JPH0517541Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0517541Y2 JPH0517541Y2 JP1330087U JP1330087U JPH0517541Y2 JP H0517541 Y2 JPH0517541 Y2 JP H0517541Y2 JP 1330087 U JP1330087 U JP 1330087U JP 1330087 U JP1330087 U JP 1330087U JP H0517541 Y2 JPH0517541 Y2 JP H0517541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- conditioned air
- ceiling
- air
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims description 61
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 7
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000000191 radiation effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、天井内をダクトとして用いたいわゆ
るダクトレス空気調和方式の空気調和装置に関す
る。
るダクトレス空気調和方式の空気調和装置に関す
る。
〈従来の技術〉
一般に、この種のダクトレス空気調和方式は、
送風機によつて天井裏の空間に調和空気を供給
し、天井裏空間を給気チヤンバーとして用いて、
天井に設けた多数の吹出口から室内へ上記調和空
気を吹き出すものである。このダクトレス空気調
和方式は、ダクト工事の省略で工期と工事費を縮
減でき、天井内ダクトの簡略化で天井ふところ寸
法を減じて階高を低減でき、吹出口を自由に配置
できてフレキシビリテイに富み、天井裏空間を給
気チヤンバーとすることで天井面・床面の輻射効
果と床面の蓄熱効果が有効に利用できるなど種々
の利点を有するため、大型店舗のような大スペー
スの空気調和に多用されている。
送風機によつて天井裏の空間に調和空気を供給
し、天井裏空間を給気チヤンバーとして用いて、
天井に設けた多数の吹出口から室内へ上記調和空
気を吹き出すものである。このダクトレス空気調
和方式は、ダクト工事の省略で工期と工事費を縮
減でき、天井内ダクトの簡略化で天井ふところ寸
法を減じて階高を低減でき、吹出口を自由に配置
できてフレキシビリテイに富み、天井裏空間を給
気チヤンバーとすることで天井面・床面の輻射効
果と床面の蓄熱効果が有効に利用できるなど種々
の利点を有するため、大型店舗のような大スペー
スの空気調和に多用されている。
しかし、給気口から天井裏空間に単純に冷房用
の調和空気を供給するだけでは、広い天井面に配
設した照明器具の放熱等によつて上記調和空気が
暖められながら拡散するため、室内を均一な温度
に冷房することができない。
の調和空気を供給するだけでは、広い天井面に配
設した照明器具の放熱等によつて上記調和空気が
暖められながら拡散するため、室内を均一な温度
に冷房することができない。
そこで、従来、天井裏空間に第5図,第6図に
示すようなダクト設備が設けられている。このダ
クト設備は、上階スラブ30(第6図参照)の梁
31,31′下端に延設された防煙仕切り32,
32′と天井33で区切られた天井内34の中央
に、開放基端35a(第5図参照)を一方の壁3
6に、閉塞先端35bを他方の壁36′に夫々位
置させて保温材等を施していないダクト35を延
設して、上記開放基端35aに接続した空気調和
機37から矢印Aの如く供給される調和空気を、
ダクト35の両側面に長手方向に所定間隔をおい
て設けた吐出口38,38,……から矢印Bの如
くダクト35の両側へ吐き出し、拡散した調和空
気を、天井33に設けた多数の吹出口39を経て
室内40へ矢印C(第6図参照)の如く吹き出す
ようになつている。
示すようなダクト設備が設けられている。このダ
クト設備は、上階スラブ30(第6図参照)の梁
31,31′下端に延設された防煙仕切り32,
32′と天井33で区切られた天井内34の中央
