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JP7718605B1 - プレス成形品の製造方法及びプレス成形品 - Google Patents

プレス成形品の製造方法及びプレス成形品

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JP7718605B1 JP2024554183A JP2024554183A JP7718605B1 JP 7718605 B1 JP7718605 B1 JP 7718605B1 JP 2024554183 A JP2024554183 A JP 2024554183A JP 2024554183 A JP2024554183 A JP 2024554183A JP 7718605 B1 JP7718605 B1 JP 7718605B1
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Abstract

高強度鋼板の成形時に不具合を抑えつつ、生産性を向上させる技術を提供する。本発明のプレス成形品の製造方法は、湾曲部を含む外周縁部を有する天板部と、当該天板部の外周縁部に連続する縦壁部と、当該縦壁部に連続するフランジ部と、を有するプレス成形品を、ブランク材のプレス成形により製造する方法であって、縦壁部のうち、湾曲部に連続する湾曲縦壁部を成形する工程は、湾曲縦壁部の高さ方向における所定位置に設けた段差部からフランジ部までの下部縦壁部が段差部から天板部までの上部縦壁部に対して、フランジ部側に張り出した段差形状の湾曲縦壁部を生成する予備成形工程と、カム構造を有する金型を用いて、段差形状の湾曲縦壁部を平坦状の湾曲縦壁部にならす主成形工程と、を含むことを特徴とする。

Description

本発明は、プレス成形品の製造方法及びプレス成形品に関する。
環境汚染対策、燃費向上などの観点から、自動車部品の軽量化が求められている。自動車部品の軽量化の一環として、例えば、自動車部品の板厚を薄くする、又は、従来よりも強度の高い高強度鋼板を用いるなどの取り組みが行われている。高強度鋼板は、強度の低い鋼板よりも伸び量が少ないことから、また、成形性能が劣ることがわかっている。したがって、従来使用している鋼板で成形可能な部品形状を高強度鋼板において実現しようとすると、割れやしわなどの成形上の不具合が生じる虞がある。このような高強度鋼板の成形において発生する割れやしわなどの不具合を抑える方法として、例えば特許文献1や特許文献2が挙げられる。
特許文献1では、複数の成形工程でプレス成形を行うことで成形性を向上させる方法が開示されている。また、特許文献2には、加熱により軟化した材料に対してプレス成形を行った後、焼き入れを行うことで、高強度、高意匠の部品を製造する方法が開示されている。
特許第5867657号公報 特開第5952881号公報
例えばフロントピラーロアの下部に用いられる概L字形状の部品では、湾曲した縦壁部(以下、湾曲縦壁部)を成形する際に、天板部と湾曲縦壁部との境界部分、又はフランジ部と湾曲縦壁部との境界部分に、しわや割れが発生しやすい。例えばダイ肩における割れの発生を抑制するためには、ダイ肩に材料を寄せてダイ肩に沿った方向の材料の伸びを抑えることが有効である。具体的な対策としては、ドロー成形を行う、又は、金型形状を調整して成形中の材料の回転を促す等の対策が挙げられる。これら対策では、湾曲縦壁部を形成するためのダイ肩だけでなく、パンチ肩にも材料が寄ってしまい、パンチ肩でしわが発生する虞がある。特に、高強度鋼板を用いた成形では、しわの発生を抑制するためにパッド圧を高くする必要がある。しかしながら、金型の形状やパッドのサイズを考慮すると、パッド圧を高く設定することは一般的に難しい。また、パンチ肩のしわの対策と、ダイ肩の割れの対策とは効果が背反するものである。したがって、パンチ肩のしわの対策と、ダイ肩の割れの対策を同時に採用することは困難である。
