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JP6464305B1 - 検査装置および検査方法 - Google Patents

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JP6464305B1
JP6464305B1 JP2018149436A JP2018149436A JP6464305B1 JP 6464305 B1 JP6464305 B1 JP 6464305B1 JP 2018149436 A JP2018149436 A JP 2018149436A JP 2018149436 A JP2018149436 A JP 2018149436A JP 6464305 B1 JP6464305 B1 JP 6464305B1
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Abstract

【課題】良品と不良品とを正しく判断する可能性を高くする。
【解決手段】仮想検査装置60は、特性測定部70と要件判断部72と判断結果出力部74とを備える。特性測定部70は物についての所定の特性を測定する。要件判断部72は、特性測定部70が測定した特性についての所定の要件が満たされるか否かを判断する。判断結果出力部74は、要件判断部72による判断の結果を出力する。判断結果出力部74は、要件判断部72による判断の結果を示す情報を出力する。要件判断部72が、計量値データ群記憶部100と群平均算出部102と標準偏差推定値特定部106と標準偏差妥当性判断部104と比較対象値判断部108とを有している。標準偏差妥当性判断部104は、所定の判断基準に基づいて計量値データの群の標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断する。この計量値データの群は、1個の物の1種類の特性を示す。
【選択図】図2

Description

本発明は、検査装置および検査方法に関する。
特許文献1はICの検査方法を開示する。この検査方法は、半導体集積回路の外形検査のための方法である。この検査方法は、検査対象事象を測定する検査方法の精度が所定値以上の測定誤差を有することを前提とする。この検査方法は、第1の検査工程と、第2の検査工程と、第3の検査工程とを備える。第1の検査工程は、検査結果が第1の良否判定基準以下の被測定半導体集積回路を良品と判断する工程である。第1の良否判定基準は保証規格以下に設定される。第2の検査工程は、第1の検査工程で良品でないと判断された被測定半導体集積回路に対して第2の良否判定基準を適用して検査する工程である。第2の検査工程においては、検査結果が第2の良否判定基準より大きい被測定半導体集積回路は不良品と判断される。第2の良否判定基準は、保証規格を測定誤差分だけ上回る基準である。第3の検査工程は、第1の検査工程で良品でないと判断され、かつ第2の検査工程で不良品ではないと判断された被測定半導体集積回路に対する工程である。第3の検査工程において、複数回の第1および第2の検査工程がそれぞれ実施される。その実施結果に基づいて測定誤差内の真値の推定値が算出される。第3の検査工程において、この推定値と保証規格とが比較される。その比較結果が保証値以下の被測定半導体集積回路は良品とされる。それ以外の被測定半導体集積回路は不良品とされる。特許文献1に開示された検査方法によれば、本来良品であるICが不良と誤確認される可能性を低減させることができる。
特許文献2は検査装置における良品判定基準設定方法を開示する。この良品判定基準設定方法は、複数の良品について検査装置を用いて得た良品計量値の分布と、複数の不良品についてその検査装置を用いて得た不良品計量値の分布とを求め、両者を比較して良品判定基準を設定するものである。すなわち、上限の良品判定基準を上限側における不良品計量値の分布の下限より小さなものとし、下限の良品判定基準を下限側における不良品計量値の分布の上限より大きなものとする。特許文献2に開示された良品判定基準設定方法によれば、不良品を良品であると判定してしまうことを統計的にゼロにするという品質管理上の目的を達成可能にできる。
特開平7−151700号公報 特開2012−127973号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたICの検査方法には、第3の検査工程において本来不良であるICが良品と誤確認される虚報率を低減させないという問題点がある。
特許文献2に開示された良品判定基準設定方法には、良品が不良品と判定される割合が大きくなるという問題点がある。
本発明は、このような問題を解消するものである。その目的は、良品と不良品とを正しく判断する可能性が高い検査装置および検査方法を提供することにある。
図面を参照して本発明の検査装置および検査方法を説明する。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上記課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、検査装置60は、特性測定部70と、要件判断部72と、判断結果出力部74とを備える。特性測定部70は、物についての所定の特性を測定する。その物は、検査の対象である。要件判断部72は、特性測定部70が測定した特性についての所定の要件が満たされるか否かを判断する。判断結果出力部74は、要件判断部72による判断の結果を示す情報を出力する。特性測定部70が、物についての特性を1個の物の1種類の特性につき複数回測定する。要件判断部72が、計量値データ群記憶部100と、群平均算出部102と、標準偏差推定値特定部106と、標準偏差妥当性判断部104と、比較対象値判断部108とを有している。計量値データ群記憶部100は、特性測定部70が測定した1個の物の1種類の特性を示す計量値データの群を記憶する。群平均算出部102は、計量値データの群の平均値を算出する。標準偏差推定値特定部106は、計量値データの群の標準偏差の推定値を特定する。標準偏差妥当性判断部104は、所定の判断基準に基づいて標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断する。比較対象値判断部108は、次に述べられる比較対象値が比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすか否かを判断する。この比較対象値は、計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値と計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値とのうち少なくとも一方である。判断結果出力部74は、次に述べられる場合には、所定の要件が満たされているという判断の結果を出力する。その場合とは、比較対象値が比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たし標準偏差の推定値が標準偏差妥当性判断部104によって妥当な値になると判断される場合である。一方、判断結果出力部74は、次に述べられる場合には、標準偏差の推定値が標準偏差妥当性判断部104によって妥当な値になると判断される場合とは異なる内容の判断の結果を示す情報を出力する。その場合とは、標準偏差の推定値が標準偏差妥当性判断部104によって妥当な値になると判断されない場合である。
標準偏差妥当性判断部104は、所定の判断基準に基づいて計量値データの群の標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断する。標準偏差の推定値が標準偏差妥当性判断部104によって妥当な値になると判断されるか否かに応じて異なる情報が出力されるので、判断の結果が妥当なものとなる。その結果、本発明のある局面に従う検査装置60は、良品と不良品とを正しく判断する可能性が高い。
また、上述された特性測定部70が、物についての特性を1個の物の1種類の特性につき少なくとも3回測定することが望ましい。この場合、標準偏差妥当性判断部104が、範囲算出部110と、範囲記憶部112と、範囲平均算出部114と、範囲判断部116とを有していることが望ましい。範囲算出部110は、範囲を算出する。この場合の範囲は、測定された順序が連続する同一の種類の特性を1対1で示す2個の計量値データの差である。範囲記憶部112は、範囲算出部110が算出した範囲を記憶する。範囲平均算出部114は、特性測定部70が1個の物の1種類の特性を3回目に測定した時以降、1個の物の1種類の特性についての複数個の範囲の平均値を算出する。範囲判断部116は、次に述べられる判断基準に基づいて標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断する。その判断基準は、範囲の平均値の算出に用いられた複数個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に判断用の所定の係数を乗算して得られる値までか否かという判断基準である。この場合、標準偏差推定値特定部106が、範囲平均算出部114が算出した範囲の平均値に推定用の所定の係数を乗算することにより標準偏差の推定値を特定することが望ましい。
特性測定部70によって測定された順序が連続する同一の種類の特性を1対1で示す2個の計量値データの差が範囲となる。その範囲のいずれかが大き過ぎることも小さ過ぎることも計量値データの群のバラツキが均一でないことを意味する。範囲の平均値の算出に用いられた複数個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に判断用の所定の係数を乗算して得られる値までか否かを範囲判断部116が判断することで、特性を示す計量値データの群のバラツキが均一か否かを判断できる。計量値データの群のバラツキが均一であれば、計量値データの範囲の平均値と標準偏差の期待値との間には比例関係が成り立つことが周知である。計量値データの範囲の平均値と標準偏差の期待値との間に比例関係が成り立つとき、計量値データの範囲の平均値に推定用の所定の係数を乗算するという手法で、計量値データの範囲の平均値そのものよりも標準偏差の期待値に近い値を得ることが可能である。これにより、計量値データの範囲の平均値に推定用の所定の係数を乗算することで得られる値を標準偏差の推定値とすることが可能となる。その推定値が妥当な値になるか否かを判断することが可能となる。この場合、2個の計量値データから算出された範囲に基づいて標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かが判断されることとなる。これにより、範囲の平均値の算出に用いられる範囲の個数が同じであれば、3個以上の計量値データから範囲が算出される場合に比べて、標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かの判断を迅速に行うことが可能となる。
本発明の他の局面に従うと、検査方法は、特性測定工程S200と、要件判断工程S202と、判断結果出力工程S204とを備える。特性測定工程S200において、物についての所定の特性が測定される。その物は、検査の対象である。要件判断工程S202において、特性についての所定の要件が満たされるか否かが判断される。その特性は、特性測定工程S200において測定された特性である。判断結果出力工程S204において、要件判断工程S202における判断の結果が出力される。特性測定工程S200において、物についての特性が1個の物の1種類の特性につき複数回測定される。要件判断工程S202が、計量値データ群記憶工程S220と、群平均算出工程S222と、標準偏差推定値特定工程S226と、標準偏差妥当性判断工程S224と、比較対象値判断工程S228とを有している。計量値データ群記憶工程S220において、特性測定部70が測定した1個の物の1種類の特性を示す計量値データの群が記憶される。群平均算出工程S222において、計量値データの群の平均値が算出される。標準偏差推定値特定工程S226において、計量値データの群の標準偏差の推定値が特定される。標準偏差妥当性判断工程S224において、所定の判断基準に基づいて標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かが判断される。比較対象値判断工程S228において、比較対象値がその比較対象値に応じて定められた所定の要件を満たすか否かが判断される。比較対象値は、計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値と計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値とのうち少なくとも一方である。この場合、判断結果出力工程S204において、比較対象値が比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たし標準偏差の推定値が標準偏差妥当性判断工程S224において妥当な値になると判断される場合には判断の結果を示す情報が出力される。その判断の結果は、所定の要件が満たされていることを示す。この工程においては、標準偏差の推定値が標準偏差妥当性判断工程S224において妥当な値になると判断されない場合には、次に述べられる情報が出力される。その情報は、標準偏差の推定値が標準偏差妥当性判断工程S224において妥当な値になると判断される場合とは異なる内容の判断の結果を示す。
