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JP6000165B2 - デッキ下地屋根の設備設置用基礎およびその施工方法 - Google Patents

デッキ下地屋根の設備設置用基礎およびその施工方法 Download PDF

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Description

本発明はデッキ下地屋根の設備設置用基礎およびその施工方法、特に、鋼製のデッキプレート(以下、単に「鋼製デッキ」と称す)によって形成されたデッキ下地屋根に、各種設備を設置するための基礎である、デッキ下地屋根の設備設置用基礎と、その施工方法とに関する。
従来から、自然エネルギ(太陽光)を有効利用して発電をするためのソーラパネルユニットや水加熱をするための温水ユニット等の設備、あるいは、エアコンの室外ユニット等の設備を建造物の屋根に固定するために、設備設置用基礎が屋根に設置されている。
そして、コンクリート製の設備設置用基礎によって屋根面への荷重が増加するという問題を解消し、かつ防水性能を確保して、設備を安定して設置するための屋根の架台設置構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−208361号公報(第5−6頁、図3A)
特許文献1に開示された発明は、断面波状(断面台形状の山部分と断面台形状の谷部分とが交互に幅方向に連続している)のデッキプレート(以下「鋼製デッキ」と称す)と、該鋼製デッキの山部分の上面に設置された断熱材とから形成された屋根において、頭部と一対の脚部を具備する断面コ字状の受け金具と、受け金具の頭部に載置されたリップ溝形鋼である嵩上げ台と、嵩上げ台に設置された固定レールとを有している。
受け金具は、一対の脚部が断面材の上面から突き刺されて、一対の脚部の下端(先端)が鋼製デッキの山部分の上面に押し当てられ、頭部は断熱材の上面と略同じレベルになっている。そして、受け金具の頭部と断熱材の上面とを覆う防水シートが設置され、受け金具の頭部に防水シートを介して嵩上げ台のリップ(フランジの下端)が位置した状態で、受け金具と嵩上げ台とは、受け金具の頭部と嵩上げ台のウエッブとを貫通するドリル付きタッピンねじによって、鋼製デッキの山部分に防水シートを介して固定されている。さらに、嵩上げ台は防水覆い材で覆われ、防水覆い材の上面に載置された固定レールが、防水覆い材を介してドリル付きタッピンねじによって固定レールに固定されている。
すなわち、特許文献1に開示された発明では、ソーラパネルユニット等の設備が固定レールに設置されるため、かかる設備の荷重が鋼製デッキの山部分に局部的に作用する構造になっている。このため、以下のような問題があった。
(あ)設備の上からの荷重が鋼製デッキの山部分に集中するため、設備の自重、風や地震等による荷重によって、鋼製デッキの山部分(上フランジ)の受け具の脚部が押し当てられた位置や、該位置の近傍のウエッブ(山部分の上面と谷部分の下面との間の斜面部分)が、局部的な変形、座屈あるいは圧壊をするおそれがある。
(い)仮に、圧壊した場合には、鋼製デッキは局部的な変形によって、荷重を支持することができなくなるため、屋根自体の変形や崩壊に至るおそれがある。特に、ウエッブの座屈は鋼材にとって、避けなければならない破壊形式である。
(う)さらに、局部的な変形等に伴って、断熱材が沈下や割れたり、防水シートが沈下や断裂したりして、断熱機構や防水機能の崩壊が懸念される。
(え)さらに、受け具が、鋼製デッキを支持する支持梁から離れた位置(支持スパンの中央寄りの位置)に設置された場合には、鋼製デッキの曲げ変形によって、鋼製デッキの山部分には支持スパンの方向に平行な圧縮力が作用するため、前記局部的な変形が助長されることになる。
(お)したがって、このとき、支持スパンを小さく(支持梁の間隔を狭く)したり、鋼製デッキを強化(厚肉化、高品質化)したりする必要が生じ、特に、既存の屋根に取り付ける際の自由度が低下する(設置が困難になる場合がある)。
本発明は、前記問題を解決するものであって、設備の荷重が鋼製デッキの山部分に局部的に作用しないようにするデッキ下地屋根の設備設置用基礎と、その施工方法とを提供することを目的とする。
(1)本発明に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎は、構造物を形成する梁の内の一対の梁に長手方向の端部がそれぞれ設置されたデッキ下地屋根に取り付けられるものであって、
前記デッキ下地屋根が、曲げ加工された板金によって形成され、山頂面と、該山頂面に平行な谷底面と、前記山頂面と前記谷底面とを連結する傾斜面とから形成された波状断面の鋼製デッキと、前記山頂面に載置された屋根断熱材と、該屋根断熱材に載置された屋根防水シートと、を具備し、
前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付けられた下部部材と、該下部部材に設置され、前記屋根断熱材および前記屋根防水シートを貫通する上部部材と、該上部部材の前記屋根防水シートの上方に露出した部分の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって設置された防水補強シートと、を有し、
前記上部部材に設備設置用手段が設けられていることを特徴とする。
(2)また、前記(1)において、前記鋼製デッキは、前記傾斜面の前記谷底面に近い位置に前記谷底面と平行で互いに近づく方向に突出するように形成された突条と、該突条と前記谷底面との間に形成された凹溝とを具備し、
前記下部部材が、下部天面および該下部天面の両側縁にそれぞれ延設された下部側面とから形成された断面略U字状の下部本体部と、前記下部側面のそれぞれの端部から互いに離れる方向に突出して形成された下部脚部とを具備し、
前記下部脚部の先端縁が前記凹溝に侵入していることを特徴とする。
(3)また、前記(2)において、前記下部部材の下部脚部の一部が、前記突条または谷底面の位置に隅肉溶接またはビス留めによって固定されていることを特徴とする。
(4)また、前記(2)又は(3)において、前記下部部材の下部脚部に前記先端縁に対して傾斜した逃げ縁が形成され、前記逃げ縁同士の距離が、前記鋼製デッキの前記突条の先端同士の間隔よりも狭いことを特徴とする。
)また、前記(2)〜(4)の何れかにおいて、前記上部部材が、上部天面および該上部天面の周囲に延設された上部側面から形成された上部本体部と、該上部本体部に固定された板状の上部底面部とを具備し、
前記上部底面部と前記下部天面との間に部材間断熱材が設置され、
前記上部部材は、前記上部底面部および前記部材間断熱材を貫通する中心固定手段によって前記下部天面に前記部材間断熱材を介して固定されていることを特徴とする。
)また、前記()において、前記中心固定手段は、前記下部天面、前記部材間断熱材および前記上部底面部を貫通する部材固定ボルトと、前記部材間断熱材に形成された貫通孔に納まり、前記部材固定ボルトに螺合する中間ナットと、前記上部底面部に固定され、前記部材固定ボルトに螺合する上部ナットとを具備し、
前記部材固定ボルトの頭部と前記中間ナットによって、前記下部天面が挾持され、
前記中間ナットと前記上部ナットとによって、前記上部面部が挾持されることを特徴とする。
)また、前記()において、前記部材固定ボルトの頭部と前記下部天面との間、および前記下部天面と前記中間ナットとの間の両方にそれぞれ断熱材が配置され、前記部材固定ボルトと前記下部部材とが直接接触していないことを特徴とする。
