲート18と第1のソース・ドレイン領域19と第3
のソース・ドレイン領域25とによりなる。またMOS
トランジスタ2は、第2のゲート絶縁膜22と第2のゲ
ート23と第2のソース・ドレイン領域24と第3のソ
ース・ドレイン領域25とによりなる。したがって、第
3のソース・ドレイン領域25は、MOSトランジスタ
1,2によって共用される。
【0023】上記MOSトランジスタ1,2では、半導
体基板11に形成した溝14の側壁15,20のそれぞ
れに第1,第2のゲート18,23を形成したことによ
り、溝14の深さと第1,第2のゲート18,23の膜
厚とによって、MOSトランジスタ1,2の各チャネル
長Lが決定される。すなわち上記MOSトランジスタ1
の全チャネル長Lは、ソース・ドレイン領域19より溝
14の側壁15と底面16とに沿って第3のソース・ド
レイン領域25までの長さになる。またMOSトランジ
スタ2の全チャネル長LもMOSトランジスタ1と同様
に決定される。このように、溝14の深さ方向に第1,
第2のゲート18,23が形成されているので、各第
1,第2のゲート18,23をラテラルに複数配列した
場合には、MOSトランジスタ1,2の形成面積が小さ
くなる。
体基板11に形成した溝14の側壁15,20のそれぞ
れに第1,第2のゲート18,23を形成したことによ
り、溝14の深さと第1,第2のゲート18,23の膜
厚とによって、MOSトランジスタ1,2の各チャネル
長Lが決定される。すなわち上記MOSトランジスタ1
の全チャネル長Lは、ソース・ドレイン領域19より溝
14の側壁15と底面16とに沿って第3のソース・ド
レイン領域25までの長さになる。またMOSトランジ
スタ2の全チャネル長LもMOSトランジスタ1と同様
に決定される。このように、溝14の深さ方向に第1,
第2のゲート18,23が形成されているので、各第
1,第2のゲート18,23をラテラルに複数配列した
場合には、MOSトランジスタ1,2の形成面積が小さ
くなる。
【0024】また、上記第1,第2,第3のソース・ド
レイン領域19,24,25上に、例えばSALICI
DEよりなる低抵抗層(図示せず)を設けることも可能
である。上記の場合には、低抵抗層を形成しない場合と
比較して、第1,第2,第3のソース・ドレイン領域1
9,24,25の抵抗値がおよそ1/10以下になるの
で、特にMOSトランジスタ1,2の動作速度が速くな
る。
レイン領域19,24,25上に、例えばSALICI
DEよりなる低抵抗層(図示せず)を設けることも可能
である。上記の場合には、低抵抗層を形成しない場合と
比較して、第1,第2,第3のソース・ドレイン領域1
9,24,25の抵抗値がおよそ1/10以下になるの
で、特にMOSトランジスタ1,2の動作速度が速くな
る。
【0025】次に上記第1の実施例のMOSトランジス
タの製造方法を、図2に示す製造工程図により説明す
る。図2の(1)に示すように、例えば通常のLOCO
S酸化法によって、半導体基板(例えば単結晶シリコン
基板)11の上層の一部分に素子分離領域12,13を
形成する。次いで第1の工程として、既存のホトリソグ
ラフィーとドライエッチングとによって、上記素子分離
領域12,13間の半導体基板11の上層に溝14を形
成する。上記エッチングは、例えばマイクロ波プラズマ
エッチングで行う。このときのエッチング条件として
は、例えば、エッチングガスに流量が60sccmのト
リクロロトリフルオロエタン(C2 Cl3 F3 )と流量
が10sccmの六フッ化イオウ(SF6 )との混合ガ
スを用い、マイクロ波パワーを850W、RFパワーを
150W、エッチング雰囲気の圧力を1.33Paに設
定する。
タの製造方法を、図2に示す製造工程図により説明す
る。図2の(1)に示すように、例えば通常のLOCO
S酸化法によって、半導体基板(例えば単結晶シリコン
基板)11の上層の一部分に素子分離領域12,13を
形成する。次いで第1の工程として、既存のホトリソグ
ラフィーとドライエッチングとによって、上記素子分離
領域12,13間の半導体基板11の上層に溝14を形
成する。上記エッチングは、例えばマイクロ波プラズマ
エッチングで行う。このときのエッチング条件として
は、例えば、エッチングガスに流量が60sccmのト
リクロロトリフルオロエタン(C2 Cl3 F3 )と流量
が10sccmの六フッ化イオウ(SF6 )との混合ガ
スを用い、マイクロ波パワーを850W、RFパワーを
150W、エッチング雰囲気の圧力を1.33Paに設
定する。
【0026】次いで、上記ドライエッチングによって半
導体基板11に生じたダメージ層(図示せず)を除去す
るための表面酸化を行う。この表面酸化条件としては、
例えば、温度雰囲気が850℃で、流量が1.5SLM
の水素(H2 )と流量が6SLMの酸素(O2 )との混
合ガス中に放置する。そして例えば半導体基板11の表
層に厚さが30nmの酸化シリコン膜(図示せず)が形
成されるまで、上記表面酸化を行う。その後、例えば希
釈フッ酸中におよそ1分間浸漬して、上記酸化シリコン
膜を除去する。
導体基板11に生じたダメージ層(図示せず)を除去す
るための表面酸化を行う。この表面酸化条件としては、
例えば、温度雰囲気が850℃で、流量が1.5SLM
の水素(H2 )と流量が6SLMの酸素(O2 )との混
合ガス中に放置する。そして例えば半導体基板11の表
層に厚さが30nmの酸化シリコン膜(図示せず)が形
成されるまで、上記表面酸化を行う。その後、例えば希
釈フッ酸中におよそ1分間浸漬して、上記酸化シリコン
膜を除去する。
【0027】次いで第2の工程を行う。この工程では、
まず図2の(2)に示す如く、例えば通常の熱酸化法に
よって、半導体基板11の表面に絶縁膜31として、例
えば酸化シリコン膜を16nmの厚さに形成する。この
ときの熱酸化条件としては、例えば、温度雰囲気が85
0℃で、流量が6sccmの水素(H2 )と流量が4s
ccmの酸素(O2 )との混合ガス中に放置する。そし
て半導体基板11の表層に16nmの厚さの酸化シリコ
ン膜が形成されるまで熱酸化を行う。
まず図2の(2)に示す如く、例えば通常の熱酸化法に
よって、半導体基板11の表面に絶縁膜31として、例
えば酸化シリコン膜を16nmの厚さに形成する。この
ときの熱酸化条件としては、例えば、温度雰囲気が85
0℃で、流量が6sccmの水素(H2 )と流量が4s
ccmの酸素(O2 )との混合ガス中に放置する。そし
て半導体基板11の表層に16nmの厚さの酸化シリコ
ン膜が形成されるまで熱酸化を行う。
【0028】次いで、上記絶縁膜31側の全面にゲート
を形成する膜32を成膜する。このゲートを形成する膜
32は、例えば厚さが200nmの多結晶シリコン膜と
厚さが100nmのタングステンシリサイド(WS
i2 )膜とよりなる。上記多結晶シリコン膜は、例えば
化学的気相成長法によって成膜される。そしてこのとき
の成膜条件としては、例えば、反応ガスに流量が500
sccmのシラン(SiH4 )と流量が0.35scc
mのホスフィン(PH3 )と流量が50sccmの水素
(H2 )との混合ガスを用い、成膜温度を580℃、成
膜雰囲気の圧力を79.8Paに設定する。また上記タ
ングステンシリサイド膜は、例えば化学的気相成長法に
よって成膜する。この成膜条件としては、例えば、反応
ガスに流量が10sccmの六フッ化タングステン(W
F6 )と流量が1000sccmのシラン(SiH4 )
と流量が360sccmのヘリウム(He)との混合ガ
スを用い、成膜温度を360℃、成膜雰囲気の圧力を2
6.6Paに設定する。
を形成する膜32を成膜する。このゲートを形成する膜
32は、例えば厚さが200nmの多結晶シリコン膜と
厚さが100nmのタングステンシリサイド(WS
i2 )膜とよりなる。上記多結晶シリコン膜は、例えば
化学的気相成長法によって成膜される。そしてこのとき
の成膜条件としては、例えば、反応ガスに流量が500
sccmのシラン(SiH4 )と流量が0.35scc
mのホスフィン(PH3 )と流量が50sccmの水素
(H2 )との混合ガスを用い、成膜温度を580℃、成
膜雰囲気の圧力を79.8Paに設定する。また上記タ
ングステンシリサイド膜は、例えば化学的気相成長法に
よって成膜する。この成膜条件としては、例えば、反応
ガスに流量が10sccmの六フッ化タングステン(W
F6 )と流量が1000sccmのシラン(SiH4 )
と流量が360sccmのヘリウム(He)との混合ガ
スを用い、成膜温度を360℃、成膜雰囲気の圧力を2
6.6Paに設定する。
【0029】その後図2の(3)に示すように、例えば
ドライエッチングによって、上記ゲートを形成する膜3
2と絶縁膜31とをエッチバックして、ゲートを形成す
る膜32の2点鎖線で示す部分と絶縁膜31の1点鎖線
で示す部分とを除去する。そして上記溝14の一方側の
側壁15とこの側壁15側の底面16とに、上記絶縁膜
31を介して、ゲートを形成する膜32で第1のゲート
18を形成する。同時に上記溝14の他方側の側壁20
とこの側壁20側の底面21とに、上記絶縁膜31を介
して、ゲートを形成する膜32で第2のゲート23を形
成する。上記ゲートを形成する膜32のエッチング条件
としては、例えば、エッチングガスに流量が65scc
mのトリクロロトリフルオロエタン(C2 Cl3 F3 )
と流量が5sccmの六フッ化イオウ(SF6 )との混
合ガスを用い、エッチング雰囲気の圧力を1.33P
a、マイクロ波パワーを100W、RFパワーを100
Wに設定する。
ドライエッチングによって、上記ゲートを形成する膜3
2と絶縁膜31とをエッチバックして、ゲートを形成す
る膜32の2点鎖線で示す部分と絶縁膜31の1点鎖線
で示す部分とを除去する。そして上記溝14の一方側の
側壁15とこの側壁15側の底面16とに、上記絶縁膜
31を介して、ゲートを形成する膜32で第1のゲート
18を形成する。同時に上記溝14の他方側の側壁20
とこの側壁20側の底面21とに、上記絶縁膜31を介
して、ゲートを形成する膜32で第2のゲート23を形
成する。上記ゲートを形成する膜32のエッチング条件
としては、例えば、エッチングガスに流量が65scc
mのトリクロロトリフルオロエタン(C2 Cl3 F3 )
と流量が5sccmの六フッ化イオウ(SF6 )との混
合ガスを用い、エッチング雰囲気の圧力を1.33P
a、マイクロ波パワーを100W、RFパワーを100
Wに設定する。
【0030】さらに上記第1のゲート18の裏面側に絶
縁膜31で第1のゲート絶縁膜17を形成する。同時
に、第2のゲート23の裏面側に絶縁膜31で第2のゲ
ート絶縁膜22を形成する。絶縁膜31のエッチング条
件としては、例えば、エッチングガスに流量が50sc
cmのオクタフルオロシクロブタン(C4 F8 )を用
い、エッチング雰囲気の圧力を2Pa、RFパワーを
1.2kWに設定する。
縁膜31で第1のゲート絶縁膜17を形成する。同時
に、第2のゲート23の裏面側に絶縁膜31で第2のゲ
ート絶縁膜22を形成する。絶縁膜31のエッチング条
件としては、例えば、エッチングガスに流量が50sc
cmのオクタフルオロシクロブタン(C4 F8 )を用
い、エッチング雰囲気の圧力を2Pa、RFパワーを
1.2kWに設定する。
【0031】次いで第3の工程として、図2の(4)に
示す如く、通常のイオン注入法により、素子分離領域1
2,13と第1,第2のゲート18,23と第1,第2
のゲート絶縁膜17,22とをイオン注入マスクにして
半導体基板11の上層に導電性不純物をイオン注入す
る。そして溝14に対して第1のゲート絶縁膜17側の
半導体基板11の上層に第1のソース・ドレイン領域1
9を形成するとともに、溝14に対して第2のゲート絶
縁膜22側の半導体基板11の上層に第2のソース・ド
レイン領域24を形成する。また同時に第1のゲート1
8と第2のゲート23との間の半導体基板11の上層に
第3のソース・ドレイン領域25を形成する。
示す如く、通常のイオン注入法により、素子分離領域1
2,13と第1,第2のゲート18,23と第1,第2
のゲート絶縁膜17,22とをイオン注入マスクにして
半導体基板11の上層に導電性不純物をイオン注入す
る。そして溝14に対して第1のゲート絶縁膜17側の
半導体基板11の上層に第1のソース・ドレイン領域1
9を形成するとともに、溝14に対して第2のゲート絶
縁膜22側の半導体基板11の上層に第2のソース・ド
レイン領域24を形成する。また同時に第1のゲート1
8と第2のゲート23との間の半導体基板11の上層に
第3のソース・ドレイン領域25を形成する。
【0032】上記イオン注入条件として、NMOSトラ
ンジスタを形成する場合には、例えば導電性不純物にヒ
素(As+ )を用い、イオン打ち込みエネルギーを50
keV、ドーズ量を5×1015/cm2 に設定する。ま
たはPMOSトランジスタを形成する場合には、例えば
導電性不純物に二フッ化ホウ素(BF2 + )を用い、イ
オン打ち込みエネルギーを20keV、ドーズ量を3×
1015/cm2 に設定する。上記の如くして、MOSト
ランジスタ1,2が形成される。
ンジスタを形成する場合には、例えば導電性不純物にヒ
素(As+ )を用い、イオン打ち込みエネルギーを50
keV、ドーズ量を5×1015/cm2 に設定する。ま
たはPMOSトランジスタを形成する場合には、例えば
導電性不純物に二フッ化ホウ素(BF2 + )を用い、イ
オン打ち込みエネルギーを20keV、ドーズ量を3×
1015/cm2 に設定する。上記の如くして、MOSト
ランジスタ1,2が形成される。
【0033】上記図2により説明した製造方法では、ゲ
ートを形成する膜32をエッチバックして第1,第2の
ゲート18,23を形成するので、エッチング量を制御
することにより、各MOSトランジスタ1,2の全チャ
ネル長Lを決定することが可能になる。
ートを形成する膜32をエッチバックして第1,第2の
ゲート18,23を形成するので、エッチング量を制御
することにより、各MOSトランジスタ1,2の全チャ
ネル長Lを決定することが可能になる。
【0034】次に各MOSトランジスタ1,2のそれぞ
れの全チャネル長Lの制御方法を図3〜図5により説明
する。図3では、代表してMOSトランジスタ1を例に
して説明する。図3に示すように、全チャネル長Lは、
第1のソース・ドレイン領域19より溝14の側壁15
と底面16とに沿って第3のソース・ドレイン領域25
までの長さになる。すなわち、全チャネル長Lは、溝1
4の側壁15側のチャネル長Laと溝14の底面16側
のチャネル長Lbとの和になる。上記全チャネル長Lを
決定する方法の一つに、チャネル長Lbを制御する方法
がある。すなわち、ゲートを形成する膜(32)の膜厚
とそのエッチバック量とによって、チャネル長Lbを制
御する。なお、MOSトランジスタ2のチャネル長Lも
上記説明したMOSトランジスタ1の場合と同様にして
制御することが可能である。
れの全チャネル長Lの制御方法を図3〜図5により説明
する。図3では、代表してMOSトランジスタ1を例に
して説明する。図3に示すように、全チャネル長Lは、
第1のソース・ドレイン領域19より溝14の側壁15
と底面16とに沿って第3のソース・ドレイン領域25
までの長さになる。すなわち、全チャネル長Lは、溝1
4の側壁15側のチャネル長Laと溝14の底面16側
のチャネル長Lbとの和になる。上記全チャネル長Lを
決定する方法の一つに、チャネル長Lbを制御する方法
がある。すなわち、ゲートを形成する膜(32)の膜厚
とそのエッチバック量とによって、チャネル長Lbを制
御する。なお、MOSトランジスタ2のチャネル長Lも
上記説明したMOSトランジスタ1の場合と同様にして
制御することが可能である。
【0035】次にチャネル長Lbの制御方法の一例を、
図4のチャネル長Lbとゲートを形成する膜の膜厚との
関係図によって説明する。図4の縦軸はチャネル長Lb
を表し、同図の横軸はゲートを形成する膜の膜厚を表
す。図に示すように、ゲートを形成する膜32(図2参
照)の膜厚が厚くなるにしたがい、チャネル長Lbは長
くなる。このときのゲートを形成する膜(32)のエッ
チング速度は300nm/分である。したがって、ゲー
トを形成する膜(32)の膜厚が400nmの場合に
は、エッチバックすることによりチャネル長Lbはおよ
そ230nmに形成される。
図4のチャネル長Lbとゲートを形成する膜の膜厚との
関係図によって説明する。図4の縦軸はチャネル長Lb
を表し、同図の横軸はゲートを形成する膜の膜厚を表
す。図に示すように、ゲートを形成する膜32(図2参
照)の膜厚が厚くなるにしたがい、チャネル長Lbは長
くなる。このときのゲートを形成する膜(32)のエッ
チング速度は300nm/分である。したがって、ゲー
トを形成する膜(32)の膜厚が400nmの場合に
は、エッチバックすることによりチャネル長Lbはおよ
そ230nmに形成される。
【0036】さらにチャネル長Lbを精密に制御するに
は、ゲートを形成する膜(32)をオーバエッチングす
ればよい。この場合のチャネル長Lbとオーバエッチン
グ時間との関係の一例を、図5により説明する。図5の
縦軸はチャネル長Lbを表し、同図の横軸はゲートを形
成する膜(32)のオーバエッチング時間を表す。なお
オーバエッチングは、400nmの厚さに成膜されてい
るゲートを形成する膜(32)の平面上に形成されてい
る部分を全て除去した後に行った。図に示すように、オ
ーバエッチング時間が長くなるにしたがい、チャネル長
Lbは短くなる。したがって、例えばチャネル長Lbを
180nmに形成するには、オーバエッチングを10秒
間行えばよい。
は、ゲートを形成する膜(32)をオーバエッチングす
ればよい。この場合のチャネル長Lbとオーバエッチン
グ時間との関係の一例を、図5により説明する。図5の
縦軸はチャネル長Lbを表し、同図の横軸はゲートを形
成する膜(32)のオーバエッチング時間を表す。なお
オーバエッチングは、400nmの厚さに成膜されてい
るゲートを形成する膜(32)の平面上に形成されてい
る部分を全て除去した後に行った。図に示すように、オ
ーバエッチング時間が長くなるにしたがい、チャネル長
Lbは短くなる。したがって、例えばチャネル長Lbを
180nmに形成するには、オーバエッチングを10秒
間行えばよい。
【0037】上記したように、ゲートを形成する膜(3
2)の膜厚によってチャネル長Lbを制御することが可
能になる。またゲートを形成する膜(32)をオーバエ
ッチングすることによって、チャネル長Lbを正確に制
御することができる。
2)の膜厚によってチャネル長Lbを制御することが可
能になる。またゲートを形成する膜(32)をオーバエ
ッチングすることによって、チャネル長Lbを正確に制
御することができる。
【0038】また全チャネル長Lは、チャネル長Laを
変えることによっても制御することが可能である。すな
わち、第1,第2のソース・ドレイン領域(19),
(24)の深さを変えることによって、チャネル長La
を制御することが可能になる。また溝(14)の深さに
よっても、チャネル長Laは決定される。上記の如くし
て、チャネル長Lを制御することにより、ディープサブ
ミクロン以下の寸法のチャネル長Lを有するMOSトラ
ンジスタ1,2を形成することが可能になる。
変えることによっても制御することが可能である。すな
わち、第1,第2のソース・ドレイン領域(19),
(24)の深さを変えることによって、チャネル長La
を制御することが可能になる。また溝(14)の深さに
よっても、チャネル長Laは決定される。上記の如くし
て、チャネル長Lを制御することにより、ディープサブ
ミクロン以下の寸法のチャネル長Lを有するMOSトラ
ンジスタ1,2を形成することが可能になる。
【0039】次に第1の実施例で説明したMOSトラン
ジスタ1,2の配線を、図6の概略断面図により説明す
る。図に示すように、MOSトランジスタ1,2を覆う
状態に層間絶縁膜33が形成されている。第1,第2,
第3のソース・ドレイン領域19,24,25上の層間
絶縁膜33には、コンタクトホール34,35,36が
設けられている。各コンタクトホール34〜36を介し
て、層間絶縁膜33上には、各第1〜第3のソース・ド
レイン領域19,24,25に接続する電極37,3
8,39が形成されている。
ジスタ1,2の配線を、図6の概略断面図により説明す
る。図に示すように、MOSトランジスタ1,2を覆う
状態に層間絶縁膜33が形成されている。第1,第2,
第3のソース・ドレイン領域19,24,25上の層間
絶縁膜33には、コンタクトホール34,35,36が
設けられている。各コンタクトホール34〜36を介し
て、層間絶縁膜33上には、各第1〜第3のソース・ド
レイン領域19,24,25に接続する電極37,3
8,39が形成されている。
【0040】上記電極37〜39の形成方法を説明す
る。例えば化学的気相成長法によって、MOSトランジ
スタ1,2を覆う状態に、層間絶縁膜33を、例えば5
00nmの厚さに成膜する。このときの成膜条件として
は、例えば、反応ガスに流量が250sccmのシラン
(SiH4 )と流量が250sccmの酸素(O2 )と
流量が100sccmの窒素(N2 )との混合ガスを用
い、成膜温度を420℃、成膜雰囲気に圧力を13.3
Paに設定する。
る。例えば化学的気相成長法によって、MOSトランジ
スタ1,2を覆う状態に、層間絶縁膜33を、例えば5
00nmの厚さに成膜する。このときの成膜条件として
は、例えば、反応ガスに流量が250sccmのシラン
(SiH4 )と流量が250sccmの酸素(O2 )と
流量が100sccmの窒素(N2 )との混合ガスを用
い、成膜温度を420℃、成膜雰囲気に圧力を13.3
Paに設定する。
【0041】続いて通常のホトリソグラフィーとエッチ
ングとによって、第1,第2,第3のソース・ドレイン
領域19,24,25上の層間絶縁膜33にコンタクト
ホール34,35,36を設ける。次いで、例えばスパ
ッタ法によって、電極形成層(図示せず)を形成する。
この電極形成層は、例えば厚さが50nmのチタン(T
i)膜と厚さが100nmの窒化酸化チタン(TiO
N)膜よりなるバリヤメタル層と厚さが800nmの1
%のシリコン(Si)を含むアルミニウム(Al)層と
で形成したものである。
ングとによって、第1,第2,第3のソース・ドレイン
領域19,24,25上の層間絶縁膜33にコンタクト
ホール34,35,36を設ける。次いで、例えばスパ
ッタ法によって、電極形成層(図示せず)を形成する。
この電極形成層は、例えば厚さが50nmのチタン(T
i)膜と厚さが100nmの窒化酸化チタン(TiO
N)膜よりなるバリヤメタル層と厚さが800nmの1
%のシリコン(Si)を含むアルミニウム(Al)層と
で形成したものである。
【0042】上記チタン膜のスパッタ条件としては、例
えばスパッタガスに流量が40sccmのアルゴン(A
r)を用い、スパッタ雰囲気の圧力を0.4Pa、直流
スパッタパワーを1kW、スパッタ率を90nm/分に
設定する。上記窒化酸化チタン膜のスパッタ条件として
