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JP7361209B2 - 車両の操舵装置 - Google Patents

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JP7361209B2
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Description

本発明は、ステアバイワイヤ式の車両の操舵装置に関する。
運転者が操作するステアリングホイール等の操舵部材と、操舵部材から機械的に切り離され、車輪の転舵角を変化させる転舵機構とを有するステアバイワイヤ式の車両の操舵装置が公知である。転舵機構は、車輪の転舵角を変更するための駆動力を発生する転舵アクチュエータによって駆動される。操舵部材には、操舵操作に対する反力が反力アクチュエータによって付与される。このようなステアバイワイヤ式の操舵装置において、車両速度が0であり、且つステアリングホイールの回転角が転舵機構のラックエンド位置に相当する状態が一定時間以上継続した時に、制御装置が反力アクチュエータに反力を発生させるものがある(例えば、特許文献1)。この発明では、制御装置がステアリングホイールの反力を通常より大きくすることにより、運転者にステアリングホイールを戻すことを促し、その結果、転舵アクチュエータの負荷を減らすことができる。
特開2007-153109号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、ステアリングホイールがラックエンド位置に相当する回転角まで操作され、一定時間以上保持された後でないと、ステアリングホイールの反力が通常より大きくならない。そのため、ステアリングホイールが勢いよく操作されたときにラック軸がラックエンドにて衝撃音を発生する虞がある。また、操舵装置の組付け部品の寸法誤差や、工場組み立て時の組付け誤差、制御装置による直進操舵角補正、車両整備時のアライメント調整などにより、ステアリングホイールの操舵中心又は転舵機構の転舵中心が設計された機械的位置からずれることがある。このような場合には、車輪の転舵角が設計最大操舵角に達する前にラック軸がラックエンドに衝突する虞があり、改善の余地がある。
本発明は、このような背景に鑑み、ステアバイワイヤ式の車両の操舵装置において、轍ラック軸がラックエンドにて発生する衝撃音を抑制するとともに、操舵部材の操舵中心又は操舵機構の転舵中心が設計された機械的位置からずれた場合でも、設計最大転舵角まで車輪を転舵可能にすることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、車両(2)の操舵装置(1)であって、操舵操作を受け付ける操舵部材(10)と、前記操舵部材から機械的に切り離され、ラック軸を移動させることによって車輪(3)を転舵するように構成された転舵機構(11)と、前記操舵部材の操舵角(β)を検出する操舵角センサ(21)と、前記車輪の転舵角(α)を検出する転舵角センサ(32)と、前記転舵機構に駆動力を与える転舵アクチュエータ(12)と、前記操舵部材に、前記操舵操作に対する反力(T)を付与する反力アクチュエータ(13)と、前記操舵角に応じて目標転舵角(αt)を設定し、前記転舵角が前記目標転舵角になるように前記転舵アクチュエータを駆動するとともに、前記車輪の転舵状態に応じて目標反力(Tt)を設定し、前記反力が前記目標反力になるように前記反力アクチュエータを駆動する制御装置(15)とを備え、前記制御装置は、前記転舵機構によって規定される前記車輪の物理最大転舵角(αmP)よりも小さな値である制御最大転舵角(αmC)を前記目標転舵角に設定する。
この構成によれば、車輪の目標転舵角が物理最大転舵角よりも小さな値に設定されるため、操舵部材が勢いよく操作されても、ラック軸がラックエンドに至ることがなく、衝撃音の発生が抑制される。また、操舵部材の操舵中心又は操舵機構の転舵中心が設計された機械的位置からずれた場合でも、設定された制御最大転舵角、すなわち設計最大転舵角まで車輪を転舵することができる。
好ましくは、前記制御装置は、前記目標転舵角の前記制御最大転舵角に対応して、前記操舵部材の制御最大操舵角(βmC)を規定する操舵限度反力(Tsl)を発生するように、前記反力アクチュエータを駆動する。
この構成によれば、車輪の転舵角が制御最大転舵角に達したときに、操舵限度反力が操舵部材に付与される。これにより運転者は、車輪の転舵角が制御最大転舵角に達したことを、操舵部材から受ける反力に基づいて認識することができる。
好ましくは、前記操舵部材の物理最大操舵角(βmP)を規定する物理ストッパ(43)を更に有し、前記制御最大操舵角が前記物理最大操舵角よりも小さい(βmC<βmP)。
この構成によれば、操舵装置に不具合が生じたときに、物理ストッパが操舵部材の回転を規定するフェールセーフとして機能する。また、制御最大操舵角が物理最大操舵角よりも小さいため、運転者により操舵部材が物理最大操舵角に向けて勢いよく操作されたときに、操舵限度反力が操舵部材に付与されることで操舵部材が物理ストッパに衝突することが抑制される。
好ましくは、前記制御装置は、前記車両が直進しているにもかかわらず前記転舵角が0°から偏位した場合、前記目標転舵角の前記操舵角に対する関係を、直進走行中の前記目標転舵角が前記操舵部材の操舵中心(β=0位置)に対応するように補正する。
この構成によれば、車両の直進走行中にもかかわらず転舵角が0°から偏位した場合に、目標転舵角の操舵角に対する関係が補正されることにより、操舵部材がβ=0位置に位置するときに車両を直進走行させることが可能となる。
好ましくは、前記制御装置は、前記車両のヨーレート(γ)に基づいて前記車両が直進しているか否かを判定する。
制御装置は、車両のヨーレート(γ)が実質的に0のときに車両が直進していると判定することができる。この構成によれば、ヨーレートが実質的に0の状態での車両が直進走行中に操舵部材が操舵中心に位置するように目標転舵角と操舵角との関係が補正される。従って、直進走行中に運転者が覚える違和感を抑制することができる。
好ましくは、前記制御装置は、前記関係を補正する際に、前記目標転舵角の左右の前記制御最大転舵角(αmC)を同一の値に設定するとよい。
この構成によれば、操舵装置の性能及び特性を変更することなく、操舵部材がβ=0位置に位置するときに車両を直進走行させることができる。
代わりに、前記制御装置は、前記関係を補正する際に、前記目標転舵角の左右の前記制御最大転舵角(αmC)に対応する前記転舵機構の転舵位置を変更せずに、前記目標転舵角の左右の前記制御最大転舵角を個別の値(αmCL、αmCR)に変更してもよい。
この構成によれば、操舵装置の性能又は特性は変わるものの、操舵部材がβ=0位置に位置するときに車両を直進走行させることができる。
目標転舵角の左右の前記制御最大転舵角を変更する場合、前記制御装置は、前記関係を補正する際に、前記目標転舵角の左右の前記制御最大転舵角の変更に合わせて前記操舵部材の左右の制御最大操舵角を個別の値(βmCL、βmCR)に変更してよい。
この構成によれば、操舵角の最大値及び転舵角の最大値に左右で差が生じ、操舵装置の性能が変わるものの、それらが最大値になる手前の角度領域における操舵フィールを変更することなく、関係を補正することができる。
或いは、目標転舵角の左右の前記制御最大転舵角を変更する場合、前記制御装置は、前記関係を補正する際に、前記操舵部材の制御最大操舵角を変更せずに、前記操舵角に対する前記目標転舵角のギヤ比(K)を左右で異なる値(KL、KR)に設定してもよい。
この構成によれば、操舵部材を左右に操作したときの車輪の切れ方(転舵角の増減量)に左右で差が生じるものの、操舵角の最大値を変更することなく、関係を補正することができる。
以上の構成によれば、ラック軸がラックエンドにて発生する衝撃音を抑制するとともに、操舵部材の操舵中心又は操舵機構の転舵中心が設計された機械的位置からずれた場合でも、設計最大転舵角まで車輪を転舵することができる車両の操舵装置を提供できる。
実施形態に係る操舵装置の構成図 操舵部材の概略断面図 操舵部材の操舵角と前輪の転舵角との関係の一例を示す図 操舵部材の操舵角と前輪の転舵角との関係の他の例を示す図 操舵部材の操舵角と前輪の転舵角との関係の更なる例を示す図 図5の例による操舵角と転舵角との関係の補正前(A)、補正後(B)を示す図 他の例による操舵角と転舵角との関係の補正後(A)、(B)を示す図
以下、本発明に係る車両2の操舵装置1の実施形態について説明する。図1に示すように、操舵装置1は、ステアバイワイヤ(SBW)式の車両操舵装置である。操舵装置1が設けられる車両2は、左右の前輪3及び左右の後輪(不図示)を備えた4輪自動車である。左右の前輪3は、転舵角αが変更可能にナックル7を介して車体8(図1において、下部の輪郭のみを表示)に支持され、転舵輪として機能する。転舵角αは、平面視において前輪3の前後方向に対する角度をいう。操舵装置1は、前輪3の転舵角αを変更する。
操舵装置1は、車体8に回転可能に設けられた操舵部材10と、前輪3を転舵する転舵機構11と、転舵機構11に駆動力を与える転舵アクチュエータ12と、操舵部材10に反力トルクTを与える反力アクチュエータ13と、反力アクチュエータ13及び転舵アクチュエータ12を制御する制御装置15とを有する。操舵装置1は、転舵アクチュエータ12、反力アクチュエータ13、及び制御装置15をそれぞれ複数備える冗長系であってもよい。
操舵部材10は、運転者による操舵操作を受け付ける。操舵部材10は、車体8に回転可能に支持されたステアリングシャフト18と、ステアリングシャフト18の一端に設けられたステアリングホイール19とを有する。ステアリングシャフト18は車体8に設けられたステアリングコラム20に回転可能に支持され、その後端はステアリングコラム20から後方に突出している。ステアリングホイール19は、ステアリングシャフト18の後端に結合され、ステアリングシャフト18と一体に回転する。
反力アクチュエータ13は電動モータであり、ギヤを介してステアリングシャフト18に連結されている。反力アクチュエータ13が駆動すると、その駆動力がステアリングシャフト18に回転力として伝達される。反力アクチュエータ13は、回転することによって操舵部材10にトルクを与える。反力アクチュエータ13が操舵操作に応じて操舵部材10に与えるトルクを反力トルクTという。
操舵装置1は、ステアリングシャフト18の軸線を中心とした回転角を操舵角βとして検出する操舵角センサ21を有する。操舵角センサ21は公知のロータリエンコーダであってよい。また、操舵装置1は、ステアリングシャフト18に加わるトルクを操舵トルクTsとして検出するトルクセンサ22を有する。トルクセンサ22は、ステアリングシャフト18におけるステアリングホイール19と反力アクチュエータ13との間の部分に加わる操舵トルクTsを検出する。操舵トルクTsは、運転者によってステアリングホイール19に加えられる操作トルクと、反力アクチュエータ13によってステアリングシャフト18に加えられる反力トルクTとによって定まる。トルクセンサ22は、磁歪式トルクセンサやひずみゲージ等の公知のトルクセンサ、又は反力アクチュエータ13の電動モータに流れる電流値に基づいた推定値を利用したものであってよい。
操舵装置1は、反力アクチュエータ13の回転角θを検出する第1回転角センサ23を有する。第1回転角センサ23は、公知のレゾルバやロータリエンコーダであってよい。
転舵機構11は、車幅方向に延びるラック軸26を有する。ラック軸26は、車幅方向に移動可能にギヤハウジング27に支持されている。ラック軸26の左右の端部は、タイロッド30を介して左右の前輪3をそれぞれ支持するナックル7に接続されている。ラック軸26が車幅方向に移動することによって、前輪3の転舵角αが変化する。転舵機構11は、操舵部材10から機械的に切り離されている。
転舵アクチュエータ12は、電動モータである。転舵アクチュエータ12は、制御装置15からの信号に基づいてラック軸26を車幅方向に移動させ、左右の前輪3の転舵角αを変化させる。
操舵装置1は、転舵アクチュエータ12の回転角θを検出する第2回転角センサ31を有する。第2回転角センサ31は、公知のレゾルバやロータリエンコーダであってよい。また、操舵装置1は、前輪3の転舵角αを検出する転舵角センサ32を有する。本実施形態では、転舵角センサ32は、ラック軸26の車幅方向における位置であるラック位置を検出するラックストロークセンサであり、ラック位置に基づいて前輪3の転舵角αを検出する。
制御装置15は、CPUやメモリ、プログラムを記憶した記憶装置等を含む電子制御装置である。制御装置15には、操舵角センサ21、トルクセンサ22、第1回転角センサ23、第2回転角センサ31、転舵角センサ32が接続されている。制御装置15は、これらのセンサからの信号に基づいて、操舵角β、操舵トルクTs、反力アクチュエータ13の回転角θ、転舵アクチュエータ12の回転角θ、転舵角αに対応した信号を取得する。また、制御装置15は、車速センサ33、ヨーレートセンサ34、横加速度センサ35に接続され、車速V、ヨーレートγ、横加速度Gy等を取得する。
制御装置15は、反力アクチュエータ13及び転舵アクチュエータ12に接続され、反力アクチュエータ13及び転舵アクチュエータ12を制御する。制御装置15は、操舵角βに応じて転舵アクチュエータ12を制御し、かつ転舵角αに応じて反力アクチュエータ13を制御する。
以下、制御装置15のSBWモードにおける制御を具体的に説明する。制御装置15は、操舵角センサ21によって検出された操舵角βに基づいて、目標転舵角αtを演算する。制御装置15は、例えば操舵角βに所定のギヤ比Kを掛けることによって目標転舵角αtを演算するとよい(αt=β×K)。ギヤ比Kは例えば0.01~0.5であり、一例として0.125であるとよい。そして、制御装置15は、転舵角αが目標転舵角αtとなるように、目標転舵角αtと転舵角αとの偏差Δα(=αt-α)に基づいて転舵アクチュエータ12に供給すべき第1電流値A1を演算する。すなわち、制御装置15は、偏差Δαに基づいて、転舵アクチュエータ12のフィードバック制御を行う。偏差Δαが大きいほど、転舵アクチュエータ12に供給される第1電流値A1が大きくなり、転舵アクチュエータ12の出力が大きくなり、転舵角αの変化量が大きくなる。
制御装置15は、前輪3の転舵状態に応じて、具体的には偏差Δαに基づいて反力アクチュエータ13に発生させるべき目標反力トルクTtを演算する。目標反力トルクTtはΔαに所定の係数を掛けることによって演算されるとよい。そして、制御装置15は、演算した目標反力トルクTtに基づいて反力アクチュエータ13に供給すべき第2電流値A2を演算する。反力アクチュエータ13に供給すべき第2電流値A2は、目標反力トルクTtに基づいて所定のマップを参照することによって決定されるとよい。なお、他の実施形態では、制御装置15は、偏差Δαに基づいて所定のマップを参照し、第2電流値A2を決定してもよい。目標反力トルクTt及び第2電流値A2は、転舵角αの偏差Δαが大きいほど大きく設定される。
制御装置15は、第2電流値A2を反力アクチュエータ13に供給し、反力アクチュエータ13に駆動力を発生させる。反力アクチュエータ13が発生した駆動力は、ステアリングシャフト18に運転者の操作入力に抗する反力トルクTとして加えられる。これにより、運転者は、操舵操作に対する反力(抵抗力)をステアリングホイール19から受けることができる。
図2は操舵部材10の概略断面図である。上記のようにステアリングシャフト18はステアリングコラム20により回転可能に支持されている。図2に示すように、ステアリングシャフト18の外面には突起41が形成され、ステアリングコラム20には突起41を受容する受容溝42が形成されている。受容溝42はステアリングコラム20の内周に360度よりも小さな角度範囲にわたって形成されており、受容溝42の両端部を画定する壁は突起41の移動を規制する物理ストッパ43をなす。
ステアリングホイール19が右回転したときに、突起41は右側の物理最大操舵角βmPを画定する右側の物理ストッパ43に当接する。ステアリングホイール19が左回転したときに、突起41は左側の物理最大操舵角βmPを画定する左側の物理ストッパ43に当接する。右側の物理最大操舵角βmPと左側の物理最大操舵角βmPとの中心が、操舵部材10の機械的中心であり、通常はステアリングホイール19の中立位置、すなわち操舵部材10の操舵中心である。
同様の物理的制限が前輪3、特に転舵機構11に設けられる。前輪3は、各方向に物理最大転舵角αmPまでのみ操舵することができる。物理最大転舵角αmPはさまざまな方法で定義できるが、通常、一般に「ラックエンド」と呼ばれる転舵機構11のストロークエンドとして定義される。左右のストロークエンドの中心が、転舵機構11の機械的中心であり、通常は前輪3の直進走行時の位置、すなわち転舵角αが0°であるときの転舵機構11の転舵中心である。物理最大操舵角βmPは、物理最大転舵角αmP(αmP=βmP×K)に対応する。前輪3がラックエンドまで転舵されると、衝撃音が発生するうえ、衝撃によって転舵機構11の機械的な耐久性が劣化する。このようなノイズや耐久性の劣化は避けることが望まれる。
本実施形態によれば、操舵部材10の制御最大操舵角βmCが、物理最大操舵角βmPより角度β0だけ手前の角度として、各回転方向について設定される。操舵角βに基づいて目標転舵角αtを計算する際に、操舵角βが増加するにつれて、前輪3の転舵角αは対応する態様で増加する。しかしながら、操舵角βが制御最大操舵角βmCを超えて増加すると、転舵アクチュエータ12に対する命令は、制御最大操舵角βmCに対応する制御最大転舵角αmCに制限される。換言すれば、操舵部材10が制御最大操舵角βmCを超えて回転すると、前輪3は、制御最大転舵角αmCまでのみ操舵される。制御最大転舵角αmCは、物理最大転舵角αmPよりもα0だけ小さい。ここでも、αmC=βmC×K、及びα0=β0×Kである。
操舵部材10に加えられる反力トルクTは、通常、目標転舵角αtからの転舵角αの偏差Δαに依存して増加するように制御される。しかしながら、操舵角βが制御最大操舵角βmC以上の場合、制御装置15は、操舵限界反力トルクTs1を操舵部材10に加えて、操舵部材10が制御最大操舵角βmCを超えて回らないようにする。操舵限度反力Tslは、他の状況で発生し得る反力トルクTの通常値よりも大幅に大きい値である。制御装置15は、操舵限界反力トルクTs1を生成するために反力アクチュエータ13に供給されるべき第2電流値A2を計算する。
従って、前輪3の操舵角βが制御最大操舵角βmCに達し、従って前輪3の転舵角αが制御最大転舵角αmCに達すると、操舵限界反力トルクTs1が操舵部材10に加えられる。その結果、運転者は、操舵部材10から受けた反力により、前輪3の転舵角αが最大の角度に達したことを認識し、操舵部材10を過度に回転させないように促される。
以下、図3~図5を参照して、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係について、より具体的に説明する。
図3は、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係の一例を示す図である。図3に示すように、工場で車両2を組み立てる場合、操舵部材10は、操舵角β=0°である操舵部材10の操舵中心がその機械的中心に対応するように組み立てられている。ここで、「操舵中心」とは、操舵部材10の公称中心又は設計中心を意味する。従って、操舵部材10の角度範囲は、操舵中心に関して対称である。操舵部材10は、(機械的ストッパによって定義されるものであって良い)操舵端に到達するまで、操舵中心から両方向に回転させることができる。同様に、前輪3(転舵アクチュエータ12)は、転舵機構11の公称中心又は設計中心である転舵中心を有し、前輪3は、転舵中心から、(一般に「ラックエンド」と呼ばれる機械的ストッパによって規定される)いずれかの転舵端に達するまで両方向に転舵することができる。転舵機構11は、転舵角α=0°である転舵機構11の転舵中心がその機械的中心に対応するように組み立てられる。
また、本実施形態によれば、前輪3の転舵角αは、操舵限界反力トルクTs1により制御最大転舵角αmCを超えることが防止され、制御最大転舵角αmCは、物理最大転舵角αmPよりも角度α0だけ小さいことから、転舵機構11がラックエンドまで駆動されるのを防ぎ、操舵部材10を無理に回しても、転舵機構11からの衝撃音の発生を回避することができる。操舵部材10の物理ストッパ43は所望に応じて採用されるものであり、省略してもよい。しかしながら、操舵装置1に障害が発生した場合、物理ストッパ43は、操舵部材10の回転を制限するフェールセーフ手段として機能する。
図4A及び4Bは、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係の異なる例を示す図である。図4Aは、物理最大操舵角βmP及び物理最大転舵角αmPが設けられているが、制御最大操舵角βmC及び制御最大転舵角αmCは設けられていない場合を示す。図4Bは、物理最大操舵角βmP及び物理最大転舵角αmPに加えて、制御最大操舵角βmC及び制御最大転舵角αmCが設けられている場合を示している。
理想的には、転舵機構11は、転舵機構11の転舵中心(α=0o)がその機械的中心に対応し、操舵角β=0oが転舵角α=0oに対応するように組み立てられ、操舵部材10は、操舵端に到達するまで、操舵中心からいずれの方向にも回転させることができる。しかしながら、図4Aに示されるように、ステアリングコラムアセンブリは、操舵角βがゼロとなる操舵部材10の操舵中心(β=0位置)が、製造・組立誤差により、操舵部材10の機械的中心からβ1だけ左(反時計回り)にシフトした角度位置に対応するように工場で組み立てられることがある。
β=0の位置は、操舵部材10の機械的中心からβ1だけ左(反時計回り)にシフトしているので、操舵部材10を反時計回りに回すと、前輪3の転舵角αが左側の物理最大転舵角αmPに達する前に、操舵部材10の操舵角βは物理最大操舵角βmPに達する。この場合の最大転舵角は、物理最大転舵角αmPよりも、α1だけ小さい(α1=β1×K)。
逆に、操舵部材10を時計回りに回すと、操舵部材10の操舵角βが物理最大操舵角βmPに達する前に、前輪3の転舵角αが右側の物理最大転舵角αmPに達する。その結果、ラック軸26がラックエンドに到達し、衝撃音が発生し得る。更に、前輪3の転舵角αの角度範囲は、操舵中心に対して非対称である(左への転舵角αの最大角度範囲は、右への転舵角αよりも角度α1だけ小さい)。その結果、左旋回は右旋回ほどシャープに行うことができず、車両2の最小回転半径は、時計回りよりも反時計回りの方が大きくなる。
本実施形態では、制御装置15は、操舵部材10の操舵角βに基づく転舵アクチュエータ12への指令を、時計回りと反時計回りの両方の回転に関して制御最大操舵角βmCに制限するように構成されている。換言すれば、操舵部材10が操舵限界反力トルクTs1に抗して制御最大操舵角βmCを超えて回されても、転舵アクチュエータ12は、前輪3を、制御最大操舵角βmCに対応する制御最大転舵角αmCを超えて操舵しない(αmC=βmC×K)。
図4Bは、本実施形態の典型的な動作モードを示している。図4Bに示すように、操舵部材10の操舵中心(β=0位置)が、機械的中心に対して、反時計回りにβ1のオフセットがある場合でも、制御最大操舵角βmCは、β=0の位置の各側で同じ角度で(すなわち対称的に)設定することができる。同様に、制御最大転舵角αmCは、α=0位置の両側で同じ角度をもって(すなわち対称的に)設定される。制御最大転舵角αmCは、両側の物理最大転舵角αmP内に収まる(αmC<αmP)ように選択され、しかもβ1<β0であるため、ラックエンドに到達することがなく、衝撃音及び耐久性の劣化を回避できる。更に、転舵角αの範囲はどちらの側でも同じであるため、最小回転半径は左旋回及び右旋回の両方について同じである。
工場出荷後に車両2の操舵特性が変化する可能性があり、その場合、操舵部材10の操舵角βが0°であっても、車両2が直進しない場合がある。これは、タイヤ或いはサスペンションブッシュの経時的な摩耗、タイヤの交換などが原因である場合がある。或いは、車両2のメンテナンス時に、車両2が操舵角βがゼロでないときに直進するように、車輪のアライメント調整(トー角調整)が誤ってなされた後にも、同様のことが起こり得る。更に、路面に傾斜や横勾配がある場合、操舵部材10がβ=0の位置で直進できない場合がある。
ヨーレートγが0で横加速度Gyが0より大きい場合、路面の傾斜により車両2が横に傾いている可能性が高い。この場合、制御装置15は、操舵角βを0°に維持した状態で車両2が直進するように、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係を調整すると良い。ヨーレートγが0で横加速度Gyも0であるのに、操舵角βを0oに維持した状態で、車両2がいずれかの方向に転舵される場合、タイヤやサスペンションの特性が変化している可能性があり、そのために、車両2がいずれかの方向に旋回ことが考えられる。この場合も、制御装置15は、操舵角βを0°に維持した状態で車両2が直進するように、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係を調整する。
このような状況においても、車両2が操舵部材10をβ=0の位置で直進走行するように、制御装置15は、必要に応じて操舵角βと転舵角αとの関係を変更するように構成することができる。車両2が直進していると仮定する。これは、車速Vが所定値以上であり、ヨーレートγが実質的に0であることを検出することにより判定することができる。次に、操舵角センサ21からの信号は、操舵部材10のβ=0位置が、前輪3の現在の転舵角αに対応するように補正される。言い換えれば、車両2が直進しているとき、制御装置15は、操舵角センサ21からの信号を処理して、制御装置15により生成された目標転舵角αtが、操舵部材10がβ=0位置に設定された状態に於ける現在の転舵角αと一致するようにする。これにより、車両2が直進している限り、操舵部材10がβ=0位置にあることが保証される。
図5A及び5Bは、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係の具体例を示す図である。ここでも、図5Aは、物理最大操舵角βmPと物理最大転舵角αmPが設けられているが、制御最大操舵角βmC及び制御最大転舵角αmCが設けられていない場合を示す。図5Bは、物理最大操舵角βmP及び物理最大転舵角αmPに加えて、制御最大操舵角βmC及び制御最大転舵角αmCが設けられていない場合を示す。
図5Aを参照すると、この例では、車両2が工場から出荷された後、又はアライメント調整を含むメンテナンス作業の後、車両2の特性が変化し、車両2を走行させ続けるためには、前輪3を角度α2だけ転舵する必要があるようになっている。これは、車両2が直進するために、操舵部材10をβ=0位置から対応する角度β2だけ回転させる必要があるため、運転者に違和感を与える。この場合も、α2<α0及びβ2<β0である必要がある。
従って、制御装置15は、β=0である操舵部材10の操舵中心を、工場で設定された又はメンテナンス作業後の転舵機構11の転舵中心(例えば、機械的中心)から左に角度β2だけオフセットすることにより、図5Aに示すように、車両2が、操舵部材10がβ=0の位置にある状態で直進するように、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係を補正する。操舵部材10を反時計回りに回すと、物理最大操舵角βmPに達する前に、前輪3は物理最大転舵角αmPまで転舵される。その結果、ラックエンドでノイズが発生する。更に、ラックエンドに達した場合でも、(最小回転半径で表すことができる)有効な転舵角αは角度α2だけ減少する。
操舵部材10が物理最大操舵角βmPに達するまで時計回りに回転すると、前輪3も物理最大転舵角αmPに転舵される。ただし、前輪3の物理最大転舵角αmPは補正によってラックエンドよりも角度α2だけ手前の位置にオフセットしており、ラックエンドでのノイズは発生しない。
図5Bは、本実施形態の典型的な動作モードを示している。この場合も、制御装置15は、β=0である操舵中心を、工場出荷時又はアライメント調整時の転舵中心(例えば、機械的中心)から左に角度β2だけオフセットすることにより、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係を補正する。その結果、図5Bに示すように、車両2は、操舵部材10がβ=0の位置にある状態で直進するようになる。また、制御最大操舵角βmCは、工場出荷時又はアライメント調整時の転舵機構11の機械的中心に対し、反時計回りに角度β2だけシフトする。すなわち、制御最大転舵角αmCは、工場出荷時又はアライメント調整時の操舵部材10の操舵中心(例えば、機械的中心)に対し、反時計回りに角度α2だけシフトする。
操舵部材10を制御最大操舵角βmCに達するまで反時計回りに全回転させると、前輪3も制御最大転舵角αmCまで操舵される。制御最大操舵角βmCは物理最大操舵角βmPよりも小さく、制御最大転舵角αmCは物理最大転舵角αmPよりも小さいため、ラックエンドに到達せず、衝撃音は発生しない。
操舵部材10を制御最大操舵角βmCに達するまで時計回りに回転させると、前輪3も制御最大転舵角αmCまで転舵される。この場合も、制御最大操舵角βmCは物理最大操舵角βmPよりも小さく、制御最大転舵角αmCは物理最大転舵角αmPよりも小さいため、ラックエンドに到達せず、衝撃音は発生ない。更に、前輪3の転舵角度範囲は、β=0位置に関して対称であり、その結果、最小回転半径は、右旋回及び左旋回の両者で同一である。
このように本実施形態では、制御装置15は、目標転舵角αtと操舵角βとの関係を、補正前の図6(A)の関係から図6(B)の関係のように補正する。より具体的には、制御装置15は、操舵角βと転舵角αとの関係を補正する際に、目標転舵角αtの左右の制御最大転舵角αmCを(左右の)両方向で同一の値に設定する。これにより、操舵装置1の性能及び特性を変更することなく、操舵部材10がβ=0位置に位置するときに車両2を直進走行させることができる。
図7(A)、(B)は、図6(A)に示される元の関係に対して補正が行われた後の操舵角βと転舵角αとの関係の他の例を示している。図7(A)、(B)の例では、制御装置15は、目標転舵角αtの左右の最大限度である左右の制御最大転舵角αmCに対応する転舵機構11の転舵位置を変更せずに、左右の制御最大転舵角αmCの値を個別の値、すなわち、左制御最大転舵角αmCL及び右制御最大転舵角αmCRに変更する。これにより、操舵装置1の性能又は特性は変わるものの、操舵部材10がβ=0位置に位置するときに車両2を直進走行させることができる。
左右の制御最大転舵角αmCの値を変更する場合、図7(A)に示すように、制御装置15は、目標転舵角αtの左制御最大転舵角αmCL及び右制御最大転舵角αmCRの値の変更に対応するように左右の制御最大操舵角βmCの値を個別の値、すなわち、左制御最大操舵角βmCL及び右制御最大操舵角βmCRに変更することができる。これにより、操舵角βの最大値及び転舵角αの最大値に左右で差が生じ、操舵装置1の性能が変わるものの、それらが最大値になる手前の角度領域における操舵フィールを変更することなく、上記関係を補正することができる。
或いは、左右の制御最大転舵角αmCの値を変更する場合、図7(B)に示すように、制御装置15は、制御最大操舵角βmCを変更せずに、操舵角βに対する目標転舵角αtのギヤ比Kを左右で異なる値、すなわち左ギヤ比KL及び右ギヤ比KRに設定してもよい。これにより、操舵部材10を左右に操作したときの車輪の切れ方(転舵角αの増減量)に左右で差が生じるものの、左右の制御最大操舵角βmCを変更することなく、上記関係を補正することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記の実施形態では、制御装置15は、車両2が操舵角βが0oに維持された状態で直進するように、操舵部材10の操舵角βと前輪3の転舵角αとの関係を変えるように構成されていたが、これは、工場又はショップで実行して、操舵角βと転舵角αとの関係を変更し、それを永久的又は長期的に固定することもできるが、これをリアルタイムで実行して、道路状況の変化に応じて操舵角βと転舵角αとの関係を修正することもできる。例えば、車両2の速度、ヨーレートγ、及び横加速度Gyからの出力に基づいて、制御装置15は、上記のように関係を調整することができる。
また、各部材及び部品の特定の構成、配置、数量、角度、手順等は、本発明の要旨から逸脱することなく適切に変更することができる。更に、上記の実施形態に示されるすべての構成要素は、必ずしも本発明に必須であるとは限らず、本発明の要旨から逸脱することなく、適切に選択及び省略され得る。
1 :操舵装置
2 :車両
3 :前輪
10 :操舵部材
11 :転舵機構
12 :転舵アクチュエータ
13 :反力アクチュエータ
15 :制御装置
18 :ステアリングシャフト
19 :ステアリングホイール
20 :ステアリングコラム
21 :操舵角センサ
32 :転舵角センサ
43 :物理ストッパ
α :転舵角
αt :目標転舵角
αmP :物理最大転舵角
αmC :制御最大転舵角
β :操舵角
βmP :物理最大操舵角
βmC :制御最大操舵角
γ :ヨーレート
T :反力トルク
Tsl:操舵限度反力
Tt :目標反力トルク

Claims (8)

  1. 車両の操舵装置であって、
    操舵操作を受け付ける操舵部材と、
    前記操舵部材から機械的に切り離され、ラック軸を移動させることによって車輪を転舵するように構成された転舵機構と、
    前記操舵部材の操舵角を検出する操舵角センサと、
    前記車輪の転舵角を検出する転舵角センサと、
    前記転舵機構に駆動力を与える転舵アクチュエータと、
    前記操舵部材に、前記操舵操作に対する反力を付与する反力アクチュエータと、
    前記操舵角に応じて目標転舵角を設定し、前記転舵角が前記目標転舵角になるように前記転舵アクチュエータを駆動するとともに、前記車輪の転舵状態に応じて目標反力を設定し、前記反力が前記目標反力になるように前記反力アクチュエータを駆動する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記転舵機構によって規定される前記車輪の物理最大転舵角よりも小さな値である制御最大転舵角を前記目標転舵角に設定し、
    前記制御装置は、前記目標転舵角の前記制御最大転舵角に対応して、前記操舵部材の制御最大操舵角を規定する操舵限度反力を発生するように、前記反力アクチュエータを駆動することを特徴とする車両の操舵装置。
  2. 前記操舵部材の物理最大操舵角を規定する物理ストッパを更に有し、前記制御最大操舵角が前記物理最大操舵角よりも小さい請求項に記載の車両の操舵装置。
  3. 前記制御装置は、前記車両の操舵特性が、前記車両の直進時に前記転舵角が0°であるように設定された特性から、前記車両が直進しているにもかかわらず前記転舵角が0°から偏位した角度にある特性に変化した場合、前記目標転舵角の前記操舵角に対する関係を、直進走行中の前記目標転舵角が前記操舵部材の操舵中心に対応するように補正する請求項1又は2に記載の車両の操舵装置。
  4. 前記制御装置は、前記車両のヨーレートに基づいて前記車両が直進しているか否かを判定する請求項に記載の車両の操舵装置。
  5. 前記制御装置は、前記関係を補正する際に、前記目標転舵角の左右の前記制御最大転舵角を同一の値に設定する請求項に記載の車両の操舵装置。
  6. 前記制御装置は、前記関係を補正する際に、左右の前記制御最大転舵角に対応する前記転舵機構の転舵位置を変更せずに、左右の前記制御最大転舵角を個別の値に変更する請求項に記載の車両の操舵装置。
  7. 前記制御装置は、左右の前記制御最大転舵角を変更する際に、左右の前記制御最大転舵角の値の変更に対応するように左右の制御最大操舵角を個別の値に変更する請求項に記載の車両の操舵装置。
  8. 前記制御装置は、左右の前記制御最大転舵角を変更する際に、前記操舵部材の制御最大操舵角を変更せずに、前記操舵角に対する前記目標転舵角のギヤ比を左右で異なる値に設定する請求項に記載の車両の操舵装置。
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