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JP6869075B2 - 錠装置 - Google Patents

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JP6869075B2
JP6869075B2 JP2017065919A JP2017065919A JP6869075B2 JP 6869075 B2 JP6869075 B2 JP 6869075B2 JP 2017065919 A JP2017065919 A JP 2017065919A JP 2017065919 A JP2017065919 A JP 2017065919A JP 6869075 B2 JP6869075 B2 JP 6869075B2
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Description

本発明は、開閉体の施錠に用いられる錠装置に関する。
従来より、クレセント錠のような、施錠用の錠部材に回動部材を用いた錠装置が提案されている。この種の錠装置では、多機能化を図るため、発電機能や通信機能を持つ電子部品を組み込む場合がある(たとえば、特許文献1参照)。この場合、電子部品を作動させるため、通常、錠部材と連動して動作する歯車等の連動部材を組み込んでいる。
特開2005−366324号公報
錠装置は、錠部材を支持する回動軸の軸方向と直交する方向での寸法(以下、軸直交寸法という)の小型化を要請されることがある。また、錠装置は、前述の電子部品の他に、錠部材を施錠位置にロックするロック部材を組み込む場合もある。このような二重ロック用のロック部材や電子部品を組み込みつつ、前述の観点のもとで小型化を図った錠装置は未だ提案されていない。
本発明のある態様は、このような課題に鑑みてなされ、その目的の1つは、二重ロック用のロック部材や電子部品を組み込みつつ小型化を図れる錠装置を提供することにある。
本発明の第1態様は錠装置であり、錠ベースに回動軸を介して回動可能に支持され、その回動により開閉体を施錠可能な錠部材と、前記錠部材と連動して動作可能な第1連動部材と、前記錠部材と連動して動作することにより電子部品を作動可能な第2連動部材と、前記第1連動部材と当たることにより前記錠部材を施錠位置にロックするロック位置と、そのロックを解除するロック解除位置との間を移動可能なロック部材と、を備え、前記ロック部材は、その移動軌跡が、前記回動軸の軸方向に前記第2連動部材と重なる位置を通るように設けられる。
第1態様によれば、第1連動部材、第2連動部材、ロック部材を、回動軸の軸方向に直交する同じ平面上で動作させる場合より、それらが占める部分の軸直交寸法を縮小できる。よって、ロック部材や電子部品を組み込みつつ、錠装置の軸直交寸法の小型化を図れる。
実施形態の錠装置が用いられる建具を示す正面図である。 実施形態の錠装置を背面から見た模式的な部分断面図である。 図1の矢視Paから見た錠装置の模式的な部分側面図である。 錠部材が施錠位置にある錠装置を図2と同じ視点から見た図である。 錠部材が施錠位置にある錠装置を図3と同じ視点から見た図である。 ロック部材がロック位置にある錠装置を図2と同じ視点から見た図である。 ロック部材がロック位置にある錠装置を図3と同じ視点から見た図である。 実施形態の電子部品と関連する構成の機能ブロックを示す構成図である。 実施形態のロック部材の移動軌跡を示す図である。 実施形態の第1連動部材の当て部の移動軌跡を示す図である。
以下、実施形態、変形例では、同一の構成要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図面では、説明の便宜のため、構成要素の一部を適宜省略したり、構成要素の寸法を適宜拡大、縮小して示す。
まず、実施形態の錠装置を想到するに至った背景から説明する。実施形態の錠装置は、建具の障子の施錠に用いられる。障子に錠装置を固定する場合、障子の奥行方向(後述する)の側面より錠装置がはみ出てしまうと、意匠性の低下を招く。このため、障子に錠装置を固定する場合、障子の奥行方向での寸法(以下、奥行寸法という)に納まるように、錠装置の奥行寸法の小型化が要請される。
実施形態の錠装置では、二重ロック用のロック部材や電子部品を組み込みつつ、このような小型化への要請に応えるための工夫を採用している。詳しくは、二重ロック用の第1連動部材と、電子部品用の第2連動部材を用いるうえで、ロック部材の移動軌跡が第2連動部材と回動軸の軸方向に重なるように構成している。これにより、第1連動部材、第2連動部材、ロック部材を同じ軸直交平面上で動作させる場合より、それらが占める部分の奥行寸法や上下方向での寸法(以下、上下寸法という)を縮小できる。本明細書での「軸直交平面」とは回動軸の軸方向に直交する平面をいう。以下、実施形態の錠装置の詳細を説明する。
図1は、実施形態の錠装置10が用いられる建具12を示す正面図である。実施形態の建具12は、主に、サッシ枠14と、複数の障子16、18と、錠装置10とを備える。以下、障子16、18を正面から見た奥行方向(見込方向)を奥行方向X、奥行方向Xと直交する水平方向を左右方向Y、奥行方向Xと直交する鉛直方向を上下方向Zとして、各構成要素の位置関係を説明する。
サッシ枠14は、複数の枠材を矩形状に枠組みして構成される。サッシ枠14は、ビス止め等によって、建物に形成される建物開口部に固定される。
複数の障子16、18は、サッシ枠14の内側に開閉可能に納められる。実施形態の複数の障子16、18は、サッシ枠14の内側に引き違いに納められる引き違い戸である。複数の障子16、18には、奥行方向Xの手前側に配置される内障子16(第1障子)と、奥行方向Xの奥側に配置される外障子18(第2障子)とが含まれる。内障子16と外障子18とは、建物開口部を全閉する全閉位置にあるとき、奥行方向Xに重なり合う召し合わせ框20を有する。図1では、複数の障子16、18が建物開口部を開く開位置にある状態を示す。
図2は、錠装置10を背面から見た模式的な部分断面図である。図3は、図1の矢視Paから見た錠装置10の模式的な部分側面図である。図2、図3では、後述する錠部材24が解錠位置にあり、ロック部材32がロック解除位置にある状態を示す。
実施形態の錠装置10はクレセント錠である。錠装置10は、主に、錠ケース22と、錠部材24と、第1連動部材26と、第2連動部材28と、電子部品30と、ロック部材32と、付勢部材34とを備える。
錠ケース22は、錠装置10の構成部品を支持する錠ベースとして機能する。錠ケース22は、ビス止め等によって、内障子16の召し合わせ框20の外周面に固定される。
錠ケース22は、錠装置10の構成部品を収納する収納部22aを有する。収納部22aは、内障子16の召し合わせ框20と左右方向Yに対向する位置に形成される。収納部22aは、奥行寸法より上下寸法が大きくなるように形成される。
錠ケース22には、回動軸36が挿通される軸孔22bが形成される。回動軸36は、錠ケース22の軸孔22bに回動自在に支持される。回動軸36は、障子16の左右方向Yに回動軸36の軸方向Wを合わせた状態で錠ケース22に支持される。ここでの回動軸36の軸方向Wとは、回動軸36の回転中心線に沿った方向をいう。
錠部材24は、錠ケース22から外部に突出する箇所で回動軸36に固定される。錠部材24は、錠ケース22に回動軸36を介して回動自在に支持されることになる。錠部材24は、掛け部24aと、使用者により操作されるレバー部24bとを有する。
錠部材24は、不図示のストッパによって、回動方向での可動範囲が制限されている。錠部材24は、回動方向での可動範囲の一端側にある施錠位置と、その可動範囲の他端側にある解錠位置との間を移動可能である。
図4、図5は、錠部材24が施錠位置にある錠装置10を示す。図4は、図2と同じ視点から見た図であり、図5は、図3と同じ視点から見た図である。錠部材24は、外障子18の召し合わせ框20に固定される錠受け38(図1参照)と協働して、複数の障子16を施錠可能である。詳しくは、錠部材24は、図4、図5に示すように、施錠位置にあるとき、錠受け38に掛け部24aを引っ掛けることで、複数の障子16、18を施錠する。一方、錠部材24は、図2、図3に示すように、解錠位置にあるとき、錠受け38に対する掛け部24aの引っ掛けを解除することで、複数の障子16、18を解錠する。錠部材24は、回動方向の一方側に向かう施錠方向Pb1(図3参照)に回動することで施錠位置に移動し、複数の障子16、18を施錠する。一方、錠部材24は、回動方向の他方側に向かう解錠方向Pb2(図5参照)に回動することで解錠位置に移動し、複数の障子16、18を解錠する。
図2、図3を参照する。第1連動部材26は、錠部材24と連動して動作可能であり、ロック部材32と協働して錠部材24を施錠位置にロックする役割を果たす。第1連動部材26は、錠ケース22の収納部22a内に配置される。実施形態の第1連動部材26は、錠ケース22から内部に突出する箇所で回動軸36に固定される。実施形態の第1連動部材26は、錠部材24と連動して回動軸36と一体的に回動することになる。
第1連動部材26は、第1小径部26aと、第1小径部26aより反錠部材側に設けられた第1大径部26bとを有する。ここでの反錠部材側とは、言及している構成要素を基準として、錠部材24とは軸方向Wの反対側(図2の左側)をいう。第1大径部26bは第1小径部26aより大径であり、第1小径部26aより径方向外側に張り出すように形成される。
第1連動部材26は、ロック部材32と協働して錠部材24を施錠位置にロックするための当て部26cを有する。実施形態の当て部26cは、第1大径部26bより径方向外側に突き出る凸部である。
第2連動部材28は、錠部材24と連動して動作可能であり、その動作により電子部品30を作動させる役割を果たす。第2連動部材28は、錠ケース22の収納部22a内に配置される。実施形態の第2連動部材28は、錠ケース22の内壁面から軸方向に突出する固定軸38に回転自在に支持される。
第2連動部材28は、第2小径部28aと、第2小径部28aより軸方向Wの錠部材24側に設けられた第2大径部28bとを有する。第2大径部28bは、第2小径部28aより大径であり、第2小径部28aより径方向外側に張り出すように形成される。
第1連動部材26の第1小径部26aには第1歯部26dが形成される。第2連動部材28の第2小径部28aには第1歯部26dと噛み合う第2歯部28cが形成される。第2連動部材28には、第1歯部26dと第2歯部28cを組み合わせた動力伝達構造を用いて、第1連動部材26から動力が伝達される。実施形態では第1連動部材26が駆動部材となり、第2連動部材28が駆動部材(第1連動部材26)により駆動される従動部材となる。
第2連動部材28は、電子部品30を作動させるための作動部28dを有する。実施形態の作動部28dは、一方向に延びる棒状をなし、その基端部が第2大径部28bに接続される。
実施形態の電子部品30は、発電機能と通信機能の両方を持つ。電子部品30は、第1連動部材26や回動軸36より上側に配置される。電子部品30は、ケーシング30aと、外力による入力を受け付ける複数の入力受付部30b、30cとを有する。ケーシング30aは、ビス止め等によって、錠ケース22に固定される。ケーシング30aの内部には、後述する発電部30d、通信部30eを構成する素子や回路等が収容される。
実施形態の入力受付部30b、30cには、第1入力受付部30bと、第2入力受付部30cとが含まれる。第1入力受付部30b及び第2入力受付部30cのそれぞれはシーソースイッチ式の押しボタンとして機能する。詳しくは、第1入力受付部30b及び第2入力受付部30cのそれぞれは、第2連動部材28の作動部28dから外力を受けて押し込み可能である。第1入力受付部30b及び第2入力受付部30cの一方が押し込まれると他方が押し込み前の位置に復帰する。
