JP6791111B2 - トナー - Google Patents
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Description
示差走査熱量分析法により測定される、トナー1mgに含まれる離型剤の融解に伴う吸熱量は、80mJ以上160mJ以下である。以下、「示差走査熱量分析法により測定される、トナー1mgに含まれる離型剤の融解に伴う吸熱量」を、「ΔH」と記載することがある。トナーの耐熱保存性及び低温定着性の両立を図るためには、トナーがシャープメルト性を有することが好ましい。トナーのΔHが80mJ以上160mJ以下であることにより、トナーのシャープメルト性を向上させることができる。また、トナーのΔHが80mJ未満であると、トナーの低温定着性が低下する。トナーのΔHが160mJを超えると、トナーの耐熱保存性が低下する。トナーのΔHは、80mJ、82mJ、83mJ、157mJ、158mJ、及び160mJから選ばれる2つの値の範囲内であることも好ましい。
次に、図3を参照して、貯蔵弾性率G’とトナーの温度との関係について説明する。図3のグラフは、本実施形態のトナーの一例のG’温度依存性曲線を示す。詳しくは、図3に示すG’温度依存性曲線は、レオメーターを用いて、トナーの温度を一定速度(昇温速度4℃/分)で上昇させながら、各温度におけるトナーの貯蔵弾性率G’を測定することにより得られる。図3の縦軸は貯蔵弾性率G’(単位:Pa)を示し、横軸はトナーの温度(単位:℃)を示す。図3に示すG’温度依存性曲線では、トナーの温度が上昇するにつれて貯蔵弾性率が小さくなっている。
本実施形態のトナーでは、シェル層が未開環のオキサゾリン基を有する単位を含む。本実施形態のトナーでは、ガスクロマトグラフィー質量分析法により測定される、トナー1gに含まれる未開環のオキサゾリン基の量が500μmol以上1400μmol以下である。以下、「ガスクロマトグラフィー質量分析法により測定される、トナー1gに含まれる未開環のオキサゾリン基の量」を、「未開環オキサゾリン基含有量」と記載することがある。未開環オキサゾリン基含有量の測定方法は、後述する実施例と同じ方法又はその代替方法である。
NMR装置:フーリエ変換核磁気共鳴装置(FT−NMR)(日本電子株式会社製「JNM−AL400」)
NMR測定用試験管:5mm試験管
溶剤:重水素化クロロホルム(1mL)
試料温度:20℃
試料質量:20mg
積算回数:128回
化学シフトの内部基準物質:テトラメチルシラン(TMS)
(結着樹脂)
トナーコアは、結着樹脂を含有してもよい。トナーコアとシェル層との結合性(反応性)を高めるためには、結着樹脂の酸価が10mgKOH/g以上であることが好ましい。
トナーコアは、着色剤を含有してもよい。着色剤としては、トナーの色に合わせて公知の顔料又は染料を用いることができる。画像形成に適したトナーを得るためには、着色剤の量が、トナーコアの質量に対して1質量%以上20質量%以下であることが好ましい。
本実施形態のトナーでは、トナーコアが、カルボキシル基を有する離型剤を含有する。カルボキシル基を有する離型剤としては、カルボキシル基を有するワックスが好ましい。カルボキシル基を有するワックスの例としては、エステルワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、フッ素樹脂ワックス、フィッシャートロプシュワックス、パラフィンワックス、及びモンタンワックスが挙げられる。1種の離型剤を単独で使用してもよく、2種以上の離型剤を組み合わせて使用してもよい。
トナーコアは、電荷制御剤を含有していてもよい。電荷制御剤は、例えば、トナーの帯電安定性及び帯電立ち上がり特性を向上させる目的で使用される。トナーの帯電立ち上がり特性は、短時間で所定の帯電レベルにトナーを帯電可能か否かの指標になる。
トナーコアは、磁性粉を含有していてもよい。磁性粉の材料としては、例えば、強磁性金属(より具体的には、鉄、コバルト、ニッケル、及びこれらの合金等)、強磁性金属酸化物(より具体的には、フェライト、マグネタイト、及び二酸化クロム等)、及び強磁性化処理が施された材料(より具体的には、熱処理により強磁性が付与された炭素材料等)が挙げられる。1種の磁性粉を単独で使用してもよいし、2種以上の磁性粉を使用してもよい。
シェル層は、実質的に樹脂から構成されている。シェル層は樹脂を含有することが好ましく、樹脂のみを含有することがより好ましい。本実施形態のトナーでは、シェル層が未開環のオキサゾリン基を有する単位を含む。未開環のオキサゾリン基を有する単位の好適な例は、例えば、上記単位(A)である。式(1)で表される化合物を重合させることで、単位(A)をシェル層中に導入できる。以下、式(1)で表される化合物を「化合物(1)」と記載することがある。式(1)中、R1は、式(A)中のR1と同一の基を表す。式(1)中のR1の好適な例は、式(A)中のR1の好適な例と同じである。
