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JP7717015B2 - 上部電極及びプラズマ処理装置 - Google Patents

上部電極及びプラズマ処理装置

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JP7717015B2
JP7717015B2 JP2022043961A JP2022043961A JP7717015B2 JP 7717015 B2 JP7717015 B2 JP 7717015B2 JP 2022043961 A JP2022043961 A JP 2022043961A JP 2022043961 A JP2022043961 A JP 2022043961A JP 7717015 B2 JP7717015 B2 JP 7717015B2
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Description

本開示は、上部電極及びプラズマ処理装置に関するものである。
基板に対するプラズマ処理では、プラズマ処理装置が用いられる。一種のプラズマ処理装置は、容量結合型のプラズマ処理装置であり、プラズマ処理チャンバ、基板支持部、及び上部電極を備える。上部電極は、基板支持部の上方に設けられており、シャワーヘッドを構成している。上部電極の内部には、ガス導入口から処理ガスが導入されるガス拡散室が画成されている。
特開2001-298015号公報
本開示は、上部電極での異常放電を抑制する技術を提供する。
一つの例示的実施形態において、上部電極が提供される。上部電極は、容量結合型のプラズマ処理装置においてシャワーヘッドを構成する。上部電極は、第1の部材、第2の部材及び第3の部材を備える。第1の部材は、導電体から形成されている。第1の部材は、複数の第1のガス孔を提供する。複数の第1のガス孔は、第1の部材を貫通する。第2の部材は、導電体から形成されている。第2の部材は、第1の部材の上に設けられる。第2の部材は、一つ以上の第2のガス孔を提供する。第3の部材は、誘電体から形成されている。第3の部材は、第1の部材と第2の部材との間に設けられる。第3の部材は、ガス拡散室を画成する。ガス拡散室には、複数の第1のガス孔及び一つ以上の第2のガス孔が接続される。
一つの例示的実施形態によれば、上部電極での異常放電が抑制される。
容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。 一つの例示的実施形態に係る上部電極の断面図である。 一つの例示的実施形態に係る第2の部材の斜視図である。 一つの例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。 別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。 更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。
以下、種々の例示的実施形態について説明する。
一つの例示的実施形態において、上部電極が提供される。上部電極は、容量結合型のプラズマ処理装置においてシャワーヘッドを構成する。上部電極は、第1の部材、第2の部材及び第3の部材を備える。第1の部材は、導電体から形成されている。第1の部材は、複数の第1のガス孔を提供する。複数の第1のガス孔は、第1の部材を貫通する。第2の部材は、導電体から形成されている。第2の部材は、第1の部材の上に設けられる。第2の部材は、一つ以上の第2のガス孔を提供する。第3の部材は、誘電体から形成されている。第3の部材は、第1の部材と第2の部材との間に設けられる。第3の部材は、ガス拡散室を画成する。ガス拡散室には、複数の第1のガス孔及び一つ以上の第2のガス孔が接続される。
上記実施形態では、ガス拡散室は、誘電体から形成された第3の部材によって画成されている。したがって、電子又は正イオンが複数の第1のガス孔の各々からガス拡散室に進入して、ガス拡散室を画成する第3の部材に衝突しても第3の部材から放出される二次電子の量は少ない。結果として、上部電極での異常放電が抑制される。
一つの例示的実施形態において、上部電極は、第1のシール部材及び第2のシール部材のうち少なくとも一方を更に備えていてもよい。第1のシール部材は、第1の部材と第3の部材との間に挟持される。第2のシール部材は、第2の部材と第3の部材との間に挟持される。第1のシール部材は、第1の部材と第3の部材との間の間隙に向かう処理ガスの流れの形成を抑制する。第2のシール部材は、第2の部材と第3の部材との間の間隙に向かう処理ガスの流れの形成を抑制する。第1のシール部材及び第2のシール部材の少なくとも一方によって、ガス拡散室に形成される処理ガスの流れが安定する。
一つの例示的実施形態において、第3の部材は、側壁及び天部を含んでもよい。側壁はガス拡散室を囲むように周方向に延在する。天部は、ガス拡散室上で延在する。第2のシール部材は、第3の部材の側壁と第2の部材との間に挟持されていてもよい。或いは、第2のシール部材は、第3の部材の天部と第2の部材との間に挟持されてもよい。第2のシール部材は、第2の部材と第3の部材との間で挟持されることにより、第3の部材に対して反力を発揮する。この反力により第1の部材に対する第3の部材の相対的な位置が固定される。したがって、第3の部材と第1の部材との間の摩擦が抑制される。結果として、第3の部材と第1の部材との間の摩擦によるパーティクルの発生が抑制される。
一つの例示的実施形態において、天部は、複数の第1のガス孔の各々のガス拡散室の側の開口端に対面するように配置されてもよい。複数の第1のガス孔の各々の開口端は天部に対面しているので、複数の第1のガス孔の各々からガス拡散室に進入した電子又は正イオンの多くが天部に衝突する傾向がある。天部からは二次電子が放出され難い。したがって、この実施形態によれば、上部電極での異常放電が更に抑制される。