は、例えばスパッタガスに、流量が47sccmの窒素
(N2 )と流量が3sccmの酸素(O2 )との混合ガ
スを用い、直流スパッタパワーを3kW、スパッタ率を
60nm/分に設定する。上記1%のシリコン(Si)
を含むアルミニウム(Al)層のスパッタ条件として
は、例えばスパッタガスに流量が40sccmのアルゴ
ン(Ar)を用い、直流スパッタパワーを6kW、スパ
ッタ率を800nm/分に設定する。
えばスパッタガスに流量が40sccmのアルゴン(A
r)を用い、スパッタ雰囲気の圧力を0.4Pa、直流
スパッタパワーを1kW、スパッタ率を90nm/分に
設定する。上記窒化酸化チタン膜のスパッタ条件として
は、例えばスパッタガスに、流量が47sccmの窒素
(N2 )と流量が3sccmの酸素(O2 )との混合ガ
スを用い、直流スパッタパワーを3kW、スパッタ率を
60nm/分に設定する。上記1%のシリコン(Si)
を含むアルミニウム(Al)層のスパッタ条件として
は、例えばスパッタガスに流量が40sccmのアルゴ
ン(Ar)を用い、直流スパッタパワーを6kW、スパ
ッタ率を800nm/分に設定する。
【0043】その後、通常のホトリソグラフィーとエッ
チングとによって、各コンタクトホール34,35,3
6を介して、各第1〜第3のソース・ドレイン領域1
9,24,25に接続する電極37〜39を上記電極形
成層で形成する。上記電極形成層をエッチングする装置
には、例えばRF印加型ECRエッチング装置を用い
る。そのエッチング条件としては、例えば、エッチング
ガスに流量が60sccmの三塩化ホウ素(BCl3 )
と流量が90sccmの塩素(Cl2 )との混合ガスを
用い、マイクロ波パワーを1kW、RFパワーを50
W、エッチング雰囲気の圧力を2.13Paに設定す
る。
チングとによって、各コンタクトホール34,35,3
6を介して、各第1〜第3のソース・ドレイン領域1
9,24,25に接続する電極37〜39を上記電極形
成層で形成する。上記電極形成層をエッチングする装置
には、例えばRF印加型ECRエッチング装置を用い
る。そのエッチング条件としては、例えば、エッチング
ガスに流量が60sccmの三塩化ホウ素(BCl3 )
と流量が90sccmの塩素(Cl2 )との混合ガスを
用い、マイクロ波パワーを1kW、RFパワーを50
W、エッチング雰囲気の圧力を2.13Paに設定す
る。
【0044】なお、上記MOSトランジスタ1,2の製
造方法において、第1,第2,第3のソース・ドレイン
領域19,24,25の上層に低抵抗層を形成すること
によって、各ソース・ドレイン領域19,24,25の
シート抵抗を5Ω/□以下にすることが可能である。そ
れとともに各ソース・ドレイン領域19,24,25と
当該電極37〜39とのコンタクト抵抗を10Ω以下に
することもできる。
造方法において、第1,第2,第3のソース・ドレイン
領域19,24,25の上層に低抵抗層を形成すること
によって、各ソース・ドレイン領域19,24,25の
シート抵抗を5Ω/□以下にすることが可能である。そ
れとともに各ソース・ドレイン領域19,24,25と
当該電極37〜39とのコンタクト抵抗を10Ω以下に
することもできる。
【0045】以下に、上記第1〜第3のソース・ドレイ
ン領域19,24,25に低抵抗層を形成する方法を、
図7,図8の製造工程図(その1),(その2)により
説明する。前記図2の(2)に説明したようにゲートを
形成する膜32を形成した後、図7の(1)に示すよう
に、例えば通常の化学的気相成長法によって、ゲートを
形成する膜32の表面に絶縁膜41を、例えば300n
mの厚さに成膜する。この絶縁膜41は、例えば酸化シ
リコンよりなる。このときの成膜条件としては、例え
ば、反応ガスに流量が250sccmのシラン(SiH
4 )と流量が250sccmの酸素(O2 )と流量が1
00sccmの窒素(N2 )とよりなる混合ガスを用
い、成膜温度を420℃、成膜雰囲気の圧力を13.3
Paに設定する。
ン領域19,24,25に低抵抗層を形成する方法を、
図7,図8の製造工程図(その1),(その2)により
説明する。前記図2の(2)に説明したようにゲートを
形成する膜32を形成した後、図7の(1)に示すよう
に、例えば通常の化学的気相成長法によって、ゲートを
形成する膜32の表面に絶縁膜41を、例えば300n
mの厚さに成膜する。この絶縁膜41は、例えば酸化シ
リコンよりなる。このときの成膜条件としては、例え
ば、反応ガスに流量が250sccmのシラン(SiH
4 )と流量が250sccmの酸素(O2 )と流量が1
00sccmの窒素(N2 )とよりなる混合ガスを用
い、成膜温度を420℃、成膜雰囲気の圧力を13.3
Paに設定する。
【0046】次いで図7の(2)に示す如く、例えばド
ライエッチングによって、上記絶縁膜41とゲートを形
成する膜32と絶縁膜31とをエッチバックして、絶縁
膜41の2点鎖線で示す部分とゲートを形成する膜32
の1点鎖線で示す部分と絶縁膜31の破線で示す部分と
を除去する。そして上記溝14の一方側の側壁15とこ
の側壁15側の底面16とに、上記絶縁膜31を介し
て、ゲートを形成する膜32よりなる第1のゲート18
を形成する。同時に上記溝14の他方側の側壁20とこ
の側壁20側の底面21とに、上記絶縁膜31を介し
て、ゲートを形成する膜32よりなる第2のゲート23
を形成する。このとき、各第1,第2のゲート18,2
3の表面側には、絶縁膜41よりなるゲートサイドウォ
ール42,43が形成される。さらに上記第1のゲート
18の裏面側に絶縁膜31で第1のゲート絶縁膜17を
形成する。同時に、第2のゲート23の裏面側に絶縁膜
31で第2のゲート絶縁膜22を形成する。
ライエッチングによって、上記絶縁膜41とゲートを形
成する膜32と絶縁膜31とをエッチバックして、絶縁
膜41の2点鎖線で示す部分とゲートを形成する膜32
の1点鎖線で示す部分と絶縁膜31の破線で示す部分と
を除去する。そして上記溝14の一方側の側壁15とこ
の側壁15側の底面16とに、上記絶縁膜31を介し
て、ゲートを形成する膜32よりなる第1のゲート18
を形成する。同時に上記溝14の他方側の側壁20とこ
の側壁20側の底面21とに、上記絶縁膜31を介し
て、ゲートを形成する膜32よりなる第2のゲート23
を形成する。このとき、各第1,第2のゲート18,2
3の表面側には、絶縁膜41よりなるゲートサイドウォ
ール42,43が形成される。さらに上記第1のゲート
18の裏面側に絶縁膜31で第1のゲート絶縁膜17を
形成する。同時に、第2のゲート23の裏面側に絶縁膜
31で第2のゲート絶縁膜22を形成する。
【0047】上記絶縁膜41と絶縁膜31のエッチング
条件としては、例えば、エッチングガスに流量が50s
ccmのオクタフルオロシクロブタン(C4 F8 )を用
い、エッチング雰囲気の圧力を2Pa、RFパワーを
1,2kWに設定する。上記ゲートを形成する膜32の
エッチング条件としては、例えば、エッチングガスに流
量が65sccmのトリクロロトリフルオロエタン(C
2 Cl3 F3 )と流量が5sccmの六フッ化イオウ
(SF6 )との混合ガスを用い、エッチング雰囲気の圧
力を1.33Pa、マイクロ波パワーを100W、RF
パワーを100Wに設定する。
条件としては、例えば、エッチングガスに流量が50s
ccmのオクタフルオロシクロブタン(C4 F8 )を用
い、エッチング雰囲気の圧力を2Pa、RFパワーを
1,2kWに設定する。上記ゲートを形成する膜32の
エッチング条件としては、例えば、エッチングガスに流
量が65sccmのトリクロロトリフルオロエタン(C
2 Cl3 F3 )と流量が5sccmの六フッ化イオウ
(SF6 )との混合ガスを用い、エッチング雰囲気の圧
力を1.33Pa、マイクロ波パワーを100W、RF
パワーを100Wに設定する。
【0048】次いで前記図2の(4)で説明したと同様
にして、図7の(3)に示すように、通常のイオン注入
法により、半導体基板11の上層に導電性不純物をイオ
ン注入する。そして溝14に対して第1のゲート絶縁膜
17側の半導体基板11の上層に第1のソース・ドレイ
ン領域19を形成するとともに、溝14に対して第2の
ゲート絶縁膜22側の半導体基板11の上層に第2のソ
ース・ドレイン領域24を形成する。また同時に第1の
ゲート18と第2のゲート23との間の半導体基板11
の上層に第3のソース・ドレイン領域25を形成する。
にして、図7の(3)に示すように、通常のイオン注入
法により、半導体基板11の上層に導電性不純物をイオ
ン注入する。そして溝14に対して第1のゲート絶縁膜
17側の半導体基板11の上層に第1のソース・ドレイ
ン領域19を形成するとともに、溝14に対して第2の
ゲート絶縁膜22側の半導体基板11の上層に第2のソ
ース・ドレイン領域24を形成する。また同時に第1の
ゲート18と第2のゲート23との間の半導体基板11
の上層に第3のソース・ドレイン領域25を形成する。
【0049】次いで図8の(4)に示す如く、例えば化
学的気相成長法によって、各第1,第2のゲート18,
23側の全面に、窒化シリコン(SiN)膜44を、例
えば30nmの厚さに形成する。このときの成膜条件と
しては、例えば、反応ガスに流量が50sccmのジク
ロルシラン(SiH2 Cl2 )と流量が200sccm
のアンモニア(NH3 )と流量が200sccmの窒素
(N2 )との混合ガスを用い、成膜温度を760℃、成
膜雰囲気の圧力を70Paに設定する。なお窒化シリコ
ン膜44の代わりに、例えば水素を多量に含んだ窒化酸
化シリコン(SiOxN)膜等の絶縁膜を用いることも
可能である。
学的気相成長法によって、各第1,第2のゲート18,
23側の全面に、窒化シリコン(SiN)膜44を、例
えば30nmの厚さに形成する。このときの成膜条件と
しては、例えば、反応ガスに流量が50sccmのジク
ロルシラン(SiH2 Cl2 )と流量が200sccm
のアンモニア(NH3 )と流量が200sccmの窒素
(N2 )との混合ガスを用い、成膜温度を760℃、成
膜雰囲気の圧力を70Paに設定する。なお窒化シリコ
ン膜44の代わりに、例えば水素を多量に含んだ窒化酸
化シリコン(SiOxN)膜等の絶縁膜を用いることも
可能である。
【0050】続いて通常のホトリソグラフィーとエッチ
ングとによって、上記窒化シリコン膜44の2点鎖線で
示す部分を除去して、各第1,第2のゲート18,23
上に、上記窒化シリコン膜44よりなるマスクパターン
45,46を形成する。上記エッチング条件としては、
例えば、エッチングガスに流量が50sccmのトリフ
ルオロメタン(CHF3 )を用い、RFパワーを300
W、エッチング雰囲気の圧力を2Paに設定する。
ングとによって、上記窒化シリコン膜44の2点鎖線で
示す部分を除去して、各第1,第2のゲート18,23
上に、上記窒化シリコン膜44よりなるマスクパターン
45,46を形成する。上記エッチング条件としては、
例えば、エッチングガスに流量が50sccmのトリフ
ルオロメタン(CHF3 )を用い、RFパワーを300
W、エッチング雰囲気の圧力を2Paに設定する。
【0051】その後、図8の(5)に示すように、例え
ばスパッタ法によって、マスクパターン45,46側の
全面にチタン(Ti)膜47を、例えば30nmの厚さ
に成膜する。このときのスパッタ条件としては、例え
ば、スパッタガスにアルゴン(Ar)を用い、RFバイ
アスを−50V、直流スパッタパワーを1kW、アルゴ
ンの流量を40sccm、スパッタ雰囲気の圧力を0.
