JP6556678B2 - 粘性を有する栄養組成物 - Google Patents
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Description
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.3〜1.0であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された、粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を含む、流動化特性を有する栄養組成物。
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜0.8であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150〜1000mPa・sであるように調製された、粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を含む、流動化特性を有する栄養組成物。
ずり速度0.1/s〜1000/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.3〜1.0であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された、[1]〜[16]のいずれかに記載の粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を含む、流動化特性を有する栄養組成物。
ずり速度0.1/s〜100/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜0.8であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された、[1]〜[16]のいずれかに記載の粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を含む、流動化特性を有する栄養組成物。
i)栄養組成物に対して0.10〜5.00重量%の吸水性食物繊維、水溶液中で網目構造を有しない増粘剤、及び予めα化処理されていない状態のデンプンからなる群より選択される粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を用意する工程、
ii)均質化のための圧処理工程、及び
iii)加熱処理工程、
を含み、加熱処理前の組成物の粘度が5〜300mPa・sであり、該加熱処理前の組成物の粘度はB型粘度計を用いて、45〜85℃、12rpmにて測定を行ったときのものであり、加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度が300〜3000mPa・sであり、該加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度はB型粘度計を用いて20℃、12rpmにて測定を行ったときのものである、粘性を有する栄養組成物の製造方法。
i)栄養組成物に対して0.10〜5.00重量%の吸水性食物繊維、水溶液中で網目構造を有しない増粘剤、及び予めα化処理されていない状態のデンプンからなる群より選択される粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を用意する工程、
ii)均質化のための圧処理工程、及び
iii)加熱処理工程、
を含み、加熱処理前の組成物の粘度が5〜300mPa・sであり、該加熱処理前の組成物の粘度はB型粘度計を用いて45〜85℃、12rpmにて測定を行ったときのものであり、均質化のための圧処理工程における均質処理圧が10〜100MPaであり、加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度が300〜3000mPa・sであり、該加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度はB型粘度計を用いて20℃、12rpmにて測定を行ったときのものである、粘性を有する栄養組成物の製造方法。
i)栄養組成物に対して0.10〜5.00重量%の吸水性食物繊維、水溶液中で網目構造を有しない増粘剤、及び予めα化処理されていない状態のデンプンからなる群より選択される粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を用意する工程、
ii)均質化のための圧処理工程、及び
iii)加熱処理工程、
を含み、加熱処理前の組成物の粘度が5〜300mPa・sであり、ここで該加熱処理前の組成物の粘度はB型粘度計を用いて45〜85℃、12rpmにて測定を行ったときのものであり、均質化のための圧処理工程における均質処理圧が10〜100MPaであり、加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度が300〜3000mPa・sであり、ここで該加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度はB型粘度計を用いて20℃、12rpmにて測定を行ったときのものであり、
ずり速度0.1/s〜1000/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.3〜1.0であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された、粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を含む、流動化特性を有する栄養組成物の製造方法。
i)栄養組成物に対して0.10〜5.00重量%の吸水性食物繊維、水溶液中で網目構造を有しない増粘剤、及び予めα化処理されていない状態のデンプンからなる群より選択される粘性を付与するがずり流動化特性を付与しない補助剤を用意する工程、
ii)均質化のための圧処理工程、及び
iii)加熱処理工程、
を含み、加熱処理前の組成物の粘度が5〜300mPa・sであり、ここで該加熱処理前の組成物の粘度はB型粘度計を用いて45〜85℃、12rpmにて測定を行ったときのものであり、均質化のための圧処理工程における均質処理圧が10〜100MPaであり、加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度が300〜3000mPa・sであり、ここで該加熱処理および常温以下の温度による1〜90日の保存の後の組成物の粘度はB型粘度計を用いて20℃、12rpmにて測定を行ったときのものであり、
ずり速度0.1/s〜100/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜0.8であり、かつずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150〜1000mPa・sであるように調製された流動化特性を有する栄養組成物の製造方法。
P=μDn
(式中、Pは粘度とずり速度の値を互いに乗じた値であるずり応力(Pa)、Dはずり速度、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す。粘度(25℃、Pa・s)は、粘弾性測定装置Physica MCR301(アントンパール社)を使用し、直径25mmコーンプレートを用い、GAP1mm、25℃、ずり速度0.1〜1000/s、例えば1〜100/sの条件で測定する。)
で表す場合の非ニュートン粘性指数nが1に比較的近く、ニュートン流体に似た挙動を示す特性をいう。非ニュートン粘性指数nが1に比較的近いとは、従来の栄養組成物のnと比較して本発明の栄養組成物のnが1に近いことを言い、例えば従来の栄養組成物のnが0.3未満である場合に本発明の栄養組成物のnが0.4〜1.0であればこれは非ニュートン粘性指数nが1に比較的近いと言える。非ニュートン流体の粘度は、ずり流動化現象のため一定ではなく、ずり速度に応じて変化する。したがって本明細書では本発明の栄養組成物の流動化特性を、少なくとも2点のずり速度と、当該ずり速度における粘度から算出できるずり応力との関係から導かれる非ニュートン粘性指数nの範囲により表現した。この表現はあくまで本発明の理解を容易にするための便宜的なものである。例えば、測定を行うずり速度域は用いる装置に応じて0.1〜100/s、1〜100/sといった範囲を挙げることができるが、この範囲はあくまで便宜上のものである。本発明の一実施形態における効果は、ずり速度とずり応力の関係から導かれる非ニュートン粘性指数nにより示されるものであり、例示された上記ずり速度域に限定されるものではない、と当業者であれば理解する。また、ずり応力(Pa)は粘度(Pa・s)にずり速度(1/s)を積算して算出できるが、自動計算機能を搭載した市販の粘弾性測定装置であれば、表示されたずり応力の値を使用しても問題ないが、粘度(Pa・s)にずり速度(1/s)を積算して算出した値を活用することもできる。
実施例1 大豆食物繊維
栄養組成物に、一定量の吸水性食物繊維を添加し、組成物の粘度に与える影響を試験した。表1の上段の配合表に従って原材料を攪拌・混合して、各種栄養組成物(製造例1、製造例2等)を調合し、50〜60℃および均質処理圧20MPaの条件で均質化処理を行い、次いで50〜60℃で30MPaで均質処理を行った。製造例1〜2、及び比較例1の20℃での比重は、密度比重計により、ともに1.14であった。この栄養組成物の粘度を測定し[レトルト殺菌前]、次いで栄養組成物を容器に充填して密封し、121〜123.5℃×5〜20分の条件でレトルト殺菌を行った。レトルト殺菌後の栄養組成物を15℃×1週間保存した後に、再び粘度を測定した[レトルト殺菌後]。なお、粘度の測定はB型粘度計を使用し、12rpm、20℃又は50℃の条件で測定を行った。なお、本実施例に用いた乳由来タンパク質はMPC1.9重量%とカゼインナトリウム3.8重量%と乳たんぱく質分解物1.5%の併用、吸水性食物繊維は大豆食物繊維の不溶性繊維、乳化剤はジアセチル酒石酸モノグリセリド(DATEM)であり、増粘剤は使用しなかった。また、製造例1、製造例2及び比較例1の組成を表1−2に示す。
栄養組成物に、所定の量の予めα化処理されていないデンプンを添加し、組成物の粘度に与える影響を試験した。表2―1の配合表に従って原材料を撹拌・混合して、各種栄養組成物(配合3、配合4)を調合し、50〜60℃および均質処理圧20MPaの条件で均質化処理を行い、次いで50〜60℃で30MPaで均質処理を行った。また、配合3、及び配合4の20℃での比重は、密度比重計により測定したところ、ともに1.14であった。この栄養組成物の粘度を測定し[レトルト殺菌前]、次いで栄養組成物を容器に充填して密封し、121〜123.5℃×5〜20分の条件でレトルト殺菌を行った。レトルト殺菌後の栄養組成物を15℃×3日間保存した後に、再び粘度を測定した[レトルト殺菌後]。なお、粘度の測定はB型粘度計を使用し、12rpm、20℃又は50℃の条件で測定を行った。なお、本実施例に用いた予めα化処理されていないデンプンはワキシーコーンスターチ(商品名「すえひろ200」、王子コーンスターチ社製)、乳由来タンパク質はMPC1.9重量%とカゼインナトリウム3.7重量%と乳たんぱく質分解物1.5%の併用、乳化剤はジアセチル酒石酸モノグリセリド(DATEM)であり、増粘剤は使用しなかった。また、配合3及び配合4の組成を表2−2に示す。
本発明の栄養組成物について、ずり速度依存性の粘度を測定し、また、胃ろうカテーテルを用いた滴下試験を行った。
表2−1(実施例2)および表3−1に従い、配合1〜配合4を調製した。配合1及び配合2の組成を表3−2に示す。配合1〜4の20℃での比重は、密度比重計により、ともに1.14であった。また、比較例として市販流動食(商品名「エフツーライト」、テルモ社製)を使用した。なお、本実施例に用いた乳由来タンパク質は配合3〜4はMPC1.9重量%とカゼインナトリウム3.7重量%と乳たんぱく質分解物1.5%の併用、配合1〜2はMPC1.9重量%とカゼインナトリウム3.8重量%と乳たんぱく質分解物1.5%の併用、乳化剤はジアセチル酒石酸モノグリセリド(DATEM)であり、カラギナンは、λ−カラギナンを使用した。比重は浮秤式比重計による実測値を記載した。
本発明の栄養組成物(配合1〜4、製造例1および製造例2、ならびに市販流動食)を試験に供した。ずり速度を変化させながら粘度測定を行う場合には、粘度の測定は、粘弾性測定装置Physica MCR301(アントンパール社)を使用し、直径25mmコーンプレートを用い、GAP1mm、25℃、ずり速度1〜100/sの条件で測定を行った。
本発明の栄養組成物(配合1〜2、および市販流動食)を試験に供した。
実験には次の器材又は試料を用いた:
・チューブ:胃ろうカテーテル(CORFLO-DUAL GT、カタログ番号8144、シャフト径(外径)8mm、シャフト長22.5cm、ボストンサイエンティフィック社)
・ボタン :ボタン型バンパー式胃ろうカテーテル(Button(TM)、カタログ番号6828、シャフト径(外径)6mm、シャフト長2.4cm、ボストンサイエンティフィック社)を先端に取り付けたPEGフィーディングチューブ(ボーラスフィーデングチューブ、シャフト径(外径)4mm、シャフト長30.5cm、ボストンサイエンティフィック社)
・1リットル容量のプラスティックメスシリンダー(胴径Φ70mm×全高420mm)
・パウチに入れる試料:流動食用のソフトパック容器(一口パウチ)に、300ml充填して密封したものを試料とする(用いたソフトパック容器の寸法は、縦25.5cm×横17cm、取り付け口(スパウト部)の先端外径は0.6cmであり、通常、333mlが充填されるものである。また、取り付け口は、図3に示すように、下側の角一カ所に配置される。)
図3に示す装置を用いて滴下試験を行った。図3に示すはかり7の上にバット6を置き、その上に水5(25±2℃の飲適水、水道水)を満たした1Lメスシリンダー4を配置した。フィーディングチューブ3又はボタンを先端に取り付けたチューブ3をスパウト部2に接続した試料パウチ1をスタンドに装着し、パウチを吊り下げて、メスシリンダー4中に、前記チューブ又はボタンの先端が水深d=13〜15cmの位置になるように、スタンドの高さを調節する。チューブまたはボタンに、試料内容物が満たされることを確認し、それ以上滴下されないように固定具で固定し、これを測定の初期状態とした。はかりの初期重量を確認し、固定具を取り外して滴下を開始する。100g滴下するまでの時間を計測した。
横軸にずり速度(1/s)、縦軸に粘度(mPa・s)を対数表示したものを図1に示す。市販流動食はずり速度が低いと粘度が非常に高く、ずり速度が高くなると粘度が低い。理想的なニュートン流体はずり速度に関係なく粘度が一定であるので水平の直線となる。本発明の栄養組成物である配合1、配合2、配合3、及び配合4をみると、非ニュートン流動性が緩和され、ずり速度が低くても粘度は低く(配合2についてはずり速度1.0で粘度約1000)、ずり速度が高くても粘度はさほど低下しない(配合2についてはずり速度100において粘度は約200)。
以下の粘性式:
P=μDn
(式中、Pは粘度とずり速度の値を互いに乗じた値であるずり応力(Pa)、Dはずり速度、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す。粘度(25℃、Pa・s)は、粘弾性測定装置Physica MCR301(アントンパール社)を使用し、直径25mmコーンプレートを用い、GAP1mm、25℃、ずり速度0.1〜1000/s、例えば1〜100/sの条件で測定する。)
において、理想的なニュートン流体はn=1であり、横軸にずり速度(1/s)、縦軸にずり応力(Pa)を対数表示した場合、原点を通る直線となる。一方、非ニュートン流体は傾きがnとなり、ここでnは当該非ニュートン流体の流動性指数である。本発明の配合1〜配合4を従来品と比較したずり速度とずり応力の関係を図2に示す。なお粘度(Pa・s)は、ずり応力(Pa)をずり速度(1/s)で除算したものである。図2に示すとおり、市販流動食はnが0.288であるのに対して、本発明の配合1はnが0.679であり、配合2はnが0.677であり、また、表4に示すとおり、配合3はnが0.761であり、配合4はnが0.612であり流動性指数が市販流動食と比較して1に近い。さらに、配合3と配合4と同様にレトルト加熱殺菌後に粘度が増粘する傾向が見られた、不溶性大豆食物繊維を添加し、増粘剤を添加していない製造例1〜2の栄養組成物についても、市販流動食と比較してnの値が1に近くなる傾向が見られた(表4)。
2 スパウト部
3 チューブ
4 メスシリンダー
5 水
6 バット
7 はかり
本明細書で引用した全ての刊行物、特許および特許出願をそのまま参考として本明細書にとり入れるものとする。
Claims (13)
- ずり速度0.1/s〜1000/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜1.0であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された、0.053〜1.0重量%の水溶液中で網目構造を有しない増粘剤を含み、前記水溶液中で網目構造を有しない増粘剤がι−カラギナン、λ−カラギナン、ローカストビーンガム、グアーガム、およびサイリウムシードガムからなる群より選択されるものである、流動化特性を有する栄養組成物。 - ずり速度0.1/s〜100/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜0.8であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150〜1000mPa・sであるように調製された、0.053〜1.0重量%の水溶液中で網目構造を有しない増粘剤を含み、前記水溶液中で網目構造を有しない増粘剤がι−カラギナン、λ−カラギナン、ローカストビーンガム、グアーガム、およびサイリウムシードガムからなる群より選択されるものである、流動化特性を有する栄養組成物。 - 加熱処理することにより粘度が上昇する性質を有する、請求項1または2に記載の流動化特性を有する栄養組成物。
- タンパク質、脂質、又は糖質からなる群のうち1つ又は複数を含有し、組成物の比重が1.06〜1.5である、請求項1〜3のいずれかに記載の流動化特性を有する栄養組成物。
- さらに、吸水性食物繊維、予めα化処理されていない状態のデンプン、および乳化剤からなる群のうち1つ又は複数含有するものであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の流動化特性を有する栄養組成物。
- 吸水性食物繊維が、不溶性食物繊維であることを特徴とする、請求項5に記載の流動化特性を有する栄養組成物。
- 組成物の粘度が5〜300mPa・sであり、ここで該組成物の粘度はB型粘度計を用いて45〜85℃、12rpmにて測定を行ったときのものである、請求項1〜6のいずれかに記載の流動化特性を有する栄養組成物。
- 均質処理圧を10〜100MPaに調整して均質化処理を行った、請求項1〜7のいずれかに記載の流動化特性を有する栄養組成物。
- 加熱処理し、さらに常温以下の温度で1〜90日保存することにより組成物の粘度が300〜3000mPa・sとなったものであり、ここで該組成物の粘度はB型粘度計を用いて20℃、12rpmにて測定を行ったときのものである、請求項1〜8のいずれかに記載の流動化特性を有する栄養組成物。
- 加熱処理し、さらに常温以下の温度で1〜90日保存した組成物であって、
ずり速度0.1/s〜1000/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜1.0であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された、請求項1〜9のいずれかに記載の流動化特性を有する栄養組成物。 - 加熱処理し、さらに常温以下の温度で1〜90日保存した組成物であって、
ずり速度0.1/s〜100/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜0.8であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された、請求項1〜9のいずれかに記載の流動化特性を有する栄養組成物。 - i)栄養組成物に対して0.053〜1.0重量%の水溶液中で網目構造を有しない増粘剤を用意する工程、
ii)均質化のための圧処理工程、及び
iii)加熱処理工程、
を含み、前記水溶液中で網目構造を有しない増粘剤はι−カラギナン、λ−カラギナン、ローカストビーンガム、グアーガム、およびサイリウムシードガムからなる群より選択されるものであり、
ずり速度0.1/s〜1000/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜1.0であり、かつ、ずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150mPa・s以上であるように調製された流動化特性を有する栄養組成物の製造方法。 - i)栄養組成物に対して0.053〜1.0重量%の水溶液中で網目構造を有しない増粘剤を用意する工程、
ii)均質化のための圧処理工程、及び
iii)加熱処理工程、
を含み、前記水溶液中で網目構造を有しない増粘剤はι−カラギナン、λ−カラギナン、ローカストビーンガム、グアーガム、およびサイリウムシードガムからなる群より選択されるものであり、
ずり速度0.1/s〜100/sのずり速度域の任意の2点、又はそれ以上の測定点でのずり応力とずり速度の測定結果を、以下の粘性式
P=μDn
(式中、Pはずり応力(Pa)、Dはずり速度(1/s)、μは非ニュートン粘性係数、nは非ニュートン粘性指数をそれぞれ表す)
で表す場合のnの値が0.4〜0.8であり、かつずり速度10/sにおける粘度(25℃)が150〜1000mPa・sであるように調製された流動化特性を有する栄養組成物の製造方法。
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