JP6172695B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents
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Description
本発明は、サイドシルおよびルーフサイドレールをセンターピラーで接続する自動車の車体構造に関する。
CFRP製のサイドシルの車幅方向内面および車幅方向外面を上方から挟むようにアルミニウム鋳造品の連結部材を固定し、この連結部材の上部をCFRP製の中空閉断面のセンターピラーの下部に挿入して固定することで、車両の側面衝突時における車室の変形を最小限に抑えるものが、下記特許文献1により公知である。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものは、側面衝突の衝突荷重がアルミニウム鋳造品の連結部材の上方のCFRP製のセンターピラーに入力したとき、センターピラーの車幅方向内壁および車幅方向外壁にそれぞれ作用する圧縮荷重および引張荷重は上下方向に配向したカーボン連続繊維で支持されるが、センターピラーの前壁および後壁は前後方向に膨らむように面外変形するためにカーボン連続繊維では荷重を効率的に支持することができず、センターピラーが局部的に破壊する可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、サイドシルおよびルーフサイドレールを接続するセンターピラーの軽量化および強度を両立させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、サイドシルおよびルーフサイドレールをセンターピラーで接続する自動車の車体構造であって、前記センターピラーの少なくとも一部を、車幅方向内外に対峙する一対のCFRP積層板と、前記一対のCFRP積層板を車幅方向に接合して閉断面を構成する複数の金属板とで構成したことを第1の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1の特徴に加えて、前記金属板は、車幅方向内外端に前記一対のCFRP積層板に接合する一対の接合フランジを備えるコ字状断面あるいはクランク状断面であることを第2の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1または第2の特徴に加えて、前記金属板は上下方向に延びるビードを備えることを第3の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、前記センターピラーの横断面は前後方向に長い矩形状であり、少なくとも3枚の前記金属板が前後方向に並置されることを第4の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第4の何れか1つの特徴に加えて、前記センターピラーの下端と前記サイドシルとの間に金属中空ビームを配置し、前記金属中空ビームの上端と前記センターピラーの下端とを中間ジョイントで接合したことを第5の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第5の特徴に加えて、前記サイドシルはCFRP製の車体フロアの車幅方向外端部に設けられ、前記サイドシルの上面および前記車体フロアの下面を車幅方向外側から挟持するセンターピラー支持ブラケットの上端に、前記金属中空ビームの下端を固定したことを第6の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第6の特徴に加えて、前記車体フロアの車幅方向外端に形成した凹部に前記センターピラー支持ブラケットを車幅方向外側から嵌合することで、前記車体フロアの車幅方向外端および前記センターピラー支持ブラケットの車幅方向外端を面一に整列させたことを第7の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第7の特徴に加えて、前記車体フロアは前記凹部が形成される突出部を備えるとともに、前記センターピラー支持ブラケットは前記突出部と前後方向に整列する中空の突出部を備えることを第8の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また本発明によれば、前記第1〜第8の何れか1つの特徴に加えて、左右一対の前記センターピラーと、それらの上端間を車幅方向に接続するルーフアーチとをCFRPで一体に形成したことを第9の特徴とする自動車の車体構造が提案される。
尚、実施の形態のセンターピラーロア55は本発明の金属中空ビームに対応する。
本発明の第1の特徴によれば、サイドシルおよびルーフサイドレールを接続するセンターピラーの少なくとも一部を、車幅方向内外に対峙する一対のCFRP積層板と、一対のCFRP積層板を車幅方向に接合して閉断面を構成する複数の金属板とで構成したので、側面衝突の衝突荷重が入力したときにセンターピラーの車幅方向内面および車幅方向外面に作用する圧縮荷重および引張荷重を一対のCFRP積層板のカーボン繊維により支持するとともに、CFRP積層板では支持することが難しいセンターピラーの前面および後面の面外変形を金属板で阻止することで、センターピラーの軽量化および強度を両立させることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、金属板は、車幅方向内外端に一対のCFRP積層板に接合する一対の接合フランジを備えるコ字状断面あるいはクランク状断面であるので、金属板の強度が接合フランジにより高められるだけでなく、CFRP積層板と金属板とを強固に接合してセンターピラーの強度を高めることができる。
また本発明の第3の特徴によれば、金属板は、上下方向に延びるビードを備えるので、側面衝突の衝突荷重による金属板の面外変形を効果的に抑制することができる。
また本発明の第4の特徴によれば、センターピラーの横断面は前後方向に長い矩形状であり、少なくとも3枚の金属板が前後方向に並置されるので、側面衝突の衝突荷重により面外変形する金属板を小さくし、かつ金属板の数を増加させてセンターピラーの強度を更に高めることができる。
また本発明の第5の特徴によれば、センターピラーの下端とサイドシルとの間に金属中空ビームを配置し、金属中空ビームの上端とセンターピラーの下端とを中間ジョイントで接合したので、側面衝突の衝突荷重により延性を有する金属中空ビームが伸び変形して衝突エネルギーを吸収することができる。
また本発明の第6の特徴によれば、サイドシルはCFRP製の車体フロアの車幅方向外端部に設けられ、サイドシルの上面および車体フロアの下面を車幅方向外側から挟持するセンターピラー支持ブラケットの上端に金属中空ビームの下端を固定したので、車体フロアおよびサイドシルの両方でセンターピラー支持ブラケットを強固に支持できるだけでなく、サイドシルは断面形状を変化させる必要がないために強度低下が発生せず、しかも側面衝突の衝突荷重によるサイドシルの車幅方向内側への倒れをセンターピラー支持ブラケットにより阻止することができる。
また本発明の第7の特徴によれば、車体フロアの車幅方向外端に形成した凹部にセンターピラー支持ブラケットを車幅方向外側から嵌合することで、車体フロアの車幅方向外端およびセンターピラー支持ブラケットの車幅方向外端を面一に整列させたので、車体フロアの車幅方向外端およびセンターピラー支持ブラケットの車幅方向外端を揃えて車体のデザイン性を維持することができる。
また本発明の第8の特徴によれば、車体フロアは凹部が形成される突出部を備えるとともに、センターピラー支持ブラケットは突出部と前後方向に整列する中空の突出部を備えるので、車体フロアの突出部およびセンターピラー支持ブラケットの突出部が圧壊することで衝突エネルギーを吸収することができる。
また本発明の第9の特徴によれば、左右一対のセンターピラーと、それらの上端間を車幅方向に接続するルーフアーチとをCFRPで一体に形成したので、センターピラーおよびルーフアーチの強度を相互に高め合うとともに、部品点数を削減して生産性を高めることができる。
11 車体フロア
11c 突出部
11j 凹部
12 サイドシル
15 センターピラー
16b ルーフサイドレール
24 ルーフアーチ
53 センターピラー支持ブラケット
53d 突出部
55 センターピラーロア(金属中空ビーム)
56 CFRP積層板
57 金属板
57b 接合フランジ
57c ビード
58 中間ジョイント
11c 突出部
11j 凹部
12 サイドシル
15 センターピラー
16b ルーフサイドレール
24 ルーフアーチ
53 センターピラー支持ブラケット
53d 突出部
55 センターピラーロア(金属中空ビーム)
56 CFRP積層板
57 金属板
57b 接合フランジ
57c ビード
58 中間ジョイント
以下、図1〜図6に基づいて本発明の実施の形態を説明する。尚、本明細書において前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図1〜図4に示すように、CFRP(カーボン繊維強化樹脂)を主たる材料とする自動車の車体フレームは、車体フロア11と、車体フロア11の左右両側部に沿って前後方向に延びる左右一対のサイドシル12,12と、左右のサイドシル12,12の前端から前上方に起立する左右一対のフロントピラーロア13,13と、左右のサイドシル12,12の後端から後上方に起立する左右一対のリヤピラー14,14と、左右のサイドシル12,12の前後方向中間部から上方に起立する左右一対のセンターピラー15,15と、左右のフロントピラーロア13,13の上端から左右のセンターピラー15,15の上端を経由して左右のリヤピラー14,14の上端に延びる左右一対の上部部材16,16とを備える。上部部材16は、前半部がフロントピラーアッパー16aを構成し、後半部がルーフサイドレール16bを構成する。そして左右のセンターピラー15,15の上端間がルーフアーチ24で接合される。
車体フロア11の前端と左右のフロントピラーロア13,13の前面とに平板状のダッシュパネルロア17が接合され、車体フロア11の後端と左右のリヤピラー14,14の後面とに平板状の後部隔壁18が接合され、 後部隔壁18の後端からリヤパーシェル19が後方に水平に延出する。車体フロア11の前端に左右一対のアルミニウム合金製の取付台座20,20が固定され、取付台座20,20の前端に左右一対のアルミニウム合金製のフロントサイドフレーム21,21の後端が固定される。
車体フロア11の下壁の後端から左右一対のリヤサイドフレーム22,22が後方に延びており、リヤピラー14,14およびリヤサイドフレーム22,22が左右一対のリヤホイールハウスインナー23,23で接合される。車体フロア11の上壁の後端は後部隔壁18の位置で終わっており、後部隔壁18の後方には車体フロア11の上壁とは別部材の後部フロア44が配置され、後部隔壁18よりも後方に延びる車体フロア11の下壁と後部フロア44とにより閉断面を有するリヤサイドフレーム22,22が構成される。そして後部フロア44の上方に荷室45が区画される。
図1、図2および図5に示すように、車体フロア11は、車幅方向中央部を前後方向に延びる逆U字状のフロアトンネル部11aと、フロアトンネル部11aの車幅方向両側に連続する左右一対のフロア部11b,11bとを備える。アンダーフロアパネル25のフロア部下壁25cと、アッパーフロアパネル26のフロア部上壁26aとを備えるフロア部11bは、車幅方向両端部が車幅方向中央部に比べて上下方向に厚くなっており、その厚くなった部分に上下一対のエネルギー吸収部材30,30が配置される。エネルギー吸収部材30,30は衝撃吸収性能に優れたPA(ポリアミド)あるいはナイロン製の波板状の部材で構成される。
エネルギー吸収部材30,30の車幅方向内側には支持壁31が接着により固定されており、支持壁31の車幅方向外面に形成した嵌合溝にエネルギー吸収部材30,30が嵌合して接着により接合される。そしてエネルギー吸収部材30,30の上面がアッパーフロアパネル26の下面に接着により接合され、エネルギー吸収部材30,30の下面がアンダーフロアパネル25の上面に接着により接合される。
支持壁31の車幅方向内側であってフロア部11bの厚さが変化する部分に、前後方向に延びるCFRP製(あるいはアルミニウム合金製)の荷重分散フレーム32が配置される。荷重分散フレーム32の上面および下面はそれぞれアッパーフロアパネル26の下面およびアンダーフロアパネル25の上面に接着により接合され、かつ車幅方向外面は支持壁31の車幅方向内面に接着により接合される。荷重分散フレーム32の車幅方向内側のフロア部11bの内部に波板状のコア33が配置され、その上面および下面がそれぞれアッパーフロアパネル26の下面およびアンダーフロアパネル25の上面に接着により接合される。
サイドシル12は、外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49を備えて四角形状の閉断面に構成されており、その内部に複数の隔壁板36…が前後方向に所定間隔で配置される。サイドシル12の下壁48は、車体フロア11の車幅方向外端部、つまりエネルギー吸収部材30,30の上部において、アッパーフロアパネル26の上面に載置されて接着により接合されるが、車体フロア11の車幅方向外端に形成した突出部11cがサイドシル12の車幅方向外端よりも車幅方向外側に突出する。
車体フロア11の突出部11cの前後方向中間部には、そこを部分的に切り欠いた凹部11jが形成されており、その凹部11jにアルミニウム合金製の押し出し材で構成されたセンターピラー支持ブラケット53が車幅方向外側から嵌合する。センターピラー支持ブラケット53は側壁53a、上壁53bおよび下壁53cを有して車幅方向内側に開放する断面コ字状の部材であり、側壁53aがサイドシル12の外側壁46および車体フロア11の凹部11jに当接し、上壁53bがサイドシル12の上壁47に当接し、下壁53cが車体フロア11の下面に当接することで、サイドシル12および車体フロア11を上下から挟むように固定される。この状態で、側壁53aから車幅方向外側に突出する中空の突出部53dが、車体フロア11の突出部11cに前後方向に揃うように整列する。そして上壁53bの上面にセンターピラー15の下端が接合される。
図1、図2、図5および図6に示すように、センターピラー15は、センターピラーアッパー54とセンターピラーロア55とを備え、左右一対のセンターピラーアッパー54,54とルーフアーチ24とは正面視で逆U字状をなすように一体に形成される。センターピラーアッパー54は車幅方向内外に相互に対峙するように配置された一対の平坦なCFRP積層板56,56と、一対のCFRP積層板56,56を接続する4枚のアルミニウム合金製の金属板57…とで構成される。金属板57は、CFRP積層板56,56と直交する本体部57aの車幅方向両端部を折り曲げた接合フランジ57b,57bを備えており、4枚の金属板57…の接合フランジ57b…を一対のCFRP積層板56,56の相互に対向する面に接着することで、車幅方向に短く前後方向に長い長方形の閉断面に構成される。金属板57の本体部57aには、上下方向に延びるビード57cが形成される。
センターピラーロア55は、長手方向に一定の四角形中空断面を有するアルミニウム合金製の2本の金属中空ビ−ムからなり、その下端がセンターピラー支持ブラケット53の上面に嵌合して接着や溶接により固定される。上端側の間隔が下端側の間隔よりも狭まるようにハ字状に配置されたセンターピラーロア55の2本の金属中空ビ−ムの上端は、アルミニウム合金製の押し出し材よりなる中間ジョイント58を介してセンターピラーアッパー54の下端に接合される。中間ジョイント58は上部および下部に溝58a,58bが形成されたH字状断面の部材であり、下側の溝58bにセンターピラーロア55の2本の金属中空ビ−ムの上端が嵌合して接着や溶接により固定され、上側の溝58aにセンターピラーアッパー54の下端が嵌合して接着により固定される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
車体フロア11およびサイドシル12の車幅方向外端部に側面衝突の衝突荷重が入力すると、車体フロア11の内部に配置したエネルギー吸収部材30,30とサイドシル12の内部に配置した隔壁板36…とが圧壊して衝突エネルギーの一部を吸収し、そこで吸収しきれなかった衝突エネルギーは荷重分散フレーム32を介して車体フロア11のフロア部11bに伝達されて吸収される。
車体フロア11の突出部11cの一部を切り欠いた凹部11jに嵌合する金属製のセンターピラー支持ブラケット53の上壁53bおよび下壁53cで車体フロア11およびサイドシル12を上下から挟持したので、車体フロア11およびサイドシル12の両方でセンターピラー支持ブラケット53を強固に支持し、かつセンターピラー支持ブラケット53で側面衝突の衝突荷重によるサイドシル12の車幅方向内側への倒れを防止することができ、しかもサイドシル12は断面形状を変化させる必要がないために強度低下が発生することがない。またセンターピラー支持ブラケット53が車体フロア11およびサイドシル12から車幅方向外側に突出するのを防止して車体のデザイン性を維持しながら、サイドシル12にセンターピラー15を強固に支持することができる。
しかも車体フロア11は凹部11jが形成される突出部11cを備えるとともに、センターピラー支持ブラケット53は車体フロア11の突出部11cと前後方向に整列する中空の突出部53dを備えるので、側面衝突の衝突荷重で車体フロア11の突出部11cおよびセンターピラー支持ブラケット53の突出部53dが圧壊することで衝突エネルギーを吸収することができる。
さて側面衝突の衝突荷重によりセンターピラーアッパー54は車幅方向内側に向かって湾曲するように変形するため、車幅方向外側のCFRP積層板56には圧縮荷重が作用し、車幅方向内側のCFRP積層板56には引張荷重が作用するが、両CFRP積層板56,56は上下方向に配向したカーボン連続繊維が圧縮荷重および引張荷重を効果的に支持することで、その曲げ強度が確保される。
また衝突荷重によりセンターピラーアッパー54の断面が車幅方向に潰れるように変形すると、センターピラーアッパー54の前壁および後壁は前後方向に膨らむように面外変形するため、仮に前壁および後壁をCFRP積層板で構成した場合には容易に破壊する可能性がある。しかしながら、本実施の形態によれば、センターピラーアッパー54の一対のCFRP積層板56,56を面外変形に対して強い金属板57…で接合したことにより、センターピラーアッパー54の曲げ強度を更に高めることができ、軽量化および強度を両立させることができる。
またセンターピラーアッパー54の横断面は前後方向に長い矩形状であり、4枚の金属板57…が前後方向に並置されるので、側面衝突の衝突荷重により面外変形しようとする金属板57…の寸法を小さくして変形を阻止し、かつ金属板57…の数を増加させてセンターピラーアッパー54の強度を更に高めることができる。
特に、金属板57は車幅方向内外端に一対のCFRP積層板56,56に接合する一対の接合フランジ57b,57bを備えるコ字状断面であるので、金属板57の強度が接合フランジ57b,57bにより高められるだけでなく、CFRP積層板56,56と金属板57とを強固に接合することができる。しかも金属板57は、上下方向に延びるビード57cを備えるので、側面衝突の衝突荷重による金属板57の面外変形を一層効果的に抑制することができる。
またセンターピラーアッパー54の下端とセンターピラー支持ブラケット53との間に中空の金属中空ビームよりなるセンターピラーロア55を配置し、センターピラーロア55の上端とセンターピラーアッパー54の下端とを中間ジョイント58で接合したので、側面衝突の衝突荷重により延性を有する金属中空ビームが伸び変形して衝突エネルギーを吸収することができる。
また左右一対のセンターピラーアッパー54,54と、それらの上端間を車幅方向に接続するルーフアーチ24とをCFRPで一体に形成したので、センターピラーアッパー54,54およびルーフアーチ24の強度を相互に高め合うとともに、部品点数を削減して生産性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではセンターピラー15をセンターピラーアッパー54およびセンターピラーロア55で構成しているが、センターピラーロア55は省略することも可能である。
また実施の形態の金属板57はコ字状断面を有しているが、本体部57aから一対の接合フランジ57b,57bを相互に逆方向に折り曲げてクランク状断面(Z字状断面)に形成しても良い。
また金属板57の数は実施の形態の4枚に限定されるものではなく、センターピラーアッパー54を閉断面に構成するために2枚以上であれば良い。
Claims (9)
- サイドシル(12)およびルーフサイドレール(16b)をセンターピラー(15)で接続する自動車の車体構造であって、
前記センターピラー(15)の少なくとも一部を、車幅方向内外に対峙する一対のCFRP積層板(56)と、前記一対のCFRP積層板(56)を車幅方向に接合して閉断面を構成する複数の金属板(57)とで構成したことを特徴とする自動車の車体構造。 - 前記金属板(57)は、車幅方向内外端に前記一対のCFRP積層板(56)に接合する一対の接合フランジ(57b)を備えるコ字状断面あるいはクランク状断面であることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の車体構造。
- 前記金属板(57)は上下方向に延びるビード(57c)を備えることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動車の車体構造。
- 前記センターピラー(15)の横断面は前後方向に長い矩形状であり、少なくとも3枚の前記金属板(57)が前後方向に並置されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動車の車体構造。
- 前記センターピラー(15)の下端と前記サイドシル(12)との間に金属中空ビーム(55)を配置し、前記金属中空ビーム(55)の上端と前記センターピラー(15)の下端とを中間ジョイント(58)で接合したことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動車の車体構造。
- 前記サイドシル(12)はCFRP製の車体フロア(11)の車幅方向外端部に設けられ、前記サイドシル(12)の上面および前記車体フロア(11)の下面を車幅方向外側から挟持するセンターピラー支持ブラケット(53)の上端に前記金属中空ビーム(55)の下端を固定したことを特徴とする、請求項5に記載の自動車の車体構造。
- 前記車体フロア(11)の車幅方向外端に形成した凹部(11j)に前記センターピラー支持ブラケット(53)を車幅方向外側から嵌合することで、前記車体フロア(11)の車幅方向外端および前記センターピラー支持ブラケット(53)の車幅方向外端を面一に整列させたことを特徴とする、請求項6に記載の自動車の車体構造。
- 前記車体フロア(11)は前記凹部(11j)が形成される突出部(11c)を備えるとともに、前記センターピラー支持ブラケット(53)は前記突出部(11c)と前後方向に整列する中空の突出部(53d)を備えることを特徴とする、請求項7に記載の自動車の車体構造。
- 左右一対の前記センターピラー(15)と、それらの上端間を車幅方向に接続するルーフアーチ(24)とをCFRPで一体に形成したことを特徴とする、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の自動車の車体構造。
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| JP2014062154 | 2014-03-25 | ||
| JP2014062154 | 2014-03-25 | ||
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Publications (2)
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|---|---|
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| JP6172695B2 true JP6172695B2 (ja) | 2017-08-02 |
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