に、開放基端35a(第5図参照)を一方の壁3
6に、閉塞先端35bを他方の壁36′に夫々位
置させて保温材等を施していないダクト35を延
設して、上記開放基端35aに接続した空気調和
機37から矢印Aの如く供給される調和空気を、
ダクト35の両側面に長手方向に所定間隔をおい
て設けた吐出口38,38,……から矢印Bの如
くダクト35の両側へ吐き出し、拡散した調和空
気を、天井33に設けた多数の吹出口39を経て
室内40へ矢印C(第6図参照)の如く吹き出す
ようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところが、上記従来のダクト設備は、ダクト3
5内を調和空気が矢印Aに示したように一方向に
のみ流れる構造であるため、冷房用の調和空気は
閉塞先端部35bに近づくにつれ温度が上昇する
という欠点がある。即ち、上記ダクト35は、前
述と同様に広い天井面に配設した照明器具の放熱
等で暖められた天井内34の空気によつて外周か
ら加熱され、ダクト35内の調和空気は先端に行
く程高温になるのである。そのため、開放基端3
5a側の吐出口38と天井の吹出口39を経て一
方の壁36側の室内へ吹き出された調和空気と、
閉塞先端35b側の吐出口から同様に他方の壁3
6′側の室内へ吹き出された調和空気とでは、相
当の温度差が生じ、従来と同様室内を均一な温度
に冷房できない。
5内を調和空気が矢印Aに示したように一方向に
のみ流れる構造であるため、冷房用の調和空気は
閉塞先端部35bに近づくにつれ温度が上昇する
という欠点がある。即ち、上記ダクト35は、前
述と同様に広い天井面に配設した照明器具の放熱
等で暖められた天井内34の空気によつて外周か
ら加熱され、ダクト35内の調和空気は先端に行
く程高温になるのである。そのため、開放基端3
5a側の吐出口38と天井の吹出口39を経て一
方の壁36側の室内へ吹き出された調和空気と、
閉塞先端35b側の吐出口から同様に他方の壁3
6′側の室内へ吹き出された調和空気とでは、相
当の温度差が生じ、従来と同様室内を均一な温度
に冷房できない。
そこで、本考案の目的は、従来と同程度の規模
でしかも簡素かつ安価なダクト設備でもつて室内
を均一な温度に空気調和することができるダクト
レス方式の空気調和装置を提供することである。
でしかも簡素かつ安価なダクト設備でもつて室内
を均一な温度に空気調和することができるダクト
レス方式の空気調和装置を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成するため、本考案のダクトレス
空気調和方式の空気調和装置は、開放基端を一方
の壁に、他方の壁に閉塞先端を夫々位置させて上
記天井内に延設された長手方向に所定間隔をおい
て設けた吐出口を有する第1のダクトと、この第
1のダクトの側面に平行に延設され、調和空気流
が上記第1のダクト内の調和空気流に対して対向
流となるように開放基端と閉塞先端が配置され、
長手方向に所定間隔をおいて設けた吐出口を有す
る第2のダクトと、上記両ダクトの開放基端に調
和空気を供給する空気調和機とを備えたことを特
徴とする。
空気調和方式の空気調和装置は、開放基端を一方
の壁に、他方の壁に閉塞先端を夫々位置させて上
記天井内に延設された長手方向に所定間隔をおい
て設けた吐出口を有する第1のダクトと、この第
1のダクトの側面に平行に延設され、調和空気流
が上記第1のダクト内の調和空気流に対して対向
流となるように開放基端と閉塞先端が配置され、
長手方向に所定間隔をおいて設けた吐出口を有す
る第2のダクトと、上記両ダクトの開放基端に調
和空気を供給する空気調和機とを備えたことを特
徴とする。
〈作用〉
いま、空気調和機によつて例えば冷房用の調和
空気が供給されるものとする。開放基端を一方の
壁に、他端を他方の壁に夫々位置させて天井内に
延設された第1のダクトと、この第1のダクトの
側面に平行に、かつ調和空気流が第1のダクト内
の調和空気流に対して対向流となるように開放基
端と閉塞先端を配置して同じく天井内に延設され
た第2のダクトは、広い天井面に配設した照明器
具の放熱等で暖められた天井内の空気によつて外
周から加熱される。そのため、上記空気調和機に
よつて上記第1のダクトの一方の壁側の開放基端
に供給された冷たい調和空気は、閉塞先端に向か