4Pa、成膜温度を200℃、成膜速度を60nm/分
に設定する。
ばスパッタ法によって、マスクパターン45,46側の
全面にチタン(Ti)膜47を、例えば30nmの厚さ
に成膜する。このときのスパッタ条件としては、例え
ば、スパッタガスにアルゴン(Ar)を用い、RFバイ
アスを−50V、直流スパッタパワーを1kW、アルゴ
ンの流量を40sccm、スパッタ雰囲気の圧力を0.
4Pa、成膜温度を200℃、成膜速度を60nm/分
に設定する。
【0052】次いで図8の(6)に示す如く、不活性ガ
ス中でRTA(Rapid Thermal annealing )処理を行
って、チタン膜47のチタンと第1〜第3のソース・ド
レイン領域19,24,25のシリコンとをシリサイド
化反応させて、第1〜第3のソース・ドレイン領域1
9,24,25の各上層にチタンシリサイド(TiSi
2 )よりなる低抵抗層48,49,50を形成する。上
記RTAの条件としては、例えば、温度雰囲気を650
℃、RTA時間を30秒に設定する。
ス中でRTA(Rapid Thermal annealing )処理を行
って、チタン膜47のチタンと第1〜第3のソース・ド
レイン領域19,24,25のシリコンとをシリサイド
化反応させて、第1〜第3のソース・ドレイン領域1
9,24,25の各上層にチタンシリサイド(TiSi
2 )よりなる低抵抗層48,49,50を形成する。上
記RTAの条件としては、例えば、温度雰囲気を650
℃、RTA時間を30秒に設定する。
【0053】続いてアンモニア過水中に浸漬するウェッ
トエッチングによって、未反応チタン膜47(2点鎖線
で示す部分)を除去する。次いで900℃の不活性ガス
〔例えば窒素(N2 )〕中で30秒間のRTAを行うこ
とにより、上記低抵抗層48,49,50の安定化を図
る。このようにして、各第1〜第3のソース・ドレイン
領域19,24,25の各上層に低抵抗層48〜50が
形成される。
トエッチングによって、未反応チタン膜47(2点鎖線
で示す部分)を除去する。次いで900℃の不活性ガス
〔例えば窒素(N2 )〕中で30秒間のRTAを行うこ
とにより、上記低抵抗層48,49,50の安定化を図
る。このようにして、各第1〜第3のソース・ドレイン
領域19,24,25の各上層に低抵抗層48〜50が
形成される。
【0054】上記低抵抗層48〜50は、チタンシリサ
イドで形成したが、他のシリサイド〔例えば、コバルト
シリサイド(CoSi2 ),タングステンシリサイド
(WSi2 ),モリブデンシリサイド(MoSi2 )
等〕または選択タングステン(W)等の金属膜で形成す
ることが可能である。なお上記低抵抗層48〜50を形
成したMOSトランジスタ1,2の各第1〜第3のソー
ス・ドレイン領域19,24,25に電極を形成する方
法は、前記図6で説明したと同様の方法によればよい。
イドで形成したが、他のシリサイド〔例えば、コバルト
シリサイド(CoSi2 ),タングステンシリサイド
(WSi2 ),モリブデンシリサイド(MoSi2 )
等〕または選択タングステン(W)等の金属膜で形成す
ることが可能である。なお上記低抵抗層48〜50を形
成したMOSトランジスタ1,2の各第1〜第3のソー
ス・ドレイン領域19,24,25に電極を形成する方
法は、前記図6で説明したと同様の方法によればよい。
【0055】次に本発明の第2の実施例を図9の概略構
成断面図により説明する。図に示すように、絶縁性基体
(例えば酸化シリコンよりなる基体)51の上層には表
面が表出する状態に半導体部52が設けられている。こ
の半導体部52は例えば単結晶シリコンよりなる。上記
半導体部52の一方側の側壁53には第1のゲート絶縁
膜54が形成されている。この第1のゲート絶縁膜54
は、例えば酸化シリコンよりなる。さらに半導体部52
側とは反対側の第1のゲート絶縁膜54の面には、第1
のゲート55が形成されている。この第1のゲート55
は、例えば多結晶シリコンよりなる。
成断面図により説明する。図に示すように、絶縁性基体
(例えば酸化シリコンよりなる基体)51の上層には表
面が表出する状態に半導体部52が設けられている。こ
の半導体部52は例えば単結晶シリコンよりなる。上記
半導体部52の一方側の側壁53には第1のゲート絶縁
膜54が形成されている。この第1のゲート絶縁膜54
は、例えば酸化シリコンよりなる。さらに半導体部52
側とは反対側の第1のゲート絶縁膜54の面には、第1
のゲート55が形成されている。この第1のゲート55
は、例えば多結晶シリコンよりなる。
【0056】また上記半導体部52の他方側の側壁56
には第2のゲート絶縁膜57が形成されている。この第
2のゲート絶縁膜57は、例えば酸化シリコンよりな
る。さらに半導体部52側とは反対側の第2のゲート絶
縁膜57の面には、第2のゲート58が形成されてい
る。この第2のゲート58は、例えば多結晶シリコンよ
りなる。
には第2のゲート絶縁膜57が形成されている。この第
2のゲート絶縁膜57は、例えば酸化シリコンよりな
る。さらに半導体部52側とは反対側の第2のゲート絶
縁膜57の面には、第2のゲート58が形成されてい
る。この第2のゲート58は、例えば多結晶シリコンよ
りなる。
【0057】さらに上記半導体部52の下層には第1の
ソース・ドレイン領域59が形成されている。この第1
のソース・ドレイン領域59には、MOSトランジスタ
3,4がPMOSトランジスタの場合には、例えば導電
性不純物としてホウ素(B+ )が導入されている。また
はMOSトランジスタ3,4がNMOSトランジスタの
場合には、例えば導電性不純物としてリン(P+ )が導
入されている。また上記半導体部52の上層には第2の
ソース・ドレイン領域60が形成されている。この第2
のソース・ドレイン領域60には、MOSトランジスタ
3,4がPMOSトランジスタの場合には、例えば導電
性不純物としてホウ素(B+ )が導入されている。また
はMOSトランジスタ3,4がNMOSトランジスタの
場合には、例えば導電性不純物としてリン(P+ )が導
入されている。
ソース・ドレイン領域59が形成されている。この第1
のソース・ドレイン領域59には、MOSトランジスタ
3,4がPMOSトランジスタの場合には、例えば導電
性不純物としてホウ素(B+ )が導入されている。また
はMOSトランジスタ3,4がNMOSトランジスタの
場合には、例えば導電性不純物としてリン(P+ )が導
入されている。また上記半導体部52の上層には第2の
ソース・ドレイン領域60が形成されている。この第2
のソース・ドレイン領域60には、MOSトランジスタ
3,4がPMOSトランジスタの場合には、例えば導電
性不純物としてホウ素(B+ )が導入されている。また
はMOSトランジスタ3,4がNMOSトランジスタの
場合には、例えば導電性不純物としてリン(P+ )が導
入されている。
【0058】上記の如くして、MOSトランジスタ3,
4が形成される。すなわち、上記MOSトランジスタ3
は、第1のゲート絶縁膜54と第1のゲート55と第1
のソース・ドレイン領域59と第2のソース・ドレイン
領域60とよりなる。またMOSトランジスタ4は、第
2のゲート絶縁膜57と第2のゲート58と第1のソー
ス・ドレイン領域59と第2のソース・ドレイン領域6
0とよりなる。したがって、第1,第2のソース・ドレ
イン領域59,60は、MOSトランジスタ3,4によ
って共用される。このようにMOSトランジスタ3,4
はデュアルゲートを有するMOSトランジスタ構造にな
るので、トランジスタ特性のドライブ能力は高くなる。
4が形成される。すなわち、上記MOSトランジスタ3
は、第1のゲート絶縁膜54と第1のゲート55と第1
のソース・ドレイン領域59と第2のソース・ドレイン
領域60とよりなる。またMOSトランジスタ4は、第
2のゲート絶縁膜57と第2のゲート58と第1のソー
ス・ドレイン領域59と第2のソース・ドレイン領域6
0とよりなる。したがって、第1,第2のソース・ドレ
イン領域59,60は、MOSトランジスタ3,4によ
って共用される。このようにMOSトランジスタ3,4
はデュアルゲートを有するMOSトランジスタ構造にな
るので、トランジスタ特性のドライブ能力は高くなる。
【0059】またMOSトランジスタ3,4では、半導
体部52の側壁53,56に第1,第2のゲート絶縁膜
54,57を介して第1,第2のゲート55,58が形
成され、半導体部52の上層と下層とに第1,第2のソ
ース・ドレイン領域59,60が形成されていることに
より、半導体部52の厚さと各第1,第2のソース・ド
レイン領域59,60の深さとによって、MOSトラン
ジスタ3,4の各チャネル長Lが決定される。したがっ
て、MOSトランジスタ3,4の各チャネルは半導体部
52の深さ方向に形成される。
体部52の側壁53,56に第1,第2のゲート絶縁膜
54,57を介して第1,第2のゲート55,58が形
成され、半導体部52の上層と下層とに第1,第2のソ
ース・ドレイン領域59,60が形成されていることに
より、半導体部52の厚さと各第1,第2のソース・ド
レイン領域59,60の深さとによって、MOSトラン
ジスタ3,4の各チャネル長Lが決定される。したがっ
て、MOSトランジスタ3,4の各チャネルは半導体部
52の深さ方向に形成される。
【0060】このため図10に示すように、絶縁性基体
51の上層に、複数の上記MOSトランジスタ3,4を
ラテラルに配置することも可能である。このように配置
することにより、MOSトランジスタ3,4を高集積に
実装することが可能になる。
51の上層に、複数の上記MOSトランジスタ3,4を
ラテラルに配置することも可能である。このように配置
することにより、MOSトランジスタ3,4を高集積に
実装することが可能になる。
【0061】また、上記第1,第2のソース・ドレイン
領域59,60(図9参照)上に、例えばSALICI
DEよりなる低抵抗層(図示せず)を設けることもでき
る。この場合には、低抵抗層を形成しない場合と比較し
て、第1,第2のソース・ドレイン領域59,60の抵
抗値がおよそ1/10以下になるので、特にMOSトラ
ンジスタ3,4の動作速度が速くなる。
領域59,60(図9参照)上に、例えばSALICI
DEよりなる低抵抗層(図示せず)を設けることもでき
る。この場合には、低抵抗層を形成しない場合と比較し
て、第1,第2のソース・ドレイン領域59,60の抵
抗値がおよそ1/10以下になるので、特にMOSトラ
ンジスタ3,4の動作速度が速くなる。
【0062】次に上記第2の実施例のMOSトランジス
タの製造方法の一例を、図11,図12の製造工程図
(その1),(その2)により説明する。なお、図では
MOSトランジスタをラテラルに配置した場合の製造工
程を示す。また図中において、同様の構成部品には同一
番号を付す。図11の(1)に示すように、第1の工程
として、通常のホトリソグラフィーとエッチングとによ
って、基板(例えば単結晶シリコン基板)61の上層に
溝62,63,64を形成して、溝62,63間に半導
体部52を形成するとともに、溝63,64間に上記同
様の半導体部52を形成する。上記エッチングは、例え
ばマイクロ波プラズマエッチングで行う。このときのエ
ッチング条件は、前記第1の実施例中の図2の(1)で
説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
タの製造方法の一例を、図11,図12の製造工程図
(その1),(その2)により説明する。なお、図では
MOSトランジスタをラテラルに配置した場合の製造工
程を示す。また図中において、同様の構成部品には同一
番号を付す。図11の(1)に示すように、第1の工程
として、通常のホトリソグラフィーとエッチングとによ
って、基板(例えば単結晶シリコン基板)61の上層に
溝62,63,64を形成して、溝62,63間に半導
体部52を形成するとともに、溝63,64間に上記同
様の半導体部52を形成する。上記エッチングは、例え
ばマイクロ波プラズマエッチングで行う。このときのエ
ッチング条件は、前記第1の実施例中の図2の(1)で
説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
