JP7775781B2 - 繊維処理用ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法 - Google Patents
繊維処理用ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法Info
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Description
従来の皮革用ポリウレタン樹脂は、ジメチルホルムアミド(DMF)等の溶剤中で合成される有機溶剤系の樹脂が主流であったが、近年は、環境規制の強化の観点から、ポリウレタン樹脂を水性媒体中に分散させたポリウレタン樹脂水性分散体の検討が進められている。このようなポリウレタン樹脂水性分散体としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、繊維加工物に優れた耐染色性を付与できる繊維加工用ポリウレタン樹脂水性分散体を提供することにある。
すなわち、本発明は、工程1及び工程2を含む繊維処理用のポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法であって、工程1は、必須成分としてポリヘキサメチレンカーボネートジオール(A1)とヘキサメチレンジイソシアネート(B1)とを用いて、イソシアネート基を有する第1のポリウレタンプレポリマー(P1)を得る工程であり、工程2は、必須成分として、前記第1のポリウレタンプレポリマー(P1)と、ヘキサメチレンジイソシアネート以外の有機ポリイソシアネート(B2)及びイオン性基及び活性水素基を有する化合物(A2)とを用いて、イソシアネート基を有する第2のポリウレタンプレポリマー(P2)を得る工程であり、前記ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法で用いるポリオールの総重量に基づく、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール(A1)の割合が50重量%以上であり、前記工程1及び前記工程2で用いるイソシアネートの総重量に基づく、ヘキサメチレンジイソシアネートの割合が、15~75重量%である繊維処理用ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法である。
本発明において、工程1は、必須成分としてポリヘキサメチレンカーボネートジオール(A1)とヘキサメチレンジイソシアネート(B1)とを用いて、イソシアネート基を有する第1のポリウレタンプレポリマー(P1)を得る工程である。
装置:「Waters Alliance 2695」[Waters社製]
カラム:「Guardcolumn Super H-L」(1本)、「TSKgel SuperH2000、TSKgel SuperH3000、TSKgel SuperH4000(いずれも東ソー株式会社製)を各1本連結したもの」
試料溶液:0.25重量%のテトラヒドロフラン溶液
溶液注入量:10μl
流量:0.6ml/分
測定温度:40℃
検出装置:屈折率検出器
基準物質:標準ポリエチレングリコール
耐染色性に優れるという観点から、本発明のポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法で用いるポリオールの総重量に基づく、PHCDの割合は、好ましくは55重量%以上、より好ましくは60重量%以上であり、好ましくは90重量%以下、より好ましくは80重量%で以下である。
なお、「本発明のポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法で用いるポリオールの総重量」とは、本発明の製造方法で用いられるすべてのポリオールの重量の合計のことをいう。
耐染色性に優れるという観点から、工程1および工程2で用いるイソシアネートの総重量に基づくHDIの割合は、好ましくは20重量%以上、より好ましくは30重量%以上であり、好ましくは60重量%以下、より好ましくは55重量%以下である。
糖類としては、ショ糖、グルコース、マンノース、フルクトース、メチルグルコシド及びその誘導体等が挙げられる。
ポリラクトンポリオールの具体例としては、例えばポリカプロラクトンジオール、ポリバレロラクトンジオール及びポリカプロラクトントリオール等が挙げられる。
炭素数2~36の脂肪族ポリアミンとしては、エチレンジアミン及びヘキサメチレンジアミン等のアルキレンジアミン、並びにジエチレントリアミン、ジプロピレントリアミン、ジヘキシレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチエレンヘキサミン及びヘキサエチレンヘプタミン等のポリ(n=2~6)アルキレン(炭素数2~6)ポリ(n=3~7)アミン等が挙げられる。
炭素数6~20の脂環式ポリアミンとしては、1,3-又は1,4-ジアミノシクロヘキサン、4,4’-又は2,4’-ジシクロヘキシルメタンジアミン及びイソホロンジアミン(IPDA)等が挙げられる。
炭素数6~20の芳香族ポリアミンとしては1,3-又は1,4-フェニレンジアミン、2,4-又は2,6-トリレンジアミン、及び、4,4’-又は2,4’-メチレンビスアニリン等が挙げられる。
炭素数3~20の複素環式ポリアミンとしては2,4-ジアミノ-1,3,5-トリアジン、ピペラジン及びN-アミノエチルピペラジン等が挙げられる。
ヒドラジン又はその誘導体としては、二塩基酸ジヒドラジド、例えばアジピン酸ジヒドラジド等が挙げられる。
炭素数2~20のアミノアルコール類としては例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール及びトリエタノールアミン等が挙げられる。
沸点が100℃未満の有機溶剤を使用することにより、ポリウレタン樹脂水性分散体を製造する際に、有機溶剤のみを完全に除去しやすくなり、水性分散体中に残存して、乾燥時に有機溶剤が発生することを抑制しやすくなる。また、有機溶剤が皮膜中に残存しにくくなり、皮膜の機械物性が経時で変化することを抑制しやすくなる。
ウレタン化触媒(F)としては、金属触媒[錫系(トリメチルチンラウレート、トリメチルチンヒドロキサイド、ジメチルチンジラウレート、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンジラウレート、スタナスオクトエート及びジブチルチンマレエート等)、鉛系(オレイン酸鉛、2-エチルヘキサン酸鉛、ナフテン酸鉛及びオクテン酸鉛等)、コバルト系(ナフテン酸コバルト等)、ビスマス系{ビスマストリス(2-エチルヘキサノエート等}及び水銀系(フェニル水銀プロピオン酸塩等)等]、アミン触媒[トリエチレンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルヘキシレンジアミン、ジアザビシクロアルケン類{1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]-7-ウンデセン}等;ジアルキルアミノアルキルアミン類{ジメチルアミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、ジブチルアミノエチルアミン、ジメチルアミノオクチルアミン及びジプロピルアミノプロピルアミン等]又は複素環式アミノアルキルアミン類[2-(1-アジリジニル)エチルアミン及び4-(1-ピペリジニル)-2-ヘキシルアミン等]の炭酸塩又は有機酸塩(ギ酸塩等)等;N-メチルモルホリン、N-エチルモルホリン、トリエチルアミン、ジエチルエタノールアミン及びジメチルエタノールアミン等]、並びにこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
工程2で、必須成分として用いるヘキサメチレンジイソシアネート以外の有機ポリイソシアネート(B2)としては、炭素数8~18の脂環式ポリイソシアネート(b3)が好ましく、イソホロンジイソシアネート(IPDI)及び4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI)から選ばれる少なくとも一種の有機ポリイソシアネートがより好ましい。
アニオン性基と活性水素基を有する化合物(a21)[以下、「化合物(a21)」ともいう]としては、例えばアニオン性基としてカルボキシル基を有し、活性水素基として水酸基を有する炭素数が2~10の化合物[ジアルキロールアルカン酸(例えば2,2-ジメチロールプロピオン酸、2,2-ジメチロールブタン酸、2,2-ジメチロールヘプタン酸及び2,2-ジメチロールオクタン酸)、酒石酸及びアミノ酸(例えばグリシン、アラニン及びバリン)等]、アニオン性基としてスルホン酸基を有し、活性水素基として水酸基を有する炭素数が2~16の化合物[3-(2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-1-プロパンスルホン酸及びスルホイソフタル酸ジ(エチレングリコール)エステル等]、アニオン性基としてスルファミン酸基を有し、活性水素原子として水酸基を有する炭素数が2~10の化合物[N,N-ビス(2-ヒドロキシルエチル)スルファミン酸等]等並びにこれらの化合物を中和剤で中和した塩が挙げられる。
炭素数1~20のアミン化合物としては、モノメチルアミン、モノエチルアミン、モノブチルアミン及びモノエタノールアミン等の1級アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジブチルアミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン及びメチルプロパノールアミン等の2級アミン並びにトリメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルエチルアミン、ジメチルモノエタノールアミン及びトリエタノールアミン等の3級アミンが挙げられる。(a21)の塩に用いられる中和剤は、1種を単独で用いても2種以上を併用してもよい。
イオン性基の含有量は、本発明のポリウレタン樹脂を製造する際の化合物(A2)の仕込み量から算出することができる。例えば、化合物(A2)が2,2-ジメチロールプロピオン酸の場合、ポリウレタン樹脂の重量(g)当たりのカルボキシル基のモル数がイオン性基の含有量を表す。前記ポリウレタン樹脂の重量は、本発明の製造方法で用いるポリオール、イソシアネート、鎖伸長剤(D)、及びイオン性基及び活性水素基を有する化合物(A2)の仕込み量の総重量である。
工程2で用いる他のポリオール(A3)としては、好ましくは脂肪族ポリエーテルポリオールであり、より好ましくはポリ(オキシテトラメチレン)グリコールであり、さらに好ましくはMnが1000~3000のポリ(オキシテトラメチレン)グリコールである。
希釈用の有機溶剤としては、上記有機溶剤(E)と同じものが挙げられる。希釈用の有機溶剤は工程1及び/又は工程2で用いた溶剤と同じものであっても相違していてもよい。
分散剤(G)としては特開2019-6936号公報において分散剤として例示されている界面活性剤等を用いてもよいし、市販の界面活性剤を用いてもよい。市販の界面活性剤としては、花王(株)製のエマルゲンA-90(非イオン性界面活性剤)等が挙げられる。
工程4で用いる鎖伸長剤(D)としては工程1で説明した鎖伸長剤と同じものが挙げられる。工程4で用いる鎖伸長剤(D)としては、水及びイソホロンジアミンを含むものが好ましく、水及びイソホロンジアミンがより好ましい。
装置:「HLC-8220GPC」[東ソー(株)製]
カラム:「Guardcolumn α」+「TSKgel α-M」[いずれも東ソー(株)製]
試料溶液:0.125重量%のジメチルホルムアミド溶液
溶液注入量:100μl
流量:1ml/分
測定温度:40℃
検出装置:屈折率検出器
基準物質:標準ポリスチレン
このような効果を奏することから本発明の製造方法により得られる繊維加工用ポリウレタン樹脂水性分散体は、例えば水性繊維加工処理剤(不織布用バインダー、補強繊維用集束剤、抗菌剤用バインダー及び人工皮革・合成皮革用原料等)として好適であり、人工皮革・合成皮革用原料として特に好適である。
(1-1)第1のポリウレタンプレポリマー(P1)の製造
撹拌機及び加熱装置を備えた簡易加圧反応装置にMn=2000のポリヘキサメチレンカーボネートジオール[旭化成ケミカルズ(株)製「デュラノールT6002」]を152.2重量部、エチレングリコールを0.4重量部、HDIを20.5重量部、ウレタン化触媒[日東化成(株)製「ネオスタンU-600」]を0.10重量部、及び、MEKを175.0重量部仕込み、90℃で5時間撹拌してウレタン化反応を行い、イソシアネート基を有する第1のポリウレタンプレポリマー(P1)のMEK溶液を製造した。
(1-2)第2のポリウレタンプレポリマー(P2)の製造
(1-1)で得られた第1のポリウレタンプレポリマー(P1)のMEK溶液が入っている反応装置に、Mn=2000のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール[三菱化学(株)製「PTMG2000」]を101.5重量部、2,2-ジメチロールプロピオン酸を9.7重量部、及び、IPDIを40.6重量部仕込み、90℃で5時間攪拌してウレタン化反応を行い、イソシアネート基を有する第2のポリウレタンプレポリマー(P2)のMEK溶液を製造した。
(1-3)第2のポリウレタンプレポリマー(P2)の水性分散体の製造
(1-2)で得られた第2のポリウレタンプレポリマー(P2)のMEK溶液が入っている反応装置に、MEKを33.8部、、トリエチルアミンを7.3重量部、及び、分散剤[花王(株)製「エマルゲンA-90」]を3.3重量部加えて5分間混合した後、200rpmで撹拌しながら水550重量部を投入し、第2のポリウレタンプレポリマー(P2)を水性媒体に分散させた。
(1-4)ポリウレタン樹脂水性分散体の製造
(1-3)で得られた第2のポリウレタンプレポリマーの水性分散体に、撹拌下で10重量%に調製したイソホロンジアミン水溶液を91.6重量部投入した後、60℃で5時間加熱攪拌して鎖伸長反応を行った。その後、減圧下(圧力:-0.06MPa)70℃に加熱してMEKを留去し、更に水を加えてポリウレタン樹脂の固形分濃度が35.0重量%となるように調整し、ポリウレタン樹脂水性分散体(U-1)を得た。
使用する原料及び使用量を表1に記載のものに変更したこと以外は、実施例1と同じ操作を行い、ポリウレタン樹脂水性分散体(U-2)~(U-12)を得た。
使用する原料及び使用量を表1に記載のものに変更したこと以外は、実施例1と同じ操作を行い、ポリウレタン樹脂水性分散体(U’-1)~(U’-3)を得た。
撹拌機及び加熱装置を備えた簡易加圧反応装置にMn=2000のポリヘキサメチレンカーボネートジオール[旭化成ケミカルズ(株)製「デュラノールT6002」]を152.2重量部、Mn=2000のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール[三菱化学(株)製「PTMG2000」]を101.5重量部、エチレングリコールを0.4重量部、2,2-ジメチロールプロピオン酸を9.7重量部、HDIを20.5重量部、IPDIを40.6重量部、MEKを175.0重量部仕込み、90℃で10時間攪拌してウレタン化反応を行い、イソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(P’1)のMEK溶液を製造した。
得られたウレタンプレポリマー(P’1)にMEKを33.8部、トリエチルアミンを7.3重量部、分散剤[花王(株)製「エマルゲンA-90」]を3.3重量部加えて5分間混合した後、200rpmで撹拌しながら水550重量部を投入し、ウレタンプレポリマー(P’1)を水性媒体に混合し、ウレタンプレポリマーの水性分散体を得た。得られたウレタンプレポリマーの水性分散体に撹拌下で10重量%に調製したイソホロンジアミン水溶液を91.6重量部投入した後、60℃で5時間加熱攪拌して鎖伸長反応を行った。その後、減圧下(圧力:-0.06MPa)70℃に加熱してMEKを留去し、更に水を加えてポリウレタン樹脂の固形分濃度が35.0重量%となるように調整し、ポリウレタン樹脂水性分散体(U’-4)を得た。
・デュラノールT6002:Mn=2000のポリヘキサメチレンカーボネートジオール、旭化成ケミカルズ(株)製
・ETERNACOLL UH-300:Mn=3000のポリヘキサメチレンカーボネートジオール、宇部興産(株)製
・PTMG2000:Mn=2000のポリ(オキシテトラメチレン)グリコール、三菱化学(株)製
・ネオスタンU-600:無機金属触媒、日東化成(株)製
・エマルゲン A-90:非イオン界面活性剤、花王(株)製
実施例10で使用した10重量%ヘキサメチレンジアミン水溶液は、10重量%に調製したヘキサメチレンジアミンの水溶液である。
実施例及び比較例の製造方法により製造したポリウレタン樹脂水性分散体28.6重量部にカルボジイミド系架橋剤[日清紡(株)製「カルボジライトE02」、固形分濃度40重量%]0.3重量部、10重量%硫酸アンモニウム水溶液を12.5重量部及び、水を8.6重量部加えて、評価用配合液を調整した。
得られた評価用配合液にポリエチレンテレフタレート不織布(重量380g/m2)を含浸し、ポリウレタン樹脂の付着率が不織布重量に対して12重量%となるようにマングルロールで絞り調整した後、100℃の飽和水蒸気中で30分間、熱凝固させ、更に120℃の熱風乾燥機で20分間乾燥させることにより人工皮革シートを得た。
更に得られた人工皮革シートを200rpmの攪拌下で130℃の熱水中に2時間浸漬した。浸漬前及び浸漬後の人工皮革シート断面を、走査型電子顕微鏡を用いて観察し、ポリウレタン樹脂の付着状態の変化を以下の基準に従い評価した。樹脂の脱落とは人工皮革シートから樹脂が離脱していることをいい、樹脂の破断とはポリウレタン樹脂の層に裂け目が入っていることをいう。
A:浸漬前と変化なし(樹脂の脱落及び破断のいずれも認められない)。
B:浸漬前と比較して、20%未満の樹脂が脱落及び/又は破断している。
C:浸漬前と比較して、20%以上50%未満の樹脂が脱落及び/又は破断している。
D:浸漬前と比較して、50%以上の樹脂が脱落及び/又は破断している。
Claims (5)
- 工程1及び工程2を含む繊維処理用のポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法であって、
工程1は、必須成分としてポリヘキサメチレンカーボネートジオール(A1)とヘキサメチレンジイソシアネート(B1)とを用いて、イソシアネート基を有する第1のポリウレタンプレポリマー(P1)を得る工程であり、
工程2は、必須成分として、前記第1のポリウレタンプレポリマー(P1)と、ヘキサメチレンジイソシアネート以外の有機ポリイソシアネート(B2)及びイオン性基及び活性水素基を有する化合物(A2)とを用いて、イソシアネート基を有する第2のポリウレタンプレポリマー(P2)を得る工程であり、
前記ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法で用いるポリオールの総重量に基づく、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール(A1)の割合が50重量%以上であり、
前記工程1及び前記工程2で用いるイソシアネートの総重量に基づく、ヘキサメチレンジイソシアネートの割合が、15~75重量%である繊維処理用ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法。 - 前記工程2において、さらに、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコールを用いる請求項1に記載の繊維処理用ポリウレタン樹脂の水性分散体の製造方法。
- 前記ヘキサメチレンジイソシアネート以外の有機ポリイソシアネート(B2)がイソホロンジイソシアネートである請求項1または2に記載の繊維処理用ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法。
- 前記第2のポリウレタンプレポリマー(P2)を水性媒体に混合して第2のポリウレタンプレポリマーの分散体を得る工程3と、
前記分散体に鎖伸長剤(D)を添加して鎖伸長反応を行う工程4と、を含み、
前記鎖伸長剤が水及びイソホロンジアミンである請求項1または2に記載の繊維処理用ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法。 - 前記第2のポリウレタンプレポリマー(P2)を水性媒体に混合して第2のポリウレタンプレポリマーの分散体を得る工程3と、
前記分散体に鎖伸長剤(D)を添加して鎖伸長反応を行う工程4と、を含み、
前記鎖伸長剤が水及びイソホロンジアミンである請求項3に記載の繊維処理用ポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法。
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