ところで、上述した特許文献1に記載の方法では、各工程の形状を適正設計することにより成形性を向上させることが可能である。しかしながら、特許文献1に記載の方法では、成形工程の増加に伴い、生産性が低下する又は金型に係る費用が増大するという問題がある。また、特許文献2に記載の方法では、プレス成形を行う前に、ブランク材を変態点以上まで加熱する必要があるだけでなく、プレス成形後に焼き入れを行う必要がある。したがって、特許文献2に記載の方法も、生産性を向上させることには限界がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高強度鋼板の成形において発生する割れやしわなどの不具合を抑えつつ、プレス成形における生産性を向上させることが可能な技術を提供することを目的とするものである。
一つの観点によるプレス成形品の製造方法は、湾曲部を含む外周縁部を有する天板部と、当該天板部の前記外周縁部に連続する縦壁部と、当該縦壁部に連続するフランジ部と、を有するプレス成形品を、金属板からなるブランク材のプレス成形により製造する方法であって、前記縦壁部のうち、前記湾曲部に連続する湾曲縦壁部を成形する工程は、前記湾曲縦壁部の高さ方向における所定位置に設けた段差部からフランジ部までの下部縦壁部が、前記段差部から前記天板部までの上部縦壁部に対して、前記フランジ部側に張り出した段差形状の湾曲縦壁部を生成する第1の成形工程と、カム構造を有する金型を用いて、前記段差形状の湾曲縦壁部を平坦状の湾曲縦壁部にならす第2の成形工程と、を含むことを特徴としている。
また、前記プレス成形品の平面視において、前記湾曲部は円弧形状をしており、前記第2の成形工程は、前記プレス成形品の平面視における前記湾曲部の中心点及び前記湾曲部の中点を結ぶ直線に沿って、前記天板部の上面に平行な面に対して0度以上75度以下の角度で、前記カム構造を有する金型を前記下部縦壁部に突き当てることで、段差形状の前記湾曲縦壁部をならすことが好ましい。
また、前記湾曲縦壁部を成形する工程は、前記第1の成形工程の前に実行されるとともに、前記ブランク材に対して、前記天板部と前記湾曲縦壁部との境界部を成形する第3の成形工程を含む、ことが好ましい。
また、他の観点によるプレス成形品は、上記記載のプレス成形品の製造方法により製造されるものである。
また、他の観点によるプレス成形方法は、ダイ及びパンチの相対移動により、ブランク板から中間成形品をプレス成形する方法であって、前記ダイは、前記中間成形品の天板部を成形する天板成形面部と、前記天板部の外周縁部に連なる縦壁部を成形するダイ側縦壁成形面部と、前記縦壁部に連なるフランジ部を成形するダイ側フランジ成形面部と、を有し、前記ダイ側縦壁成形面部は、前記縦壁部の高さ方向において、前記天板部の外周縁部に設けた湾曲部に連なる湾曲縦壁部の所定位置に、当該所定位置から前記縦壁部に連なるフランジ部までの下部縦壁部が、前記天板部から前記所定位置までの上部縦壁部よりも前記フランジ部に向けて張り出した段差部を形成するダイ側段差形成部を有し、前記パンチは、前記中間成形品のフランジ部を成形するパンチ側フランジ成形面部と、当該パンチと前記ダイとの相対移動の際に、前記ダイ側縦壁成形面部との間で、前記湾曲縦壁部の前記段差部を形成するパンチ側段差形成部を備えたパンチ側縦壁成形面部と、を有し、前記ダイ及びパンチの相対移動により、前記ブランク板が前記ダイの前記天板成形面部及び前記ダイ側縦壁成形面部により曲げ成形されて前記天板部を形成し、その後、前記ブランク板がダイ側段差形成部と前記パンチ側段差形成部に挟持されて、前記段差部を有する湾曲縦壁部を形成し、前記ブランク板が、前記ダイ側フランジ成形面部及び前記ダイ側縦壁成形面部により曲げ成形されて前記フランジ部を形成するものである。
本件開示によれば、高強度鋼板の成形時に割れやしわなどの不具合を抑えつつ、プレス成形における生産性を向上させることが可能となる。つまり、本件開示によれば、生産性を低下させることなく、簡便に高意匠な部品を成形することができる。
図1は、本発明のプレス成形品の一例を示す模式斜視図である。 図2は、プレス成形品の製造方法の流れを示す模式図である。 図3は、予備成形工程の手順を示す模式端面図である。 図4は、予備成形品の一例を示す模式斜視図である。 図5は、主成形工程の手順を示す模式端面図である。 図6は、カム金型の移動方向の一例を示す模式図である。 図7は、カム金型の移動方向を決定する手順を求める模式図である。 図8(a)は、1回のプレス成形でプレス成形品を製造した場合に発生するしわ及び割れの領域を示す模式図、図8(b)は、カム金型を用いずに主成形工程を行ってプレス成形品を製造した場合に発生する割れの領域を示す模式図である。 図9は、天井部と、縦壁部との間の境界部分をプレス成形にて成形したブランク材の一例を示す模式斜視図である。 図10は、従来のプレス成形を行った際のプレス成形品における材料の流れを示す模式図である。 図11(a)は、主成形工程においてパンチを垂直に移動させたときに天板部から材料が流入する場合、図11(b)は、主成形工程においてフランジ部から材料が流入する場合を示す模式端面図である。
以下、本実施の形態について、図面を用いて説明する。
本実施の形態に示すプレス成形品は、一例として、自動車のフロントピラーロアの下部に用いられるプレス成形品である。プレス成形品の形状は、当該プレス成形品の平面視において、例えば、略L字形状である。なお、プレス成形品の形状は、当該プレス成形品の平面視において略L字形状に限定されるものではなく、略T字形状や十字形状としてもよい。
図1は、プレス成形品の一態様を示す模式斜視図である。プレス成形品10は、ブランク材に対してプレス成形を行うことで生成される。ブランク材は、例えば板厚1.2mm、引張強度が1180MPa以上の高強度鋼板(ハイテンション材)である。
プレス成形品10は、天板部20と、縦壁部30と、フランジ部40と、を有している。縦壁部30は、天板部20とフランジ部40とを繋ぐ部位である。縦壁部30は、一方向に延びる平坦縦壁部31と、当該一方向と交差する方向に延びる平坦縦壁部32と、これら平坦縦壁部31,32を繋ぐ湾曲縦壁部33と、を有している。湾曲縦壁部33は、天板部20に向けて凸状となるように湾曲している。すなわち、天板部20の外周縁部には、湾曲縦壁部33に沿った湾曲部34を有している。なお、プレス成形品10の平面視において、湾曲部34は、例えば円弧状に湾曲している。
次に、プレス成形品10の製造方法について説明する。図2に示すように、プレス成形品10は、予備成形工程と、主成形工程と、の2つの工程にて生成される。予備成形工程は、所定の形状に切り取られたブランク材をプレス成形する工程である。また、主成形工程は、予備成形工程にて生成された予備成形品に対してカム金型を用いた成形を行う工程である。
上述した予備成形工程と主成形工程とは、連続した工程とすることが好ましい。また、予備成形工程と主成形工程とは、必ずしも連続した工程とする必要はない。例えば、特定の工場で予備成形工程が行われた後、当該特定の工場とは異なる他の工場で、生成した予備成形品に対する主成形工程が行われるようにしてもよい。ここで、予備成形工程は、請求項に記載の第1の成形工程に相当する。また、主成形工程は、請求項に記載の第2の成形工程に相当する。
(予備成形工程)
以下、予備成形工程について、図3(a)及び図3(b)を用いて説明する。予備成形工程は、ブランク材100をプレス成形して予備成形品150(図4参照)を生成する工程である。なお、予備成形品150を生成する際に用いるプレス成形としては、フォーム成形、ドロー成形などが挙げられる。