【0063】次いで、上記ドライエッチングによって基
板61に生じたダメージ層(図示せず)を除去するため
の表面酸化を行う。この表面酸化条件は、前記第1の実
施例中の図2の(1)で説明したと同様なので、ここで
の説明は省略する。その後、希釈フッ酸中におよそ1分
間浸漬して、上記表面酸化で形成した酸化シリコン膜を
除去する。
板61に生じたダメージ層(図示せず)を除去するため
の表面酸化を行う。この表面酸化条件は、前記第1の実
施例中の図2の(1)で説明したと同様なので、ここで
の説明は省略する。その後、希釈フッ酸中におよそ1分
間浸漬して、上記表面酸化で形成した酸化シリコン膜を
除去する。
【0064】次いで図11の(2)に示す如く、第2の
工程を行う。この工程では、まず通常の熱酸化法によっ
て、半導体部52側の全面に酸化シリコンの絶縁膜65
を、例えば16nmの厚さに形成する。このときの熱酸
化条件は、前記第1の実施例中の図2の(2)で説明し
たと同様なので、ここでの説明は省略する。
工程を行う。この工程では、まず通常の熱酸化法によっ
て、半導体部52側の全面に酸化シリコンの絶縁膜65
を、例えば16nmの厚さに形成する。このときの熱酸
化条件は、前記第1の実施例中の図2の(2)で説明し
たと同様なので、ここでの説明は省略する。
【0065】次いで、上記絶縁膜65側の全面にゲート
を形成する膜66を成膜する。このゲートを形成する膜
66は、例えば厚さが200nmの多結晶シリコン膜と
厚さが100nmのタングステンシリサイド(WS
i2 )膜とよりなる。上記多結晶シリコン膜は、例えば
化学的気相成長法によって成膜される。そしてこのとき
の成膜条件は、前記第1の実施例中の図2の(2)で説
明したと同様なので、ここでの説明は省略する。また上
記タングステンシリサイド膜は、例えば化学的気相成長
法によって成膜される。この成膜条件は、前記第1の実
施例中の図2の(2)で説明したと同様なので、ここで
の説明は省略する。
を形成する膜66を成膜する。このゲートを形成する膜
66は、例えば厚さが200nmの多結晶シリコン膜と
厚さが100nmのタングステンシリサイド(WS
i2 )膜とよりなる。上記多結晶シリコン膜は、例えば
化学的気相成長法によって成膜される。そしてこのとき
の成膜条件は、前記第1の実施例中の図2の(2)で説
明したと同様なので、ここでの説明は省略する。また上
記タングステンシリサイド膜は、例えば化学的気相成長
法によって成膜される。この成膜条件は、前記第1の実
施例中の図2の(2)で説明したと同様なので、ここで
の説明は省略する。
【0066】その後図11の(3)に示すように、例え
ばドライエッチングによって、上記ゲートを形成する膜
66と絶縁膜65とをエッチバックして、ゲートを形成
する膜66の2点鎖線で示す部分と絶縁膜65の1点鎖
線で示す部分とを除去する。そして半導体部52の一方
側の側壁53に、絶縁膜65を介して、ゲートを形成す
る膜66で第1のゲート55を形成する。同時に当該半
導体部52の他方側の側壁56に、絶縁膜65を介し
て、ゲートを形成する膜66で第2のゲート58を形成
する。さらに上記第1のゲート55の裏面側に絶縁膜6
5で第1のゲート絶縁膜54を形成する。同時に、第2
のゲート58の裏面側に絶縁膜65で第2のゲート絶縁
膜57を形成する。上記エッチング条件は、前記第1の
実施例中の図2の(3)で説明したと同様なので、ここ
での説明は省略する。
ばドライエッチングによって、上記ゲートを形成する膜
66と絶縁膜65とをエッチバックして、ゲートを形成
する膜66の2点鎖線で示す部分と絶縁膜65の1点鎖
線で示す部分とを除去する。そして半導体部52の一方
側の側壁53に、絶縁膜65を介して、ゲートを形成す
る膜66で第1のゲート55を形成する。同時に当該半
導体部52の他方側の側壁56に、絶縁膜65を介し
て、ゲートを形成する膜66で第2のゲート58を形成
する。さらに上記第1のゲート55の裏面側に絶縁膜6
5で第1のゲート絶縁膜54を形成する。同時に、第2
のゲート58の裏面側に絶縁膜65で第2のゲート絶縁
膜57を形成する。上記エッチング条件は、前記第1の
実施例中の図2の(3)で説明したと同様なので、ここ
での説明は省略する。
【0067】次いで第3の工程として図11の(4)に
示す如く、通常のイオン注入法によって、第1,第2の
ゲート55,58と第1,第2のゲート絶縁膜54,5
7とをイオン注入マスクにして半導体部52の上層に導
電性不純物をイオン注入する。そして半導体部52の上
層に第1のソース・ドレイン領域59を形成する。同時
に半導体部52,52間の基板61の上層にも、導電性
不純物がイオン注入される。上記イオン注入条件は、前
記第1の実施例中の図2の(4)で説明したと同様なの
で、ここでの説明は省略する。
示す如く、通常のイオン注入法によって、第1,第2の
ゲート55,58と第1,第2のゲート絶縁膜54,5
7とをイオン注入マスクにして半導体部52の上層に導
電性不純物をイオン注入する。そして半導体部52の上
層に第1のソース・ドレイン領域59を形成する。同時
に半導体部52,52間の基板61の上層にも、導電性
不純物がイオン注入される。上記イオン注入条件は、前
記第1の実施例中の図2の(4)で説明したと同様なの
で、ここでの説明は省略する。
【0068】次いで図12の(5)に示すように、第4
の工程として、通常の化学的気相成長法により、半導体
部52側の全面に酸化シリコン膜67を、例えば500
nmの厚さに成膜する。続いて、上記酸化シリコン膜6
7の上面にレジストを塗布して、表面が平坦なレジスト
膜(図示せず)を形成する。
の工程として、通常の化学的気相成長法により、半導体
部52側の全面に酸化シリコン膜67を、例えば500
nmの厚さに成膜する。続いて、上記酸化シリコン膜6
7の上面にレジストを塗布して、表面が平坦なレジスト
膜(図示せず)を形成する。
【0069】次いで、エッチバックによって、上記レジ
ストを除去し、さらに上記酸化シリコン膜67の上層を
除去して、酸化シリコン膜67の表面を平坦化する。こ
のときのエッチバックは、例えばバイアス印加のECR
エッチング装置によって行う。エッチング条件として
は、例えば、エッチングガスに流量が14sccmのシ
ラン(SiH4 )と流量が35sccmの酸化二窒素
(N2 O)と流量が72sccmのアルゴン(Ar)と
よりなる混合ガスを用い、マイクロ波パワーを1kW、
RFパワーを450W、エッチング温度を400℃、エ
ッチング雰囲気の圧力を0.133Paに設定する。上
記表面を平坦化した酸化シリコン膜67が絶縁性基体5
1になる。したがって、以下酸化シリコン膜67は絶縁
性基体51と記す。
ストを除去し、さらに上記酸化シリコン膜67の上層を
除去して、酸化シリコン膜67の表面を平坦化する。こ
のときのエッチバックは、例えばバイアス印加のECR
エッチング装置によって行う。エッチング条件として
は、例えば、エッチングガスに流量が14sccmのシ
ラン(SiH4 )と流量が35sccmの酸化二窒素
(N2 O)と流量が72sccmのアルゴン(Ar)と
よりなる混合ガスを用い、マイクロ波パワーを1kW、
RFパワーを450W、エッチング温度を400℃、エ
ッチング雰囲気の圧力を0.133Paに設定する。上
記表面を平坦化した酸化シリコン膜67が絶縁性基体5
1になる。したがって、以下酸化シリコン膜67は絶縁
性基体51と記す。
【0070】次いで例えば低圧化学的気相成長法によっ
て、絶縁性基体51の上面に多結晶シリコン膜68を、
例えば200nmの厚さに成膜する。このときの成膜条
件としては、例えば、反応ガスに流量が500sccm
のシラン(SiH4 )と流量が0.35sccmのホス
フィン(PH3 )と流量が50sccmのヘリウム(H
e)とよりなる混合ガスを用い、成膜温度を580℃、
成膜雰囲気の圧力を79.8Paに設定する。
て、絶縁性基体51の上面に多結晶シリコン膜68を、
例えば200nmの厚さに成膜する。このときの成膜条
件としては、例えば、反応ガスに流量が500sccm
のシラン(SiH4 )と流量が0.35sccmのホス
フィン(PH3 )と流量が50sccmのヘリウム(H
e)とよりなる混合ガスを用い、成膜温度を580℃、
成膜雰囲気の圧力を79.8Paに設定する。
【0071】続いて研磨(例えばポリシング)によって
多結晶シリコン膜68の表面を平坦化した後、単結晶シ
リコン基板69を貼り合わせる。単結晶シリコン基板6
9を貼り合わせるには、通常の熱処理(例えば1000
℃に加熱)によって接着する。
多結晶シリコン膜68の表面を平坦化した後、単結晶シ
リコン基板69を貼り合わせる。単結晶シリコン基板6
9を貼り合わせるには、通常の熱処理(例えば1000
℃に加熱)によって接着する。
【0072】その後図12の(6)に示す如く、絶縁性
基体51の表層に半導体部52がいわゆる島状に表出す
る状態に、例えば研削および研磨によって基板61の2
点鎖線で示す部分を除去する。なお図12において、
(6),(7)の図面は、図12の(5)に示した状態
を反転した状態で示す。
基体51の表層に半導体部52がいわゆる島状に表出す
る状態に、例えば研削および研磨によって基板61の2
点鎖線で示す部分を除去する。なお図12において、
(6),(7)の図面は、図12の(5)に示した状態
を反転した状態で示す。
【0073】次いで図12の(7)に示すように第5の
工程として、例えば通常のイオン注入法によって、半導
体部52の上層に導電性不純物をイオン注入して、第2
のソース・ドレイン領域60を形成する。このときのイ
オン注入条件は、前記第1の実施例中の図2の(4)で
説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
工程として、例えば通常のイオン注入法によって、半導
体部52の上層に導電性不純物をイオン注入して、第2
のソース・ドレイン領域60を形成する。このときのイ
オン注入条件は、前記第1の実施例中の図2の(4)で
説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
【0074】上記の如くして、第1のゲート絶縁膜54
と第1のゲート55とソース・ドレイン領域60,59
とによって、MOSトランジスタ3が構成される。また
第2のゲート絶縁膜57と第2のゲート58とソース・
ドレイン領域60,59とによって、MOSトランジス
タ4が構成される。
と第1のゲート55とソース・ドレイン領域60,59
とによって、MOSトランジスタ3が構成される。また
第2のゲート絶縁膜57と第2のゲート58とソース・
ドレイン領域60,59とによって、MOSトランジス
タ4が構成される。
【0075】上記第2の実施例の製造方法では、貼り合
わせ方式のSOI基板を用いた。このため、各MOSト
ランジスタ3,4においては接合リークを生じることが
ないので、MOSトランジスタ3,4は電気的特性に優
れたものとなり、信頼性が高まる。
わせ方式のSOI基板を用いた。このため、各MOSト
ランジスタ3,4においては接合リークを生じることが
ないので、MOSトランジスタ3,4は電気的特性に優
れたものとなり、信頼性が高まる。
【0076】上記MOSトランジスタ3,4のチャネル
寸法は、上記半導体部52の高さと第1,第2のソース
・ドレイン領域59,60の深さによって制御すること
が可能である。すなわち、前記図11の(1)に示すよ
うに、半導体部52は、基板61に形成する溝62〜6
4の深さによって決定される。また前記図11の(4)
に示すように、第1のソース・ドレイン領域59の深さ
は、イオン注入時の導電性不純物の打ち込み深さとその
後の熱工程(例えば単結晶シリコン基板69を貼り合わ
せるときの熱処理)によって決定される。さらに前記図
12の(7)に示すように、第2のソース・ドレイン領
域60の深さは、イオン注入時の導電性不純物の打ち込
み深さとその後の熱工程(例えば配線工程におけるアル
ミニウム配線のシンター処理)によって決定される。
寸法は、上記半導体部52の高さと第1,第2のソース
・ドレイン領域59,60の深さによって制御すること
が可能である。すなわち、前記図11の(1)に示すよ
うに、半導体部52は、基板61に形成する溝62〜6
