JP7780242B2 - フェキソフェナジン塩酸塩を含む造粒物 - Google Patents
フェキソフェナジン塩酸塩を含む造粒物Info
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Description
[1]
(A)フェキソフェナジン塩酸塩、及び
(B)メチルエフェドリンの塩及びプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類とを含有する造粒物;
[2]
(A)フェキソフェナジン塩酸塩、及び
(B)メチルエフェドリンの塩及びプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類とを含有する造粒物を含む固形製剤;
[3]
(A)フェキソフェナジン塩酸塩の1質量部に対し、前記(B)エフェドリン類を0.5~2.0質量部の割合で含有する項2記載の固形製剤;
[4]
(A)フェキソフェナジン塩酸塩を1日当たりの投与量として60~120mg含有する項2又は3記載の固形製剤;
[5]
さらに、抗コリン成分を含有する、項2~4のいずれか1項記載の固形製剤;
[6]
さらに、潤沢剤を含有する、項2~5のいずれか1項記載の固形製剤;
[7]
前記(B)エフェドリン類が、メチルエフェドリン塩酸塩であり、1日当たりの投与量として、60~100mg含有する、項2~6のいずれか1項記載の固形製剤;
[8]
前記(B)エフェドリン類が、プソイドエフェドリン塩酸塩であり、1日当たりの投与量として、60~300mg含有する、項2~6記載のいずれか1項記載の固形製剤;
[9]
錠剤、顆粒剤、又はカプセル剤の形態である、項2~8のいずれか1項記載の固形製剤;
[10]
メチルエフェドリンの塩及びプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類によって、フェキソフェナジン塩酸塩の造粒性を向上させる方法;
[11]
(A)フェキソフェナジン塩酸塩、及び
(B)メチルエフェドリンの塩及びプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類とを配合し、造粒することを特徴とする固形製剤の製造方法;等を提供するものである。
本発明で用いられる、フェキソフェナジン((RS)-2-[4-[1-ヒドロキシ-4-[4-(ヒドロキシ-ジフェニル-メチル)-1-ピペリジル]ブチル]フェニル]-2-メチル-プロピオン酸)の塩酸塩(本明細書中、(A)成分と記載することもある)は、第2世代抗ヒスタミン薬として公知の化合物である。フェキソフェナジン塩酸塩は、市販品にて入手するか、公知の製造方法によって製造することができる。
(A)成分の総含有量は、例えば、固形製剤の総量を基準として、1~90質量%とすることができ、好ましくは3~60質量%、より好ましくは5~60質量%、さらにより好ましくは10~50質量%とすることができる。
本明細書において、エフェドリン類は、メチルエフェドリンの塩、及びプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される少なくとも1種を指す。
本発明で用いられる、メチルエフェドリン((1RS,2SR)-2-ジメチルアミノ-1-フェニルプロパン-1-オール)塩酸塩(本明細書中、単に(B)成分と記載することもある)は、エフェドリンと類似の作用機序、すなわちα作用、及びβ作用を有し、気管支拡張作用、中枢性の鎮咳作用を有することが知られている公知の化合物である。メチルエフェドリン塩酸塩は、市販品にて入手するか、又は公知の方法に従って製造することができる。
本発明で用いられる、プソイドエフェドリン((1S,2S)-2-(メチルアミノ)-1-フェニル-1-プロパノール)塩酸塩(本明細書中、(B)成分と記載することもある)は、エフェドリンと類似の作用機序、すなわちα作用、及びβ作用を有し、気管支拡張作用、中枢性の鎮咳作用を有することが知られている公知の化合物である。プソイドエフェドリン塩酸塩は、市販品にて入手するか、又は公知の方法に従って製造することができる。
本発明において、抗コリン成分としては、トロパン骨格を持つアルカロイド又はその誘導体が例示される。具体的にはトロパンアルカロイド(アトロピン、スコポラミン、ヒヨスチアミンなど)及びその誘導体(例えば、メチルアトロピン、メチルスコポラミン、ブチルスコポラミンなどの四級アンモニウム化誘導体など)並びにそれらのアルカロイドを含有する成分(ダツラエキス、ベラドンナ総アルカロイド、ベラドンナコン、ベラドンナエキス、ロートコン総アルカロイド、ロートコン、ロートエキス、ヨウ化イソプロパミド、メチルスコポラミン又はその塩、ブチルスコポラミン又はその塩等)が挙げられる。なお、これらは、薬学上許容される塩や溶媒和物の状態であってもよい。これらのうち、本発明の固形製剤の打錠性により良い影響を及ぼすことができる観点から、ベラドンナ総アルカロイドが特に好ましい。