本発明にかかる検査装置および検査方法は、良品と不良品とを正しく判断する可能性が高い。
周知のコンピュータのハードウェア構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる仮想検査装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる検査方法の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる要件判断工程の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる標準偏差妥当性判断工程の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる判断結果出力工程の制御の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[コンピュータのハードウェア構成の説明]
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は、周知のコンピュータ10のハードウェア構成を示す概念図である。図1に基づいて、コンピュータ10のハードウェア構成が説明される。本実施形態にかかるコンピュータ10は、制御部30と 、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、マウス38と、コネクタ40と、表示装置42と、第1I/O(Input/Output)44と、第2I/O46と、第3I/O48とを有する。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)などによって実現される。制御部30は、メモリ32から読出したプログラムを実行することにより、そのプログラムにおいて定められた手順に従ってコンピュータ10を構成する各装置を制御する。メモリ32は、ROM(Read only memory)およびRAM(Random access memory)などによって実現される。メモリ32は、プログラムとデータとを記憶する。固定ディスク34は、プログラムを記録する。キーボード36およびマウス38は、オペレータの入力に応じて信号を生成する。これにより、コンピュータ10に情報が入力される。本実施形態においては、キーボード36およびマウス38が入力受付部に相当する。「入力受付部」とは、コンピュータ10のうち、ユーザからの情報入力を受付ける部分を意味する。コネクタ40にはUSB(Universal Serial Bus)メモリ18が接続される。USBメモリ18に記録されたプログラムおよび情報はコネクタ40を介して制御部30に読み込まれる。表示装置42は、画像を表示することにより情報を出力する。本実施形態の場合、第1I/O44は、電流計12に接続される。第1I/O44は、電流計12が出力した計量値データを受付ける。これにより、第1I/O44は、その計量値データが示す特性(この場合、電流の大きさ)を受付けることとなる。第2I/O46は、圧力計14に接続される。第2I/O46は、圧力計14が出力した計量値データを受付ける。これにより、第2I/O46は、その計量値データが示す特性(この場合、圧力の大きさ)を受付けることとなる。第3I/O48は、回転計16に接続される。第3I/O48は、回転計16が出力した計量値データを受付ける。これにより、第3I/O48は、その計量値データが示す特性(この場合、単位時間における回転数)を受付けることとなる。
[仮想検査装置の機能の説明]
図2は、仮想検査装置60の機能ブロック図である。図2に基づいて、本実施形態にかかる仮想検査装置60の構成とその機能とが説明される。上述されたコンピュータ10と、電流計12と、圧力計14と、回転計16とは、仮想検査装置60を構成する。その結果、本実施形態にかかる仮想検査装置60はコンピュータ10と測定装置とを備えることとなる。
本実施形態にかかる仮想検査装置60は、特性測定部70と、要件判断部72と、判断結果出力部74とを備える。
本実施形態の場合、特性測定部70は、電流計12と、圧力計14と、回転計16と、第1I/O44と、第2I/O46と、第3I/O48とによって実現される。特性測定部70は、物についての所定の特性を複数回測定する。その物は、検査の対象である。物の例には、工場で生産される製品がある。ここで言う複数回の測定とは、1種類の特性が複数回測定されることを意味する。例えば、1個の部品に対して電流が複数回測定されることがここで言う複数回の測定である。例えば、1個の部品に対して、電流と電圧と回転数とがそれぞれ6回ずつ測定される場合、それは1個の物の3種類の特性につきそれぞれ複数回測定されることを意味する。もちろん、測定の対象となるものは部品に限定されない。
本実施形態の場合、要件判断部72は、コンピュータ10のうち第1I/O44と第2I/O46と第3I/O48とを除く部分によって実現される。要件判断部72は、特性測定部70が測定した特性(例えば、電流、圧力、回転数のいずれか)についての所定の要件が満たされるか否かを判断する。
本実施形態の場合、判断結果出力部74は、コンピュータ10のうち第1I/O44と第2I/O46と第3I/O48とを除く部分によって実現される。判断結果出力部74は、要件判断部72による判断の結果を出力する。
以下、要件判断部72の構成および機能が説明される。本実施形態にかかる要件判断部72は、計量値データ群記憶部100と、群平均算出部102と、標準偏差妥当性判断部104と、標準偏差推定値特定部106と、比較対象値判断部108とを有している。
計量値データ群記憶部100は、計量値データの群を記憶する。この計量値データは、特性測定部70が測定した1個の物の1種類の特性を示す。本実施形態の場合、計量値データ群記憶部100は、電流を示す計量値データの群と、圧力を示す計量値データの群と、回転数を示す計量値データの群とを記憶する。これにより、本実施形態にかかる計量値データ群記憶部100は、複数種類の特性それぞれについての計量値データの群を記憶することとなる。
群平均算出部102は、上述された計量値データの群の平均値を算出する。本実施形態の場合、群平均算出部102は、3種類の特性それぞれについて、計量値データの群の平均値を算出する。その結果、群平均算出部102は、電流を示す計量値データの群の平均値と、圧力を示す計量値データの群の平均値と、回転数を示す計量値データの群の平均値とを算出することとなる。
標準偏差妥当性判断部104は、所定の判断基準に基づいて群の標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断する。この推定値は、上述された計量値データの群の標準偏差の推定値である。
標準偏差推定値特定部106は、所定の計算により、上述された計量値データの群の標準偏差の推定値を特定する。本実施形態におけるその計算は、範囲の平均値を推定用の所定の係数で乗算するというものである。本実施形態におけるその推定用の係数は「1.128」の逆数である。すなわち、本実施形態における標準偏差の推定値は、範囲の平均値を「1.128」の逆数で乗算することにより得られる値である。本実施形態の場合、標準偏差推定値特定部106は、3種類の特性それぞれについて、範囲の平均値を推定用の所定の係数で乗算することにより、標準偏差の推定値を特定する。
比較対象値判断部108は、次に述べられる比較対象値が比較対象値に応じて定められた計量値データについての所定の要件を満たすか否かを判断する。この比較対象値は、上述された計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値と上述された計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値とのうち少なくとも一方である。本実施形態の場合、比較対象値は、特性測定部70が測定する特性ごとに存在する。本実施形態の場合、電流に関する比較対象値は、電流に関する計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値である。電流に関する計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値は本実施形態における電流に関する比較対象値ではない。この電流に関する比較対象値に応じて定められる要件は、電流に関する計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値が所定の閾値以下というものである。本実施形態の場合、圧力に関する比較対象値は、圧力に関する計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値である。圧力に関する計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値は本実施形態における圧力に関する比較対象値ではない。この圧力に関する比較対象値に応じて定められる要件は、圧力に関する計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値が所定の閾値以上というものである。本実施形態の場合、回転数に関する比較対象値は、回転数に関する計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値と回転数に関する計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値との双方である。この回転数に関する比較対象値に応じて定められる要件は、回転数に関する計量値データの群の平均値に標準偏差の推定値を加算した値が所定の閾値以上、かつ、回転数に関する計量値データの群の平均値から標準偏差の推定値を減算した値が所定の閾値以上というものである。回転数に関する比較対象値に応じて定められる2種類の閾値は互いに異なる値である。前者の閾値は後者の閾値より大きい値である。これらの説明から明らかな通り、本実施形態の場合、1種類の特性における比較対象値は、1種類の場合と2種類の場合とがある。本実施形態の場合、1種類の特性における比較対象値が1種類であれば、この比較対象値に応じて定められる要件(上述された所定の要件)は1種類である。1種類の特性における比較対象値が2種類であれば、この比較対象値に応じて定められる要件(上述された所定の要件)は2種類である。
以下、標準偏差妥当性判断部104の構成および機能が説明される。本実施形態にかかる標準偏差妥当性判断部104は、範囲算出部110と、範囲記憶部112と、範囲平均算出部114と、範囲判断部116とを有している。
範囲算出部110は、範囲を算出する。本実施形態の場合、範囲は、測定された順序が連続する同一の種類の特性を1対1で示す2個の計量値データの差である。
範囲記憶部112は、範囲算出部110が算出した範囲を記憶する。本実施形態の場合、範囲記憶部112は、1個の物の1種類の特性について、複数個の範囲を記憶する。
範囲平均算出部114は、特性測定部70が1個の物の1種類の特性を3回目に測定した時以降、1個の物の1種類の特性についての複数個の範囲の平均値を算出する。本実施形態の場合、範囲の平均値の算出に用いられる範囲の個数は任意に設定されるべきものである。
範囲判断部116は、範囲の平均値の算出に用いられた複数個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に判断用の所定の係数を乗算して得られる値までか否かを判断する。本実施形態の場合、その所定の係数は「3.267」である。本実施形態の場合、1個の物の複数種類の特性それぞれについて範囲の平均値が算出されている。これにより、範囲の平均値は複数個存在する。それら複数個の範囲の平均値それぞれについて上述した判断が可能である。本実施形態の場合、範囲判断部116は、それら複数個の範囲の平均値それぞれについて上述した判断を行う。
[フローチャートの説明]