4の深さによって決定される。また前記図11の(4)
に示すように、第1のソース・ドレイン領域59の深さ
は、イオン注入時の導電性不純物の打ち込み深さとその
後の熱工程(例えば単結晶シリコン基板69を貼り合わ
せるときの熱処理)によって決定される。さらに前記図
12の(7)に示すように、第2のソース・ドレイン領
域60の深さは、イオン注入時の導電性不純物の打ち込
み深さとその後の熱工程(例えば配線工程におけるアル
ミニウム配線のシンター処理)によって決定される。
【0077】次に上記MOSトランジスタ3,4の配線
例を、図13の概略断面図により説明する。図に示すよ
うに、MOSトランジスタ3,4を覆う状態に層間絶縁
膜71が形成されている。第2のソース・ドレイン領域
60上の層間絶縁膜71には、コンタクトホール72が
設けられている。コンタクトホール72を介して、層間
絶縁膜71上には、第2のソース・ドレイン領域60に
接続する電極73が形成されている。
例を、図13の概略断面図により説明する。図に示すよ
うに、MOSトランジスタ3,4を覆う状態に層間絶縁
膜71が形成されている。第2のソース・ドレイン領域
60上の層間絶縁膜71には、コンタクトホール72が
設けられている。コンタクトホール72を介して、層間
絶縁膜71上には、第2のソース・ドレイン領域60に
接続する電極73が形成されている。
【0078】上記電極73の形成方法を説明する。まず
例えば化学的気相成長法によって、MOSトランジスタ
3,4を覆う状態に、層間絶縁膜71を、例えば500
nmの厚さに成膜する。このときの成膜条件は、前記図
6で説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
例えば化学的気相成長法によって、MOSトランジスタ
3,4を覆う状態に、層間絶縁膜71を、例えば500
nmの厚さに成膜する。このときの成膜条件は、前記図
6で説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
【0079】続いて通常のホトリソグラフィーとエッチ
ングとによって、第2のソース・ドレイン領域60上の
層間絶縁膜71にコンタクトホール72を設ける。次い
で、例えばスパッタ法によって、電極形成層(図示せ
ず)を形成する。この電極形成層は、例えば厚さが50
nmのチタン(Ti)膜と厚さが100nmの窒化酸化
チタン(TiON)膜よりなるバリヤメタル層と厚さが
800nmの1%のシリコン(Si)を含むアルミニウ
ム(Al)層とを積層状態に形成したものである。上記
チタン膜,上記窒化酸化チタン膜,上記1%のシリコン
(Si)を含むアルミニウム(Al)層等のスパッタ条
件は、前記図6で説明したと同様なので、ここでの説明
は省略する。
ングとによって、第2のソース・ドレイン領域60上の
層間絶縁膜71にコンタクトホール72を設ける。次い
で、例えばスパッタ法によって、電極形成層(図示せ
ず)を形成する。この電極形成層は、例えば厚さが50
nmのチタン(Ti)膜と厚さが100nmの窒化酸化
チタン(TiON)膜よりなるバリヤメタル層と厚さが
800nmの1%のシリコン(Si)を含むアルミニウ
ム(Al)層とを積層状態に形成したものである。上記
チタン膜,上記窒化酸化チタン膜,上記1%のシリコン
(Si)を含むアルミニウム(Al)層等のスパッタ条
件は、前記図6で説明したと同様なので、ここでの説明
は省略する。
【0080】その後、通常のホトリソグラフィーとエッ
チングとによって、上記電極形成層で、コンタクトホー
ル72を介して第2のソース・ドレイン領域60に接続
する電極73を形成する。上記電極形成層をエッチング
する装置には、例えばRF印加型ECRエッチング装置
を用いる。そのエッチング条件は、前記図6で説明した
と同様なので、ここでの説明は省略する。
チングとによって、上記電極形成層で、コンタクトホー
ル72を介して第2のソース・ドレイン領域60に接続
する電極73を形成する。上記電極形成層をエッチング
する装置には、例えばRF印加型ECRエッチング装置
を用いる。そのエッチング条件は、前記図6で説明した
と同様なので、ここでの説明は省略する。
【0081】次に第3の実施例として、前記図9で説明
した、MOSトランジスタ3,4をラテラルに配設した
場合の配線構造の一例を、図14により説明する。図に
示すように、絶縁性基体51の上層に同様の構成をなす
MOSトランジスタ3,4とMOSトランジスタ5,6
とが形成されている。よって、同様の構成部品には同一
番号を付す。上記MOSトランジスタ3,4,5,6の
各第2のソース・ドレイン領域60側の全面には、層間
絶縁膜81が形成されている。この層間絶縁膜81は、
例えば酸化シリコンよりなる。
した、MOSトランジスタ3,4をラテラルに配設した
場合の配線構造の一例を、図14により説明する。図に
示すように、絶縁性基体51の上層に同様の構成をなす
MOSトランジスタ3,4とMOSトランジスタ5,6
とが形成されている。よって、同様の構成部品には同一
番号を付す。上記MOSトランジスタ3,4,5,6の
各第2のソース・ドレイン領域60側の全面には、層間
絶縁膜81が形成されている。この層間絶縁膜81は、
例えば酸化シリコンよりなる。
【0082】上記MOSトランジスタ3,4の第1のソ
ース・ドレイン領域59の下方における絶縁性基体51
にはコンタクトホール82が設けられている。このコン
タクトホール82を介して、当該第1のソース・ドレイ
ン領域59に接続する状態に、裏面配線83が形成され
ている。またMOSトランジスタ5,6の第2のソース
・ドレイン領域60の上方における層間絶縁膜81には
コンタクトホール84が設けられている。このコンタク
トホール84を介して、当該第2のソース・ドレイン領
域60に接続する状態に、表面配線85が形成されてい
る。
ース・ドレイン領域59の下方における絶縁性基体51
にはコンタクトホール82が設けられている。このコン
タクトホール82を介して、当該第1のソース・ドレイ
ン領域59に接続する状態に、裏面配線83が形成され
ている。またMOSトランジスタ5,6の第2のソース
・ドレイン領域60の上方における層間絶縁膜81には
コンタクトホール84が設けられている。このコンタク
トホール84を介して、当該第2のソース・ドレイン領
域60に接続する状態に、表面配線85が形成されてい
る。
【0083】上記の如くに、第1のソース・ドレイン領
域59に接続する裏面配線83を形成したことにより、
表面に形成される配線数を低減することが可能になる。
このため、多層配線を形成した場合には、配線による段
差が少なくなるので、配線の信頼性が高まる。なお図に
は示していないが、MOSトランジスタ3,4の第2の
ソース・ドレイン領域60にも上記同様の表面配線(8
5)を形成することが可能である。またMOSトランジ
スタ5,6の第1のソース・ドレイン領域59にも上記
同様の裏面配線(83)を形成することが可能である。
また、裏面配線83側には、絶縁膜(図示せず)を介し
て表面を平坦化した多結晶シリコン膜(図示せず)を形
成し、さらにこの多結晶シリコン膜にシリコン基板(図
示せず)を貼り合わせて、いわゆるSOI構造を形成す
ることも可能である。
域59に接続する裏面配線83を形成したことにより、
表面に形成される配線数を低減することが可能になる。
このため、多層配線を形成した場合には、配線による段
差が少なくなるので、配線の信頼性が高まる。なお図に
は示していないが、MOSトランジスタ3,4の第2の
ソース・ドレイン領域60にも上記同様の表面配線(8
5)を形成することが可能である。またMOSトランジ
スタ5,6の第1のソース・ドレイン領域59にも上記
同様の裏面配線(83)を形成することが可能である。
また、裏面配線83側には、絶縁膜(図示せず)を介し
て表面を平坦化した多結晶シリコン膜(図示せず)を形
成し、さらにこの多結晶シリコン膜にシリコン基板(図
示せず)を貼り合わせて、いわゆるSOI構造を形成す
ることも可能である。
【0084】次に上記配線構造の製造方法を、図15,
図16の配線構造の製造工程図(その1),(その2)
により説明する。なお、この製造方法では、一例とし
て、第2のソース・ドレイン領域に低抵抗層を形成する
場合を説明する。図15の(1)に示すように、前記図
11の(4)で説明したと同様にして、各半導体部52
に第1のソース・ドレイン領域59を形成した後、前記
図12の(5)で説明したと同様の方法によって、各第
1のソース・ドレイン領域59側の全面に第1の酸化シ
リコン膜91を、例えば500nmの厚さに成膜する。
続いて、上記第1の酸化シリコン膜91の上面にレジス
トを塗布し、表面が平坦なレジスト膜(図示せず)を形
成する。
図16の配線構造の製造工程図(その1),(その2)
により説明する。なお、この製造方法では、一例とし
て、第2のソース・ドレイン領域に低抵抗層を形成する
場合を説明する。図15の(1)に示すように、前記図
11の(4)で説明したと同様にして、各半導体部52
に第1のソース・ドレイン領域59を形成した後、前記
図12の(5)で説明したと同様の方法によって、各第
1のソース・ドレイン領域59側の全面に第1の酸化シ
リコン膜91を、例えば500nmの厚さに成膜する。
続いて、上記第1の酸化シリコン膜91の上面にレジス
トを塗布し、表面が平坦なレジスト膜(図示せず)を形
成する。
【0085】次いで、エッチバックによって、上記レジ
ストを除去し、さらに上記第1の酸化シリコン膜91の
上層を除去して、第1の酸化シリコン膜91の表面を平
坦化する。このときのエッチバック条件は、図12の
(5)で説明したと同様なので、ここでの説明は省略す
る。上記表面を平坦化した第1の酸化シリコン膜91は
絶縁性基体51の一部になる。なお上記第1の酸化シリ
コン膜91の表面は必ずしも平坦化しなくてよい。
ストを除去し、さらに上記第1の酸化シリコン膜91の
上層を除去して、第1の酸化シリコン膜91の表面を平
坦化する。このときのエッチバック条件は、図12の
(5)で説明したと同様なので、ここでの説明は省略す
る。上記表面を平坦化した第1の酸化シリコン膜91は
絶縁性基体51の一部になる。なお上記第1の酸化シリ
コン膜91の表面は必ずしも平坦化しなくてよい。
【0086】続いて通常のホトリソグラフィーとエッチ
ングとによって、例えば一方の第1のソース・ドレイン
領域59上における酸化シリコン膜91にコンタクトホ
ール82を形成する。このときのエッチング条件として
は、例えば、エッチングガスに流量が50sccmのオ
クタフルオロシクロブタン(C4 F8 )を用い、RFパ
ワーを1.2kW、エッチング雰囲気の圧力を2Paに
設定する。
ングとによって、例えば一方の第1のソース・ドレイン
領域59上における酸化シリコン膜91にコンタクトホ
ール82を形成する。このときのエッチング条件として
は、例えば、エッチングガスに流量が50sccmのオ
クタフルオロシクロブタン(C4 F8 )を用い、RFパ
ワーを1.2kW、エッチング雰囲気の圧力を2Paに
設定する。
【0087】次いで通常のスパッタ法によって、コンタ
クトホール82の内部と上記第1の酸化シリコン膜91
の上面とに窒化チタン(TiN)膜92を、例えば10
0nmの厚さに形成する。続いて通常の化学的気相成長
法によって、上記窒化チタン膜の上面にタングステン
(W)膜93を、例えば300nmの厚さに形成する。
上記窒化チタン膜92とこのタングステン膜93とが裏
面配線形成層94になる。上記窒化チタン(TiN)膜
の成膜条件としては、例えば、スパッタガスに窒素(N
2 )を用い、スパッタ雰囲気の圧力を0.5Pa、直流
スパッタパワーを3kW、スパッタ率を60nm/分に
設定する。また上記タングステン(W)膜の成膜条件と
しては、例えば、反応ガスに流量が95sccmの六フ
ッ化タングステン(WF6 )と流量が550sccmの
ヘリウム(He)との混合ガスを用い、成膜温度を45
0℃、成膜雰囲気の圧力を10.64kPaに設定す
る。
クトホール82の内部と上記第1の酸化シリコン膜91
の上面とに窒化チタン(TiN)膜92を、例えば10
0nmの厚さに形成する。続いて通常の化学的気相成長
法によって、上記窒化チタン膜の上面にタングステン
(W)膜93を、例えば300nmの厚さに形成する。
上記窒化チタン膜92とこのタングステン膜93とが裏
面配線形成層94になる。上記窒化チタン(TiN)膜
の成膜条件としては、例えば、スパッタガスに窒素(N
2 )を用い、スパッタ雰囲気の圧力を0.5Pa、直流
スパッタパワーを3kW、スパッタ率を60nm/分に
設定する。また上記タングステン(W)膜の成膜条件と
しては、例えば、反応ガスに流量が95sccmの六フ
ッ化タングステン(WF6 )と流量が550sccmの
ヘリウム(He)との混合ガスを用い、成膜温度を45
0℃、成膜雰囲気の圧力を10.64kPaに設定す
る。
【0088】その後、通常のホトリソグラフィーとエッ
チングとによって、裏面配線形成層94の2点鎖線で示
す部分と1点鎖線で示す部分とを除去し、裏面配線83
を形成する。このときのエッチング条件としては、例え
ば、流量が50sccmの六フッ化イオウ(SF6 )を
用い、マイクロ波パワーを850W、RFパワーを10
0Wに設定する。
チングとによって、裏面配線形成層94の2点鎖線で示
す部分と1点鎖線で示す部分とを除去し、裏面配線83
を形成する。このときのエッチング条件としては、例え
ば、流量が50sccmの六フッ化イオウ(SF6 )を
用い、マイクロ波パワーを850W、RFパワーを10
0Wに設定する。
【0089】その後図15の(2)に示すように、前記
図12の(5)で説明したと同様の方法によって、裏面
配線83側の全面に第2の酸化シリコン膜95を、例え
ば500nmの厚さに成膜する。続いて、上記第2の酸
化シリコン膜95の上面にレジストを塗布して、表面が
平坦なレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、エ
ッチバックによって、上記レジストを除去し、さらに上
記第2の酸化シリコン膜95の上層を除去して、第2の
酸化シリコン膜95の表面を平坦化する。このときのエ
ッチバック条件は、図12の(5)で説明したと同様な
ので、ここでの説明は省略する。上記表面を平坦化した
第2の酸化シリコン膜95と上記第1の酸化シリコン膜
91とによって、絶縁性基体51が形成される。
図12の(5)で説明したと同様の方法によって、裏面
配線83側の全面に第2の酸化シリコン膜95を、例え
ば500nmの厚さに成膜する。続いて、上記第2の酸
化シリコン膜95の上面にレジストを塗布して、表面が
平坦なレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、エ
ッチバックによって、上記レジストを除去し、さらに上
記第2の酸化シリコン膜95の上層を除去して、第2の
酸化シリコン膜95の表面を平坦化する。このときのエ
ッチバック条件は、図12の(5)で説明したと同様な
ので、ここでの説明は省略する。上記表面を平坦化した
第2の酸化シリコン膜95と上記第1の酸化シリコン膜
91とによって、絶縁性基体51が形成される。
【0090】次いで前記図12の(5)で説明したと同
様にして、絶縁性基体51の上面に多結晶シリコン膜6
8を、例えば200nmの厚さに成膜する。続いて研磨
(例えばポリシング)によって多結晶シリコン膜68の
表面を平坦化した後、単結晶シリコン基板69を貼り合
わせる。
様にして、絶縁性基体51の上面に多結晶シリコン膜6
8を、例えば200nmの厚さに成膜する。続いて研磨
(例えばポリシング)によって多結晶シリコン膜68の
表面を平坦化した後、単結晶シリコン基板69を貼り合
わせる。
【0091】その後図16の(3)に示す如く、図12
の(6)で説明したと同様にして、絶縁性基体51の上
層に半導体部52がいわゆる島状に表出する状態になる
ように、例えば研削および研磨によって基板61を除去
する。なお図16において、(3)の図面は、上記図1
5の(2)に示した状態を反転した状態で示す。また図
15の(2)で説明した多結晶シリコン膜68と単結晶
シリコン基板69との図示は省略した。
の(6)で説明したと同様にして、絶縁性基体51の上
層に半導体部52がいわゆる島状に表出する状態になる
ように、例えば研削および研磨によって基板61を除去
する。なお図16において、(3)の図面は、上記図1
5の(2)に示した状態を反転した状態で示す。また図
15の(2)で説明した多結晶シリコン膜68と単結晶
シリコン基板69との図示は省略した。
【0092】次いで図16の(4)に示すように、通常
のスパッタ法によって、半導体部52側の全面にチタン
(Ti)膜96を、例えば30nmの厚さに形成する。
このときのスパッタ条件としては、例えば、スパッタガ
スに流量が40sccmのアルゴン(Ar)を用い、R
Fバイアスを−50V、直流スパッタパワーを1kW、
スパッタ雰囲気の圧力を0.4Pa、成膜温度を200
℃、スパッタ率を60nm/分に設定する。なお図16
の(4)および以下に説明する図17の(5),(6)
において、多結晶シリコン膜68と単結晶シリコン基板
69との図示は省略した。
のスパッタ法によって、半導体部52側の全面にチタン
(Ti)膜96を、例えば30nmの厚さに形成する。
このときのスパッタ条件としては、例えば、スパッタガ
スに流量が40sccmのアルゴン(Ar)を用い、R
Fバイアスを−50V、直流スパッタパワーを1kW、
スパッタ雰囲気の圧力を0.4Pa、成膜温度を200
℃、スパッタ率を60nm/分に設定する。なお図16
の(4)および以下に説明する図17の(5),(6)
において、多結晶シリコン膜68と単結晶シリコン基板
69との図示は省略した。
【0093】続いて図17の(5)に示す如く、RTA
を行って、上記チタン膜96のチタンと上記各半導体部
52のシリコンとをシリサイド化反応させて、チタンシ
リサイド(TiSi2 )よりなる低抵抗層97を形成す
る。その後アンモニア過水中に浸漬して未反応チタン膜
96(2点鎖線で示す部分)を除去する。続いて900
℃の不活性ガス〔例えば窒素(N2 )〕中に30秒間放
置して、各低抵抗層97を安定化する。上記低抵抗層9
7は、チタンシリサイドで形成したが、他のシリサイド
〔例えば、コバルトシリサイド(CoSi2 ),タング
ステン(WSi2 ),モリブデンシリサイド(MoSi
2 )等〕または選択タングステン(W)等の金属膜で形
成することが可能である。
を行って、上記チタン膜96のチタンと上記各半導体部
52のシリコンとをシリサイド化反応させて、チタンシ
リサイド(TiSi2 )よりなる低抵抗層97を形成す
る。その後アンモニア過水中に浸漬して未反応チタン膜
96(2点鎖線で示す部分)を除去する。続いて900
℃の不活性ガス〔例えば窒素(N2 )〕中に30秒間放
置して、各低抵抗層97を安定化する。上記低抵抗層9
7は、チタンシリサイドで形成したが、他のシリサイド
〔例えば、コバルトシリサイド(CoSi2 ),タング
ステン(WSi2 ),モリブデンシリサイド(MoSi
2 )等〕または選択タングステン(W)等の金属膜で形
成することが可能である。
【0094】次いで前記図12の(7)で説明したと同
様にして、通常のイオン注入法によって、各半導体部5
2の上層に、上記低抵抗層97を通して導電性不純物を
イオン注入し、第2のソース・ドレイン領域60を形成
する。このときのイオン注入条件は、前記第1の実施例
中の図2の(4)で説明したと同様なので、ここでの説
明は省略する。
様にして、通常のイオン注入法によって、各半導体部5
2の上層に、上記低抵抗層97を通して導電性不純物を
イオン注入し、第2のソース・ドレイン領域60を形成
する。このときのイオン注入条件は、前記第1の実施例
中の図2の(4)で説明したと同様なので、ここでの説
明は省略する。
【0095】次いで図17の(6)に示す如く、例えば
化学的気相成長法によって、上記低抵抗層97を形成し
た側の全面に酸化シリコン膜よりなる層間絶縁膜81
を、例えば500nmの厚さに形成する。このときの成
膜条件は、前記図6で説明したと同様なので、ここでの
説明は省略する。その後、通常のホトリソグラフィーと
エッチングとによって、上記MOSトランジスタ5,6
の低抵抗層97上の層間絶縁膜81にコンタクトホール
84を形成する。このときのエッチング条件は、前記図
6で説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
化学的気相成長法によって、上記低抵抗層97を形成し
た側の全面に酸化シリコン膜よりなる層間絶縁膜81
を、例えば500nmの厚さに形成する。このときの成
膜条件は、前記図6で説明したと同様なので、ここでの
説明は省略する。その後、通常のホトリソグラフィーと
エッチングとによって、上記MOSトランジスタ5,6
の低抵抗層97上の層間絶縁膜81にコンタクトホール
84を形成する。このときのエッチング条件は、前記図
6で説明したと同様なので、ここでの説明は省略する。
【0096】次いで上記コンタクトホール84の内部と
層間絶縁膜81上とに表面配線形成膜98を形成する。
この表面配線形成膜98は、例えば50nmの厚さのチ
タン(Ti)膜と100nmの厚さの窒化酸化チタン
(TiOxN)よりなるバリヤメタル層と1%のシリコ
ンを含むアルミニウム層とによって形成される。その後
通常のホトリソグラフィーとエッチングとによって、上
記表面配線形成層98の2点鎖線で示す部分を除去し、
表面配線85を形成する。このときのエッチング条件
は、前記図6で説明したと同様なので、ここでの説明は
省略する。
層間絶縁膜81上とに表面配線形成膜98を形成する。
この表面配線形成膜98は、例えば50nmの厚さのチ
タン(Ti)膜と100nmの厚さの窒化酸化チタン
(TiOxN)よりなるバリヤメタル層と1%のシリコ
ンを含むアルミニウム層とによって形成される。その後
通常のホトリソグラフィーとエッチングとによって、上
記表面配線形成層98の2点鎖線で示す部分を除去し、
表面配線85を形成する。このときのエッチング条件
は、前記図6で説明したと同様なので、ここでの説明は
省略する。
【0097】なお図15〜図17には示していないが、
MOSトランジスタ3,4の第2のソース・ドレイン領
域60にも上記同様の表面配線(85)を形成すること
は可能である。またMOSトランジスタ5,6の第1の
ソース・ドレイン領域59にも上記同様の裏面配線(8
3)を形成することは可能である。
MOSトランジスタ3,4の第2のソース・ドレイン領
域60にも上記同様の表面配線(85)を形成すること
は可能である。またMOSトランジスタ5,6の第1の
ソース・ドレイン領域59にも上記同様の裏面配線(8
3)を形成することは可能である。
【0098】上記の如くに、裏面配線83と表面配線8
5とを形成したことにより、個々のMOSトランジスタ
毎に第1のソース・ドレイン領域59を引き出す領域を
形成する必要が無くなるので、配線面積を縮小すること
が可能になる。また表面側の配線数を低減することが可
能になるので、表面側の平坦化処理が容易になる。
5とを形成したことにより、個々のMOSトランジスタ
毎に第1のソース・ドレイン領域59を引き出す領域を
形成する必要が無くなるので、配線面積を縮小すること
が可能になる。また表面側の配線数を低減することが可
能になるので、表面側の平坦化処理が容易になる。
【0099】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1の発明に
よれば、半導体基板に形成した溝の側壁にMOSトラン
ジスタのゲートを形成したことにより、溝の深さとゲー
トの膜厚とによって、MOSトランジスタのチャネル長
が決定される。このため、半導体基板面に対するMOS
トランジスタの形成面積の縮小化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、半導体基板に形成した溝内に
形成されるゲートとゲート絶縁膜とが、いわゆる自己整
合的に形成される。このため、ゲートを形成する膜の厚
さとそのエッチバック量によって、チャネル長を決定す
ることができる。請求項3の発明によれば、絶縁性基体
に半導体部を形成して、その側壁にMOSトランジスタ
のゲートを形成したことにより、MOSトランジスタの
