JP6951075B2 - ポリアミド樹脂組成物および成形品 - Google Patents
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Description
<1>(A)ポリアミド樹脂と、(B)ポリオレフィンワックスと、(C)アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩から選択される少なくとも1種の金属塩を含み、(A)ポリアミド樹脂が(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂を含む、ポリアミド樹脂組成物。
<2>前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂が、ジアミン由来の構成単位とジカルボン酸由来の構成単位から構成され、前記ジアミン由来の構成単位の70モル%以上がメタキシリレンジアミンおよびパラキシリレンジアミンの少なくとも一方に由来し、ジカルボン酸由来の構成単位の70モル%以上が、炭素原子数4〜20のα,ω−直鎖脂肪族ジカルボン酸に由来するポリアミド樹脂を含む、<1>に記載のポリアミド樹脂組成物。
<3>前記(C)金属塩が、アスペクト比が5未満の粒子である、<1>または<2>に記載のポリアミド樹脂組成物。
<4>前記(C)金属塩が炭酸塩である、<1>〜<3>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<5>前記(C)金属塩がアルカリ土類金属塩である、<1>〜<4>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<6>前記(B)ポリオレフィンワックスの含有量が、(A)ポリアミド樹脂100質量部に対して1〜50質量部である、<1>〜<5>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<7>(A)ポリアミド樹脂と、(B)ポリオレフィンワックスと、(C)アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩から選択される少なくとも1種の金属塩を含み、前記(A)ポリアミド樹脂が、ジアミン由来の構成単位とジカルボン酸由来の構成単位から構成され、前記ジアミン由来の構成単位の70モル%以上がメタキシリレンジアミンおよびパラキシリレンジアミンの少なくとも一方に由来し、ジカルボン酸由来の構成単位の70モル%以上が、炭素原子数4〜20のα,ω−直鎖脂肪族ジカルボン酸に由来するポリアミド樹脂を含み、前記(C)金属塩が、アスペクト比が5未満の粒子であり、かつ、炭酸カルシウムであり、前記(B)ポリオレフィンワックスの含有量が、(A)ポリアミド樹脂100質量部に対して1〜50質量部である、ポリアミド樹脂組成物。
<8>さらに、(a−2)前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点の高いポリアミド樹脂を含む、<1>〜<7>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<9>前記(a−2)前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点の高いポリアミド樹脂が、ポリアミド66である、<8>に記載のポリアミド樹脂組成物。
<10>さらに、無機充填剤を(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、10〜200質量部の割合で含む、<1>〜<9>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<11>前記無機充填剤がガラス繊維である、<10>に記載のポリアミド樹脂組成物。
<12>さらに、核剤を(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、0.1〜10質量部の割合で含む、<1>〜<11>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<13>さらに、黒色着色剤を(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、0.1〜10質量部の割合で含む、<1>〜<12>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<14>前記(A)ポリアミド樹脂が、さらに、(a−3)前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点が低く、かつ、ガラス転移温度が20℃以上低い脂肪族ポリアミド樹脂を含む、<1>〜<13>のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物。
<15><1>〜<14<のいずれか1つに記載のポリアミド樹脂組成物から形成される成形品。
<16>摺動部品である、<15>に記載の成形品。
<<(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂>>
本発明における(A)ポリアミド樹脂は、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂を含む。半芳香族ポリアミド樹脂を含むことにより、得られる成形品の機械的強度や荷重たわみ温度を高く維持することが可能になる。
ここで、半芳香族ポリアミド樹脂とは、ジアミン由来の構成単位とジカルボン酸由来の構成単位から構成され、ジアミン由来の構成単位およびジカルボン酸由来の構成単位の合計構成単位の30〜70モル%が芳香環を含む構成単位であることをいい、ジアミン由来の構成単位およびジカルボン酸由来の構成単位の合計構成単位の40〜60モル%が芳香環を含む構成単位であることが好ましい。
ジアミン成分として、キシリレンジアミン以外のジアミンを用いる場合は、ジアミン由来の構成単位の20モル%未満であることが好ましく、10モル%以下であることがより好ましい。