図3は、本実施形態にかかる検査方法の制御の手順を示すフローチャートである。この制御は、次に述べられる複数の工程を本実施形態にかかる仮想検査装置60に実行させるものである。それら複数の工程は、特性測定工程S200、要件判断工程S202、および、判断結果出力工程S204である。これらの工程を実行した結果、本実施形態にかかる仮想検査装置60は、それら複数の工程を備える検査方法を実施することとなる。以下、これらの各工程の具体的な内容が説明される。
特性測定工程S200において、検査者は、仮想検査装置60のうち特性測定部70を構成する部分(電流計12、圧力計14、および、回転計16)を、検査の対象である物に接続する。接続後、特性測定部70は、その物についての所定の特性を複数回測定する。本実施形態においては、電流、圧力、および、回転数という3種類の特性が少なくとも3回測定される。本実施形態における具体的な測定回数は6回である。したがって、本実施形態においては、特性を示す計量値データが1個の物の1種類の特性につき6個ずつ得られることとなる。
要件判断工程S202において、要件判断部72は、特性測定工程S200において測定された特性がその特性についての所定の要件を満たすか否かを判断する。その具体的な内容については後述される。
判断結果出力工程S204において、判断結果出力部74は、要件判断部72による判断の結果を出力する。その具体的な内容については後述される。
図4は、本実施形態にかかる要件判断工程S202の制御の手順を示すフローチャートである。図4に基づいて、本実施形態にかかる要件判断工程S202の制御の手順が説明される。本実施形態の場合、要件判断工程S202は、計量値データ群記憶工程S220と、群平均算出工程S222と、標準偏差妥当性判断工程S224と、標準偏差推定値特定工程S226と、比較対象値判断工程S228と、合格情報設定工程S230と、不合格情報設定工程S232とを有している。
計量値データ群記憶工程S220において、計量値データ群記憶部100は、特性測定部70が測定した1個の物の1種類の特性を示す計量値データの群を記憶する。これらの計量値データが示す値は、特性測定部70による1回の測定によって測定される特性の大きさに、1対1で対応する。例えば、電流を示す1個の計量値データは、特性測定部70による1回の測定によって測定される電流の大きさに対応する。本実施形態の場合、計量値データ群記憶部100は、電流を示す計量値データの群と、圧力を示す計量値データの群と、回転数を示す計量値データの群とを記憶する。
群平均算出工程S222において、群平均算出部102は、上述された計量値データの群の平均値を算出する。本実施形態で言う計量値データの群は、1種類の特性についての6個の計量値データからなる群を意味する。本実施形態の場合、群平均算出部102は、電流を示す計量値データの群の平均値と、圧力を示す計量値データの群の平均値と、回転数を示す計量値データの群の平均値とを算出する。
標準偏差妥当性判断工程S224において、標準偏差妥当性判断部104は、所定の判断基準に基づいて上述された計量値データの群の標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断する。その具体的な内容については後述される。
標準偏差推定値特定工程S226において、標準偏差推定値特定部106は、所定の計算により、上述された計量値データの群の標準偏差の推定値を特定する。本実施形態におけるその計算は、範囲の平均値を「1.128」の逆数で乗算するというものである。すなわち、本実施形態における標準偏差の推定値は、範囲の平均値を「1.128」の逆数で乗算することにより得られる値である。本実施形態の場合、標準偏差推定値特定部106は、3種類の特性それぞれについて、範囲の平均値を推定用の所定の係数で乗算することにより、標準偏差の推定値を特定する。
比較対象値判断工程S228において、比較対象値判断部108は、比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすか否かを判断する。本実施形態の場合、比較対象値判断部108は、3種類の特性のいずれについても比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすとき、比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすと判断する。比較対象値判断部108は、3種類の特性のいずれかについての比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たさなければ、比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすと判断しない。比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすと判断された場合(S228にてYES)、処理はS230へと移される。そうでない場合(S228にてNO)、処理はS232へと移される。
合格情報設定工程S230にて、比較対象値判断部108は、判断結果が合格である旨の情報を判断結果出力部74に出力する。
不合格情報設定工程S232にて、比較対象値判断部108は、判断結果が不合格である旨の情報を判断結果出力部74に出力する。
図5は、本実施形態にかかる標準偏差妥当性判断工程S224の制御の手順を示すフローチャートである。図5に基づいて、本実施形態にかかる標準偏差妥当性判断工程S224の制御の手順が説明される。本実施形態の場合、標準偏差妥当性判断工程S224は、範囲算出工程S250と、範囲記憶工程S252と、範囲平均算出工程S254と、範囲判断工程S256と、妥当情報設定工程S258と、不当情報設定工程S260とを有している。
範囲算出工程S250にて、範囲算出部110は、範囲を算出する。この場合の範囲は、測定された順序が連続する同一の種類の特性を1対1で示す2個の計量値データの差である。例えば、2番目に測定された電流の大きさを示す計量値データと3番目に測定された電流の大きさを示す計量値データとの差が本実施形態における範囲である。
範囲記憶工程S252にて、範囲記憶部112は、範囲算出部110が算出した範囲を記憶する。
範囲平均算出工程S254において、範囲平均算出部114は、特性測定部70が1個の物の1種類の特性を3回目に測定した時以降、1個の物の1種類の特性についての複数個の範囲の平均値を算出する。これにより、電流についての範囲の平均値と、圧力についての範囲の平均値と、回転数についての範囲の平均値とが算出されることとなる。
範囲判断工程S256において、範囲判断部116は、範囲の平均値の算出に用いられた複数個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に判断用の所定の係数を乗算して得られる値までか否かを判断する。これにより、所定の判断基準に基づいて標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かが判断されることとなる。本実施形態の場合、その判断用の所定の係数は「3.267」である。本実施形態の場合、1個の物の複数種類の特性それぞれについて範囲の平均値が算出されている。これにより、範囲の平均値は複数個存在する。それら複数個の範囲の平均値それぞれについて上述した判断が可能である。本実施形態の場合、範囲判断部116は、それら複数個の範囲の平均値それぞれについて上述した判断を行う。本実施形態の場合、範囲判断部116は、次に述べられる場合に、範囲の平均値の算出に用いられた複数個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に判断用の所定の係数を乗算して得られる値までと判断する。その場合とは、次に述べられる3つの要件が満たされる場合である。第1の要件は、電流についての範囲の平均値の算出に用いられた範囲のいずれもが0から電流についての範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値までであるという要件である。第2の要件は、圧力についての範囲の平均値の算出に用いられた範囲のいずれもが0から圧力についての範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値までであるという要件である。第3の要件は、回転数についての範囲の平均値の算出に用いられた範囲のいずれもが0から回転数についての範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値までであるという要件である。範囲の平均値の算出に用いられた複数個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に判断用の所定の係数を乗算して得られる値までと判断された場合(S256にてYES)、処理はS258へと移される。そうでない場合(S256にてNO)、処理はS260へと移される。
妥当情報設定工程S258にて、範囲判断部116は、判断結果が妥当である旨の情報を判断結果出力部74に出力する。
不当情報設定工程S260にて、範囲判断部116は、判断結果が不当である旨の情報を判断結果出力部74に出力する。
図6は、本実施形態にかかる判断結果出力工程S204の制御の手順を示すフローチャートである。図6に基づいて、本実施形態にかかる判断結果出力工程S204の制御の手順が説明される。本実施形態の場合、判断結果出力工程S204は、妥当性情報判断工程S280と、比較対象値情報判断工程S282と、合格情報出力工程S284と、不合格情報出力工程S286とを有している。
妥当性情報判断工程S280にて、判断結果出力部74は、範囲判断部116が出力した情報が判断結果が妥当である旨の情報か否かを判断する。範囲判断部116が出力した情報が判断結果が妥当である旨の情報と判断された場合(S280にてYES)、処理はS282へと移される。そうでない場合(S280にてNO)、処理はS286へと移される。
比較対象値情報判断工程S282にて、判断結果出力部74は、比較対象値判断部108が出力した情報が判断結果が合格である旨の情報か否かを判断する。比較対象値判断部108が出力した情報が判断結果が合格である旨の情報と判断された場合(S282にてYES)、処理はS284へと移される。そうでない場合(S282にてNO)、処理はS286へと移される。
合格情報出力工程S284において、判断結果出力部74は、判断結果が合格である旨の情報を出力する。
不合格情報出力工程S286にて、判断結果出力部74は、判断結果が不合格である旨の情報を出力する。
[プログラムの説明]
上述されたとおり、コンピュータ10が、本実施形態にかかる検査方法を実施する。本実施形態にかかる検査方法は、コンピュータ10の制御部30がメモリ32から読出したプログラムを実行することにより実現される。一般的にこうしたプログラムは、USBメモリ18などのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された状態で流通する。こうしたプログラムは図示されないインターネットを介して流通することもある。こうしたプログラムは、固定ディスク34にいったん記録される。制御部30が実行するプログラムは、その固定ディスク34に記録されたプログラムをメモリ32が記憶したものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、USBメモリ18などのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録されたソフトウェアである。
[動作の説明]
図示されないポンプに電力を供給することによってそのポンプを検査する場合を例にとって、本実施形態にかかる仮想検査装置60の動作が説明される。この場合、本実施形態に言う検査の対象である物とはそのポンプを意味する。
(ポンプに異常がない場合)
検査者は、仮想検査装置60のうち特性測定部70を構成する部分(電流計12、圧力計14、および、回転計16)を、ポンプに接続する。接続後、電流計12がポンプに流れる電流を6回測定する。圧力計14はそのポンプの吐出口における圧力を6回測定する。回転計16はそのポンプに内蔵されるモータの回転数を6回測定する。電流計12と圧力計14と回転計16とは、測定された特性を示す計量値データをコンピュータ10に送信する。コンピュータ10の第1I/O44と第2I/O46と第3I/O48とはその計量値データを受付ける。これにより、特性測定部70がそのポンプについての所定の特性を複数回測定したこととなる(S200)。
特性測定部70が特性を複数回測定すると、計量値データ群記憶部100は、特性測定部70が測定した1個の物の1種類の特性を示す計量値データの群を記憶する。この場合、電流を示す6個の計量値データ(これが電流を示す計量値データの群である)と、圧力を示す6個の計量値データ(これが圧力を示す計量値データの群である)と、回転数を示す6個の計量値データ(これが回転数を示す計量値データの群である)とが記憶される(S220)。
計量値データの群が記憶されると、群平均算出部102は、計量値データの群の平均値を算出する。これにより、電流を示す6個の計量値データの平均値と、圧力を示す6個の計量値データの平均値と、回転数を示す6個の計量値データの平均値とが算出される(S222)。
計量値データの群の平均値が算出されると、範囲算出部110は、範囲を算出する。この場合、上述された特性は6回測定されている。この場合の範囲は、測定された順序が連続する同一の種類の特性を1対1で示す2個の計量値データの差である。これにより、1種類の特性につき5個の範囲が算出されることとなる(S250)。
範囲が算出されると、範囲記憶部112は、範囲算出部110が算出した範囲を記憶する(S252)。
範囲が記憶されると、範囲平均算出部114は、標準偏差推定値特定部106に記憶された計量値データの範囲の平均値を算出する(S254)。これにより、電流についての計量値データの範囲の平均値と、回転数についての計量値データの範囲の平均値と、圧力についての計量値データの範囲の平均値とが算出される。
範囲の平均値が算出されると、範囲判断部116は、範囲の平均値の算出に用いられた複数個(本実施形態の場合は5個)の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値までか否かを判断する(S256)。この場合、3種類の特性のいずれにおいても、範囲のいずれもが0からその範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値までである。すなわち、電流についても、圧力についても、回転数についても、範囲の平均値の算出に用いられた5個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値までである。これにより(S256にてYES)、範囲判断部116は、判断結果が妥当である旨の情報を判断結果出力部74に出力する(S258)。
判断結果が妥当である旨の情報が判断結果出力部74に出力されると、標準偏差推定値特定部106は、上述された範囲の平均値を「1.128」の逆数で乗算することにより、計量値データの群の標準偏差の推定値を特定する(S226)。本実施形態の場合、電流についても、圧力についても、回転数についても、計量値データの群の標準偏差の推定値が特定される。
標準偏差の推定値が特定されると、比較対象値判断部108は、比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすか否かを判断する(S228)。この場合、すべての特性についての比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすので(S228にてYES)、比較対象値判断部108は、判断結果が合格である旨の情報を判断結果出力部74に出力する(S230)。
判断結果が合格である旨の情報が判断結果出力部74に出力されると、判断結果出力部74は、範囲判断部116が出力した情報が判断結果が妥当である旨の情報か否かを判断する(S280)。この場合、範囲判断部116が出力した情報は判断結果が妥当である旨の情報なので(S280にてYES)、判断結果出力部74は、比較対象値判断部108が出力した情報が判断結果が合格である旨の情報か否かを判断する(S282)。この場合、判断結果が合格である旨の情報が出力されるので(S282にてYES)、判断結果出力部74は、判断結果が合格である旨の情報を表示装置42の画面に出力する(S284)。
(電流が大きすぎる場合)
S200からS226までの処理を経て、比較対象値判断部108は、比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすか否かを判断する(S228)。この場合、特性のうち電流についての比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たさないので(S228にてNO)、比較対象値判断部108は、判断結果が不合格である旨の情報を判断結果出力部74に出力する(S232)。
判断結果が不合格である旨の情報が判断結果出力部74に出力されると、判断結果出力部74は、範囲判断部116が出力した情報が判断結果が妥当である旨の情報か否かを判断する(S280)。この場合、範囲判断部116が出力した情報は判断結果が妥当である旨の情報なので(S280にてYES)、判断結果出力部74は、比較対象値判断部108が出力した情報が判断結果が合格である旨の情報か否かを判断する(S282)。この場合、判断結果が不合格である旨の情報が出力されるので(S282にてNO)、判断結果出力部74は、判断結果が不合格である旨の情報を表示装置42の画面に出力する(S286)。
(圧力についての標準偏差の推定値が不当な場合)
S200からS254までの処理を経て、範囲判断部116は、範囲の平均値の算出に用いられた5個の範囲のいずれもが0から範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値までか否かを判断する(S256)。この場合、圧力についての1個の範囲が圧力についての範囲の平均値に「3.267」を乗算して得られる値を越えているとする。この場合(S256にてNO)、範囲判断部116は、判断結果が不当である旨の情報を判断結果出力部74に出力する(S260)。その後、S226の処理を経て、比較対象値判断部108は、比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすか否かを判断する(S228)。この場合、すべての特性についての比較対象値がその比較対象値に応じて定められる所定の要件を満たすとすると(S228にてYES)、比較対象値判断部108は、判断結果が合格である旨の情報を判断結果出力部74に出力する(S230)。
判断結果が合格である旨の情報が判断結果出力部74に出力されると、判断結果出力部74は、範囲判断部116が出力した情報が判断結果が妥当である旨の情報か否かを判断する(S280)。この場合、範囲判断部116が出力した情報は判断結果が不当である旨の情報なので(S280にてNO)、判断結果出力部74は、判断結果が不合格である旨の情報を表示装置42の画面に出力する(S286)。
[効果の説明]
本実施形態にかかる仮想検査装置60は、良品と不良品とを正しく判断する可能性が高い。
また、本実施形態にかかる仮想検査装置60は、標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かの判断を迅速に行うことが可能となる。
[変形例の説明]
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではない。もちろん、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよい。
10…コンピュータ
12…電流計
14…圧力計
16…回転計
18…メモリ
18…USBメモリ
30…制御部
32…メモリ
34…固定ディスク
36…キーボード
38…マウス
40…コネクタ
42…表示装置
44…第1I/O
46…第2I/O
48…第3I/O
60…仮想検査装置
70…特性測定部
72…要件判断部
74…判断結果出力部
100…計量値データ群記憶部
102…群平均算出部
104…標準偏差妥当性判断部
106…標準偏差推定値特定部
108…比較対象値判断部
110…範囲算出部
112…範囲記憶部
114…範囲平均算出部
116…範囲判断部

Claims (3)

  1. 検査の対象である物についての所定の特性を測定する特性測定部と、
    前記特性測定部が測定した前記特性についての所定の要件が満たされるか否かを判断する要件判断部と、
    前記要件判断部による判断の結果を示す情報を出力する判断結果出力部とを備える検査装置であって、
    前記特性測定部が、前記物についての前記特性を1個の前記物の1種類の前記特性につき複数回測定し、
    前記要件判断部が、
    前記特性測定部が測定した前記1個の物の1種類の前記特性を示す計量値データの群を記憶する計量値データ群記憶部と、
    前記計量値データの群の平均値を算出する群平均算出部と、
    前記計量値データの群の標準偏差の推定値を特定する標準偏差推定値特定部と、
    所定の判断基準に基づいて前記標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断する標準偏差妥当性判断部と、
    前記計量値データの群の前記平均値に前記標準偏差の推定値を加算した値と前記計量値データの群の前記平均値から前記標準偏差の推定値を減算した値とのうち少なくとも一方である比較対象値が前記比較対象値に応じて定められる前記所定の要件を満たすか否かを判断する比較対象値判断部とを有しており、
    前記判断結果出力部が、前記比較対象値が前記比較対象値に応じて定められる前記所定の要件を満たし前記標準偏差の推定値が前記標準偏差妥当性判断部によって妥当な値になると判断される場合には前記所定の要件が満たされているという前記判断の結果を示す情報を出力する一方、前記標準偏差の推定値が前記標準偏差妥当性判断部によって妥当な値になると判断されない場合には前記標準偏差の推定値が前記標準偏差妥当性判断部によって妥当な値になると判断される場合とは異なる内容の前記判断の結果を示す情報を出力することを特徴とする検査装置。
  2. 前記特性測定部が、前記物についての前記特性を前記1個の物の1種類の前記特性につき少なくとも3回測定し、
    前記標準偏差妥当性判断部が、
    測定された順序が連続する同一の種類の前記特性を1対1で示す2個の前記計量値データの差である範囲を算出する範囲算出部と、
    前記範囲算出部が算出した前記範囲を記憶する範囲記憶部と、
    前記特性測定部が前記1個の物の1種類の前記特性を3回目に測定した時以降、前記1個の物の1種類の前記特性についての複数個の前記範囲の平均値を算出する範囲平均算出部と、
    前記範囲の平均値の算出に用いられた前記複数個の範囲のいずれもが0から前記範囲の平均値に判断用の所定の係数を乗算して得られる値までか否かという前記判断基準に基づいて前記標準偏差の推定値が妥当な値になるか否かを判断するための範囲判断部とを有しており、
    前記標準偏差推定値特定部が、前記範囲平均算出部が算出した前記範囲の平均値に推定用の所定の係数を乗算することにより前記標準偏差の推定値を特定することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 検査の対象である物についての所定の特性を測定する特性測定工程と、
    前記特性測定工程において測定された前記特性についての所定の要件が満たされるか否かを判断する要件判断工程と、
    前記要件判断工程における判断の結果を示す情報を出力する判断結果出力工程とを備える検査方法であって、
    前記特性測定工程において、前記物についての前記特性が1個の前記物の1種類の前記特性につき複数回測定され、
    前記要件判断工程が、
    前記特性測定工程において測定された前記1個の物の1種類の前記特性を示す計量値データの群を記憶する計量値データ群記憶工程と、
    前記計量値データの群の平均値を算出する群平均算出工程と、
    前記計量値データの前記群の標準偏差の推定値を特定する標準偏差推定値特定工程と、
    所定の判断基準に基づいて前記標準偏差の推定値が妥当な値か否かを判断する標準偏差妥当性判断工程と、
    前記計量値データの群の前記平均値に前記標準偏差の推定値を加算した値と前記計量値データの群の前記平均値から前記標準偏差の推定値を減算した値とのうち少なくとも一方である比較対象値が前記比較対象値に応じて定められる前記所定の要件を満たすか否かを判断する比較対象値判断工程とを有しており、
    前記判断結果出力工程において、前記比較対象値が前記比較対象値に応じて定められる前記所定の要件を満たし前記標準偏差の推定値が前記標準偏差妥当性判断工程において妥当な値と判断される場合には前記所定の要件が満たされているという前記判断の結果を示す情報が出力される一方、前記標準偏差の推定値が前記標準偏差妥当性判断工程において妥当な値と判断されない場合には前記標準偏差の推定値が前記標準偏差妥当性判断工程において妥当な値と判断される場合とは異なる内容の前記判断の結果を示す情報を出力することを特徴とする検査方法。
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