JP6377541B2 - フレキシブルデバイスの製造方法、および、フレキシブルデバイス積層体 - Google Patents
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Description
そこで、有機EL素子を支持する基板として、従来のガラス基板に代えて、可撓性を有するフレキシブル基板を用いることが考えられている。
しかしながら、このようにフレキシブル基板をリジット基板に固定して素子を形成する場合には、フレキシブル基板とリジット基板との密着性を低く設計すると、ハンドリング中や素子形成中等に、フレキシブル基板がリジット基板から剥離するおそれがある。一方、フレキシブル基板とリジット基板との密着性を高く設計すると、素子形成後、フレキシブル基板をリジット基板から剥離する際に、素子が損傷するおそれがある。
また、微粘着層を用いる場合には、素子の形成の際などに熱が加えられると粘着性が低下して剥離するおそれがある。
そのため、特許文献1に記載されるように、素子を形成したフレキシブル基板を剥離する際に、レーザ光等の光を照射して粘着層の粘着力を低下させる構成では、素子への光の照射により素子が劣化してしまうという問題があった。
この点について、特許文献2には、粘着層とフレキシブル基板との界面で剥離する薄膜基板の製造方法が記載されているものの、粘着層とフレキシブル基板との界面で剥離させるための具体的な構成については言及されていない。
すなわち、本発明は以下の構成のフレキシブルデバイスの製造方法、および、フレキシブルデバイス積層体を提供する。
積層体の素子基板上に、有機素子を形成する素子形成工程と、
積層体の支持体側から紫外線を照射して、第1の粘着層の粘着力を低下させる紫外線照射工程と、
粘着力が低下した第1の粘着層との界面で、有機素子が形成された素子基板を剥離する剥離工程とを有し、
素子基板は、紫外線を吸収する機能を備えており、紫外線照射工程の際に、紫外線を吸収して、有機素子に紫外線が到達するのを抑制するフレキシブルデバイスの製造方法。
(2) 素子基板は、紫外線を吸収する樹脂材料からなる(1)に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
(3) 素子基板は、紫外線を吸収する材料を添加した樹脂材料からなる(1)に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
(4) 素子基板は、紫外線を吸収する紫外線吸収層と樹脂フィルムとを有する(1)に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
(5) 素子基板は、ガスバリア層とガスバリア基板とを有するガスバリアフィルムであり、ガスバリア基板が紫外線を吸収する機能を備える(1)〜(4)のいずれかに記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
(6) 紫外線照射工程後の第1の粘着層の粘着力が、紫外線照射工程前の第1の粘着層の粘着力の30%以下である(1)〜(5)のいずれかに記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
(7) 可撓性を有し、紫外線を吸収する機能を備える素子基板と、
紫外線の照射により粘着力が低下する第1の粘着層と、
紫外線を透過させる第2の粘着層と、
素子基板よりも可撓性が低い支持体とをこの順に積層してなる積層体、および、
素子基板の第1の粘着層が積層される面とは反対側の面に積層される有機素子を有するフレキシブルデバイス積層体。
(8) 素子基板が、紫外線を吸収する樹脂材料からなる(7)に記載のフレキシブルデバイス積層体。
(9) 素子基板は、紫外線を吸収する材料を混錬分散した樹脂材料からなる(7)に記載のフレキシブルデバイス積層体。
(10) 素子基板は、紫外線を吸収する紫外線吸収層と樹脂フィルムとを有する(7)に記載のフレキシブルデバイス積層体。
(11) 素子基板は、ガスバリア層とガスバリア基板とを有するガスバリアフィルムであり、ガスバリア基板が紫外線を吸収する機能を備える(7)〜(10)のいずれかに記載のフレキシブルデバイス積層体。
以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施態様に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施態様に限定されるものではない。
なお、本明細書において、「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
図示例においては、好ましい態様として、素子基板26は、ガスバリアフィルムであり、主にガスバリア性を発現するガスバリア層32と、ガスバリア層32を支持するガスバリア基板30とを有する。
これらの材料、寸法等については後に詳述する。
本発明のフレキシブルデバイスの製造方法(以下、『本発明の製造方法』ともいう)は、
可撓性を有し、紫外線を吸収する機能を備える素子基板と、紫外線の照射により粘着力が低下する第1の粘着層と、紫外線を透過させる第2の粘着層と、素子基板よりも可撓性が低い支持体とをこの順に積層してなる積層体を準備する準備工程と、
積層体の素子基板上に、有機素子を形成する素子形成工程と、
積層体の支持体側から紫外線を照射して、第1の粘着層の粘着力を低下させる紫外線照射工程と、
粘着力が低下した第1の粘着層との界面で、有機素子が形成された素子基板を剥離する剥離工程とを有する、フレキシブルデバイスの製造方法である。
図2(A)〜図2(D)は、フレキシブルデバイスの製造方法の好適な実施態様の一例を説明するための模式的な断面図である。
本発明のフレキシブルデバイスの製造方法は、まず、準備工程において、図2(A)に示すような、可撓性を有する素子基板26を粘着層を介して支持体20に固定した積層体10を準備する。
本発明において、積層体10の粘着層は、素子基板26側の第1の粘着層24と、支持体20側の第2の粘着層22との2層からなり、第1の粘着層24は、紫外線(UV)の照射によって粘着力が低下するもので、第2の粘着層22は、紫外線を透過するものである。
また、素子基板26は、紫外線を吸収する機能を備えるものである。
すなわち、図2(B)に示すフレキシブルデバイス積層体12は、本発明における、可撓性を有し、紫外線を吸収する機能を備える素子基板と、紫外線の照射により粘着力が低下する第1の粘着層と、紫外線を透過させる第2の粘着層と、素子基板よりも可撓性が低い支持体とをこの順に積層してなる積層体、および、素子基板の第1の粘着層が積層される面とは反対側の面に積層される有機素子を有するフレキシブルデバイス積層体である。
また、素子基板26に到達した紫外線は、素子基板26により吸収される。そのため、紫外線は、有機素子28には到達しない。
以上のようにして、フレキシブルデバイス14が作製される。
しかしながら、有機EL素子等の有機材料からなる有機素子は、光や熱により劣化するため、有機素子を形成した素子基板を剥離する際に、レーザ光等の光を照射して粘着層の粘着力を低下させる構成では、有機素子への光の照射により有機素子が劣化してしまうという問題があった。
また、粘着層の粘着力を低下させて剥離する場合には、粘着層と支持体との間の粘着力も低下するため、素子基板を剥離する際に、素子基板と粘着層との界面で確実に剥離させることができず、粘着層と支持体との間で剥離して素子基板に粘着層が残ってしまうという問題があった。
また、本発明は、紫外線の照射により粘着力が低下する第1の粘着層の、素子基板26と接する面とは反対側の面には、第2の粘着層22が積層されているので、第1の粘着層24の粘着力が低下しても、第1の粘着層24と第2の粘着層22との間は、第2の粘着層22の粘着力により、高い粘着力で接着される。従って、剥離工程において、素子基板26(フレキシブルデバイス14)を剥離する際に、第1の粘着層24は、第2の粘着層22側に残り、素子基板26と第1の粘着層24との界面で確実に剥離され、素子基板26に粘着層が残ってしまうことを確実に防止できる。
準備工程は、図2(A)に示すような積層体10を準備する工程である。
図2(A)に示す積層体10は、支持体20と、第2の粘着層22と、第1の粘着層24と、素子基板26とをこの順に積層してなる積層体である。
ここで、本発明において、素子基板26は、紫外線を吸収する機能を備えるものであり、紫外線照射工程において、照射する紫外線が有機素子に達するのを抑制する。
素子基板26の紫外線透過率を上記範囲とすることで、紫外線照射工程において、照射する紫外線が有機素子に達するのをより確実に抑制することができる。
なお、本発明において、紫外線とは、300nm〜380nmの波長の電磁波である。
また、紫外線透過率は、紫外可視分光光度計(日本分光株式会社製)を用いて、300nm〜380nmまで測定した各波長の透過率から、JIS A5759に記載の方法に基づいて求めた値である。
ガスバリア基板30は、紫外線を吸収する機能を備えるために、紫外線を吸収する樹脂材料により構成されてもよく、あるいは、ガスバリア基板30は、樹脂材料中に、紫外線を吸収する吸収剤を添加する構成としてもよい。
また、紫外線を吸収する材料を添加する構成の場合には、ガスバリア基板30を形成する樹脂材料としては、上記の紫外線を吸収する樹脂材料以外に、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、シクロオレフィン・コポリマー(COC)、シクロオレフィンポリマー(COP)、および、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリビニルアルコール(PVA)等の、有機素子の基板として用いられている公知の材料が、各種、利用可能である。
上記観点から、ガスバリア基板30の厚さは、10μm〜200μmが好ましく、20μm〜150μmがより好ましい。
ガスバリア層32としては、所望のガスバリア性を発現するものであれば、特に限定はなく、公知のガスバリアフィルムにおけるガスバリア層が各種利用可能である。
ガスバリア層32は、少なくとも1層の無機層を有するものが好適に用いられ、無機層と、この無機層の下地となる有機層との組み合わせを1以上有する構成がより好適に用いられる。
また、ガスバリア層32は、最表層が無機層であっても有機層であってもよい。
具体的には、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化タンタル、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化インジウムスズ(ITO)などの金属酸化物; 窒化アルミニウムなどの金属窒化物; 炭化アルミニウムなどの金属炭化物; 酸化ケイ素、酸化窒化ケイ素、酸炭化ケイ素、酸化窒化炭化ケイ素などのケイ素酸化物; 窒化ケイ素、窒化炭化ケイ素などのケイ素窒化物; 炭化ケイ素等のケイ素炭化物; これらの水素化物; これら2種以上の混合物; および、これらの水素含有物等の、無機化合物からなる膜が、好適に例示される。
特に、透明性が高く、かつ、優れたガスバリア性を発現できる点で、ケイ素酸化物、ケイ素窒化物、ケイ素酸窒化物およびケイ素酸化物等のケイ素化合物からなる膜は、好適に例示される。その中でも特に、窒化ケイ素からなる膜は、より優れたガスバリア性に加え、透明性も高く、好適に例示される。
具体的には、ポリエステル、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、メタクリル酸−マレイン酸共重合体、ポリスチレン、透明フッ素樹脂、ポリイミド、フッ素化ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、セルロースアシレート、ポリウレタン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリカーボネート、脂環式ポリオレフィン、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、フルオレン環変性ポリカーボネート、脂環変性ポリカーボネート、フルオレン環変性ポリエステル、アクリロイル化合物、などの熱可塑性樹脂、あるいはポリシロキサン、その他の有機ケイ素化合物の膜が好適に例示される。これらは、複数を併用してもよい。
図3に、本発明のフレキシブルデバイス積層体の他の一例の概念的な断面図を示す。
図3に示すフレキシブルデバイス積層体50は、素子基板26に代えて、素子基板52を有する以外は、図2(A)に示す積層体10と同様の構成を有する積層体を備えるフレキシブルデバイス積層体である。従って、同じ部位には同じ符号を付し、以下の説明では異なる部位を主に行う。
ガスバリア基板54は、紫外線を吸収する機能を有さない以外は、上記のガスバリア基板30と同様の構成を有する。
紫外線吸収層56は、紫外線を吸収する樹脂材料により構成されてもよく、あるいは、樹脂材料中に、紫外線を吸収する吸収剤を添加して形成する構成としてもよい。
また、樹脂材料中に添加される吸収剤としては、有機系吸収剤として、ベンゾトリアゾール類、ヒドキシベンゾフェノン類等が好適に用いられる。また、無機系吸収剤として、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム、三酸化タングステン、チタン酸ストロンチウム等が例示される。なかでも、酸化亜鉛、酸化チタンが吸収性能が高いために好適に利用可能である。