つて流れていくにつれて昇温するとともに、ダク
トの長手方向に所定間隔をおいて設けた吐出口か
ら天井内へ吐き出される。一方、上記空気調和機
によつて上記第2のダクトの開放基端に供給され
た冷たい調和空気は、対向流をなして第1のダク
ト内を流れてきて比較的暖くなつた調和空気と上
記共通の側壁を介して接し、これを冷却するとと
もに、閉塞先端に向かつて流れていくにつれてダ
クト外周の加熱によつて同様に昇温する。しか
し、第2のダクト内を流れる調和空気は、閉塞先
端に近づくほど第1のダクト内の開放基端に近い
より冷たい調和空気に側壁を介して接するので、
この調和空気によつて逆に冷却されることにな
る。即ち、両ダクト内の調和空気が対向流をなし
ているため、共通の側壁を介する熱移動によつて
両ダクト内の調和空気の長手方向温度分布が平準
化されるのである。かくて、上記第2のダクトの
吐出口から吐き出された調和空気は、上記第1の
ダクトの吐出口から吐き出された調和空気と天井
内で混合し、より均一な温度となつた混合調和空
気が、天井の吹出口から室内へ吹き出され、室内
を均一に冷房する。
空気が供給されるものとする。開放基端を一方の
壁に、他端を他方の壁に夫々位置させて天井内に
延設された第1のダクトと、この第1のダクトの
側面に平行に、かつ調和空気流が第1のダクト内
の調和空気流に対して対向流となるように開放基
端と閉塞先端を配置して同じく天井内に延設され
た第2のダクトは、広い天井面に配設した照明器
具の放熱等で暖められた天井内の空気によつて外
周から加熱される。そのため、上記空気調和機に
よつて上記第1のダクトの一方の壁側の開放基端
に供給された冷たい調和空気は、閉塞先端に向か
つて流れていくにつれて昇温するとともに、ダク
トの長手方向に所定間隔をおいて設けた吐出口か
ら天井内へ吐き出される。一方、上記空気調和機
によつて上記第2のダクトの開放基端に供給され
た冷たい調和空気は、対向流をなして第1のダク
ト内を流れてきて比較的暖くなつた調和空気と上
記共通の側壁を介して接し、これを冷却するとと
もに、閉塞先端に向かつて流れていくにつれてダ
クト外周の加熱によつて同様に昇温する。しか
し、第2のダクト内を流れる調和空気は、閉塞先
端に近づくほど第1のダクト内の開放基端に近い
より冷たい調和空気に側壁を介して接するので、
この調和空気によつて逆に冷却されることにな
る。即ち、両ダクト内の調和空気が対向流をなし
ているため、共通の側壁を介する熱移動によつて
両ダクト内の調和空気の長手方向温度分布が平準
化されるのである。かくて、上記第2のダクトの
吐出口から吐き出された調和空気は、上記第1の
ダクトの吐出口から吐き出された調和空気と天井
内で混合し、より均一な温度となつた混合調和空
気が、天井の吹出口から室内へ吹き出され、室内
を均一に冷房する。
〈実施例〉
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。
する。
第1図,第2図は本考案の一実施例を示す平面
図および断面図であり、1は上下を上階スラブ2
と天井3で、左右を上階スラブ2の梁4,4′の
下端に延設した防煙仕切り5,5′で、両側を建
物の壁6,6′で夫々区切られた天井内空間、7
はこの天井内空間1の中央に開放基端7aを一方
の壁6に、閉塞先端7bを他方の壁6′に夫々位
置させて延設した保温材を施していない第1ダク
ト、8はこの第1ダクト7の側面に側壁7c,8
cを共通にし、開放基端8aを上記他方の壁6′
に、閉塞先端8bを上記一方の壁6に夫々位置さ
せて延設した保温材を施していない第2ダクト、
9は一方の壁6の外面に設置され、上記第1ダク
ト7の開放基端7aに調和空気を供給する空気調
和機、10は他方の壁6′の外面に設置され、上
記第2ダクト8の開放基端8aに調和空気を供給
する空気調和機、11,11,……は上記両ダク
ト7,8の上面に長手方向に所定間隔をおいて同
位置あるいは第3図の如く交互に設けた吐出口、
12,12,……は上記天井3に分散して設けら
れ、室内13へ調和空気を吹き出す吹出口であ
る。
図および断面図であり、1は上下を上階スラブ2
と天井3で、左右を上階スラブ2の梁4,4′の
下端に延設した防煙仕切り5,5′で、両側を建
物の壁6,6′で夫々区切られた天井内空間、7
はこの天井内空間1の中央に開放基端7aを一方