また、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂のガラス転移温度は、50〜100℃が好ましく、55〜100℃がより好ましく、特に好ましくは60〜100℃である。この範囲であると、成形品の耐熱性がより良好となる傾向にある。
(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂の分子量分布は、例えば、重合時に使用する開始剤や触媒の種類、量および反応温度、圧力、時間等の重合反応条件などを適宜選択することにより調整できる。また、異なる重合条件によって得られた平均分子量の異なる複数種のポリアミド樹脂を混合したり、重合後の(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂を分別沈殿させることにより調整することもできる。
本発明における(A)ポリアミド樹脂は、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂を1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明における(A)ポリアミド樹脂は、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点の高いポリアミド樹脂(以下、「(a−2)ポリアミド樹脂」ということがある)を含んでいてもよい。このようなポリアミド樹脂を配合すると樹脂組成物の熱変形温度が向上する傾向にある。(a−2)ポリアミド樹脂は、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点が高いが、10℃以上高いことが好ましく20℃以上高いことがさらに好ましい。(a−2)ポリアミド樹脂と(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂の融点の差は、60℃以下であることが好ましく、35℃以下であることがより好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物が2種以上の(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂を含む場合、あるいは、2種以上の(a−2)ポリアミド樹脂を含む場合、少なくとも1種の(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂と、少なくとも1種の(a−2)ポリアミド樹脂が、上記関係を満たせばよい。しかしながら、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂の好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上、さらに好ましくは98質量%以上と、(a−2)ポリアミド樹脂の好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上、さらに好ましくは98質量%以上が、上記関係を満たすことが好ましい。
また、(a−2)ポリアミド樹脂と(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂のガラス転移温度の差は、60℃以下であることが好ましく、35℃以下であることがより好ましい。
また、(a−2)ポリアミド樹脂のガラス転移温度は、30〜120℃が好ましく、35〜100℃がより好ましく、特に好ましくは40〜80℃である。
(a−2)ポリアミド樹脂は、数平均分子量(Mn)の下限が、6,000以上であることが好ましく、8,000以上であることがより好ましく、10,000以上であることがさらに好ましく、15,000以上であることが一層好ましく、20,000以上であることがより一層好ましく、22,000以上であることがさらに一層好ましい。上記Mnの上限は、35,000以下が好ましく、30,000以下がより好ましく、28,000以下がさらに好ましく、26,000以下が一層好ましい。
本発明における(A)ポリアミド樹脂は、(a−2)ポリアミド樹脂を1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明における(A)ポリアミド樹脂は、上記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点が低く、かつ、ガラス転移温度が20℃以上低い脂肪族ポリアミド樹脂(以下、「(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂」ということがある)を含む。(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂は、ガラス転移温度が低く、かつ、融点が低いため、摺動部品に用いた場合に、摺動面の発熱に際し、表面が軟化し、摺動部品の表面の摩耗を効果的に抑制できる。
(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂は、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点が低いが10℃以上低いことが好ましく、15℃以上低いことがより好ましい。また、(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂と(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂の融点の差は、30℃以内であることが好ましい。
