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JP7781175B2 - レーザ照射装置、レーザ照射方法、及びディスプレイの製造方法 - Google Patents

レーザ照射装置、レーザ照射方法、及びディスプレイの製造方法

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JP7781175B2
JP7781175B2 JP2023557510A JP2023557510A JP7781175B2 JP 7781175 B2 JP7781175 B2 JP 7781175B2 JP 2023557510 A JP2023557510 A JP 2023557510A JP 2023557510 A JP2023557510 A JP 2023557510A JP 7781175 B2 JP7781175 B2 JP 7781175B2
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Description

本発明はレーザ照射装置、レーザ照射方法、及びディスプレイの製造方法に関する。
特許文献1には、エキシマレーザを用いたレーザアニール装置が開示されている。特許文献1では、浮上ユニットが基板を浮上した状態で、搬送ユニットが基板を搬送している。そして、ライン状のレーザ光が、搬送中の基板に照射される。
特開2018-64048号
このようなエキシマレーザ光源は高価であるため、装置の部品コストを低減することが困難である。したがって、エキシマレーザ光源以外の光源を用いることが望まれる.半導体レーザは、安価であるが、連続発振(CW:Continuous Wave)レーザである。CWレーザ光を変調器でパルス化すると、出力が低下してしまう。よって、多くの光源が必要となり、低コスト化が困難になる。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、レーザ照射装置は、基板に設けられた膜にレーザ光を照射するレーザ照射装置であって、少なくとも一部が前記膜を透過する波長のレーザ光を発生するレーザ光源と、前記レーザ光を前記基板に導く光学系ユニットと、前記レーザ光の照射位置の直下に設けられた貫通穴を有し、前記基板を浮上させる浮上ユニットと、を備えている。
一実施の形態によれば、レーザ照射装置は、波長500nm以下のレーザ光を発生する半導体レーザ光源と、基板を第1の方向に搬送する搬送ユニットと、パルス光である前記レーザ光を前記基板に導く光学系ユニットと、上面視において前記第1の方向と異なる第2の方向に、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変えるよう、前記光学系ユニットを駆動する駆動機構と、を備えている。
一実施の形態によれば、レーザ照射装置は、基板に設けられた膜に対して脱水素化処理を行うレーザ照射装置であって、波長500nm以下のレーザ光を発生する半導体レーザ光源と、前記レーザ光を基板に導く光学系ユニットと、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変化させる駆動機構と、を備えている。
一実施の形態によれば、レーザ照射装置は、膜が形成された基板を第1の方向に発生する搬送ユニットと、波長500nm以下のレーザ光を発生する半導体レーザ光源と、前記レーザ光を基板に導く光学系ユニットと、上面視において、前記第1の方向から傾いた第2の方向に、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変える駆動機構と、前記膜を結晶化させるためのエキシマレーザ光を発生するエキシマレーザ光源と、上面視において前記エキシマレーザ光を前記第1の方向から傾いた方向を長手方向とするライン状のラインビームとして、搬送中の前記基板に導く結晶化用光学系と、を備えている。
一実施の形態によれば、レーザ照射方法は、基板に設けられた膜にレーザ光を照射するレーザ照射方法であって、(A1)前記レーザ光の照射位置の直下に設けられた貫通穴を有する浮上ユニットによって、前記基板を浮上させるステップと、(A2)少なくとも一部が前記膜を透過する波長のレーザ光を発生するステップと、(A3)光学系ユニットによって前記レーザ光を浮上中の前記基板に導くステップと、を備えている。
一実施の形態によれば、レーザ照射方法は、(B1)半導体レーザ光源によって波長500nm以下のレーザ光を発生するステップと、(B2)搬送ユニットによって、基板を第1の方向に搬送するステップと、(B3)パルス光である前記レーザ光を光学系ユニットによって前記基板に導くステップと、(B4)上面視において前記第1の方向と異なる第2の方向に、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変えるよう、前記光学系ユニットを駆動するステップと、を備えている。
一実施の形態によれば、レーザ照射方法は、基板に設けられた膜に対して脱水素化処理を行うレーザ照射方法であって、(C1)半導体レーザ光源によって、波長500nm以下のレーザ光を発生するステップと、(C2)光学系ユニットによって前記レーザ光を基板に導くステップと、(C3)前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変化させるステップと、を備えている。
一実施の形態によれば、レーザ照射方法は、(D1)搬送ユニットによって、膜が形成された基板を第1の方向に搬送するステップと、(D2)半導体レーザ光源によって、波長500nm以下のレーザ光を発生するステップと、(D3)光学系ユニットによって、前記レーザ光を基板に導くステップと、(D4)上面視において、前記第1の方向と異なる第2の方向に、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変えるステップと、(D5)エキシマレーザ光源によって、前記膜を結晶化させるためのエキシマレーザ光を発生するステップと、(D6)上面視において前記エキシマレーザ光を前記第1の方向から傾いた方向を長手方向とするライン状のラインビームとして、搬送中の前記基板に導くステップと、を備えている。
一実施の形態によれば、ディスプレイの製造方法は、(S1)基板上に形成された膜にレーザ光を照射する照射ステップを備え、前記(S1)照射ステップは、(SA1)前記レーザ光の照射位置の直下に設けられた貫通穴を有する浮上ユニットによって、前記基板を浮上させるステップと、(SA2)少なくとも一部が前記膜を透過する波長のレーザ光を発生するステップと、(SA3)光学系ユニットによって前記レーザ光を浮上中の前記基板に導くステップと、を備えている。
一実施の形態によれば、ディスプレイの製造方法は、(S1)基板上に形成された膜にレーザ光を照射する照射ステップを備え、前記(S1)照射ステップは、(SB1)半導体レーザ光源によって波長500nm以下のレーザ光を発生するステップと、(SB2)搬送ユニットによって、基板を第1の方向に搬送するステップと、(SB3)パルス光である前記レーザ光を光学系ユニットによって前記基板に導くステップと、(SB4)上面視において前記第1の方向と異なる第2の方向に、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変えるよう、前記光学系ユニットを駆動するステップと、を備えている。
一実施の形態によれば、ディスプレイの製造方法は、(T1)基板上に形成された膜に対して脱水素化処理を行うため、前記膜にレーザ光を照射する照射ステップを備え、前記(T1)照射ステップは、(TC1)半導体レーザ光源によって、波長500nm以下のレーザ光を発生するステップと、(TC2)光学系ユニットによって前記レーザ光を基板に導くステップと、(TC3)前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変化させるステップと、を備えている。
一実施の形態によれば、ディスプレイの製造方法は、(S1)基板上に形成された膜にレーザ光を照射する照射ステップを備え、前記(S1)照射ステップは、(SD1)搬送ユニットによって、膜が形成された基板を第1の方向に搬送するステップと、(SD2)半導体レーザ光源によって、波長500nm以下のレーザ光を発生するステップと、(SD3)光学系ユニットによって、前記レーザ光を基板に導くステップと、(SD4)上面視において、前記第1の方向と異なる第2の方向に、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変えるステップと、(SD5)エキシマレーザ光源によって、前記膜を結晶化させるためのエキシマレーザ光を発生するステップと、(SD6)上面視において前記エキシマレーザ光を前記第1の方向から傾いた方向を長手方向とするライン状のラインビームとして、搬送中の前記基板に導くステップと、を備えている。
前記一実施の形態によれば、生産性の高いレーザ照射装置、レーザ照射方法、及びディスプレイの製造方法を提供することができる。
実施の形態にかかるレーザ照射装置を模式的に示す上面図である。 実施の形態にかかるレーザ照射装置を模式的に示すXZ断面図である。 実施の形態にかかるレーザ照射装置を模式的に示すYZ断面図である。 シリコン膜の浸透深さを示す表である。 変形例にかかるレーザ照射装置を模式的に示すXZ断面図である。 実施の形態2にかかるレーザ照射装置を模式的に示す側面図である。 レーザ光のスポット形状を模式的に示す上面図である。 実施の形態3にかかるレーザ照射装置を模式的に示す上面図である。 実施の形態3にかかるレーザ照射装置を模式的に示す側面図である。 アニール処理されたシリコン膜を示す写真である。 アニール処理されたシリコン膜に水素濃度を示すSIMSプロファイルである。 有機ELディスプレイの構成を簡略化して示す断面図である。 本実施の形態にかかるディスプレイの製造方法を示す工程断面図である。 本実施の形態にかかるディスプレイの製造方法を示す工程断面図である。
実施の形態1.