の壁6に、閉塞先端7bを他方の壁6′に夫々位
置させて延設した保温材を施していない第1ダク
ト、8はこの第1ダクト7の側面に側壁7c,8
cを共通にし、開放基端8aを上記他方の壁6′
に、閉塞先端8bを上記一方の壁6に夫々位置さ
せて延設した保温材を施していない第2ダクト、
9は一方の壁6の外面に設置され、上記第1ダク
ト7の開放基端7aに調和空気を供給する空気調
和機、10は他方の壁6′の外面に設置され、上
記第2ダクト8の開放基端8aに調和空気を供給
する空気調和機、11,11,……は上記両ダク
ト7,8の上面に長手方向に所定間隔をおいて同
位置あるいは第3図の如く交互に設けた吐出口、
12,12,……は上記天井3に分散して設けら
れ、室内13へ調和空気を吹き出す吹出口であ
る。
上記第1ダクト7と第2ダクト8の共通側壁7
c,8cは、第1図に示すように、防煙仕切り
5,5′と平行な両側の側壁7d,8dと平行を
なしており、矩形断面をなす両ダクトの幅は、第
2図に示すように等しく、長手方向に同一断面積
を有する。両ダクト7,8の上面に設けられた上
記吐出口11の口径は一定で、この吐出口11を
経てダクト内の調和空気が上階スラブ2の下面に
向けて吐き出されるようになつている。一方、天
井3に設けられた上記吹出口12は、その開度が
調節できるようになつている。
c,8cは、第1図に示すように、防煙仕切り
5,5′と平行な両側の側壁7d,8dと平行を
なしており、矩形断面をなす両ダクトの幅は、第
2図に示すように等しく、長手方向に同一断面積
を有する。両ダクト7,8の上面に設けられた上
記吐出口11の口径は一定で、この吐出口11を
経てダクト内の調和空気が上階スラブ2の下面に
向けて吐き出されるようになつている。一方、天
井3に設けられた上記吹出口12は、その開度が
調節できるようになつている。
上記構成の空気調和装置において、空気調和機
9,10は、冷房用の調和空気を供給するものと
する。天井内1に側壁7c,8cを共通にし、調
和空気が対向流をなすように壁6,6′間に延設
された第1ダクト7と第2ダクト8は、広い天井
面3に配設した図示しない照明器具の放熱等で暖
められた天井内の空気によつて外周から加熱され
る。従つて、壁6側の上記空気調和機9によつて
第1ダクト7の開放基端7aに供給された冷たい
調和空気は、矢印A(第1図参照)の如く閉塞先
端7bに向かつて流れていくにつれて昇温すると
ともに、このダクトに設けた吐出口11,11,
……から順次天井内1に上方へ向けて吐き出さ
れ、上階スラブ2の下面に当つて左右に矢印B
(第2図参照)の如く分流する。
9,10は、冷房用の調和空気を供給するものと
する。天井内1に側壁7c,8cを共通にし、調
和空気が対向流をなすように壁6,6′間に延設
された第1ダクト7と第2ダクト8は、広い天井
面3に配設した図示しない照明器具の放熱等で暖
められた天井内の空気によつて外周から加熱され
る。従つて、壁6側の上記空気調和機9によつて
第1ダクト7の開放基端7aに供給された冷たい
調和空気は、矢印A(第1図参照)の如く閉塞先
端7bに向かつて流れていくにつれて昇温すると
ともに、このダクトに設けた吐出口11,11,
……から順次天井内1に上方へ向けて吐き出さ
れ、上階スラブ2の下面に当つて左右に矢印B
(第2図参照)の如く分流する。
一方、対向する壁6′側の上記空気調和機10
によつて第2ダクト8の開放基端8aに供給され
た冷たい調和空気は、対向流をなして第1ダクト
内を流れてきて比較的暖かくなつた調和空気と側
壁7c,8cを介して接し、これを冷却するとと
もに、矢印Cの如く(第1図参照)閉塞先端8b
に向かつて流れていくにつれて前述と同様に昇温
する。しかし、第2ダクト8内を流れる調和空気
は、閉塞先端8bに近づくほど第1ダクト7内の
より冷たい調和空気に側壁7c,8cを介して接
するので、この調和空気によつて逆に冷却される
ことになる。即ち、両ダクト7,8内の調和空気
が対向流をなしているため、側壁7c,8cを介
する熱移動によつて両ダクト内の調和空気の長手
方向温度分布が平準化,均一化されるのである。
かくて、第2ダクト8に設けた吐出口11,1
1,……から順次天井内1に上方へ向けて吐き出
された調和空気は、上階スラブ2の下面に当つて
左右に矢印D(第2図参照)の如く分流し、第1