本実施形態のトナーでは、シェル層とトナーコアとの間(界面)に、有機粒子が位置している。シェル層とトナーコアとの間(界面)に有機粒子が位置することで、次の利点が得られる。第一に、シェル層とトナーコアとの間に位置する有機粒子は、トナーに弾性を付与する。これにより、ホットオフセットの発生を抑制し、定着可能温度幅を拡大することができる。また、ドキュメントオフセットの発生を抑制することができる。第二に、シェル層とトナーコアとの間に位置する有機粒子は、スペーサーとして機能し得る。有機粒子がスペーサーとして機能することで、トナー粒子から外添剤が脱離することを抑制できる。これにより、脱離した外添剤がキャリアに付着すること(キャリア汚染)を抑制することができる。第三に、有機粒子がシェル層に覆われることで、有機粒子がトナーコアから脱離することを抑制できる。
トナー母粒子の表面に外添剤(詳しくは、外添剤粒子の集合体である粉体)を付着させてもよい。外添剤は、内添剤とは異なり、トナー母粒子の内部には存在せず、トナー母粒子の表面(トナー粒子の表層部)のみに選択的に存在する。例えば、トナー母粒子(粉体)と外添剤(粉体)とを一緒に攪拌することで、トナー母粒子の表面に外添剤粒子を付着させることができる。トナー母粒子と外添剤粒子とは、互いに化学反応せず、化学的ではなく物理的に結合する。トナー母粒子と外添剤粒子との結合の強さは、攪拌条件(より具体的には、攪拌時間、及び攪拌の回転速度等)、外添剤粒子の粒子径、外添剤粒子の形状、及び外添剤粒子の表面状態などによって調整できる。
(ワックス分散液の調製)
脱塩水と、表1又は表2中の「離型剤」に示す量の高純度固体エステルワックス(日油株式会社製「ニッサンエレクトール(登録商標)WEP−9」、酸価:1.5mgKOH/g、融点:72℃)と、アニオン界面活性剤(第一工業製薬株式会社製「ネオゲン(登録商標)SC」、成分:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、有効成分:66質量%)20gとを混合した。続けて、得られた混合物を、ゴーリン式ホモジナイザー(SPX社製「APV(登録商標)」)を用いて高圧剪断により乳化した。その結果、ワックス分散液1000gが得られた。脱塩水の添加量は、脱塩水と離型剤(ニッサンエレクトールWEP−9)とアニオン界面活性剤(ネオゲンSC)との合計量が1000gになるような量とした。例えば、トナーT−A1の製造では、脱塩水630gと離型剤(ニッサンエレクトールWEP−9)350g(表1参照)とアニオン界面活性剤(ネオゲンSC)20gとの混合物を高圧剪断により乳化した。また、トナーT−A2の製造では、脱塩水430gと離型剤(ニッサンエレクトールWEP−9)550g(表1参照)とアニオン界面活性剤(ネオゲンSC)20gとの混合物を高圧剪断により乳化した。
バッフル板付きアンカー型攪拌翼を備えた容量2Lの反応容器に、前述の手順で調製したワックス分散液1000gと、着色剤分散液100gとを入れた。着色剤分散液は、着色剤の水分散液(大日精化工業株式会社製「EP−700 Blue GA」、成分:銅フタロシアニン顔料(β)、カラーインデックス:ピグメントブルー15:3、固形分濃度:35質量%)であった。なお、着色剤分散液の固形分濃度は35質量%であるため、トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の各々の製造で投入された着色剤は35g(=100×0.35)であった。
FMミキサー(日本コークス工業株式会社製)を用いて、トナーコア形成工程で得られたトナーコア200gと、表1又は表2中の「有機粒子種類」の欄に示す種類の有機粒子1gとを、混合した。これにより、トナーコアの表面に有機粒子を付着させて、複合コアを得た。なお、表1又は表2に示す有機粒子P−1〜P−5は、以下に示す方法により合成した。
まず、有機粒子P−1に使用するポリエステル樹脂を作成した。詳しくは、攪拌機、コンデンサー、温度計、及び窒素導入管を備えた反応容器に、モノマーを投入した。投入したモノマーは、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物(43.0質量部)、エチレングリコール(9.0質量部)、テレフタル酸(25.0質量部)、イソフタル酸(15.0質量部)、及び5−スルホイソフタル酸ナトリウム(8.0質量部)であった。反応容器に、エステル化触媒であるテトラブトキシチタネート(0.03質量部)を添加した。窒素雰囲気下で、反応容器の内容物の温度を220℃まで上げた。窒素雰囲気下で、反応容器の内容物の温度を220℃に維持しながら、反応容器の内容物を5時間攪拌(以下、第一攪拌と記載する)した。次いで、反応容器内を15mmHgに減圧して、反応容器の内容物を更に5時間攪拌(以下、第二攪拌と記載する)した。これにより、有機粒子P−1用ポリエステル樹脂を得た。なお、第一攪拌と第二攪拌との合計時間は、10時間であった。
第一攪拌と第二攪拌との合計時間を10時間から8時間に変更した以外は、有機粒子P−1の合成と同じ方法で、有機粒子P−2を得た。有機粒子P−2に含有されるポリエステル樹脂の質量平均分子量は30000であり、酸価は17.0であった。
第一攪拌と第二攪拌との合計時間を10時間から11時間に変更した以外は、有機粒子P−1の合成と同じ方法で、有機粒子P−3を得た。有機粒子P−3に含有されるポリエステル樹脂の質量平均分子量は50500であり、酸価は12.0であった。
第一攪拌と第二攪拌との合計時間を10時間から7.5時間に変更した以外は、有機粒子P−1の合成と同じ方法で、有機粒子P−4を得た。有機粒子P−4に含有されるポリエステル樹脂の質量平均分子量は28000であり、酸価は17.5であった。
第一攪拌と第二攪拌との合計時間を10時間から12時間に変更した以外は、有機粒子P−1の合成と同じ方法で、有機粒子P−5を得た。有機粒子P−5に含有されるポリエステル樹脂の質量平均分子量は53000であり、酸価は11.0であった。
有機粒子P−1〜P−5の各々に含有されるポリエステル樹脂の質量平均分子量(Mw)を、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定した。まず、室温で2時間かけて、ポリエステル樹脂で構成される有機粒子(10mg)をテトラヒドロフラン(THF、5mL)に溶解させて、ポリエステル樹脂溶液を得た。ポリエステル樹脂溶液を、メンブランフィルター(東ソー株式会社製「マイショリディスク」、膜孔径0.45μm、耐溶剤性)を用いて濾過してサンプル溶液を得た。GPC測定装置(東ソー株式会社製「HLC8120 GPC」)を用いて、以下のGPC測定条件で、サンプル溶液を測定した。次いで、ポリスチレン樹脂の標準サンプル(東ソー株式会社製「TSKスタンダード ポリスチレン F−850、F−450、F−288、F−128、F−80、F−40、F−20、F−10、F−4、F−2、F−1、A−5000、A−2500、A−1000、及びA−500」)を用いて作成した分子量校正曲線を使用して、サンプル溶液に含有されるポリエステル樹脂の質量平均分子量を算出した。
検出器:RI
カラム:Shodex(登録商標) KF−801、802、803、804、805、806、及び807の7連カラム(昭和電工株式会社製)
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
流速:1.0mL/分
オーブン温度:40.0℃
サンプル溶液注入量:0.10mL
温度計及び攪拌羽根を備えた容量1Lの3つ口フラスコをウォーターバスにセットした。有機粒子付着工程で得られた複合コア200gと、精製水600gとをフラスコ内に入れた。その後、ウォーターバスを用いてフラスコ内の温度を40℃に保った。続けて、表1に示す量のシェル材料をフラスコ内に添加し、フラスコ内容物を回転速度200rpmで1時間攪拌した。シェル材料は、オキサゾリン基含有高分子水溶液(株式会社日本触媒製「エポクロス(登録商標)WS−300」、モノマー組成:メタクリル酸メチル/2−ビニル−2−オキサゾリン、固形分濃度:10質量%)であった。例えば、トナーT−A1の製造では、シェル材料(エポクロスWS−300)8gをフラスコ内に添加した。また、トナーT−A2の製造では、シェル材料(エポクロスWS−300)7gをフラスコ内に添加した。
シェル層形成工程で得られたトナー母粒子の分散液を、目開き5μmのろ紙をセットしたブフナー漏斗を用いてろ過(固液分離)して、ウェットケーキ状のトナー母粒子を得た。その後、得られたウェットケーキ状のトナー母粒子をイオン交換水に再分散させた。更に、分散とろ過とを5回繰り返して、トナー母粒子を洗浄した。洗浄後のろ液(洗浄水)の導電率が1μS/cmになるまで分散とろ過とを繰り返して、トナー母粒子を洗浄した。導電率の測定には、株式会社堀場製作所製の電気伝導率計「HORIBA ES−51」を用いた。
洗浄工程で洗浄したトナー母粒子を、連続式表面改質装置(フロイント産業株式会社製「コートマイザー(登録商標)」)を用いて、熱風温度45℃且つブロアー風量2m3/分の条件で乾燥させた。その結果、乾燥したトナー母粒子の粉体が得られた。
FMミキサー(日本コークス工業株式会社製)を用いて、乾燥工程で得られたトナー母粒子1000gと、正帯電性シリカ粒子(日本アエロジル株式会社製「AEROSIL(登録商標)REA90」、内容:表面処理により正帯電性が付与された乾式シリカ粒子、個数平均1次粒子径:約20nm)15gと、導電性酸化チタン粒子(チタン工業株式会社製「EC−100」、基体:TiO2粒子、被覆層:SbドープSnO2膜)15gとを、5分間混合した。これにより、トナー母粒子の表面に外添剤(正帯電性シリカ粒子及び導電性酸化チタン粒子)が付着した。その後、200メッシュ(目開き75μm)の篩を用いて、外添剤が付着したトナー母粒子を篩別した。その結果、体積中位径(D50)7μmのトナー(トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の各々)が得られた。
未開環オキサゾリン基含有量は、ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC/MS法)により測定した。GC/MS法では、測定装置として、ガスクロマトグラフ質量分析計(株式会社島津製作所製「GCMS−QP2010 Ultra」)及びマルチショット・パイロライザー(フロンティア・ラボ株式会社製「FRONTIER LAB Multi−functional Pyrolyzer(登録商標)PY−3030D」)を用いた。カラムとしては、GCカラム(アジレント・テクノロジー社製「Agilent(登録商標)J&W ウルトライナートキャピラリGCカラム DB−5ms」、相:シロキサンポリマーにアリレンを入れてポリマーの主鎖を強化したアリレン相、内径:0.25mm、膜厚:0.25μm、長さ:30m)を用いた。
キャリアガス:ヘリウム(He)ガス
キャリア流量:1mL/分
気化室温度:210℃
熱分解温度:加熱炉「600℃」、インターフェイス部「320℃」
昇温条件:40℃で3分間保持した後、40℃から速度10℃/分で300℃まで昇温し、300℃で15分間保持した。
イオン化法:EI(Electron Impact)法
イオン源温度:200℃
インターフェイス部の温度:320℃
検出モード:スキャン(測定範囲:45m/z〜500m/z)
トナー(測定対象:トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の何れか)0.1gをペレット成形機にセットし、トナーに圧力5MPaを加えて、直径10mm、厚さ1.2mmの円柱状のペレットを得た。続けて、得られたペレットを測定装置にセットした。測定装置としては、レオメーター(アントンパール社製「PhysicaMCR−301」)を用いた。測定装置のシャフト(詳しくは、モーターで駆動されるシャフト)の先端には、測定治具(パラレルプレート)を取り付けた。ペレットは、測定装置のプレート(詳しくは、ヒーターで加熱されるヒート台)上に載せた。プレート上のペレットを110℃まで加熱して、ペレット(トナーの塊)を一度溶融させた。トナー全体が溶融したところで、溶融したトナーに上から測定治具(パラレルプレート)を密着させて、平行な2枚のプレート(上:測定治具、下:ヒート台)の間にトナーを挟んだ。そして、トナーを40℃まで冷却した。その後、測定装置を用いて、測定温度範囲40℃〜200℃、昇温速度4℃/分、振動周波数1Hz、ひずみ1%(ただし、測定温度範囲40℃〜100℃では、ひずみ0.01%〜1%)の条件で、トナーのG’温度依存性曲線(縦軸:貯蔵弾性率G’、横軸:温度)を測定した。そして、得られた貯蔵弾性率温度依存性曲線から、貯蔵弾性率が108Paであるときのトナー温度と、貯蔵弾性率が105Paであるときのトナー温度と、G’130とを読み取った。
測定装置として、示差走査熱量計(セイコーインスツル株式会社製「DSC−6220」)を用いた。この測定装置を用いてトナー(測定対象:トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の何れか)の吸熱曲線を測定することにより、トナーのTg(ガラス転移点)を求めた。具体的には、トナー10mgをアルミ皿(アルミニウム製の容器)に入れて、そのアルミ皿を測定装置の測定部にセットした。また、リファレンスとして空のアルミ皿を使用した。吸熱曲線の測定では、測定部の温度を、測定開始温度−20℃から150℃まで10℃/分の速度で昇温させた(RUN1)。その後、測定部の温度を150℃から−20℃まで10℃/分の速度で降温させた。続けて、測定部の温度を再び−20℃から150℃まで10℃/分の速度で昇温させた(RUN2)。RUN2により、試料の吸熱曲線(縦軸:熱流(DSC信号)、横軸:温度)を得た。得られた吸熱曲線から、トナーのTg及びΔHを読み取った。吸熱曲線中、ガラス転移に起因する変曲点(ベースラインの外挿線と立ち下がりラインの外挿線との交点)の温度(オンセット温度)がトナーのガラス転移点(Tg)に相当する。また、トナー1mgに含まれる離型剤の融解に伴う吸熱量(ΔH)は、吸熱ピークの面積から求めた。
各試料(トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9)の評価方法は、以下のとおりである。
トナー(評価対象:トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の何れか)3gを容量20mLのポリエチレン製容器に入れて、その容器を、60℃に設定された恒温器内に3時間静置した。その後、恒温器から取り出したトナーを20℃で3時間冷却して、評価用トナーを得た。
凝集率=100×篩別後のトナーの質量/篩別前のトナーの質量
温度23℃且つ湿度50%RHの環境下、現像剤用キャリア(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製の「TASKalfa5550ci」用キャリア)100質量部と、トナー(評価対象:トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の何れか)10質量部とを、ボールミルを用いて30分間混合して、評価用現像剤(2成分現像剤)を得た。
調製した評価用現像剤(2成分現像剤)を用いて画像を形成して、最低定着温度を評価した。評価機としては、Roller−Roller方式の加熱加圧型の定着装置を備えるプリンター(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製「FS−C5250DN」を改造して定着温度を変更可能にした評価機)を用いた。評価用現像剤を評価機のシアン用現像装置に投入し、補給用トナー(評価対象:トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の何れか)を評価機のシアン用トナーコンテナに投入した。
評価用現像剤(2成分現像剤)を用いて画像を形成して、ドキュメントオフセットの有無を評価した。評価機としては、Roller−Roller方式の加熱加圧型の定着装置を備えるプリンター(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製「FS−C5250DN」を改造して定着温度を変更可能にした評価機)を用いた。評価用現像剤を評価機のシアン用現像装置に投入し、補給用トナー(評価対象:トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の何れか)を評価機のシアン用トナーコンテナに投入した。
トナーT−A1〜T−A9及びT−B1〜T−B9の各々について、耐熱保存性(凝集率)及び定着性(最低定着温度、定着可能温度幅、及びドキュメントオフセット有無)を評価した結果を、表3に示す。表3中、「なし」はドキュメントオフセットが発生しなかったことを示し、「あり」はドキュメントオフセットが発生したことを示す。
11 :トナーコア
12 :有機粒子
13 :複合コア
14 :シェル層
Claims (11)
- トナー粒子を含む、トナーであって、
前記トナー粒子は、複合コアと、前記複合コアの表面を覆うシェル層とを備え、
前記複合コアは、トナーコアと、前記トナーコアの表面に備えられる有機粒子との複合体であり、
前記トナーコアは、カルボキシル基を有する離型剤を含有し、
前記有機粒子は、カルボキシル基を有し且つ質量平均分子量が30000以上50500以下である樹脂を含有し、
前記シェル層は、未開環のオキサゾリン基を有する単位を含み、
ガスクロマトグラフィー質量分析法により測定される、前記トナー1gに含まれる未開環のオキサゾリン基の量は、500μmol以上1400μmol以下であり、
示差走査熱量分析法により測定される、前記トナー1mgに含まれる前記離型剤の融解に伴う吸熱量は、80mJ以上160mJ以下である、トナー。 - 貯蔵弾性率が1.0×108Paであるときの前記トナーの温度が、70℃以上であり、
貯蔵弾性率が1.0×105Paであるときの前記トナーの温度が、85℃以下である、請求項1に記載のトナー。 - 前記トナーの温度が130℃であるときの前記トナーの貯蔵弾性率が、1.0×104Pa以上5.0×104Pa以下である、請求項1又は2に記載のトナー。
- 前記トナーのガラス転移点は65℃以上70℃以下である、請求項1〜8の何れか一項に記載のトナー。
- 前記トナーコアの質量に対する前記離型剤の含有率は、60質量%以上95質量%以下である、請求項1〜9の何れか一項に記載のトナー。
- 前記トナーコアの質量に対する前記離型剤の含有率は、90質量%以上95質量%以下であり、
前記トナーコアは、着色剤を更に含有し、
前記トナーコアは、結着樹脂を含有しない、請求項1〜10の何れか一項に記載のトナー。
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