まず、プレス成形用金型120について説明する。予備成形工程に用いられるプレス成形用金型120は、ダイ121とパンチ123とから構成されている。ダイ121には、天板成形面部121aと、縦壁成形面部121bと、フランジ成形面部121cと、が設けられている。天板成形面部121aは、パンチ123との間で予備成形品150の天板部151を成形する。縦壁成形面部121bは、パンチ123との間で予備成形品150の湾曲縦壁部153を成形する。フランジ成形面部121cは、パンチ123との間で予備成形品150のフランジ部152を成形する。
縦壁成形面部121bの高さ方向における所定位置には、段差形成部121dが設けられている。すなわち、縦壁成形面部121bのうち、フランジ成形面部121cから段差形成部121dまでの部位は、天板成形面部121aから段差形成部121dまでの部位よりもフランジ成形面部121c側に張り出している。
ここで、縦壁成形面部121bは、請求項に記載のダイ側縦壁成形面部に相当する。また、フランジ成形面部121cは、請求項に記載のダイ側フランジ成形面部に相当する。また、段差形成部121dは、請求項に記載のダイ側段差形成部に相当する。また、天板成形面部121aから段差形成部121dまでの部位は、請求項の上部縦壁部に相当する。さらに、フランジ成形面部121cから段差形成部121dまでの部位は、請求項の下部縦壁部に相当する。
パンチ123には、フランジ成形面部123aと、縦壁成形面部123bと、が設けられている。フランジ成形面部123aは、ダイ121との間で、予備成形品150のフランジ部152を成形する。縦壁成形面部123bは、ダイ121との間で、予備成形品150の湾曲縦壁部153を成形する。
また、縦壁成形面部123bの高さ方向における所定位置には、段差形成部123cが設けられている。すなわち、縦壁成形面部123bのうち、フランジ成形面部123aから段差形成部123cまでの部位は、他の部位よりも内側に窪んでいる。
ここで、フランジ成形面部123aは、請求項に記載のパンチ側フランジ成形面部に相当する。また、縦壁成形面部123bは、請求項に記載のパンチ側縦壁成形面部に相当する。さらに、段差形成部123cは、請求項に記載のパンチ側段差形成部に相当する。
図3(a)に示すように、予備成形工程が開始されると、パンチ123が同図中B方向に移動して、当該パンチ123がダイ121に保持されたブランク材100を押圧する。すなわち、図3(a)中B方向が予備成形工程におけるプレス方向となる。パンチ123がプレス方向に移動することで、ブランク材100が曲げ成形される。
上述したように、パンチ123には、予備成形品150の湾曲縦壁部153に対応する段差形成部123cが設けられている。また、ダイ121には、予備成形品150の湾曲縦壁部153に対応する段差形成部121dが設けられている。
パンチ123がプレス方向に移動すると、ブランク材100がダイ121とパンチ123との間に挟み込まれる。このとき、フランジ部152側及び天板部151側から湾曲縦壁部153に材料の流入が確保される。これにより、割れが生じにくくなる一方で、湾曲縦壁部153に若干のしわが発生しやすい状態となる。
図3(b)に示すように、プレス成形が継続されると、ブランク材100がダイ121の段差形成部121dと、パンチ123の段差形成部123cとに挟まれる。これにより、段差部153aを有する湾曲縦壁部153が形成される。このとき、しわの原因となる材料の余り分が、段差部153aの形成により吸収される。その結果、段差部153aにおいて、しわの発生が抑制される。
また、パンチ123がプレス方向に移動したとき、ブランク材100は、ダイ121のフランジ成形面部121cと、パンチ123のフランジ成形面部123aとに挟まれる。これにより、フランジ部152が形成される。このとき、プレス成形品10における天板部151と湾曲縦壁部153との間の境界部分153d(図4参照)や、フランジ部152と湾曲縦壁部153との間に境界部分153e(図4参照)も形成される。