のダクト7から吐き出された前述の調和空気(矢
印B参照)と混合し、より均一な温度となつて天
井内を矢印Eの如く左右の防煙仕切り5,5′に
向かつて流れ、天井の吹出口12,12,……か
ら順次矢印Fの如く室内13へ吹き出される。
によつて第2ダクト8の開放基端8aに供給され
た冷たい調和空気は、対向流をなして第1ダクト
内を流れてきて比較的暖かくなつた調和空気と側
壁7c,8cを介して接し、これを冷却するとと
もに、矢印Cの如く(第1図参照)閉塞先端8b
に向かつて流れていくにつれて前述と同様に昇温
する。しかし、第2ダクト8内を流れる調和空気
は、閉塞先端8bに近づくほど第1ダクト7内の
より冷たい調和空気に側壁7c,8cを介して接
するので、この調和空気によつて逆に冷却される
ことになる。即ち、両ダクト7,8内の調和空気
が対向流をなしているため、側壁7c,8cを介
する熱移動によつて両ダクト内の調和空気の長手
方向温度分布が平準化,均一化されるのである。
かくて、第2ダクト8に設けた吐出口11,1
1,……から順次天井内1に上方へ向けて吐き出
された調和空気は、上階スラブ2の下面に当つて
左右に矢印D(第2図参照)の如く分流し、第1
のダクト7から吐き出された前述の調和空気(矢
印B参照)と混合し、より均一な温度となつて天
井内を矢印Eの如く左右の防煙仕切り5,5′に
向かつて流れ、天井の吹出口12,12,……か
ら順次矢印Fの如く室内13へ吹き出される。
このとき、天井内1を矢印Eの如く流れる調和
空気は、その間に天井3の図示しない照明器具の
放熱等で多少暖められるが、吹出口12の開度を
両ダクト7,8から離れるほど大きくして、室内
13への調和空気の吹出量を多くすることによつ
て、室内の冷房温度を十分均一にすることができ
る。
空気は、その間に天井3の図示しない照明器具の
放熱等で多少暖められるが、吹出口12の開度を
両ダクト7,8から離れるほど大きくして、室内
13への調和空気の吹出量を多くすることによつ
て、室内の冷房温度を十分均一にすることができ
る。
上記実施例では、両ダクト7,8の吐出口11
をダクト上面に上方へ向けて設けているので、両
ダクトから吐出された温度差のある調和空気が上
階スラブ2の下面に衝突して十分混合され、温度
がより均一化するとともに、混合調和空気が万遍
なく四方に広がり、室内をより均一に冷房するこ
とができる。
をダクト上面に上方へ向けて設けているので、両
ダクトから吐出された温度差のある調和空気が上
階スラブ2の下面に衝突して十分混合され、温度
がより均一化するとともに、混合調和空気が万遍
なく四方に広がり、室内をより均一に冷房するこ
とができる。
なお、上記では第1のダクトと第2のダクトの
側壁7c,8cを共通にしているが、これを別個
独立の側壁にしてもよい。
側壁7c,8cを共通にしているが、これを別個
独立の側壁にしてもよい。
第3図は、本考案の変形例を示す平面図であ
る。この変形例は、一方の壁6の外面に設けた単
一の空気調和機20と、この空気調和機20に開
放基端21aが接続され、他方の壁6′近傍まで
天井内1の中央を往路として等断面積で伸び、こ
こから180°屈曲して上記一方の壁6近傍の閉塞先
端21bまで復路として断面積を漸減させつつ伸
び、断面積漸減部の上面に一連の吐出口11を有
する保温材を施していない第1ダクト21と、こ
の第1ダクト21の側面に側壁21c,22cを
共通にして設けられ、上記空気調和機20に接続
された開放基端22aから他方の壁6′近傍の閉
塞先端22bまで断面積が漸減し、上面に一連の
吐出口11を有する保温材を施していない第2ダ
クト22と、その他第1図,第2図と同じ番号を
付した同一の構成部材とを備えてなる。
る。この変形例は、一方の壁6の外面に設けた単
一の空気調和機20と、この空気調和機20に開
放基端21aが接続され、他方の壁6′近傍まで
天井内1の中央を往路として等断面積で伸び、こ
こから180°屈曲して上記一方の壁6近傍の閉塞先
端21bまで復路として断面積を漸減させつつ伸
び、断面積漸減部の上面に一連の吐出口11を有
する保温材を施していない第1ダクト21と、こ
の第1ダクト21の側面に側壁21c,22cを
共通にして設けられ、上記空気調和機20に接続
された開放基端22aから他方の壁6′近傍の閉