本実施の形態にかかるレーザ照射装置は、被処理体(ワークともいう)にレーザ光を照射することでアニール処理を行う。レーザ照射装置は、レーザ光により基板を加熱することで、基板に設けられた膜に対して脱水素化アニール処理を行う。例えば、被処理体は、シリコン膜が形成された膜付き基板となっている。レーザ照射装置は、レーザ光源として、青色半導体レーザ光源を用いている。レーザ照射装置は、半導体レーザ光源からの青色レーザ光を被処理体に照射することで、シリコン膜に対する脱水素処理を行う。なお、レーザ光は青色レーザ光に限らず、波長500nm以下のレーザ光とすることができる。
例えば、ディスプレイパネルの製造工程において、成膜装置が、基板に膜を形成する。そして、レーザ照射装置が膜にレーザ光を照射する。基板は、例えば、ガラス基板や樹脂基板などの透明基板であり、膜は例えば、アモルファスシリコン膜である。アモルファスシリコン膜付きの基板が被処理体となる。レーザ照射装置は、アモルファスシリコン膜にレーザ光を照射することで、アモルファスシリコン膜を脱水素化する。もちろん、被処理体はシリコン膜以外の膜が形成された膜付き基板であってもよい。以下、レーザ照射装置が、レーザ光を用いた脱水素化アニール処理装置であるとして説明を行うが、レーザ照射によりアモルファスシリコン膜を結晶化する結晶化アニール処理装置であってもよい。
図1~図3を用いて、本実施の形態にかかるレーザ照射装置の構成について説明する。図1は、レーザ照射装置1の構成を模式的に示す上面図ある。図2は、レーザ照射装置1の構成を模式的に示すXZ断面図である。図3は、レーザ照射装置1の構成を模式的に示すYZ断面図である。
図1~図3に示すように、レーザ照射装置1は、浮上ユニット10、搬送ユニット11、光学系ユニット30、Y駆動機構32、及びステージ40を備える。浮上ユニット10と搬送ユニット11とが搬送装置を構成する。
なお、以下に示す図では、説明の簡略化のため、適宜、XYZ3次元直交座標系を示している。Z方向は鉛直上下方向であり、被処理体16の主面と直交する方向である。X方向は被処理体16の搬送方向である。Y方向は光学系ユニット30の移動方向である。X方向に搬送されている被処理体16に、レーザ光15が照射される。さらに、光学系ユニット30が、Y方向に移動する。したがって、被処理体16に対するレーザ光の照射位置をX方向及びY方向に変化させることができる。これにより、被処理体16のほぼ全面にレーザ光を照射することができる。
図2に示すように、浮上ユニット10は、浮上ユニット10の表面からガスを噴出するように構成されている。浮上ユニット10は、その上面で被処理体16を浮上させる。浮上ユニット10の表面から噴出されたガスが被処理体16の下面に吹き付けられることで、被処理体16が浮上する。被処理体16が搬送される際、浮上ユニット10は被処理体16の上側に配置されている他の機構(不図示)に被処理体16が接触しないように浮上量を調整している。
浮上ユニット10は、多孔質材料によって形成されている。例えば、浮上ユニット10は、多孔質アルミナや多孔質SiC等のセラミック材料で形成されている。ここでは、浮上ユニット10は、厚さ10mmの多孔質材料プレートとなっている。浮上ユニット10は、図示しない給気ポートに接続されている。よって、ガスボンベなどの気体供給手段(不図示)からの気体が浮上ユニット10の上面から噴出される。
搬送ユニット11は、浮上している被処理体16を搬送方向に搬送する。図1に示すように、搬送ユニット11は、保持機構12と移動機構13とを備える。保持機構12は、被処理体16を保持する。例えば、保持機構12は、真空吸着機構を用いて構成することができる。真空吸着機構はアルミニウム合金などの金属材料により形成されている。あるいは、保持機構12は、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)材などの樹脂系材料で形成されていてもよい。保持機構12の上面には、吸着溝や吸着穴等が形成されている。保持機構12は多孔質材料で形成されていても良い。
保持機構12(真空吸着機構)は、排気ポート(不図示)に接続されており、排気ポートはエジェクタや真空ポンプなどに接続されている。よって、保持機構12にはガスを吸引するための負圧が作用するため、保持機構12を用いて被処理体16を保持することができる。
保持機構12は、被処理体16のレーザ光15が照射される面(上面)と逆側の面(下面)、つまり、被処理体16の浮上ユニット10と対向する側の面を吸引することで、被処理体16を保持している。また、保持機構12は、被処理体16の+Y方向における端部を保持している。
搬送ユニット11が備える移動機構13は保持機構12と連結されている。移動機構13は、保持機構12を搬送方向に移動可能に構成されている。搬送ユニット11(保持機構12及び移動機構13)は、浮上ユニット10の+Y方向の端部側に設けられており、保持機構12で被処理体16を保持しつつ、移動機構13が搬送方向に移動することで被処理体16が搬送される。
図1に示すように、例えば、移動機構13は浮上ユニット10の+Y方向の端部を搬送方向に沿ってスライドするように構成されている。移動機構13が浮上ユニット10の端部を搬送方向に沿ってスライドすることで、被処理体16が搬送方向に沿って搬送される。
移動機構13の移動速度を制御することで、被処理体16の搬送速度を制御することができる。移動機構13は、例えば、図示しないモータなどのアクチュエータとリニアガイド機構やエアベアリング等を備えている。
被処理体16はX方向及びY方向と平行な端辺を有する矩形基板となっている。被処理体16は、基板16aと、基板16a上に形成された膜16bを備えている。基板16aはガラス基板などの透明基板である。膜16bは、アモルファスシリコン膜などのシリコン膜である。膜16bにレーザ光15を照射してアニール処理することで、膜16bに含まれる水素を抜くことができる。つまり、レーザ照射装置1は、脱水素化処理装置となる。なお、シリコン膜である膜16bが示されているが、その他の膜が形成されていても良い。例えば、シリコン膜の下地膜として、配線などとなる銅やアルミニウムの薄膜が形成されていてもよい。さらには、基板16aには、酸化シリコン膜などの絶縁膜が下地膜として形成されていてもよい。