本発明の造粒物は、良好に造粒するという本発明の効果をより顕著に奏するという観点から、さらに以下に挙げる(D)結合剤を含有することも好ましい。本発明の造粒物に含まれ得る(D)結合剤は、限定はされず、水難溶性結合剤(結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース)などでもあり得るが、水溶性結合剤が好ましい。特に、本発明の造粒物が造粒過程を経た組成物である場合には、水溶性結合剤が好ましい。本発明の造粒物に含まれ得る水溶性結合剤としては、医薬上、薬理学的に又は生理学的に許容されることを限度として特に制限されず、多糖類、タンパク質、水溶性セルロース系高分子、デンプン類、水溶性ビニル系高分子、ポリエーテル類、糖類のいずれであってもよい。ここで、多糖類としては、具体的には、アラビアガム、寒天、トラガントガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、グアーガム、デキストラン、プルラン、ペクチン、キトサン、ヘミロース等が挙げられる。タンパク質としては、具体的に、ゼラチン、精製ゼラチン等が挙げられる。水溶性セルロース系高分子としては、具体的に、カルメロース又はその塩、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。デンプン類としては、具体的に、デンプン(コムギデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン等)、アルファー化デンプン、デキストリン、シクロデキストリン、カルボキシメチルスターチ、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシエチルスターチ、部分アルファー化デンプン等が挙げられる。水溶性ビニル系高分子としては、具体的に、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、コポリドン等が挙げられる。アクリル系高分子としては、ポリアクリル酸ナトリウム等が挙げられる。ポリエーテル類として、具体的に、マクロゴール等が挙げられる。糖類としては、具体的に、白糖水あめ、果糖、糖アルコール類(例えばキシリトール、ソルビトール)、ブドウ糖等が挙げられる。これらの(D)成分の製剤上の用途は結合剤以外であってもよい。上記の結合剤の中でも、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロースなどのセルロース系高分子;バレイショデンプン、トウモロコシデンプン、アルファー化デンプンなどのデンプン類;及びポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールなどからなるビニル系高分子;より選択される水溶性高分子の結合剤(本明細書では水溶性結合剤とも表わす)であることが好ましく、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドンが更に好ましい。
このような生理活性成分としては、例えば
(1)交感神経興奮成分(例えば、フェニレフリン(、フェニルプロパノールアミン、エフェドリン、エチレフリン、メトキサミン、ミドドリン、メトキシフェナミンなど)、
(2)消炎酵素類(例えば、リゾチーム、セラペプターゼ、ブロメライン、プロナーゼなど)
(3)生薬、及び生薬由来成分(例えば、ショウキョウ、ニンジン、マオウ、ケイヒ、ケイガイ、サイシン、シンイ、ナンテンジツ、オウヒ、ビャクシ、ゼンコ、キキョウ、シャゼンシ、ゴオウ、ガジュツ、ビャクジュツ、ソウジュツ、ゲンチアナ、ウイキョウ、オンジ、オウバク、オウレン、チクセツニンジン、チンピ、チョウジ、セネガ、シャゼンソウ、シャジンなど)、
(4)キサンチン誘導体(例えば、テオフィリン、アミノフィリン、テオブロミン、ジプロフェイリン、プロキシフィリン、ペントキシフィリンなど)、
(5)解熱鎮痛薬成分(例えば、アスピリン、アスピリンアルミニウム、アセトアミノフェン、エテンザミド、サザピリン、サリチルアミド、サリチル酸ナトリウム、ラクチルフェネチジン、イブプロフェン、ケトプロフェンなど)、