塞先端22bまで断面積が漸減し、上面に一連の
吐出口11を有する保温材を施していない第2ダ
クト22と、その他第1図,第2図と同じ番号を
付した同一の構成部材とを備えてなる。
上記構成の変形例の作用も前述の実施例の作用
と基本的には何ら異ならず、共通の側壁21c,
22c両側の第1ダクト21と第2ダクト22の
調和空気が矢印G,Hで示す如く対向流となつて
熱交換が行なわれるとともに、両ダクトの吐出口
11から夫々上方へ矢印I,Jの如く吐き出され
た温度差のある調和空気が、上階スラブに衝突し
て混合され、より均一な温度となつて、室内をよ
り均一に冷房するのである。なお、上記変形例で
は、空気調和機20から第1ダクト21と第2ダ
クト22の2本のダクトに調和空気を供給する混
合を述べたが、この変形例において第1ダクト2
1の往路に所定間隔をおいて吐出口を設けるだけ
で前述と同様の作用をさせることができる。そし
てこの場合、第2ダクト22は不要になる。
と基本的には何ら異ならず、共通の側壁21c,
22c両側の第1ダクト21と第2ダクト22の
調和空気が矢印G,Hで示す如く対向流となつて
熱交換が行なわれるとともに、両ダクトの吐出口
11から夫々上方へ矢印I,Jの如く吐き出され
た温度差のある調和空気が、上階スラブに衝突し
て混合され、より均一な温度となつて、室内をよ
り均一に冷房するのである。なお、上記変形例で
は、空気調和機20から第1ダクト21と第2ダ
クト22の2本のダクトに調和空気を供給する混
合を述べたが、この変形例において第1ダクト2
1の往路に所定間隔をおいて吐出口を設けるだけ
で前述と同様の作用をさせることができる。そし
てこの場合、第2ダクト22は不要になる。
第4図は、両ダクトの吐出口を互いに合流する
ように形成した例を示す断面図である。第1ダク
ト7の吐出口11と第2ダクト8の吐出口11′
は、第4図aに示すように、両吐出口に2叉の合
流管23を連結して合流させてもよく、第4図b
に示すように、第2ダクト8の大径の吐出口1
1′に第1ダクト7内に連通する吐出管24を内
挿して合流させてもよい。こうすれば、両ダクト
からの吐出調和空気が一層良く混合される。な
お、第4図bの場合は、吐出管24の先端を吐出
口11′の上端よりも突出させた方が吐出流量の
調節が容易になる。
ように形成した例を示す断面図である。第1ダク
ト7の吐出口11と第2ダクト8の吐出口11′
は、第4図aに示すように、両吐出口に2叉の合
流管23を連結して合流させてもよく、第4図b
に示すように、第2ダクト8の大径の吐出口1
1′に第1ダクト7内に連通する吐出管24を内
挿して合流させてもよい。こうすれば、両ダクト
からの吐出調和空気が一層良く混合される。な
お、第4図bの場合は、吐出管24の先端を吐出
口11′の上端よりも突出させた方が吐出流量の
調節が容易になる。
上記実施例では、調和空気が冷房用の場合につ
いて説明したが、暖房用の場合でもダクト内を送
給されていくにつれて自然放熱で冷たくなるとい
う点が異なるだけで、対向流による熱交換によつ
てこれを防ぐという点では基本的には同じであ
り、本考案が同様に適用できることはいうまでも
ない。
いて説明したが、暖房用の場合でもダクト内を送
給されていくにつれて自然放熱で冷たくなるとい
う点が異なるだけで、対向流による熱交換によつ
てこれを防ぐという点では基本的には同じであ
り、本考案が同様に適用できることはいうまでも
ない。
なお、本考案のダクトは、必ずしも上記実施例
のように断面積が先端に向かつて漸減している必
要はなく、ダクトの吐出口は必ずしもダクト上面
に設けなくてもよい。
のように断面積が先端に向かつて漸減している必
要はなく、ダクトの吐出口は必ずしもダクト上面
に設けなくてもよい。
〈考案の効果〉
以上の説明で明らかなように、本考案のダクト
レス空気調和方式の空気調和装置によれば、側壁
を共通にして天井内に延設した第1のダクトと第
2のダクト内に調和空気を対向流として流し、ダ
クト送給中の熱損失を対向流相互の熱交換で補つ
ているので、調和空気の温度を均一化でき、さら
にこれらの調和空気を両ダクトの吐出口から天井
内に吐出して混合し、その温度を一層均一化して
天井の吹出口から室内に吹き出すことができ、長
いダクトを要する広い室でも均一な温度に空気調
和できるうえ、側壁を共通にしているので、ここ
