[go: up one dir, main page]

JP6089061B2 - インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6089061B2
JP6089061B2 JP2015089748A JP2015089748A JP6089061B2 JP 6089061 B2 JP6089061 B2 JP 6089061B2 JP 2015089748 A JP2015089748 A JP 2015089748A JP 2015089748 A JP2015089748 A JP 2015089748A JP 6089061 B2 JP6089061 B2 JP 6089061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink jet
head
jet recording
diaphragm
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015089748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016203534A (ja
Inventor
川久保 隆
隆 川久保
阿部 和秀
和秀 阿部
冨澤 泰
泰 冨澤
楠 竜太郎
竜太郎 楠
周平 横山
周平 横山
新井 竜一
竜一 新井
高木 修
修 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Tec Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015089748A priority Critical patent/JP6089061B2/ja
Publication of JP2016203534A publication Critical patent/JP2016203534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6089061B2 publication Critical patent/JP6089061B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/15Moving nozzle or nozzle plate

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明の実施形態は、インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ等の画像記録装置(画像形成装置)として用いるインクジェット式記録装置では、マイクロアクチュエータを含む液滴吐出ヘッドであるインクジェット式記録ヘッドが使用される。インクジェット式記録ヘッドは、インク滴を吐出するノズルと、このノズルが連通する液室(加圧室、圧力室、加圧液室、インク流路、吐出室等とも称される)と、この液室内のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)とを備える。そして、アクチュエータ手段を駆動することで液室内のインクを加圧してノズルからインク滴を吐出させる。
従来のインクジェット式記録ヘッドは、アクチュエータ手段の種類という点から、圧電型のものと、バブル型のものとに大別される。圧電型のインクジェットヘッドは、圧電素子を用いて液室の壁面を形成する振動板を変形変位させることでインク滴を吐出させる。バブル型のインクジェットヘッドは、液室内に配設した発熱抵抗体を用いてインクの膜沸騰でバブルを発生させてインク滴を吐出させる。
上述したようなインクジェット式記録ヘッドの内、圧電型にあっては、圧電素子がインクに直接接触せず、圧電素子の発熱も無視できるため、使用するインク種類の制約がないという利点がある。反面、圧電素子の高熱処理(PZT焼成)や、積層型圧電素子を用いる場合には分割化、個々の圧電素子の位置合わせ等の機械的、熱的な技術課題が大きい。そのため、煩雑な工程と装置によってコストが高くなる。
また、バブル型にあっては、半導体技術の応用によってヒータを非常に小さくできることから、ヘッドの高集積化、小型化が容易であるという利点を有する。反面、バブルを発生させるためにヒータ表面温度が400〜450℃と高くなる。このため、インクに極端な高熱を与えることからインク組成が変化し、ヒータのインク接触部分でのコゲーションが発生する。そのため、インク染料の選択が重要になり、顔料インクを使用することが難しく、カラー画像の高画質化に限界が生じる。また、コゲーションによるヒータの劣化でバブル発生が不良になったり、高熱のためにヒータ保護膜が劣化してクラックによるヒータ断線が生じたりするなどの不良が発生し易い。
そこで、半導体プロセス技術を上記圧電型に適用した、いわゆる圧電MEMS型のインクジェット式記録ヘッドが注目されている。
特開2013−75510号公報
圧電MEMS型のインクジェット式記録ヘッドでは、インク噴射部(圧力室、アクチュエータ、共通電極、個別電極などを含むユニット)であるセルを多数集積して高密度の集積ヘッドを製作する。この場合、通常は、基板の内側に個々のセルの集合体を配し、外側に駆動素子(アクチュエータ)と接続するための接続電極を設けている。そして、個々のセルと接続電極とを引出し配線で接続することが行われる。この場合の検討課題の一つに、引出し配線をどのように配置するかがあげられる。
インクジェット式記録ヘッドの一例として、例えば、円形のセルを使用して、基板の外側に配置された隣接するセルの間に複数の内側のセルからの引き出し配線を形成した構成の装置がある。この場合、隣接するセル間の壁部の上に引き出し配線が形成されている。しかしながら、この構造では、多数のセルを高密度に集積させた集積ヘッドを作成した場合に引出し配線の面積が増大し、ひいては集積ヘッドの面積が増大するという問題がある。これは、例えば、矩形ないしは菱形のセルを使用した場合でも同様の問題がある。
実施形態はこのような事情に鑑み、圧電MEMS型(圧電薄膜型)のインクジェット式記録ヘッドにおいて、面積の小さい高密度の集積ヘッドに適したインクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置を提供することを課題とする。
実施形態の一つのインクジェット式記録ヘッドは、集合ヘッドを有している。集合ヘッドは、インク噴射部のセルを複数配置してなる。インク噴射部のセルは、振動板と、圧電駆動素子と、ノズルと、圧力発生室とを有する。振動板は、シリコン基板上に形成されている。圧電駆動素子は、前記振動板上の下部電極、圧電膜及び上部電極を備える。ノズルは、前記振動板に形成されている。圧力発生室は、前記シリコン基板の内部に前記振動板に隣接して形成される。前記集合ヘッドは、前記圧電駆動素子の外形が前記圧力発生室の外形よりも小さく形成され、前記上部電極、または前記下部電極のいずれか一方に接続された引出し配線が、他の前記セルの前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って形成されている。
図1は、第1の実施形態に係るインクジェットプリンタの全体の概略構成を示す縦断面図である。 図2は、第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの上面図である。 図3は、図2のA部の部分拡大図である。 図4は、図3のF4−F4線断面図である。 図5は、図3のF5−F5線断面図である。 図6は、第1の実施形態のインクジェットヘッドの製造方法におけるシリコン基板を熱酸化して表面および裏面にシリコン酸化膜を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図7は、図6のシリコン酸化膜上に下部電極と、圧電膜と、上部電極とを有する圧電素子を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図8は、図7の振動板をパターニングして下部電極と引出し電極を同時に形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図9は、シリコン酸化膜、下部電極、引出し電極、上部電極を覆うように絶縁膜を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図10は、共通配線を形成し、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより共通配線をパターニングした状態を示す要部の縦断面図である。 図11は、シリコン基板の圧電素子と対向する裏面側から、裏面フォトリソグラフィーおよびD−RIEにより、圧力発生室を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図12は、第2の実施形態のインクジェットヘッドの部分拡大平面図である。 図13は、図12のF13−F13線断面図である。 図14は、図12のF14−F14線断面図である。 図15は、第3の実施形態のインクジェットヘッドの上面図である。 図16は、図15のF16−F16線断面図である。 図17は、図15のF17−F17線断面図である。 図18は、図17のウェハ表面にリング状の溝を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図19は、熱酸化によりシリコン基板を酸化してシリコン酸化膜およびシリコン酸化膜側壁を同時に形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図20は、シリコン酸化膜上に下部電極と、圧電膜と、上部電極とを有する圧電素子を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図21は、シリコン酸化膜と、下部電極の一部と、引出し電極と、上部電極とを覆うように絶縁膜を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図22は、共通配線を形成し、共通配線をパターニングした状態を示す要部の縦断面図である。 図23は、酸化膜をパターニングしてノズル開口部を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図24は、シリコン基板の裏面側から、裏面フォトリソグラフィーおよびD−RIEにより、圧力発生室を形成した状態を示す要部の縦断面図である。 図25は、第4の実施形態のインクジェットヘッドの上面図である。
以下、図面を参照しつつ実施形態を説明する。図1〜図11は、第1の実施形態を示す。
図1は、実施形態のインクジェットプリンタ100(以下、単に、プリンタ100と称する)を示す概略図である。
プリンタ100は、筐体101を有する。筐体101内には、保持ローラ2が矢印方向に回転可能に設けられている。保持ローラ2の下方には、用紙Pを収容した給紙カセット3が設けられている。筐体101の上端には、排紙トレイ102が設けられている。
ピックアップローラ3aによって給紙カセット3から取り出された用紙Pは、2組の搬送ローラ対4a、4bによって保持ローラ2へ搬送される。保持ローラ2へ搬送された用紙Pは、押圧ローラ5aによって保持ローラ2の表面に押圧されて帯電ローラ5bによって帯電され、保持ローラ2の表面に静電的に吸着される。保持ローラ2の表面に吸着された用紙Pは、保持ローラ2の回転によってさらに搬送される。保持ローラ2は、円筒状のアルミニウムにより形成されて接地されている。
保持ローラ2の回転によって搬送された用紙Pは、複数色(ここでは一例として4色の場合を示す。)のインクジェット式記録ヘッド(以下、インクジェットヘッドと称する)6C、6M、6Y、6Kを通過される。各色のインクジェットヘッド6C、6M、6Y、6Kは、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのインクを吐出して各色の画像を用紙P上に重ねて形成する。インクジェットヘッド6C、6M、6Y、6Kは、同じ構造を有するため、以下の説明では、単に、インクジェットヘッド6と称する場合もある。
各色のインクジェットヘッド6C、6M、6Y、6Kを通過してカラー画像が形成された用紙Pは、除電チャージャ7aによって除電されて剥離爪7bによって保持ローラ2の表面から剥離される。保持ローラ2から剥離された用紙Pは、3組の排紙ローラ対8a、8b、8cを介して排紙トレイ102へ排出される。
或いは、用紙Pの両面に画像を形成する場合、保持ローラ2から剥離された用紙Pは、排紙ローラ対8aを介して反転部9へ送り込まれる。反転部9は、用紙Pの搬送方向を逆転して搬送ローラ対4bへ送り出すことで用紙Pを表裏反転する。搬送ローラ対4bは、反転された用紙Pを保持ローラ2へ再供給する。そして、用紙Pが剥離された後の保持ローラ2は、クリーニングローラ103によってクリーニングされる。
図2は、第1の実施形態のインクジェットヘッド6の上面図を示す。このインクジェットヘッド6は、圧電MEMS型のヘッドである。本実施形態のインクジェットヘッド6は、図2に示すように、上面から見た平面形状が矩形状(長方形状)の後述する個別セル(インク噴射部)70が複数、直交するXY方向にほぼマトリックス状に配置されている。ここでは、例えば、プリンタ100の紙送り方向をX方向、紙送り方向と直交する方向をY方向とする。そして、複数の個別セル70は、シリコン基板10上に、X方向に片側3列ずつ計6列、Y方向にピッチをずらしながら20段、合計120個の個別セル70が配置されて集合ヘッドが形成されている。