(6)鎮咳薬成分(例えば、アクロラミド、クロペラスチン、ペントキシベリン(カルベタペンタン)、チペピジン、ジブナート、デキストロメトルファン、コデイン、ジヒドロコデイン、ノスカピンなど)、
(7)去痰薬(例えば、グアヤコールスルホン酸カリウム、グアイフェネシンなど)、
(8)ビタミン類(例えば、ビタミンA類[例えば、レチナール、レチノール、レチノイン酸、カロチン、デヒドロレチナール、リコピンなど]、ビタミンB類[例えば、チアミン、チアミンジスルフィド、ジセチアミン、オクトチアミン、シコチアミン、ビスイブチアミン、ビスベンチアミン、プロスルチアミン、ベンフォチアミン、フルスルチアミン、リボフラビン、フラビンアデニンジヌクレオチド、ピリドキシン、ピリドキサール、ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミン、メチルコバラミン、デオキシアデノコバラミン、葉酸、テトラヒドロ葉酸、ジヒドロ葉酸、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチニルアルコール、パントテン酸、パンテノール、ビオチン、コリン、イノシトールなど]、ビタミンC類[例えば、アスコルビン酸、エリソルビン酸、又はその誘導体など]、ビタミンD類[例えば、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ヒドロキシコレカルシフェロール、ジヒドロキシコレカルシフェロール、ジヒドロタキステロールなど]、ビタミンE類[例えば、トコフェロール及びその誘導体、ユビキノン誘導体など]、その他のビタミン類[例えば、ヘスペリジン、カルニチン、フェルラ酸、γ-オリザノール、オロチン酸、ルチン、エリオシトリンなど]など)、及び
(9)粘膜保護成分(例えば、アミノ酢酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、ジヒドロキシアルミニウム・アミノ酢酸塩などのアルミニウム系粘膜保護剤;メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ヒドロタルサイト、水酸化アルミナマグネシウム、水酸化アルミニウムゲル、水酸化アルミニウム・炭酸水素ナトリウムの共沈生成物、水酸化アルミニウム・炭酸マグネシウム混合乾燥ゲル、水酸化アルミニウム・炭酸カルシウム・炭酸マグネシウムの共沈生成物、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、水酸化マグネシウム・硫酸アルミニウムカリウムの共沈生成物などのマグネシウム系粘膜保護剤など)などが挙げられる。
これらの生理活性成分は、フリー体であっても、塩であってもよい。
本発明の固形製剤は、造粒工程を経たものであれば、公知のいずれの方法によっても製造することができる。必要に応じて、滅菌工程を含めることができる。製剤は、第17改正日本薬局方総則に従い、又はこれに準拠して、各成分を混合することにより製造することもできる。
本発明の固形製剤は、任意の包装形態で提供され得る。例えば、包装形態は、SP包装やPTP包装などのように1錠、1カプセル、1包、又は1回服用量毎に個装する形態であってもよいし、或いは、任意の容器(例えば、ガラス製又はプラスチック製の瓶容器、或いは合成樹脂やアルミ箔などを積層加工したフィルムでできたパウチ型包装容器など)の中に複数回服用量(例えば、多数の錠剤)を一緒にまとめて充填し、服用のつど繰り返し開封されて継続的に使用される形態をとってもよい。多数の錠剤を一緒にまとめて包装体に充填する後者の形態は、コスト的に有利である。特に、ジッパー等によって開閉自在な取出口を有するパウチ型包装容器(ジッパー式パウチ型包装容器など)に多数の錠剤やカプセルを一緒にまとめて充填する形態を有利に使用することができる。
本発明はまた、(B)メチルエフェドリンの塩およびプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類によって、(A)フェキソフェナジン塩酸塩の造粒性を向上させる方法にも関する。例えば、本発明の造粒物に、(B)メチルエフェドリンの塩およびプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類と(A)フェキソフェナジン塩酸塩とを共存させることで、該造粒物に良好な造粒性を付与することができる。ここで、「造粒性を向上させる」と「良好な造粒性を付与する」とは同様の意味で用いることができ、(A)フェキソフェナジン塩酸塩単独での造粒性よりも、良好であることをいう。例えば、フェキソフェナジン塩酸塩単独で造粒した場合より、全体に占める微粒子の割合が少なくなること、メジアン径D50の値が上昇することなどをいう。特に限定はされないが、全体の重量に占める微粒子の重量の割合は、少ないほど良好であるといえるが、少なくとも全体の20%以下であることが好ましい。当該方法においても、(B)エフェドリン類の量、(A)フェキソフェナジン塩酸塩の量、任意成分の(C)抗コリン成分、(D)結合剤の量、及びそれらの成分比は、造粒物又は固形製剤の場合と同様である。