浮上ユニット10の上方には、ステージ40が配置されている。ステージ40は、光学系ユニット30を移動可能に保持している。光学系ユニット30は、レーザ光源35からのレーザ光を被処理体16に導く。光学系ユニット30は、ステージ40よりも-X側に配置されている。したがって、光学系ユニット30は被処理体16の真上に配置されている。よって、光学系ユニット30からのレーザ光15が上側から被処理体16に照射される。
ステージ40は光学系ユニット30のY方向の移動をガイドするガイド機構となる。例えば、ステージ40にはガイドレールやガイド溝などが設けられている。また、ステージ40には、Y駆動機構32が設けられている。ステージ40は、浮上ユニット10の上方の空間において、Y方向に沿って設けられたガントリーステージである。Y駆動機構32が光学系ユニット30をY方向に駆動する。
光学系ユニット30がステージ40に沿って移動する。光学系ユニット30がY方向に移動するため、レーザ光15の照射位置がY方向に変化する。+Y側及び-Y側において、ステージ40は浮上ユニット10からはみ出すように配置されている。従って、Y方向において、光学系ユニット30は、被処理体16の任意の位置にレーザ光を照射することができる。
次に、レーザ光源とその光学系の一例について説明する。レーザ光源35は、被処理体16をアニールするためのレーザ光を発生する。レーザ光源35は、中心波長450nmの青色レーザ光を発生するBLD(Blue Laser Diode)である。つまり、レーザ光源35は青色半導体レーザ光源である。ここで、レーザ光は連続発振のCW(Continuous Wave)レーザ光となっている。もちろん、レーザ照射装置1は、変調器などを用いて、レーザ光をパルスレーザ光に変調しても良い。
レーザ光源35は、光ファイバ36に結合されている。レーザ光源35からのレーザ光は、光ファイバ36を介して、光学系ユニット30に入射する。図2に示されるように、光学系ユニット30は、レンズ301、ミラー302,及びレンズ303を備えている。もちろん、光学系ユニット30にはレンズ301、ミラー302、レンズ303以外の光学素子が設けられていても良い。また、被処理体16において、レーザ光15のスポット形状が10mm×0.3mmのライン状となっている。レーザ光15がCW光であり、被処理体16の1点における照射時間は10μsec~1secとする。
光ファイバ36からのレーザ光は、レンズ301に入射する。レンズ301で集光されたレーザ光は、ミラー302に入射する。ミラー302はレーザ光を被処理体16に向けて反射する。具体的には、ミラー302はレーザ光を下方に反射する。ミラー302で反射されたレーザ光は、レンズ303に入射する。
レンズ303からのレーザ光15が被処理体16に照射される。レンズ303は、レーザ光15を被処理体16に集光する。よって、光学系ユニット30からのレーザ光15は集束ビームとなって、被処理体16に照射される。光学系ユニット30は、上方からレーザ光15を被処理体16に照射する。被処理体16の膜16bがアニールされ、膜16bに対して脱水素化処理を行うことができる。なお、レンズ303の光軸はZ方向と平行になっているが、Z方向から傾いていてもよい。
ここで、レーザ光源35が青色の半導体レーザ光源であるため、レーザ光15が青色レーザ光となっている。例えば、レーザ光15の中心波長は450nmとなっている。青色の光はシリコン膜に対する浸透深さが深い。よって、レーザ光15の全てが被処理体16で吸収されずに、レーザ光15の一部が被処理体16を透過してしまう。
ここで、被処理体16を透過したレーザ光が浮上ユニット10で吸収されると、浮上ユニット10が加熱されてしまう。よって、プロセス中に、浮上ユニット10の温度が変動してしまう。さらに、浮上ユニット10の表面でレーザ光が反射又は散乱されてしまうため、照射箇所の直下からのレーザ光が再度、被処理体16に入射してしまう。したがって、脱水素化のアニールプロセスが不安定になってしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態では、図1,図2に示すように、レーザ光15の照射箇所の直下において、浮上ユニット10に貫通穴10aを設けている。上面視において、貫通穴10aはY方向を長手方向とする帯状の領域に形成されている。レーザ光15は、貫通穴10aを通過するため、浮上ユニット10に入射しない。浮上ユニット10でレーザ光15が吸収、反射又は散乱されるのを防ぐことができる。X方向において、貫通穴10aの幅は10mm程度になっている。Y方向において、貫通穴10aの長さは、光学系ユニット30の可動範囲と同程度になっている。
これにより、浮上ユニット10の温度を安定化することができる。さらに、浮上ユニット10からの反射光又は散乱光が被処理体16に再度入射することを防ぐことができる。浮上ユニット10の表面からの反射光及び散乱光を低減することができる。このようにすることで、安定した脱水素化プロセスが可能になり、生産性を向上することができる。
また、本実施の形態では、搬送ユニット11が被処理体16を搬送中に、Y駆動機構32が光学系ユニット30を駆動している。つまり、Y駆動機構32によってレーザ光の照射位置がY方向に移動するとともに、搬送ユニット11によって被処理体16がX方向に移動している。したがって、被処理体16に対するレーザ光の照射位置がX方向及びY方向に変化する。これにより、被処理体16のほぼ全面にレーザ光を照射することができる。よって、膜16bのほぼ全体をアニールすることができ、脱水素化処理を適切に行うことができる。
また、Y方向における光学系ユニット30の移動速度が、X方向の搬送速度よりも速くなっていても良い。このようにすることで、Y方向において、レーザ照射位置を高速に変化させることができる。よって、局所的な加熱を防ぐことができるため、下地膜などに対する影響を防ぐことができる。
なお、本実施の形態ではレーザ光源35として、青色レーザダイオードが設けられているが、レーザ光源35はこれに限られるものではない。具体的には、レーザ光源35は、基板16a上に所定の厚さの膜16bが設けられている場合、レーザ光の少なくとも一部が膜16bを透過する波長のレーザ光を発生するものであればよい。
膜16bを透過する波長か否かは、膜の材質や厚さに応じて決まる。例えば、膜16bがアモルファスシリコン膜である場合、波長450nmの光に対する浸透深さ(進入深さ)は0.02μmとなる。浸透深さは、物質に入射した入射光の光量が1/eになるときの物質の厚さである。eはネイピア数である。浸透深さは物質の消衰係数で決まる。また、消衰係数は、波長依存性がある。浸透深さは膜の材質、および光の波長によって決まる。
図4は、アモルファスシリコン(a-Si)膜と、単結晶シリコン(c-Si)膜の浸透深さを示す表である。図4では、波長が308nm、355nm、450nm、532nm、808nmの光に対する浸透深さが示されている。浸透深さは、吸収率が1/e(63%)になるときの膜厚となる。膜16bがアモルファスシリコン膜であり、レーザ波長が450nmとすると、浸透深さは0.02μmとなる。換言すると、波長450nmのレーザ光が膜厚0.02μmのアモルファスシリコン膜を入射すると、36.8%がアモルファスシリコン膜を透過し、1/e=63%がアモルファスシリコン膜で吸収される。
膜16bが浸透深さの4倍の膜厚を有する場合、レーザ光の1.8%(=1/e)が膜16bを透過することになる。また、脱水素化のためのアニールプロセスにおいて、レーザ光の1.8%が浮上ユニット10に入射するとアニールプロセスに影響が生じてしまう。したがって、本実施の形態に係るレーザ照射装置1は、浸透深さの4倍以下の膜厚を有する膜16bのアニールに好適である。換言すると、浸透深さの4倍以上の膜厚を有する膜をアニールする場合、浮上ユニット10に対する影響が軽微である。膜16bの膜厚が決まっていれば、本実施の形態に好適なレーザ波長の範囲が決まる。
ここで、膜16bが厚さ40nmのアモルファスシリコン膜であるとする。図4の表に示す通り、レーザ波長が355nmの時の浸透深さは10nmである。レーザ波長が355nm以上の時に、レーザ光の2%以上が膜16bを透過して、プロセスに影響が生じてしまう。例えば、355nm以上808nm以下のレーザ波長のレーザ光を用いた場合、2%以上のレーザ光が膜16bを透過してしまう。浮上ユニット10での吸収、反射、又は散乱は、プロセスばらつきの原因となるおそれがある。よって、本実施の形態に係るレーザ照射装置は、355nm以上、808nm以下の波長のレーザ光を用いた場合に好適である。つまり、レーザ波長の光の浸透深さの4倍以下の膜厚を有する膜のアニールに好適である。
なお、本実施の形態において、光学系ユニット30は、レーザ光を走査するための光スキャナを有していてもよい。例えば、ミラー302がガルバノミラーであってもよい。光スキャナは、レーザ光を偏向することで、レーザ光の照射位置が変化する。ここで、光スキャナは、レーザ光の照射位置をX方向に変化させる1軸の光スキャナとなっている。つまり、光スキャナがX方向に照射位置を変化させることで、被処理体16の1点にレーザ光が連続的に照射される照射時間を短くすることできる。これにより、下地膜などの局所的な加熱を防ぐことができる。よって、安定したアニールプロセスが可能になる。光スキャナを用いる場合、レンズ303はfθレンズであってもよい。これにより、光スキャナがレーザ光を偏向した場合でも、レーザ光の照射方向をZ方向と平行にすることができる。
本実施の形態にかかるレーザ照射方法は、基板に設けられた膜にレーザ光を照射するレーザ照射方法である。レーザ照射方法は、レーザ光の照射位置の直下に設けられた貫通穴を有する浮上ユニットによって、前記基板を浮上させるステップと、前記浮上ユニット上を浮上している前記基板を第1の方向に搬送するステップと、少なくとも一部が前記膜を透過する波長のレーザ光を発生するステップと、光学系ユニットによって前記レーザ光を搬送中の前記基板に導くステップと、上面視において、前記第1の方向と異なる第2の方向にレーザ光の照射位置を変えるように、前記光学系ユニットを第2の方向に移動させるステップと、を備えている。これにより、生産性を向上することができる。
(変形例1)
変形例1にかかるレーザ照射装置1について、図5を用いて説明する。図5は、レーザ照射装置1の構成を模式的に示す側面断面図である。変形例1では、実施の形態1の構成に対して、ダンパ19が追加されている。
ダンパ19は貫通穴10aの直下に配置されている。ダンパ19は、貫通穴10aを通過したレーザ光15を吸収する。ダンパ19は、Y方向と長手方向とする金属ブロックである。貫通穴10aと同程度の長さとすることができる。例えば、ダンパ19は黒色に着色された金属材料等で形成されている。レーザ光15を吸収するダンパ19を設けることで、貫通穴10aの周辺で反射又は散乱されたレーザ光が被処理体16に入射することができる。これにより、より安定したプロセスが可能になる。
なお、図5では、ダンパ19が、貫通穴10aの直下に配置されているが、ダンパ19の配置箇所は、貫通穴10aの直下に限定されるものではない。例えば、貫通穴10aの直下には、青色レーザ光を反射するミラー等を配置してもよい。ダンパ19はミラーで反射されたレーザ光を吸収できる位置に配置されていればよい。つまり、ダンパ19が、ミラーで反射した青色レーザ光を吸収する。
ダンパ19は、冷却されていてもよい。例えば、空冷機構や水冷機構の冷却機構がダンパ19に設けられていても良い。あるいは、ダンパ19には、放熱機構が設けられていてもよい。このようにすることで、ダンパ19とその周辺の温度上昇を抑制することができるため、安定してアニールプロセスを実行することができる。
実施の形態2.
実施の形態2にかかるレーザ照射装置について、図6を用いて説明する。図6は、レーザ照射装置1の構成を模式的に示す断面図である。実施の形態2では、レーザ照射装置1が、アモルファスシリコン膜を結晶化するためのレーザ結晶化装置となっている。ここで、レーザ光照射前の膜16bはアモルファスシリコン膜となっている。レーザ光照射後の膜16bはポリシリコン膜となっている。レーザ光源35が青色半導体レーザ光源である。青色レーザ光を照射することで、膜16bがポリシリコン膜となる。
レーザ照射装置1が、変調器306、及びビーム成形部307を備えている。変調器306、及びビーム成形部307は光学系ユニット30に搭載されている。変調器306、ビーム成形部307以外の構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
変調器306は、レーザ光を変調する。これにより、CWレーザ光がパルスレーザ光に変調される。ここでは、パルスレーザ光の繰り返し周波数Rが、10kHz~200kHzとなっている。レーザ光が被処理体16の1箇所に連続して照射される照射時間は、1μsec以下とすることが好ましい。
変調器306からのパルスレーザ光は、ビーム成形部307に入射する。ビーム成形部307が、パルスレーザ光のスポット形状を成形する。例えば、ビーム成形部307は、スリットなどのビーム成形機構を有している。あるいは、複数本の光ファイバ36を用いている場合、光ファイバ36の出射端の配置によりビームを成形してもよい。ビーム成形部307は、光軸と直交する方向のビーム断面形状(スポット形状)が矩形状になるように、ビームを成形する。例えば、スポット形状は、長手方向のサイズが10mm、短手方向のサイズが0,03mmの矩形状となる。なお、被処理体16におけるビームのスポット形状については後述する。
ビーム成形部307で成形されたパルスレーザ光は、実施の形態1と同様に、レンズ301、ミラー302及びレンズ303を介して、被処理体16に入射される。ここで、被処理体16におけるビームのスポット形状を図7に示す。
図7は、被処理体16におけるパルスレーザ光のスポット形状を模式的に示すXY平面図である。なお、以下の説明では、搬送ユニット11による被処理体16の搬送速度がY駆動機構32による光学系ユニット30の移動速度よりも十分に遅いものとして説明する。なお、以下に示すサイズなどは本実施形態の一例であり、本実施形態は以下のサイズに限られるものではない。
被処理体16におけるレーザ光15のスポット形状は、長手方向を有する矩形状となっている。例えば、スポット形状の長手方向のサイズLが900μmとなっており、短手方向のサイズが、15μmとなっている。短手方向と長手方向は直交する方向である。そして、長手方向がX方向及びY方向から傾いている。具体的には、短手方向とY方向の成す角度θが45°となっている。つまり、スポット形状の長手方向は、光学系ユニット30の移動方向から45°傾いた方向になっている。
また、光学系ユニット30のY方向における移動速度Vが70.7mm/sとなっている。パルスレーザ光の繰り返し周波数R=10kHzである。したがって、Y方向において、1パルス当たりの照射位置のずれ量Pは7.07μm/Pulseである。つまり、連続する2つのパルスレーザ光15aとパルスレーザ光15bの照射位置(ショット位置)がY方向に7.07μmずれている。
スポット形状の長手方向におけるパルスレーザ光15a、15bの照射位置のずれ量D(=P×sinθ)は5μmとなる。スポット形状の短手方向におけるパルスレーザ光15a、15bの照射位置のずれ量H(=P×cosθ)は5μmとなる。また、S(=L×sinθ)は、318μmとなっている。
このようにすることで、被処理体16の同じ箇所において、ビーム端部が繰り返し照射される回数を小さくすることができる。よって、結晶化膜の均一性を向上することができる。
例えば、ビーム断面プロファイルにおいて、ビーム端部は、ビーム中央部に比べて光強度が低くなっている。つまり、ビーム中心で光強度が最も高く、ビーム中心からビーム端部に向かうほど、光強度が低くなる。この場合、光強度の低いビーム端部が多数回繰り返し照射されてしまうと、膜16bの表面粗さがその他の箇所と異なってしまう。したがって、ディスプレイにおいて表示ムラが発生してしまう。
そこで、本実施形態ではビーム断面における長手方向がY方向から傾いている。つまり、ビーム成形部307がY方向から傾斜した斜め方向を長手方向とするようにビームを成形している。これにより、表面粗さを均一にすることができるため、表示ムラを抑制することができる。つまり、Y駆動機構32が光学系ユニット30をY方向に移動させることで、被処理体16に対するレーザ光の照射位置が長手方向及び短手方向に変わっていく。
一方、長手方向がY方向と平行の場合、光学系ユニットの移動方向によって長手方向に照射位置が変化しなくなる。したがって、ビーム端部が同じ位置に多数回照射されてしまう。
このように、本実施の形態では、スポット形状がX方向及びY方向から傾いた方向を長手方向にするように、ビーム成形部307がビームの断面形状を成形している。レーザ光のビーム端部が被処理体16の同じ位置に繰り返し照射されることを防ぐことができる。よって、均一な結晶化が可能となる。
本実施形態にかかるレーザ照射方法は、半導体レーザ光源によって青色のレーザ光を発生するステップと、搬送ユニットによって、基板を第1の方向に搬送するステップと、パルス光である前記レーザ光を光学系ユニットによって前記基板に導くステップと、上面視において前記第1の方向と異なる第2の方向に、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変えるよう、前記光学系ユニットを駆動するステップと、上面視において、前記基板における前記レーザ光のスポット形状の長手方向が、前記第1の方向及び第2の方向から傾いた方向となるようにレーザ光を成形するステップと、を備えている。これにより、生産性を向上することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、レーザ照射装置1が、低温ポリシリコン(LTPS:Low Temperature Poly-Silicon)膜を形成するエキシマレーザアニール(ELA:Excimer laser Anneal)装置である。本実施の形態にかかるレーザ照射装置1について、図8、及び図9を用いて説明する。図8は、レーザ照射装置1を模式的に示す上面図である。図9はレーザ照射装置1の構成を模式的に示すXZ断面図である。
本実施の形態では、レーザ照射装置1が、レーザ光源35と、光学系ユニット30と、結晶化用レーザ光源51と、結晶化用光学系52とを備えている。さらに、レーザ照射装置1は、複数の光学系ユニット30を有している。図8では、4つの光学系ユニットを光学系ユニット30a~30dとして示している。なお、実施の形態1、2と共通する内容については適宜説明を省略する。
レーザ光源35は、実施の形態1と同様に青色半導体レーザ光源となっている。そして、レーザ光源35からの青色レーザ光で、膜16bに対する脱水素化処理を行う。なおい、光学系ユニット30やステージ40等の基本的構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
結晶化用レーザ光源51はパルスレーザ光源であり、パルスレーザ光を発生させる。結晶化用レーザ光源51は、例えば、中心波長308nmのエキシマレーザ光を放出するエキシマレーザ光源である。
結晶化用レーザ光源51からのエキシマレーザ光は、結晶化用光学系52に入射する。結晶化用光学系52は、レーザ光を被処理体16に導く。結晶化用光学系52から被処理体16に照射されるレーザ光をレーザ光55とする。例えば、結晶化用光学系52は、レーザ光55を被処理体16に集光するためのプロジェクションレンズなどを備えている。結晶化用光学系52は公知のELA装置と同様のものを用いることができるため、詳細な説明を省略する。
結晶化用光学系52は、レーザ光55をライン状のラインビームにして、被処理体16に照射する。図9に示すように、被処理体16において、レーザ光55はY方向を長手方向とする。レーザ光55は、被処理体16において、ライン状の照明領域を形成している。つまり、被処理体16上に集光されたレーザ光55は、Y方向を長手方向(長軸方向)とし、X方向を短手方向(短軸方向)とするライン状の照射領域を形成している。また、搬送ユニット11が搬送方向に被処理体16を搬送しながら、レーザ光55が膜16bに照射される。ここでは、搬送方向がX方向となっている。これにより、Y方向における照射領域の長さを幅とする帯状の領域にレーザ光55を照射することができる。
ここで、搬送ユニット11の搬送方向は-X方向になっている。搬送ユニット11によって搬送中の被処理体16にレーザ光15が照射された後にレーザ光55が照射される。つまり、レーザ光15によって脱水素化処理が施された箇所に、結晶化のためのレーザ光55が照射される。したがって、青色レーザ光による脱水素化アニール処理の直後に結晶化アニール処理を行うことができる。
このようにすることで、ELAプロセスにおけるエネルギー密度(ED:Energy Density)のマージンを広くすることできる。つまり、エネルギー密度が変動した場合でも、安定した結晶化プロセスが可能となる。よって、結晶化膜の均一性を向上することが可能となる。
レーザ光55の照射領域の直下において、浮上ユニット10には、貫通穴10aが設けられている。よって、レーザ光55は、貫通穴10aを透過する。さらに、変形例1と同様に、貫通穴10aの下には、ダンパ19が配置されている。よって、貫通穴10aを透過したレーザ光55は、ダンパ19で吸収される。よって、浮上ユニット10によるレーザ光55の吸収、反射、拡散を抑制することができる。これにより、安定下プロセスが可能となる。
本実施の形態では、搬送ユニット11で搬送中の被処理体16にレーザ光15とレーザ光55が連続して照射される。また、搬送中の被処理体16の別の箇所にレーザ光15とレーザ光55が同時に照射される。このようにすることで、脱水素化アニール処理と、結晶化アニール処理との時間間隔を短くすることができるため、プロセスマージンを広くすることができる。
また、本実施の形態では、光学系ユニット30において、光スキャナ305が設けられている。光スキャナ305は例えば、ガルバノミラーであり、X方向にレーザ光を走査する。このようにすることで、被処理体16の特定に箇所に連続してレーザ光が照射される照射時間を短くすることができる。よって、下地膜などの加熱を防ぐことができ、安定下プロセスが可能となる。
さらに、レーザ照射装置1が複数の光学系ユニット30a~30dを有している。このようにすることで、1つの光学系ユニット30が照射する範囲を小さくすることができる。これにより、X方向の搬送速度を向上することができるため、プロセス時間(タクトタイム)を短縮することができる。よって、生産性を向上することができる。なお、図8では、光学系ユニット30a~30dにそれぞれY駆動機構32a~32dが独立して設けられているが、光学系ユニット30a~30dのY駆動機構32は共通であってもよい。
本実施形態にかかる方法は、搬送ユニットによって、膜が形成された基板を第1の方向に搬送するステップと、半導体レーザ光源によって、青色のレーザ光を発生するステップと、上面視において、前記第1の方向と異なる第2の方向に移動可能に設けられた光学系ユニットによって、前記レーザ光を基板に導くステップと、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を前記第2の方向に変えるよう、前記光学系ユニットを駆動するステップと、エキシマレーザ光源によって、前記膜を結晶化させるためのエキシマレーザ光を発生するステップと、上面視において前記エキシマレーザ光を前記第1の方向から傾いた第2の方向を長手方向とするライン状のラインビームとして、搬送中の前記基板に導くステップと、を備えている。これにより、生産性を向上することができる。また、結晶化用レーザ光源51として、エキシマレーザ光源以外の光源を用いてもよい。例えば、エキシマレーザ光源の代わりに半導体レーザ光源を結晶化用レーザ光源51として用いてもよい。
実施例
以下、実施例について、図10、及び図11を用いて説明する。図10は、本実施形態にかかるレーザ照射装置で処理されたシリコン膜を示すSEM(Scanning Electron Microscope)写真である。図10に示すように、均一に処理されている。
図11は、水素濃度を示すSIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry)プロファイルである。図11において、BLDが本実施形態に係るレーザ照射装置でアニール処理されたシリコン膜の水素濃度を示す。RTAはRTA(Rapid Thermal Anneal)装置により500℃にアニールされたシリコン膜の水素濃度を示す。さらに、図11にはアニール処理が成されていないシリコン膜の水素濃度を示す。
RTA装置でアニールされた場合、シリコン膜の水素濃度は約0.5atom%である。一方、本実施の形態に係るレーザ照射装置でアニールされた場合、シリコン膜の水素濃度は0.2atom%である。よって、本実施の形態に係るレーザ照射装置1によって、より効果的に脱水素化処理を行うことができる。

上記のレーザ照射装置1を用いたレーザ照射方法は、ディスプレイの製造方法に好適である。例えば、ディスプレイの製造方法は、基板上に膜を形成するステップと、上記の照射方法で前記膜にレーザ光を照射するステップとを備えている。なお、実施の形態3の構成は、実施の形態1、2の構成と適宜組み合わせることが可能である。
(有機ELディスプレイ)
上記のポリシリコン膜を有する半導体装置は、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ用のTFT(Thin Film transistor)アレイ基板に好適である。すなわち、ポリシリコン膜は、TFTのソース領域、チャネル領域、ドレイン領域を有する半導体層として用いられる。
以下、本実施の形態にかかる半導体装置を有機ELディスプレイディスプレイに適用した構成について説明する。図12は、有機ELディスプレイの画素回路を簡略化して示す断面図である。図12に示す有機ELディスプレイ300は、各画素PXにTFTが配置されたアクティブマトリクス型の表示装置である。
有機ELディスプレイ300は、基板310、TFT層311、有機層312、カラーフィルタ層313、及び封止基板314を備えている。図12では、封止基板314側が視認側となるトップエミッション方式の有機ELディスプレイを示している。なお、以下の説明は、有機ELディスプレイの一構成例を示すものであり、本実施の形態は、以下に説明される構成に限られるものではない。例えば、本実施の形態にかかる半導体装置は、ボトムエミッション方式の有機ELディスプレイに用いられていてもよい。
基板310は、ガラス基板又は金属基板である。基板310の上には、TFT層311が設けられている。TFT層311は、各画素PXに配置されたTFT311aを有している。さらに、TFT層311は、TFT311aに接続される配線(図示を省略)等を有している。TFT311a、及び配線等が画素回路を構成する。
TFT層311の上には、有機層312が設けられている。有機層312は、画素PXごとに配置された有機EL発光素子312aを有している。さらに、有機層312には、画素PX間において、有機EL発光素子312aを分離するための隔壁312bが設けられている。
有機層312の上には、カラーフィルタ層313が設けられている。カラーフィルタ層313は、カラー表示を行うためのカラーフィルタ313aが設けられている。すなわち、各画素PXには、R(赤色)、G(緑色)、又はB(青色)に着色された樹脂層がカラーフィルタ313aとして設けられている。
カラーフィルタ層313の上には、封止基板314が設けられている。封止基板314は、ガラス基板などの透明基板であり、有機層312の有機EL発光素子の劣化を防ぐために設けられている。
有機層312の有機EL発光素子312aに流れる電流は、画素回路に供給される表示信号によって変化する。よって、表示画像に応じた表示信号を各画素PXに供給することで、各画素PXでの発光量を制御することができる。これにより、所望の画像を表示することができる。
有機ELディスプレイ等のアクティブマトリクス型表示装置では、1つの画素PXに、1つ以上のTFT(例えば、スイッチング用TFT、又は駆動用TFT)が設けられている。そして、各画素PXのTFTには、ソース領域、チャネル領域、及びドレイン領域を有する半導体層が設けられている。本実施の形態にかかるポリシリコン膜は、TFTの半導体層に好適である。すなわち、上記の製造方法により製造したポリシリコン膜をTFTアレイ基板の半導体層に用いることで、TFT特性の面内ばらつきを抑制することができる。よって、表示特性の優れた表示装置を高い生産性で製造することができる。
(半導体装置の製造方法)
本実施の形態にかかるレーザ照射装置を用いた半導体装置の製造方法は、TFTアレイ基板の製造に好適である。TFTを有する半導体装置の製造方法について、図13、図14を用いて説明する。図13、図14は半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。以下の説明では、逆スタガード(inverted staggered)型のTFTを有する半導体装置の製造方法について説明する。図13,図14では、半導体製造方法におけるポリシリコン膜の形成工程を示している。なお、その他の製造工程については、公知の手法を用いることができるため、説明を省略する。
図13に示すように、ガラス基板401上に、ゲート電極402が形成されている。ゲート電極402の上に、ゲート絶縁膜403が形成されている。ゲート絶縁膜403の上に、アモルファスシリコン膜404を形成する。アモルファスシリコン膜404は、ゲート絶縁膜403を介して、ゲート電極402と重複するように配置されている。例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により、ゲート絶縁膜403とアモルファスシリコン膜404とを連続成膜する。
そして、アモルファスシリコン膜404にレーザ光L1を照射することで、図14に示すように、ポリシリコン膜405が形成される。すなわち、上記のレーザ照射装置1によって、アモルファスシリコン膜404の脱水素化を行う。さらに、実施の形態2,3のレーザ照射装置1によりアモルファスシリコン膜404を結晶化する。これにより、シリコンが結晶化したポリシリコン膜405がゲート絶縁膜403上に形成される。アモルファスシリコン膜404又はポリシリコン膜405は、上記した膜16bに相当する。
さらに、上記の説明では、本実施の形態にかかるレーザアニール装置が、アモルファスシリコン膜にレーザ光を照射してポリシリコン膜を形成するものとして説明したが、アモルファスシリコン膜にレーザ光を照射してマイクロクリスタルシリコン膜を形成するものであってもよい。さらには、アニールを行うレーザ光は青色レーザダイオードや、Nd:YAGレーザに限定されるものではない。
また、本実施の形態にかかる方法は、シリコン膜以外の薄膜にレーザ光を照射するレーザ照射装置に適用することも可能である。すなわち、非晶質膜にレーザ光を照射して、結晶化膜を形成するレーザ照射装置であれば、本実施の形態にかかる方法は適用可能である。また、レーザ照射装置1は、シリコン膜以外の薄膜の脱水素化を行うレーザアニール処理二も適用可能である。本実施の形態にかかるレーザ照射装置によれば、結晶化膜付き基板を適切に改質することができる。
本実施形態にかかるレーザ照射方法は、基板に設けられた膜に対して脱水素化処理を行うレーザ照射方法である。レーザ照射方法は、半導体レーザ光源によって、青色のレーザ光を発生するステップと、光学系ユニットによって前記レーザ光を基板に導くステップと、前記基板に対する前記レーザ光の照射位置を変化させるステップと、を備えている。
実施の形態1~3の一部又は全部は適宜組み合わせて使用することができる。なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 レーザ照射装置
10 浮上ユニット
11 搬送ユニット
12 保持機構
13 移動機構
15 レーザ光
16 被処理体
16a 基板
16b 膜
19 ダンパ
30 光学系ユニット
32 Y駆動機構
301 レンズ
302 ミラー
303 レンズ
40 ステージ

Claims (30)

  1. 透明基板に設けられたアモルファスシリコン膜にレーザ光を照射するレーザ照射装置であって、
    前記アモルファスシリコン膜に対して脱水素化処理を行うために、少なくとも一部が前記アモルファスシリコン膜を透過する波長のレーザ光を発生する半導体レーザ光源と、
    前記レーザ光を前記透明基板に導く光学系ユニットと、
    前記レーザ光の照射位置の直下に設けられた貫通穴を有し、前記透明基板を浮上させる浮上ユニットと、
    前記浮上ユニット上を浮上している前記透明基板を第1の方向に搬送する搬送ユニットと、
    前記浮上ユニット上に配置され、上面視において、前記第1の方向と異なる第2の方向に前記光学系ユニットを移動可能に保持する駆動ステージと、
    前記アモルファスシリコン膜を結晶化させるためのエキシマレーザ光を発生するエキシマレーザ光源と、
    上面視において前記エキシマレーザ光を前記第2の方向を長手方向とするライン状のラインビームとして、搬送中の前記透明基板の前記レーザ光が照射された箇所に導く結晶化用光学系と、
    を備えたレーザ照射装置。
  2. 前記半導体レーザ光源からの前記レーザ光の波長が、355nm以上、808nm以下である請求項1に記載のレーザ照射装置。
  3. 前記半導体レーザ光源がCWレーザ光を発生し、
    前記CWレーザ光が、変調器によってパルスレーザ光となって、前記アモルファスシリコン膜に照射されている請求項1、又は2に記載のレーザ照射装置。
  4. 上面視において、前記透明基板における前記レーザ光のスポット形状の長手方向が、前記第1の方向及び第2の方向から傾いた方向となっている請求項1~3のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。
  5. 前記搬送ユニットの基板搬送速度よりも速い速度で、前記駆動ステージが前記光学系ユニットを駆動している請求項1~4のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。
  6. 前記貫通穴を通過したレーザ光を吸収するダンパをさらに備えた請求項1~5のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。
  7. 前記半導体レーザ光源が波長500nm以下のレーザ光を発生する半導体レーザ光源である請求項1~6のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。
  8. 前記半導体レーザ光源からの前記レーザ光が光ファイバを介して、前記光学系ユニットに入射している請求項1~7のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。
  9. 前記駆動ステージは複数の前記光学系ユニットを移動可能に保持している請求項1~8のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。
  10. 前記光学系ユニットには、前記レーザ光を走査する光スキャナが設けられている請求項1~8のいずれか1項に記載のレーザ照射装置。
  11. 透明基板に設けられたアモルファスシリコン膜にレーザ光を照射するレーザ照射方法であって、
    (A1)前記レーザ光の照射位置の直下に設けられた貫通穴を有する浮上ユニットによって、前記透明基板を浮上させるステップと、
    (A2)半導体レーザ光源によって、少なくとも一部が前記アモルファスシリコン膜を透過する波長のレーザ光を発生するステップと、
    (A3)前記アモルファスシリコン膜に対して脱水素化処理を行うために、光学系ユニットによって前記レーザ光を浮上中の前記透明基板に導くステップと、を備え、
    前記浮上ユニット上を浮上している前記透明基板を第1の方向に搬送するステップと、
    上面視において、前記第1の方向と異なる第2の方向にレーザ光の照射位置を変えるように、駆動ステージが前記光学系ユニットを第2の方向に移動させるステップと、
    エキシマレーザ光源によって、前記アモルファスシリコン膜を結晶化させるためのエキシマレーザ光を発生するステップと、
    結晶化用光学系によって、上面視において前記エキシマレーザ光を前記第2の方向を長手方向とするライン状のラインビームとして、搬送中の前記透明基板の前記レーザ光が照射された箇所に導くステップと、をさらに備えた
    レーザ照射方法。
  12. 前記半導体レーザ光源からの前記レーザ光の波長が、355nm以上、808nm以下である請求項11に記載のレーザ照射方法。
  13. 前記半導体レーザ光源がCWレーザ光を発生し、
    前記CWレーザ光が、変調器によってパルスレーザ光となって、前記アモルファスシリコン膜に照射されている請求項12に記載のレーザ照射方法。
  14. 前記透明基板における前記レーザ光のスポット形状を矩形状に成形し、
    上面視において、前記透明基板における前記レーザ光のスポット形状の長手方向が、前記第1の方向及び第2の方向から傾いた方向となっている請求項11~13のいずれか1項に記載のレーザ照射方法。
  15. 前記透明基板の搬送速度よりも速い速度で、前記駆動ステージが前記光学系ユニットを駆動している請求項11~14のいずれか1項に記載のレーザ照射方法。
  16. 前記貫通穴を通過したレーザ光がダンパによって吸収される請求項11~15のいずれか1項に記載のレーザ照射方法。
  17. 前記レーザ光が前記半導体レーザ光源によって発生された波長500nm以下のレーザ光である請求項11~16のいずれか1項に記載のレーザ照射方法。
  18. 前記半導体レーザ光源からのレーザ光が光ファイバを介して、前記光学系ユニットに入射している請求項11~17のいずれか1項に記載のレーザ照射方法。
  19. 前記駆動ステージは複数の前記光学系ユニットを移動可能に保持している請求項11~18のいずれか1項に記載のレーザ照射方法。
  20. 前記光学系ユニットに設けられた光スキャナによって、前記レーザ光を走査する請求項11~19のいずれか1項に記載のレーザ照射方法。
  21. (S1)透明基板上に形成されたアモルファスシリコン膜にレーザ光を照射する照射ステップを備え、
    前記(S1)照射ステップは、
    (SA1)前記レーザ光の照射位置の直下に設けられた貫通穴を有する浮上ユニットによって、前記透明基板を浮上させるステップと、
    (SA2)半導体レーザ光源によって、少なくとも一部が前記アモルファスシリコン膜を透過する波長のレーザ光を発生するステップと、
    (SA3)前記アモルファスシリコン膜に対して脱水素化処理を行うために、光学系ユニットによって前記レーザ光を浮上中の前記透明基板に導くステップと、を備え、
    前記浮上ユニット上を浮上している前記透明基板を第1の方向に搬送するステップと、
    上面視において、前記第1の方向と異なる第2の方向にレーザ光の照射位置を変えるように、駆動ステージが前記光学系ユニットを第2の方向に移動させるステップと、
    エキシマレーザ光源によって、前記アモルファスシリコン膜を結晶化させるためのエキシマレーザ光を発生するステップと、
    結晶化用光学系によって、上面視において前記エキシマレーザ光を前記第2の方向を長手方向とするライン状のラインビームとして、搬送中の前記透明基板に導くステップと、をさらに備えたディスプレイの製造方法。
  22. 前記半導体レーザ光源からの前記レーザ光の波長が、355nm以上、808nm以下である請求項21に記載のディスプレイの製造方法。
  23. 前記半導体レーザ光源がCWレーザ光を発生し、
    前記CWレーザ光が、変調器によってパルスレーザ光となって、前記アモルファスシリコン膜に照射されている請求項21、又は22に記載のディスプレイの製造方法。
  24. 前記透明基板における前記レーザ光のスポット形状を矩形状に成形し、
    上面視において、前記透明基板における前記レーザ光のスポット形状の長手方向が、前記第1の方向及び第2の方向から傾いた方向となっている請求項21~23のいずれか1項に記載のディスプレイの製造方法。
  25. 前記透明基板の搬送速度よりも速い速度で、前記駆動ステージが前記光学系ユニットを駆動している請求項21~24のいずれか1項に記載のディスプレイの製造方法。
  26. 前記貫通穴を通過したレーザ光がダンパによって吸収される請求項21~25のいずれか1項に記載のディスプレイの製造方法。
  27. 前記レーザ光が前記半導体レーザ光源によって発生された波長500nm以下のレーザ光である請求項21~26のいずれか1項に記載のディスプレイの製造方法。
  28. 前記半導体レーザ光源からのレーザ光が光ファイバを介して、前記光学系ユニットに入射している請求項21~27のいずれか1項に記載のディスプレイの製造方法。
  29. 前記駆動ステージは複数の前記光学系ユニットを移動可能に保持している請求項21~28のいずれか1項に記載のディスプレイの製造方法。
  30. 前記光学系ユニットに設けられた光スキャナによって、前記レーザ光を走査する請求項21~29のいずれか1項に記載のディスプレイの製造方法。
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