なお、ガスバリアフィルムを素子基板として用いる構成は、フレキシブルデバイス14作製後に、さらに、有機素子の上面をガスバリア層やガスバリアフィルムで封止することで、有機素子全体を容易に保護することができ、有機素子が水分や酸素によって劣化するのを防止できる点で好ましい。
支持体20としては、素子基板26よりも可撓性が低く、紫外線を透過するものであれば、各種の材料からなるものが利用可能である。具体的には、支持体20として、ガラス基板、各種プラスチック基板、各種金属基板、シリコン基板等が適宜、利用可能である。
具体的には、第1の粘着層24の、紫外線照射前の粘着力に対する、紫外線照射後の粘着力の比率は、30%以下であるのが好ましく、10%以下であるのがより好ましく、3%以下であるのが特に好ましい。
紫外線照射前後での粘着力の比率を上記範囲とすることにより、積層体10(フレキシブルデバイス積層体12)のハンドリング時には、素子基板26が剥離するのを好適に防止でき、かつ、剥離工程では、素子基板26と容易に剥離して、有機素子が損傷するのを好適に防止できる。
ここで、本発明における粘着力は、90度剥離試験法(JIS Z0237)によって測定される。被着体はガラス基板、剥離速度は50mm/minとした。
また、第2の粘着層22は、紫外線を透過する材料からなる。従って、第2の粘着層22は、紫外線照射工程の前後において、粘着力が変化しない。
第2の粘着層22の粘着力には特に限定はないが、剥離工程において、素子基板26と第1の粘着層24との界面で確実に剥離させるために、紫外線照射後の第1の粘着層24の粘着力よりも高いことが好ましい。また、ハンドリング時に素子基板26を十分に固定できる粘着力を有するのが好ましい。以上の観点から、第2の粘着層22の粘着力は、1N/25mm以上が好ましく、2N/25mm以上がより好ましく、5N/25mm以上が特に好ましい。
中でも、耐熱性や価格等の点で、アクリル系の粘着剤が好適に利用可能である。耐熱性や耐薬品性が重要となる工程の際は、高価ではあるがシリコーン系の粘着剤が好適に利用可能である。
素子形成工程は、準備した積層体10の素子基板26上に有機素子28を形成し、図2(B)に示すようなフレキシブルデバイス積層体12を作製する工程である。
従って、有機素子28は、形成する電子素子に応じた材料で形成される。
例えば、有機素子28は、有機電界発光層と、有機電界発光層を挾持する電極対である透明電極および反射電極とを有する公知の有機EL素子として形成される。
また、透明電極としては、例えば、酸化インジウム錫(ITO)等の導電性金属酸化物等の、有機電界発光層から発せられた光を透過する光透過性を有する、種々の公知の電極が利用可能である。
また、反射電極としては、有機EL素子の電極として用いられる、種々の公知の電極が利用可能である。
また、有機素子28は、有機素子28の種類に応じて、公知の形成方法で形成すればよい。
図2(C)に示すように、紫外線照射工程は、有機素子28を形成した積層体10(フレキシブルデバイス積層体12)の支持体20側から、紫外線を照射し、第1の粘着層24の粘着力を低下させる工程である。
紫外線照射工程において、支持体20側から照射された紫外線は支持体20および第2の粘着層22を透過して、第1の粘着層24に到達する。その際、紫外線の一部は第1の粘着層24を透過して素子基板26に到達し、素子基板26に吸収される。従って、紫外線が有機素子28に到達するのを抑制でき、有機素子が劣化するのを防止できる。
また、紫外線照射工程において、紫外線の照射量には特に限定はなく、第1の粘着層24の種類、厚さ等に応じて適宜、設定すればよい。第1の粘着層24の粘着力をより確実に低下させる、周辺部材にダメージを与えない等の観点から、紫外線の照射量は、100mJ/cm2〜1200mJ/cm2であるのが好ましい。
図2(D)に示すように、剥離工程は、紫外線の照射により粘着力が低下した第1の粘着層24と素子基板26の界面を剥離させる工程である。これにより、素子基板26上に有機素子28が形成されたフレキシブルデバイス14が作製される。
剥離の際、第1の粘着層24の粘着力は弱くなっているので、素子基板26を容易に剥離させることができ、有機素子28が損傷するのを抑制できる。また、第2の粘着層22を有するので、第1の粘着層24は第2の粘着層22とより強く接着されているため、剥離した素子基板26側に第1の粘着層24が残るのを防止できる。
実施例1として、本発明の製造方法により図1に示すフレキシブルデバイス14を作製した。
(支持体)
支持体20としては、厚さ1.1mmのガラス基板(コーニング社製 EagleXG)を用いた。
次に、支持体20上に、第2の粘着層となる材料を塗布し、乾燥・硬化させて、厚さ15μmの第2の粘着層22を形成した。
第2の粘着層22の材料としては、二液熱硬化型のアクリル酸エステルの液状樹脂(綜研化学株式会社製 SKダイン1831)を用いた。
また、塗布はアプリケーターを用いて行った。乾燥後の厚さが15μmとなるように調整して塗布した。また、硬化条件は、温度80℃で30分とした。
なお、ガラス基板に対する第2の粘着層22の粘着力を、90度剥離試験法(JIS Z0237)で測定したところ、10N/25mmであった。
次に、支持体20上に、下記塗布組成物Aを塗布し、乾燥・硬化させて、厚さ3μmの第1の粘着層24を形成した。
第1の粘着層24の塗布組成物Aとして、2エチルヘキシルアクリレート、2−メタクリロキシルエチルイソシアネート、2ハイドロキシエチルアクリレートの混合液に、光重合開始剤、安定化剤、酸化防止剤を少量添加した混合液を調製した。また、各成分の混合量は、所望の密着性が得られるように適宜調整を行った。
また、塗布はアプリケーターを用いて行った。乾燥・硬化後の厚さが3μmとなるように調整して塗布した。
なお、ガラス基板に対する第1の粘着層24の粘着力を、90度剥離試験法で測定したところ、10N/25mmであった。さらに、後述の紫外線照射工程と同じ条件で紫外線を照射した後、ガラス基板に対する第1の粘着層24の粘着力を測定したところ、0.2N/25mmであった。
素子基板26として、ガスバリア基板30上に、有機層および無機層からなるガスバリア層32が形成されたガスバリアフィルムを用いた。
ガスバリア基板30として、ポリエチレンテレフタレート(PET)に紫外線吸収剤を添加してフィルム状に形成した基板を用いた。
紫外線吸収剤としては、酸化亜鉛微粒子(平均粒径100nm以下 シーアイ化成株式会社製)を用いた。
また、ガスバリア基板30は、厚さ100μmとした。
有機層を形成する塗布液Aとして、重合性化合物のTMPTA(トリメチロールプロパントリアクリレート、ダイセル・サイテック株式会社製)と、紫外線重合開始剤(ランベルティ社製、ESACURE KTO46)1.4gとを、質量比が95:5となるように秤量し、これらをメチルエチルケトンに溶解させて、固形分濃度15%の塗布液を調製した。
調製した塗布液Aをダイコーターを用いてガスバリア基板30上に塗布し、50℃の乾燥ゾーンを3分間通過させ、その後、紫外線を照射(積算照射量約600mJ/cm2)して硬化させ、有機層を形成した。
一般的な成膜装置を用いて、CCP−CVDにより、有機層上に、厚さ50nmの無機層を形成した。
原料ガスは、シランガス(SiH4)、アンモニアガス(NH3)、窒素ガス(N2)および水素ガス(H2)を用いた。ガスの供給量は、シランガスが160sccm、アンモニアガスが370sccm、窒素ガスが240sccm、水素ガスが590sccmとした。また、成膜圧力は40Paとした。
プラズマ励起電力は、周波数13.56MHzで2.5kWとした。
次に、準備した積層体10の素子基板26上に有機素子28として有機EL素子を形成した。
まず、積層体10を一般的なスパッタリング装置に装填して、ITO(Indium Tin Oxide 酸化インジウム錫)をターゲットとして用いて、DC(直流)マグネトロンスパッタリングによって、厚さ0.2μmのITO薄膜からなる透明電極を形成した。
まず、真空蒸着装置により、HAT-CNを正孔注入層として10nmの膜厚で形成した。次に、正孔輸送層(α-NPD:Bis[N-(1-naphthyl)-N-phenyl]benzidine)を膜厚500nmで形成した。さらに、CBP (4,4‘-Bis(carbazol-9-yl)biphenyl)をホスト材料として10%のIr(ppy)3(Tris(2-phenylpyridinato)iridium)をドープした発光層を膜厚30nmで形成した。次に、正孔ブロック層としてBAlq(Bis-(2-methyl-8-quinolinolato)-4-(phenyl-phenolate)-aluminium(III))層を膜厚10nmで形成し、電子輸送層としてAlq3 (Tris(8-hydroxy-quinolinato)aluminium)層を膜厚40nmで形成し、有機電界発光層を形成した。
次に、有機素子28を形成した積層体10、すなわち、フレキシブルデバイス積層体12を紫外線照射装置(セン特殊光源株式会社製 HUV−1000)に装填して、支持体20側から積層体10に紫外線を照射した。
紫外線の照射量は、600mJ/cm2とした。
紫外線照射後のフレキシブルデバイス積層体12からフレキシブルデバイス14を剥離させて、フレキシブルデバイス14を作製した。
素子基板26のガスバリア基板30として、厚さ100μmのポリエチレンナフタレートフィルム(PENフィルム、帝人デュポンフィルム株式会社製 テオネックスQ65HA)を用いた以外は実施例1と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
なお、作製した素子基板26の紫外線透過率を測定したところ、1%未満であった。
素子基板として、図3に示すような紫外線吸収層56を有する素子基板52を用いた以外は実施例1と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
紫外線吸収層56は、塗布法によりガスバリア基板54に下記塗布液Bを塗布し、乾燥後、硬化させて、厚さ4μmの膜を形成した。
紫外線吸収層56を形成する塗布液Bとして、酸化亜鉛微粒子(25wt%)、ポリエステル樹脂(15wt%)、トルエン(40%)、酢酸エチル(20%)、分散剤(2%)を混合した塗布液を調製した。
調製した塗布液Bをダイコーターを用いてガスバリア基板54上に塗布し、加熱して硬化させ、紫外線吸収層56を形成した。
なお、作製した素子基板26の紫外線透過率を測定したところ、1%未満であった。
紫外線吸収層56の厚さを1.9μmとした以外は、実施例3と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
なお、作製した素子基板26の紫外線透過率を測定したところ、5%であった。
紫外線吸収層56の厚さを1.5μmとした以外は、実施例3と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
なお、作製した素子基板26の紫外線透過率を測定したところ、10%であった。
第1の粘着層24の、紫外線照射後の粘着力が、1N/25mmとなるように、第1の粘着層24を形成する塗布組成物Aの各成分の混合量を調整した以外は、実施例3と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
第1の粘着層24の、紫外線照射後の粘着力が、3N/25mmとなるように、第1の粘着層24を形成する塗布組成物Aの各成分の混合量を調整した以外は、実施例3と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
紫外線照射工程における紫外線の照射量を100mJ/cm2とした以外は、実施例5と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
この照射量の紫外線照射後の第1の粘着層24の粘着力は、3N/25mmであった。
紫外線照射工程における紫外線の照射量を1200mJ/cm2とした以外は、実施例5と同様にして、フレキシブルデバイス14を作製した。
この照射量の紫外線照射後の第1の粘着層24の粘着力は、0.2N/25mmであった。
紫外線吸収層を有さない以外は、実施例3と同様にして、フレキシブルデバイスを作製した。
なお、素子基板の紫外線透過率を測定したところ、55%であった。
第2の粘着層を有さない以外は、実施例1と同様にして、フレキシブルデバイスを作製した。
<有機素子の損傷度>
作製した実施例1〜9および比較例1〜2のフレキシブルデバイスについて、有機EL素子を点灯させて、ダークスポットの発生の有無により、有機EL素子の損傷の度合いを評価した。
具体的には、Keithley社製SMU2400型ソースメジャーユニットを用いて、有機EL素子に7Vの電圧を印加して発光させて、照度計(CL−200A、コニカミノルタ株式会社製)を用いて照度を確認し、紫外線照射工程および剥離工程を行う前の有機EL素子の照度を基準として、照度を比較して割合(%)を算出した。
照度の低下が認められない場合を『A』、
照度が90%以上100未満%の場合を『B』、
照度が80%以上90%未満の場合を『C』とした。
照度が80%未満の場合を『D』とした。
作製した実施例1〜9および比較例1〜2のフレキシブルデバイスについて、有機EL素子が形成された面の反対側の面を観察し、粘着層残りの有無を以下の基準で評価した。
粘着層残りが観察されない場合を『A』、
粘着層が素子面積に対する面積率で5%未満観察された場合を『B』、
粘着層が素子面積に対する面積率で5%以上10%未満観察された場合を『C』、
粘着層が素子面積に対する面積率で10%以上観察された場合を『D』とした。
結果を下記の表1に示す。
また、実施例3〜5の対比から、素子基板の紫外線透過率は、10%以下であるのが好ましく、5%以下であるのがより好ましく、1%以下であるのが特に好ましいことがわかる。
また、実施例3、6、7の対比から、第1の粘着層の、紫外線照射前の粘着力に対する、紫外線照射後の粘着力の比率は、30%以下であるのが好ましく、10%以下であるのがより好ましく、3%以下であるのが特に好ましいことがわかる。
以上の結果より、本発明の効果は明らかである。
12、50 フレキシブルデバイス積層体
14 フレキシブルデバイス
20 支持体
22 第2の粘着層
24 第1の粘着層
26、52 素子基板
28 有機素子
30、54 ガスバリア基板
32 ガスバリア層
56 紫外線吸収層
Claims (11)
- 可撓性を有する素子基板と、紫外線の照射により粘着力が低下する第1の粘着層と、紫外線を透過させる第2の粘着層と、前記素子基板よりも可撓性が低い支持体とをこの順に積層してなる積層体を準備する準備工程と、
前記積層体の前記素子基板上に、有機素子を形成する素子形成工程と、
前記積層体の前記支持体側から紫外線を照射して、前記第1の粘着層の粘着力を低下させる紫外線照射工程と、
粘着力が低下した前記第1の粘着層との界面で、前記有機素子が形成された前記素子基板を剥離する剥離工程とを有し、
前記素子基板は、紫外線を吸収する機能を備えており、前記素子基板は、300nm〜380nmの波長の紫外線の透過率が10%以下であり、前記紫外線照射工程の際に、紫外線を吸収して、前記有機素子に紫外線が到達するのを抑制するものであり、
前記第2の粘着層の粘着力は、前記紫外線照射工程後の前記第1の粘着層の粘着力よりも高いことを特徴とするフレキシブルデバイスの製造方法。 - 前記素子基板は、紫外線を吸収する樹脂材料からなる請求項1に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
- 前記素子基板は、紫外線を吸収する材料を添加した樹脂材料からなる請求項1に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
- 前記素子基板は、紫外線を吸収する紫外線吸収層と樹脂フィルムとを有する請求項1に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
- 前記素子基板は、ガスバリア層とガスバリア基板とを有するガスバリアフィルムであり、前記ガスバリア基板が紫外線を吸収する機能を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
- 前記紫外線照射工程後の前記第1の粘着層の粘着力が、前記紫外線照射工程前の前記第1の粘着層の粘着力の30%以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載のフレキシブルデバイスの製造方法。
- 可撓性を有し、紫外線を吸収する機能を備える素子基板と、
紫外線の照射により粘着力が低下する第1の粘着層と、
紫外線を透過させる第2の粘着層と、
前記素子基板よりも可撓性が低い支持体とをこの順に積層してなる積層体、および、
前記素子基板の前記第1の粘着層が積層される面とは反対側の面に積層される有機素子を有し、
前記素子基板は、300nm〜380nmの波長の紫外線の透過率が、10%以下であり、
前記第2の粘着層の粘着力は、紫外線の照射により粘着力が低下した前記第1の粘着層の粘着力よりも高いことを特徴とするフレキシブルデバイス積層体。 - 前記素子基板が、紫外線を吸収する樹脂材料からなる請求項7に記載のフレキシブルデバイス積層体。
- 前記素子基板は、紫外線を吸収する材料を混錬分散した樹脂材料からなる請求項7に記載のフレキシブルデバイス積層体。
- 前記素子基板は、紫外線を吸収する紫外線吸収層と樹脂フィルムとを有する請求項7に記載のフレキシブルデバイス積層体。
- 前記素子基板は、ガスバリア層とガスバリア基板とを有するガスバリアフィルムであり、前記ガスバリア基板が紫外線を吸収する機能を備える請求項7〜10のいずれか1項に記載のフレキシブルデバイス積層体。
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