シリコン基板10の図2中で左右両端には、個別セル70の個別駆動用の外部電極42が並設されている。ここで、シリコン基板10の図2中で左端には、Y方向に沿って30個ずつX方向に2列、計60個の外部電極42が形成されている。同様に、シリコン基板10の図2中で右端には、Y方向に沿って30個ずつX方向に2列、計60個の外部電極42が形成されている。これにより、シリコン基板10の図2中で左右両端に合計120個の外部電極42が形成されている。
シリコン基板10の4隅には、共通電極63が合計4個形成されている。シリコン基板10のX方向の中央部位には、Y方向に延設された共通配線62aが形成されている。共通配線62aの図2中で上下の両端は、X方向の共通配線62bにそれぞれ接続されている。シリコン基板10の上端左右の共通電極63は、上側のX方向の共通配線62bの両端にそれぞれ接続されている。同様に、リコン基板10の下端左右の共通電極63は、下側のX方向の共通配線62bの両端にそれぞれ接続されている。
図3は、図2のA部拡大図を示し、図4は、図3のF4−F4線断面図、図5は、図3のF5−F5線断面図をそれぞれ示す。なお、図2、図3では表示を分かりやすくするため、後述する絶縁膜51については表示していない。
図4、図5に示すようにインクジェットヘッド6の個別セル70は、振動板21と、下部電極31と、圧電膜32と、上部電極33と、絶縁膜51と、ノズル53と、圧力発生室12とを有する。振動板21は、シリコン基板10の主面上に形成されたシリコン酸化膜からなる。下部電極31は、振動板21上に形成されている。圧電膜32は、下部電極31上に形成されている。上部電極33は、圧電膜32上に形成されている。振動板21上の下部電極31と、圧電膜32と、上部電極33とによって圧電駆動素子である圧電素子30が形成されている。
絶縁膜51は、振動板21、下部電極31の一部、および上部電極33を覆うように形成されている。ノズル53は、振動板21の中央に形成されている。圧力発生室12は、シリコン基板10の内部に振動板21とシリコン基板10の側壁11に接した状態で形成されている。
また、各個別セル70には、個別駆動のための引出し配線41と、複数の個別セル70に接続される共通配線61とがそれぞれ接続されている。シリコン基板10の図2中で左側の領域に配置された各個別セル70の個別駆動のための引出し配線41の一端部(左端部)は、シリコン基板10の左端側に配置された外部電極42にそれぞれ接続されている。引出し配線41の他端部は、図5に示すように各個別セル70の下部電極31にそれぞれ接続されている。
また、図2中で左側の領域に配置された各個別セル70の個別駆動用の引出し配線41は次の通り配置されている。図3に示すようにシリコン基板10の中央部の個別セル70a(図3中で右端部)の下部電極31aと接続された引出し配線41aは、内側から2列目の個別セル70bの圧力発生室12の上の振動板21上を通過し(ただし最上部の段のセルは除く)、さらに外側の個別セル70cの圧力発生室12の上の振動板21上を通過し、外部電極42aに接続されている。
また、内側から2列目の個別セル70bの下部電極31bと接続された引出し配線41bは、同様に外側の個別セル70cの圧力発生室12の上の振動板21上を通過し、外部電極42bに接続されている。同様に、内側から3列目(図3中で左端部)の個別セル70cの下部電極31cと接続された引出し配線41cは、外部電極42cに接続されている。
また、内側の個別セル70aや、内側から2列目の個別セル70bの振動板21上には、ダミー配線44が形成されている。ここで、内側の個別セル70aには、図3中で下部電極31aの上下に2本のダミー配線44が平行に配置されている。内側から2列目の個別セル70bには、下部電極31bの上側に1本のダミー配線44が下部電極31bの下側を通る引出し配線41aと平行に配置されている。
これにより、内側から3列目の個別セル70cのように下部電極31cの上下に他の個別セル70a、70bの引出し配線41a、41bが形成された場合と同等の駆動条件になるように調整されている。
同様に、シリコン基板10の図2中で右側の領域に配置された各個別セル70の個別駆動のための引出し配線41の一端部(右端部)は、シリコン基板10の右端側に配置された外部電極42にそれぞれ接続されている。引出し配線41の他端部は、各個別セル70の下部電極31にそれぞれ接続されている。さらに、図2中で右側の領域に配置された各個別セル70の個別駆動用の引出し配線41も左側の領域に配置された各個別セル70の個別駆動用の引出し配線41と同様に各引出し配線41が、上記他の個別セル70の圧力発生室12の上の振動板21上に渡って形成される状態で配置されている。
一方、外側の個別セル70cの上部電極33cと接続された共通配線61cは、内側から2列目の個別セル70bの上部電極33bと接続されている。さらに、上部電極33bは、共通配線61bを経て中央部の個別セル70aの上部電極33aと接続されている。さらに、上部電極33aは、共通配線61aを経て共通配線62aに接続されている。
シリコン基板10としては、例えば、100〜600μm程度の厚さの板材(シート)が用いられる。シリコン基板10の厚さは、望ましくは200〜500μm程度である。これは、シリコン基板10の製造時のハンドリングの容易さを保ちつつ、圧力発生室12の配列密度を高くできるからである。
振動板21は、例えば、熱酸化ないしはCVD法により作成した、厚さ1〜5μmのシリコン酸化膜(二酸化シリコン)で形成される。シリコン酸化膜は、非晶質であることが、均等な変形が実現できるという観点から望ましい。また、安定した組成および特性を備える膜の製造が容易という観点からも望ましい。さらに、従来の半導体プロセスとの整合性がよいという点からも望ましい。
圧電膜32としては、チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr、Ti)O、PZT)などの電歪定数の大きな圧電材料が適している。圧電膜32にPZTを使用した場合、下部電極31や上部電極33として、Pt、Au、Irなどの貴金属や、SrRuOなどの導電性の酸化物が適している。また、圧電膜32として、AlNやZrOなどのシリコンプロセスに適した圧電材料を使用することも可能である。この場合は、下部電極31や上部電極33として、Al,Cuなどの一般の電極材料や配線材料を使用することができる。
図示しない外部の駆動回路からの記録信号に従い、下部電極31と上部電極33の間に駆動電圧を印加して、圧電膜32を収縮させる。これにより、振動板21が凹状に屈曲変形し、圧力発生室12の体積が増大する。このとき、圧力発生室12に図示しないインク供給路からインクが流入する。次に、駆動電圧を除去すると、振動板21の屈曲変形が元に戻り、圧力発生室12の体積が減少する。これにより、圧力発生室12中のインクの圧力が高まり、ノズル53からインク滴が吐出する。
図6〜図11は、本実施形態のインクジェットヘッド6の製造方法を示す図である。以下、シリコン単結晶のシリコン基板10上に、振動板21及び圧電素子30等を形成するプロセスを、図6〜図11を参照しながら説明する。
図6に示すように、まずシリコン基板10を熱酸化して表面および裏面にシリコン酸化膜20a、20bを形成する。なお、本実施形態ではシリコン基板10の熱酸化によりシリコン酸化膜20a、20bを形成したが、熱酸化法以外のプラズマCVD法や、TEOSを原材料とするCVD法なども使用することが可能である。
次に、図7に示すようにシリコン基板10の表面側のシリコン酸化膜20a上に、スパッタリングにより圧電素子30を形成する。圧電素子30は、Ti/Ptからなる下部電極31と、PZTからなる圧電膜32と、Ptからなる上部電極33とを有する。そして、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより上部電極33および圧電膜32をパターニングする。
次に、図8に示すように、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより下部電極31をパターニングする。このときに、個別セル駆動のための引出し配線41を同時に形成する。
次に、図9に示すように、表面側のシリコン酸化膜20a、下部電極31、引出し配線41、上部電極33を覆うように絶縁膜51を形成する。絶縁膜51は、プラズマCVD法ないしは熱CVD法などによりシリコン酸化膜からなる。さらに、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより絶縁膜51をパターニングしてビアホール52を形成する。
次に、図10に示すように、スパッタリングによりAlからなる共通配線61を形成し、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより共通配線61をパターニングする。その後、図示しないが、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより絶縁膜51および表面側のシリコン酸化膜20aをパターニングしてノズル53を形成する。
次に、図11に示すように、シリコン基板10の圧電素子30と対向する裏面側から、裏面フォトリソグラフィーおよびD−RIEにより、圧力発生室12を形成する。このとき、エッチングされずに残る表面側のシリコン酸化膜20aは振動板21となる。
なお、以上説明した一連の膜形成及びエッチングは、一枚のウェハ上に多数のチップを同時に形成し、プロセス終了後、複数のチップに分割する。
以上の製造方法により、本実施形態のインクジェットヘッド6を製造することが可能である。
(作用・効果)
本実施形態のインクジェットヘッド6は、個別セル70を駆動する下部電極31に接続された引出し配線41が、上記他の個別セル70の圧力発生室12の上の振動板21上に渡って形成されている。具体的には、上述した通り、図3中で、シリコン基板10の中央部の個別セル70a(図3中で右端部)の下部電極31aと接続された引出し配線41aは、内側から2列目の個別セル70bの圧力発生室12の上の振動板21上を通過(ただし最上部の段のセルは除く)する状態に配置されている。すなわち、内側から2列目の個別セル70bの圧力発生室12の上の振動板21の上に配置されている。引出し配線41aは、さらに、外側の個別セル70cの圧力発生室12の上の振動板21の上を通過する状態に配置され、外部電極42aに接続されている。内側から2列目の個別セル70bの下部電極31bと接続された引出し配線41bは、同様に外側の個別セル70cの圧力発生室12の上の振動板21の上を通過し、外部電極42bに接続されている。上記構成を備えることにより、基板の外側に配置された隣接するセルの圧力発生室間の壁部の上に複数の内側のセルからの引き出し配線を形成した場合に比べて引出し配線41や、共通配線61に要する面積が大幅に削減され、インクジェットヘッド6の面積も大幅に削減することが可能になる。したがって、面積の小さい高密度の集積ヘッドに適したインクジェットヘッド6を提供することができる。
さらに、本実施形態では、内側の個別セル70aには、図3中で下部電極31aの上下に2本のダミー配線44が平行に配置されている。内側から2列目の個別セル70bには、下部電極31bの上側に1本のダミー配線44が下部電極31bの下側を通る引出し配線41aと平行に配置されている。これにより、内側から3列目の個別セル70cのように下部電極31cの上下に他の個別セル70a、70bの引出し配線41a、41bが形成された場合と同等の駆動条件になるように調整されている。そのため、各個別セル70からのインクの吐出状態のばらつきを防止して、印字品質を高めることができる。
(第2の実施形態)
図12〜図14は、第2の実施形態を示す。図12は、本実施形態のインクジェットヘッド110の拡大上面図、図13は、図12のF13−F13線断面図であり、図14は、図12のF14−F14線断面図である。
第1の実施形態では、インクジェットヘッド6の下部電極31が個別電極に、上部電極33が共通電極に接続している例を示したが、本実施形態は、これらを逆に接続し、下部電極31を共通電極に、上部電極33を個別電極に接続したものである。
ここでは、各個別セル70の個別駆動用の引出し配線41は次の通り配置されている。図12に示すようにシリコン基板10の中央部の個別セル70a(図12中で右端部)の上部電極33aと接続された引出し配線41a2は、内側から2列目の個別セル70bの振動板21上を通過し(ただし最上部の段のセルは除く)、さらに外側の個別セル70cの振動板21上を通過し、外部電極42a2に接続されている。
また、内側から2列目の個別セル70bの上部電極33bと接続された引出し配線41b2は、同様に外側の個別セル70cの振動板21上を通過し、外部電極42b2に接続されている。同様に、内側から3列目(図12中で左端部)の個別セル70cの上部電極33cと接続された引出し配線41c2は、外部電極42c2に接続されている。