ここで、錠剤の形態は、特に限定はされず、上述の通り、素錠、口腔内速崩壊錠、口腔内速溶解錠、チュアブル錠、発泡錠、トローチ剤、ドロップ剤、フィルムコーティング錠、糖衣錠、カプレット剤、丸剤などであり得る。本発明によれば、結合剤などを多量に添加せずとも製剤的に打錠性の良い固形製剤が得られる為、服用に支障がない量で必要に応じて様々な大きさの固形製剤とすることができる。これらは、例えば、限定はされないが、1錠あたりの重量が、30~800mgであることが好ましく、100~800mgであることがより好ましく、300~800mgであることがさらに好ましく、300~600mgであることがさらにより好ましく、300~500mgであることが最も好ましい。測定は、汎用の天秤を用いて測定することができる。
表1に記載の処方表に基づき、流動層造粒機にフェキソフェナジン塩酸塩144g、メチルエフェドリン塩酸塩86.4g、乳糖水和物324g、部分アルファー化デンプン108g、結晶セルロース96gの混合物を投入した。そこに吸気温度設定75℃、風量20~50m3/hの条件下、5%のポリビニルピロリドン水溶液を360g噴霧し、それを乾燥して顆粒を得た。得られた顆粒10gを500、355、250、150、106、75μmという6つの異なる篩目の篩を用いて分級し、篩に残存した重量を測定した。各重量から、全体に占める75μm以下の微粉量の重量の割合を算出した。更に定法に基づきこれらの累積分布曲線の50%累積値に相当する径であるメジアン径D50を算出した。
表1に記載の処方表に基づき、流動層造粒機にフェキソフェナジン塩酸塩144g、塩酸プソイドエフェドリン144g、乳糖水和物324g、部分アルファー化デンプン108g、結晶セルロース96gの混合物を投入した。そこに吸気温度設定75℃、風量20~50m3/hの条件下、5%のポリビニルピロリドン水溶液を360g噴霧し、それを乾燥して顆粒を得た。得られた顆粒10gを500、355、250、150、106、75μmという6つの異なる篩目の篩を用いて分級し、篩に残存した重量を測定した。各重量から、全体に占める75μm以下の微粉量の重量の割合を算出した。更に定法に基づきこれらの累積分布曲線の50%累積値に相当する径であるメジアン径D50を算出した。
表1に記載の処方表に基づき、流動層造粒機にフェキソフェナジン塩酸塩120g、塩酸プソイドエフェドリン240g、乳糖水和物270g、部分アルファー化デンプン90g、結晶セルロース80gの混合物を投入した。そこに吸気温度設定75℃、風量20~50m3/hの条件下、5%のポリビニルピロリドン水溶液を360g噴霧し、それを乾燥して顆粒を得た。得られた顆粒10gを500、355、250、150、106、75μmという6つの異なる篩目の篩を用いて分級し、篩に残存した重量を測定した。各重量から、全体に占める75μm以下の微粉量の重量の割合を算出した。更に定法に基づきこれらの累積分布曲線の50%累積値に相当する径であるメジアン径D50を算出した。
表1に記載の処方表に基づき、流動層造粒機にフェキソフェナジン塩酸塩120g、プソイドエフェドリン塩酸塩240g、ベラドンナ総アルカロイド0.4g、乳糖水和物270g、部分アルファー化デンプン90g、結晶セルロース80gの混合物を投入した。そこに吸気温度設定75℃、風量20~50m3/hの条件下、5%のポリビニルピロリドン水溶液を300g噴霧し、それを乾燥して顆粒を得た。得られた顆粒10gを500、355、250、150、106、75μmという6つの異なる篩目の篩を用いて分級し、篩に残存した重量を測定した。各重量から、全体に占める75μm以下の微粉量の重量の割合を算出した。更に定法に基づきこれらの累積分布曲線の50%累積値に相当する径であるメジアン径D50を算出した。
表1に記載の処方表に基づき、流動層造粒機にフェキソフェナジン塩酸塩144g、乳糖水和物324g、部分アルファー化デンプン108g、結晶セルロース96gの混合物を投入した。そこに吸気温度設定75℃、風量20~50m3/hの条件下、5%ポリビニルピロリドン水溶液を600g噴霧し、それを乾燥して顆粒を得た。実施例1と同様の方法で、75μm以下の微粉量の重量の割合とメジアン径D50を求めた。