第2連動部材28の作動部28dは、図3に示すように、錠部材24が施錠方向Pb1に回動したとき、錠部材24に連動して方向Pc1に移動し、第1入力受付部30bに外力を入力する。一方、第2連動部材28の作動部28dは、図5に示すように、錠部材24が解錠方向Pb2に回動したとき、錠部材24に連動して方向Pc2に移動し、第2入力受付部30cに外力を入力する。電子部品30は、入力受付部30b、30cに対する外力の入力を受けて作動する。電子部品30の詳細は後述する。
図2、図3に戻る。ロック部材32は、錠ケース22の奥行方向Yの手前側(図3の左側)にある側壁部22cに形成された溝部22dに一部が挿通される。錠ケース22の溝部22dは上下方向に延びている。
ロック部材32は、錠ケース22の側壁部22cの外側に配置されるつまみ部32aを有する。つまみ部32aは、錠ケース22の外部に配置され、使用者により操作される。
ロック部材32は、錠ケース22の内側に配置されるガイド部32bを有する。ロック部材32のガイド部32bは、錠ケース22の側壁部22cの内壁面をスライドすることにより、ロック部材32の動きをガイドする。これにより、ロック部材32は、錠ケース22の側壁部22cに上下方向にスライド可能に支持される。
ガイド部32bは、ロック部材32のスライド方向に長い長尺状をなしており、その上端部にはロック片32cが設けられる。ロック片32cは、ガイド部32bの上端部より軸方向Wの錠部材24側であって、ガイド部32bより奥行方向Xの内側に設けられる。また、ロック片32cは、回動軸36より上側に配置される。
図6、図7は、ロック部材32がロック位置にある錠装置10を示し、図6は、図2と同じ視点から見た図であり、図7は、図3と同じ視点から見た図である。ロック部材32は、そのスライド方向での可動範囲の一端側にあるロック位置(図6、図7参照)と、他端側にあるロック解除位置(図4、図5参照)の間を移動可能である。
図6、図7に示すように、ロック部材32がロック位置にあり、かつ、錠部材24が施錠位置にあるとき、ロック部材32のロック片32cは、第1連動部材26の当て部26cと当たることにより、第1連動部材26や錠部材24の動きを拘束する。これにより、ロック部材32は、錠部材24の解錠方向Pb2への回動を拘束し、錠部材24を施錠位置にロックする。一方、図4、図5に示すように、ロック部材32がロック解除位置にあるとき、ロック片32cは、第1連動部材26や錠部材24の動きを許容し、錠部材24のロックを解除する。
図2、図3に戻る。付勢部材34は、回動軸36及び第2連動部材28より反錠部材側に配置される。また、付勢部材34は、第1連動部材26の第1歯部26dや当て部26cより反錠部材側に配置される。また、付勢部材34は、その全体がロック部材32のロック片32cより下側に配置される。付勢部材34の全体は、ロック部材32のロック片32cを挟んで電子部品30とは上下方向Zの反対側に配置されることになる。
第1連動部材26は、第1大径部26bから反錠部材側に向けて突き出る第1取付部26eを有する。錠ケース22は、収納部22aの内壁面から反錠部材側に向けて突き出る第2取付部22eを有する。実施形態の付勢部材34は、弾性変形可能な弾性体として機能する引張コイルバネである。付勢部材34の一端部は第1連動部材26の第1取付部26eに取り付けられ、その他端部は錠ケース22の第2取付部22eに取り付けられる。これにより、付勢部材34は、第1連動部材26を介して錠部材24を付勢可能となる。
付勢部材34は、図2、図3に示すように、錠部材24の回動方向での可動範囲の中で解錠位置寄りの位置にあるとき、解錠方向d1に錠部材24を付勢する。一方、付勢部材34は、図4、図5に示すように、錠部材24の回動方向での可動範囲の中で施錠位置寄りの位置にあるとき、施錠方向d2に錠部材24を付勢する。これにより、錠部材24は、錠部材24の回動方向での可動範囲の両端側にある解錠位置または施錠位置に保持される。このように、付勢部材34は、錠部材24の回動位置に応じて、錠部材24を解錠方向d1及び施錠方向d2の何れかに向けて付勢する。
図8は、電子部品30と関連する構成の機能ブロックを示す構成図である。電子部品30は、複数の入力受付部30b、30cの他に、発電部30dと、通信部30eとを有する。各ブロックは、ハードウェア的には種々の素子や回路で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等により実現される。ここでは、それらの連携により実現される機能ブロックを描いている。これらの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェアの組合せにより様々な態様で実現できる。
発電部30dは、入力受付部30b、30cに対する入力を受けて一時的に発電可能である。実施形態の発電部30dは、磁歪素子を用いて発電可能である。詳しくは、発電部30dは、入力受付部30b、30cに対する外力の入力を受けると磁歪素子が変形し、磁歪素子の逆磁歪効果により一時的に発電可能である。
通信部30eは、入力受付部30b、30cに対する入力を契機として外部通信機器40と通信可能である。実施形態の通信部30eは、発電部30dから電力の供給を受けて外部通信機器40と通信する。通信部30eは、錠装置10の状態を示す状態情報と、錠装置10を特定するID情報とを外部通信機器40に送信する。状態情報は、錠装置10が施錠状態及び解錠状態の何れにあるかを示す。実施形態の通信部30eは、第1入力受付部30bに外力が入力されたとき、施錠状態であることを示す状態信号を送信し、第2入力受付部30cに外力が入力されたとき、解錠状態であることを示す状態信号を送信する。
外部通信機器40は、複数の錠装置10(本図では単数のみ図示)から送信された情報を集約して管理する。外部通信機器40は、錠装置10から送信された状態情報やID情報を表示端末42に表示させる機能を持つ。この表示端末42は、たとえば、コンピュータのディスプレイ、スマートフォン、タブレット等の電子機器である。
以上の錠装置10の動作を説明する。
まず、図2、図3に示すように、ロック部材32をロック解除位置に配置した状態で、錠部材24を施錠方向Pb1に回動させることにより、錠部材24を解錠位置から施錠位置に移動させる場合を考える。この場合、錠部材24に連動して第2連動部材28が動作し、第2連動部材28の作動部28dが電子部品30の第1入力受付部30bに外力を入力する。これにより、電子部品30の発電部30dが一時的に発電するとともに、施錠状態にあることを示す状態信号が通信部30eから外部通信機器40に送信される。
次に、図4、図5に示すように、ロック部材32をロック解除位置に配置した状態で、錠部材24を解錠方向Pb2に回動させることにより、錠部材24を施錠位置から解錠位置に移動させる場合を考える。この場合、錠部材24に連動して第2連動部材28が動作し、第2連動部材28の作動部28dが電子部品30の第2入力受付部30cに外力を入力する。これにより、電子部品30の発電部30dが一時的に発電するとともに、解錠状態にあることを示す状態信号が通信部30eから外部通信機器40に送信される。
次に、図6、図7に示すように、錠部材24を施錠位置に配置した状態で、ロック部材32をロック位置に配置した場合を考える。この場合、ロック部材32を解錠方向Pb2に回動させようとすると、錠部材24に連動して第1連動部材26が動作し、第1連動部材26の当て部26cがロック部材32のロック片32cに当たる。これにより、第1連動部材26や錠部材24の動きが拘束され、錠部材24が施錠位置にロックされる。
図9は、ロック部材32の移動軌跡を示す図である。本図では、ロック部材32の移動軌跡に二点鎖線のハッチングを付す。この移動軌跡とは、ロック部材32がロック位置とロック解除位置の間を移動するときにロック部材32が通る軌跡をいう。
ロック部材32のロック片32cは、その移動軌跡が、第2連動部材28と軸方向Wに重なる位置を通るように設けられる。これは、ロック部材32の移動軌跡が第2連動部材28と軸方向Wにずれた位置にあることを意味している。これにより、第1連動部材26、第2連動部材28、ロック部材32を同じ軸直交平面上で動作させる場合より、それらが占める部分の軸直交寸法を縮小できる。よって、ロック部材32や電子部品30を組み込みつつ、錠装置10の軸直交寸法の小型化を図れる。
図10は、第1連動部材26の当て部26cの移動軌跡を示す図である。本図では、当て部26cの移動軌跡に二点鎖線のハッチングを付す。この移動軌跡とは、錠部材24が施錠位置と解錠位置の間を移動するときに、錠部材24に連動して動作する第1連動部材26の当て部26cが通る軌跡をいう。
第1連動部材26の当て部26cは、その移動軌跡が、第2連動部材28と軸方向Wに重なる位置を通るように設けられる。この当て部26cは、錠部材24が施錠位置にあるとき、第2連動部材28と軸方向Wに重なる位置に配置される。一方、図3に示すように、錠部材24が解錠位置にあるとき、第2連動部材28と軸方向Wに重ならない位置に配置される。
図10に示すように、第1連動部材26の当て部26cは、ロック部材32がロック解除位置にあるときの移動軌跡が、ロック部材32の一部となるガイド部32bと軸方向Wに重なる位置を通るように設けられる。かりに、この条件を満たさない場合、第1連動部材26とロック部材32の干渉を避けるため、第1連動部材26とロック部材32を奥行方向Xに離す必要が生じ、これらが占める部分の軸直交寸法が拡大する。この点、実施形態によれば、前述の条件を満たさない場合より、ロック部材32や第1連動部材26が占める部分の軸直交寸法を縮小でき、錠装置10の軸直交寸法の小型化を図れる。
以上の錠装置10の他の効果を説明する。
付勢部材34は、錠装置10のロックに用いられる第1連動部材26に取り付けられる。よって、錠部材24のロックに用いる役割の他に、付勢部材34の取付相手としての役割を第1連動部材26に担わせられる。このため、これらの役割を個別の部材に担わせるよりも部品点数を抑えられ、錠装置10の小型化を図れる。
第1連動部材26は、回動軸36と一体的に回動可能であり、付勢部材34は、回動軸36及び第2連動部材28よりも、錠部材24とは軸方向Wの反対側に配置される。よって、回動軸36や第2連動部材との干渉を避けつつ、回動軸36や第2連動部材28より、錠部材24とは軸方向Wの反対側のスペースを利用して、付勢部材34を動作させられる。このため、付勢部材34を回動軸36や第2連動部材28と同じ軸直交平面上で動作させる場合より、それらが占める部分の軸直交寸法を縮小でき、錠装置10の軸直交寸法の小型化を図れる。
ロック部材32は、従動部材となる第2連動部材28ではなく、駆動部材となる第1連動部材26と当たることにより錠部材24をロックする。よって、錠部材24をロックするとき、第1連動部材26と第2連動部材28との間の動力伝達経路に、ロック部材32から第1連動部材26に付与される反力を伝達させずにすむ。このため、この動力伝達経路を構成する部位への負担を軽減でき、その部位に要求される強度を低減できる。なお、実施形態での「動力伝達経路を構成する部位」とは、第1連動部材26の第1歯部26dと第2連動部材28の第2歯部28cをいう。
付勢部材34は、従動部材となる第2連動部材28ではなく、駆動部材となる第1連動部材26に取り付けられる。よって、第1連動部材26と第2連動部材28との間の動力伝達経路に、付勢部材34から第1連動部材26に付与される付勢力を伝達させずにすむ。このため、この動力伝達経路を構成する部位への負担を軽減でき、その部位に要求される強度を低減できる。
なお、錠部材24は、複数の障子16が全閉位置にあるとき、錠受け38に引っ掛けることで、錠受け38と協働して障子16を施錠可能となる。一方、錠部材24は、複数の障子16が全閉位置より開いた開位置にあるとき、錠受け38に引っ掛けることで施錠できなくなる。このような錠装置10は、複数の障子16が開位置にあるとき、錠部材24を解錠位置にロックする空掛け防止機構(不図示)を備える。この種の空掛け防止機構は公知であるため、ここでは説明を簡易にとどめる。
空掛け防止機構は、錠部材24に固定されるトリガー部材(不図示)と、錠受け38に固定されるトリガー受け(不図示)とを備える。トリガー部材は、錠部材24を解錠位置にロックするロック位置と、そのロックを解除するロック解除位置との間を移動可能である。トリガー部材は、複数の障子16が開位置にあるとき、トリガー受けから分離し、不図示の付勢部材によってロック位置に保持される。トリガー部材は、複数の障子16が全閉位置にあるとき、トリガー受けに当たることで、付勢部材の付勢力に抗してロック位置からロック解除位置に移動する。つまり、空掛け防止機構は、複数の障子16の開閉に連動して、ロック位置とロック解除位置との間を移動可能である。
ロック部材32と空掛け防止機構を比較すると、次の点で異なる。まず、ロック部材32は錠部材24を施錠位置にロックするのに対して、空掛け防止機構は錠部材24を解錠位置にロックする点で異なる。また、ロック部材32は、操作者のつまみ部32aに対する操作により動作するのに対して、空掛け防止機構は、複数の障子16の開閉に連動して動作する点で異なる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明した。前述した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態の」「実施形態では」等との表記を付して強調しているが、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。また、図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
障子は、錠装置10により施錠される開閉可能な開閉体の一例として説明した。開閉体の具体例は特に限定されず、引き出し、金庫用扉等でもよい。いずれの場合も、錠装置10は、開閉体を閉位置に施錠していてもよい。障子は、引き違い戸を例に説明したが、その種類は特に限定されず、引き戸等でもよい。
錠装置10は内障子16の召し合わせ框20に固定され、錠受け38は外障子18の召し合わせ框20に固定される例を説明した。この他にも、錠装置10及び錠受け38の一方がサッシ枠14に固定され、他方が障子16の框に固定されてもよい。いずれにしても、錠装置10は、錠受け38と協働して障子16を施錠可能な位置で建具12の一部に固定されていればよい。
回動軸36は、第1連動部材26と一体的に回動可能である例を説明したが、第2連動部材28と一体的に回動可能でもよい。この場合、第2連動部材28が駆動部材、第1連動部材26が従動部材となる。つまり、第1連動部材26及び第2連動部材28はいずれか一方が他方を駆動可能であればよい。また、第1連動部材26と第2連動部材28はいずれも回動軸36や固定軸38に回動可能に支持される例を説明したが、錠ベースにスライド可能に支持されてもよい。
電子部品30は、錠部材24の動作に連動して発電機能及び通信機能の両方を実行可能である例を説明したが、少なくとも一方を実行可能でもよい。また、電子部品30は、錠部材24の動作に連動して電気的な機能を発揮するように作動可能であればよく、その機能の具体例は発電機能、通信機能に限定されない。
発電部30dは、磁歪素子を用いて発電可能な例を説明したが、入力受付部30b、30cに対する外力の入力を受けて発電可能であれば、その具体例は特に限定されない。たとえば、発電部30dは、圧電素子を用いて発電可能でもよい。この場合、発電部30dは、外力の入力を受けて圧電素子が変形することで発電可能である。
通信部30eは、発電部30dから電力の供給を受けて通信する例を説明したが、電池等の他の電力源から電力の供給を受けて通信してもよい。
以上の実施形態、変形例により具体化される発明を一般化すると、以下の技術的思想が導かれる。以下、発明が解決しようとする課題に記載の態様を用いて説明する。
第2態様の錠装置は、第1態様において、前記第1連動部材に取り付けられ、前記第1連動部材を介して前記錠部材に付勢力を付与する付勢部材を備えてもよい。
この態様によれば、錠部材のロックに用いる役割の他に、付勢部材の取付相手としての役割を第1連動部材に担わせられ、これらの役割を個別の部材に担わせるよりも部品点数を抑えられる。
第3態様の錠装置は、第2態様において、前記第1連動部材は、前記回動軸と一体的に回動可能であり、前記付勢部材は、前記回動軸よりも、前記錠部材とは前記軸方向の反対側に配置されてもよい。
この態様によれば、回動軸や第2連動部材との干渉を避けつつ、回動軸や第2連動部材より、錠部材とは軸方向の反対側のスペースを利用して、付勢部材を動作させられるようになる。このため、付勢部材を回動軸や第2連動部材と同じ軸直交平面上で動作させる場合より、それらが占める部分の軸直交寸法を縮小できる。
第4態様の錠装置は、第1から第3態様のいずれかにおいて、前記第1連動部材は、前記錠部材を施錠位置にロックするときに、前記ロック部材に当てられる当て部を有し、前記当て部は、前記ロック部材がロック解除位置にあるときの移動軌跡が、前記ロック部材と前記軸方向に重なる位置を通るように設けられてもよい。
この態様によれば、この条件を満たさない場合より、ロック部材や第1連動部材が占める部分の軸直交寸法を縮小できる。
第5態様の錠装置は、第1から第4態様のいずれかにおいて、前記第2連動部材は、前記第1連動部材により駆動され、前記第1連動部材は、前記錠部材と一体的に回動してもよい。
この態様によれば、錠部材をロックするとき、第1連動部材と第2連動部材との間の動力伝達経路に、ロック部材から第1連動部材に付与される反力を伝達させずにすむ。
10…錠装置、16、18…障子(開閉体)、22…錠ケース(錠ベース)、24…錠部材、26…第1連動部材、26c…当て部、28…第2連動部材、30…電子部品、32…ロック部材、34…付勢部材、36…回動軸。

Claims (7)

  1. 錠ベースに回動軸を介して回動可能に支持され、その回動により開閉体を施錠可能な錠部材と、
    前記錠部材と連動して動作可能な第1連動部材と、
    前記錠部材と連動して動作することにより電子部品を作動可能な第2連動部材と、
    前記第1連動部材と当たることにより前記錠部材を施錠位置にロックするロック位置と、そのロックを解除するロック解除位置との間を移動可能なロック部材と、を備え、
    前記第2連動部材は、前記第1連動部材に追従して前記回動軸とは異なる軸の周囲を回動し、
    前記ロック部材は、その移動軌跡が、前記回動軸の軸方向に前記第2連動部材と重なる位置を通るように設けられる錠装置。
  2. 前記第1連動部材に取り付けられ、前記第1連動部材を介して前記錠部材を付勢可能な付勢部材を備える請求項1に記載の錠装置。
  3. 前記第1連動部材は、前記回動軸と一体的に回動可能であり、
    前記付勢部材は、前記回動軸及び前記第2連動部材より、前記錠部材とは前記軸方向の反対側に配置される請求項2に記載の錠装置。
  4. 前記第1連動部材は、前記錠部材を施錠位置にロックするときに、前記ロック部材に当てられる当て部を有し、
    前記当て部は、前記ロック部材が前記ロック解除位置にあるときの移動軌跡が、前記ロック部材と前記軸方向に重なる位置を通るように設けられる請求項1から3のいずれかに記載の錠装置。
  5. 前記第2連動部材は、前記第1連動部材により駆動され、
    前記第1連動部材は、前記錠部材と一体的に回動する請求項1から4のいずれかに記載の錠装置。
  6. 前記第2連動部材は、前記電子部品を作動可能な作動部を有し、
    前記電子部品は、複数の入力受付部を有し、
    前記作動部は、前記第2連動部材の回動に従って、前記複数の入力受付部の何れかに入力する位置に移動する請求項1から5のいずれかに記載の錠装置。
  7. 前記ロック部材は、前記錠部材を施錠位置にロックするときに、前記第1連動部材と当たることにより、前記第1連動部材の動きを拘束するロック片を備え、
    前記ロック片は、その移動軌跡が、前記第2連動部材と前記軸方向に重なる位置を通るように配置される請求項1から6のいずれかに記載の錠装置。
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