JP7148001B2 - ホウ素含有シリカ分散体及びその製造方法 - Google Patents
ホウ素含有シリカ分散体及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7148001B2 JP7148001B2 JP2021571000A JP2021571000A JP7148001B2 JP 7148001 B2 JP7148001 B2 JP 7148001B2 JP 2021571000 A JP2021571000 A JP 2021571000A JP 2021571000 A JP2021571000 A JP 2021571000A JP 7148001 B2 JP7148001 B2 JP 7148001B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boron
- silica dispersion
- particle size
- particles
- containing silica
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B33/00—Silicon; Compounds thereof
- C01B33/113—Silicon oxides; Hydrates thereof
- C01B33/12—Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid
- C01B33/14—Colloidal silica, e.g. dispersions, gels, sols
- C01B33/141—Preparation of hydrosols or aqueous dispersions
- C01B33/1415—Preparation of hydrosols or aqueous dispersions by suspending finely divided silica in water
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B33/00—Silicon; Compounds thereof
- C01B33/113—Silicon oxides; Hydrates thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B33/00—Silicon; Compounds thereof
- C01B33/113—Silicon oxides; Hydrates thereof
- C01B33/12—Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid
- C01B33/14—Colloidal silica, e.g. dispersions, gels, sols
- C01B33/141—Preparation of hydrosols or aqueous dispersions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B33/00—Silicon; Compounds thereof
- C01B33/113—Silicon oxides; Hydrates thereof
- C01B33/12—Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid
- C01B33/18—Preparation of finely divided silica neither in sol nor in gel form; After-treatment thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/089—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/01—Crystal-structural characteristics depicted by a TEM-image
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/30—Particle morphology extending in three dimensions
- C01P2004/32—Spheres
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/51—Particles with a specific particle size distribution
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/60—Particles characterised by their size
- C01P2004/64—Nanometer sized, i.e. from 1-100 nanometer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
シリカ粒子は凝集しやすいため、従来シリカ粒子の分散安定性を高める技術が開発されている(特許文献1~4参照)。
積層セラミックコンデンサ(MLCC)など電子部品の小型化に伴い、それを構成する各種磁器を形成するためのセラミック粉末の微粒化が進められている。MLCC作成時に、誘電体層の焼結特性を調整するために焼結助剤として添加しているガラス粉末についても、微粒化が図られている。
このような焼結助剤として、例えば、低融点ガラスを用いる技術が開発されているが、Q値が低い点で高周波材料用途において充分ではなかった。
また、例えば特許文献5には、組成として,酸化物換算で,Al2O3を含有せず,40~97モルの量のSiO2と,50モル%以下の量の,MgO,CaO,SrO及びBaOよりなる群より選ばれる1種又は2種以上のアルカリ土類金属酸化物と,又は更に,60モル%以下の量のLi2O,Na2O及びK2Oよりなる群より選ばれる1種又は2種以上の金属酸化物とを含んでなり,平均粒子径が20nm以上1000nm未満の球状ガラス微粒子が開示されている。
<限外ろ過の方法>
分画分子量:13,000の限外ろ過膜を用いて供給液流量:3660ml/分でホウ素含有シリカ分散体の体積の6倍量の純水を逐次添加して水洗する。
<粒度分布の算出方法>
動的光散乱式粒子径分布測定装置により体積平均粒子径の測定を行う。測定時の粒子濃度が測定に適した濃度(ローディングインデックス=0.01~1の範囲)になるようにホウ素含有非晶質シリカ粒子を含むスラリーをイオン交換水で希釈する。
測定時間は60秒とする。
粒子透過性:透過、粒子屈折率:1.46、形状:真球形、密度(g/cm3):1.00、
溶媒条件:水、屈折率:1.333、粘度は30℃:0.797、20℃:1.002とする。
得られた体積基準粒度分布曲線において積算値が50%のときの粒径値を、平均粒子径D50(nm)とする。
<平均円形度の算出方法>
透過型電子顕微鏡で撮影したTEM像のファイルを画像解析ソフトで読み込み、粒子解析のアプリケーションを用い、40個の粒子の平均円形度を測定する。
<焼成条件>
乾燥物5~10gをアルミナ製坩堝に充填して、大気雰囲気中で200℃/時で1000~1100℃まで昇温し、そのまま5時間保持後、室温まで降温する。
<粘度の測定方法>
温度25℃のホウ素含有シリカ分散体について振動式粘度計により粘度測定を行う。
工程(A)で得られたケイ素原子を含む種粒子と、工程(A)で得られた種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物と、ホウ素原子含有化合物とを混合する工程(B)とを含むホウ素含有シリカ分散体の製造方法でもある。
本発明のホウ素原子を含む非晶質シリカ粒子と分散媒とを含むホウ素含有シリカ分散体であって、上記方法で行う限外ろ過後の固形分濃度が5~30質量%であり、1000時間静置したときの粒子の沈降率が4%以下である。これにより、高濃度であっても分散安定性に優れるため、誘電体粉末等との混合におけるハンドリング性に優れることとなる。
限外ろ過後の固形分濃度として好ましくは10~25質量%であり、より好ましくは12~20質量%であり、更に好ましくは15~18質量%である。
上記沈降率は、実施例に記載の方法により測定することができる。
B2O3の割合として好ましくは0.9~7.0質量%であり、より好ましくは1.7~5.2質量%であり、更に好ましくは2.6~4.5質量%である。
SiO2の割合として好ましくは93.0~99.1質量%であり、より好ましくは94.8~98.3質量%であり、更に好ましくは95.5~97.4質量%である。
上記SiO2及びB2O3の割合は、実施例に記載の方法により求めることができる。
上記TEM平均粒子径は、一次粒子径であり、一次粒子径が100nm以下であると、例えば、積層セラミックコンデンサ等に用いられるサブミクロンの誘電体粉末のようなセラミック粉末と同等かそれ以下の粒径であるため、このようなセラミック粉末との混合においてもセラミック粉末の粒界に容易に納まるように分散でき、セラミック粉末間において、より均質かつ薄い粒界相を形成できる。
上記TEM平均粒子径として好ましくは15~75nmであり、より好ましくは20~50nmであり、更に好ましくは25~30nmである。
D90/D10は、体積基準粒度分布のシャープさの指標である。この値(D90/D10)が大きい程、粒度分布がブロードであることを意味し、この値が小さい程、粒度分布がシャープであることを意味する。D90/D10が4.0以下であれば、粒子径のバラツキが大きくなりすぎることを充分に抑制し、誘電体粉末等の他の材料と混合した際の流動性及び成形性低下を充分に抑制するとともに、他の材料とより均一に分散させることができる。
上記ホウ素含有シリカ分散体において上記粒度分布のD90/D10が4.0以下かつD100が300nm以下である形態は本発明の好ましい実施形態の1つである。
上記ホウ素含有量の減少率としてより好ましくは9.5質量%以下であり、更に好ましくは9質量%以下である。
上記ホウ素含有量の減少率は実施例に記載の方法により求めることができる。
上記粘度としてより好ましくは10mPa・s以下であり、更に好ましくは5mPa・s以下である。上記粘度はまた0.01mPa・s以上であることが好ましい。
上記その他の成分の含有割合は特に制限されないが、ホウ素含有シリカ分散体100モル%に対して0~10質量%であることが好ましい。より好ましくは0~5質量%であり、更に好ましくは0~1質量%であり、最も好ましくは0質量%である。
本発明のホウ素含有シリカ分散体の製造方法は特に制限されないが、ケイ素原子を含む種粒子を得る工程を行い、得られた種粒子と、該種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物と、ホウ素原子含有化合物とを混合することにより製造することができる。
本発明は、ケイ素原子を含む種粒子を得る工程(A)と、工程(A)で得られたケイ素原子を含む種粒子と、工程(A)で得られた種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物と、ホウ素原子含有化合物とを混合する工程(B)とを含むホウ素含有シリカ分散体の製造方法でもある。
上記工程(B)において、ケイ素原子を含む種粒子を用いることにより、シリカ粒子にホウ素を均一にドープすることができる。
工程(B)で用いる「種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物」は、工程(A)で得られたもの以外のものであれば、化合物の組成について種粒子と同じであってもよい。
上記工程(A)で用いるケイ素含有化合物は特に制限されないが、ケイ素アルコキシド等が好ましい。
上記工程(A)においてケイ素アルコキシドを用いる場合、ケイ素アルコキシドが加水分解されて種粒子として、二酸化ケイ素、オルトケイ酸、メタケイ酸、メタ二珪酸等が生じる。
また、上記方法で測定する粒度分布の平均粒子径D50が1~15nmであることが好ましい。より好ましくは5~10nmである。
ケイ素アルコキシドとして好ましくはテトラメトキシシラン等のメチルシリケート;テトラエトキシシラン等のエチルシリケート;テトライソプロポキシシラン等のイソプロピルシリケート等が挙げられる。中でも好ましくはエチルシリケートであり、より好ましくはテトラエトキシシラン(TEOS)である。
触媒としては塩基性触媒が好ましく、より好ましくは、アルギニン、リシン、ヒスチジン、トリプトファン等の塩基性アミノ酸であり、更に好ましくはアルギニンである。
アルギニンを用いることでより小さい種粒子を得ることができる。
また、上記使用量を20モル%以下とすることにより、種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物の加水分解を充分に進行させることができる。
上記種粒子の使用量としてより好ましくは5~20モル%であり、更に好ましくは10~15モル%である。
上記ホウ素原子含有化合物の使用量としてより好ましくは2~8モル%であり、更に好ましくは4~6モル%である。
これにより触媒としての作用の他に、塩基を添加することにより反応液における分散性を充分に高め、粘度を充分に下げる効果を得ることもできる。
塩基性触媒としては特に制限されないが、上述の塩基性アミノ酸やエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、アンモニア、尿素、エタノールアミン、テトラメチル水酸化アンモニウム等が挙げられる。上記塩基性触媒は、1種のみ用いてもよいが、2種以上を併用することが好ましい。
塩基性触媒として好ましくはアンモニア、塩基性アミノ酸である。
アンモニアを用いることにより、得られる粒子の形状をより球形に近いものとすることができる。また、アルギニンを用いることにより、得られる粒子の粒子径をより小さくすることができる。
塩基性触媒としてアンモニアとアルギニンとを併用する形態は本発明の好ましい実施形態の1つである。
上記塩基性触媒の使用量としてより好ましくは20~40モル%であり、更に好ましくは25~35モル%である。
アンモニアの使用量を10モル%以上とすることにより、分散性をより向上させ粒子の沈降を充分に抑制することができる。アンモニアの使用量を50モル%以下とすることにより、ホウ酸アンモニウムの発生を充分に抑制し、これによる凝集を充分に抑制することができる。50モル%以下とすることにより円形度をより好適な範囲とすることができる。上記アンモニアの使用量としてより好ましくは20~40モル%であり、更に好ましくは25~35モル%である。
ホウ素アルコキシドとして好ましくはトリメトキシボラン等のメチルボレート;ホウ酸トリエチル等のエチルボレート;トリイソプロポキシボラン等のイソプロピルボレート等が挙げられる。中でも好ましくはエチルボレートであり、より好ましくはホウ酸トリエチル(TEOB)である。
上記アルコール類として好ましくはエタノールである。
上記工程(B1)では、攪拌することが好ましい。
上記工程(B2)において、ケイ素原子含有化合物及びホウ素原子含有化合物を一括添加しても逐次添加してもよいが、逐次添加することが好ましい。
ケイ素原子含有化合物及びホウ素原子含有化合物の混合溶液を、工程(B1)で得られた混合液に滴下することが好ましい。
滴下時間としては特に制限されないが、2~4時間が好ましい。より好ましくは2時間である。
上記工程(B2)では、攪拌することが好ましい。
熟成温度は特に制限されないが20~30℃であることが好ましい。
熟成時間は特に制限されないが12~16時間であることが好ましい。
上記濃縮工程における濃縮方法は特に制限されないが、好ましくは限外ろ過する方法が挙げられる。
本発明のホウ素含有シリカ分散体は、ホウ素を含み低温焼結性に優れるため、積層セラミックコンデンサ等のセラミックス材料の焼結助剤として好適に用いることができる。
本発明は、本発明のホウ素含有シリカ分散体を含む焼結助剤でもある。
(1)粒度分布の平均粒径
実施例及び比較例で得た分散体について、動的光散乱法粒度分布測定装置(マイクロトラック・ベル製Nanotrac WaveII UT151)により粒度分布測定を行った。
測定時の粒子濃度を適した濃度(ローディングインデックス=0.01~1の範囲)にホウ素含有非晶質シリカ粒子を含むスラリーをイオン交換水で適宜希釈した。固形分が沈降している試料は、超音波洗浄器(ASONE製ASU-10)にサンプル瓶ごと浸して超音波処理を10分間行い、試料の懸濁液を準備した。
測定時間は60秒とした。
粒子透過性:透過、粒子屈折率:1.46、形状:真球形、密度(g/cm3):1.00、
溶媒条件:水、屈折率:1.333、粘度は30℃:0.797、20℃:1.002とした。
実施例および比較例で得られた合成スラリーおよび分散体について粒径分析を行った。電界放射型走査電子顕微鏡(日本電子社製、JSM-7000F)または透過型電子顕微鏡(日本電子社製、JSM-2100F)を用いて、写真に少なくとも50個以上見える倍率で試料を撮影した。撮影した画像ファイルを画像解析ソフト(旭化成エンジニアリング社製、A像くん)で読み込み、円形粒子解析のアプリケーションを用いて輪郭が明確な粒子40個の粒径を測定した。
(i)SEMでの観察
試料台にマイクロスパチュラで溶液を1滴乗せて、105℃で2~3分乾燥させる。得られたサンプルをプラチナコーター(日本電子社製、JFC-1600)により60秒でコートする。
コートした試料を電界放射型走査電子顕微鏡により観察した。測定条件は次のように設定した。(加速電圧15.00kV、WD10mm)
(ii)TEMでの観察
支持膜なしマイクログリッド(日本電子社製、図番規格:CV 200MESH)を使用した。マイクログリッドのセルを分析するスラリーに浸漬させ、セルに着いた余分な水分を飛ばし、ヘアドライヤーで完全に乾燥させた。乾燥させた試料を透過型電子顕微鏡により観察した。
実施例および比較例で得られたシリカ乾燥粉体について熱分析装置(株式会社リガク製、Thermo plas EVO TG 8120)により焼成工程における重量減量分析を行った。測定条件は次のように設定した。(リファレンス:アルミナ、サンプルパン:白金、試料重量:10mg、雰囲気:Air、測定温度範囲:25-1000℃、昇温速度:10.0℃/min)
実施例及び比較例で得たシリカ乾燥粉体及びシリカ焼成物(焼成粉)について、蛍光X線分析装置(株式会社リガク製:型番 ZSX PrimusII)の含有元素スキャニング機能であるEZスキャンにより元素分析を行った。
具体的には、測定サンプル台にプレスしたサンプルをセットし、次の条件を選択(測定範囲:B-U、測定径:30mm、試料形態:金属、測定時間:標準、雰囲気:真空)することで、粉体中のSi含有量及びB含有量を測定した。得られた測定値を酸化物に換算しSiO2およびB2O3含有量を算出した。粉体中のSi含有量及びB含有量に基づいて、粉体中のSiO2換算量とB2O3換算量の和を100重量部とした場合に対するB2O3の含有量(重量部)を算出した。
焼成粉はそれ単体ではプレスしても成型できないため、PVA溶液と混合し造粒させて加圧成型しやすくした。具体的には、焼成粉に対してPVAが0.8~1.5質量%になるように10質量%PVA水溶液を少しずつ添加しながら全体が均一になるまで乳鉢で混合した。混合粉を110℃1時間乾燥し、乳鉢で解砕した。目開き150μm前後のふるいに通して焼成粉のXRF測定サンプルとした。
ホウ素の減少率は、以下の式によって求めた。
ホウ素の減少率(%)=(シリカ乾燥粉体のB2O3の含有量-シリカ焼成物B2O3の含有量)/(シリカ乾燥粉体のB2O3の含有量)×100
得られた分散体について温度25℃で振動式粘度計(株式会社エー・アンド・デイ社製、SV-1H)により粘度測定を行った。20mLのスクリュー管(マルエム社製、型番No.5(白)、本体高さ55mm、外径27mm)に各分散体18mLを入れて測定した。
実施例及び比較例で得られた分散体18mLを20mLのスクリュー管に計り入れ、24~26℃で1000時間静置した後、分散体の高さ(a)と沈降物の高さ(b)とを測定し、下記数式(1)より沈降率を算出した。
b/a×100( % ) (1)
<実施例1>
(i)種粒子(シード)の製造
イオン交換水(5361.5g)とL(+)-アルギニン(和光純薬社製、10.5g)を混合してヒーターを用いて60℃まで加熱する。150rpmで撹拌し、そこに正珪酸エチル(多摩化学社製、628.0g)を添加する。正珪酸エチルを添加してから7時間後に加熱を止め、加熱停止後から約16時間後に回収した。得られたシードスラリー1は透明で沈殿物はなかった。
(ii)シリカ分散体の製造
イオン交換水(1368.5g)と工業用アルコール製剤(甘糟化学産業社製、アルコゾールP-5、1376.1g)とシードスラリー1(997.2g)とを混合させた。さらにL(+)-アルギニン(1.33g)と25%アンモニア水(大盛化工社製、81.0g)を加えてヒーターを用いて溶液温度を55℃とした。その溶液を750rpmにて撹拌し、そこに、正珪酸エチル(675.9g)とホウ酸トリエチル(東京化成工業社製、26.2g)の混合溶液を240分かけて添加した後、旭化成製UF膜モジュール「マイクローザ」型式ACP-1013D(限外ろ過膜の分画分子量:13,000)を用いて供給液流量:3660ml/分で、液量に対して6倍水洗することにより、シリカ分散体1を得た。得られたシリカ分散体1中のシリカ粒子はアモルファスであった。
(iii)シリカ乾燥粉体の製造
上記シリカ分散体1を蒸発皿へ移し、105℃で一晩乾燥し、水分を除去し、シリカ乾燥粉体1を得た。
(iv)シリカ焼成物(焼成粉)の製造
上記シリカ乾燥粉体1を乳鉢で解砕し、アルミナ製坩堝に20g充填して、大気雰囲気中で200℃/時で1100℃まで昇温し、そのまま5時間保持後、室温まで降温した。こうして得られた焼成物を乳鉢で解砕し、シリカ焼成物1を得た。得られたシリカ焼成物1はアモルファスであった。また、シリカ乾燥粉体1及びシリカ焼成物(焼成粉)1の元素分析を行いホウ素の減少率を求めたところホウ素の減少率は、8.3%であった。
(i)種粒子(シード)の製造
イオン交換水(5361.5g)とL(+)-アルギニン(和光純薬社製、10.5g)を混合してヒーターを用いて60℃まで加熱する。150rpmで撹拌し、そこに正珪酸エチル(多摩化学社製、628.0g)を添加する。正珪酸エチルを添加してから7時間後に加熱を止め、加熱停止後から約16時間後に回収した。得られたシードスラリー2は透明で沈殿物はなかった。
(ii)シリカ分散体の製造
イオン交換水(1368.5g)と工業用アルコール製剤(甘糟化学産業社製、アルコゾールP-5、1376.1g)とシードスラリー2(997.2g)とを混合させた。さらにL(+)-アルギニン(1.33g)と25%アンモニア水(大盛化工社製、81.0g)を加えてヒーターを用いて溶液温度を55℃とした。その溶液を750rpmにて撹拌し、そこに、正珪酸エチル(675.9g)とホウ酸アンモニウム・八水和物(和光純薬社製、11.3g)6.5質量%水溶液を240分かけて同時添加した後、旭化成製UF膜モジュール「マイクローザ」型式ACP-1013D(限外ろ過膜の分画分子量:13,000)を用いて供給液流量:3660ml/分で15質量%前後になるまで濃縮し、液量に対して6倍水洗することにより、シリカ分散体2を得た。得られたシリカ分散体2中のシリカ粒子はアモルファスであった。
次に実施例1の(iii)と同じ操作を行いシリカ乾燥粉体2を得、実施例1の(iv)において1000℃まで昇温する以外は同じ操作を行いシリカ焼成物2を得た。得られたシリカ焼成物2はアモルファスであった。また、シリカ乾燥粉体2及びシリカ焼成物(焼成粉)2の元素分析を行いホウ素の減少率を求めたところホウ素の減少率は、6.5%であった。
(i)種粒子(シード)の製造
実施例1と同様にして種粒子を合成する。
(ii)シリカ分散体の製造
イオン交換水(339.1g)と工業用アルコール製剤(甘糟化学産業社製、アルコゾールP-5、764.5g)とシードスラリー1(554g)とを混合させた。さらにL(+)-アルギニン(0.7g)と25%アンモニア水(大盛化工社製、216.5g)を加えてヒーターを用いて溶液温度を50℃とした。その溶液を180rpmにて撹拌し、そこに、正珪酸エチル(375.5g)とホウ酸トリエチル(東京化成工業社製、14.5g)の混合溶液を240分かけて添加した後、旭化成製UF膜モジュール「マイクローザ」型式ACP-1013D(限外ろ過膜の分画分子量:13,000)を用いて供給液流量:3660ml/分で15質量%前後になるまで濃縮し、液量に対して6倍水洗することにより、シリカ分散体3を得た。得られたシリカ分散体3中のシリカ粒子はアモルファスであった。
次に実施例1の(iii)と同じ操作を行いシリカ乾燥粉体3を得、実施例1の(iv)において1000℃まで昇温する以外は同じ操作を行いシリカ焼成物3を得た。得られたシリカ焼成物はアモルファスであった。また、シリカ乾燥粉体3及びシリカ焼成物(焼成粉)3の元素分析を行いホウ素の減少率を求めたところ10%であった。
(i)種粒子(シード)の製造
実施例1と同様にして種粒子を合成する。
(ii)シリカ分散体の製造
イオン交換水(6392g)と工業用アルコール製剤(甘糟化学産業社製、アルコゾールP-5、7644g)とシードスラリー1(5540g)とを混合させた。さらにL(+)-アルギニン(7g)と25%アンモニア水(大盛化工社製、1664g)を加えてヒーターを用いて溶液温度を40℃とした。その溶液を120rpmにて撹拌し、そこに、正珪酸エチル(3753g)を240分かけて添加した後、旭化成製UF膜モジュール「マイクローザ」型式ACP-1013D(限外ろ過膜の分画分子量:13,000)を用いて供給液流量:3660ml/分で15質量%前後になるまで濃縮し、液量に対して6倍水洗することにより、比較シリカ分散体1を得た。得られた比較シリカ分散体1中のシリカ粒子はアモルファスであった。
次に実施例1の(iii)と同じ操作を行い、比較シリカ乾燥粉体1を得、実施例1の(iv)において1000℃まで昇温する以外は同じ操作を行い、比較シリカ焼成物1を得た。得られた比較シリカ焼成物1はアモルファスであった。
(i)シリカの製造
正珪酸エチル(119g)と酸化ホウ素(和光純薬社製、1.8g)を工業用アルコール製剤(甘糟化学産業社製、アルコゾールP-5、1184g)と混合し溶解させる。その溶液を300rpmにて撹拌し、そこに、25%アンモニア水(大盛化工社製、10g)を添加し12時間撹拌した後、旭化成製UF膜モジュール「マイクローザ」型式ACP-1013D(限外ろ過膜の分画分子量:13,000)を用いて供給液流量:3660ml/分で15質量%前後になるまで濃縮し、液量に対して6倍水洗することにより、比較シリカ分散体2を得た。得られた比較シリカ分散体2中のシリカ粒子はアモルファスであった。静置すると固形分は沈降した。
次に実施例1の(iii)と同じ操作を行い、比較シリカ乾燥粉体2を得、実施例1の(iv)において1000℃まで昇温する以外は同じ操作を行い、比較シリカ焼成物2を得た。得られた比較シリカ焼成物2はアモルファスであった。また、比較シリカ乾燥粉体2のホウ素量を測定した結果、ホウ素が検出されなかったことから、種粒子が存在しないとシリカ粒子にホウ素がドープされず、限外濾過工程においてホウ素がシリカ粉体から除去されてしまったと考えられる。
(i)シリカの製造
ホウ酸(和光純薬社製、9.5g)を純水(101g)に溶解させ、さらに25%アンモニア水(1058g)を添加する。これをA液とする。正珪酸エチル(99.5g)を工業用アルコール製剤(595g)と混合し、B液とする。A液を400rpmにて撹拌し、そこに、B液を添加し30分撹拌する。そこに、25%アンモニア水(1512g)と純水(838g)の混合溶液を加え、18時間撹拌した後、旭化成製UF膜モジュール「マイクローザ」型式ACP-1013D(限外ろ過膜の分画分子量:13,000)を用いて供給液流量:3660ml/分で15質量%前後になるまで濃縮し、液量に対して6倍水洗することにより、比較シリカ分散体3を得た。得られた比較シリカ分散体3中のシリカ粒子はアモルファスであった。静置すると固形分は沈降した。
次に実施例1の(iii)と同じ操作を行い、比較シリカ乾燥粉体3を得、実施例1の(iv)において1000℃まで昇温する以外は同じ操作を行い、比較シリカ焼成物3を得た。得られた比較シリカ焼成物3はアモルファスであった。また、比較シリカ乾燥粉体3のホウ素量を測定した結果、ホウ素が検出されなかったことからシリカ粒子にホウ素がドープされず、限外濾過工程においてホウ素がシリカ粉体から除去されてしまったと考えられる。
(i)種粒子(シード)の製造
実施例1と同様にして種粒子を合成する。
(ii)シリカ分散体の製造
イオン交換水(456.2g)と工業用アルコール製剤(甘糟化学産業社製、アルコゾールP-5、458.7g)とシードスラリー1(332.4g)とを混合させた。さらに25%アンモニア水(大盛化工社製、81.0g)を加えてヒーターを用いて溶液温度を45℃とした。その溶液を490rpmにて撹拌し、そこに、正珪酸エチル(225.3g)とホウ酸トリエチル(東京化成工業社製、23.4g)の混合溶液を240分かけて添加したが、ゲル化した。ホウ酸トリエチルの添加量が過剰であったため系中のアンモニアと反応して凝集作用が働いたと考えられる。ゲル化したものに水を加え、20μmフィルターでゲル状凝集物を除いた後、旭化成製UF膜モジュール「マイクローザ」型式ACP-1013D(限外ろ過膜の分画分子量:13,000)を用いて供給液流量:3660ml/分で15質量%前後になるまで濃縮し、液量に対して6倍水洗することにより、比較シリカ分散体4を得た。得られた比較シリカ分散体4中のシリカ粒子はアモルファスであった。
次に実施例1の(iii)と同じ操作を行い、比較シリカ乾燥粉体4を得、実施例1の(iv)において1000℃まで昇温する以外は同じ操作を行い、比較シリカ焼成物4を得た。得られたシリカ焼成物はアモルファスであった。また、比較シリカ乾燥粉体4及び比較シリカ焼成物(焼成粉)4の元素分析を行いホウ素の減少率を求めたところ11%であった。
実施例1、比較例1および2で得られた乾燥粉体について、熱減量分析によるTG分析結果を図7に、DTA分析結果を図8に示す。
熱減量分析の結果、本願実施例1のシリカ乾燥粉体は、加熱による重量減少は確認されなかった。比較例2の重量減少は加水分解が完了しないまま縮合し粒子形成なされたために原料の有機部が残存したものであると考えられる。このことから、実施例1では十分に加水分解され、揮発成分の少ないシリカ粒子が生成されていることが示唆されている。
実施例1と比較例1の粉体をMLCC材料として使用し、HALT試験に供した。MLCCはBaTiO3を主剤とし、実施例1と比較例1で得られた粉体をBaTiO3に対して0.1重量%の割合で添加し作成した。ドーパントとしてY-Dy-Mg-Mn-V系を使用した。MLCCの形状は3225サイズで層間厚みは3μmとした。
作製したMLCCを用いてHALT試験を実施した。HALT試験では印加電圧は全て40(V/μm)一定とし、加速温度140℃,加速電圧128Vの条件で評価した。
結果を表2及び図9に示す。表2及び図9から明らかなように、実施例1に記載のホウ素含有シリカは優れた平均故障時間(MTTF)を示した。
Claims (10)
- ホウ素原子を含む非晶質シリカ粒子と分散媒とを含むホウ素含有シリカ分散体であって、
該ホウ素含有非晶質シリカ粒子は、透過型電子顕微鏡写真において無作為に選んだ40個の粒子によって求めた平均粒子径が10~100nmであり、
該ホウ素含有シリカ分散体は、固形分濃度が5~30質量%であり、
該ホウ素含有シリカ分散体を1000時間静置したときの粒子の沈降率が4%以下であり、該ホウ素含有シリカ分散体を下記の方法で限外ろ過して乾燥したときの酸化物換算でのSiO2及びB2O3の割合は、SiO2及びB2O3の合計100質量%に対して、それぞれ90.0~99.8質量%、0.2~10.0質量%であり、
該分散体の乾燥物を下記の条件で焼成したときのホウ素含有量の減少率が10質量%以下であることを特徴とするホウ素含有シリカ分散体。
<限外ろ過の方法>
分画分子量:13,000の限外ろ過膜を用いて供給液流量:3660ml/分でホウ素含有シリカ分散体の体積の6倍量の純水を逐次添加して水洗する。
<焼成条件>
乾燥物5~10gをアルミナ製坩堝に充填して、大気雰囲気中で200℃/時で1000~1100℃まで昇温し、そのまま5時間保持後、室温まで降温する。 - 前記ホウ素含有非晶質シリカ粒子は、下記の方法により求める粒度分布の平均粒子径D50が10~100nmであることを特徴とする請求項1に記載のホウ素含有シリカ分散体。
<粒度分布の算出方法>
動的光散乱式粒子径分布測定装置により体積平均粒子径の測定を行う。測定時の粒子濃度が測定に適した濃度(ローディングインデックス=0.01~1の範囲)になるようにホウ素含有非晶質シリカ粒子を含むスラリーをイオン交換水で希釈する。
測定時間は60秒とする。
粒子透過性:透過、粒子屈折率:1.46、形状:真球形、密度(g/cm3):1.00、
溶媒:水、屈折率:1.333、粘度:30℃:0.797、20℃:1.002とする。
得られた体積基準粒度分布曲線において積算値が50%のときの粒径値を、平均粒子径D50(nm)とする。 - 前記ホウ素含有シリカ分散体は、透過型電子顕微鏡写真において無作為に選んだ40個の粒子に基づいて求めた粒子径の変動係数(粒子径の標準偏差/平均粒子径)が0.25以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のホウ素含有シリカ分散体。
- 前記ホウ素含有シリカ分散体は、下記の方法により求める粒度分布のD90/D10が4.0以下かつD100が300nm以下であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のホウ素含有シリカ分散体。
<粒度分布の算出方法>
動的光散乱式粒子径分布測定装置により体積平均粒子径の測定を行う。測定時の粒子濃度が測定に適した濃度(ローディングインデックス=0.01~1の範囲)になるようにホウ素含有非晶質シリカ粒子を含むスラリーをイオン交換水で希釈する。
測定時間は60秒とする。
粒子透過性:透過、粒子屈折率:1.46、形状:真球形、密度(g/cm 3 ):1.00、
溶媒条件:水、屈折率:1.333、粘度は30℃:0.797、20℃:1.002とする。
得られた体積基準粒度分布曲線において積算値が10%、90%、100%のときの粒径値を、それぞれ、平均粒子径D 10 (nm)、D 90 (nm)D 100 (nm)とする。 - 前記ホウ素含有非晶質シリカ粒子は、下記の方法により求める平均円形度が0.65以上であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のホウ素含有シリカ分散体。
<平均円形度の算出方法>
透過型電子顕微鏡で撮影したTEM像のファイルを画像解析ソフトで読み込み、粒子解析のアプリケーションを用い、40個の粒子の平均円形度を測定する。 - 前記ホウ素含有シリカ分散体は、下記の方法により測定する粘度が15mPa・s以下であることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のホウ素含有シリカ分散体。
<粘度の測定方法>
温度25℃のホウ素含有シリカ分散体について振動式粘度計により粘度測定を行う。 - 請求項1~6のいずれかに記載のホウ素含有シリカ分散体を製造する方法であって、
該製造方法は、ケイ素原子を含む種粒子を得る工程(A)と、
工程(A)で得られたケイ素原子を含む種粒子と、工程(A)で得られた種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物と、ホウ素原子含有化合物とを混合する工程(B)とを含み、
該工程(B)において、該ケイ素原子含有化合物の加水分解物にホウ素原子含有化合物から析出させたホウ素を反応させることを特徴とするホウ素含有シリカ分散体の製造方法。 - 前記ホウ素原子含有化合物の使用量はホウ素原子数換算で、ケイ素原子を含む種粒子と、該種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物とにおける合計のケイ素原子100モル%に対して0.4~10モル%であることを特徴とする請求項7に記載のホウ素含有シリカ分散体の製造方法。
- 前記ケイ素原子を含む種粒子の使用量はケイ素原子数換算で、ケイ素原子を含む種粒子と、該種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物とにおける合計のケイ素原子100モル%に対して1~20モル%であることを特徴とする請求項7又は8に記載のホウ素含有シリカ分散体の製造方法。
- 前記混合工程(B)において、塩基性触媒を、種粒子とは異なるケイ素原子含有化合物におけるケイ素原子及びホウ素原子含有化合物におけるホウ素原子の合計100モル%に対して10~50モル%添加することを特徴とする請求項7~9のいずれかに記載のホウ素含有シリカ分散体の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020167311 | 2020-10-01 | ||
| JP2020167311 | 2020-10-01 | ||
| PCT/JP2021/034573 WO2022071020A1 (ja) | 2020-10-01 | 2021-09-21 | ホウ素含有シリカ分散体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2022071020A1 JPWO2022071020A1 (ja) | 2022-04-07 |
| JP7148001B2 true JP7148001B2 (ja) | 2022-10-05 |
Family
ID=80950156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021571000A Active JP7148001B2 (ja) | 2020-10-01 | 2021-09-21 | ホウ素含有シリカ分散体及びその製造方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20240002240A1 (ja) |
| JP (1) | JP7148001B2 (ja) |
| KR (1) | KR20230075389A (ja) |
| CN (1) | CN116194405A (ja) |
| TW (1) | TW202222688A (ja) |
| WO (1) | WO2022071020A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES3015332A1 (es) * | 2023-10-31 | 2025-04-30 | Consejo Superior Investigacion | Procedimiento de monitorizacion de la viscosidad de una suspension de material arcilloso con un viscosimetro vibratorio |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004288838A (ja) | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Rodel Nitta Co | スラリ製造装置およびスラリの製造方法 |
| JP2005231954A (ja) | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Tokuyama Corp | 湿式シリカ分散液及びその製造方法 |
| JP2006520736A (ja) | 2003-02-20 | 2006-09-14 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | 分散体安定化方法 |
| JP2008169102A (ja) | 2006-10-12 | 2008-07-24 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 金平糖状シリカ系ゾルおよびその製造方法 |
| JP2017197416A (ja) | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 堺化学工業株式会社 | シリカ粒子分散体及び表面処理シリカ粒子 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003176123A (ja) | 1995-09-12 | 2003-06-24 | Tokuyama Corp | シリカ分散液 |
| JP3879489B2 (ja) * | 2001-11-09 | 2007-02-14 | 王子製紙株式会社 | シリカ微粒子凝集体分散液及びその製造方法 |
| JP2010254574A (ja) | 2006-06-19 | 2010-11-11 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 球状多成分ガラス微粒子 |
| JP2008184351A (ja) | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Kyocera Corp | ガラスゾルおよびその製法 |
| US8873918B2 (en) * | 2008-02-14 | 2014-10-28 | The Curators Of The University Of Missouri | Organosilica nanoparticles and method for making |
| JP2011068507A (ja) | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 球状多成分ガラス微粒子 |
| ES2561278T3 (es) * | 2010-09-10 | 2016-02-25 | Basf Se | Dispersiones de dióxido de silicio |
| DE102012202587A1 (de) * | 2012-02-21 | 2013-08-22 | Evonik Degussa Gmbh | Verfahren zur Herstellung von hochreinem SiO2 |
| KR102299748B1 (ko) * | 2014-02-10 | 2021-09-07 | 가부시기가이샤 닛뽕쇼꾸바이 | 실리카 입자, 그 입자를 포함하는 수지 조성물, 및, 그 용도 |
| JP6646436B2 (ja) | 2015-12-21 | 2020-02-14 | 花王株式会社 | シリカ分散液の製造方法 |
| KR102394895B1 (ko) * | 2016-04-22 | 2022-05-04 | 니끼 쇼꾸바이 카세이 가부시키가이샤 | 실리카계 복합 미립자 분산액 및 그 제조방법 |
| JP7061000B2 (ja) | 2018-04-04 | 2022-04-27 | 株式会社日本触媒 | シリカ粒子又はその分散体の製造方法 |
-
2021
- 2021-09-21 JP JP2021571000A patent/JP7148001B2/ja active Active
- 2021-09-21 WO PCT/JP2021/034573 patent/WO2022071020A1/ja not_active Ceased
- 2021-09-21 CN CN202180064399.8A patent/CN116194405A/zh active Pending
- 2021-09-21 KR KR1020237002439A patent/KR20230075389A/ko active Pending
- 2021-09-21 US US18/247,010 patent/US20240002240A1/en active Pending
- 2021-09-24 TW TW110135607A patent/TW202222688A/zh unknown
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006520736A (ja) | 2003-02-20 | 2006-09-14 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | 分散体安定化方法 |
| JP2004288838A (ja) | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Rodel Nitta Co | スラリ製造装置およびスラリの製造方法 |
| JP2005231954A (ja) | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Tokuyama Corp | 湿式シリカ分散液及びその製造方法 |
| JP2008169102A (ja) | 2006-10-12 | 2008-07-24 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 金平糖状シリカ系ゾルおよびその製造方法 |
| JP2017197416A (ja) | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 堺化学工業株式会社 | シリカ粒子分散体及び表面処理シリカ粒子 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2022071020A1 (ja) | 2022-04-07 |
| US20240002240A1 (en) | 2024-01-04 |
| JPWO2022071020A1 (ja) | 2022-04-07 |
| TW202222688A (zh) | 2022-06-16 |
| KR20230075389A (ko) | 2023-05-31 |
| CN116194405A (zh) | 2023-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW567103B (en) | Copper powder for use in conductive paste having excellent anti oxidization property and process | |
| KR102647949B1 (ko) | 실리카 입자의 분산액 및 그 제조 방법 | |
| CN105813977A (zh) | 二氧化硅粒子及其制造方法以及二氧化硅溶胶 | |
| JP7213234B2 (ja) | シリカ粒子分散液、研磨組成物及びシリカ粒子分散液の製造方法 | |
| JPH05504122A (ja) | 改良されたセラミック誘電体組成物および焼結性を改良する方法 | |
| JP7700819B2 (ja) | シリカゾルの製造方法及びシリカゾル中の中間生成物の抑制方法 | |
| TW201840478A (zh) | 二氧化矽溶膠的製造方法 | |
| JP2018108924A (ja) | シリカ粒子分散液及びその製造方法 | |
| JP7148001B2 (ja) | ホウ素含有シリカ分散体及びその製造方法 | |
| TWI893005B (zh) | 二氧化矽溶膠之製造方法 | |
| JP7132827B2 (ja) | 中空シリカ粒子及びその製造方法 | |
| JPWO2018181713A1 (ja) | シリカ粒子分散液の製造方法 | |
| JP7115650B1 (ja) | ホウ素含有非晶質シリカ粉体及びその製造方法 | |
| CN102219386B (zh) | SiO2基复合氧化物体系玻璃的超微细粉体的制备方法 | |
| JP4044350B2 (ja) | 無孔質球状シリカ及びその製造方法 | |
| JP2007261860A (ja) | ガラス粉末およびその製法 | |
| KR20250146158A (ko) | 실리카 졸의 제조 방법 및 실리카 졸 | |
| JP7516763B2 (ja) | シリカ粒子の製造方法、シリカゾルの製造方法、中間生成物の除去方法及び研磨方法 | |
| JP2005082460A (ja) | 窒化アルミニウム顆粒、その製造方法及び用途 | |
| CN118439621A (zh) | 二氧化硅溶胶 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211129 |
|
| A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211129 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220421 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220614 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220727 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220823 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220905 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7148001 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |