JP6267039B2 - 蒸留梅酒 - Google Patents
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Description
(1)蒸留梅酒であって、
蒸留梅酒全体量に対して、
(a)0.6〜75ppmのイソ酪酸、
(b)12.6〜85ppmの酢酸、および
(c)12.4〜77ppmのベンズアルデヒド、
から選択される1つ以上の成分を含有する、上記蒸留梅酒。
(2)前記(a)〜(c)から選択される2つ以上の成分を含有する、(1)に記載の蒸留梅酒。
(3)蒸留梅酒全体量に対して、
(d)0.8〜15ppmの2−メチル酪酸、
(e)4.9〜50ppmのカプロン酸、
(f)1.1〜4.5ppmの安息香酸エチル、および
(g)1.8〜9ppmのベンジルアルコール、
から選択される1つ以上の成分をさらに含有する、(1)または(2)に記載の蒸留梅酒。
(4)蒸留梅酒全体量に対して、
(h)1〜50ppmのリンゴ酸ジエチル、
(i)0.1〜2ppmのコハク酸ジエチル、および
(j)0.1〜5ppmのクエン酸トリエチル、
から選択される1つ以上の成分をさらに含有する、(1)から(3)のいずれかに記載の蒸留梅酒。
(5)蒸留梅酒であって、
(a)イソ酪酸、(b)酢酸、および(c)ベンズアルデヒドから選択される1つ以上の成分と;
(h)リンゴ酸ジエチル、(i)コハク酸ジエチル、および(j)クエン酸トリエチルから選択される1つ以上の成分と;
を含有し、
上記成分の含有比が、
[(a)の重量/(h)の重量]=0.04〜4.8、
[(b)の重量/(h)の重量]=0.79〜5.4、
[(c)の重量/(h)の重量]=0.78〜4.82、
[(a)の重量/(i)の重量]=1.0〜125、
[(b)の重量/(i)の重量]=21〜142、
[(c)の重量/(i)の重量]=20.6〜129、
[(a)の重量/(j)の重量]=0.35〜47、
[(b)の重量/(j)の重量]=7.75〜55、および
[(c)の重量/(j)の重量]=7.75〜48、
である、上記蒸留梅酒。
(6)前記(a)〜(c)から選択される2つ以上の成分を含有する、(5)に記載の蒸留梅酒。
(7)(d)2−メチル酪酸、(e)カプロン酸、(f)安息香酸エチル、および(g)ベンジルアルコールから選択される1つ以上の成分をさらに含有し、
上記成分の含有比が、
[(d)の重量/(h)の重量]=0.05〜0.94、
[(e)の重量/(h)の重量]=0.31〜3.13、
[(f)の重量/(h)の重量]=0.07〜0.28、
[(g)の重量/(h)の重量]=0.12〜0.56、
[(d)の重量/(i)の重量]=1.3〜25、
[(e)の重量/(i)の重量]=8.1〜84、
[(f)の重量/(i)の重量]=1.8〜7.5、
[(g)の重量/(i)の重量]=1.8〜15、
[(d)の重量/(j)の重量]=0.5〜10、
[(e)の重量/(j)の重量]=3.05〜31、
[(f)の重量/(j)の重量]=0.7〜3、および
[(g)の重量/(j)の重量]=1.15〜6、
である、(5)または(6)に記載の蒸留梅酒。
(8)蒸留梅酒全体量に対して、
(a)0.6〜75ppmのイソ酪酸、
(b)12.6〜85ppmの酢酸、および
(c)12.4〜77ppmのベンズアルデヒド、
から選択される1つ以上の成分を含有する、(5)から(7)のいずれかに記載の蒸留梅酒。
(9)蒸留梅酒の製造方法であって、
蒸留梅酒原酒に、
(a)0.1〜75ppmの増加含有量のイソ酪酸、
(b)0.3〜73ppmの増加含有量の酢酸、および
(c)0.3〜65ppmの増加含有量のベンズアルデヒド、
から選択される1つ以上の成分を前記の増加含有量となるように添加する工程を含有する、上記製造方法。
(10)前記添加工程において、(a)〜(c)から選択される2つ以上の成分を添加する、(9)に記載の製造方法。
(11)前記添加工程において、
蒸留梅酒全体量に対して、
(d)0.3〜15ppmの増加含有量の2−メチル酪酸、
