JP6343161B2 - 遠心噴霧法粉末製造用ディスク - Google Patents
遠心噴霧法粉末製造用ディスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP6343161B2 JP6343161B2 JP2014070087A JP2014070087A JP6343161B2 JP 6343161 B2 JP6343161 B2 JP 6343161B2 JP 2014070087 A JP2014070087 A JP 2014070087A JP 2014070087 A JP2014070087 A JP 2014070087A JP 6343161 B2 JP6343161 B2 JP 6343161B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- powder
- less
- rotating disk
- ceramic film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
円盤部の直径60mm、厚さ2mmの基材ディスクが準備された。この基材ディスクの円盤部の上面に、粗面処理が行われた。この上面にセラミックス膜を被覆させて回転ディスクを製作した。セラミックス膜は、セラミックスと焼結助剤を添加したものをディスク上面に塗布し焼結させることで作製した。セラミックス膜を形成後、その上面に研磨処理を施した。使用した基材とセラミックスは、表1−6に示された通りである。
実施例1−4、15−18、29−32、43−46、57−60及び71−74では、基材ディスクはグラファイトから作製された。セラミックス膜の厚さは100μm以上500μm以下である。比(Ct/Br)は1.0より大きく10より小さい。また、比(Ce/Be)は1.0より大きく3.0より小さい。セラミックス膜中の気孔率は20%以下である。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μm以下となるよう研磨処理が施された。
実施例5―6、19―20、33−34、47−48、61−62及び75−76では、基材ディスクはBN(ボロンナイトライド)から作製された。セラミックス膜の厚さは100μm以上500μm以下である。比(Ct/Br)は1.0より大きく10より小さい。また、比(Ce/Be)は1.0より大きく3.0より小さい。セラミックス膜中の気孔率は20%以下である。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μm以下となるよう研磨処理が施された。
実施例7―10、21―24、35−38、49−52、63−66及び77−80では、基材ディスクはグラファイトから作製された。セラミックス膜の厚さは100μm以上500μm以下である。比(Ct/Br)は1.0より大きく10より小さい。また比(Ce/Be)は1.0以下又は3.0以上となっている。セラミックス膜中の気孔率は20%以下である。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μm以下となるよう研磨処理が施された。
実施例11―12、25―26、39−40、53−54、67−68及び81−82では、基材ディスクはグラファイトから作製された。セラミックス膜の厚さは100μm以上500μm以下である。比(Ct/Br)は1.0より大きく10より小さい。また、比(Ce/Be)は1.0より大きく3.0より小さい。セラミックス膜中の気孔率は20%以下である。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μmより大きくなるよう研磨処理が施された。
実施例13―14、27―28、41−42、55−56、69−70及び83−84では、基材ディスクはグラファイトから作製された。セラミックス膜の厚さは100μm以上500μm以下である。比(Ct/Br)は1.0より大きく10より小さい。また、比(Ce/Be)は1.0より大きく3.0より小さい。セラミックス膜中の気孔率は20%より大きい。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μm以下となるよう研磨処理が施された。
比較例1―2、7―8、13−14、19−20、25−26及び31−32では、基材ディスクはグラファイトから作製された。セラミックス膜は100μm以下の厚さで形成された。また、比(Ce/Be)は1.0より大きく3.0より小さい。セラミックス膜中の気孔率は20%以下である。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μm以下となるよう研磨処理が施された。
比較例3―4、9―10、15−16、21−22、27−28及び33−34では、基材ディスクはグラファイトから作製された。セラミックス膜の厚さは100μm以上500μm以下である。比(Ct/Br)は1.0以下又は10以上となっている。また、比(Ce/Be)は1.0より大きく3.0より小さい。セラミックス膜中の気孔率は20%以下である。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μm以下となるよう研磨処理が施された。
比較例5―6、11―12、17−18、23−24、29−30及び35−36では、基材ディスクは耐熱衝撃抵抗値が700℃以下の材質から作られた。セラミックス膜の厚さは100μm以上500μm以下である。比(Ct/Br)は1.0より大きく10より小さい。また、比(Ce/Be)は1.0より大きく3.0より小さい。セラミックス膜中の気孔率は20%以下である。セラミックス膜上面の表面粗さRzの値Crが1μm以下となるよう研磨処理が施された。
粉末の作製を試みた金属は、Sn―50Cu(融点=690℃)、Sn−80Ag−0.5In(融点=730℃)、Ag(融点=960℃)、Ag28Cu(融点=780℃)、SUS316L(融点=1396℃)及びAlloyC276(融点=1390℃)である。上記合金の混合比率は、いずれも(mass%)で表されている。いずれの上記金属も融点から300℃加熱し粉末生成を行った。表1はSn―50Cu粉末の作製結果、表2はSn−80Ag−0.5In粉末の作製結果、表3はAg粉末の作製結果、表4はAg28Cu粉末の作製結果、表5はSUS316L粉末の作製結果、表6はAlloyC276粉末の作製結果である。なお、セラミックス材料は、上記の金属に対して良好な漏れ性を有するものが選択されている。
[被覆率]
製作した回転ディスクについて、セラミックス膜が回転ディスクの上面を被覆する被覆率を目視にて確認した。100%被覆されている場合が「OK」、それ以外が「NG」とされた。評価結果が表1−6に示されている。