一つの例示的実施形態において、第3の部材は、底部を含んでいてもよい。底部は、ガス拡散室の下方に配置されていてもよい。
一つの例示的実施形態において、底部は、複数の第3のガス孔を提供してもよい。複数の第3のガス孔は、複数の第1のガス孔にそれぞれ整列してもよい。複数の第1のガス孔に進入した電子又は正イオンは、ガス拡散室に到達する前に、複数の第3のガス孔を画成する壁面に衝突し得る。複数の第3のガス孔を画成する壁面は二次電子を放出し難い。したがって、この実施形態によれば、上部電極での異常放電が更に抑制される。
一つの例示的実施形態において、第2のシール部材は、第2の部材と底部との間に挟持されてもよい。第2のシール部材は、第2の部材と底部との間で挟持されることにより、第3の部材に対して反力を発揮する。この反力により第1の部材に対する第3の部材の相対的な位置が固定される。したがって、第3の部材と第1の部材との間の摩擦が抑制される。結果として、第3の部材と第1の部材との間の摩擦によるパーティクルの発生が抑制される。
一つの例示的実施形態において、第1のシール部材は、第1の部材と底部との間に挟持されてもよい。この実施形態では、第3の部材と第1の部材との間の摩擦によって発生し得るパーティクルが、複数の第1のガス孔に侵入することが抑制される。
一つの例示的実施形態において、第1のシール部材及び第2のシール部材の少なくとも一方は、第1の部材と第2の部材との間の境界をガス拡散室から分離していてもよい。この実施形態では、そこで異常放電が発生し易い当該境界が、第1のシール部材又は第2のシール部材のうち少なくとも一方により、ガス拡散室から分離されている。したがって、上部電極での異常放電が更に抑制される。
一つの例示的実施形態において、第1のシール部材及び第2のシール部材の少なくとも一方は、第1の部材と第2の部材との間の境界を複数の第3のガス孔から分離していてもよい。第3の部材と第2の部材との間の摩擦によって発生し得るパーティクルが複数の第3のガス孔に侵入することが、第1のシール部材及び第2のシール部材の少なくとも一方によって抑制される。
一つの例示的実施形態において、第3の部材は、第1の部材と第2の部材との間の境界をガス拡散室から分離していてもよい。この実施形態では、そこで異常放電が発生し易い境界Bが、第3の部材によってガス拡散室から分離されている。したがって、上部電極での異常放電が更に抑制される。
一つの例示的実施形態において、第3の部材は、当接部を有してもよい。当接部は、第1の部材と当接していてもよい。当接部は、低摩擦部材によって形成されていてもよい。低摩擦部材は、第3の部材の当接部以外の部分より低い摩擦係数を有していてもよい。第1の部材は、当接部と当接する。したがって、第1の部材と第3の部材との間の摩擦抵抗が減少する。結果として、第1の部材と第3の部材との間の摩擦によるパーティクルの発生が抑制される。
一つの例示的実施形態において、誘電体は、多孔質体であってもよい。
一つの例示的実施形態において、第1のシール部材は、Oリングであってもよい。第1のシール部材は、ガスケットであってもよい。第2のシール部材は、Oリングであってもよい。第2のシール部材は、ガスケットであってもよい。
別の例示的実施形態において、プラズマ処理装置は、プラズマ処理チャンバ、基板支持部、及び上部電極を備える。プラズマ処理チャンバは、その内部に処理空間を提供する。基板支持部は、プラズマ処理チャンバ内に設けられる。上部電極は、上述の種々の例示的実施形態のうち何れかの上部電極であり、基板支持部の上方に設けられる。
以下に、プラズマ処理システムの構成例について説明する。図1は、容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。
プラズマ処理システムは、容量結合型のプラズマ処理装置1及び制御部2を含む。容量結合型のプラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ10、ガス供給部20、電源30及び排気システム40を含む。また、プラズマ処理装置1は、基板支持部11及びガス導入部を含む。ガス導入部は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理チャンバ10内に導入するように構成される。ガス導入部は、シャワーヘッド13を含む。基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10内に配置される。シャワーヘッド13は、基板支持部11の上方に配置される。一実施形態において、シャワーヘッド13は、プラズマ処理チャンバ10の天部(ceiling)の少なくとも一部を構成する。プラズマ処理チャンバ10は、シャワーヘッド13、プラズマ処理チャンバ10の側壁10a及び基板支持部11により規定されたプラズマ処理空間10sを有する。プラズマ処理チャンバ10は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10sに供給するための少なくとも1つのガス供給口と、プラズマ処理空間からガスを排出するための少なくとも1つのガス排出口とを有する。プラズマ処理チャンバ10は接地される。シャワーヘッド13及び基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10の筐体とは電気的に絶縁される。