)さらに、前記()において、前記中心固定手段は、前記下部天面、前記部材間断熱材を貫通し、前記上部底面部に固定された部材固定ボルトと、前記下部天面の下方において、前記部材固定ボルトに螺合する少なくとも一対の下部ナットとを具備することを特徴とする。
)また、前記()において、前記部材固定ボルトのネジ部が前記上部底面部を貫通し、前記部材固定ボルトの頭部が前記上部底面部の上面に固定され、前記部材間断熱材の下面と前記下部天面との間、および前記下部天面と前記下部ナットとの間の両方にそれぞれ断熱材が配置され、前記部材固定ボルトのネジ部が前記下部部材に直接接触していないことを特徴とする。
10)また、前記()において、前記部材固定ボルトの頭部が前記上部底面部の下面に固定され、前記部材間断熱材に前記部材固定ボルトの頭部が侵入自在な貫通孔が形成され、前記部材間断熱材の下面と前記下部天面との間、および前記下部天面と前記下部ナットとの間の両方にそれぞれ断熱材が配置され、前記部材固定ボルトが前記下部部材に直接接触していないことを特徴とする。
11)さらに、前記()〜(10)の何れかにおいて、前記上部底面部および前記部材間断熱材が、前記下部部材が取り付けられている前記谷底面を挟む一対の前記山頂面の一部を覆い、前記上部部材が、前記上部底面部および前記部材間断熱材を貫通する周囲固定手段によって前記山頂面に前記部材間断熱材を介して固定されていることを特徴とする。
(1)さらに、前記(11)において、前記周囲固定手段がタッピンねじであることを特徴とする。
(13)さらに、本発明に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法は、構造物を形成する梁の内の一対の梁に長手方向の端部がそれぞれ設置されたデッキ下地屋根に取り付けられる、デッキ下地屋根の設備設置用基礎であって、
前記デッキ下地屋根が、曲げ加工された板金によって形成され、山頂面と、該山頂面に平行な谷底面と、前記山頂面と前記谷底面とを連結する傾斜面とから形成された波状断面の鋼製デッキと、前記山頂面に載置された屋根断熱材と、該屋根断熱材に載置された屋根防水シートと、を具備し、
前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付けられた下部部材と、該下部部材に設置され、前記屋根断熱材および前記屋根防水シートを貫通する上部部材と、該上部部材の前記屋根防水シートの上方に露出した部分の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって設置された防水補強シートと、を有し、
前記上部部材に設備設置用手段が設けられていることを特徴とするデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法であって、
前記下部部材に部材固定ボルトを設置する工程と、
前記部材固定ボルトが設置されている前記下部部材を、前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付ける工程と、
前記鋼製デッキの山頂面の一部を覆う部材間断熱材を、前記下部部材に載置する工程と、
前記部材間断熱材に、前記上部部材を形成する上部底面部を設置し、前記上部部材に固定されている上部ナットに、前記部材固定ボルトを螺合する工程と、
前記上部底面部、前記部材間断熱材および前記鋼製デッキの山頂面を貫通するタッピンねじによって、前記上部部材を前記山頂に連結する工程と、
前記上部底面部の上面および前記鋼製デッキの山頂面に前記屋根断熱材を設置する工程と、
前記屋根断熱材の上で、前記上部部材の一部を除く範囲に前記屋根防水シートを設置する工程と、
前記上部部材の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって防水補強シートを設置する工程と、
を有することを特徴とする。
(14)さらに、本発明に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法は、構造物を形成する梁の内の一対の梁に長手方向の端部がそれぞれ設置されたデッキ下地屋根に取り付けられる、デッキ下地屋根の設備設置用基礎であって、
前記デッキ下地屋根が、曲げ加工された板金によって形成され、山頂面と、該山頂面に平行な谷底面と、前記山頂面と前記谷底面とを連結する傾斜面とから形成された波状断面の鋼製デッキと、前記山頂面に載置された屋根断熱材と、該屋根断熱材に載置された屋根防水シートと、を具備し、
前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付けられた下部部材と、該下部部材に設置され、前記屋根断熱材および前記屋根防水シートを貫通する上部部材と、該上部部材の前記屋根防水シートの上方に露出した部分の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって設置された防水補強シートと、を有し、
前記上部部材に設備設置用手段が設けられていることを特徴とするデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法であって、
前記上部部材に部材固定ボルトを設置する工程と、
前記下部部材を、前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付ける工程と、
前記鋼製デッキの山頂面の一部を覆う部材間断熱材を、前記下部部材に載置する工程と、
前記上部部材に固定された前記部材固定ボルトが前記部材間断熱材および前記下部部材を貫通した状態にして、前記上部部材の上部底面部を前記部材間断熱材に当接すると共に、前記部材固定ボルトの前記下部部材を貫通した先端寄りの位置に少なくとも一対の下部ナットを螺合する工程と、
前記上部底面部、前記部材間断熱材および前記鋼製デッキの山頂面を貫通するタッピンねじによって、前記上部部材を前記山頂に連結する工程と、
前記上部底面部の上面および前記鋼製デッキの山頂面に前記屋根断熱材を設置する工程と、
前記屋根断熱材の上で、前記上部部材の一部に前記屋根防水シートを設置する工程と、
前記上部部材の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって防水補強シートを設置する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎およびデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法は、以下の効果を奏する。
(i)下部部材が梁の直上で鋼製デッキの谷底面に取り付けられ、下部部材に断熱材および防水シートを介して固定された上部部材に設備を設置するための設備設置手段が設けられているから、設備設置手段によって設置された設備の自重等の荷重は、鋼製デッキの谷底面(下フランジ)を経由して梁に伝達される。すなわち、設備の荷重は鋼製デッキの天面部(上フランジ)に伝達され難い構造になっている。
(イ)このため、鋼製デッキの天面部(上フランジ)あるいは側面部(ウエッブ)の局部的な変形、座屈あるいは圧壊が防止される。したがって、屋根自体が局部変形したり、崩壊したりするおそれが解消する。
(ロ)さらに、局部的な変形等に伴う断熱材の沈下や割れ、あるいは防水シートの沈下や断裂が防止されるから、断熱機構や防水機能の崩壊が防止される。