ところで、図4に示すように、予備成形品150において、湾曲縦壁部153の高さH2は、縦壁部154,155の高さH1よりも低く設定されている。また、湾曲縦壁部153の高さH2は、しわや割れが発生しない高さに設定されている。詳細には、湾曲縦壁部153の高さH2は、パンチ123の肩部の半径R2(図3(b)参照)以上であることが好ましく、ダイ121の肩部の半径R1(図3(b)参照)とパンチ123の肩部の半径R2との合計値以上であることがさらに好ましい。なお、予備成形品150は、請求項に記載の中間成形品に相当する。
ここで、予備成形工程において生成される湾曲縦壁部153の段差部153aは、以下のように設定されることが好ましい。
R1≧R3≧5mm ・・・(1)
R2≧R4≧5mm ・・・(2)
R1+R2≧R3+R4+L・・・(3)
R1:ダイの肩部(天板部151と上部縦壁部153bとの境界部分)の曲率半径
R2:パンチの肩部(下部縦壁部153cとフランジ部152との境界部分)の曲率半径
R3:段差部153aと上部縦壁部153bとの境界部分(ダイ側)の曲率半径
R4:段差部153aと下部縦壁部153cとの境界部分(パンチ側)の曲率半径
L:下部縦壁部153cの上部縦壁部153bからの張り出し量
例えば、曲率半径R3,R4が5mm未満となると、段差部153aを形成するときに割れが発生する危険性が高くなる。また、曲率半径R3が曲率半径R1を超える場合、曲率半径R4が曲率半径R2を超える場合、或いは、張り出し量L、曲率半径R3及び曲率半径R4の和が、曲率半径R1と曲率半径R2の和を超える場合は、段差部153aが大きくなりすぎ、段差部153aの上部、下部それぞれでしわが発生する可能性が高まる。したがって、これらに基づいて、上述した(1)式~(3)式が規定される。
また、一般的に、湾曲縦壁部の成形高さH0は、例えば、以下の(4)式から得ることが可能である。
ε=(R0-tanθ)/(R0-H0/cosθ)-1 ・・・(4)
ε:湾曲縦壁部に沿った方向の伸び
θ:パンチの移動方向に対する湾曲縦壁部の傾き
H0:湾曲縦壁部の成形高さ
R0:湾曲縦壁部の曲率半径
ここで、伸びεの値と、その材料の平面ひずみ状態での限界ひずみと、が等しくなるときの湾曲縦壁部の成形高さH0が、成形可能な最大高さとなる。なお、平面ひずみ状態での限界ひずみは、ナカジマ法、マルシニアック法等の公知の手法で得ることができる。
(主成形工程)
主成形工程は、予備成形品150の段差形状の湾曲縦壁部153にカム機構を有する金型(以下、カム金型と称する)162を用いたプレス成形を行う工程である。主成形工程により、湾曲縦壁部153の段差部153aが平坦となる。
図5(a)に示すように、予備成形品150は、ダイ160に保持される。主成形工程が開始されると、カム金型162が図5(a)中C方向に移動する。図5(a)中C方向が、主成形工程でのプレス方向となる。カム金型162がプレス方向に移動すると、予備成形品150の段差形状の湾曲縦壁部153が、カム金型162とダイ160との間に挟み込まれる。その結果、段差部153aが消滅し、下部縦壁部153cの張り出し量Lが0となる(図5(b)参照)。カム金型162がプレス方向に移動するとき、天板部151から湾曲縦壁部153への材料の流入や、フランジ部152から湾曲縦壁部153への材料の流入は抑制される。その結果、天板部151と湾曲縦壁部153との境界部分153dにしわが発生する事象や、フランジ部152と湾曲縦壁部153との境界部分153eに割れが発生する事象が防止される。
ここで、主成形工程におけるカム金型162の移動方向(プレス方向)について説明する。図6(a)に示すように、例えば予備成形品150の平面視において、湾曲縦壁部153が円弧形状である場合を説明する。カム金型162のプレス方向(図6(a)中、符号C)は、予備成形品150の平面視において、湾曲縦壁部153の中心点P1と、湾曲縦壁部153の中点P2とを結ぶ直線L1に沿った方向である。また、図6(b)に示すように、カム金型162のプレス方向は、図6(a)に示すD-D’断面において、天板部151の上面を含む平面に対して所定の角度θ1下方に傾いた方向である。
角度θ1は、以下に設定される。例えば角度θ1を90°近傍に設定すると、カム金型162による成形時に、予備成形品150の段差部153aの伸長が良好に行われない場合がある。この場合、材料がフランジ部152から段差部153aに流入して、割れが発生する虞がある。したがって、角度θは、0°≦θ≦75°の範囲であることが好ましく、さらには、0°≦θ1≦45°の範囲であることが好ましい。
また、主成形工程におけるプレス方向は、以下の方法で決定してもよい。例えば、図7(a)に示すように、主成形工程に使用されるダイ160の平面視において、ダイ160の湾曲形成部161の中点P3と、ダイ160の湾曲形成部161の中心点P4とを結ぶ直線を直線L2とする。また、図7(b)に示すように、ダイ160の側面160aと底面160bとの間の境界部分160cの中点P5と、当該境界部分160cの中心点P6とを結ぶ直線を直線L3とする。また、直線L2と直線L3との交点を交点P7とする。
図7(c)に示すように、予備成形工程に使用されるダイ121の平面視において、ダイ121の湾曲形成部122の中点P8と、湾曲形成部122の中心点P9とを結ぶ直線を直線L4とする。また、図7(d)に示すように、ダイ121の縦壁成形面部121bとフランジ成形面部121cとの間の境界部分121eの中点P10と、当該境界部分121eの中心点P11とを結ぶ直線を直線L5とする。また、直線L4と直線L5との交点を交点P12とする。
図7(e)に示すように、交点P12から交点P7の方向が、カム金型162の移動方向(主成形工程におけるプレス方向)となる。また、主成形工程におけるプレス方向をz方向、z方向に垂直な2方向をx方向、y方向としたとき、点P12の座標(xP12、yP12,zP12)と、点P7の座標(xP7、yP7,zP7)とから、点P12から点P7までのベクトルvが算出される。そして、算出されたベクトルvの方向から、点P7又は点P12を中心にz軸、y軸周りに±30°の範囲が、主成形工程におけるプレス方向に設定される。なお、z軸、y軸周りに±30°の範囲を超えて、カム金型162を移動させると、段差部153aの成形が困難となる。
本実施形態では、算出したベクトルの方向から、点P7又は点P12を中心にz軸、y軸周りに±30°の範囲を、カム金型162の移動方向としている。しかしながら、点P5又は点P8を中心にz軸、y軸周りに±10°の範囲をカム金型162の移動方向としてもよい。
以下、しわ及び割れの発生の有無について説明する。図8(a)に示すように、1回のプレス成形により生成されたプレス成形品200では、材料が、天板部201から湾曲縦壁部202へと寄りながら流入する。また、材料は、フランジ部204から湾曲縦壁部202へと拡がりながら流入する。これにより、天板部201と湾曲縦壁部202との境界部分203の領域203aにおいて、しわが発生する。また、フランジ部204と湾曲縦壁部202との境界部分205の領域205a,205bにおいて、割れが発生する。
また、図8(b)に示すように、予備成形工程を行った後、カム金型を用いずに主成形工程を行うと、成形されたプレス成形品250では、天面部251と湾曲縦壁部252との境界部分253において、しわは発生しない。一方、カム金型を用いずに主成形工程を行うと、材料がフランジ部254から湾曲縦壁部252に拡がりながら流入する。これにより、フランジ部254の境界部分255の領域255aにおいて、割れが発生する。
本実施の形態の主成形工程では、予備成形品150の段差部153aがカム金型により伸ばされる。なお、カム金型を用いた成形では、天板部20と湾曲縦壁部33との境界部分35には、天板部20からの材料は流入しない。また、湾曲縦壁部33とフランジ部40との境界部分36には、フランジ部40からの材料は流入しない。その結果、境界部分35におけるしわの発生や、境界部分36における割れの発生が抑止される。