基板支持部11は、本体部111及びリングアセンブリ112を含む。本体部111は、基板Wを支持するための中央領域111aと、リングアセンブリ112を支持するための環状領域111bとを有する。ウェハは基板Wの一例である。本体部111の環状領域111bは、平面視で本体部111の中央領域111aを囲んでいる。基板Wは、本体部111の中央領域111a上に配置され、リングアセンブリ112は、本体部111の中央領域111a上の基板Wを囲むように本体部111の環状領域111b上に配置される。従って、中央領域111aは、基板Wを支持するための基板支持面とも呼ばれ、環状領域111bは、リングアセンブリ112を支持するためのリング支持面とも呼ばれる。
一実施形態において、本体部111は、基台1110及び静電チャック1111を含む。基台1110は、導電性部材を含む。基台1110の導電性部材は下部電極として機能し得る。静電チャック1111は、基台1110の上に配置される。静電チャック1111は、セラミック部材1111aとセラミック部材1111a内に配置される静電電極1111bとを含む。セラミック部材1111aは、中央領域111aを有する。一実施形態において、セラミック部材1111aは、環状領域111bも有する。なお、環状静電チャックや環状絶縁部材のような、静電チャック1111を囲む他の部材が環状領域111bを有してもよい。この場合、リングアセンブリ112は、環状静電チャック又は環状絶縁部材の上に配置されてもよく、静電チャック1111と環状絶縁部材の両方の上に配置されてもよい。また、後述するRF(RadioFrequency)電源31及び/又はDC(Direct Current)電源32に結合される少なくとも1つのRF/DC電極がセラミック部材1111a内に配置されてもよい。この場合、少なくとも1つのRF/DC電極が下部電極として機能する。後述するバイアスRF信号及び/又はDC信号が少なくとも1つのRF/DC電極に供給される場合、RF/DC電極はバイアス電極とも呼ばれる。なお、基台1110の導電性部材と少なくとも1つのRF/DC電極とが複数の下部電極として機能してもよい。また、静電電極1111bが下部電極として機能してもよい。従って、基板支持部11は、少なくとも1つの下部電極を含む。
リングアセンブリ112は、1又は複数の環状部材を含む。一実施形態において、1又は複数の環状部材は、1又は複数のエッジリングと少なくとも1つのカバーリングとを含む。エッジリングは、導電性材料又は絶縁材料で形成され、カバーリングは、絶縁材料で形成される。
また、基板支持部11は、静電チャック1111、リングアセンブリ112及び基板のうち少なくとも1つをターゲット温度に調節するように構成される温調モジュールを含んでもよい。温調モジュールは、ヒータ、伝熱媒体、流路1110a、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。流路1110aには、ブラインやガスのような伝熱流体が流れる。一実施形態において、流路1110aが基台1110内に形成され、1又は複数のヒータが静電チャック1111のセラミック部材1111a内に配置される。また、基板支持部11は、基板Wの裏面と中央領域111aとの間の間隙に伝熱ガスを供給するように構成された伝熱ガス供給部を含んでもよい。
シャワーヘッド13は、ガス供給部20からの少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10s内に導入するように構成される。シャワーヘッド13は、少なくとも1つのガス供給口13a、少なくとも1つのガス拡散室13b、及び複数のガス導入口13cを有する。ガス供給口13aに供給された処理ガスは、ガス拡散室13bを通過して複数のガス導入口13cからプラズマ処理空間10s内に導入される。また、シャワーヘッド13は、少なくとも1つの上部電極を含む。なお、ガス導入部は、シャワーヘッド13に加えて、側壁10aに形成された1又は複数の開口部に取り付けられる1又は複数のサイドガス注入部(SGI:Side Gas Injector)を含んでもよい。
ガス供給部20は、少なくとも1つのガスソース21及び少なくとも1つの流量制御器22を含んでもよい。一実施形態において、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスを、それぞれに対応のガスソース21からそれぞれに対応の流量制御器22を介してシャワーヘッド13に供給するように構成される。各流量制御器22は、例えばマスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器を含んでもよい。さらに、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスの流量を変調又はパルス化する1又はそれ以上の流量変調デバイスを含んでもよい。
電源30は、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介してプラズマ処理チャンバ10に結合されるRF電源31を含む。RF電源31は、少なくとも1つのRF信号(RF電力)を少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に供給するように構成される。これにより、プラズマ処理空間10sに供給された少なくとも1つの処理ガスからプラズマが形成される。従って、RF電源31は、プラズマ処理チャンバ10において1又はそれ以上の処理ガスからプラズマを生成するように構成されるプラズマ生成部の少なくとも一部として機能し得る。また、バイアスRF信号を少なくとも1つの下部電極に供給することにより、基板Wにバイアス電位が発生し、形成されたプラズマ中のイオン成分を基板Wに引き込むことができる。
一実施形態において、RF電源31は、第1のRF生成部31a及び第2のRF生成部31bを含む。第1のRF生成部31aは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に結合され、プラズマ生成用のソースRF信号(ソースRF電力)を生成するように構成される。一実施形態において、ソースRF信号は、10MHz~150MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第1のRF生成部31aは、異なる周波数を有する複数のソースRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のソースRF信号は、少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に供給される。
第2のRF生成部31bは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して少なくとも1つの下部電極に結合され、バイアスRF信号(バイアスRF電力)を生成するように構成される。バイアスRF信号の周波数は、ソースRF信号の周波数と同じであっても異なっていてもよい。一実施形態において、バイアスRF信号は、ソースRF信号の周波数よりも低い周波数を有する。一実施形態において、バイアスRF信号は、100kHz~60MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第2のRF生成部31bは、異なる周波数を有する複数のバイアスRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のバイアスRF信号は、少なくとも1つの下部電極に供給される。また、種々の実施形態において、ソースRF信号及びバイアスRF信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。
また、電源30は、プラズマ処理チャンバ10に結合されるDC電源32を含んでもよい。DC電源32は、第1のDC生成部32a及び第2のDC生成部32bを含む。一実施形態において、第1のDC生成部32aは、少なくとも1つの下部電極に接続され、第1のDC信号を生成するように構成される。生成された第1のバイアスDC信号は、少なくとも1つの下部電極に印加される。一実施形態において、第2のDC生成部32bは、少なくとも1つの上部電極に接続され、第2のDC信号を生成するように構成される。生成された第2のDC信号は、少なくとも1つの上部電極に印加される。
種々の実施形態において、第1及び第2のDC信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。この場合、電圧パルスのシーケンスが少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に印加される。電圧パルスは、矩形、台形、三角形又はこれらの組み合わせのパルス波形を有してもよい。一実施形態において、DC信号から電圧パルスのシーケンスを生成するための波形生成部が第1のDC生成部32aと少なくとも1つの下部電極との間に接続される。従って、第1のDC生成部32a及び波形生成部は、電圧パルス生成部を構成する。第2のDC生成部32b及び波形生成部が電圧パルス生成部を構成する場合、電圧パルス生成部は、少なくとも1つの上部電極に接続される。電圧パルスは、正の極性を有してもよく、負の極性を有してもよい。また、電圧パルスのシーケンスは、1周期内に1又は複数の正極性電圧パルスと1又は複数の負極性電圧パルスとを含んでもよい。なお、第1及び第2のDC生成部32a,32bは、RF電源31に加えて設けられてもよく、第1のDC生成部32aが第2のRF生成部31bに代えて設けられてもよい。
排気システム40は、例えばプラズマ処理チャンバ10の底部に設けられたガス排出口10eに接続され得る。排気システム40は、圧力調整弁及び真空ポンプを含んでもよい。圧力調整弁によって、プラズマ処理空間10s内の圧力が調整される。真空ポンプは、ターボ分子ポンプ、ドライポンプ又はこれらの組み合わせを含んでもよい。
制御部2は、本開示において述べられる種々の工程をプラズマ処理装置1に実行させるコンピュータ実行可能な命令を処理する。制御部2は、ここで述べられる種々の工程を実行するようにプラズマ処理装置1の各要素を制御するように構成され得る。一実施形態において、制御部2の一部又は全てがプラズマ処理装置1に含まれてもよい。制御部2は、処理部2a1、記憶部2a2及び通信インターフェース2a3を含んでもよい。制御部2は、例えばコンピュータ2aにより実現される。処理部2a1は、記憶部2a2からプログラムを読み出し、読み出されたプログラムを実行することにより種々の制御動作を行うように構成され得る。このプログラムは、予め記憶部2a2に格納されていてもよく、必要なときに、媒体を介して取得されてもよい。取得されたプログラムは、記憶部2a2に格納され、処理部2a1によって記憶部2a2から読み出されて実行される。媒体は、コンピュータ2aに読み取り可能な種々の記憶媒体であってもよく、通信インターフェース2a3に接続されている通信回線であってもよい。処理部2a1は、CPU(Central Processing Unit)であってもよい。記憶部2a2は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。通信インターフェース2a3は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置1との間で通信してもよい。
以下では図2を参照して、一つの例示的実施形態に係るプラズマ処理装置の上部電極の構成を説明する。図2は、一つの例示的実施形態に係る上部電極の断面図である。図2に示す上部電極14は、プラズマ処理装置1において、シャワーヘッド13を構成する。図2に示す上部電極14は、容量結合型のプラズマ処理装置1の上部電極として用いられ得る。
図2に示すように、上部電極14は、第1の部材51、第2の部材52、及び少なくとも一つの第3の部材53を含んでいる。以下、図2と共に、図3及び図4を参照する。図3は、一つの例示的実施形態に係る第2の部材の斜視図である。図4は、一つの例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。
第1の部材51は、プラズマ処理チャンバ10内の空間(プラズマ処理空間10s)を上方から画成する天板であり得る。第1の部材51は、軸線AXをその中心軸線として有していてもよく、略円盤形状を有していてもよい。軸線AXは、鉛直方向に延びている。第1の部材51は、導電体から形成されている。第1の部材51は、例えば、シリコン又は炭化ケイ素のようなシリコン含有材料から形成される。図4に示すように、第1の部材51は、複数の第1のガス孔51hを提供している。複数の第1のガス孔51hは、第1の部材51をその板厚方向に貫通している。複数の第1のガス孔51hは、複数のガス導入口13cを構成し得る。
図2及び図4に示すように、第2の部材52は、第1の部材51の上又は上方に設けられている。第2の部材52は、導電体から形成されている。第2の部材52は、アルミニウムなどの金属から形成されていてもよい。図3に示すように、第2の部材52は、軸線AXをその中心軸線として有していてもよく、略円盤形状を有していてもよい。第2の部材52は、一つ以上の第2のガス孔52hを提供する。一つ以上の第2のガス孔52hの各々は、ガス供給口13aを構成する。なお、第2の部材52は、冷却可能であってもよい。第2の部材52は、冷媒が流れる流路をその内部において提供していてもよい。
少なくとも一つの第3の部材53は、誘電体から形成されている。少なくとも一つの第3の部材53は、例えば、アルミナ及び窒化アルミニウムなどのセラミックス、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)及びポリイミドなどの樹脂、又は石英などから形成される。一実施形態においては、少なくとも一つの第3の部材53は、多孔質体であってもよい。
少なくとも一つの第3の部材53は、第1の部材51と第2の部材52との間に設けられている。少なくとも一つの第3の部材53は、少なくとも一つのガス拡散室13bを画成している。少なくとも一つのガス拡散室13bには、複数の第1のガス孔51h及び一つ以上の第2のガス孔52hが接続されている。
一実施形態において、上部電極14は、複数の第3の部材53を備え得る。複数の第3の部材53の個数は、図2に示すように、三つであってもよい。複数の第3の部材53はそれぞれ、少なくとも一つのガス拡散室13bとして、複数のガス拡散室13bを画成していてもよい。複数のガス拡散室13bの各々には、複数の第1のガス孔51h(即ち、複数のガス導入口13c)及び対応の一つ以上の第2のガス孔52h(即ち、ガス供給口13a)が接続され得る。
図3に示すように、一例として、第2の部材52は、下方に向けて開口した複数の溝52aを画成していてもよい。第2の部材52が提供する溝52aの個数は、例えば三つである。複数の溝52aの各々は、軸線AXを中心にして周方向に延在しており、環形状を有している。複数の溝52aは、軸線AXに対して同心状に設けられている。即ち、複数の溝52aは、径方向に沿って配列されている。なお、径方向及び周方向の各々は、軸線AXを基準とする方向である。図2に示すように、複数の第3の部材53はそれぞれ、複数の溝52aの中に設けられていてもよい。この場合において、複数のガス拡散室13bの各々は、対応の溝52aの中に形成され得る。
以下では、上部電極14の複数のガス拡散室13bのうち一つのガス拡散室13b及び当該一つのガス拡散室13bを画成する一つの第3の部材53に関して説明を行う。図4に示すように、ガス拡散室13bには、複数の第1のガス孔51h及び一つ以上の第2のガス孔52hが接続される。一例として、ガス拡散室13bには、一つの第2のガス孔52hが接続される。
一実施形態においては、上部電極14は、シール部材55(第2のシール部材)を更に備えていてもよい。シール部材55は、第2の部材52と第3の部材53との間に挟持されている。シール部材55は、Oリング又はガスケットであってもよい。なお、上部電極14は、複数の第3の部材53それぞれに対応する複数のシール部材55を備え得る。
一実施形態において、第3の部材53は、側壁53a、天部53b、及び底部53cを含んでいてもよい。側壁53aは、ガス拡散室13bを囲むように周方向に延在する。天部53bは、ガス拡散室13b上で延在する。底部53cは、ガス拡散室13bの下方に配置される。第3の部材53は、単一の部材であってもよく、複数の部材から構成されていてもよい。例えば、側壁53a、天部53b、及び底部53cは、別個の部材であってもよい。或いは、図4に示すように、第3の部材53において、天部53bは、側壁53a及び底部53cとは別個の部材であってもよく、側壁53a及び底部53cは単一の部材であり、互いに一体化されていてもよい。
一実施形態において、天部53bは、複数の第1のガス孔51hの各々のガス拡散室13bの側の開口端に対面するように配置されている。天部53bは、第2のガス孔52hと連通する貫通孔を提供してもよい。第3の部材53の当該貫通孔は、第2のガス孔52hと整列され得る。シール部材55は、例えば、Oリングである。一実施形態において、シール部材55は、天部53bと第2の部材52との間に挟持され得る。一例として、シール部材55は、天部53bにおいて第2のガス孔52hを囲むように形成された溝の中に配置される。この場合において、シール部材55は、溝52aの底面に接する。なお、天部53bの厚さは、3mm以下であり得る。
一実施形態において、底部53cは、複数の第3のガス孔53hを提供していてもよい。複数の第3のガス孔53hは、底部53cを貫通している。複数の第3のガス孔53hはそれぞれ、複数の第1のガス孔51hをガス拡散室13bに接続している。複数の第3のガス孔53hは、複数の第1のガス孔51hにそれぞれ整列している。複数の第3のガス孔53hの各々の中心線が、複数の第1のガス孔51hの各々の中心線と整列されていてもよい。
一実施形態において、第3の部材53は、第1の部材51と当接する当接部53dを有してもよい。当接部53dは、底部53cの一部分であり、第1の部材51の上面と接する部分である。当接部53dは、第3の部材53の当接部53d以外の部分の摩擦係数よりも低い摩擦係数を有する部材、即ち、低摩擦部材から形成されている。低摩擦部材は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である。
一実施形態において、第3の部材53は、第1の部材51と第2の部材52との間の境界Bをガス拡散室13bから分離していてもよい。例えば、底部53cが境界Bをガス拡散室13bから分離していてもよい。この場合において、底部53cは、第1の部材51の上面と溝52aを画成する第2の部材52の二つの側面とが形成する二つの隅部(内径側の隅部と外径側の隅部)を埋めるように、第1の部材51の上面と第2の部材52の当該二つの側面に沿って延在する。
以上説明したように、上部電極14では、ガス拡散室13bは、誘電体から形成された第3の部材53によって画成されている。したがって、電子又は正イオンが複数の第1のガス孔51hの各々からガス拡散室13bに進入して、ガス拡散室13bを画成する第3の部材53に衝突しても第3の部材53から放出される二次電子の量は少ない。結果として、上部電極14での異常放電が抑制される。
また、上部電極14では、シール部材55が、第2の部材52と第3の部材53との間の間隙に向かう処理ガスの流れの形成を抑制する。したがって、シール部材55によって、ガス拡散室13bに形成される処理ガスの流れが安定する。
また、シール部材55は、第2の部材52と第3の部材53との間で挟持されることにより、第3の部材53に対して反力を発揮する。この反力により第1の部材51に対する第3の部材53の相対的な位置が固定される。したがって、第3の部材53と第1の部材51との間の摩擦が抑制される。結果として、第3の部材53と第1の部材51との間の摩擦によるパーティクルの発生が抑制される。
また、複数の第1のガス孔51hの各々の開口端は天部53bに対面しているので、複数の第1のガス孔51hの各々からガス拡散室13bに進入した電子又は正イオンの多くが天部53bに衝突する傾向がある。この天部からは二次電子が放出され難い。したがって、上部電極14での異常放電が更に抑制される。
また、複数の第1のガス孔51hに進入した電子又は正イオンは、ガス拡散室13bに到達する前に、複数の第3のガス孔53hを画成する壁面に衝突し得る。複数の第3のガス孔53hを画成する壁面は二次電子を放出し難い。したがって、上部電極14での異常放電が更に抑制される。
また、上部電極14では、そこで異常放電が発生し易い境界Bが第3の部材53によって塞がれている。したがって、上部電極14での異常放電が更に抑制される。
また、上部電極14では、第1の部材51と第3の部材53との間の摩擦抵抗が当接部53dによって低減される。結果として、第1の部材51と第3の部材53との間の摩擦によるパーティクルの発生が抑制される。
以下、種々の別の例示的実施形態に係る上部電極について説明する。以下では、種々の別の例示的実施形態に係る上部電極に関する上部電極14からの相違点について説明し、重複する説明を省略する。
まず、図5を参照する。図5は、別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。以下では、図5に示す上部電極14Aの複数のガス拡散室13bのうち一つのガス拡散室13b及び当該一つのガス拡散室13bを画成する第3の部材53に関して説明を行う。
図5に示すように、底部53cは、第3のガス孔53hを提供しなくてもよい。この場合において、第3の部材53は、ガス拡散室13bを第1の部材51と共に画成しており、底部53cは、ガス拡散室13bを囲んでいる。この場合において、複数の第1のガス孔51hは、ガス拡散室13bに直接接続されている。なお、この場合において、天部53bの厚さは、例えば5mmである。
以下、図6を参照する。図6は、更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。以下では、図6に示す上部電極14Bの複数のガス拡散室13bのうち一つのガス拡散室13b及び当該一つのガス拡散室13bを画成する第3の部材53に関して説明を行う。
図6に示すように、第3の部材53は、側壁53a及び天部53bを含んでいなくてもよい。この場合において、第3の部材53は、複数の第3のガス孔53hを提供する底部53cを含み得る。この場合において、第3の部材53は、ガス拡散室13bを第2の部材52と共に画成している。なお、第3の部材53は、低摩擦部材によって形成される当接部を含んでいなくてもよい。
図6に示すように、上部電極14Bは、一つの第3の部材53に対応する二つのシール部材55を備えてもよい。二つのシール部材55の各々は、軸線AXを中心とする環形状を有する。二つのシール部材55のうち一方は、溝52aを画成する第2の部材52の二つの側壁面のうち一方(内径側の側壁面)と底部53cの一方の側壁面との間で挟持される。二つのシール部材55のうち他方は、溝52aを画成する第2の部材52の二つの側壁面のうち他方(外径側の側壁面)と底部53cの他方の側壁面との間で挟持される。
以下、図7を参照する。図7は、更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。以下では、図7に示す上部電極14Cの複数のガス拡散室13bのうち一つのガス拡散室13b及び当該一つのガス拡散室13bを画成する第3の部材53に関して説明を行う。
一実施形態においては、図7に示すように、第1の部材51と第2の部材52との間の境界Bは、シール部材55によってガス拡散室13bから分離されていてもよい。図7に示すように、上部電極14Cは、一つの第3の部材53に対応する複数のシール部材55を備えていてもよい。一例では、図7に示すように、上部電極14Cは、四つのシール部材55を備える。四つのシール部材55は、軸線AXを中心とする環形状を有する。四つのシール部材55のうち二つは、溝52aを画成する第2の部材52の二つの側壁面のうち一方(内径側の側壁面)と第3の部材53との間で挟持される。四つのシール部材55のうち別の二つは、溝52aを画成する第2の部材52の二つの側壁面のうち他方(外径側の側壁面)と第3の部材53との間で挟持される。
四つのシール部材55のうち上方に配置された二つのシール部材55は、溝52aの上端側の二つの隅部(内径側の隅部と外径側の隅部)にそれぞれ配置されていてもよい。四つのシール部材55のうち上方に配置された二つのシール部材55は、溝52aを画成する第2の部材52の二つの側壁と天部53bとに接していてもよい。また、四つのシール部材55のうち下方に配置された別の二つのシール部材55は、第1の部材51の上面と溝52aを画成する第2の部材52の二つの側面とが形成する二つの隅部(内径側の隅部と外径側の隅部)にそれぞれ配置されていてもよい。四つのシール部材55のうち下方に配置された別の二つのシール部材55の各々は、溝52aを画成する第3の部材53の側壁と第1の部材51の上面とに接していてもよい。なお、この場合において、天部53bの厚さは、例えば5mm以上である。
また、上部電極14Cでは、そこで異常放電が発生し易い境界Bが、シール部材55によってガス拡散室13bから分離されている。したがって、上部電極14Cでの異常放電が更に抑制される。
以下、図8を参照する。図8は、更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。以下では、図8に示す上部電極14Dの複数のガス拡散室13bのうち一つのガス拡散室13b及び当該一つのガス拡散室13bを画成する第3の部材53に関して説明を行う。
図8に示すように、上部電極14Dは、シール部材54(第1のシール部材)を更に備えていてもよい。シール部材54は、Oリング又はガスケットであってもよい。上部電極14は、複数の第3の部材53のそれぞれに対応する複数のシール部材54を備え得る。以下では、一つの第3の部材53に対応する少なくとも一つのシール部材54について説明する。上部電極14Dは、第3の部材53に対応する二つのシール部材54を備え得る。各シール部材54は、第1の部材51と第3の部材53との間に挟持される。より詳細には、各シール部材54は、第1の部材51と底部53cとの間に挟持され得る。
各シール部材54は、例えば、Oリングである。二つのシール部材54の各々は、第1の部材51の上面と溝52aを画成する第2の部材52の二つの側面とが形成する二つの隅部(内径側の隅部と外径側の隅部)に配置されていてもよい。二つのシール部材54の各々は、第3の部材53の底部53cと第1の部材51の上面との間で挟持されていてもよい。二つのシール部材54の各々は、図8に示すように、第1の部材51と第2の部材52との間の境界Bをガス拡散室13bから分離し得る。また、シール部材54は、第1の部材51と第2の部材52との間の境界Bを第3のガス孔53hから分離していてもよい。なお、別の実施形態においては、シール部材55が第1の部材51と第2の部材52との間の境界Bを第3のガス孔53hから分離していてもよい。
上部電極14Dでは、シール部材54は、第1の部材51と第3の部材53との間の間隙に向かう処理ガスの流れの形成を抑制する。したがって、シール部材54によって、ガス拡散室13bに形成される処理ガスの流れが安定する。
また、上部電極14Dでは、第3の部材53と第1の部材51との間の摩擦によって発生し得るパーティクルが、複数の第1のガス孔51hに侵入することが抑制される。
また、上部電極14Dでは、そこで異常放電が発生し易い境界Bが、シール部材54によってガス拡散室13bから分離されている。したがって、上部電極14Dでの異常放電が更に抑制される。
また、上部電極14Dでは、第3の部材53と第1の部材51との間の摩擦によって発生し得るパーティクルが、複数の第3のガス孔53hに侵入することが抑制される。
以下、図9を参照する。図9は、更に別の例示的実施形態に係る上部電極の一部を示す断面図である。以下では、図9に示す上部電極14Eの複数のガス拡散室13bのうち一つのガス拡散室13b及び当該一つのガス拡散室13bを画成する第3の部材53に関して説明を行う。図9に示すように、上部電極14Eは、シール部材54及びシール部材55を備えなくてもよい。なお、他の実施形態においては、上部電極は、シール部材54及びシール部材55のうち少なくとも一方を備えていてもよい。
以上、種々の例示的実施形態について説明してきたが、上述した例示的実施形態に限定されることなく、様々な追加、省略、置換、及び変更がなされてもよい。また、異なる実施形態における要素を組み合わせて他の実施形態を形成することが可能である。
以上の説明から、本開示の種々の実施形態は、説明の目的で本明細書で説明されており、本開示の範囲及び主旨から逸脱することなく種々の変更をなし得ることが、理解されるであろう。したがって、本明細書に開示した種々の実施形態は限定することを意図しておらず、真の範囲と主旨は、添付の特許請求の範囲によって示される。
1…プラズマ処理装置、10…プラズマ処理チャンバ、10s…プラズマ処理空間、11…基板支持部、13…シャワーヘッド、13b…ガス拡散室、14,14A,14B,14C,14D…上部電極、51…第1の部材、51h…第1のガス孔、52…第2の部材、52a…溝、52h…第2のガス孔、53…第3の部材、53a…側壁、53b…天部、53c…底部、53d…当接部、53h…第3のガス孔、54…シール部材(第1のシール部材)、55…シール部材(第2のシール部材)、AX…軸線、B…境界。

Claims (16)

  1. 容量結合型のプラズマ処理装置においてシャワーヘッドを構成する上部電極であって、
    導電体から形成された第1の部材であり、該第1の部材を貫通する複数の第1のガス孔を提供する、該第1の部材と、
    導電体から形成されており、前記第1の部材の上に設けられた第2の部材であり、一つ以上の第2のガス孔を提供する、該第2の部材と、
    誘電体から形成されており、前記第1の部材と前記第2の部材との間に設けられ、前記複数の第1のガス孔及び前記一つ以上の第2のガス孔が接続される少なくとも一つのガス拡散室を画成する少なくとも一つの第3の部材と、
    を備え
    前記少なくとも一つの第3の部材として、複数の第3の部材を備え、
    前記複数の第3の部材は、前記少なくとも一つのガス拡散室として、複数のガス拡散室を画成し、
    前記複数のガス拡散室は、鉛直方向に延びる前記第1の部材の中心軸線に対して径方向に沿って配列されている、
    上部電極。
  2. 容量結合型のプラズマ処理装置においてシャワーヘッドを構成する上部電極であって、
    導電体から形成された第1の部材であり、該第1の部材を貫通する複数の第1のガス孔を提供する、該第1の部材と、
    導電体から形成されており、前記第1の部材の上に設けられた第2の部材であり、一つ以上の第2のガス孔を提供する、該第2の部材と、
    誘電体から形成されており、前記第1の部材と前記第2の部材との間に設けられ、前記複数の第1のガス孔及び前記一つ以上の第2のガス孔が接続される少なくとも一つのガス拡散室を画成する少なくとも一つの第3の部材と、
    を備え、
    前記少なくとも一つの第3の部材は、前記第1の部材と当接する当接部を有し、
    前記当接部は、前記少なくとも一つの第3の部材の前記当接部以外の部分より摩擦係数が低い低摩擦部材によって形成されている、
    上部電極。
  3. 前記誘電体は、多孔質体である、請求項2に記載の上部電極。
  4. 容量結合型のプラズマ処理装置においてシャワーヘッドを構成する上部電極であって、
    導電体から形成された第1の部材であり、該第1の部材を貫通する複数の第1のガス孔を提供する、該第1の部材と、
    導電体から形成されており、前記第1の部材の上に設けられた第2の部材であり、一つ以上の第2のガス孔を提供する、該第2の部材と、
    誘電体から形成されており、前記第1の部材と前記第2の部材との間に設けられ、前記複数の第1のガス孔及び前記一つ以上の第2のガス孔が接続される少なくとも一つのガス拡散室を画成する少なくとも一つの第3の部材と、
    を備え、
    前記誘電体は、多孔質体である、
    上部電極。
  5. 前記第1の部材と前記少なくとも一つの第3の部材との間に挟持される第1のシール部材及び前記第2の部材と前記少なくとも一つの第3の部材との間に挟持される第2のシール部材の少なくとも一方を更に備える、請求項1~4の何れか一項に記載の上部電極。
  6. 前記少なくとも一つの第3の部材は、
    前記少なくとも一つのガス拡散室を囲むように周方向に延在する側壁と、
    前記少なくとも一つのガス拡散室上で延在する天部と、
    を含み、
    前記第2のシール部材は、
    前記側壁と前記第2の部材との間、及び前記天部と前記第2の部材との間の何れか一方に挟持されている、
    請求項に記載の上部電極。
  7. 前記天部は、前記複数の第1のガス孔の各々の前記少なくとも一つのガス拡散室の側の開口端に対面するように配置されている、請求項に記載の上部電極。
  8. 前記少なくとも一つの第3の部材は、前記少なくとも一つのガス拡散室の下方に配置される底部を含む、請求項の何れか一項に記載の上部電極。
  9. 前記底部は、前記複数の第1のガス孔にそれぞれ整列する複数の第3のガス孔を提供する、請求項に記載の上部電極。
  10. 前記第2のシール部材は、前記第2の部材と前記底部との間に挟持される、請求項又はに記載の上部電極。
  11. 前記第1のシール部材は、前記第1の部材と前記底部との間に挟持される、請求項10の何れか一項に記載の上部電極。
  12. 前記第1のシール部材及び前記第2のシール部材の少なくとも一方は、前記第1の部材と前記第2の部材との間の境界を前記少なくとも一つのガス拡散室から分離している、請求項11の何れか一項に記載の上部電極。
  13. 前記第1のシール部材及び前記第2のシール部材の少なくとも一方は、前記第1の部材と前記第2の部材との間の境界を前記複数の第3のガス孔から分離している、請求項に記載の上部電極。
  14. 前記少なくとも一つの第3の部材は、前記第1の部材と前記第2の部材との間の境界を前記少なくとも一つのガス拡散室から分離している、請求項1~13の何れか一項に記載の上部電極。
  15. 前記第1のシール部材及び前記第2のシール部材の少なくとも一方は、Oリング又はガスケットである、請求項13の何れか一項に記載の上部電極。
  16. その内部に処理空間を提供するプラズマ処理チャンバと、
    前記プラズマ処理チャンバ内に設けられた基板支持部と、
    請求項1~15の何れか一項に記載の上部電極であり、前記基板支持部の上方に設けられた、該上部電極と、
    を備えるプラズマ処理装置。
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