JP6476381B2 - 水系顔料分散体及びその製造方法 - Google Patents
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式(1):R1−C(=CH2)−C(=O)NH(CH2CH2O)nX
〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示す。Xは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。nは1〜10である。〕
(2)重合体ブロック(B)が、さらにノニオン性非水溶性化合物由来の構造単位を含む上記(1)の水系顔料分散体。
(3)重合体ブロック(B)が、ランダム共重合体である上記(1)又は(2)の水系顔料分散体。
(4)環状アミン化合物が、重合性二重結合を含む基を有する5員又は6員の含窒素複素環化合物である上記(1)〜(3)のいずれかの水系顔料分散体。
(5)含窒素複素環化合物が、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、1−ビニルイミダゾール、1−ビニル−1H−ピラゾール、1−ビニル−2−イミダゾリン、2−ビニル−2−イミダゾリン、2−ビニルピラジン、及び2−ビニル−4,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジンよりなる群から選ばれる少なくとも1種である上記(4)の水系顔料分散体。
(6)ノニオン性水溶性化合物が、水酸基、及びアミド基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の親水性基を有し、重合可能なノニオン性水溶性有機化合物である上記(1)〜(5)のいずれかの水系顔料分散体。
(7)ノニオン性水溶性有機化合物が、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド化合物、N−ビニルピロリドン、及びアルキレンオキサイドよりなる群から選ばれる少なくとも1種である上記(6)の水系顔料分散体。
(8)アニオン性水溶性化合物が、カルボン酸基、スルホン酸基及びリン酸基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の酸基、及び重合性二重結合を含む基を有する有機酸化合物である上記(1)〜(7)のいずれかの水系顔料分散体。
(9)ノニオン性非水溶性化合物が、鎖状炭化水素基、環状炭化水素基及び芳香族炭化水素基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の疎水性基、及び重合性二重結合を含む基を有するノニオン性非水溶性有機化合物である上記(2)〜(8)のいずれかの水系顔料分散体。
(10)ノニオン性非水溶性有機化合物が、鎖状アルキル(メタ)アクリレート、シクロアルキル(メタ)アクリレート、アリール(メタ)アクリレート、及びスチレン系化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種である上記(9)の水系顔料分散体。
(11)ブロック共重合体(I)が、環状アミン化合物由来の構造単位5〜30重量%、ノニオン性水溶性化合物由来の構造単位40〜80重量%、及びアニオン性水溶性化合物由来の構造単位0.5〜20重量%を含有する上記(1)の水系顔料分散体。
(12)ブロック共重合体(I)が、環状アミン化合物由来の構造単位5〜30重量%、ノニオン性水溶性化合物由来の構造単位40〜80重量%、アニオン性水溶性化合物由来の構造単位0.5〜20重量%、及びノニオン性非水溶性化合物由来の構造単位10〜50重量%を含有する上記(2)の水系顔料分散体。
(13)ブロック共重合体(I)の酸価が20mgKOH/g以上であり、かつアミン価が40mgKOH/g以上である上記(1)〜(12)のいずれかの水系顔料分散体。
(15)上記(1)〜(13)のいずれかの水系顔料分散体の製造方法であって、上記表面処理剤、顔料、水溶性無機塩、及び水溶性溶剤を混練し、顔料を摩砕及び表面処理し、上記表面処理剤により表面処理された微細化顔料を含む第2混合物を得る微細化表面処理工程、を含む水系顔料分散体の製造方法。
(16)第2混合物に水溶性溶剤と相溶しない溶剤を添加混合する溶剤処理工程を含む、上記(14)又は(15)の水系顔料分散体の製造方法。
(17)水溶性溶剤と相溶しない溶剤が、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エステル系溶剤、エーテル系溶剤、脂肪族炭化水素系溶剤、及び芳香族炭化水素系溶剤よりなる群から選ばれる少なくとも一種である上記(16)の水系顔料分散体の製造方法。
(18)表面処理工程若しくは微細化表面処理工程で得られた第2混合物、又は溶剤処理工程で得られた、水溶性溶剤と相溶しない溶剤を含む第2混合物を水洗することにより、水溶性無機塩、水溶性溶剤、及び水溶性溶剤と相溶しない溶剤を第2混合物から除去する上記(14)〜(17)のいずれかの水系顔料分散体の製造方法。
以下、本発明の水系顔料分散体に含まれる各成分について、順を追ってさらに詳しく説明する。
本発明では、顔料を例えばソルトミリング法等の顔料微細化法により微細化した微細化顔料を使用する。微細化顔料の一次粒径は特に限定されないが、好ましくは100nm以下、より好ましくは80nm以下である。本明細書では、微細化顔料の一次粒径は、例えば、透過型電子顕微鏡(商品名:JEM−1011、日本電子(株)製)による5万倍及び10万倍の画像から、任意の微細化顔料粒子50個を選択し、画像中に示された計測尺をもとに各微細化顔料粒子の最大粒径を測定し、算術平均として求める。
本発明では、上述のように、環状アミン化合物由来の構造単位(以下「環状アミン単位」と称すことがある)を含む重合体ブロック(A)と、ノニオン性水溶性化合物に由来する構造単位(以下「ノニオン性水溶性単位」と称すことがある)、及びアニオン性水溶性化合物に由来する構造単位(以下「アニオン性水溶性単位」と称すことがある)を含み、かつ環状アミン単位を含まない重合体ブロック(B)と、を含むブロック共重合体(I)を有効成分として含む表面処理剤を用いる。表面処理剤の形態としては、ブロック共重合体(I)のみからなる形態、ブロック共重合体(I)を水及び/又は溶剤に溶解させた溶液形態、ブロック共重合体(I)を水及び/又は溶剤に分散させた分散液形態等が挙げられる。
アリール(メタ)アクリレートとしては、例えば、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
本発明の水系顔料分散体は、その機能及び効果を損なわない範囲で、また、塗料化した場合の相溶性不良、塗膜欠陥、塗膜の耐候性等を考慮した上で、任意成分として、例えば、樹脂型顔料分散剤、界面活性型顔料分散剤、有機顔料誘導体、分散助剤等を含んでいてもよい。これらの任意成分は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。これらの任意成分は、例えば、微細化中の顔料分散体及び/又は微細化顔料分散体に、表面処理剤と同時に又は別々に添加することができる。表面処理剤と同時に添加する場合は、これらの任意成分を表面処理剤中に含ませてもよい。
本発明の水系顔料分散体の製造方法としては、例えば、微細化工程と、微細化工程に引き続いて行われる表面処理工程とを含む第1の製造方法、微細化表面処理工程を含む第2の製造方法等が挙げられる。
重合体の分子量の測定には、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を利用した。GPCシステムとしては、(株)島津製作所製のRI検出器(商品名:RID−10A)、システムコントローラ(商品名:SCL−10A)、ポンプ(商品名:LC−20AD)及びジーエルサイエンス(株)製のカラムオーブン(商品名:CO705)から成るシステムを用い、カラムとしては昭和電工(株)製のShodex GPC KF−804、GPC KF−802、GPC KF−G(いずれも商品名)を用いた。溶媒はテトラヒドロフランを用い、流速は1ml/分、カラム温度は35℃、標準物質としてポリスチレンを用いた。
重合体の酸価は、自動滴定装置(商品名:COM−1600、平沼産業(株)製)を用い、ブロック共重合体(I)をアセトンに溶解させたものを試料として、0.1M水酸化カリウムによる電位差滴定法により測定した。
[アミン価]
重合体のアミン価は、自動滴定装置(商品名:COM−550、平沼産業(株)製)を用い、ブロック共重合体(I)を酢酸に溶解させたものを試料として、0.1M過塩素酸酢酸溶液による電位差滴定法により測定した。
pHは、pH計(商品名:Seven Easy、メトラー・トレド(株)製)を用いて測定した。
水系顔料分散体を、厚み100μmのPETフィルム(商品名:ルミラー100−T60、東レ(株)製)に、バーコーター(No.6、巻線径0.15mm)を用いて、ウェット膜厚2μmで展色し、25℃で乾燥して塗膜を作製した。得られた塗膜の反射色相及び彩度を、分光色差計(商品名:SE 6000、日本電色工業(株)製)を用いて測定した。PETフィルムの下面に白色板を当て、光源C(ハロゲンランプ12V50W)、視野角2°、測定面積30mmφとして、ハンターLab表色系により、反射色相を測定した。得られたa値およびb値から、下記の式により、彩度C値を算出した。なお、白色板としては、光源C、視野角2°で、XYZ表色系での三刺激値X、Y及びZが、90≦X≦96、92≦Y≦98、100≦Z≦116のものを用いた。
彩度C=(a2+b2)1/2
◎:彩度73以上…極めて良好
〇:彩度70以上73未満…非常に良好
×:彩度70未満…不十分
ブチルアクリレート(ノニオン性非水溶性有機化合物)192.8部、メトキシポリエチレングリコール(n≒9)メタクリレート(ノニオン性水溶性有機化合物)321.9部、アクリル酸(アニオン性水溶性有機化合物)59.2部、N−(2−メチルプロピル)−N−(1−ジエチルホスホノ−2,2−ジメチルプロピル)−O−(2−カルボキシルプロプ−2−イル)ヒドロキシアミン(重合調整剤)15.0部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(反応溶媒)370部を2L容ステンレス鋼製セパラブルフラスコに仕込み、窒素バブリング及び撹拌をしながら、オイルバスにて系を125℃まで昇温し、昇温が終わってから6.5時間反応させ、重合体ブロックBを合成した。内容物を少量サンプリングし、GPC測定を行ったところ、ピークトップ分子量9570、Mw/Mn=1.43であった。
ノニオン性水溶性有機化合物、アニオン性水溶性有機化合物、ノニオン性非水溶性有機化合物、及び環状アミン化合物の種類及び使用量を変更する以外は、製造例1と同様にして、本発明のブロック共重合体(I)(製造例2、4〜12)及び比較用共重合体(製造例13〜15)を製造した。
構造単位(1):ノニオン性非水溶性有機化合物(BA;ブチルアクリレート由来の構造単位、MMA;メチルメタクリレート由来の構造単位、MA;メチルアクリレート由来の構造単位)
構造単位(2):ノニオン性水溶性有機化合物(MPE;メトキシポリエチレングリコールアクリレート由来の構造単位)
構造単位(3):アニオン性水溶性有機化合物(AA;アクリル酸由来の構造単位)
構造単位(4):アミン化合物(DMA;ジメチルアミノエチルアクリレート由来の構造単位[比較用アミン化合物]、VPy;4−ピリジン由来の構造単位[環状アミン化合物])
[顔料]塩素化銅フタロシアニン顔料(C.I.Pigment Blue15:1)、商品名:CYANINE BLUE G−314、山陽色素(株)製
[水溶性無機塩]中性無水芒硝、三田尻化学工業(株)製
[水溶性溶剤]ジエチレングリコール、三菱化学(株)製
[水溶性溶剤に相溶しない溶剤]メチルエチルケトン、丸善石油化学(株)製
[混練機]双腕型混練機、1Lニーダー、(株)モリヤマ製
<微細化工程>
中性無水芒硝600g、塩素化銅フタロシアニン顔料60g、及びジエチレングリコール132gを双腕型混練機に投入し、混練機内部の混合物の温度を40℃に維持しながら10時間混練し、マグマを得た。
混練機内にて、微細化工程で得られたマグマに、製造例1のブロック共重合体からなる表面処理剤をブロック共重合体(I)純分で18g(対微細化顔料30%)添加し、マグマの温度を40℃に維持し、3時間混練した。
表面処理された微細化顔料を含むマグマを60℃の温水8Lに撹拌分散し、その後ヌッチェに移してろ過し、中性無水芒硝及びジエチレングリコールがほぼ完全に除去されるまで水洗を繰り返して、顔料水ペーストを得た。
得られた顔料水ペーストから微細化顔料純分で10gを秤量し、200mLのガラス製の瓶に入れ、さらに水および5mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加し、微細化顔料含有量14%及びpH8.5に調整した後、ステンレス製のディスパーを用いて2時間分散処理して、本発明の水系顔料分散体71.43gを得た。
<微細化表面処理工程>
中性無水芒硝600g、塩素化銅フタロシアニン顔料60g、ジエチレングリコール111g、及び製造例1のブロック共重合体18gをジエチレングリコール21gに分散した表面処理剤を双腕型混練機に投入し、該混練機内の混合物の温度を40℃に維持し、13時間混練し、表面処理された微細化顔料を含むマグマを得た。
混練機内にて、微細化表面処理工程後のマグマにメチルエチルケトン18g(製造例1のブロック共重合体に対し100%)を添加し、マグマの温度を40℃に維持し、1時間混練した。
表面処理工程後のマグマに、撹拌下60℃の温水8Lを添加及び混合し、その後ヌッチェに移してろ過し、中性無水芒硝、ジエチレングリコール及びメチルエチルケトンがほぼ完全に取り除けるまで水洗を繰り返して、顔料水ペーストを得た。得られた顔料水ペーストに対し、実施例1の水系顔料分散体の調製の項と同様の分散操作を施し、本発明の水系顔料分散体71.43gを得た。
製造例1のブロック共重合体に代えて、製造例2、4〜12のブロック共重合体(実施例3、5〜13)及び製造例13〜15の共重合体(比較例1〜3)をそれぞれ用いる以外は、実施例2と同様にして、本発明及び比較用の水系顔料分散体を得た。
実施例2、3、5〜13及び比較例1〜3で得られた水系顔料分散体について、塗膜の彩度を評価した。結果を表2に示す。
Claims (14)
- 環状アミン化合物由来の構造単位を含む重合体ブロック(A)と、ノニオン性水溶性化合物由来の構造単位及びアニオン性水溶性化合物由来の構造単位を含み、かつ前記環状アミン化合物由来の構造単位を含まない重合体ブロック(B)と、のブロック共重合体(I)を含む表面処理剤により表面処理された微細化顔料を含む水系顔料分散体であって、
前記環状アミン化合物が、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、1−ビニルイミダゾール、1−ビニル−1H−ピラゾール、1−ビニル−2−イミダゾリン、2−ビニル−2−イミダゾリン、2−ビニルピラジン、及び2−ビニル−4,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジンよりなる群から選ばれる少なくとも1種の含窒素複素環化合物であり、
前記ノニオン性水溶性化合物が、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド化合物、N−ビニルピロリドン、及びアルキレンオキサイドよりなる群から選ばれる少なくとも1種のノニオン性水溶性有機化合物であり、
前記アニオン性水溶性化合物が、カルボン酸基、スルホン酸基、及びリン酸基よりなる群から選ばれる少なくとも一種の酸基、及び重合性二重結合を含む基を有する有機酸化合物であり、
前記ブロック共重合体(I)が、前記環状アミン化合物由来の構造単位5〜30重量%、前記ノニオン性水溶性化合物由来の構造単位40〜80重量%、及び前記アニオン性水溶性化合物由来の構造単位0.5〜20重量%を含有する、水系顔料分散体。 - 前記重合体ブロック(B)が、さらにノニオン性非水溶性化合物由来の構造単位を含む請求項1に記載の水系顔料分散体。
- 前記重合体ブロック(B)が、ランダム共重合体である請求項1又は2に記載の水系顔料分散体。
- 前記ノニオン性非水溶性化合物が、鎖状炭化水素基、環状炭化水素基及び芳香族炭化水素基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の疎水性基、及び重合性二重結合を含む基を有するノニオン性非水溶性有機化合物である請求項2又は3に記載の水系顔料分散体。
- 前記ノニオン性非水溶性有機化合物が、鎖状アルキル(メタ)アクリレート、シクロアルキル(メタ)アクリレート、アリール(メタ)アクリレート、及びスチレン系化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項4に記載の水系顔料分散体。
- 前記ブロック共重合体(I)が、前記環状アミン化合物由来の構造単位5〜30重量%、前記ノニオン性水溶性化合物由来の構造単位40〜80重量%、前記アニオン性水溶性化合物由来の構造単位0.5〜20重量%、及び前記ノニオン性非水溶性化合物由来の構造単位10〜50重量%を含有する請求項2に記載の水系顔料分散体。
- 前記ブロック共重合体(I)の酸価が20mgKOH/g以上であり、かつアミン価が40mgKOH/g以上である請求項1〜6のいずれか1項に記載の水系顔料分散体。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の水系顔料分散体の製造方法であって、
顔料、水溶性無機塩、及び水溶性溶剤を混練して前記顔料を摩砕し、微細化顔料を含む第1混合物を得る微細化工程と、前記第1混合物に前記表面処理剤を添加混合し、前記表面処理剤により表面処理された前記微細化顔料を含む第2混合物を得る表面処理工程と、を含む水系顔料分散体の製造方法。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の水系顔料分散体の製造方法であって、
前記表面処理剤、顔料、水溶性無機塩、及び水溶性溶剤を混練し、前記顔料を摩砕及び表面処理し、前記表面処理剤により表面処理された微細化顔料を含む第2混合物を得る微細化表面処理工程、を含む水系顔料分散体の製造方法。 - 前記表面処理工程若しくは前記微細化表面処理工程で得られた前記第2混合物、又は前記溶剤処理工程で得られた、前記水溶性溶剤と相溶しない溶剤を含む前記第2混合物を水洗することにより、前記水溶性無機塩、前記水溶性溶剤、及び前記水溶性溶剤と相溶しない溶剤を前記第2混合物から除去する請求項8又は9に記載の水系顔料分散体の製造方法。
- 環状アミン化合物由来の構造単位を含む重合体ブロック(A)と、ノニオン性水溶性化合物由来の構造単位及びアニオン性水溶性化合物由来の構造単位を含み、かつ前記環状アミン化合物由来の構造単位を含まない重合体ブロック(B)と、のブロック共重合体(I)を含む表面処理剤により表面処理された微細化顔料を含む水系顔料分散体の製造方法であって、
顔料、水溶性無機塩、及び水溶性溶剤を混練して前記顔料を摩砕し、微細化顔料を含む第1混合物を得る微細化工程と、前記第1混合物に前記表面処理剤を添加混合し、前記表面処理剤により表面処理された前記微細化顔料を含む第2混合物を得る表面処理工程と、を含み、前記第2混合物を水洗することにより、前記水溶性無機塩、前記水溶性溶剤、及び前記水溶性溶剤と相溶しない溶剤を前記第2混合物から除去する水系顔料分散体の製造方法。 - 環状アミン化合物由来の構造単位を含む重合体ブロック(A)と、ノニオン性水溶性化合物由来の構造単位及びアニオン性水溶性化合物由来の構造単位を含み、かつ前記環状アミン化合物由来の構造単位を含まない重合体ブロック(B)と、のブロック共重合体(I)を含む表面処理剤により表面処理された微細化顔料を含む水系顔料分散体の製造方法であって、
前記表面処理剤、顔料、水溶性無機塩、及び水溶性溶剤を混練し、前記顔料を摩砕及び表面処理し、前記表面処理剤により表面処理された微細化顔料を含む第2混合物を得る微細化表面処理工程、を含み、前記第2混合物を水洗することにより、前記水溶性無機塩、前記水溶性溶剤、及び前記水溶性溶剤と相溶しない溶剤を前記第2混合物から除去する水系顔料分散体の製造方法。 - 前記第2混合物に前記水溶性溶剤と相溶しない溶剤を添加混合する溶剤処理工程を含む、請求項8〜12の何れか1項に記載の水系顔料分散体の製造方法。
- 前記水溶性溶剤と相溶しない溶剤が、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エステル系溶剤、エーテル系溶剤、脂肪族炭化水素系溶剤、及び芳香族炭化水素系溶剤よりなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項13に記載の水系顔料分散体の製造方法。
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