処方例1に基づき、湿式造粒して顆粒を調製した後打錠して1錠360mgの錠剤を調製し、1日あたり2錠服用とした。処方例2~3に基づき、湿式造粒して顆粒を調製した後打錠して1錠300mgの錠剤を調製し、1日あたり4錠服用とした。処方例4に基づき、湿式造粒して顆粒を調製した後打錠して1錠400mgの錠剤を調製し、1日あたり6錠服用とした。
Claims (12)
- (A)フェキソフェナジン塩酸塩;
(B)メチルエフェドリンの塩およびプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類;及び
水溶性セルロース系高分子、デンプン類、水溶性ビニル系高分子又は糖類;
とを含有し、75μm以下の微粉量の重量の割合が12.8%以下である、湿式造粒による造粒物(但し、(1)カフェインを含む造粒物を除く)。 - (A)フェキソフェナジン塩酸塩;
(B)メチルエフェドリンの塩およびプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類;及び
水溶性セルロース系高分子、デンプン類、水溶性ビニル系高分子又は糖類;
とを含有し、メジアン径D50が184.8μm以上である、湿式造粒による造粒物(但し、(1)カフェインを含む造粒物を除く)。 - (A)フェキソフェナジン塩酸塩、
(B)メチルエフェドリンの塩およびプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類、
抗コリン成分;及び
水溶性セルロース系高分子、デンプン類、水溶性ビニル系高分子又は糖類;
とを配合し、湿式造粒によって得られる造粒物を含む固形製剤であって、
該固形製剤は錠剤、顆粒剤又はカプセル剤である、固形製剤
(但し、下記(1)及び(2)の場合を除く
(1)該造粒物がカフェインを含む造粒物である場合;及び
(2)該固形製剤が、該造粒物に加えて、少なくとも水に対する溶解性が相違する2種以上の薬物を含む核粒子表面に、アクリル系水不溶性高分子、セルロース系水不溶性高分子、グリセリン脂肪酸エステル及びタルクを含む徐放性皮膜を有する徐放性造粒物を含有する製剤である場合)。 - 請求項1又は2に記載の造粒物を含む固形製剤。
- (A)フェキソフェナジン塩酸塩の1質量部に対し、前記(B)エフェドリン類を0.5~2.0質量部の割合で含有する請求項3又は4に記載の固形製剤。
- (A)フェキソフェナジン塩酸塩を1日当たりの投与量として60~120mg含有する請求項3~5のいずれか1項に記載の固形製剤。
- さらに、潤沢剤を含有する、請求項3~6のいずれか1項に記載の固形製剤。
- 前記(B)エフェドリン類が、メチルエフェドリン塩酸塩であり、1日当たりの投与量として、60~100mg含有する、請求項3~7のいずれか1項に記載の固形製剤。
- 前記(B)エフェドリン類が、プソイドエフェドリン塩酸塩であり、1日当たりの投与量として、60~300mg含有する、請求項3~7のいずれか1項に記載の固形製剤。
- 錠剤、顆粒剤、又はカプセル剤の形態である、請求項4~9のいずれか1項記載の固形製剤。
- メチルエフェドリンの塩およびプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類;
抗コリン成分;及び
水溶性セルロース系高分子、デンプン類、水溶性ビニル系高分子又は糖類
との共存下で湿式造粒を行うことによって、フェキソフェナジン塩酸塩の造粒性を向上させる方法
(但し、上記湿式造粒が、カフェインの共存下で行われる場合を除く)。 - (A)フェキソフェナジン塩酸塩、
(B)メチルエフェドリンの塩およびプソイドエフェドリンの塩からなる群より選択される1種以上のエフェドリン類、
抗コリン成分;及び
水溶性セルロース系高分子、デンプン類、水溶性ビニル系高分子又は糖類;
とを配合し、湿式造粒することを特徴とする固形製剤の製造方法であって、
該固形製剤は錠剤、顆粒剤又はカプセル剤であり、
湿式造粒により造粒物を製造する工程;及び
該造粒物から、錠剤、顆粒剤、又はカプセル剤の形態の固形製剤を調製する工程
を含む製造方法
(但し、下記(1)及び(2)の場合を除く
(1)該造粒物がカフェインを含む造粒物である場合;及び
(2)該固形製剤が、該造粒物に加えて、少なくとも水に対する溶解性が相違する2種以上の薬物を含む核粒子表面に、アクリル系水不溶性高分子、セルロース系水不溶性高分子、グリセリン脂肪酸エステル及びタルクを含む徐放性皮膜を有する徐放性造粒物を含有する製剤である場合)。
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