(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂は、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりもガラス転移温度が20℃以上低いが、25℃以上低いことが好ましく、26℃以上低いことがより好ましい。(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂と(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりもガラス転移温度の差は、35℃以内であることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物が2種以上の(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂を含む場合、あるいは、2種以上の(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂を含む場合、少なくとも1種の(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂と、少なくとも1種の(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂が、上記関係を満たせばよい。しかしながら、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂の好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上、さらに好ましくは98質量%以上と、(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂の好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上、さらに好ましくは98質量%以上が、上記関係を満たすことが好ましい。
また、(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂のガラス転移温度は、30〜120℃が好ましく、35〜100℃がより好ましく、特に好ましくは40〜80℃である。
(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂は、数平均分子量(Mn)の下限が、4,000以上であることが好ましく、4,000以上であることがより好ましく、5,000以上であることがさらに好ましく、7,000以上であることが一層好ましく、8,000以上であることがより一層好ましく、10,000以上であることがさらに一層好ましい。上記Mnの上限は、20,000以下が好ましく、17,000以下がより好ましく、15,000以下がさらに好ましく、13,000以下が一層好ましい。
本発明における(A)ポリアミド樹脂は、(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂を1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明における(A)ポリアミド樹脂は、上記ポリアミド樹脂(a−1)〜(a−3)以外のポリアミド樹脂を1種または2種以上含んでいてもよい。
本発明の実施形態の一例では、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂と(a−2)ポリアミド樹脂の合計量が(A)ポリアミド樹脂の90質量%以上を占めることが好ましく、95質量%以上を占めることがより好ましく、99質量%以上を占めることがさらに好ましい。
また、本実施形態では、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂と(a−2)ポリアミド樹脂の質量比である、(a−1)/(a−2)の割合が1.0〜10.0であることが好ましく、3.0〜8.0であることがより好ましい。このような比率とすることにより、半芳香族ポリアミド樹脂の低吸水特性を大幅に損なうことなく、樹脂組成物の熱変形温度をより向上することができる。
本実施形態では、(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂と(a−3)低融点脂肪族ポリアミド樹脂の質量比である、(a−1)/(a−3)が0.5〜5.0であることが好ましい。このような比率とすることにより、比摩耗量がより少なくなる傾向にある。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、ポリオレフィンワックスを含む。ポリオレフィンワックスを含むことにより、樹脂組成物の摩擦係数を低減し、材料摺動面の摩耗を低減させることができる。ポリオレフィンワックスの例には、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリエチレン共重合体、またはそれらを酸化変性または酸変性することによって極性基を導入した、変性ポリエチレンワックスが含まれる。また、酸化変性または酸変性することによって、極性基を導入した、変性ポリエチレンワックスを(B)ポリオレフィンワックスの1〜10質量%の量で配合すると、ポリアミド樹脂中での分散性を向上させることができ、より好ましい。ポリオレフィンワックスの数平均分子量(Mn)は、適宜選択して決定すればよいが、20000未満であることが好ましく、500〜15000がより好ましく、1000〜10000であることがさらに好ましく、1000〜9000であることが特に好ましい。ポリオレフィンワックスのMnは、ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)により測定できる。
本発明において用いられるポリオレフィンワックスは、融点が60〜145℃であることが好ましい。
ポリオレフィンワックスの市販品としては、例えば、三井化学社製"三井ハイワックス"の800P、400P、200P、100P、720P、420P、320P、405MP、320MP、4051E、2203A、1140H、NL800、NP055、NP105、NP505、NP805、1105A、2203AおよびNP0555Aなどを用いることができる。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、ポリオレフィンワックスを、1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩から選択される少なくとも1種の金属塩を含む。前記(C)金属塩を配合することにより、ポリオレフィンワックスの溶出を効果的に抑制し、摺動部品としたときの摺動面の硬度をより高く維持することが可能になり、耐摩耗性を向上させることができる。本発明で用いる金属塩は、アルカリ土類金属塩であることが好ましい。
アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムが例示される。アルカリ土類金属としては、カルシウム、マグネシウム、バリウムが例示され、カルシウムまたはバリウムが好ましい。
本発明では、金属塩は、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウムなどの炭酸塩、および、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウムなどの硫酸塩が好ましく、炭酸塩がより好ましく、炭酸カルシウムおよび炭酸バリウムがさらに好ましく、炭酸カルシウムが一層好ましい。
金属塩の粒子径は、0.1〜50μmであることが好ましく、0.5〜30μmであることがより好ましく、1〜10μmであることがさらに好ましい。
本発明で用いる金属塩は、アスペクト比が5未満の粒子であることが好ましい。このようなアスペクト比とすることにより、金属塩が球状に近づき、本発明の効果がより効果的に達成される。
上記金属塩の市販品としては、日東粉化工業社製、NS100が例示される。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、上記(C)金属塩を、1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、ポリアミド樹脂組成物を補強し、剛性、耐熱性および寸法安定性等を向上させる目的で、無機充填剤を配合することが好ましい。無機充填剤の形状等については、特に制限はなく、繊維状、板状、粒状、針状のいずれでもよいが、繊維状が好ましい。但し、本発明における無機充填剤は、後述する核剤および金属塩を除く趣旨である。
無機充填剤の具体例としては、例えば、ガラスを主成分とする無機充填剤(ガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、ミルドファイバー)、アルミナ繊維および炭素繊維が好ましく、ガラスを主成分とする無機充填剤がより好ましく、ガラス繊維がさらに好ましい。
原料ガラスの組成は、無アルカリのものも好ましく、例えば、Eガラス、Cガラス、Sガラス等が挙げられるが、本発明では、Eガラスが好ましく用いられる。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、無機充填剤を、1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、結晶化速度を上げて成形性を高めるため、核剤を含んでいてもよい。核剤の種類は、特に、限定されるものではないが、タルク、窒化ホウ素、マイカ、カオリン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、窒化珪素、チタン酸カリウムおよび二硫化モリブデンが好ましく、タルクおよび窒化ホウ素がより好ましく、タルクがさらに好ましい。
核剤の平均粒子径は、4〜10μmであることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物が核剤を含む場合、その含有量は、(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、0.1〜10質量部であることが好ましく、0.5〜8質量部がより好ましく、1〜5質量部がさらに好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、核剤を、1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、黒色着色剤を含んでいてもよい。本発明で用いる黒色着色剤としては、カーボンブラックが例示される。カーボンブラックの詳細は、特開2011−57977号公報の段落0021の記載を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる。
また、本発明のポリアミド樹脂組成物にカーボンブラック等の黒色着色剤を配合する場合、ポリアミド樹脂組成物の製造に際し、特開2011−57977号公報の段落0038〜0042の記載を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる。
本発明で用いるカーボンブラックは、DBP吸油量が40〜60g/cm3であることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物が黒色着色剤を含む場合、その含有量の下限値は、(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、0.1質量部以上であることが好ましく、0.5質量部以上であることがより好ましく、0.6質量部以上であることがさらに好ましく、0.8質量部以上であることが一層好ましく、1質量部以上であることがより一層好ましい。前記下限値を上記値とすることにより、比摩耗量をより小さくできる。また、成形品の外観をより向上させることができる。一方、前記黒色着色剤の含有量の上限値は、(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、10質量部以下であることが好ましく、8質量部以下であることがより好ましく、6質量部以下であることがさらに好ましい。前記上限値を上記値とすることにより、成形品の外観をより向上させることができる。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、黒色着色剤を、1種のみ含んでいてもよいし、2種以上含んでいてもよい。2種以上含む場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、上記の他、ポリアミド樹脂に一般的に用いられうる他の添加剤を含んでいてもよい。このようなその他の添加剤としては、ポリアミド樹脂以外の樹脂、離型剤、潤滑剤、安定剤、難燃剤、蛍光漂白剤、可塑化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、流動性改良剤等が例示される。他の添加剤の含有量は、合計で、ポリアミド樹脂組成物の5質量%以下であることが好ましい。これらの添加剤の詳細は、特開2011−57977号公報や特開2015−129244号公報に記載を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる。
他の樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、フェノール樹脂、およびエポキシ樹脂等が挙げられる。
本発明のポリアミド樹脂組成物の製造方法は、特に定めるものではなく、公知の熱可塑性樹脂組成物の製造方法を広く採用できる。具体的には、各成分を、タンブラーやヘンシェルミキサーなどの各種混合機を用い予め混合した後、バンバリーミキサー、ロール、ブラベンダー、単軸押出機、二軸押出機、ニーダーなどで溶融混練することによってポリアミド樹脂組成物を製造することができる。
さらに、例えば、一部の成分を予め混合し押出機に供給して溶融混練することで得られる樹脂組成物をマスターバッチとし、このマスターバッチを再度残りの成分と混合し、溶融混練することによってポリアミド樹脂組成物を製造することもできる。
次に、本発明のポリアミド樹脂組成物から形成される成形品について説明する。 本発明のポリアミド樹脂組成物をペレタイズして得られたペレットは、各種の成形法で成形して成形品とされる。またペレットを経由せずに、押出機で溶融混練された樹脂組成物を直接、成形して成形品にすることもできる。
成形品の形状としては、特に制限はなく、成形品の用途、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、板状、プレート状、ロッド状、シート状、フィルム状、円筒状、環状、円形状、楕円形状、歯車状、多角形形状、異形品、中空品、枠状、箱状、パネル状のもの等が挙げられる。
摺動部品の具体例としては、電気用品、事務機器および動力機器等の歯車、回転軸、軸受け、各種ギア、カム、メカニカルシールの端面材、バルブなどの弁座、Vリング、ロッドパッキン、ピストンリング、ライダーリング等のシール部材、圧縮機の回転軸、回転スリーブ、ピストン、インペラー、ローラー等に好適に使用できる。
(ポリアミド(MP10)の合成)
攪拌機、分縮器、全縮器、温度計、滴下ロート及び窒素導入管、ストランドダイを備えた反応容器に、精秤したセバシン酸12,135g(60mol)、次亜リン酸ナトリウム一水和物(NaH2PO2・H2O)3.105g(ポリアミド樹脂中のリン原子濃度として50質量ppm)、酢酸ナトリウム1.61gを入れ、十分に窒素置換した後、さらに少量の窒素気流下で系内を攪拌しながら170℃まで加熱した。酢酸ナトリウム/次亜リン酸ナトリウム一水和物のモル比は、0.67とした。
これにメタキシリレンジアミンとパラキシリレンジアミンの7:3の混合ジアミン8,172g(60mol)を攪拌下に滴下し、生成する縮合水を系内へ除きながら系内を連続的に昇温した。混合メタキシリレンジアミンの滴下終了後、内温を260℃として40分間溶融重合反応を連続した。
その後、系内を窒素で加圧し、ストランドダイからポリマーを取り出して、これをペレット化し、約24kgのポリアミド樹脂を得た。得られたポリアミドの融点は215℃、ガラス転移点は、64.4℃、Mnは14,286であった。
(A)ポリアミド樹脂
(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂:ポリアミドMXD6(メタキシリレンジアミンとアジピン酸との重縮合物)、三菱ガス化学社製「ポリアミドMXD6#6000」、融点243℃、ガラス転移温度75℃、Mn25000
(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂:上記で合成したMP10
(a−2)(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点の高いポリアミド樹脂:ポリアミド66(PA66)、東レ社製、アミランCM3001、融点268℃、ガラス転移温度50℃、Mn24000
(a−3)(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点が低く、かつ、ガラス転移温度が20℃以上低い脂肪族ポリアミド樹脂:ポリアミド6(PA6)、デュポン社製、ザイテル1011FB、融点225℃、ガラス転移温度48℃、Mn11000
LDPE−WAX:三井化学社製、ハイワックス720P、Mn7200
HDPE−WAX:三井化学社製、ハイワックス800P、Mn8000
酸変性LDPE−WAX:三井化学社製、ハイワックス1105A、Mn1500
炭酸カルシウム:日東粉化工業社製、アスペクト比1、粒子径2μm
炭酸バリウム:純正化学社製、アスペクト比2、粒子径5μm
ガラス繊維:日本電気硝子社製、ECS03T−296GH、数平均繊維径10μm
核剤
タルク:林化成社製、ミクロンホワイト5000A、平均粒子径7μm
黒色着色剤
カーボンブラック:三菱化学社製、#45、DBP吸油量53g/10cm3
ポリアミド樹脂の融点は、DSC(示差走査熱量測定)法により観測される昇温時の吸熱ピークのピークトップの温度として測定した。ポリアミド樹脂のガラス転移温度は、ポリアミド樹脂を一度加熱溶融させ熱履歴による結晶性への影響をなくした後、再度昇温して測定されるピークトップの温度として測定した。
具体的には、DSC測定器を用い、試料であるポリアミド樹脂の量は約1mgとし、雰囲気ガスとしては窒素を30mL/分で流し、昇温速度は10℃/分の条件で室温から予想される融点以上の温度まで加熱し溶融させた際に観測される吸熱ピークのピークトップの温度から融点を求めた。次いで、溶融したポリアミド樹脂を、ドライアイスで急冷し、10℃/分の速度で融点以上の温度まで再度昇温し、ガラス転移温度を求めた。DSC測定器としては、島津製作所(SHIMADZU CORPORATION)製、DSC−60を用いた。
<<ポリアミド樹脂組成物のコンパウンド>>
最終組成が後述する表に示す組成となるように(表中の各成分の量は質量比である)、各成分をそれぞれ秤量し、ガラス繊維を除く成分をタンブラーにてブレンドし、二軸押出機(東芝機械社製、TEM26SS)の根本から投入し、溶融した。カーボンブラックは、ポリアミド樹脂で50質量%マスターバッチを製造してから投入し、混練した。混練後、ガラス繊維をサイドフィードして樹脂ペレット(ポリアミド樹脂組成物)を作製した。押出機の設定温度は、280℃にて実施した。
上述の製造方法で得られた樹脂ペレットを120℃で4時間乾燥させた後、日精樹脂工業社製、NEX140IIIを用いて、4mm厚さのISO引張り試験片を射出成形した。シリンダー温度は280℃、金型温度は130℃にて実施した。
ISO178に準拠して、上記ISO引張り試験片(4mm厚)を用いて、23℃の温度で曲げ強度(単位:MPa)および曲げ弾性率(単位:GPa)を測定した。
ISO75−1,2に準拠して、上記ISO引張り試験片(厚さ4mm)を用いて、曲げ応力1.80MPa条件下で荷重たわみ温度を測定した。
上述の製造方法で得られた樹脂ペレットを120℃で4時間乾燥させた後、日精樹脂工業社製、NS−40を用いて、接触面積2cm2の中空円筒試験片を射出成形した。このとき、シリンダー温度は280℃、金型温度は130℃にて実施した。
JISK7218(A)法に準拠し、温度23℃、湿度50%環境下で、中空円筒試験片同士での摩擦摩耗試験を、線速度100mm/秒、加圧荷重5kgf条件下にて20時間実施し、同材料に対する比摩耗量を、装置固定側と可動側それぞれの試験片について測定した。比摩耗量は、摩耗減少した試験片体積を、総走行距離と加圧荷重で除して算出した。
上述の成形方法で得られた中空円筒試験片同士での摩擦摩耗試験を、線速度100mm/秒条件にて、初期加圧荷重5kgfとし、1分間毎に加圧荷重を5kgf増していく方法で行い、限界PV値を求めた。限界PV値は、線速度と試験片溶融時の加圧荷重の積で求められた。
上述の製造方法で得られた樹脂ペレットを120℃で4時間乾燥させた後、日精樹脂工業社製、NS−40を用いて、接触面積2cm2の中空円筒試験片を射出成形した。このとき、シリンダー温度は280℃、金型温度は130℃にて実施した。得られた試験片について、外観を以下の通り評価した。
A:黒味が十分であり、フィラー浮きも見られない。
B:黒味が不十分、もしくはフィラー浮きが見られる。
C:黒味が不十分、かつフィラー浮きが見られる。
これに対し、ポリアミド樹脂組成物が、ポリオレフィンワックスと所定の金属塩を含む場合(実施例1〜4)、高い機械的強度を維持しつつ、比摩耗量の少ない成形品が得られた。
Claims (11)
- (A)ポリアミド樹脂と、(B)ポリオレフィンワックスと、(C)アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩から選択される少なくとも1種の金属塩と、ガラス繊維とを含み、
(A)ポリアミド樹脂が(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂を含み、
ガラス繊維を(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、75〜200質量部の割合で含み、
前記(C)金属塩が炭酸塩であり、(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、炭酸塩を1〜30質量部を含む、ポリアミド樹脂組成物。 - 前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂が、ジアミン由来の構成単位とジカルボン酸由来の構成単位から構成され、前記ジアミン由来の構成単位の70モル%以上がメタキシリレンジアミンおよびパラキシリレンジアミンの少なくとも一方に由来し、ジカルボン酸由来の構成単位の70モル%以上が、炭素原子数4〜20のα,ω−直鎖脂肪族ジカルボン酸に由来するポリアミド樹脂を含む、請求項1に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(C)金属塩が、アスペクト比が5未満の粒子である、請求項1または2に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(B)ポリオレフィンワックスの含有量が、(A)ポリアミド樹脂100質量部に対して1〜50質量部である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- さらに、(a−2)前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点の高いポリアミド樹脂を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(a−2)前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点の高いポリアミド樹脂が、ポリアミド66である、請求項5に記載のポリアミド樹脂組成物。
- さらに、核剤を(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、0.1〜10質量部の割合で含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- さらに、黒色着色剤を(A)ポリアミド樹脂100質量部に対し、0.1〜10質量部の割合で含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(A)ポリアミド樹脂が、さらに、(a−3)前記(a−1)半芳香族ポリアミド樹脂よりも融点が低く、かつ、ガラス転移温度が20℃以上低い脂肪族ポリアミド樹脂を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物から形成される成形品。
- 摺動部品である、請求項10に記載の成形品。
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