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JPH05126177A - デイスクブレーキ装置 - Google Patents

デイスクブレーキ装置

Info

Publication number
JPH05126177A
JPH05126177A JP28448991A JP28448991A JPH05126177A JP H05126177 A JPH05126177 A JP H05126177A JP 28448991 A JP28448991 A JP 28448991A JP 28448991 A JP28448991 A JP 28448991A JP H05126177 A JPH05126177 A JP H05126177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
brake pad
holes
disc
pins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28448991A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Mitsune
勝信 三根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP28448991A priority Critical patent/JPH05126177A/ja
Publication of JPH05126177A publication Critical patent/JPH05126177A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスクブレーキ装置の制動時にディスクロー
タとブレーキパッドの摩擦により発生する熱を効率よく
放熱する。 【構成】ディスクロータ10の両側に設けられた一対の
ブレーキパッド24,25の押圧部材28、29に対す
る対向面に同ブレーキパッド内部に向けて所定深さの多
数の孔24c,25cを設ける。ブレーキパッドの多数
の孔に対向させて多数の金属製のピン26d,27dを
立設した放熱板26,27をブレーキパッドと押圧部材
間に設ける。ピンを孔に挿入して、ブレーキパッドをピ
ンに対して摺動可能とする。デイスクロータとブレーキ
パッドの摩擦により発生した熱は、ピンを介して放熱板
の本体に伝達され、放熱板本体から大気中に効率よく放
熱されるので、ブレーキパッドの温度上昇が抑制され、
ディスクブレーキのフェード性能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪と一体的に回転す
るディスクロータの両側に一対のブレーキパッドを設
け、同各ブレーキパッドを一対の押圧部材によりディス
クロータ側にそれぞれ押圧し、ディスクロータとブレー
キパッドとの摩擦係合により車輪を制動するディスクブ
レーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスクブレーキ装置
は、例えば特開昭60ー189632号公報に示されて
いるように、ブレーキパッドの裏金部に複数のスリット
溝を設けて摩擦部材と裏金部の接着部分に通気孔を構成
し、ディスクロータとブレーキパッドとの摩擦係合によ
り生じた熱を通気孔を通して大気中に放熱している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したデ
ィスクブレーキ装置の場合、ブレーキパッドの摩擦部材
は高面圧,高負荷,高温に耐える必要があるため、例え
ば耐熱の高い石綿を基材とした原料を用いて形成されて
いる。しかし、この原料は熱伝導性が低く、制動時にデ
ィスクロータとブレーキパッドとの摩擦係合により生じ
た熱を裏金部まで十分に伝達することができず、裏金部
に上記放熱用のスリット溝を設けた効果を十分に活用出
来ないという問題がある。また、裏金部に複数のスリッ
ト溝を設けることにより、裏金部と摩擦部材との接着面
の面積が小さくなることから両者の接着面のせん断強度
が低くなるため、スリット溝の幅を大きくすることがで
きず、スリット溝を設けたことによる放熱効果はさらに
小さくなる。本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、ディスクブレーキの制動時にディスクロータ
とブレーキパッドの摩擦により発生する熱を大気中に効
率よく放熱することの可能なディスクブレーキ装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の構成上の特徴
は、車輪と一体的に回転するディスクロータの両側に一
対のブレーキパッドを設け、同各ブレーキパッドを一対
の押圧部材により同ディスクロータ側にそれぞれ押圧
し、前記ディスクロータと前記ブレーキパッドとの摩擦
係合により車輪を制動するディスクブレーキ装置におい
て、前記ブレーキパッドの前記押圧部材に対する対向面
に同ブレーキパッド内部に向けて所定深さの多数の孔を
設けるとともに、前記ブレーキパッドの多数の孔に対向
させて多数の金属製のピンを立設した一対の放熱板を前
記ブレーキパッドと前記押圧部材間に設け、前記ピンを
前記孔に挿入し前記ブレーキパッドを前記ピンに対して
摺動可能としたことにある。
【0005】
【発明の作用・効果】上記のように本発明を構成したこ
とにより、一対の押圧部材がディスクロータの両側の一
対のブレーキパッドをディスクロータ側に押圧すると、
ブレーキパッドは放熱板のピンに対して摺動しディスク
ロータと摩擦係合することにより車輪を制動する。この
とき、ディスクロータとブレーキパッドの摩擦係合によ
り発生した熱は、ブレーキパッドに設けた多数の孔に挿
入された多数の金属製のピンを介して放熱板の本体に効
率よく伝達され、さらに放熱板本体から大気中に放熱さ
れるので、ブレーキパッドの温度上昇が抑制され、従っ
てディスクブレーキのフェード性能が向上する。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を用いて説
明する。図1〜図3は、本発明の一実施例に係るディス
クブレーキ装置を概略的に示している。このディスクブ
レーキ装置は、キャリパ21の内孔に組み付けたピスト
ン22とキャリパの爪部21aの中間にて車輪(図示し
ない)に一体回転可能に組み付けられたディスクロータ
10を備えている。デイスクロータ10のピストン22
側近傍には、インナパッド24がデイスクロータ10と
平行に位置して設けられ、またデイスクロータ10のキ
ャリパ爪部21a側には、アウタパッド25がディスク
ロータ10と平行に位置して設けられている。両パッド
24,25は、図1〜図3に示すように、ディスクロー
タ10に対向して位置する長方形状の摩擦部材24a,
25aと同摩擦部材に張り付けられ摩擦部材とほぼ同一
形状の裏金部24b,25bとにより構成され、裏金部
24b,25bの表面のほぼ全面には同表面から摩擦部
材24a,25aの外側面の近傍に至る多数の細い径の
孔24c,25cが形成されている。摩擦部材24a,
25aは高面圧、高負荷、高温に耐える耐熱性を備えた
例えばアスベストレジンモールド系の原料により製造さ
れており、裏金部24b,25bは熱伝導性の良好な金
属板により構成されている。また、裏金部24b,25
bの下端部両側には一体的に突起部24b1,25b1
設けられており、インナパッド24およびアウタパッド
25は同突起部24b1,25b1によりキャリパマウン
ト部23に横方向に移動可能に組み付けられている。
【0007】インナパッド24およびアウタパッド25
の外側には両パッドに近接して一対の放熱板26,27
が設けられている。放熱板26,27は、図1〜図4に
示すように、アルミニウム等の熱伝導性の良好な材料に
より形成された各一対の金属板26a,27aと両金属
板間に介在する多数の冷却フィン26b,27bにより
構成され、パッド24,25と対向する金属板の両側に
一体的に設けられた爪部26c,27cによりキャリパ
マウント部23に固定して組み付けられている。そし
て、金属板26a,27aのパッド24,25との対向
面には、パッド24,25に設けられた多数の孔24
c,25cとの対向位置に同孔の深さに対応した長さの
多数の金属製のピン26d,27dが立設されており、
同ピンを孔24c,25cに挿入することにより両パッ
ド24,25はピン26d,27dに対して摺動可能に
されている。さらに、放熱板26,27には後述する押
圧部材28,29を挿入するための貫通穴26e,27
eが設けられている。なお、放熱板は、2個の貫通穴を
設ける代わりに、図5に示すように、例えば4個の貫通
穴を設けた形状であってもよい。
【0008】ピストン側押圧部材28は、円板部28a
と同円板部の内側面の水平方向の対角位置に一体的に取
り付けられた一対の押付部28bを備えてなり、円板部
28aの外側面に取り付けられたバネ28cによりピス
トン22に固定されている。爪部21a側の押圧部材2
9は、一対の押付部29aからなり、同押付部29aは
爪部21aにボルト21a1 により固定されている。各
押圧部材28,29は放熱板26,27の各一対の貫通
穴26e,27eに押付部28b,29aを通すことに
よりブレーキパッド24,25を押圧するようになって
いて、このとき、各押圧部材28,29の押圧力は放熱
板26,27に加わらないようになっている。なお、押
圧部材28,29の押付部の数は、放熱板26,27の
貫通穴の数に応じて適宜変更される。
【0009】次に、以上のように構成した実施例の動作
について説明する。当該ディスクブレーキ装置において
制動時にピストン22に油圧がかかると、ピストン22
が図1に示す右方向に前進することにより、インナパッ
ド24が押圧部材28を介して押動されて放熱板26の
ピン26dに対して摺動し、ディスクロータ10の内側
表面に押圧される。同時にピストン22の押圧力の反力
によりキャリパ21の爪部21aが押圧部材29を介し
てアウタパッド25を押動し、同パッドが放熱板27の
ピン27dに対して摺動しディスクロータ10の外側表
面に押圧される。この結果、ディスクロータ10は両ブ
レーキパッド24,25に挟圧されて回転を制動され、
これに伴い車輪の回転が制動される。このとき、ディス
クロータ10とブレーキパッド24,25の摩擦により
発生する摩擦熱は、ブレーキパッド24,25の孔24
c,25cに挿入された熱伝導性の良好な放熱板26,
27の金属製のピン26d,27dを通して放熱板2
6,27の本体に伝達され、さらに放熱板26,27本
体からスムーズに大気中に放熱される。このため、ブレ
ーキパッド24,25への摩擦熱の蓄積が抑制され、ブ
レーキパッドの温度の上昇を防ぐことができる。従来の
ディスクブレーキ装置と本発明に係るディスクブレーキ
装置の試験結果を下記表1に示すと、試験時のブレーキ
パッドの最高温度は、本発明のディスクブレーキにおい
ては440℃程度となり従来例の最高温度560℃に比
べて約80%に減少する。また、試験時の最小摩擦係数
は、0.37となり従来例の最小値0.21に比べて約
1.8倍に増加する。
【0010】
【表1】
【0011】以上のように、本発明によれば制動時にお
けるブレーキパッドの温度上昇が従来に比べ低く抑えら
れるので、ディスクブレーキ装置のフェード性能が改善
される。
【0012】なお、上記実施例においては、ブレーキパ
ッドの摩擦部材が熱伝導性の低い材料により構成されて
いるが、熱伝導性のよいセミメタリック系の原料を用い
たブレーキパッドに対して本発明を適用してもよい。こ
の場合は、通常はブレーキ配管のベーパーロックを防止
するために、摩擦部材と裏金部との間にヒートバリア層
を設けているが、本発明によれば、制動時に生じる摩擦
熱は放熱板に設けられたピンおよび放熱板本体により大
気中に効率よく放熱されピストンまで熱が伝達されなく
なりベーパーロックを生じないので、摩擦部材と裏金部
の間にヒートバリアを設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すディスクブレーキ装置
の概略断面図である。
【図2】図1の2ー2線方向の一部破断平面図である。
【図3】同ディスクブレーキ装置の部分分解斜視図であ
る。
【図4】同ディスクブレーキ装置の要部である放熱板の
断面図である。
【図5】放熱板の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…ディスクロータ、21…キャリパ、21a…爪
部、22…ピストン、23…キャリパマウント部、24
…インナパッド、25…アウタパッド、24c,25c
…孔、26,27…放熱板、26d,27d…ピン、2
8,29…押圧部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と一体的に回転するディスクロータ
    の両側に一対のブレーキパッドを設け、同各ブレーキパ
    ッドを一対の押圧部材により前記ディスクロータ側にそ
    れぞれ押圧し、前記ディスクロータと前記ブレーキパッ
    ドとの摩擦係合により車輪を制動するディスクブレーキ
    装置において、 前記ブレーキパッドの前記押圧部材に対する対向面に同
    ブレーキパッド内部に向けて所定深さの多数の孔を設け
    るとともに、 前記ブレーキパッドの多数の孔に対向させて多数の金属
    製のピンを立設した一対の放熱板を前記ブレーキパッド
    と前記押圧部材間に設け、 前記ピンを前記孔に挿入し、前記ブレーキパッドを前記
    ピンに対して摺動可能としたこと特徴とするディスクブ
    レーキ装置。
JP28448991A 1991-10-30 1991-10-30 デイスクブレーキ装置 Pending JPH05126177A (ja)

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JP28448991A JPH05126177A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 デイスクブレーキ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522289A (ja) * 2003-04-02 2006-09-28 カルボヌ ロレーヌ コンポザン ディスクブレーキのベンチレーテッドパッド
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