ゲートが絶縁性基体に対して深さ方向に形成されるの
で、MOSトランジスタの形成面積を小さくすることが
できる。請求項4の発明によれば、半導体部に形成され
るゲートとゲート絶縁膜とが、いわゆる自己整合的に形
成される。このため、マスク合わせ余裕等を設計で考慮
する必要がないので、ゲートの形成面積の縮小化を図る
ことができる。請求項5の発明によれば、半導体部に設
けたMOSトランジスタの第1のソース・ドレイン領域
に接続する裏面配線を絶縁性基板面に設けたことによ
り、表面配線側の配線数の低減が図れるので、表面配線
上に形成される層間絶縁膜の平坦化が容易になる。よっ
て、配線の信頼性の向上が可能になる。
よれば、半導体基板に形成した溝の側壁にMOSトラン
ジスタのゲートを形成したことにより、溝の深さとゲー
トの膜厚とによって、MOSトランジスタのチャネル長
が決定される。このため、半導体基板面に対するMOS
トランジスタの形成面積の縮小化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、半導体基板に形成した溝内に
形成されるゲートとゲート絶縁膜とが、いわゆる自己整
合的に形成される。このため、ゲートを形成する膜の厚
さとそのエッチバック量によって、チャネル長を決定す
ることができる。請求項3の発明によれば、絶縁性基体
に半導体部を形成して、その側壁にMOSトランジスタ
のゲートを形成したことにより、MOSトランジスタの
ゲートが絶縁性基体に対して深さ方向に形成されるの
で、MOSトランジスタの形成面積を小さくすることが
できる。請求項4の発明によれば、半導体部に形成され
るゲートとゲート絶縁膜とが、いわゆる自己整合的に形
成される。このため、マスク合わせ余裕等を設計で考慮
する必要がないので、ゲートの形成面積の縮小化を図る
ことができる。請求項5の発明によれば、半導体部に設
けたMOSトランジスタの第1のソース・ドレイン領域
に接続する裏面配線を絶縁性基板面に設けたことによ
り、表面配線側の配線数の低減が図れるので、表面配線
上に形成される層間絶縁膜の平坦化が容易になる。よっ
て、配線の信頼性の向上が可能になる。
【図1】第1の実施例の概略構成断面図である。
【図2】第1の実施例の製造工程図である。
【図3】チャネル長の説明図である。
【図4】チャネル長Lbとゲートを形成する膜の膜厚と
の関係図である。
の関係図である。
【図5】チャネル長Lbとオーバエッチング時間との関
係図である。
係図である。
【図6】第1の実施例の配線の概略断面図である。
【図7】低抵抗層の製造工程図(その1)である。
【図8】低抵抗層の製造工程図(その2)である。
【図9】第2の実施例の概略構成断面図である。
【図10】第2の実施例のMOSトランジスタをラテラ
ルに配置した概略断面図である。
ルに配置した概略断面図である。
【図11】第2の実施例の製造工程図(その1)であ
る。
る。
【図12】第2の実施例の製造工程図(その2)であ
る。
る。
【図13】第2の実施例の配線の概略断面図である。
【図14】第3の実施例の概略断面図である。
【図15】配線構造の製造工程図(その1)である。
【図16】配線構造の製造工程図(その2)である。
【図17】配線構造の製造工程図(その3)である。
【図18】従来例の概略構成断面図である。
【図19】従来例の製造工程図である。
1 MOSトランジスタ 2 MOSトラ
ンジスタ 3 MOSトランジスタ 4 MOSトラ
ンジスタ 5 MOSトランジスタ 6 MOSトラ
ンジスタ 11 半導体基板(例えば単結晶シリコン基板) 14 溝 15 側壁 16 底面 17 第1のゲ
ート絶縁膜 18 第1のゲート 19 第1のソ
ース・ドレイン領域 20 側壁 21 底面 22 第2のゲート絶縁膜 23 第2のゲ
ート 24 第2のソース・ドレイン領域 25 第3のソ
ース・ドレイン領域 31 絶縁膜 32 ゲートを
形成する膜 51 絶縁性基体 52 半導体部 53 側壁 54 第1のゲ
ート絶縁膜 55 第1のゲート 56 側壁 57 第2のゲート絶縁膜 58 第2のゲ
ート 59 第1のソース・ドレイン領域 60 第2のソ
ース・ドレイン領域 61 基板 65 絶縁膜 66 ゲートを形成する膜 81 層間絶縁
膜 83 裏面配線 85 表面配線
ンジスタ 3 MOSトランジスタ 4 MOSトラ
ンジスタ 5 MOSトランジスタ 6 MOSトラ
ンジスタ 11 半導体基板(例えば単結晶シリコン基板) 14 溝 15 側壁 16 底面 17 第1のゲ
ート絶縁膜 18 第1のゲート 19 第1のソ
ース・ドレイン領域 20 側壁 21 底面 22 第2のゲート絶縁膜 23 第2のゲ
ート 24 第2のソース・ドレイン領域 25 第3のソ
ース・ドレイン領域 31 絶縁膜 32 ゲートを
形成する膜 51 絶縁性基体 52 半導体部 53 側壁 54 第1のゲ
ート絶縁膜 55 第1のゲート 56 側壁 57 第2のゲート絶縁膜 58 第2のゲ
ート 59 第1のソース・ドレイン領域 60 第2のソ
ース・ドレイン領域 61 基板 65 絶縁膜 66 ゲートを形成する膜 81 層間絶縁
膜 83 裏面配線 85 表面配線
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板に形成した溝と、 前記溝の一方側の側壁とこの一方側の側壁側における当
該溝の底面とに設けた第1のゲート絶縁膜と、 前記第1のゲート絶縁膜の表面に設けた第1のゲート
と、 前記溝に対して前記第1のゲート絶縁膜側の前記半導体
基板の上層に形成した第1のソース・ドレイン領域と、 前記溝の他方側の側壁とこの他方側の側壁側における当
該溝の底面とに設けた第2のゲート絶縁膜と、 前記第2のゲート絶縁膜の表面に設けた第2のゲート
と、 前記溝に対して前記第2のゲート絶縁膜側の前記半導体
基板の上層に形成した第2のソース・ドレイン領域と、 前記第1のゲートと前記第2のゲートとの間の前記半導
体基板の上層に形成した第3のソース・ドレイン領域と
よりなることを特徴とするMOSトランジスタ。 - 【請求項2】 半導体基板に溝を形成する第1の工程
と、 少なくとも前記溝の内壁に絶縁膜とゲートを形成する膜
とを積層する状態に成膜した後、エッチバックによっ
て、前記溝の一方側の側壁とこの一方側の側壁側におけ
る当該溝の底面とに前記絶縁膜を介して上記ゲートを形
成する膜で第1のゲートを形成するとともに、当該溝の
他方側の側壁とこの他方側の側壁側における当該溝の底
面とに前記絶縁膜を介して上記ゲートを形成する膜で第
2のゲートを形成し、続いて前記第1のゲートの裏面側
に前記絶縁膜で第1のゲート絶縁膜を形成するととも
に、前記第2のゲートの裏面側に前記絶縁膜で第2のゲ
ート絶縁膜を形成する第2の工程と、 前記溝に対して前記第1のゲート絶縁膜側の前記半導体
基板の上層に導電性不純物を導入して第1のソース・ド
レイン領域を形成するとともに、前記溝に対して第2の
ゲート絶縁膜側の前記半導体基板の上層に導電性不純物
を導入して第2のソース・ドレイン領域を形成し、かつ
前記第1のゲートと前記第2のゲートとの間の前記半導
体基板の上層に導電性不純物を導入して第3のソース・
ドレイン領域を形成する第3の工程とよりなることを特
徴とするMOSトランジスタの製造方法。 - 【請求項3】 絶縁性基体の上層に設けた半導体部と、 前記半導体部の一方側の側壁に設けた第1のゲート絶縁
膜と、 前記半導体部とは反対側の前記第1のゲート絶縁膜面に
設けた第1のゲートと、 前記半導体部の他方側の側壁に設けた第2のゲート絶縁
膜と、 前記半導体部とは反対側の前記第2のゲート絶縁膜面に
設けた第2のゲートと、 前記半導体部の上層に設けた第1のソース・ドレイン領
域と、 前記半導体部の下層に設けた第2のソース・ドレイン領
域とよりなることを特徴とするMOSトランジスタ。 - 【請求項4】 基板上に半導体部を設ける第1の工程
と、 前記半導体部の側壁に絶縁膜とゲートを形成する膜とを
積層する状態に成膜した後、少なくとも前記半導体部の
一方側の側壁に前記絶縁膜を介して前記ゲートを形成す
る膜で第1のゲートを形成するとともに当該半導体部の
他方側の側壁に前記絶縁膜を介して前記ゲートを形成す
る膜で第2のゲートを形成し、続いて前記絶縁膜で、前
記第1のゲートの半導体部側に第1のゲート絶縁膜を形
成するとともに前記第2のゲートの半導体部側に第2の
ゲート絶縁膜を形成する第2の工程と、 前記半導体部の上層に導電性不純物を導入して第1のソ
ース・ドレイン領域を設ける第3の工程と、 前記第1のソース・ドレイン領域側の全面に絶縁性基体
を形成した後、前記基板を除去する第4の工程と、 前記第1のソース・ドレイン領域を形成した側とは反対
側の第1の半導体部に導電性不純物を導入して第2のソ
ース・ドレイン領域を設ける第4の工程とよりなること
を特徴とするMOSトランジスタの製造方法。 - 【請求項5】 請求項3記載のMOSトランジスタにお
いて、 前記MOSトランジスタの第2のソース・ドレイン領域
側に設けた層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜を介して、前記第2のソース・ドレイン
領域に接続する表面配線と、 前記MOSトランジスタの裏面側に形成された絶縁性基
体を介して、前記MOSトランジスタの第1のソース・
ドレイン領域に接続する裏面配線とを設けたことを特徴
とするMOSトランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03440492A JP3173094B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | Mosトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03440492A JP3173094B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | Mosトランジスタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05206407A true JPH05206407A (ja) | 1993-08-13 |
| JP3173094B2 JP3173094B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=12413253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03440492A Expired - Lifetime JP3173094B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | Mosトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3173094B2 (ja) |
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| US8138048B2 (en) | 2008-06-20 | 2012-03-20 | Unisantis Electronics Singapore Pte Ltd. | Semiconductor storage device |
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Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| EP0788296B1 (en) | 1994-04-07 | 2005-03-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency heating device |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP03440492A patent/JP3173094B2/ja not_active Expired - Lifetime
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