上述した実施形態では、プレス成形品10を製造方法として、予備成形品150をプレス成形する予備成形工程と、予備成形品150の段差形状の湾曲縦壁部153に対してカム金型を用いた成形を行う主成形工程と、を行う場合について説明している。しかしながら、プレス成形品10を製造する方法は、これに限定されるものではない。図9に示すように、例えば、ブランク材100に対してプレス成形を施して、天板部301と湾曲縦壁部302との間の境界部分303を予め生成した後、上述した予備成形工程を行うことも可能である。この場合、天板部301と湾曲縦壁部302との間の境界部分303を予め生成することで、上述した予備成形工程では、段差状の湾曲縦壁部を生成する際に、天板部301からの材料が湾曲縦壁部に流入することが抑止される。したがって、天板部と縦壁部と境界部分において、しわの発生が抑止される。
また、天板部301と湾曲縦壁部302との間の境界部分303を予め生成した後で湾曲縦壁部を生成した場合は、天板部301と縦壁部との間の境界部分303を生成せずに湾曲縦壁部を生成した場合よりも、湾曲縦壁部を高く成形することが可能である。
<効果のまとめ>
本発明のプレス成形品の製造方法は、湾曲部を含む外周縁部を有する天板部20と、当該天板部20の外周縁部に連続する縦壁部30と、当該縦壁部30に連続するフランジ部40と、を有するプレス成形品10を、金属板からなるブランク材100のプレス成形により製造する方法であって、縦壁部30のうち、湾曲部に連続する湾曲縦壁部33を成形する工程は、湾曲縦壁部33の高さ方向における所定位置に設けた段差部153aからフランジ部40までの下部縦壁部153cが、段差部153aから天板部20までの上部縦壁部153bに対して、フランジ部40側に張り出した段差形状の湾曲縦壁部153を生成する予備成形工程と、カム金型162を用いて、上部縦壁部153bと下部縦壁部153cとを平滑化する主成形工程と、を含むことを特徴としている。
例えば、図10に示すように、1回の成形工程によりプレス成形品400を製造する場合、天板部402と湾曲縦壁部401との間の稜線部401aでは、天板部402の材料が寄りながら湾曲縦壁部401に(図9中H方向)引っ張られる。また、湾曲縦壁部401とフランジ部403との間の稜線部401bでは、フランジ部403の材料が広がりながら湾曲縦壁部401に(図10中I方向に)引っ張られる。したがって、稜線部401aには、しわが発生しやすく、稜線部401bには、割れが発生しやすい。
一方、本実施形態のプレス成形品10の製造方法では、まず、予備成形工程により、段差状の湾曲縦壁部153を有する予備成形品150が生成される。このとき、天板部151側から湾曲縦壁部153に流入する材料や、フランジ部152から湾曲縦壁部153に流入する材料などの余剰分は、段差部153aによって吸収される。また、主成形工程では、段差形状の湾曲縦壁部153が成形される際に、天板部151やフランジ部152から湾曲縦壁部153への材料の流入が抑止される。その結果、天板部20と湾曲縦壁部33との間の境界部分35や、フランジ部40と湾曲縦壁部33との間の境界部分36において、しわや割れの発生が防止される。
また、プレス成形品10の平面視において、湾曲縦壁部153は円弧形状をしており、主成形工程は、プレス成形品10の平面視において湾曲縦壁部153の中心点P1及び湾曲縦壁部153の中点P2を結ぶ直線に沿って、天板部20の上面に平行な面に対して0度以上75度以下の角度で、カム金型162を下部縦壁部153cに突き当てることで、縦壁部30を成形するものである。
例えば、主成形工程において、カム金型162を図11(a)中J方向に移動させた場合、カム金型162が段差部153aをうまく伸ばすことが困難となる場合がある。この場合、例えば天板部151の材料が湾曲縦壁部153に流入し、天板部151と湾曲縦壁部153との境界部分に、しわが発生する。また、図11(b)に示すように、カム金型162を図11(b)中J方向に移動させたときに、湾曲縦壁部153が伸びた後、カム金型162に引っ掛かり、フランジ部152の材料が湾曲縦壁部153に流入することにある。この場合、湾曲縦壁部153とフランジ部152との境界部分に、割れが発生する。
一方、本実施の形態では、主成形工程において、カム金型162は、図5(a)中C方向に移動される。カム金型162の図5(a)中C方向への移動は、天板部151からの湾曲縦壁部153への材料の流入や、フランジ部152から湾曲縦壁部153への材料の流入を防止する。これにより、天板部151と湾曲縦壁部153との境界部分におけるしわの発生や、フランジ部152と湾曲縦壁部153との境界部分における割れの発生を防止することが可能となる。
また、縦壁部30を成形する工程は、予備成形工程の前に実行されるとともに、ブランク材100に対して、天板部20と縦壁部30との境界部を成形する第3の成形工程を含むものである。
これによれば、第3の成形工程では、ブランク材100にプレス成形を行って、天板部301と縦壁部との間に境界部分303を生成する。第3の成形工程で生成される境界部分303は、プレス成形により縦壁部を生成する際に、材料が天板部301から縦壁部に流入することを抑止する。その結果、天板部301と縦壁部との境界部分において、シワの発生が抑止される。
また、プレス成形により縦壁部を生成する際に、材料が天板部301から縦壁部に流入することを抑止する。その結果、湾曲縦壁部401の高さを、天板部301と縦壁部との間に境界部分303を生成せずに湾曲縦壁部401を生成するときの当該湾曲縦壁部の高さよりも高くすることが可能となる。
10 プレス成形品
20 天板部
30 縦壁部
33 湾曲縦壁部
40 フランジ部
100 ブランク材
150 予備成形品
153 湾曲縦壁部
153a 段差部
153b 上部縦壁部
153c 下部縦壁部

Claims (4)

  1. 湾曲部を含む外周縁部を有する天板部と、当該天板部の前記外周縁部に連続する縦壁部と、当該縦壁部に連続するフランジ部と、を有するプレス成形品を、金属板からなるブランク材のプレス成形により製造する方法であって、
    前記縦壁部のうち、前記湾曲部に連続する湾曲縦壁部を成形する工程は、
    前記湾曲縦壁部の高さ方向における所定位置に設けた段差部からフランジ部までの下部縦壁部が、前記段差部から前記天板部までの上部縦壁部に対して、前記フランジ部側に張り出した段差形状の湾曲縦壁部を生成する第1の成形工程と、
    カム構造を有する金型を用いて、前記段差形状の湾曲縦壁部を平坦状の湾曲縦壁部にならす第2の成形工程と、
    を含むことを特徴とするプレス成形品の製造方法。
  2. 前記プレス成形品の平面視において、前記湾曲部は円弧形状をしており、
    前記第2の成形工程は、
    前記プレス成形品の平面視における前記湾曲部の中心点及び前記湾曲部の中点を結ぶ直線に沿って、前記天板部の上面に平行な面に対して0度以上75度以下の角度で、前記カム構造を有する金型を前記下部縦壁部に突き当てることで、段差形状の前記湾曲縦壁部をならす
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形品の製造方法。
  3. 前記湾曲縦壁部を成形する工程は、
    前記第1の成形工程の前に実行されるとともに、前記ブランク材に対して、前記天板部と前記湾曲縦壁部との境界部を成形する第3の成形工程を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形品の製造方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のプレス成形品の製造方法により製造されるプレス成形品。
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