製作した回転ディスクをそのままモーターに設置し、回転数120000rpmにて10分間回転させた。その後回転を止めてセラミックス膜の剥離の有無を目視にて確認した。セラミックス膜の剥離が発生していない場合が「OK」、それ以外が「NG」とされた。評価結果が表1−6に示されている。
上記被覆率試験と被膜剥離試験にて問題のなかった回転ディスクを使用して、遠心噴霧法で粉末の作製を試みた。粉末を作製する金属各々について、溶湯の量は溶解量5kg、出湯ノズル8直径は1.2mm、ディスク回転数は120000rpm、出湯温度は融点より300℃高い温度とした。粉末が作製される途中で、回転ディスク破損の発生の有無が確認された。回転ディスク破損が発生しなければ「OK」、それ以外が「NG」とされた。評価結果が表1−6に示されている。
上記回転ディスク破損試験で、回転ディスク破損が発生せず、粉末が得られたものについて、その粉末の平均粒径を評価した。粉末の平均粒径の測定方法はレーザー回折法が用いられた。評価結果が表1−6に示されている。
上記評価結果をもとに、回転ディスクについて以下の格付けを行った。
A:粉末が作製でき、その粉末の平均粒径が30μm以下。
B:粉末が作製でき、その粉末の平均粒径が30μmより大きい。
C:基材ディスク上へのセラミックス膜の被覆率は100%かつ、120000rpm回転時の被膜の剥離なしであったが、アトマイズ中に回転ディスクが破損。
D:基材ディスク上へのセラミックス膜の被覆率は100%未満又は120000rpm回転時の被膜が剥離。
A、B、C、Dの順に良好である。評価結果が表1−6に示されている。
4・・・チャンバー
6・・・ルツボ
8・・・出湯ノズル
9・・・ストッパー
10・・・回転ディスク
12・・・モーター
14・・・熱電対
15・・・加熱コイル
16・・・溶湯
18・・・基材ディスク
20・・・セラミックス膜
22・・・円盤部
24・・・軸部
Claims (6)
- 耐熱衝撃抵抗値が700℃以上の基材で作製された基材ディスクと、この基材ディスクの上面を被覆するセラミックスの膜とを備え、
上記セラミックス膜の厚さCtが100μm以上500μm以下であり、
上記基材ディスクの上面の表面粗さRzの値Brに対する、上記厚さCtの比(Ct/Br)が1.0より大きく10より小さいことを特徴とする遠心噴霧法粉末製造用ディスク。 - 上記基材がグラファイト又はボロンナイトライドからなることを特徴とする請求項1に記載の遠心噴霧法粉末製造用ディスク。
- 上記セラミックスの熱膨張係数Ceの上記基材の熱膨張係数Beに対する比(Ce/Be)が1.0より大きく3.0より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心噴霧法粉末製造用ディスク。
- 上記セラミックス膜の上面の表面粗さRzの値が1μm以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遠心噴霧法粉末製造用ディスク。
- 上記セラミックス膜の気孔率が20%以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遠心噴霧法粉末製造用ディスク。
- 請求項1から5のいずれかに記載の噴霧法粉末製造用ディスクに金属を溶かした溶湯を滴下し、このディスクを回転させることで製造されることを特徴とする金属粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014070087A JP6343161B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014070087A JP6343161B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015190038A JP2015190038A (ja) | 2015-11-02 |
| JP6343161B2 true JP6343161B2 (ja) | 2018-06-13 |
Family
ID=54424800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014070087A Active JP6343161B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6343161B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6706502B2 (ja) * | 2016-01-22 | 2020-06-10 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク |
| CN107116226A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-09-01 | 华南理工大学 | 一种组合雾化用离心旋转盘 |
| JP7052229B2 (ja) * | 2017-06-27 | 2022-04-12 | 三菱マテリアル株式会社 | Ag合金微粉末 |
| JP6975602B2 (ja) * | 2017-09-27 | 2021-12-01 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク |
| CN108971507A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-12-11 | 烟台奥泰新材料有限公司 | 基于特殊离心雾化盘的制球形钛合金细粉的方法和装置 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3309507B2 (ja) * | 1993-06-30 | 2002-07-29 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた密着性を有する表面被覆立方晶窒化ほう素基セラミックス製切削工具 |
| JP3262713B2 (ja) * | 1996-05-16 | 2002-03-04 | 株式会社日立製作所 | セラミックスコーティング方法 |
| JP4743973B2 (ja) * | 2000-01-24 | 2011-08-10 | コバレントマテリアル株式会社 | 電子部品焼成用炭化珪素部材 |
| US7094450B2 (en) * | 2003-04-30 | 2006-08-22 | General Electric Company | Method for applying or repairing thermal barrier coatings |