からの熱侵入がなく、ダクトの材料費が節減で
き、さらに保温材を施さない細いダクトでも同様
の効果が得られるので、経済的であるなど種々の
利点がある。
レス空気調和方式の空気調和装置によれば、側壁
を共通にして天井内に延設した第1のダクトと第
2のダクト内に調和空気を対向流として流し、ダ
クト送給中の熱損失を対向流相互の熱交換で補つ
ているので、調和空気の温度を均一化でき、さら
にこれらの調和空気を両ダクトの吐出口から天井
内に吐出して混合し、その温度を一層均一化して
天井の吹出口から室内に吹き出すことができ、長
いダクトを要する広い室でも均一な温度に空気調
和できるうえ、側壁を共通にしているので、ここ
からの熱侵入がなく、ダクトの材料費が節減で
き、さらに保温材を施さない細いダクトでも同様
の効果が得られるので、経済的であるなど種々の
利点がある。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図(第2
図−線参照)、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は本考案の変形例を示す平面図、第
4図は本考案の両ダクトの吐出口の変形例を示す
断面図、第5図は従来のダクトレス空気調和方式
の空気調和装置を示す平面図(第6図−線参
照)、第6図は第5図の−線断面図である。 1……天井内空間、2……上階スラブ、3……
天井、4,4′……梁、5,5′……防煙仕切り、
6,6′……壁、7……第1ダクト、7a……開
放基端、7b……閉塞先端、7c……側壁、8…
…第2ダクト、8a……開放基端、8b……閉塞
先端、8c……側壁、9,10……空気調和機、
11……吐出口、12……吹出口、13……室
内。
図−線参照)、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は本考案の変形例を示す平面図、第
4図は本考案の両ダクトの吐出口の変形例を示す
断面図、第5図は従来のダクトレス空気調和方式
の空気調和装置を示す平面図(第6図−線参
照)、第6図は第5図の−線断面図である。 1……天井内空間、2……上階スラブ、3……
天井、4,4′……梁、5,5′……防煙仕切り、
6,6′……壁、7……第1ダクト、7a……開
放基端、7b……閉塞先端、7c……側壁、8…
…第2ダクト、8a……開放基端、8b……閉塞
先端、8c……側壁、9,10……空気調和機、
11……吐出口、12……吹出口、13……室
内。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天井内を給気チヤンバーとし、天井に設けた
吹出口から室内へ調和空気を吹き出す方式の空
気調和装置において、 開放基端を一方の壁に、他方の壁に閉塞先端
を夫々位置させて上記天井内に延設された長手
方向に所定間隔をおいて設けた吐出口を有する
第1のダクトと、この第1のダクトの側面に平
行に延設され、調和空気流が上記第1のダクト
内の調和空気流に対して対向流となるように開
放基端と閉塞先端が配置され、長手方向に所定
間隔をおいて設けた吐出口を有する第2のダク
トと、上記両ダクトの開放基端に調和空気を供
給する空気調和機とを備えたことを特徴とする
空気調和装置。 (2) 上記実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
空気調和装置において、上記第1のダクトおよ
び第2のダクトが、側壁を共通にして延設され
ていることを特徴とする空気調和装置。 (3) 上記実用新案登録請求の範囲第1項または第
2項に記載の空気調和装置において、上記吐出
口が天井平面と直交する方向に開口しているこ
とを特徴とする空気調和装置。 (4) 上記実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3
項のいずれかに記載の空気調和装置において、
上記第1のダクトの吐出口と第2のダクトの吐
出口を両吐出口からの調和空気が互いに合流す
るように形成したことを特徴とする空気調和装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1330087U JPH0517541Y2 (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1330087U JPH0517541Y2 (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63123927U JPS63123927U (ja) | 1988-08-12 |
| JPH0517541Y2 true JPH0517541Y2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=30802233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1330087U Expired - Lifetime JPH0517541Y2 (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517541Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020101312A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 株式会社竹中工務店 | 空調システム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7018009B2 (ja) * | 2018-10-29 | 2022-02-09 | 株式会社竹中工務店 | アンダーフロア型空調システム |
-
1987
- 1987-01-31 JP JP1330087U patent/JPH0517541Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020101312A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 株式会社竹中工務店 | 空調システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63123927U (ja) | 1988-08-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6213867B1 (en) | Venturi type air distribution system | |
| CN102297485B (zh) | 空气热源热泵式空调装置 | |
| JPH0517541Y2 (ja) | ||
| JPH06174261A (ja) | 空気暖冷房方法 | |
| JPH0526413Y2 (ja) | ||
| JPH0141065Y2 (ja) | ||
| KR20100008106A (ko) | 단열성능을 갖는 냉난방용 공기순환장치 | |
| JP3487984B2 (ja) | 冷・暖房装置の接続ヘッダー | |
| JPH0315955Y2 (ja) | ||
| JP3602110B2 (ja) | 住宅用全空気方式床冷暖房システム | |
| KR100218844B1 (ko) | 건조물의 복사공조용 바닥구조 | |
| JPH0354331Y2 (ja) | ||
| JP3159383B1 (ja) | 天吊形空調機 | |
| JP2675682B2 (ja) | 天井輻射冷暖房システム | |
| JPH08261515A (ja) | 放射式空調方法及び装置 | |
| JPH0794913B2 (ja) | 配管ボックス | |
| JPH0752032B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPS6138018Y2 (ja) | ||
| JPH0343548Y2 (ja) | ||
| JPH0230660Y2 (ja) | ||
| JPH06317337A (ja) | 床下空調システム | |
| JPS6224169Y2 (ja) | ||
| JPH08278035A (ja) | 冷・暖房装置用の接続ヘッダーおよびそのヘッダーを備えた冷・暖房装置 | |
| JPH08200786A (ja) | 床吹出方式の空調構造 | |
| FI89409C (fi) | Ventilationsfoerfarande och ventilationsanordning |