また、内側の個別セル70aや、内側から2列目の個別セル70bの振動板21上には、ダミー配線44が形成されている。ここで、内側の個別セル70aには、図12中で下部電極31aの上下に2本のダミー配線44が平行に配置されている。内側から2列目の個別セル70bには、下部電極31bの上側に1本のダミー配線44が下部電極31bの下側を通る引出し配線41a2と平行に配置されている。
これにより、内側から3列目の個別セル70cのように下部電極31cの上下に他の個別セル70a、70bの引出し配線41a2、41b2が形成された場合と同等の駆動条件になるように調整されている。
一方、外側の個別セル70cの下部電極31cと接続された共通配線61c2は、内側から2列目の個別セル70bの下部電極31bと接続されている。さらに、下部電極31bは、共通配線61b2を経て中央部の個別セル70aの下部電極31aと接続されている。さらに、下部電極31aは、共通配線61a2を経て共通配線62aに接続されている。これ以外の構成は、第1の実施形態と同じであるため、ここではその説明を省略する。
本実施形態のインクジェットヘッド110は、個別セル70を駆動する上部電極33に接続された引出し配線41が、上記他の個別セル70の振動板21上に渡って形成されている。具体的には、上述した通り、図12中で、シリコン基板10の中央部の個別セル70a(図12中で右端部)の上部電極33aと接続された引出し配線41a2は、内側から2列目の個別セル70bの振動板21上を通過し(ただし最上部の段のセルは除く)、さらに外側の個別セル70cの振動板21上を通過し、外部電極42a2に接続されている。内側から2列目の個別セル70bの上部電極33bと接続された引出し配線41b2は、同様に外側の個別セル70cの振動板21上を通過し、外部電極42b2に接続されている。上記構成を備えることにより、引出し配線41や、共通配線61に要する面積が大幅に削減され、インクジェットヘッド110の面積も大幅に削減することが可能になる。したがって、面積の小さい高密度の集積ヘッドに適したインクジェットヘッド110を提供することができる。
さらに、本実施形態では、内側の個別セル70aには、図12中で下部電極31aの上下に2本のダミー配線44が平行に配置されている。内側から2列目の個別セル70bには、下部電極31bの上側に1本のダミー配線44が下部電極31bの下側を通る引出し配線41a2と平行に配置されている。これにより、内側から3列目の個別セル70cのように下部電極31cの上下に他の個別セル70a、70bの引出し配線41a2、41b2が形成された場合と同等の駆動条件になるように調整されている。そのため、各個別セル70からのインクの吐出状態のばらつきを防止して、印字品質を高めることができる。
(第3の実施形態)
図15〜図24は、第3の実施形態を示す。図15は、第3の実施形態のインクジェットヘッド200の上面図である。図16は、図15のF16−F16線断面図であり、図17は、図15のF17−F17線断面図である。
本実施形態のインクジェットヘッド200は、圧電MEMS型のインクジェットヘッドである。本実施形態のインクジェットヘッド200は、図16に示すように圧力発生室12に接するシリコン基板10の側壁11の上部に酸化膜側壁23が形成されている。また、図17に示すように圧力発生室12の内部にシリコン基板10の両側の側壁11間を接続する隔壁13が形成されている点で、第1の実施形態と異なっている。この点以外は基本的に第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と重複する内容については、記述を省略する。
本実施形態においては、図16や図17に示すように、シリコン基板10の側壁11の上部に酸化膜側壁23が形成されている。シリコン基板10を裏面よりD−RIE工程でエッチングして矩形状の圧力発生室12を形成する際に、シリコン基板10と、シリコン酸化膜20aおよび酸化膜側壁23のエッチングレート比が大きく取れる(例えばエッチングにボッシュ法を使用した場合は100:1以上)。そのため、振動板21の大きさを非常に正確に制御することができるという利点がある。
また、本実施形態においては、図17に示すように、矩形状の圧力発生室12の内部にノズル53と対応する位置に隔壁13が形成されている。この隔壁13は、圧力発生室12の両側の側壁11間を連絡して補強する役割を果たしている。
また、例えばシリコン基板10の裏面側には、隔壁13の両側に2つの開口部(第1の開口部14aと第2の開口部14b)が形成されている。一方の第1の開口部14aをインク供給口とし、他方の第2の開口部14bをインク排出口にすることで、インク循環型のインクジェットヘッドを実現できる。
インク供給口である第1の開口部14aから注入されたインクは、圧力発生室12a内を上昇する。続いて、振動板31に沿ってノズル53の周囲を通って、圧力発生室12b側に流入する。さらに、圧力発生室12b内を下降し、インク排出口である第2の開口部14bから排出される。このようにノズル53の周囲を通ってインク循環が行われるため、ノズル53の近傍で気泡が発生した場合でも速やかに排出することが可能となる。
図18〜図24は、本実施形態のインクジェットヘッド200の製造方法を示す図である。以下、シリコン基板10上に、振動板21及び圧電素子30等を形成するプロセスを、図18〜図24を参照しながら説明する。
図18に示すように、まずシリコン基板10のウェハ表面に矩形環状の溝24を形成する。次に、図19に示すように、熱酸化によりシリコン基板10を酸化してシリコン基板10の表裏両面のシリコン酸化膜20a、20bと、シリコン酸化膜側壁23とを同時に形成する。このとき、溝24の幅と酸化膜厚を調整することで、溝24の内部を酸化膜で埋めることができる。具体的には、酸化膜20aの厚さを1とすると、溝24の幅を1.12程度、酸化後の酸化膜側壁23の厚さを2程度ないしはそれ以上にすることが望ましい。
なお、本実施形態ではシリコン基板の熱酸化により酸化膜20a、20bおよび、シリコン酸化膜側壁23を形成したが、熱酸化法以外のプラズマCVD法や、TEOSを原材料とするCVD法なども使用することが可能である。
次に、図20に示すようにシリコン基板10の表面側のシリコン酸化膜20a上に、スパッタリングにより、圧電素子30を形成する。圧電素子30は、Ti/Ptからなる下部電極31と、PZTからなる圧電膜32と、Ptからなる上部電極33とを有する。そして、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより上部電極33および圧電膜32をパターニングする。さらに、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより下部電極31をパターニングする。このとき、下部電極31に接続された個別セル駆動のための引出し配線41も同時に形成する。
次に、図21に示すように、シリコン酸化膜20aと、下部電極31の一部と、引出し配線41と、上部電極33とを覆うように、プラズマCVD法ないしは熱CVD法などによりシリコン酸化膜からなる絶縁膜51を形成する。さらに、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより絶縁膜51をパターニングしてビアホール52を形成する。
次に、図22に示すように、絶縁膜51の上に、スパッタリングによりAlからなる共通配線61を形成し、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより共通配線61をパターニングする。
続いて、図23に示すように、フォトリソグラフィーおよび反応性イオンエッチングにより酸化膜20aをパターニングしてノズル53を形成する。
次に、図24に示すように、シリコン基板10の圧電素子30と対向する裏面側から、裏面フォトリソグラフィーおよびD−RIEにより、圧力発生室12a、12bを形成する。本実施形態では、酸化膜側壁23の矩形状よりも一回り小さい2個の矩形からなる平面形状にレジストパターンを作成する。そして、D−RIEの初期にはエッチングおよび側面パッシベーションを繰り返して垂直な外周の側壁を持つ2つの圧力発生室12a、12bを形成する。次に、エッチング先端が酸化膜側壁23の深さに達した後、側壁パッシベーションを弱くして外径が徐々に拡大する条件でエッチングを行う。これにより、酸化膜側壁23および酸化膜20aを露出させると同時に、隔壁13を両側から薄くして、2室に分かれた圧力発生室12a、12bを上部で合体させる。このとき、エッチングされずに残る酸化膜20aは、振動板21となる。これにより、圧力発生室12内に一方の圧力発生室12aから他方の圧力発生室12bに流れるインク流路を形成することができる。
なお、以上説明した一連の膜形成及びエッチングは、一枚のウェハ上に多数のチップを同時に形成し、プロセス終了後、複数のチップに分割する。
以上の製造方法により、本実施形態のインクジェットヘッド200を製造することが可能である。
以上、本実施形態によれば、引出し配線や共通配線に要する面積が大幅に削減され、インク循環が可能で面積が大幅に削減されたインクジェット式記録ヘッドを提供することが可能となる。
(第4の実施形態)
図25は、第4の実施形態を示す。図25は、第4の実施形態のインクジェットヘッド300の上面図である。第1の実施形態では、圧力発生室12の平面形状が矩形状の例を示したが、本実施形態のインクジェットヘッド300は、圧力発生室12の平面形状が円形である点で、第1の実施形態と異なっている。この点以外は基本的に第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態と重複する内容については、記述を省略する。
本実施形態のインクジェットヘッド300は、圧電MEMS型のインクジェット記録ヘッドである。本実施形態のインクジェットヘッド300は、円形の平面形状の圧力発生室12を有する。また、圧力発生室12の形状に合わせて、円形の下部電極31、上部電極33を持つ。この点以外は基本的に第1の実施形態と同様である。
以上、具体例を参照しつつ実施形態について説明した。上記、実施形態はあくまで、例として挙げられているだけであり、本発明を限定するものではない。また、実施形態の説明においては、インクジェット式記録ヘッドおよびその製造方法等で、本発明の説明に直接必要としない部分等については記載を省略したが、必要とされるインクジェット式記録ヘッドおよびその製造方法等に関わる要素を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのインクジェット式記録ヘッドが、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物の範囲によって定義されるものである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]シリコン基板上に形成された振動板と、前記振動板上の下部電極、圧電膜、上部電極からなる圧電駆動素子と、前記振動板に形成されたノズルと、前記振動板に隣接して形成された圧力発生室とを有するインク噴射部のセルを複数配置してなる集合ヘッドを有し、前記集合ヘッドは、前記セルを駆動する前記上部電極、または前記下部電極のいずれか一方に接続された個別駆動用の引出し配線が、他の前記セルの前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って形成されているインクジェット式記録ヘッド。
[2]前記集合ヘッドは、前記セルが紙送り方向に沿って複数列、前記紙送り方向と直交する方向に沿って複数段並設され、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って両端部に前記セルの個別駆動用の外部電極と、前記セルの共通電極とが形成され、前記下部電極は、前記個別駆動用の引出し配線が接続され、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って内側に配置された前記セルの前記下部電極の前記引出し配線は、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って外側に隣接する他の前記セルの前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って形成されている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
[3]前記集合ヘッドは、前記セルが紙送り方向に沿って複数列、前記紙送り方向と直交する方向に沿って複数段並設され、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って両端部に前記セルの個別駆動用の外部電極と、前記セルの共通電極とが形成され、前記上部電極は、前記個別駆動用の引出し配線が接続され、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って内側に配置された前記セルの前記上部電極の前記引出し配線は、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って外側に隣接する前記他のセルの前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って形成されている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
[4]前記シリコン基板は、前記シリコン基板の前記インク噴射部が形成されている面と反対側の端面にあって、前記圧力発生室へインクを供給する第1の接続口と、前記圧力発生室からインクが流出する第2の接続口と、を有するバックプレートを有し、前記シリコン基板は、前記バックプレート側の端面に一体に形成され、前記圧力発生室内を前記ノズルの近傍の連通路を除いて複数に仕切る仕切り壁を有する請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
[5]前記集合ヘッドは、前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って他の前記セルの前記引出し配線が形成されている前記セルの前記振動板上に駆動条件を調整するダミー配線が配設されている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
[6]前記ダミー配線は、前記引出し配線と対応する形状に形成されている請求項5に記載のインクジェット式記録ヘッド。
[7]請求項1〜6のいずれか1項のインクジェット式記録ヘッドを有するインクジェット記録装置。
6…インクジェットヘッド、10…シリコン基板、11…側壁、12、12a、12b…圧力発生室、21…振動板、30…圧電素子(圧電駆動素子)、31…下部電極、32…圧電膜、33…上部電極、41…引出し配線、42…外部電極、44…ダミー配線、53…ノズル、61…共通配線、63…共通電極、70…個別セル、100…インクジェットプリンタ。

Claims (7)

  1. シリコン基板上に形成された振動板と、
    前記振動板上の下部電極、圧電膜及び上部電極を備える圧電駆動素子と、
    前記振動板に形成されたノズルと、
    前記シリコン基板の内部に前記振動板に隣接して形成された圧力発生室と、を有するインク噴射部のセルを複数配置してなる集合ヘッドを有し、
    前記集合ヘッドは、前記圧電駆動素子の外形が前記圧力発生室の外形よりも小さく形成され、前記上部電極、または前記下部電極のいずれか一方に接続された引出し配線が、他の前記セルの前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って形成されているインクジェット式記録ヘッド。
  2. 前記集合ヘッドは、前記セルが紙送り方向に沿って複数列、前記紙送り方向と直交する方向に沿って複数段並設され、
    前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って両端部に前記セルの個別駆動用の外部電極と、前記セルの共通電極とが形成され、
    前記下部電極は、前記個別駆動用の引出し配線が接続され、
    前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って内側に配置された前記セルの前記下部電極の前記引出し配線は、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って外側に隣接する他の前記セルの前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って形成されている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  3. 前記集合ヘッドは、前記セルが紙送り方向に沿って複数列、前記紙送り方向と直交する方向に沿って複数段並設され、
    前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って両端部に前記セルの個別駆動用の外部電極と、前記セルの共通電極とが形成され、
    前記上部電極は、前記引出し配線が接続され、
    前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って内側に配置された前記セルの前記上部電極の前記引出し配線は、前記集合ヘッドの紙送り方向に沿って外側に隣接する前記他のセルの前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って形成されている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  4. 前記シリコン基板は、前記シリコン基板の前記インク噴射部が形成されている面と反対側の端面にあって、前記圧力発生室へインクを供給する第1の接続口と、前記圧力発生室からインクが流出する第2の接続口と、を有するバックプレートを有し、
    前記シリコン基板は、前記バックプレート側の端面に一体に形成され、前記圧力発生室内を前記ノズルの近傍の連通路を除いて複数に仕切る仕切り壁を有する請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  5. 前記集合ヘッドは、前記圧力発生室の上の前記振動板上に渡って他の前記セルの前記引出し配線が形成されている前記セルの前記振動板上に駆動条件を調整するダミー配線が配設されている請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  6. 前記ダミー配線は、前記引出し配線と対応する形状に形成されている請求項5に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項のインクジェット式記録ヘッドを有するインクジェット記録装置。
JP2015089748A 2015-04-24 2015-04-24 インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP6089061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015089748A JP6089061B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015089748A JP6089061B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016203534A JP2016203534A (ja) 2016-12-08
JP6089061B2 true JP6089061B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=57488742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015089748A Expired - Fee Related JP6089061B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6089061B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6322731B1 (ja) 2017-01-06 2018-05-09 株式会社東芝 インクジェット式記録ヘッド
JP7571575B2 (ja) 2021-01-29 2024-10-23 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004066496A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2005144847A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4419754B2 (ja) * 2004-08-27 2010-02-24 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッド
US7703896B2 (en) * 2005-07-27 2010-04-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid-droplet jetting apparatus and liquid transporting apparatus
US8573750B2 (en) * 2008-10-30 2013-11-05 Fujifilm Corporation Short circuit protection for inkjet printhead
JP2012179785A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6025622B2 (ja) * 2013-03-08 2016-11-16 東芝テック株式会社 インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、およびインクジェットヘッドの製造方法
JP5771655B2 (ja) * 2013-08-30 2015-09-02 株式会社東芝 インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016203534A (ja) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5771655B2 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP6492756B2 (ja) 液体吐出装置
JP5916676B2 (ja) インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法
US9016834B2 (en) Liquid ejection head, method of manufacturing liquid ejection head and image forming apparatus
US8474116B2 (en) Method of manufacturing piezoelectric element and method of manufacturing liquid ejection head
US9731505B2 (en) Liquid ejecting head, liquid ejecting apparatus and piezoelectric element
JP5207546B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法及び画像形成装置
JP2016055475A (ja) 液体吐出装置の製造方法、及び、液体吐出装置
JP6089061B2 (ja) インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
US20100201755A1 (en) Liquid ejection head, liquid ejection apparatus and image forming apparatus
JP6047548B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP5849131B1 (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JP6360949B2 (ja) インクジェットプリンタ
US8177336B2 (en) Method of driving piezoelectric actuator and method of driving liquid ejection head
JP2009083140A (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法
JP6181830B2 (ja) インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JP7512721B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP6376690B2 (ja) 液滴噴射装置および画像形成装置
JP2009051061A (ja) インクジェット式記録ヘッドユニット及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
US20050168535A1 (en) Ink-jet head production method and ink-jet recorder
JP2006272664A (ja) 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2008311290A (ja) 圧電体素子、圧電体素子の製造方法、流体噴射ヘッド、流体噴射装置
JP2020082492A (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット装置
JP2004090260A (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法
JP2009056600A (ja) インクジェット式記録ヘッドユニット及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6089061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees