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JP7384295B2 - 画像解析装置および画像解析方法 - Google Patents

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Description

本発明は、合成開口レーダの受信電磁波から生成される干渉画像に基づいて標高や変位を解析するための画像解析装置および画像解析方法に関する。
合成開口レーダ(SAR:Synthetic Aperture Radar)技術は、人工衛星や航空機などの飛翔体が移動しながら電磁波を送受信し、大きな開口を持つアンテナと等価な観測画像が得られる技術である。合成開口レーダは、例えば、地表からの反射波を信号処理して、標高や地表変位を解析するために利用される。SAR技術が用いられる場合、解析装置は、合成開口レーダによって得られる時系列のSAR画像(SARデータ)を入力とし、入力されたSAR画像を時系列解析する。
標高や地表変位を解析するための有効な手法として、干渉SAR解析がある。干渉SAR解析では、違う時期に撮影された複数(例えば、2枚)のSAR画像を構成する電波信号の位相差が計算される。そして、撮影時期間で生じた飛翔体と地面間の距離の変化が検出される。
特許文献1には、コヒーレンス行列を用いる解析手法が記載されている。コヒーレンスは、N(N≧2)枚のSAR画像のうちの複数のSAR画像における同じ位置にあたる画素の複素相関で計算される。SAR画像のペアを(m,n)とし、コヒーレンス行列の成分をcm,nとする。m,nは、それぞれ、N以下の値であり、N枚のSAR画像のいずれかを示す。SAR画像のペアについて、位相θm,n(具体的には、位相差)が算出される。そして、コヒーレンス算出対象の画素を含む所定領域内の複数の画素についてexp(-jθm,n)が平均化された値が、コヒーレンス行列の成分cm,nとなる。
m,nの偏角∠cm,nは、平均的な位相(具体的には、位相差)に相当する。c ,nの絶対値|cm,n|から、位相θm,nの分散の大きさを把握可能である。
コヒーレンス行列は、ノイズが除去された場合の位相を推測可能な情報を含む。また、位相ノイズ量の程度を推測可能な情報(すなわち、分散)を含む。
地表等の変位解析のために、位相θm,nが変位速度および撮影時刻差に相関することが利用される。例えば、位相差の平均値に基づいて変位が推定される。なお、位相ノイズ量を利用して変位解析の精度を検証することが可能である。したがって、コヒーレンス行列は、変位解析のために使用可能である。
標高解析のために、位相θm,nが解析対象物の標高および飛翔体間距離(例えば、飛翔体の2つの撮影位置の間の距離)に相関することが利用される。例えば、位相差の平均値に基づいて標高が推定される。なお、位相ノイズ量を利用して標高解析の精度を検証することが可能である。したがって、コヒーレンス行列は、標高解析のために使用可能である。
国際公開第2011/003836号
特許文献1に記載された手法によれば、位相差に含まれるノイズを減らすことができる。また、特許文献1に記載された手法を利用して、地表や物体の変位(変位量)および標高を推定することができる。例えば、下記の(1)式で表される評価式を最大化する、標高に関連する値hおよび変位速度に関連する値vが算出される。以下、hを標高といい、vを変位速度という。
Figure 0007384295000001
(1)式において、Wは、重み行列を示す。Wとして、例えば、コヒーレンス行列の絶対値のべき乗が用いられる。「H」は随伴行列であることを表す。(1)式におけるsは、例えば(2)式のように表現される。λは、使用電磁波の波長を示す。Bperpは、N枚の画像のそれぞれが取得されたときの軌道間距離を要素とする行ベクトルの要素を転置したベクトルを示す。Btempは、N枚の画像のそれぞれの撮影時刻を要素とする行ベクトルの要素を転置したベクトルを示す。BperpおよびBtempは、以下のように表される。
Figure 0007384295000002
perp=(b1 b2 ・・・ bNT
temp=(t1 t2 ・・・ tNT
Σに関して、例えばコヒーレンス行列として、exp(-jθm,n)やAm・An・exp(-jθm,n)を平均したものが用いられる。AmおよびAnについては後述される。
図14は、標高および変位の推定結果(解析結果)の一例を示す説明図である。なお、変位は、(変位速度×時間)である。図14において、縦軸は、評価値を示す。評価式が最大化されることによって、最適値(最適な標高および変位)が推定されるので、最適値は、評価式を最大化する値、すなわち、ノイズの影響が低下している、評価値が最も大きい値である。
ところが、観測時の電磁波の反射環境などに起因してノイズの発生状況は様々に変化する。その結果、例えば、図14に例示されている2番目に評価値が大きい第2のピークが生ずることがある。実は、第2のピークに対応する標高および変位が真の最適値であったり、真の最適値が求められていないという可能性がある。
本発明は、解析結果の信頼性を提示することが可能になる画像解析装置および画像解析方法を提供することを目的とする。
本発明による画像解析装置は、同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する複素行列算出手段と、位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定するパラメータ候補選定手段と、複素行列と所定の重み行列とを用いて、複数の候補の尤もらしさを評価する候補評価手段と、パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、パラメータの候補の統計値を算出する統計値算出手段とを含む。
本発明による画像解析方法は、同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出し、位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定し、複素行列と所定の重み行列とを用いて、複数の候補の尤もらしさを評価し、パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、パラメータの候補の統計値を算出する。
本発明による画像解析プログラムは、コンピュータに、同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する処理と、位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定する処理と、複素行列と所定の重み行列とを用いて、複数の候補の尤もらしさを評価する処理と、パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、パラメータの候補の統計値を算出する処理とを実行させる。
本発明によれば、解析結果の信頼性を提示することが可能になる。
第1の実施形態の画像解析装置を示すブロック図である。 第1の実施形態の画像解析装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の画像解析装置の作用を説明するための説明図である。 第2の実施形態の画像解析装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態の画像解析装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の画像解析装置における候補評価部の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態の画像解析装置における候補評価部の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の効果を説明するための説明図である。 第3の実施形態の効果を説明するための説明図である。 第4の実施形態の画像解析装置の構成例を示すブロック図である。 低周波フィルタ部の構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態の画像解析装置の動作を示すフローチャートである。 CPUを有するコンピュータの一例を示すブロック図である。 画像解析装置の主要部を示すブロック図である。 標高および変位の解析結果の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
実施形態1.
図1は、第1の実施形態の画像解析装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す画像解析装置10は、複素行列算出部110、パラメータ候補選定部120、候補評価部130、統計値算出部140、および乗算部150を含む。
SAR画像格納部200には、あらかじめN枚のSAR画像が格納される。重み行列格納部300には、重み行列があらかじめ格納される。本実施形態では、重み行列格納部300には、どの画像のペアを重視して位相のフィッティングを行うかを決定する重み行列が保存されている。なお、SAR画像格納部200および重み行列格納部300は、画像解析装置10の外部に設置されていてもよいし、画像解析装置10に含まれていてもよい。
重み行列は、例えば、重み行列算出部(図1において図示せず)によって算出される。重み行列算出部は、ノイズが多い画像(SAR画像)ペアm,n(m、n:1~N)間では小さく、ノイズが少ない画像ペアm,n間では大きくなるような値を、m行n列の重み行列の要素として計算する。そのような重み行列として、コヒーレンス行列の絶対値の逆行列に負号を付けたものを使用可能である。また、重み行列算出部は、一例として、複素行列算出部110の出力を、加算された画素の数で除算した値をコヒーレンス行列の推定値として使用可能である。また、重み行列算出部は、コヒーレンス行列の絶対値そのもののべき乗を重み行列として使用してもよい。なお、重み行列算出部は、画像解析装置10に含まれていてもよい。
複素行列算出部110は、画像番号mの画像と画像番号nの画像について、画像番号nの画素の値の複素共役を計算する。すなわち、複素行列算出部110は、同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する。また、複素行列算出部110は、画像番号mの画像の画素の各々と画像番号nの画素の値の共役複素数と乗算する。さらに、複素行列算出部110は、注目画素から所定範囲内にある画素について、乗算の結果を加算することによって、m行n列の要素に持つような複素行列を作成する。複素行列算出部110は、行列を作成する処理を、全ての画素の各々を対象として、すなわち全ての画素の各々を注目画素として実行する。なお、複素行列算出部110は、注目画素から所定範囲内にある画素について、乗算の結果を加算する場合に、注目画素の値を乗算結果としてもよい。その場合には、複素行列算出部110は、実質的に加算処理を行わない。換言すれば、複素行列算出部110は、所定範囲の画素を用いた平均化処理を実行しない。
パラメータ候補選定部120は、位相変化に関連するパラメータすなわち位相差を説明するパラメータの候補の値を選定する。位相差を説明するパラメータは、例えば、変位速度と標高である。ただし、それらは一例であって、他の類いのパラメータが用いられたり、変位速度および標高とともに他の類いのパラメータが用いられてもよい。パラメータの候補の値は、一の種類のパラメータ(例えば、変位速度または標高)における選定される値(例えば、標高について、3m、4m、5mなど)である。
なお、変位速度を例にすると、(撮影時刻差×変位速度)が位相差に相当する。標高を例にすると、(軌道間距離×標高)が位相差に相当する。
候補評価部130は、パラメータ候補選定部120が選定した全てのパラメータの候補値の尤もらしさを評価する。
統計値算出部140は、尤もらしさで重み付けしてパラメータの候補の平均値や分散を計算する。
乗算部150は、複素行列算出部110の出力である複素行列と重み行列格納部300に格納されている重み行列とを乗算し、乗算結果を候補評価部130に出力する。
次に、図2のフローチャートを参照して本実施形態の画像解析装置10の動作を説明する。
複素行列算出部110は、複素行列を生成する処理を行う(ステップS101)。すなわち、複素行列算出部110は、画像番号mの画像と画像番号nの画像について、画素の各々を対象として(注目画素として)、画像mにおける画素と、画像nの共役複素数との積を、所定範囲で加算する。所定範囲は、例えば、注目画素の近傍の1つまたは複数の画素である。その場合には、複素行列算出部110は、注目画素の近傍の1つまたは複数の画素に関する積を加算する。また、所定範囲は、あらかじめ定められている所定の基準に従った範囲であってもよい。複素行列算出部110は、その場合には、注目画素に対しての基準を満たす1つまたは複数の画素に関する積を加算する。さらに、複素行列算出部110は、所定範囲で加算された値をm行n列の要素に持つ複素行列を作成する。そして、複素行列算出部110は、作成した複素行列を出力する。
複素行列算出部110は、ステップS101の処理を実行することによって、平均化された位相すなわちノイズの影響が低減された位相の推定値を含む行列であって、ノイズの特性が把握可能な行列を算出することになる。なお、複素行列算出部110は、ステップS101の処理で、コヒーレンス行列を算出してもよい。
コヒーレンス行列を算出する場合、複素行列算出部110は、例えばSAR画像格納部200に格納されているN枚のSAR画像(複素画像:振幅および位相情報を含む。)を対象としてコヒーレンス行列Cを算出する。例えば、SAR画像のペアを(m,n)とし、コヒーレンス行列Cの成分をcm,nとする。m,nは、それぞれ、N以下の値であり、N枚のSAR画像のいずれかを示す。複素行列算出部110は、SAR画像のペアについて、位相θm,n(具体的には、位相差)を算出する。そして、複素行列算出部110は、コヒーレンス算出対象の画素を含む所定領域内の複数の画素についてexp(-jθm,n)を平均化した値を、コヒーレンス行列Cの成分cm,nとする。
また、SAR画像m における強度をA、SAR画像n における強度をAとして、Am・n・exp(-jθm,n)を平均化してもよい。また、Am・n・exp(-jθm,n)の平均として得られた行列に対して、その対角成分の総和をNで割った値によって、行列の要素それぞれを割ってもよい。また、Am・n・exp(-jθm,n)の平均として得られた行列に対して、その対角成分の-1/2乗を対角成分として持つ対角行列を左右から乗算してもよい。
なお、このようなコヒーレンス行列の算出方法は一例であり、コヒーレンス行列算出部は、種々の手法でコヒーレンス行列を算出できる。
パラメータ候補選定部120は、位相差を説明するパラメータの候補の値を選定する(ステップS102)。上述したように、パラメータは、変位速度や標高である。例えば、パラメータが変位速度である場合には、パラメータ候補選定部120は、変位速度の複数の値を候補の値とする。パラメータが標高である場合には、パラメータ候補選定部120は、標高の複数の値を候補の値とする。なお、パラメータ候補選定部120は、候補の値として、画像解析装置10の使用状況に応じて想定しうる値を、あらかじめ決められている範囲内から一定間隔で選定する。また、パラメータ候補選定部120は、候補の値を、あらかじめ決められている範囲内からランダムに選定してもよい。
候補評価部130は、パラメータ候補選定部120が選定した全ての候補の値を、複素行列算出部110が作成した複素行列を用いて評価する(ステップS103)。候補評価部130は、ステップS103の処理で、(複素行列×重み行列)を含む式を評価式として、パラメータの全ての候補の値を評価する。すなわち、候補評価部130は、全ての候補の値の尤もらしさを評価する。なお、(複素行列×重み行列)は、乗算部150によって算出される。
候補評価部130が尤もらしさを評価することは、候補の値と(複素行列×重み行列)を含む評価式の値との合致度を求めることを意味する。なお、候補評価部130が、(複素行列×重み行列)を含む式を評価式として用いるということは、例えば上記の(1)式を用いることに相当する。候補評価部130は、(1)式を用いる場合、(1)式におけるΣとして、複素行列算出部110が作成した複素行列を用いる。
統計値算出部140は、候補の値の統計値を算出する(ステップS104)。統計値算出部140は、ステップS104の処理で、合致度(尤もらしさ)で重み付けしたパラメータ候補の値の平均値(重み付け平均値)と、合致度で重み付けしたパラメータ候補の値の分散(重み付け分散)とを算出する。
図3は、画像解析装置の作用を説明するための説明図である。図3には、標高または変位の解析結果の一例に対して、統計値(分散および平均値)が記入されている。図3において、分散(具体的には、分散の平方根)が矢印に対応し、平均値が中央の黒丸に対応する。
本実施形態では、画像解析装置10において、候補評価部130が算出した合致度を用いて統計値算出部140が統計値を算出するので、統計値によって、パラメータ(例えば、標高や変位)の推定値がどの程度信頼できるのかを把握可能になる。
なお、本実施形態において、1種類のパラメータに関する評価を実行できるが、2種類のパラメータに関する評価を一括して実行することもできる。
実施形態2.
図4は、第2の実施形態の画像解析装置の構成例を示すブロック図である。図4に示す画像解析装置20は、第1の実施形態の画像解析装置10の構成要素に加えて、パラメータ複素行列算出部160を含む。なお、本実施形態における統計値算出部141は、第1の実施形態における統計値算出部140の機能に加えて、後述する機能も有する。
位相差を説明する2種類以上のパラメータが存在する場合に、パラメータ候補選定部120が選定するパラメータの候補の数が膨大になることもある。そのような場合には、複素行列算出部110や候補評価部130などの演算量が多大になる。例えば、変位速度に関する候補の数が1000であり、標高に関する候補の数が1000である場合には、1000×1000についての演算が求められる。本実施形態では、画像解析装置20は、他の種類のパラメータに関する評価処理に、ある種類のパラメータに関する推定結果を用いることによって、演算量を低減する。
パラメータ複素行列算出部160は、例えば、下記の(3)式を用いて複素行列Lk,m, nを算出する。以下、パラメータ複素行列算出部160が算出した複素行列を、パラメー
タ複素行列という。パラメータ複素行列は、パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を持つような複素行列である。
k,m,n=exp(-jpk(Bm-Bn)) (3)
(3)式において、m,nは、画像番号を示す。kは、パラメータの候補番号を示す。よって、"k,m,n"は、画像番号mのSAR画像と画像番号nのSAR画像との間でのパラ
メータの候補を示すインデックスである。pkは、パラメータの候補の値を示す。Bは、
説明変数に相当する。パラメータが変位速度である場合には、Bm,Bnは、例えば撮影時刻を示す。その場合、pkは、変位速度である。パラメータが標高である場合には、Bm,Bnは、例えば軌道間距離を示す。その場合、pkは、標高である。
なお、複素行列Lk,m,nは、位相差を説明するパラメータの候補で説明される位相差を
打ち消すような行列に相当する。
また、本実施形態では、統計値算出部141は、候補評価部130が算出したパラメータの候補pkの尤もらしさ(合致度)をskとした場合、skの平均値(具体的には、重み
付け平均値)の他に、例えば(4)式で表されるパラメータ複素行列の平均値Aも算出する。ただし、(4)式において、Σkはkに対する総和を計算する演算子である。
A=(Σkk,m,nk)/(Σkk) (4)
また、本実施形態では、乗算部150は、複素行列算出部110の出力である複素行列と重み行列格納部300に格納されている重み行列と統計値算出部141の出力であるパラメータ複素行列の平均値Aとを乗算し、乗算結果を候補評価部130に出力する。なお、乗算部150は、統計値算出部141は、一の種類のパラメータに関する評価が行われているときに、他の種類のパラメータのパラメータ複素行列を乗算する。よって、乗算部150の出力において、他の種類のパラメータに関する位相差が除外されている。
次に、図5のフローチャートを参照して本実施形態の画像解析装置20の動作を説明する。なお、複素行列算出部110および候補評価部130の動作は、第1の実施形態における動作と同じである。
図5に例示される処理では、一の種類のパラメータに関する処理と他の種類のパラメータに関する処理とが交互に実行される。以下、一の種類のパラメータを変位速度vとし、他の種類のパラメータを標高hとする。そして、まず、標高hに関する処理が実行される場合を例にする。
標高hに関する処理が実行されるときに、パラメータ複素行列算出部160は、変位速度vのパラメータ複素行列を算出する(ステップS201)。統計値算出部141は、変位速度vに関する尤もらしさskの重み付き平均値を算出する(ステップS202)。重
み付き平均値は、変位速度vが尤もらしいときの位相が反映されたパラメータ複素行列に相当する。また、統計値算出部141は、変位速度vに関するパラメータ複素行列の平均値Aも算出する。
乗算部150は、複素行列算出部110の出力である複素行列と重み行列格納部300に格納されている重み行列と統計値算出部141の出力であるパラメータ複素行列の平均値Aとを乗算する(ステップS203)。
候補評価部130は、第1の実施形態の場合と同様にして、標高hの全ての候補の値の尤もらしさを評価する(ステップS204)。上述したように、パラメータ複素行列は、位相差を説明するパラメータの候補(この場合には、変位速度vの候補)で説明される位相差を打ち消すような行列に相当するので、候補評価部130は、変位速度vの影響が排除された状態で標高hを対象とした評価を実施することができる。
終了条件が成立した場合には、ステップS206に移行する。終了条件が成立していない場合には、ステップS201に戻る。なお、ステップS201~S204の処理をループ処理とする。ステップS201に戻って次のループ処理が実行される場合に、処理対象が切り替えられる。この例では、処理対象が、標高hから変位速度vに切り替えられる。
変位速度vに関する処理が実行されるときに、パラメータ複素行列算出部160は、標高hのパラメータ複素行列を算出する(ステップS201)。統計値算出部141は、標高hに関する尤もらしさskの重み付き平均値を算出する(ステップS202)。重み付
き平均値は、標高hが尤もらしいときの位相が反映されたパラメータ複素行列に相当する。また、統計値算出部141は、標高hに関するパラメータ複素行列の平均値Aも算出する。
乗算部150は、複素行列算出部110の出力である複素行列と重み行列格納部300に格納されている重み行列と統計値算出部141の出力であるパラメータ複素行列の平均値Aとを乗算する(ステップS203)。
候補評価部130は、変位速度vの全ての候補の値の尤もらしさを評価する(ステップS204)。上述したように、パラメータ複素行列は、位相差を説明するパラメータの候補(この場合には、標高hの候補)で説明される位相差を打ち消すような行列に相当するので、候補評価部130は、標高hの影響が排除された状態で変位速度vの評価を実施することができる。
終了条件が成立した場合には、ステップS206に移行する。終了条件が成立していない場合には、ステップS201に戻る。
終了条件は、例えば、全てのパラメータ(この例では、変位速度vおよび標高h)の尤もらしさが、前回のステップS204の処理で得られた値に対して、あらかじめ定められた所定値未満であることである。すなわち、終了条件は、パラメータの尤もらしさの変動量が小さくなっていることである。換言すれば、終了条件は、パラメータの尤もらしさが最適値に収束したと判定されたことである。また、終了条件として、例えば、ステップS201~S204のループ処理が所定回実行されるという条件が用いられてもよい。
本実施形態では、一のパラメータに関する評価処理が他のパラメータに関する評価処理とは独立して実行されるので、複数のパラメータに関する評価処理が一括して実行される場合に比べて、処理が効率化される。その結果、画像解析装置20における演算量が低減する。
また、一つのパラメータに関する評価処理を行っているときに、他のパラメータの候補で説明される位相差を打ち消すようなパラメータ複素行列を使用して、他のパラメータに依存する位相差の影響を受けないようにすることができる。その結果、統計値算出部141が算出する平均値および分散が最適値に収束するまでの時間が短くなる。
なお、本実施形態では、2つの種類のパラメータが例示されたが、画像解析装置20は、3つ以上の種類のパラメータに関して評価処理を実行することができる。また、画像解析装置20は、複数種類のパラメータに関する評価処理を、並行して同時に実行するように構成されていてもよい。
実施形態3.
図6は、第3の実施形態の画像解析装置における候補評価部の構成例を示すブロック図である。第3の実施形態では、第1の実施形態および第2の実施形態における候補評価部130に代えて、候補評価部131が設けられる。
図6に示す候補評価部131は、変換部132、ランダム位相生成部133、評価部134、評価部135、統合部136、および比較部137を含む。
変換部132は、パラメータの候補の値(例えば、変位速度vの候補の値、標高hの候補の値)に説明変数Bを乗算して、パラメータの候補の値を位相に相当する値(以下、位相という。)に変換する。ランダム位相生成部133は、全SAR画像の各々に対応して、ランダムな位相(ランダム位相)の組を1つ以上生成する。
評価部134は、変換部132が出力した位相を評価して評価値(第1の評価値)を出力する。評価部135は、ランダム位相評価部133が出力したランダム位相の組を評価して評価値(第2の評価値)を出力する。統合部136は、ランダム位相の組の評価値を統合して統合評価値とする。比較部137は、変換部132が出力した各位相(パラメータの候補に対応する各位相)の評価値と統合評価値とを比較する。
候補評価部131以外の画像解析装置の構成は、第1の実施形態の画像解析装置10または第2の実施形態の画像解析装置20の構成と同じである。
次に、図7のフローチャートを参照して本実施形態の画像解析装置における候補評価部131および統計値算出部141の動作を説明する。なお、複素行列算出部110および候補評価部130の動作は、第1の実施形態における動作と同じである。
変換部132は、パラメータの候補の値(例えば、変位速度vの候補の値、標高hの候補の値)に説明変数Bを乗算して位相に変換する(ステップS301)。一例として、変換部132は、BvやBhを算出する。なお、変換部132は、Bv+Bhの演算を行ってもよい。上述したように、説明変数Bは、一例として、パラメータが変位速度である場合には、Bm,Bn(例えば、撮影時刻)である。他の例として、説明変数Bは、パラメータが標高である場合には、Bm,Bn(例えば、軌道間距離)である。変換部132は、位相に相当する値(以下、位相という。)を評価部134に出力する
ランダム位相生成部133は、全SAR画像の各々に対応するランダムな位相(ランダム位相)の組を1つ以上生成する(ステップS302)。例えば、SAR画像の枚数がN枚であるとすると、1つの位相の組には、N個の位相が含まれる。ランダム位相生成部133は、生成したランダム位相の組を評価部135に出力する。
なお、ランダム位相生成部133は、パラメータの候補を選択する範囲としてあらかじめ決められている範囲内で、ランダム位相を生成することが好ましい。
評価部134は、変換部132が出力した位相を評価し、評価部135は、ランダム位相生成部133が出力したランダム位相の組を評価する(ステップS303)。
統合部136は、ランダム位相の組の評価値を統合して統合評価値とする(ステップS304)。統合の方法として、例えば、各評価値の平均値を統合評価値とする方法がある。統合部136は、各評価値のうちの最頻値、各評価値のうちの中心値、各評価値のうちの最大値、評価値の分位点などを統合評価値としてもよい。
比較部137は、変換部132が出力した各位相(パラメータの候補に対応する各位相)の評価値と統合評価値とを比較する。そして、比較部137は、統合評価値を超えているパラメータの候補に対応する位相の評価値については、パラメータの候補に対応する位相の評価値を出力する。比較部137は、統合評価値以下のパラメータの候補に対応する位相の評価値については、その評価値を統合評価値に置き換える(ステップS305)。
図8Aおよび図8Bは、本実施形態の効果を説明するための説明図である。なお、図8Aおよび図8Bにおいて、「パラメータの候補の範囲」は、パラメータの候補を選択する範囲としてあらかじめ決められている範囲である。
図8Aに示すように、ステップS305の処理が存在しない場合には、実は最適値ではない評価値のピークAに対応するパラメータの値が尤も確からしいと判定されるおそれがある。
しかし、本実施形態では、図8Bに示すように、パラメータの候補に対応する位相の評価値をそのまま出力するのか統合評価値を出力するのかを決めるためのレベルB(例えば、統合評価値に相当)があるので、妥当でないパラメータの値が尤も確からしいと判定される可能性が低減する。
実施形態4.
図9は、第4の実施形態の画像解析装置における候補評価部の構成例を示すブロック図である。図9に示す画像解析装置40は、第2の実施形態の画像解析装置20の構成要素に加えて、低周波フィルタ部170を含む。
大気中の水分に起因して発生する空間的に低周波の位相成分がSAR画像に含まれる場合に、変位の推定結果が不正確になるおそれがある。そこで、本実施形態では、低周波フィルタ部170を用いて、空間的に低周波の位相成分を除去する。なお、本実施形態では、低周波の位相成分が、滑らかに分布する位相差を形成することが利用される。
図10は、低周波フィルタ部170の構成例を示すブロック図である。低周波フィルタ部170は、画素選択部171、低次元圧縮部172、展開部173、および最適化部174を含む。
画素選択部171は、同一地域が記録され、同じ画素位置が同じ地点を表すような位置合わせが施された複数のSAR画像から、ある1枚のSAR画像中の画素を複数選択する。そして、画素選択部171は、他のSAR画像における、上記の1枚のSAR画像中の画素と同一の位置の画素を特定する。画素選択部171は、特定した画素の位置を指定する。低次元圧縮部172は、画素選択部171が指定した位置の画素を低次元空間に写像する。展開部173は、画素選択部171が指定した位置の画素を低次元空間から元の画素空間に写像する。
最適化部174は、上記の1枚のSAR画像と他のSAR画像とのペアについてのコヒーレンス行列を重みとして用いる。なお、画素選択部171は、1枚のSAR画像と他のSAR画像とを指定する。そして、最適化部174は、展開部173から出力された演算結果と画素選択部171が指定した位置の観測画素の画素値(観測画素値)との両方に対して近くなるような位相を持つ画素(複素ベクトルで表される。後述するxsamp,sに相当する。)を導出する。
なお、最適化部174は、空間的に滑らかに分布する位相差を評価可能な評価関数(以下、空間相関評価関数という。)を最適化(例えば、最大化)することによって、位相を持つ複素ベクトルを展開部173から出力された演算結果に近づける。また、最適化部174は、観測信号評価関数を最適化(例えば、最大化)することによって、複素ベクトルを画素選択部171が指定した位置の観測画素の画素値に近づける。また、観測信号評価関数が最適化されるときに、複素ベクトルは、ノイズが比較的小さい領域における観測画素の画素値に近づく。
なお、本実施形態では、演算量を低減するために、低周波フィルタ部170は、全画素について評価処理を行うのではなく、全画素からランダムに選択された画素を対象として評価処理を行う。また、低周波フィルタ部170は、後述する空間相関評価関数における空間相関行列Kを低次元分解(低ランク近似)して最適化処理を実行する。
なお、詳しくは、
画像解析装置は、空間相関行列Kの逆行列K-1を実質的に低次元分解する。画像解析装置は、例えば、Nystrom 近似と呼ばれる手法を用いて低次元分解を行うことができる。その場合、画像解析装置は、(5)式を用いて空間相関行列Kの逆行列K-1を低次元分解する。
Figure 0007384295000003
(5)式において、Gは、d×dの行列である(d<N)。Vは、N×dの行列(V=v,v,・・・,v)である。Λは、N×Nの対角行列である。
次に、図11のフローチャートを参照して本実施形態の画像解析装置40の動作を説明する。なお、(5)式で表される空間相関行列Kの逆行列K-1が画像解析装置10にあらかじめ設定される。なお、低次元圧縮部172は、空間相関行列Kの逆行列K-1の一部である行列GVTを使用する。また、展開部173は、空間相関行列Kの逆行列K-1の一部
である行列Vを使用する。よって、行列GVTと行列Vとが、画像解析装置40に設定さ
れてもよい。
第2の実施形態と同様、本実施形態でも、一の種類のパラメータに関する処理と他の種類のパラメータに関する処理とが交互に実行される。以下、一の種類のパラメータを変位速度vとし、他の種類のパラメータを標高hとする。そして、まず、標高hに関する処理が実行される場合を例にする。すなわち、画像解析装置40は、まず、標高hについて処理を実行する。
画素選択部171は、M個(M<N)の乱数を生成する(ステップS401)。Nは、SAR画像の総画素数を示す。なお、Mは2以上の値である。
なお、本実施形態では、画素選択部171は、ランダムに画素を選択するが、ランダムに選択しなくてもよい。例えば、あらかじめ定められている所定のルールに従って、所定の領域内のN個の画素からM個の画素を選択してもよい。
以下、選択される画素の画素番号をnとする(m:1~M)。なお、nは、1~Mのうちのいずれかになる。Sは、総SAR画像数を示す。画像番号をsとする(s:1~S)。画素選択部171は、生成した複数の乱数のそれぞれを、選択される画素の画素番号とする。すなわち、画素選択部171は、ランダムに画素を選択する。
展開部173は、前回のfs にVnmを乗算することによってVmeans,sを算出する(ス
テップS402)。前回のfs は、直前に実行されたステップS410の処理の演算結果を意味する。Vnmのそれぞれは、行列Vから、n行、n行、・・・、n行を取り出して生成される行ベクトルである。すなわち、展開部173は、画素番号n,n,・・・,n行のそれぞれの画素について、行列Vにおける対応する行ベクトルを用いてχmeans,sを算出する。以下、χmeans,sを、大気位相推定値ということがある。
最適化部174は、全パラメータ(この例では、標高hとへnに速度v)に関して、画素番号画素番号n,n,・・・,nの画素のパラメータ複素行列の平均値を乗算して、Mm(m:1~M)とする(ステップS403)。
最適化部174は、(6)式を用いて、一時的な値であるxtempを得る(ステップS404)。(6)式において、sおよびs’は、S枚のSAR画像から選択される画像の画像番号に相当する。
Figure 0007384295000004
最適化部174は、xtempを活性化してxnm,sを得る(ステップS405)。なお、(6)式では、xnmにおける"n"が下付文字で表されているが、xnmは、(6)式における"n"が下付文字で表されている変数と同じである。
最適化部174は、ステップS405の処理で、下記の(7)式のように、非線形関数g(a)を用いて、xtempを非線形変換する。
Figure 0007384295000005
非線形関数g(a)として、以下のような関数を使用可能である。
g(a)=I1(2a)/I0(2a) (8)
Figure 0007384295000006
g(a)=tanh(a) (10)
(8)式におけるIおよびIは、それぞれ、0次と1次の第一種変形ベッセル関数である。(8)式を用いる場合、g(a)の値は、aの値が大きくなるほど1に近づく。(9)式を用いる場合にも(10)式を用いる場合にも、g(a)の値は、aの値が大きくなるほど1に近づく。つまり、本実施形態では、xnm,sの最大値(絶対値で)は、1に制限される。
なお、(8)~(10)式に例示した関数に限られず、最適化部174は、出力値が、aの増加に伴って0から特定の正値に漸近するような他の関数を使用可能である。
なお、ステップS405の処理で得られるxnmは、大気位相の不確かさが含まれる推定値に相当する。
本実施形態では、乗算部150は、複素行列算出部110から出力される画素nmにお
ける複素行列と、重み行列格納部300に格納されている重みWと、他のパラメータ(標高hが扱われているパラメータである場合には、変位速度v)に関するパラメータ複素行列の平均値と、(11)式で表される値をs行s’列の要素として持つ複素行列とを乗算する(ステップS406)。乗算部150による乗算処理で(11)式で表される値をs行s’列の要素として持つ複素行列が乗算されることによって、大気中の水分に依存する位相成分を抑圧することが可能になる。
Figure 0007384295000007
最適化部174は、第1の実施形態および第2の実施形態の場合と同様にして、扱っているパラメータ(例えば、標高h)の全ての候補の値の尤もらしさを評価する(ステップS407)。上述したように、パラメータ複素行列は、位相差を説明するパラメータの候補(この場合には、変位速度vの候補)で説明される位相差を打ち消すような行列に相当するので、候補評価部130は、変位速度vの影響が排除された状態で標高hを対象とした評価を実施することができる。
終了条件が成立した場合には、ステップS410に移行する。終了条件が成立していない場合には、ステップS403に戻る。なお、ステップS403~S408の処理を第1ループ処理とする。すなわち、ステップS409では、第1ループ処理の終了条件が成立したか否か判定される。第1ループ処理の終了条件は、一例として、第1ループ処理があらかじめ決められている所定回実行されたことである。
ステップS410では、低次元圧縮部172は、最適化部174によって最適化されたxnm,sを、GVTnmを用いて圧縮する(ステップS410)。すなわち、低次元圧縮部1
72は、xsamp,sとGVTnmとを乗算する。低次元圧縮部172は、さらに、乗算結果を
(N/M)倍する。乗算結果が(N/M)倍された値を、fs と表現する。なお、N個の全画素から選択されたM個の画素を対象として第1ループ処理が実行されるので、xsamp ,sとGVTnmとの乗算結果は、本来の値の(M/N)倍になっている。低次元圧縮部17
2は、乗算結果を(N/M)倍して本来の値に戻す。
終了条件が成立した場合には、処理を終了する。終了条件が成立していない場合には、ステップS401に戻る。なお、ステップS401~S4104の処理を第2ループ処理とする。ステップS401に戻って次の第2ループ処理が実行される場合に、処理対象(扱うパラメータ)が切り替えられる。扱われていたパラメータが標高hであった場合には、処理対象が標高hから変位速度vに切り替えられる。扱われていたパラメータが変位速度vであった場合には、処理対象が変位速度vから標高hに切り替えられる。
終了条件は、例えば、全てのパラメータ(この例では、変位速度vおよび標高h)の尤もらしさが、前回のステップS407の処理で得られた値に対して、あらかじめ定められた所定値未満であることである。すなわち、終了条件は、パラメータの尤もらしさの変動量が小さくなっていることである。換言すれば、終了条件は、パラメータの尤もらしさが最適値に収束したと判定されたことである。また、終了条件として、例えば、第2ループ処理が所定回実行されるという条件が用いられてもよい。
本実施形態では、低周波フィルタ部170によって、大気位相の不確かさが含まれる演算が実行されるので、大気中の水分に起因して発生する位相成分を除去することが可能になる。
図12は、CPU(Central Processing Unit)を有するコンピュータの一例を示すブ
ロック図である。コンピュータは、上記の各実施形態の画像解析装置に実装される。CPU1000は、記憶装置1001に格納されたプログラム(ソフトウェア要素:コード)に従って処理を実行することによって、上記の実施形態における各機能を実現する。すなわち、図1,図4,図6,図9,図10に示された画像解析装置10,20,40における、複素行列算出部110、パラメータ候補選定部120、候補評価部130,131、統計値算出部140,141、乗算部150、パラメータ複素行列算出部160、低周波フィルタ部170、変換部132、ランダム位相生成部133、評価部134、評価部135、統合部136、比較部137、画素選択部171、低次元圧縮部172、展開部173、および最適化部174の機能を実現する。なお、CPU1000に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、または、CPUとGPUとの組み合わせを使用することもできる。
記憶装置1001は、例えば、非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium )である。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium )を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の具体例として、磁気記録媒体(例えば、ハードディスク)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory )、CD-R(Compact Disc-Recordable )、CD-R/W(Compact Disc-ReWritable )、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM )、フラッシュROM)がある。また、記憶装置1001として、データを書き換え可能な記憶媒体が用いられる場合には、記憶装置1001は、SAR画像格納部200および重み行列格納部300としても使用可能である。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium )に格納されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体には、例えば、有線通信路または無線通信路を介して、すなわち、電気信号、光信号または電磁波を介して、プログラムが供給される。
メモリ1002は、例えばRAM(Random Access Memory)で実現され、CPU1000が処理を実行するときに一時的にデータを格納する記憶手段である。メモリ1002に、記憶装置1001または一時的なコンピュータ可読媒体が保持するプログラムが転送され、CPU1000がメモリ1002内のプログラムに基づいて処理を実行するような形態も想定しうる。
図13は、画像解析装置の主要部を示すブロック図である。図13に示す画像解析装置100は、同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する複素行列算出部(複素行列算出手段)11(実施形態では、複素行列算出部110で実現される。)と、位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定するパラメータ候補選定部(パラメータ候補選定手段)12(実施形態では、パラメータ候補選定部120で実現される。)と、複素行列と所定の重み行列とを用いて、複数の候補の尤もらしさを評価する候補評価部(候補評価手段)13(実施形態では、候補評価部130で実現される。)と、パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、パラメータの候補の統計値を算出する統計値算出部(統計値算出手段)14(実施形態では、統計値算出部140で実現される。)とを備えている。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下に限定されるわけではない。
(付記1)同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する複素行列算出手段と、
位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定するパラメータ候補選定手段と、
前記複素行列と所定の重み行列とを用いて、前記複数の候補の尤もらしさを評価する候補評価手段と、
前記パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、前記パラメータの候補の統計値を算出する統計値算出手段と
を備える画像解析装置。
(付記2)前記複素行列と前記重み行列とを乗算し、乗算結果を前記候補評価手段に対して出力する乗算手段(実施形態では、乗算部150で実現される。)を備える
付記1の画像解析装置。
(付記3)パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を有するパラメータ複素行列を出力するようなパラメータ複素行列算出手段(実施形態では、パラメータ複素行列算出部160で実現される。)をさらに備え、
前記統計値算出手段は、前記パラメータ複素行列の平均値を算出し、
前記候補評価手段は、前記パラメータ複素行列の平均値も用いて前記複数の候補の尤もらしさを評価する
付記1の画像解析装置。
(付記4)前記複素行列と前記重み行列と前記パラメータ複素行列の平均値とを乗算し、乗算結果を前記候補評価手段に対して出力する乗算手段(実施形態では、乗算器150で実現される。)を備える
付記3の画像解析装置。
(付記5)前記パラメータ候補選定手段は、複数のパラメータの各々について候補を選定し、
前記候補評価手段は、一のパラメータの候補の評価と他のパラメータの候補の評価とを交互に実行し、
前記パラメータ複素行列として、評価対象のパラメータとは異なるパラメータについてのパラメータ複素行列を使用する
付記3または付記4の画像解析装置。
(付記6)前記候補評価手段は、
前記パラメータの候補を位相に変換する変換手段(実施形態では、変換部132で実現される。)と、
前記変換手段によって得られた位相を評価して第1の評価値を算出する第1の評価手段(実施形態では、評価部134で実現される。)と、
画像の各々に対応して、ランダムな位相の組を1つ以上生成するランダム位相生成手段(実施形態では、ランダム位相生成部133で実現される。)と、
ランダムな位相の組を評価して第2の評価値を算出する第2の評価手段(実施形態では、評価部135で実現される。)と、
前記第2の評価値を統合する統合手段(実施形態では、統合部136で実現される。)と、
前記第1の評価値が、前記統合手段が統合した第2の評価値以下である場合に、前記第1の評価値を前記統合手段が統合した第2の評価値に置き換える比較手段(実施形態では、比較部137で実現される。)とを含む
付記1から付記5のうちのいずれかの画像解析装置。
(付記7)前記パラメータの候補の統計値は、前記パラメータの候補の平均値および分散を含む
付記1から付記6のうちのいずれかの画像解析装置。
(付記8)同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出し、
位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定し、
前記複素行列と所定の重み行列とを用いて、前記複数の候補の尤もらしさを評価し、
前記パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、前記パラメータの候補の統計値を算出する
画像解析方法。
(付記9)前記パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を有するパラメータ複素行列を出力し、
前記統計値を算出するときに、前記パラメータ複素行列の平均値を算出し、
前記パラメータ複素行列の平均値も用いて前記複数の候補の尤もらしさを評価する
付記8の画像解析方法。
(付記10)複数のパラメータの各々について候補を選定し、
一のパラメータの候補の評価と他のパラメータの候補の評価とを交互に実行し、
前記パラメータ複素行列として、評価対象のパラメータとは異なるパラメータについてのパラメータ複素行列を使用する
付記9の画像解析方法。
(付記11)前記複数の候補の尤もらしさを評価するときに、
前記パラメータの候補を位相に変換し、
前記位相を評価して第1の評価値を算出し、
画像の各々に対応して、ランダムな位相の組を1つ以上生成し、
ランダムな位相の組を評価して第2の評価値を算出し、
前記第2の評価値を統合し、
前記第1の評価値が、統合された前記第2の評価値以下である場合に、前記第1の評価値を統合された前記第2の評価値に置き換える
付記8から付記10のうちのいずれかの画像解析方法。
(付記12)コンピュータに、
同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する処理と、
位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定する処理と、
前記複素行列と所定の重み行列とを用いて、前記複数の候補の尤もらしさを評価する処理と、
前記パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、前記パラメータの候補の統計値を算出する処理と
を実行させる画像解析プログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記13)コンピュータに、
前記パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を有するパラメータ複素行列を出力する処理と、
前記統計値を算出するときに、前記パラメータ複素行列の平均値を算出する処理と、
前記パラメータ複素行列の平均値も用いて前記複数の候補の尤もらしさを評価する処理と
を実行させる画像解析プログラムが格納された付記12のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記14)コンピュータに、
複数のパラメータの各々について候補を選定する処理を実行させ、
一のパラメータの候補の評価と他のパラメータの候補の評価とを交互に実行させ、
前記パラメータ複素行列として、評価対象のパラメータとは異なるパラメータについてのパラメータ複素行列を使用させる
画像解析プログラムが格納された付記13のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記15)コンピュータに、
前記パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を有するパラメータ複素行列を出力する処理と、
前記統計値を算出するときに、前記パラメータ複素行列の平均値を算出する処理と、
前記パラメータ複素行列の平均値も用いて前記複数の候補の尤もらしさを評価する処理と
を実行させるための画像解析プログラム。
(付記16)コンピュータに、
前記パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を有するパラメータ複素行列を出力する処理と、
前記統計値を算出するときに、前記パラメータ複素行列の平均値を算出する処理と、
前記パラメータ複素行列の平均値も用いて前記複数の候補の尤もらしさを評価する処理と
を実行させる付記15の画像解析プログラム。
(付記17)コンピュータに、
複数のパラメータの各々について候補を選定する処理を実行させ、
一のパラメータの候補の評価と他のパラメータの候補の評価とを交互に実行させ、
前記パラメータ複素行列として、評価対象のパラメータとは異なるパラメータについてのパラメータ複素行列を使用させる
付記16の画像解析プログラム。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
11 複素行列算出部
12 パラメータ候補選定部
13 候補評価部
14 統計値算出部
10,20,40 画像解析装置
100 画像解析装置
110 複素行列算出部
120 パラメータ候補選定部
130,131 候補評価部
132 変換部
133 ランダム位相生成部
134,135 評価部
136 統合部
137 比較部
140,141 統計値算出部
150 乗算部
160 パラメータ複素行列算出部
170 低周波フィルタ部
171 画素選択部
172 低次元圧縮部
173 展開部
174 最適化部
200 SAR画像格納部
300 重み行列格納部
1000 CPU
1001 記憶装置
1002 メモリ

Claims (10)

  1. 同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する複素行列算出手段と、
    位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定するパラメータ候補選定手段と、
    前記複素行列と所定の重み行列とを用いて、前記複数の候補の尤もらしさを評価する候補評価手段と、
    前記パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、前記パラメータの候補の統計値を算出する統計値算出手段と
    を備える画像解析装置。
  2. 前記複素行列と前記重み行列とを乗算し、乗算結果を前記候補評価手段に対して出力する乗算手段を備える
    請求項1に記載の画像解析装置。
  3. 前記パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を有するパラメータ複素行列を出力するようなパラメータ複素行列算出手段をさらに備え、
    前記統計値算出手段は、前記パラメータ複素行列の平均値を算出し、
    前記候補評価手段は、前記パラメータ複素行列の平均値も用いて前記複数の候補の尤もらしさを評価する
    請求項1に記載の画像解析装置。
  4. 前記複素行列と前記重み行列と前記パラメータ複素行列の平均値とを乗算し、乗算結果を前記候補評価手段に対して出力する乗算手段を備える
    請求項3に記載の画像解析装置。
  5. 前記パラメータ候補選定手段は、複数のパラメータの各々について候補を選定し、
    前記候補評価手段は、一のパラメータの候補の評価と他のパラメータの候補の評価とを交互に実行し、
    前記パラメータ複素行列として、評価対象のパラメータとは異なるパラメータについてのパラメータ複素行列を使用する
    請求項3または請求項4に記載の画像解析装置。
  6. 前記候補評価手段は、
    前記パラメータの候補を位相に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた位相を評価して第1の評価値を算出する第1の評価手段と、
    画像の各々に対応して、ランダムな位相の組を1つ以上生成するランダム位相生成手段と、
    前記ランダムな位相の組を評価して第2の評価値を算出する第2の評価手段と、
    前記第2の評価値を統合する統合手段と、
    前記第1の評価値が、前記統合手段が統合した第2の評価値以下である場合に、前記第1の評価値を前記統合手段が統合した第2の評価値に置き換える比較手段とを含む
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の画像解析装置。
  7. 前記パラメータの候補の統計値は、前記パラメータの候補の平均値および分散を含む
    請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の画像解析装置。
  8. 同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出し、
    位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定し、
    前記複素行列と所定の重み行列とを用いて、前記複数の候補の尤もらしさを評価し、
    前記パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、前記パラメータの候補の統計値を算出する
    画像解析方法。
  9. 前記パラメータの候補のそれぞれについて、各画像における位相の値を有するパラメータ複素行列を出力し、
    前記統計値を算出するときに、前記パラメータ複素行列の平均値を算出し、
    前記パラメータ複素行列の平均値も用いて前記複数の候補の尤もらしさを評価する
    請求項8に記載の画像解析方法。
  10. コンピュータに、
    同一地域が記録された複数の画像における全ての画像の組での位相差が反映された複素行列を算出する処理と、
    位相の変化を説明するパラメータの候補を複数選定する処理と、
    前記複素行列と所定の重み行列とを用いて、前記複数の候補の尤もらしさを評価する処理と、
    前記パラメータの候補を尤もらしさによって重み付けして、前記パラメータの候補の統計値を算出する処理と
    を実行させるための画像解析プログラム
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