(e)0.3〜46ppmの増加含有量のカプロン酸、
(f)0.1〜3.5ppmの増加含有量の安息香酸エチル、および
(g)0.1〜7.5ppmの増加含有量のベンジルアルコール、
から選択される1つ以上の成分を前記の増加含有量となるようにさらに添加する工程を含む、(9)または(10)に記載の製造方法。
(12)前記添加工程において、
蒸留梅酒全体量に対して、
(h)1〜50ppmのリンゴ酸ジエチル、
(i)0.1〜2ppmコハク酸ジエチル、および
(j)0.1〜5ppmのクエン酸トリエチル、
から選択される1つ以上の成分をさらに含有する、(9)から(11)のいずれかに記載の製造方法。
<蒸留梅酒>
本発明における「蒸留梅酒」とは、梅酒を蒸留して得られる蒸留梅酒原酒を主原料として含有する飲料をいう。
本発明の蒸留梅酒原酒の製造に用いる梅酒は、梅をアルコール飲料に浸漬することによって製造される梅酒であれば特に限定されない。そのような梅酒の例として、市販品として一般的に販売され入手可能な梅酒、および特許第4585458号公報に記載されているように、青梅凍結粉砕浸漬酒と熟成梅凍結粉砕浸漬酒を混合することによって得られる梅酒などが挙げられる。梅酒の原料である梅の種類は特に限定されず、青梅であっても完熟梅であってもよい。
本発明において「蒸留梅酒原酒」とは、梅酒を蒸留して得られたものをいい、本発明における蒸留梅酒のベース原料として用いる。梅酒の蒸留は公知の方法で行うことができるが、例えば、減圧蒸留、水蒸気減圧蒸留などによって製造することができる。減圧蒸留の方法は当業者に公知の方法を用いることができ、特に限定されないが、20〜200mmHgの圧力、25〜65℃の温度の条件下で行うことができる。着色が少なく、液色が極めて無色透明に近い蒸留梅酒が得られる。
本発明においては、以下の(a)〜(c)から選択される1つ以上の成分を特定量含有させることにより、蒸留梅酒原料由来の不快な苦味や渋みを抑制し、呈味を改善することができる。また、(a)〜(c)から選択される2つ以上の成分を組み合わせて特定量含有させることにより、さらに好ましい味わいを有する蒸留梅酒を得ることができる。これらの成分は、蒸留梅酒原料に含まれる成分であってもよく、蒸留梅酒に添加してもよい。特に、これらの成分単独、または成分の混合物を含有する香料の形態で蒸留梅酒に添加することで、着色が少なく、液色が極めて無色透明に近い蒸留梅酒が得られる。
(a)イソ酪酸(isobutyric acid、2-methylpropanoic acid、ジメチル酢酸などとも記載される):本発明における蒸留梅酒は、蒸留梅酒全体量に対して、イソ酪酸を0.6〜75ppm含有することが好ましく、0.8〜45ppmがより好ましく、1.2〜25ppmがさらに好ましい。また、イソ酪酸を蒸留梅酒原酒に添加する場合の増加含有量は、蒸留梅酒全体量に対して、0.1〜75ppmが好ましく、0.3〜45ppmがより好ましく、0.7〜25ppmがさらに好ましい。
(b)酢酸(acetic acid):本発明における蒸留梅酒は、蒸留梅酒全体量に対して、酢酸を12.6〜85ppm含有することが好ましく、14〜67ppmがより好ましく、16〜47ppmがさらに好ましい。また、酢酸を蒸留梅酒原酒に添加する場合の増加含有量は、蒸留梅酒全体量に対して、0.3〜73ppmが好ましく、2.0〜55ppmがより好ましく、4〜35ppmがさらに好ましい。
(c)ベンズアルデヒド(benzaldehyde):本発明における蒸留梅酒は、蒸留梅酒全体量に対して、ベンズアルデヒドを12.4〜77ppm含有することが好ましく、16〜67ppmがより好ましく、20〜57ppmがさらに好ましい。また、ベンズアルデヒドを蒸留梅酒原酒に添加する場合の増加含有量は、蒸留梅酒全体量に対して、0.3〜65ppmが好ましく、4〜55ppmがより好ましく、8〜45ppmがさらに好ましい。
(d)2−メチル酪酸(2-methyl butyric acid、2−エチルプロピオン酸、2−メチルブタン酸などとも記載される):本発明における蒸留梅酒は、蒸留梅酒全体量に対して、2−メチル酪酸を0.8〜15ppm含有することが好ましい。また、2−メチル酪酸を蒸留梅酒原酒に添加する場合の増加含有量は、蒸留梅酒全体量に対して、0.3〜15ppmが好ましい。
(e)カプロン酸(caproic acid、hexanoic acid、ヘキサン酸などとも記載される):本発明における蒸留梅酒は、蒸留梅酒全体量に対して、カプロン酸を4.9〜50ppm含有することが好ましく、6.5〜20ppmがより好ましい。また、カプロン酸を蒸留梅酒原酒に添加する場合の増加含有量は、蒸留梅酒全体量に対して、0.3〜46ppmが好ましく、2〜16ppmがより好ましい。
(f)安息香酸エチル(ethyl benzoate):本発明における蒸留梅酒は、蒸留梅酒全体量に対して、安息香酸エチルを1.1〜4.5ppm含有することが好ましい。また、安息香酸エチルを蒸留梅酒原酒に添加する場合の増加含有量は、蒸留梅酒全体量に対して、安息香酸エチルを0.1〜3.5ppmが好ましい。
(g)ベンジルアルコール(benzyl alcohol):本発明における蒸留梅酒は、蒸留梅酒全体量に対して、ベンジルアルコールが1.8〜9ppm含有することが好ましい。また、ベンジルアルコールを蒸留梅酒原酒に添加する場合の増加含有量は、蒸留梅酒全体量に対して、0.1〜7.5ppmが好ましい。
(h)リンゴ酸ジエチル(diethyl malate)、(i)コハク酸ジエチル(diethyl succinate)および(j)クエン酸トリエチル(triethyl citrate):蒸留梅酒原酒に含まれるリンゴ酸ジエチル、コハク酸ジエチル、クエン酸トリエチルが、蒸留梅酒特有の飲みにくさ(苦味・雑味)の原因成分であることが、本発明者の研究により明らかとなった。また、蒸留梅酒の飲みにくさはリンゴ酸ジエチル、コハク酸ジエチル、クエン酸トリエチルの含有量に伴い増強されることも判明した。
本発明における蒸留梅酒に含まれる、上記各成分の重量と、(h)リンゴ酸ジエチルの重量、(i)コハク酸ジエチルおよび(j)クエン酸トリエチルの重量との含有比、ならびに蒸留梅酒原酒に各成分を添加する場合の、上記各成分の増加含有量と成分(h)〜(j)の重量との比は、以下の通りである。
その他
本発明における蒸留梅酒は、上記成分の他、水、公知の飲料に含まれる成分、例えば糖類、甘味料、酸味料、香料、色素等を、本発明の効果を損なわない範囲で含有してもよい。
本発明の別の態様としては、蒸留梅酒の製造方法が挙げられる。本態様の製造方法においては、蒸留梅酒原酒に成分(a)イソ酪酸、(b)酢酸、および(c)ベンズアルデヒドから選択される1つ以上の成分を添加する工程を備えることを特徴とする。本工程により、蒸留梅酒原酒由来の苦渋味をマスキングすることができる。また、成分(a)〜(c)から選択される2つ以上の成分を添加することにより、蒸留梅酒原酒由来の苦渋味をさらにマスキングすることができる。また、(d)2−メチル酪酸、(e)カプロン酸、(f)安息香酸エチル、および(g)ベンジルアルコールから選択される1つ以上の成分をさらに添加してもよい。
・分析装置
ガスクロマトグラフィー(Agilent社製GC−MSD)
・GCオーブン温度条件
40℃(5分)− 6℃/min − 240℃
・MS条件
四重極設定値:150 イオン源設定値:230
面積値算出条件
トータルイオンモード 質量(LOW):35 質量(HIGH):550
・カラム
DB−WAXETR 60m 内径320μm 膜厚:0.25μm
・試料前処理条件
試料80μlと内部標準物質(デカン酸メチルエステル20ppmアルコール水溶液)
20μlを20mlスクリューキャップバイアル瓶中で混合
・ダイナミックヘッドスペース条件
装置:ゲステル社MPS
吸着剤:TENAX
試料気化温度:80℃
試料気化用ガス供給量:3000ml
試料気化用ガス供給速度 100ml/min
試料気化用ガス種類 窒素
・ピーク保持時間
MSの解析によって成分および濃度の同定を行った。
<蒸留梅酒原酒の製造>
生青梅1kg対して砂糖0.5kg及び40%(v/v)アルコール溶液(ニュートラルスピリッツ)1.2Lの割合となるように混合し、6ヶ月浸漬することにより、アルコール度数20%(v/v)の梅酒を製造した。アルコール度数20%(v/v)の梅酒を蒸留装置に3L入れ、釜内の気圧75mmHgの条件で減圧蒸留を開始した。蒸留液の体積が2Lに達したところで減圧蒸留を中断し、蒸留梅酒原酒を調製した。
<苦渋味成分の検討>
本発明の蒸留梅酒の苦渋味マスキング効果を検証するため、蒸留梅酒原酒由来の成分と苦渋味の程度との関係を検討した。
3点:より飲みにくい
2点:特に飲みにくい
1点:非常に飲みにくい
試料1〜7について、官能評価の結果を表2に示す。蒸留梅酒原料を希釈して製造された蒸留梅酒A(試料1)はリンゴ酸ジエチルを4.4ppm、コハク酸ジエチルを1.1ppm、クエン酸トリエチルを0.3ppm含有しており、口中に苦渋味が残り、飲みづらいことが判明した。そして、リンゴ酸ジエチルの濃度を増加させた試料2および3の蒸留梅酒は、さらに飲みにくくなることも判明した。また、コハク酸ジエチル(試料4、5)の添加によっても同様の傾向がみられ、クエン酸トリエチル(試料6、7)を添加した場合は、濃度依存的に、口中に苦渋味が残り、飲みづらくなることが判明した。
(a)〜(g)の7成分の濃度をそれぞれ調整して、蒸留梅酒の風味の変化を評価した。
7点:非常に飲みやすい
6点:より飲みやすい
5点:やや飲みやすい
4点:変化なし
3点:やや飲みにくい
2点:より飲みにくい
1点:非常に飲みにくい
<評価結果>
各試料について行った官能評価の結果を表3−1、3−2および表4に示す。表3−1および3−2の結果から、(a)〜(g)の各成分を特定の濃度で含有させた場合に、リンゴ酸ジエチル、コハク酸ジエチル、クエン酸トリエチルの苦渋味を抑えることができることが分かった。特に成分(a)〜(c)を添加した場合に、マスキング効果は顕著であった。
実施例1において行った苦渋味マスキング評価試験において、最高得点(7点)が得られた3成分(イソ酪酸、酢酸、ベンズアルデヒド)について、成分の組み合わせにより得られる効果を評価した。官能評価は実施例1と同じ方法で行ったが、実施例1において単一成分の添加により得られた最高得点(7点)を指標にして、以下の評価基準に基づいて行った。
8:実施例1の7点と比較してさらに好ましい
9:実施例1の7点と比較して非常に好ましい
<評価結果>
表5の結果から、(a)〜(c)の3成分のうち、2成分以上を特定の濃度で添加した場合に、蒸留梅酒原料由来の苦渋味をより効果的に抑えることができた。すなわち、2種以上の成分を組み合わせると、単一成分の添加により得られる効果より優れた効果が得られることが明らかとなった。特に、ベンズアルデヒドを他の2成分と組み合わせることで、非常に優れた効果が得られた。
蒸留梅酒(実施例1において製造した蒸留梅酒Bに対応)30mlに、(a)〜(g)の7成分を添加し、蒸留梅酒Cを調製した。蒸留梅酒B、香料、蒸留梅酒Cは、以下の表6に示す量の成分を含有していた。また、官能評価は、実施例1に記載した方法に従って行った。
下記表7に示す配合量の蒸留梅酒原酒に特定の成分を添加することで蒸留梅酒を製造した。蒸留梅酒は水を添加してアルコール度数を10%に調整した。
Claims (12)
- 蒸留梅酒であって、
蒸留梅酒全体量に対して、
(a)0.6〜75ppmのイソ酪酸、および
(c)16〜77ppmのベンズアルデヒド、
から選択される1つ以上の成分を含有する、上記蒸留梅酒。 - 前記(a)、(b)12.5〜85ppmの酢酸、および前記(c)から選択される2つ以上の成分を含有する、請求項1に記載の蒸留梅酒。
- 蒸留梅酒全体量に対して、
(d)0.8〜15ppmの2−メチル酪酸、
(e)4.9〜50ppmのカプロン酸、
(f)1.1〜4.5ppmの安息香酸エチル、および
(g)1.8〜9ppmのベンジルアルコール、
から選択される1つ以上の成分をさらに含有する、請求項1または2に記載の蒸留梅酒。 - 蒸留梅酒全体量に対して、
(h)1〜50ppmのリンゴ酸ジエチル、
(i)0.1〜2ppmのコハク酸ジエチル、および
(j)0.1〜5ppmのクエン酸トリエチル、
から選択される1つ以上の成分をさらに含有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の蒸留梅酒。 - 蒸留梅酒であって、
(a)イソ酪酸と;
(h)リンゴ酸ジエチル、(i)コハク酸ジエチル、および(j)クエン酸トリエチルから選択される1つ以上の成分と;
を含有し、
上記成分の含有比が、
[(a)の重量/(h)の重量]=0.04〜4.8、
[(a)の重量/(i)の重量]=1.0〜125、および
[(a)の重量/(j)の重量]=0.35〜47、
である、上記蒸留梅酒。 - (b)酢酸および(c)ベンズアルデヒドから選択される1つ以上の成分をさらに含有する、請求項5に記載の蒸留梅酒であって、
上記成分の含有比が、
[(b)の重量/(h)の重量]=0.79〜5.4、
[(c)の重量/(h)の重量]=0.78〜4.82、
[(b)の重量/(i)の重量]=21〜142、
[(c)の重量/(i)の重量]=20.6〜129、
[(b)の重量/(j)の重量]=7.75〜55、および
[(c)の重量/(j)の重量]=7.75〜48、
である、上記蒸留梅酒。 - (d)2−メチル酪酸、(e)カプロン酸、(f)安息香酸エチル、および(g)ベンジルアルコールから選択される1つ以上の成分をさらに含有し、
上記成分の含有比が、
[(d)の重量/(h)の重量]=0.05〜0.94、
[(e)の重量/(h)の重量]=0.31〜3.13、
[(f)の重量/(h)の重量]=0.07〜0.28、
[(g)の重量/(h)の重量]=0.12〜0.56、
[(d)の重量/(i)の重量]=1.3〜25、
[(e)の重量/(i)の重量]=8.1〜84、
[(f)の重量/(i)の重量]=1.8〜7.5、
[(g)の重量/(i)の重量]=1.8〜15、
[(d)の重量/(j)の重量]=0.5〜10、
[(e)の重量/(j)の重量]=3.05〜31、
[(f)の重量/(j)の重量]=0.7〜3、および
[(g)の重量/(j)の重量]=1.15〜6、
である、請求項5または6に記載の蒸留梅酒。 - 蒸留梅酒全体量に対して、
(a)0.6〜75ppmのイソ酪酸、
(b)12.6〜85ppmの酢酸、および
(c)12.4〜77ppmのベンズアルデヒド、
から選択される1つ以上の成分を含有する、請求項5から7のいずれか1項に記載の蒸留梅酒。 - 蒸留梅酒の製造方法であって、
蒸留梅酒原酒に、
(a)0.1〜75ppmの増加含有量のイソ酪酸、
(b)0.3〜73ppmの増加含有量の酢酸、および
(c)0.3〜65ppmの増加含有量のベンズアルデヒド、
から選択される1つ以上の成分を前記の増加含有量となるように添加する工程を含有する、上記製造方法。 - 前記添加工程において、(a)〜(c)から選択される2つ以上の成分を添加する、請求項9に記載の製造方法。
- 前記添加工程において、
蒸留梅酒全体量に対して、
(d)0.3〜15ppmの増加含有量の2−メチル酪酸、
(e)0.3〜46ppmの増加含有量のカプロン酸、
(f)0.1〜3.5ppmの増加含有量の安息香酸エチル、および
(g)0.1〜7.5ppmの増加含有量のベンジルアルコール、
から選択される1つ以上の成分を前記の増加含有量となるようにさらに添加する工程を含む、請求項9または10に記載の製造方法。 - 前記添加工程において、
蒸留梅酒全体量に対して、
(h)1〜50ppmのリンゴ酸ジエチル、
(i)0.1〜2ppmのコハク酸ジエチル、および
(j)0.1〜5ppmのクエン酸トリエチル、
から選択される1つ以上の成分をさらに含有する、請求項9から11のいずれか1項に記載の製造方法。
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