(ハ)さらに、下部部材が梁の直上に取り付けられているから、鋼製デッキの曲げ変形が防止されている。このため、支持スパンを小さく(支持梁の間隔を狭く)したり、鋼製デッキを強化(厚肉化、高品質化)する必要がなく、特に、既存のデッキ下地屋根に取り付ける際の自由度が低下する(設置が困難になる場合がある)ことがない。
(ニ)また、耐火構造とする必要がある屋根の場合でも、鋼製デッキの屋根耐火の認定を取得する際の載荷条件が厳しくなることがない。
(ii)また、下部部材の下部脚部の先端縁が鋼製デッキの凹溝に侵入しているから、取り付けが容易であると共に、設備の荷重が確実に鋼製デッキに伝達される。
(iii)また、上部底面部と下部天面との間に部材間断熱材が設置されているから、設備または外部の熱が、鋼製デッキを経由して梁に伝達され難くなっている。しかも、上部部材が、中心固定手段によって下部天面に部材間断熱材を介して固定されるから、固定が容易かつ確実になる。
(iv)また、中心固定手段を構成する部材固定ボルトの頭部と中間ナットによって下部天面が挾持され、中間ナットと上部ナットとによって上部天面部が挾持されるから、固定機構が簡素であって、固定が容易かつ確実である。
(v)また、部材固定ボルトと下部部材とが直接接触していないから、両者間の伝熱が抑えられている。
(vi)また、上部部材が、周囲固定手段によって一対の山頂面に部材間断熱材を介して固定されるから、固定が容易かつ確実になると共に、上部部材の鋼製デッキに対する回転が防止される。
(vii)また、周囲固定手段がタッピンねじであるから、固定機構が簡素であって、固定が容易かつ確実である。
(viii)さらに、下部部材の下部脚部の一部が、鋼製デッキの一部に隅肉溶接またはビス留めによって固定されているから、デッキ下地屋根の設備設置用基礎が鋼製デッキに確実に取り付けられるため、設備設置用基礎としての信頼性が向上する。
(ix)さらに、下部部材の下部脚部に逃げ縁が形成されているから、逃げ縁を鋼製デッキの突条と平行し、下部脚部の先端を底面部に押し当てた状態で、下部部材を回転するだけで、下部脚部を容易かつ確実に鋼製デッキに取り付けることができる。
本発明の実施の形態1に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎を説明する正面視の断面図。 図1に示すデッキ下地屋根の設備設置用基礎を説明する一部(部材間断熱材、上部部材、屋根断熱材、屋根防水シート、防水補強シート)を透過して見た平面図。 図1に示すデッキ下地屋根の設備設置用基礎を説明する一部(屋根断熱材、屋根防水シートおよび防水補強シート)を透過して見た平面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する下部部材を説明する平面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する下部部材を説明する正面視の断面図(図3AにおけるA−A断面)。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する下部部材を説明する側面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する上部部材を説明する平面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する上部部材を説明する一部を断面にした正面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する下部断熱材を説明する平面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する下部断熱材を説明する正面視の断面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する中間断熱材を説明する平面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する中間断熱材を説明する正面視の断面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する部材間断熱材を説明する平面図。 図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する部材間断熱材を説明する正面視の断面図。 本発明の実施の形態2に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法を説明するものであって、各部材を分離して相互の上下関係を示す正面視の断面図。 図8Aに示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法における組み立てる要領を説明する組み立て途中を示す一部を断面にした部分正面図。 図8Aに示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法におけるデッキ下地屋根の設備設置用基礎を組み立てる要領を説明する組み立て終了時を示す一部を断面にした部分正面図。 本発明の実施の形態2に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法を説明するものであって、下部部材をデッキ下地屋根に取り付ける取り付け初期を説明する一部を透過して見た部分平面図。 図9Aに引き続き、デッキ下地屋根の設備設置用基礎を、デッキ下地屋根に取り付ける要領を説明する取り付け終了時を示す一部を透過して見た部分平面図。 本発明の実施の形態3に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎を説明する正面視の断面図。 本発明の実施の形態4に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法を説明する各部材を分離して相互の上下関係を示す正面視の断面図。
[実施の形態1]
図1〜図2Bは本発明の実施の形態1に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎を説明するものであって、図1は正面視の断面図、図2Aは一部(部材間断熱材、上部部材、屋根断熱材、屋根防水シートおよび防水補強シート)を透過して見た平面図、図2Bは一部(屋根断熱材、屋根防水シートおよび防水補強シート)を透過して見た平面図である。
なお、各図は模式的に示すものであって、誇張して描いた部分がある。また、以降の各図(図3A〜図11)において、図1〜図2Bと同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、以降の各図も模式的に示すものであって、誇張して描いた部分がある。
(デッキ下地屋根の設備設置用基礎)
図1〜図2Bにおいて、デッキ下地屋根の設備設置用基礎(以下「設備設置用基礎」と称す)200は、図示しない構造物を形成する梁の内の一対の梁に、長手方向の端部がそれぞれ設置されたデッキ下地屋根100に取り付けられるものである。
なお、本発明において「設備」とは、太陽光発電をするためのソーラパネルユニットや水加熱をするための温水ユニット等の設備、あるいは、エアコンの室外ユニット等の設備であって、建造物の屋根に固定される各種設備を総称したものである。
(デッキ下地屋根100)
デッキ下地屋根100は、互いに側縁において連結されて複数枚の鋼製デッキ10と、山頂面13a、13bに載置された屋根断熱材91と、屋根断熱材91に載置された屋根防水シート92と、を具備している。
(鋼製デッキ)
鋼製デッキ10は、曲げ加工された板金によって形成され、山頂面13a、13bと、山頂面13a、13bに平行な谷底面14a、14b、14cと、山頂面13aと谷底面14aとを連結する傾斜面15aと、山頂面13aと谷底面14bとを連結する傾斜面15bと、山頂面13bと谷底面14bとを連結する傾斜面15cと、山頂面13bと谷底面14cとを連結する傾斜面15dと、を具備している。
鋼製デッキ10は、正面視(スパン方向と直角な方向の縦断面に同じ)において、山頂面13a、13bに近づく程、対向する傾斜面15bと傾斜面15cとの距離が拡大する略コ字状の波状のジグザク形状を呈している。すなわち、傾斜面15bと谷底面14bと傾斜面15cとによって形成される上方が広くなった略コ字状の空間(溝)が形成されている。
また、傾斜面15a、15b、15c、15dには、それぞれ複数の押圧加工により形成させたエンボス19a、19b、19c、19dが形成されている。
そして、谷底面14aの側縁(傾斜面15aの反対側)には、鋼製デッキ10同士を連結するための連結部16aが形成され、谷底面14cの側縁(傾斜面15dの反対側)には、鋼製デッキ10同士を連結するための連結部16bが形成されている。
すなわち、一方の鋼製デッキ10の連結部16aと他方の鋼製デッキ10の連結部16bとが互いに係合することによって、一方の鋼製デッキ10の連結部16aと他方の鋼製デッキ10とが連結される。また、一方の鋼製デッキ10の傾斜面15aおよび谷底面14aと、他方の鋼製デッキ10の傾斜面15dおよび谷底面14cとによって、上方が広くなった空間(溝)が形成される。
また、連結部16aは下方が開口した略J字状であり、連結部16bは上方が開口した略J字状であるから、両者を係合して連結した際、当該連結部から、鋼製デッキ10上にコンクリートを打設した場合であっても打設されるコンクリート(図示しない)が流れ出すことがない。なお、連結部16aを上方が開口した略J字状にして、連結部16bを下方が開口した略J字状にしてもよい。
さらに、傾斜面15aには谷底面14aに近い位置に谷底面14aと平行で、連結部16aの側に突出した突条17aが形成され、突条17aと谷底面14aとの間に凹溝18aが形成されている。同様に、傾斜面15bには谷底面14bに近い位置に谷底面14bと平行で傾斜面15c側に突出した突条17bが形成され、突条17bと谷底面14bとの間に凹溝18bが形成され、傾斜面15cには谷底面14bに近い位置に谷底面14bと平行で傾斜面15b側に突出した突条17cが形成され、突条17cと谷底面14bとの間に凹溝18cが形成され、傾斜面15dには谷底面14cに近い位置に谷底面14cと平行で連結部16b側に突出した突条17dが形成され、突条17dと谷底面14cとの間に凹溝18dが形成されている。これらの鋼製デッキ10をデッキ幅方向(スパン方向と直角な方向)を適宜複数枚敷き並べて、連結部16a、16bにより連結するものである。
なお、鋼製デッキ10の形状は、図に示した実施例に限定されるものではなく、山形状や谷形状、若しくはそれらのプロポーション、およびエンボス19a〜19dの形状・個数(形成しないを含む)等は、適宜選択できるものである。
(屋根断熱材、屋根防水シート)
屋根断熱材91は、板状であって、例えば、フェノールフォーム等の、空気を含む軽量材(発泡材料等)によって形成されている。また、屋根防水シート92は、合成樹脂系シートやアスファルト系シート等であって、その材質や厚さ等を限定するものではないが、所定の環境対応性(日射や雨滴に暴露された際に、劣化し難い性質)を有している。
(設備設置用基礎)
設備設置用基礎200は、構造物(図示しない)の梁90の直上で鋼製デッキ10の谷底面14bに取り付けられた下部部材20と、下部部材20に部材間断熱材33を介して設置され、屋根断熱材91および屋根防水シート92を貫通する上部部材40と、上部部材40の屋根防水シート92の上方に露出した部分の一部と屋根防水シート92の一部とに跨がって設置された防水補強シート93と、を有している。以下、各部材について、それぞれ図面を参照して説明する。
(下部部材)
図3A〜図3Cは、図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する下部部材を説明するものであって、図3Aは平面図、図3Bは正面視の断面図(図3AにおけるA−A断面)、図3Cは側面図である。
図3A〜図3Cにおいて、下部部材20は、下部天面22および下部天面22の両側縁から下方に延設された下部側面23a、23bから形成された断面略U字状の下部本体部21と、下部側面23a、23bの下端から互いに離れる方向に突出した下部脚部27a、27bとを具備している。
このとき、下部天面22と下部側面23a、23bとの境界や、下部側面23a、23bと下部脚部27a、27bとの境界は、滑らかな断面略円弧(略円形断面の筒の一部に同じ)によって繋がっている。
そして、下部天面22に下部貫通孔24が形成されている。
また、下部脚部27a、27bはそれぞれ下部側面23a、23bから互いに離れる方向に延設され、下部天面22と下部側面23a、23bとの境界に平行(境界を形成する滑らかな略円形断面の筒の中心軸に平行)な下部先端縁28a、28bと、下部先端縁28a、28bに対して所定の角度を具備する下部逃げ縁29a、29bとを具備する。このとき、下部逃げ縁29aと下部逃げ縁29bとは平行になっている。
そして、下部部材20の製造方法は限定するものではないが、前記のように簡素な形状であるから、例えば、板材を機械加工またはブランキングした後、曲げ加工するだけで、容易かつ安価に製造することができる。
また、下部部材20は複数の部材を接合することによって形成してもよい。例えば、下部本体部21と下部脚部27aと下部脚部27bとをそれぞれ別材料の板材によって形成し、それぞれを接合してもよい。
また、下部脚部27a、27bは、下部逃げ縁29a、29bを有しない矩形状にしてもよい。さらに、下部本体部21を板材によって形成し、下部脚部27aおよび下部脚部27bをそれぞれコ字状に曲げ加工した線材・棒材等によって形成し、コ字状に形成された両端部を下部側面23a、23bの下縁に接合するようにしてもよい。
(上部部材)
図4Aおよび図4Bは、図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する上部部材を説明するものであって、図4Aは平面図、図4Bは一部を断面にした正面図である。
図4Aおよび図4Bにおいて、上部部材40は、上部天面42と、上部天面42の周囲に延設された上部側面43から形成された上部本体部41と、上部本体部41の下端(上部天面42とは反対側の端部)に固定された板状の上部底面部44とを具備している。
そして、上部底面部44の中央には、中心貫通孔45が形成され、中心貫通孔45の直上に、その内面ネジ部が位置するように六角ナット(以下「上部ナット」と称す)85が例えば隅肉溶接86によって固定されている。また、上部底面部44の外周に沿って、複数の周囲貫通孔46が形成されている。さらに、上部天面42には、設備(図示しない)を設置するための、設備設置手段47が設けられている。
なお、設備設置手段47として、上部天面42に溶接等の手段により固定されたボルトを示しているが、設置される設備に応じて、適宜変更してもよい。
また、上部本体部41と天井付きの円筒を示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、天井付きの四角筒や、短尺の断面コ字状の溝形鋼(チャンネル材)であってもよい。また、上部底面部44についても、円板に限定するものではない。
さらに、周囲貫通孔46の内径を小さくして、タッピンねじ87(図1、図2B参照)によってねじが形成される「ねじ下穴」にしてもよい。
(断熱材)
図5A〜図7Bは、図1に示されたデッキ下地屋根の設備設置用基礎を形成する断熱材を説明するものであって、図5Aは下部断熱材を示す平面図、図5Bは下部断熱材を示す正面視の断面図、図6Aは中間断熱材を示す平面図、図6Bは中間断熱材を示す正面視の断面図、図7Aは部材間断熱材を示す平面図、図7Bは部材間断熱材を示す正面視の断面図である。
図5Aおよび図5Bにおいて、下部部材20の下部天面22の下面に当接する下部断熱材31は、中心に下部断熱材孔31aが形成され、下部貫通孔24の周囲において下部天面22の下面に当接する下部断熱材面31bと、下部貫通孔24に侵入する下部断熱材凸部31cとを具備している。
なお、中間断熱材32を下部断熱材31と同様な形状(図示しない)にして、即ち下部断熱材31に形成してある下部断熱材凸部31cと同等な凸部を設けて、下部天面22を挟んでも良い。そうする事によって、2種類あった当該断熱材が1種類ですむことになり、お互い転用できるので部材数が削減できる。
図6Aおよび図6Bにおいて、下部部材20の下部天面22の上面に当接する中間断熱材32は、中心に中間断熱材孔32aが形成され、下部貫通孔24の周囲において下部天面22の上面に当接する中間断熱材面32bを具備している。
図7Aおよび図7Bにおいて、部材間断熱材33は、上部底面部44の外周と略同じ外周を具備する板状であって、中心部に座ぐり部33bを具備する中心貫通孔33aが形成されている。
なお、下部断熱材31、中間断熱材32および部材間断熱材33は、エンジニアリングプラスチックの一種であるABS樹脂によって成型されているが、本発明はこれに限定するものではなく、所定の断熱性と所定の強度を有する材料であれば何れであってもよい。
[実施の形態2]
図8A〜図8Cは本発明の実施の形態2に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法を説明するものであって、 図8Aは各部材を分離して相互の上下関係を示す正面視の断面図、図8Bは組み立て途中を示す一部を断面にした部分正面図、図8Cは組み立て終了時を示す一部を断面にした部分正面図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図8A〜図8Cにおいて、設備設置用基礎200をデッキ下地屋根100に取り付けるデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法(以下、「施工方法」と称す場合がある)は、予め組み立てられた設備設置用基礎200を鋼製デッキ10に取り付け、その後に、デッキ下地屋根100を完成するものである。
(設備設置用基礎の組み立て)
設備設置用基礎200の組み立ては、下部部材20に上部部材40を部材間断熱材33を介して固定するものである。
すなわち、下部断熱材31の下部断熱材凸部31cを下部部材20の下部貫通孔24に挿入した状態で、下部断熱材31の下部断熱材面31bと中間断熱材32の中間断熱材面32bとによって下部天面22を挟む。そして、下部断熱材31の下面に下部座金82を当接し、中間断熱材32の上面に中間座金83を当接し、下部座金82、下部断熱材孔31a、中間断熱材孔32aおよび中間座金83を貫通する部材固定ボルト81に、中間ナット84を螺合して、下部部材20に部材固定ボルト81を固定する(図8B参照)。
さらに、部材間断熱材33の中心貫通孔33aに部材固定ボルト81を通して、部材固定ボルト81に上部部材40の上部ナット85を螺合する。すなわち、部材固定ボルト81を固定している下部部材20に対して、上部底面部44が部材間断熱材33に当接(摺動)するまで、上部部材40を回転することで、組み立てが完了する。このとき、部材間断熱材33の座ぐり部33bに中間座金83が侵入し、中間ナット84の上面は上部底面部44の下面に当接し、部材間断熱材33の中心貫通孔33a(図7A参照)に納まる。
(デッキ下地屋根の完成)
デッキ下地屋根100は、梁90の直上で鋼製デッキ10の谷底面14bに設備設置用基礎200を取り付けて、上部部材40を回転しないようにした後、屋根断熱材91および屋根防水シート92を設置し、さらに、上部部材40の屋根防水シート92の上方に露出した部分の一部と屋根防水シート92の一部とに跨がって防水補強シート93を設置することによって完成する(図1参照)。
(設備設置用基礎の取り付け)
図9Aおよび図9Bは、本発明の実施の形態2に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法を説明するものであって、図9Aは、下部部材をデッキ下地屋根に取り付ける取り付け初期を説明する一部を透過して見た部分平面図、図9Bは取り付け終了時を説明する一部を透過して見た部分平面図である。
図9Aおよび図9Bにおいて、設備設置用基礎200の下部部材20をデッキ下地屋根100に取り付ける要領は、まず、下部部材20の下部逃げ縁29a、29bが、鋼製デッキ10の突条17b、17cの先端と平行になった状態で、下部部材20の下部脚部27a、27bを、鋼製デッキ10の谷底面14bに押し付ける。すなわち、下部逃げ縁29aと下部逃げ縁29bとの距離L(図9B参照)が、突条17bと突条17cとの距離Hよりも小さくなっている(L<H)から、下部逃げ縁29a、29bは突条17b、17cの先端に干渉することはない。
そこで、下部脚部27a、27bを鋼製デッキ10の谷底面14bに押し付けたまま、下部部材20を、谷底面14bの法線を回転の中心にして回転する。このとき、部材間断熱材33の下面が山頂面13a、13bの一部に当接(摺動)する。
そうすると、下部部材20の下部先端縁28a、28bは、それぞれ凹溝18b、18c内に侵入し、凹溝18b、18cによって、下部脚部27aと下部脚部27b(下部先端縁28aと下部先端縁28bに同じ)とが互いに近づく方向に把持され、かつ、突条17b、17c(正確には、凹溝18b、18cを形成する突条17b、17cの下側の面)によって下方に押し付けられる(図9B参照)。
すなわち、下部部材20の回転初期は、下部先端縁28aと下部逃げ縁29aとの交差部(角部)、および下部先端縁28bと下部逃げ縁29bとの交差部(角部)が、それぞれ凹溝18bおよび凹溝18cに強く当接(摺動)して、下部側面23a、23bを弾性変形させ、さらに、下部部材20の回転が進んだところで、下部先端縁28a、28bと凹溝18b、18cとが平行になる。
このとき、下部先端縁28aと下部先端縁28bとの距離M(図9A参照)が、凹溝18bの奥(凹溝18bを形成する突条17bの下面と谷底面14bとが交差する部分に相当する)と凹溝18cの奥(凹溝18cを形成する突条17cの下面と谷底面14bとが交差する部分に相当する)との距離Gよりも長くなっている(M>G)から、下部側面23a、23bの弾性変形量は減少するものの、依然、弾性変形した状態であるから、前記のように、下部部材20の下部先端縁28a、28bは、凹溝18b、18cによって把持される。
したがって、下部部材20は、簡単な操作によって、鋼製デッキ10と確実に当接し、互いに力を受け渡すことができる状態になっている。
次に、上部部材40の周囲貫通孔46および部材間断熱材33を貫通するタッピンねじ87を山頂面13a、13bにねじで留める(設置する)。すなわち、上部部材40は、タッピンねじ87によって鋼製デッキ10に対する回転(下部部材20に対する回転)が不能になっている(図1、図2B参照)。
(屋根断熱材の設置)
屋根断熱材91には、上部部材40の上部本体部41が貫通する屋根断熱材貫通孔91aが形成されている。したがって、タッピンねじ87によって回転不能に鋼製デッキ10に取り付けられた設備設置用基礎200の上部底面部44を覆った状態で、屋根断熱材91を山頂面13a、13bに設置する(図1参照)。
なお、屋根断熱材91として、上部底面部44を覆うだけの屋根部分断熱材91bと、屋根部分断熱材91bに相当する範囲が空間(貫通孔)になっている屋根全体断熱材91cとから構成されているが、屋根部分断熱材91bと屋根全体断熱材91cとが一体になっていてもよい。
また、既設のデッキ下地屋根に設備設置用基礎200を取り付ける場合には、既設の屋根断熱材に上部底面部44を覆うだけの貫通孔を形成し、該貫通孔を経由して、設備設置用基礎200を鋼製デッキ10に取り付け、その後で、前記貫通孔を塞ぐ屋根断熱材(屋根部分断熱材91bに相当する)を設置するようにしてもよい。
(屋根防水シートの設置)
屋根防水シート92には、上部部材40の上部本体部41が貫通するシート貫通孔92aが形成されている。したがって、屋根断熱材91(屋根部分断熱材91bおよび屋根全体断熱材91c)を覆った状態で、屋根防水シート92を設置する。
さらに、上部部材40の屋根防水シート92の上方にある部分の一部と屋根防水シート92の一部とに跨がって防水補強シート93を設置する。
防水補強シート93は上部本体部41を包囲するシート筒状部93aと、シート筒状部93aの一方の端部に連続して外包に向かって形成された平面状のシートフランジ部93bとを具備している。そして、シート筒状部93aと上部側面43及びシートフランジ部93bと屋根防水シート92とが溶剤系若しくは加熱溶融系の接着手段によって接着されている(図1参照)。
なお、接着手段93c、93dは、防水シール剤・コーキング剤であるが、本発明はこれに限定するものではなく、両部材に跨がって防水テープを貼り付けてもよい。
なお、設備設置用基礎200をデッキ下地屋根100に取り付ける施工方法は、図8A〜図8Cに記載した施工方法に限定するものではなく、まず下部部材20を鋼製デッキ10の谷底面14a〜14cに取り付け、その後設置用の他の構成部分を取り付けてもよいし、または設備設置用基礎200の一部を図8Bのように組み立てた後に、これを鋼製デッキ10の谷底面14a〜14cに取り付け、その後設備設置用基礎の他の部分を取り付けてデッキ下地屋根100を完成させてもよい。
(作用効果)
設備設置用基礎200は前記構成であって、前記要領で鋼製デッキ10に取り付けられることによって、デッキ下地屋根100を形成するから、以下の作用効果を奏する。
(イ)上部部材40に設置された設備の自重等の荷重は、鋼製デッキ10の谷底面14cを経由して梁90に伝達され、山頂面13a、13bに伝達され難い構造になっているから、山頂面13a、13bあるいは傾斜面15a、15b、15c、15dの局部的な変形、座屈あるいは圧壊が防止される。したがって、デッキ下地屋根100が変形したり、崩壊したりするおそれが解消する。
(ロ)さらに、局部的な変形等に伴う屋根断熱材91の沈下や割れ、あるいは屋根防水シート92の沈下や断裂が防止されるから、断熱機構や防水機能の崩壊が防止される。
(ハ)さらに、下部部材20が梁90の直上に取り付けられているから、鋼製デッキ10の曲げ変形が防止されている。このため、支持スパンを小さく(支持梁の間隔を狭く)したり、鋼製デッキ10を強化(厚肉化、高品質化)したりする必要がなく、特に、既存のデッキ下地屋根に取り付ける際の自由度が低下する(設置が困難になる場合がある)ことがない。
(ニ)また、下部部材20の下部脚部27a、27bとの下部先端縁28a、28bが鋼製デッキ10の凹溝18a、19bに侵入しているから、取り付けが容易であると共に、設備の荷重が確実に鋼製デッキ10に伝達される。
(ホ)また、上部底面部44と下部天面22との間に部材間断熱材33が設置されているから、上部部材40に伝達された設備または外部の熱が鋼製デッキ10に伝達され難くなっている。
(ヘ)また、部材固定ボルト81が、下部断熱材31の下部断熱材孔31aおよび中間断熱材32の中間断熱材孔32aを貫通し、下部部材20に直接接触していないから、上部部材40に伝達された設備または外部の熱が下部部材20に伝達され難くなっている。
(ト)また、上部部材40が、部材固定ボルト81および上部ナット85(中心固定手段に相当する)によって、下部天面22に部材間断熱材33を介して固定されるから、固定が容易かつ確実になる。
(チ)また、上部部材40が、周囲貫通孔46およびタッピンねじ87(周囲固定手段に相当する)によって、山頂面13a、13bに部材間断熱材33を介して固定されるから、固定が容易かつ確実になると共に、上部部材40は鋼製デッキ10(下部部材20)に対する回転が不能になっている。
(リ)さらに、下部部材20の下部脚部27a、27bの一部が、鋼製デッキ10の一部に隅肉溶接またはビス留めによって固定されているから、デッキ下地屋根100への設備設置用基礎200が鋼製デッキ10に確実に取り付けられるため、設備設置用基礎200としての信頼性が向上する。
(ヌ)さらに、下部部材20の下部脚部27a、27bに下部逃げ縁29a、29bが形成されているから、下部逃げ縁29a、29bを鋼製デッキ10の突条17a、17bと平行にし、下部脚部27a、27bの先端を谷底面14cに押し当てた状態で、下部部材20を回転するだけで、設備設置用基礎200を容易かつ確実に鋼製デッキ10に取り付けることができる。
[実施の形態3]
図10は本発明の実施の形態3に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎を説明する正面視の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図10において、デッキ下地屋根の設備設置用基礎(以下「設備設置用基礎」と称す)300は、実施の形態1において説明した設備設置用基礎200における上部ナット85の代わりに部材固定ボルト88をねじ部を下方向に向けて溶接固定された上部部材340を使用するものである。
すなわち、上部部材340に溶接固定された部材固定ボルト88に、下部本体部21の懐内(下部座金82の下方)で、下部ナット89a、89bを螺合するものである。すなわち、下部ナット89a、89bはダブルナットとして機能するため、部材固定ボルト88と下部ナット89a、89bとは緩み難い構造になっている。また、中間ナット84を不要にしている。
なお、以上は、上部底面部44の上面に部材固定ボルト88の頭部を溶接固定しているが、上部底面部44の下面に部材固定ボルト88の頭部を溶接固定してもよい。このとき、上部底面部44への中間貫通孔45の加工が不要になる。
[実施の形態4]
図11は本発明の実施の形態4に係るデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法を説明する各部材を分離して相互の上下関係を示す正面視の断面図である。なお、実施の形態3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図11において、下部部材20に上部部材40を部材間断熱材33を介して固定するものである。
まず、下部部材20のみを構成デッキ10に設置する(実施の形態2参照)。
そこで、下部天面22の上面に中間断熱材32を載置する。そして、部材間断熱材33を中間断熱材32の上面におよび鋼製デッキ10の山頂面13a、13bに当接する(正確には、当接しないで僅かの隙間が生じる場合がある)。このとき、中間断熱材32の中間断熱材孔32aおよび部材間断熱材33の中心貫通孔33aは、下部部材20の下部貫通孔24の位置に一致している。
次に、上部部材340に溶接固定されている部材固定ボルト88を、中間断熱材孔32a、中心貫通孔33aおよび下部貫通孔24に挿入して、上部底面部44を部材間断熱材33の上面を載置する。
そして、部材固定ボルト88に下部断熱材31および下部座金82を差し込み、部材固定ボルト88に下部ナット89a、89bを螺合する。このとき、下部断熱材31の下部断熱材凸部31cを下部部材20の下部貫通孔24に挿入し、下部断熱材31の下部断熱材面31bと中間断熱材32の中間断熱材面32bとによって下部天面22を挟み、下部ナット89a、89bをダブルナットとして機能させる。
そして、上部部材340の周囲貫通孔46および部材間断熱材33を貫通するタッピンねじ87を山頂面13a、13bにねじで留める(設置する)。すなわち、上部部材40は、タッピンねじ87によって鋼製デッキ10に対する回転(下部部材20に対する回転)が不能になっている(図9参照)。なお、タッピンねじ87を山頂面13a、13bにねじで留めた後、下部ナット89a、89bを締め込んで、ダブルナットとして機能させてもよい。
その後、実施の形態2と同様に、屋根断熱材91、屋根防水シート92、防水補強シート93および接着手段93c、93dを設置する。
したがって、実施の形態2における施工方向と同じ作用効果が得られると共に、上部部材40の長期間に渡る設置がより確実になる。
なお、以上は、上部部材40を載置した後で、下部断熱材31を部材固定ボルト88にに差し込んでいるが、本発明はこれに限定するものではなく、部材間断熱材33を中間断熱材32の上面を載置する前に、下部断熱材31の下部断熱材面31bと中間断熱材32の中間断熱材面32bとによって下部天面22を挟み付けてもよい。
また、下部断熱材凸部31cを具備する下部断熱材31を下部天面22の上面に設置してもよい。このとき、下部天面22の下面には、中間断熱材32を設置してもよいし、2個目の下部断熱材31を設置してもよい。
本発明は以上の構成であるから、デッキ下地屋根に設置される設備の荷重が鋼製デッキの山部分に局部的に作用しないため、各種機能を発揮する様々な重量の設備を設置するためのデッキ下地屋根の設備設置用基礎として広く利用することができる。
10 鋼製デッキ
13a 山頂面
13b 山頂面
14a〜14c 谷底面
15a〜15d 傾斜面
16a 連結部
16b 連結部
17a〜17d 突条
18a〜 18d 凹溝
19a〜19d エンボス
20 下部部材
21 下部本体部
22 下部天面
23a 下部側面
23b 下部側面
24 下部貫通孔
27a 下部脚部
27b 下部脚部
28a 下部先端縁
28b 下部先端縁
29a 下部逃げ縁
29b 下部逃げ縁
31 下部断熱材
31a 下部断熱材孔
31b 下部断熱材面
31c 下部断熱材凸部
32 中間断熱材
32a 中間断熱材孔
32b 中間断熱材面
33 部材間断熱材
33a 中心貫通孔
33b 座ぐり部
40 上部部材
41 上部本体部
42 上部天面
43 上部側面
44 上部底面部
45 中心貫通孔
46 周囲貫通孔
47 設備設置手段
81 部材固定ボルト
82 下部座金
83 中間座金
84 中間ナット
85 上部ナット
86 隅肉溶接
87 タッピンねじ
88 部材固定ボルト
89a 下部ナット
89b 下部ナット
90 梁
91 屋根断熱材
91a 屋根断熱材貫通孔
91b 屋根部分断熱材
91c 屋根全体断熱材
92 屋根防水シート
92a シート貫通孔
93 防水補強シート
93a シート筒状部
93b シートフランジ部
93c 接着手段
93d 接着手段
100 デッキ下地屋根
200 設備設置用基礎(実施の形態1)
300 設備設置用基礎(実施の形態3)
340 上部部材

Claims (14)

  1. 構造物を形成する梁の内の一対の梁に長手方向の端部がそれぞれ設置されたデッキ下地屋根に取り付けられる、デッキ下地屋根の設備設置用基礎であって、
    前記デッキ下地屋根が、曲げ加工された板金によって形成され、山頂面と、該山頂面に平行な谷底面と、前記山頂面と前記谷底面とを連結する傾斜面とから形成された波状断面の鋼製デッキと、前記山頂面に載置された屋根断熱材と、該屋根断熱材に載置された屋根防水シートと、を具備し、
    前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付けられた下部部材と、該下部部材に設置され、前記屋根断熱材および前記屋根防水シートを貫通する上部部材と、該上部部材の前記屋根防水シートの上方に露出した部分の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって設置された防水補強シートと、を有し、
    前記上部部材に設備設置用手段が設けられていることを特徴とするデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  2. 前記鋼製デッキは、前記傾斜面の前記谷底面に近い位置に前記谷底面と平行で互いに近づく方向に突出するように形成された突条と、該突条と前記谷底面との間に形成された凹溝とを具備し、
    前記下部部材が、下部天面および該下部天面の両側縁にそれぞれ延設された下部側面とから形成された断面略U字状の下部本体部と、前記下部側面のそれぞれの端部から互いに離れる方向に突出して形成された下部脚部とを具備し、
    前記下部脚部の先端縁が前記凹溝に侵入していることを特徴とする請求項1記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  3. 前記下部部材の下部脚部の一部が、前記突条または谷底面の位置に隅肉溶接またはビス留めによって固定されていることを特徴とする請求項2記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  4. 前記下部部材の下部脚部に前記先端縁に対して傾斜した逃げ縁が形成され、
    前記逃げ縁同士の距離が、前記鋼製デッキの前記突条の先端同士の間隔よりも狭いことを特徴とする請求項2又は3記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  5. 前記上部部材が、上部天面および該上部天面の周囲に延設された上部側面から形成された上部本体部と、該上部本体部に固定された板状の上部底面部とを具備し、
    前記上部底面部と前記下部天面との間に部材間断熱材が設置され、
    前記上部部材は、前記上部底面部および前記部材間断熱材を貫通する中心固定手段によって前記下部天面に前記部材間断熱材を介して固定されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  6. 前記中心固定手段は、前記下部天面、前記部材間断熱材および前記上部底面部を貫通する部材固定ボルトと、前記部材間断熱材に形成された貫通孔に納まり、前記部材固定ボルトに螺合する中間ナットと、前記上部底面部に固定され、前記部材固定ボルトに螺合する上部ナットとを具備し、
    前記部材固定ボルトの頭部と前記中間ナットによって、前記下部天面が挾持され、
    前記中間ナットと前記上部ナットとによって、前記上部面部が挾持されることを特徴とする請求項記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  7. 前記部材固定ボルトの頭部と前記下部天面との間、および前記下部天面と前記中間ナットとの間の両方にそれぞれ断熱材が配置され、前記部材固定ボルトと前記下部部材とが直接接触していないことを特徴とする請求項記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  8. 前記中心固定手段は、前記下部天面、前記部材間断熱材を貫通し、前記上部底面部に固定された部材固定ボルトと、前記下部天面の下方において、前記部材固定ボルトに螺合する少なくとも一対の下部ナットとを具備することを特徴とする請求項記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  9. 前記部材固定ボルトのネジ部が前記上部底面部を貫通し、前記部材固定ボルトの頭部が前記上部底面部の上面に固定され、
    前記部材間断熱材の下面と前記下部天面との間、および前記下部天面と前記下部ナットとの間の両方にそれぞれ断熱材が配置され、前記部材固定ボルトのネジ部が前記下部部材に直接接触していないことを特徴とする請求項記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  10. 前記部材固定ボルトの頭部が前記上部底面部の下面に固定され、
    前記部材間断熱材に前記部材固定ボルトの頭部が侵入自在な貫通孔が形成され、
    前記部材間断熱材の下面と前記下部天面との間、および前記下部天面と前記下部ナットとの間の両方にそれぞれ断熱材が配置され、前記部材固定ボルトが前記下部部材に直接接触していないことを特徴とする請求項記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  11. 前記上部底面部および前記部材間断熱材が、前記下部部材が取り付けられている前記谷底面を挟む一対の前記山頂面の一部を覆い、前記上部部材が、前記上部底面部および前記部材間断熱材を貫通する周囲固定手段によって前記山頂面に前記部材間断熱材を介して固定されていることを特徴とする請求項10の何れか一項に記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  12. 前記周囲固定手段がタッピンねじであることを特徴とする請求項11記載のデッキ下地屋根の設備設置用基礎。
  13. 構造物を形成する梁の内の一対の梁に長手方向の端部がそれぞれ設置されたデッキ下地屋根に取り付けられる、デッキ下地屋根の設備設置用基礎であって、
    前記デッキ下地屋根が、曲げ加工された板金によって形成され、山頂面と、該山頂面に平行な谷底面と、前記山頂面と前記谷底面とを連結する傾斜面とから形成された波状断面の鋼製デッキと、前記山頂面に載置された屋根断熱材と、該屋根断熱材に載置された屋根防水シートと、を具備し、
    前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付けられた下部部材と、該下部部材に設置され、前記屋根断熱材および前記屋根防水シートを貫通する上部部材と、該上部部材の前記屋根防水シートの上方に露出した部分の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって設置された防水補強シートと、を有し、
    前記上部部材に設備設置用手段が設けられていることを特徴とするデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法であって、
    前記下部部材に部材固定ボルトを設置する工程と、
    前記部材固定ボルトが設置されている前記下部部材を、前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付ける工程と、
    前記鋼製デッキの山頂面の一部を覆う部材間断熱材を、前記下部部材に載置する工程と、
    前記部材間断熱材に、前記上部部材を形成する上部底面部を設置し、前記上部部材に固定されている上部ナットに、前記部材固定ボルトを螺合する工程と、
    前記上部底面部、前記部材間断熱材および前記鋼製デッキの山頂面を貫通するタッピンねじによって、前記上部部材を前記山頂に連結する工程と、
    前記上部底面部の上面および前記鋼製デッキの山頂面に前記屋根断熱材を設置する工程と、
    前記屋根断熱材の上で、前記上部部材の一部を除く範囲に前記屋根防水シートを設置する工程と、
    前記上部部材の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって防水補強シートを設置する工程と、
    を有することを特徴とするデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法。
  14. 構造物を形成する梁の内の一対の梁に長手方向の端部がそれぞれ設置されたデッキ下地屋根に取り付けられる、デッキ下地屋根の設備設置用基礎であって、
    前記デッキ下地屋根が、曲げ加工された板金によって形成され、山頂面と、該山頂面に平行な谷底面と、前記山頂面と前記谷底面とを連結する傾斜面とから形成された波状断面の鋼製デッキと、前記山頂面に載置された屋根断熱材と、該屋根断熱材に載置された屋根防水シートと、を具備し、
    前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付けられた下部部材と、該下部部材に設置され、前記屋根断熱材および前記屋根防水シートを貫通する上部部材と、該上部部材の前記屋根防水シートの上方に露出した部分の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって設置された防水補強シートと、を有し、
    前記上部部材に設備設置用手段が設けられていることを特徴とするデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法であって、
    前記上部部材に部材固定ボルトを設置する工程と、
    前記下部部材を、前記一対の梁のうち一方の梁の直上で前記鋼製デッキの谷底面に取り付ける工程と、
    前記鋼製デッキの山頂面の一部を覆う部材間断熱材を、前記下部部材に載置する工程と、
    前記上部部材に固定された前記部材固定ボルトが前記部材間断熱材および前記下部部材を貫通した状態にして、前記上部部材の上部底面部を前記部材間断熱材に当接すると共に、前記部材固定ボルトの前記下部部材を貫通した先端寄りの位置に少なくとも一対の下部ナットを螺合する工程と、
    前記上部底面部、前記部材間断熱材および前記鋼製デッキの山頂面を貫通するタッピンねじによって、前記上部部材を前記山頂に連結する工程と、
    前記上部底面部の上面および前記鋼製デッキの山頂面に前記屋根断熱材を設置する工程と、
    前記屋根断熱材の上で、前記上部部材の一部に前記屋根防水シートを設置する工程と、
    前記上部部材の一部と前記屋根防水シートの一部とに跨がって防水補強シートを設置する工程と、
    を有することを特徴とするデッキ下地屋根の設備設置用基礎の施工方法。
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