| JP2009062573A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | National Institute For Materials Science | 遠心噴霧法に用いる回転ディスクとこれを用いた遠心噴霧法 |
| JP2011219280A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 粉末作製用ディスク |
| JP2012117117A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 粉末作製用ディスク |
| JP5748991B2 (ja) * | 2010-12-01 | 2015-07-15 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 粉末作製用ディスク |
| JP5286626B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2013-09-11 | 住友電工ハードメタル株式会社 | 表面被覆切削工具およびその製造方法 |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014070087A patent/JP6343161B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2015190038A (ja) | 2015-11-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6343161B2 (ja) | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク | |
| CN102650012B (zh) | 专用于光纤激光熔覆的钴基金属陶瓷合金粉末 | |
| Wang et al. | Effects of the powder manufacturing method on microstructure and wear performance of plasma sprayed alumina–titania coatings | |
| JP2009062573A (ja) | 遠心噴霧法に用いる回転ディスクとこれを用いた遠心噴霧法 | |
| TW201932216A (zh) | 經加成製造之組件 | |
| TW200951087A (en) | Roll for glass conveyance, process for producing the same, and process for producing flat glass using the same | |
| CN107427915A (zh) | 通过基于粉末床的增材制造工艺由超合金制造部件的方法和由超合金制成的部件 | |
| Jiang et al. | Cyclic ablation resistance at 2300° C of (Hf0. 4Zr0. 4Ta0. 2) B2-SiC-Si coating for C/SiC composites prepared by SiC-assisted reactive infiltration of silicon | |
| CN107116226A (zh) | 一种组合雾化用离心旋转盘 | |
| WO2018116856A1 (ja) | 金属間化合物溶射被膜の形成方法、前記溶射被膜、前記溶射被膜を有する金属製品の製造方法、およびガラス搬送用ロール | |
| JP6706502B2 (ja) | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク | |
| WO2004070076A1 (ja) | 耐蝕性部材及びその製造方法 | |
| JP6855891B2 (ja) | 溶射用粉末およびこれを用いた溶射皮膜の成膜方法 | |
| Cannillo et al. | Characterization of glass–alumina functionally graded coatings obtained by plasma spraying | |
| JP2010158720A (ja) | 方向性凝固プロセス用の鋳造用鋳型及び製造方法 | |
| CN109312443A (zh) | 带陶瓷覆膜的构件和使用了该构件的玻璃制品的生产设备 | |
| JP2012117117A (ja) | 粉末作製用ディスク | |
| JP5748991B2 (ja) | 粉末作製用ディスク | |
| JP2004277828A (ja) | サーメット被覆金属部品、その製造方法および搬送用ロール | |
| JP2013119663A (ja) | 回転ディスク、遠心噴霧法による銀粉末の製造方法及び遠心噴霧装置 | |
| JP6493840B2 (ja) | ガラス搬送用ロールおよびその製造方法ならびにそれを用いた板ガラスの製造方法 | |
| JP6975602B2 (ja) | 遠心噴霧法粉末製造用ディスク | |
| JP2009274905A (ja) | シリコン溶融ルツボ | |
| JP2012112012A (ja) | Hvaf溶射用粉末及び溶射皮膜の形成方法 | |
| TW201228995A (en) | Ceramic member and method for producing same, device and method for producing molten glass, and device and method for producing glass article |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170301 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180208 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20180320 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180424 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180518 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6343161 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |